JPS61258154A - 局在化したnmrスペクトルを得る方法及び装置 - Google Patents

局在化したnmrスペクトルを得る方法及び装置

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JPS61258154A
JPS61258154A JP60136747A JP13674785A JPS61258154A JP S61258154 A JPS61258154 A JP S61258154A JP 60136747 A JP60136747 A JP 60136747A JP 13674785 A JP13674785 A JP 13674785A JP S61258154 A JPS61258154 A JP S61258154A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、検体内に完全に含まれて位置するある領域か
らN MRスペクトルを得る方法に関し、たとえば、生
体内部からNMRスペクトノドを得るのに用いることが
出来る。この種の情報を得る一方法の例が、英国特許出
願第8303501号に開示されている。また、英国特
許公報第2056088号において別の領域内に含まれ
て位置するある領域の画像を造出・作成する方法が開示
されている。しかしながら、この方法は、スペクトルデ
ータを得るには適していない。
本発明によれば、検体材料の第二領域内に完全に含まれ
て位置する第一領域からNMRスペクトルを得る方法に
おいて、該検体材料の第二領域の実質的に全てから第一
のNMRスペクトルを表す信号を得、該検体に磁界勾配
を印加し且つ同時に該検体に前記第一領域内において核
スピンを摂動するがその領域外では摂動しないような周
波数分布を有するRf摂動パルスを印加し、次いで磁界
勾配を除去しr: t* 、摂動されたスピンが前記第
一領域において弛張しない内に該検体から第二NMRス
ペクトルを表す信号を得、前記第一及び第二信号を比較
して前記領域に起因する差スペクトルを得ることから成
る方法が、提供される。
とのRf摂動パルスは、前記第一領域においてのみ該当
する核について核スピンの摂動を惹起せしめるがその領
域外では摂動を惹起せしめないような比較的狭い周波数
分布を現実に有しているという点で選択的である。実際
上は、所定の等缶周波数分布を発生させるためには、適
当なRfパルスの振幅変調が利用されろ。パルス波形の
整形方法はいくつか公知であり、たとえばR,J、 5
utherlandand  J、 M、 、S、 H
utchison (J、 Phys、 E、 Sct
In5tru+++、、 Vol 11.1978)及
びJ、M、S、 Hutchj−son、  R& J
ll 5utherland and J、 R,Ma
llard (、LPhys、 E、 Sci、 In
5tru*、、 Vol 11.1978)の論文に記
載されている。
かかる領域においてスピンを摂動させるために月いるR
fパルスは、好ましくは、かかる領域において180”
のスピンニューテーシ嘗ン(ipjn nuta−ti
on)を惹起せしめる(たとえば、この領域においてス
ピンポビュレーシ璽ン(gpln populatfo
口)を反転させること)ような大きさのものである。し
かしながら、スピンの摂動を惹起してZ軸方向の正味磁
化に影響を及ぼすRfパルスは何れも、二つのスペクト
ルの間に測定可能な差を生じさせるものである。もっと
も、この差は、1803Rfパルスを用いた場合最大と
なるはずである。摂動Rfパルスが90°パルスである
場合、かかる摂動Rfパルスは、当該のスライス(sl
ice)部における正味のZ軸線化を消去するものと見
なしても好い。
前述の方法を利用した場合、比較的簡単な技法を用いる
と、材料の薄層スライス部に到達するNMR信号発生箇
所を局在化させることが可能になるのである。この場合
、かかる信号発生箇所については、その厚さは印加する
磁界勾配の大きさによって制御することが出来、又その
位置は、磁界勾配を印加する方向に沿って、磁界勾配の
零点交叉点を変えることによって又は用いたRfパルス
のRf 搬送周波数を調節することによって、制御する
ことが出来るのである。かかるスライス部の配位方向は
、印加した磁界勾配の配位方向を変化させることによっ
て、たとえば通常のN M R分光計でこれまで用いら
れている通常のX1Y及びZ軸の磁界勾配コイルを組み
合せたものを使用することによって容易に制御すること
が出来る。
かかるスライス部内の信号領域を極在化させることは、
通常の所謂“表面“コイルをその平面を選択したスライ
ス部の平面に平行に保持して用いて、Rfパルスを伝送
するか又は受信アンテナとして受信器に接続するかの何
れか又は双方の目的のtこめに用いることによって、容
易に実現達成することが出来る。
表面コイルをその平面内で移動せしめることによって、
選択したスライス部内の異なる幾つかの領域についての
情報を得ることが出来るし、又Rfパルスの搬送周波数
を変化させることによって、印加した磁界勾配の方向に
沿って選択された表面の位置を変えろことが出来ろ。即
ち、検体内の任意に選択された領域からの局在化した情
報を得る乙とが、可能となるわけである。
このRfパルスは、通常の手段方法によって、を二とえ
ばサドルコイル(saddle coil)又は好まし
くは受信器としても使用される表面コイル等の表面コイ
ルを用いろことによって印加しても好い。第一領域にお
けろスピンの摂動を付与又は付与せずに測定したNMR
スペクトルは、何れの順序で測定しても好い。
核スピンのスライス部を摂動ないし“ii整”する為に
必要とされるRfパルスの周波数エンベロープ(env
elope)は、一般に所Ill II頂冠(top 
hat)”関数波形をしている。即ち、狭い帯域の、強
度の大きい周波数から成るものである。かかる波形は、
所定の周波数分布を計算し、次いでフーリエ変換技法を
適用してそのRfパルスに対する適当な振幅変調を行わ
しめることによって生成させることが出来る。このよう
なパルス波整形方法は、一般に核磁気共鳴において用い
られ、たとえば上記したR、 G、 5utherla
nd and J、 M、 S、 Hutchison
 (J。
Phys、 E、 Sci、 In5tru++、、 
Vol、 11.1978)及びJ、 M、S、 Hu
tchjson、 R,G、5utherland a
nd J、R。
Mallard (J、 Phys、 E、 Sci、
 Instrum、、 Vol、 11゜1978)の
論文に記載されている。磁界勾配及び訂パルスは、好ま
しくは、実質的に同一時間(即ち、一般に両者が同時に
開始し且つ終了する)印加する。なお、かかる時間は、
好ましくは所定のスライス部の摂動を達成実現するのに
必要な最小時間である。実際上は、Rfパルスは、磁界
勾配が充分に安定化したら直ちに印加し、又Rfパルス
が終了したら直ちに、磁界勾配はスイッチを切って消す
のである。
上記したように、磁界勾配の方向に沿ってスライス部の
位置を変えろ方法の一つは、印加した磁界勾配の零点交
叉点を変えることである。なお又別の好ましい実施態様
においては、異なる幾つかのスライス部を、印加した選
択性パルスのRfWl送周波数周波数て、摂動パルスが
周波数を変えつつあるあろRfパルスと等価になるよう
にすることによって検査しても好い。妥当な、それ相応
の時間内ニ多くのスライス部を検査出来るようにするに
は、Rf IIR送周波周波数好ましくは、迅速に、た
とえば10IIs毎に、好ましくは500μS毎に、更
に好ましくは50μS以下毎に一回以上段階的に変化さ
せるのである。特に好ましい実施態様においては、幾つ
かのスライス部についての情報は、各々の信号発生毎に
相異なる“glill” Rfパルスシークエンス(s
equence)を用いて、迅速に連続して信号発生シ
ーフェンスを実施することによって得ることが出来る。
即ち、たとえば、第一回目の信号発生は調!!Rfパル
スを用いること無(行い、第二回目の信号発生は、材料
の第一スライス部(スライス“B”)のみを摂動するよ
う整形したパルスを用いて行い、第三回目の信号発生は
、材料の第ニスライス部(スライス“C″)のみを摂動
するよう整形したパルスを用いて行い、また第四回目の
信号発生は、第一及び第ニスライス部の双方を摂動する
ように整形したパルスを用いて行っても好い。スライス
B及びCから得られた信号は、従って以下の式から得ら
れよう。
なお式中、(1)、(2)、(3)及び(4)は、それ
ぞれの信号発生操作にて発生した信号を表し、又B及び
Cは、単独のデータ発生操作を行ったと想定した場合に
スライスB及びCそれぞれから得られたであろう信号を
表す。かくして、適当に差分計算することによって、如
何なる所定のスライス部からの信号も単離することが出
来よう。
この方法を用いる上で一つの特別な利点は、このように
四回の信号発生操作を利用した場合S/N比を改善する
ことが出来るのであるが、かかる改善は、単一のスライ
ス部について四回の同等の実験を単独に行った場合に得
られたと仮定されるのと全く違わない程に優れている、
ということである(即ち、S/N比の改善は、四回の信
号発生操作について2である)。適当に整形した調整パ
ルスシーフェンスによって材料の様々に異なるスライス
部を検討する原理は、S/N比を悪化させることなく更
に多くのスライス部を同時に観察することに拡大適用し
てもよい。スライス部が一つ増加するに従い、必要な差
情報を得るために要求される実験の最小回数は、その都
度倍化することが、明らかであろう。即ち、三つのスラ
イス部には、ハロの信号発生操作が、又四つのスライス
部には十人の信号発生操作が、必要とされるのである。
然しながら、この方法は、Rfパルスシークエンスをコ
ンピュータでプログラムした訂発生装置で容易に発生さ
せることが出来、また同様にコンピュータが、得られた
データについて必要な差分計算を容易に行ってそれぞれ
のスライス部に関する情報を単離出来るという利点を有
している。
この方法を利用すると、スライス部の選択的な摂動を、
単一の選択的プリパルス(prepulse)を単一無
線高周波パルスにおいて所定の多重平面を摂動するよう
に整形することによって行ってもよい。
又別の方法として−好ましくは−、所定の平面を、選択
的なパルスのシーフェンス−各々のパルスは単一のスラ
イス部を摂動するように整形されている−によって形成
しても好い。ある特定のパルスシーフェンスの有効Rf
周波数の変位は、 Rf vR送局周波数変化させるこ
とによってリアルタイムに行わせてもよい。
旧パルスシークエンスは、表面コイル、たとえば受信ア
ンテナとして使用するコイル又は検体を更に一様なRf
分布で包囲する更に大きいコイルで印加しても好い。
又別の方法として、Rfパルスを表面コイル及び更に大
きいコイルとによって交互に印加しても好いO 上記したように、個々のスライス部の各々の内部におい
てスペクトルが得られる領域を局在化させるのは、受信
機又は送信機として比較的小さい表面コイルを用い、そ
の表面コイルを検査対象の物品の表面の周囲に移動させ
ることによって行う。
別のそして好ましい実施態様においては、また、−回の
実験又は一連の実験を、上記したように−但し、第一の
方向(たとえば、X軸方向)において磁界勾配を印加し
て一実施しても好く、次いで第二の選択的Rfパルスを
第一の方向に直交する第二の方向(たとえば、Y軸方向
)に磁界勾配の存在下に印加するのである。差分計算法
を用いると、この方法によれば、選択された各平面内の
材料の狭い縦列コラムからスペクトルを得ることが出来
るのである。
との操作手順を二度目に、最初の二つの方向の双方に対
して直交する第三の方向(たとえば、Z軸方向)に、印
加磁界勾配の存在下に第三番目の選択的Rfパルスを印
加して反復実施すれば、更に差分計算をすることによっ
て、空間において三つの直交する方向に局在化したある
部位(実際的に言えば、検体内部にある小さい立方体)
から、受信機又は発信機コイルを検体上に物理的に移動
させることなく、スペクトルを得ることが可能となるの
である。
本発明は、検体材料の第二領域内に完全に含まれて位置
する第一領域からN M Rスペクトルを得る装置をそ
の範囲に含むが、該装置は、以下から構成される: 検体を実質的に一様な磁界に支持する手段;該検体に第
一の信号発生Rfパルスを印加し、次いで該検体から該
検体の前記第二領域のNMRスペクトルを示す第一信号
を発生せしめる手段;第一の方向の磁界勾配を該磁界に
重ね合わせる手段; 前記勾配の存在下該検体にある振幅及び前記第二領域内
に完全に含まれて位置する前記第一領域においてのみ核
スピンを摂動せしめるような周波数分布を有する第一の
Rfil整パルスを印加せしめる手段; 該勾配を除去し且つその後直ちに該検体に第二の信号発
生パルスを作用せしめ、次いで該検体から前記Rf調整
パルスを印加せしめた後の検体の前記第二領域のN M
 Rスペクトルを示す第二の信号を印加磁界勾配の不存
在下において発生せしめる手段;及び 前記第一及び第二信号を比較して前記第一領域にのみ起
因するNMRスペクトルを得る手段。
この装置は、一般にRfパルス及び信号発生の操作手順
を迅速に反復実施する手段及びこれを反復実施して得ら
れた信号を平均する手段とを含むものである。
上記したように、この装置は、好ましくは、連続して印
加するRfパルスの間においてRf m送8波数を迅速
に変化せしめる手段を含むものである。
このRf搬送周波数を変化させる手段は、好ましくば、
搬送周波数を10ミリ秒以下、好ましくは500マイク
ロ秒以下、更に好ましくは50マイクロ秒以下の時限内
で段階的に変化させることが可能である。
本発明の好ましい一つの実施態様を添付図面について述
べて、以下に説明する。これらの図面においては= 第1fi図、lb図及び第1C図は、発信機及び受信機
として使用するRf表面コイルの空間レスポンスの概略
図であり、 第2図は、本発明による方法において使用されろRf電
磁場及び勾配のグラフ図であり、第3図は、人間の頭部
について実施したNMR実験の概略図であり、 第4図は、多重スライス部実験の概略図であり、第5図
は、三次元において容積体を局在化するため拡張実施し
た実験の概略図であり、第6図は、Rfパルスの連続を
表し、 第7図は、ある容積体が一連のより細分化された容積体
群から構成されている様子を表し、且つ第8図は、本発
明による装置を概略して表す。
まず第8図について述べると、NMR分光藷は、それぞ
れ磁極片101及び102とを有する磁石からなる。こ
の磁石は、たとえば永久磁石のような、適当に一様な磁
界を生ずることが出来るものならば如何なる種類のもの
でもよいが、好ましくは、超伝導性磁石である。この磁
石は、通常の形状のものであってよく、実質的に通常の
形状の勾配コイ′ル(図示していない)を取付け、三つ
の直交する方向に磁界勾配を印加出来るようになってい
る。
電源103は、この磁石及び勾配コイルに適当な電流を
供給し、又勾配制@器104は、制御した方向に勾配を
印加することを可能ならしめるものである。
この勾配制muは、コンピュータ105によって操作さ
れても好い。なおこのコンピュータも、以下に説明する
ような本装置の様々な他の機能を制御するようプログラ
ムされていても好い。
この装置は、検体を磁極片101及び102の間に支持
するための検体支持体108を含む。本装置を人間の患
者についての情報を得るために使用した場合、患者の支
持体108は、患者を身体の所定の位置で、たとえば頭
部にてm極片101及び102の間で支持するための椅
子又はそれに類似のものの形態をしていても好い。
本装置は、ここに示す実施′B様にあっては、Rf受信
コイル110及びRf送信コイル111とを含む。これ
らは、単なる綿のループとして概略を表示しである。も
っとも、これらは何れも実際上は通常の形状の更に複雑
なアンテナ構造物であってよく又Rf送信及び受信コイ
ルを単一のアンテナに組込んでも好い。
Rf発信コイル111は、Rf変tI!盟116及びR
f増幅器17とを経由してRf発振@115に接続され
ている。又Rf変調器116には、以下に説明するよう
に所定のパルスシーフェンスを発振するためのパルス発
振器118が接続されている。
このRf発振器115及びパルス発振器118は、制御
$119 ;及び120によりコンピュータ105に接
続されており、その結果このコンピュータが搬送周波数
及びパルス波形とを制御出来るのである。
Rf発振晋115は、印加したRf磁界の位相を元通り
に保持しつつ、約300マイクロ秒の時間内で搬送周波
数を変化させることが出来る。
Rf受信コイル110は、−e的な通常の形状のRf受
信詰1241ζ接続され、この受信器は、二つの信号貯
蔵器125及び126の一つに受信した信号に関する情
報を貯蔵することが出来る。この信号貯蔵器125及び
126は、順次コシピユータ105に接続され本発明に
よる差分計算技法を実施することが出来る。
第1図には、通常の表面コイルの空間レスポンスの概略
断面図を示し、又第1b図及びIC図には、矢印7で表
すX軸方向に一般に配位した磁界勾配において、如何に
してコイル1の磁界部分のスライス部5にのみ本質的に
起因するスペクトルを得ることが可能になるか、を図示
している。かかるコイルを発信器として用い且つ高強度
のパルスを乙のコイルに印加すると、磁界勾配の不存在
下では、その近辺で局所的に受けろRf出力は、第1a
図に示すごとくコイルからの距離と共に連続的に減少す
る。斜線部分4 (スライス部Sをも含む)で概略示す
領域においては、出力は該領域において核スピンを実質
的に90°ニユーテーシヲン(nuta−tion)さ
せるほどのものであろう。惹起せられたスピンニューテ
ーションの大きさは、コイルからの距離が減少するにつ
れて、増大し、又斜線部2及び3で概略表される領域に
おいては、約2704のニューテーションが認められる
。斜線部2.3と4かる表面コイルをNMR実験におい
てRf受信アンテナとして使用すると、検出される信号
強度は、斜線部2.3及び4からのものは最大になり、
又斜線部2.3と4との間の180°領域からのものは
最小となる。
本方法になるスペクトル発生操作において最大信号を得
るには、当該のスライス部を90°のスピンニューテー
ションを惹起するに充分な強度と持続時間とを有するR
fパルス(信号発生パルス)に暴露するが、この場合、
自由誘導減衰が認められる。信号発生パルスを印加する
前に、摂動パルスを本発明の方法に従って印加する。
第一図においては、Rf表面コイル1は、受信及び発信
アンテナの双方として用シ1、蘭明にするたメ、tx動
パルスも90°パルスとする。摂動パルスを印加する過
程においては、磁界勾配Gxは、X軸方向に印加する(
即ち、Gx == dBz/dx、式中Bzは磁界の2
成分である)。Rfパルスが充分に狭く範囲を限定した
帯域の周波数を有するものと仮定すると、共鳴・共振が
、狭いスライス部5においてのみ、コイルの面に平行に
生じることになろう。
このRfパルスの強度が90@のニューテーションを惹
起させるものであれば、狭いスライス部5におけるスピ
ン磁化は、有効に消滅せしめられるのである〈即ち、ス
ライス部5の磁化成分は、実質的に全てX−Y面にあり
、零成分は2画にある)。摂動パルスの強度が正確に9
0°ニユーテーシヨンを惹起するものでなく、それ以下
又は以上の強度である場合、スライス部5におけるスピ
ンは、Z成分が残留した状態で磁化されることになろう
。惹起せられたスピンニューテーションが90”から2
70’までである場合、磁化の残留Z成分は、負となろ
う。Rfパルスカ180” tlるスビンニューテージ
叢ンを惹起するようなものである場合、信号の大きさの
最大差は、二つの信号を差し引くと得られるであろう。
即ち、好ましいRf”il整”パルスは、第一[5にお
いて180aなるスピンニューテーションを生じさせる
ようなパルスである。
スライス部5におけろスピンに起因するNMR信号を得
るためには、このスライス部でのスピンが摂動された後
(好ましくは、180°スピンにより)磁界勾配Gxの
存在下Rf摂動パルスを印加することによって、スペク
トルの測定を行い、このスペクトルを、局所的なスピン
摂動を行うことなく測定した相当する信号と比較する。
このスピンスライス部5は、勾配Gxの零点交叉点を変
えることによって、又は好ましくは選択的Rfパルスの
搬送周波数を変化させることによって矢印6の方向に移
動させることが出来る。
第2図には、上記した方法において印加するRfパルス
と磁界勾配との概略を示す。90°Rfパルス11をX
軸方向の磁界勾配置2と同時に印加する。
この方法を、90°摂動パルス11について述べて、簡
明にするため第1図に触れて、説明する。尚、一般には
、180@摂動パルス11が好ましいと了解さろべきで
ある。このパルスを表面コイル1に印加し、スライス部
5のスピン全てのZ軸線化を有効に消滅させ、その結果
後刻引き続′、)て行う信号発生操作において得られろ
信号に及ぼすこのスピンの影響が、有効に零とされるの
である。第2図において示す実験の第二の部分には、通
常のNMR信号発生を表すが、ここにおいて90°Rf
パルス13を印加し、データは、時間14において得ら
れたものである。この信号発生操作は、スピンエコ一方
法、画像作成実験又はその他の如何なる通常のNMR技
法に依っても好い。かくして得られたNMR信号は、パ
ルス11及び勾装置2を印加せずに得られた信号とコン
ピュータを用いて比較すれば、差分計算技法によってス
ピンスライス部5にのみに起因するスペクトルが得られ
る。
又別の実施態様においては、調整パルス11又は信号発
生パルス13の何れかを、表面検出コイルの大きざと比
較して大きいコイルを用いて印加し、かくして材料の平
面が検体全体に旦って励起されることになる。表面コイ
ルは、受信器の空間レスポンスを選択された表面の狭い
部分に限定するのである。
第3図には、人間の頭部の断面NMR走査の概略図を示
す。NMR感受性のマーカー21を用いるが、このもの
は、水を含み、得られたNMR画像において際立って目
立つ。このマーカー21は、容易に認識出来る(十字)
形状をし、表面コイル22に固定される水をいれた小さ
い(2cm)容器である。頭部は、磁界方向がX−Y面
に対して垂直である超伝導性磁石(図示していない)の
孔の内部に配置される。表面コイル22は、Rfパルス
11及び13を印加する為並びにRf検出コイルとして
使用する。Rfパルス11を印加する過程において、磁
界勾配をX軸方向に印加する。
選択されたスライス部の位置は、選択的90°プリパル
スを使用し、次いで標準NI’lR画像作成実験を行っ
て得られた第二のNMR画像に基づき決定されろ。
プリパルスと表面コイルとを組合わせて用いて得られた
正確な空間レスポンスは、同様の減法技法によって画像
に作成され、正しく選択した円盤の画像を得ることが出
来る。
第4a図から第4C図においては、X軸に沿って間隔を
おいた二つのスライスB及びCのスペクトルの決定を可
能ならしめるに必要な四つの連続実験(即ち、磁界勾配
の印加、調整パルスの印加、磁界勾配の解除及び信号発
生の組み合せ)において得られたスペクトルの概略を示
す。′へ″と称した領域は、検体の残部(即ち、スライ
スB及びCに包含されない部分)に起因する信号を表す
実験1(第4a図)において、90°Rfパルス(第2
図のパルス13に相当する)のみを用いて標準NMR実
験を行い、検体領域A、B及びCの全てを励起せしめて
いる。即ち、かくして得られた信号は、Rfコイルの範
囲内にある検体部分の全てから得られる信号に相当する
わけである。
実験2 (第4b図)おいては、tA整Rfパルスを磁
界勾配Gxの存在下にて印加するが1.この調整Rfパ
ルスは、スライスB内の核においてのみ180°ニユー
チーシアンを惹起するような強度と周波数分布とを有す
る。かくして、得られたNMRスペクトルの位相は、ス
ライスBに相当するスペクトルの領域にて反転されるの
である。尚、領域A及びCにおいては、実験1における
と同様である。
実験3(第4c図)において、同様なパルスを印加する
が、今回は、このパルス(よ、スライスCにおいてのみ
180°ニー−チージョンを惹起するような周波数を有
するものであり、かくしてスライスCに相当する領域に
おいて得られたNMRスペクトルを反転させるのである
実験4(第4d図)においては、180°ニユーテーシ
νンを、実験2及び3において逐次用いたパルスを印加
するか又は実験2及び3のパルスの合計に等価であるよ
うな併合パルス又はパルスシーフェンスを印加すること
によってスライスB及びCにおいて惹起せしめるのであ
る。
スライスBからの信号は、次に以下の式を用いて再構成
してもよい。: 4B = (1)−(2)◆(3)−(4)式中、(1
)、(2)、(3)及び(4)は、実験1.2.3及び
4においてそれぞれ得られた信号である。
同様に、 4C= (1)◆(2)−(3)−(4)このようにし
て結果を組み合せることによって、残留する唯一の信号
が、所定のスライス“B n又は“C″の各々から得ら
れる。又、このスライス部からの信号は、各単一実験に
おけろ場合よりも四倍も大きく、かくして両者の全般的
なS/N比改善が、実現されるのである。
この原理は、S/N比を一切悪化させることなく更に多
くのスライス部を同時に観察する為に拡張適用すること
が出来る。情報源となるスライス部が一つずつ増加する
毎に、必要とされる信号発生操作の最小回数は、倍加す
る。かくして、三つのスライス部については、ハロの実
験が必要である。
第5図には、上記した方法を三次元に拡張適用するに必
要なパルスシーフェンスの種類を示す。
第5図に示すように、選択的Rf調整パルス52を、X
軸方向の磁界勾配Gx (51)の存在下に印加しても
よい。その後、調整パルス53を、Y軸方向の磁界勾配
GF(54)の存在下に印加し、且つ調整パルス55を
Z軸方向の磁界勾配56の存在下に印加しても好い。
これ等のパルスが必ずしも全て、同一信号発生操作の過
程において必要とされるのではなく、一般には、効率的
に唯一っの小さい立方体から所定の信号を得るためには
、以下のごときハロの信号発生操作即ち“実験”が必要
とされろ。
(1)      (IIFF    oFF    
elFF(2)      (5N     elFF
    (5FF(3)      elFF    
ON     elFF(4)      l:lN 
    elN     ロFF(5)      +
5FF    OFF    CIN(6)     
 ON     OFF    15N(?)    
  elFF    t5N     0N(8)  
    (5N     (5N     15NRf
パルス出力がONの場合、Rfパルス磁界の準位及びそ
の持続時間は、はぼ180°のスビンニューテーシ富ン
を惹起するに充分である。不完全な180°パルスによ
って生じる誤差は、シーフェンスとデータセットの組み
合せを行った時点で解消されろ。しかしながら、所定の
容積体からの信号の大きさは、パルス52.53及び5
5によって惹起せられるスピン二二一テーションの角度
が180°である場合に、最大になる。信号の大きさは
、たとえ摂動パルスが180°から±30°変化しtこ
としても、なお最大値の60!である。各個別の実験か
ら得られたデータは、以下の式に従って組合わされる:
立方体からの信号==(1)−(2)−(3)喧4)−
(5)φ(6)◆前記したように、立方体から得られた
信号は、単独実験において得られたであろう信号の8倍
であや、かくして、S/N比が全般に増大改善されるこ
とになる。
この立方体の空間における位置は、相当するRfパルス
のRf搬送周波数を適当にtA監するか又はその代わり
に前記した磁界勾配の各々の零点交叉点を1ullする
ことによって変化させても好い。
検討対象となっている検体が比較的大きいケミカルシフ
トの幅を有する核を含む場合、ケミカルシフトスペクト
ルの各成分は、空間にある若干、異なる立方体に起因す
ることになるはずで、従って、試料の一様さを勘案して
、これが許容され得る誤差であるか否かを決定すること
が、重要である。
二つの実験手順、即ら選択磁界勾配が全て正である場合
と乙の磁界勾配が全て負である場合での実験手順を用い
且つ二つの結果を減じろことによって、かかる空間誤差
がスペクトルに有意の変化を生じるか否かを決めること
が出来る。試料が一様であるとすれば、これら二つの信
号の差はゼロであり、スペクトルは影響を一切受けてい
ない旨推論してもよいのである。この差によって、デー
タを加成しtこ場合に得られる完全スペクトルのある割
合より大きい、たとえば誤差が10%以上であるような
スペクトル成分を含むスペクトルが生じた場合は、実験
を更に繰り返すべきである。その後引き続いて行う実験
は、従って、立方体をより小さくしてその輪郭を明確に
する必要があるか又は磁界勾配を大きくし且つRf周波
数分布を広くすることによって、立方体の大きさは同じ
でもその輪郭をよし正確に決める必要がある。立方体の
位置をRf搬送周波数を調節することによって移動させ
た場合、当該の周波数の変化は何れの実験においても、
負の磁界勾配を用いてキャンセルする必要があるが、上
記したごとき実験においては選択したRfのあらゆる方
向についてキャンセルせねばならない。
かくして、更に好まし−)本発明の実施態様においては
、この方法を磁界勾配51.54.56を逆転して反1
Xtaり返し、得られたスペクトルを第5図に触れて前
記にて説明した方法にお−)て得られたスペクトルと比
較する。
一つの共通軸に沿って位置する幾つかの立方体を同時に
、第4図に触れて前記にて説明した方法を用いることに
よって検討しても好い。この方法は、形状の不規則な幾
つかの容積体のスペクトルを得る為に容易に拡張適用す
る乙とが出来るが、その際これ等の立方体を適当に分布
させて得られるスペクトルを加算すれば好い。前記から
容易に判るように、かかる方法は、最も簡単には、当該
の容積体を適当な数の立方体に分割し、次いで第5図に
触れて上記にて概要説明した実験をこれら立方体の各々
について行うことによって実施すればよい。実際上は、
第5図に触れて前記にて説明したように、当該容積体か
ら分割した立方体の各々について六回の信号発生操作か
ら成る一連の実験を、別に行う必要は必ずしもない。
然しながら、好ましくは、ある共通軸に沿って位置する
幾つかの立方体からのスペクトルを、寧ろ、適当な磁界
勾配の存在下に当該軸上の立方体全てに所定の準位のス
ピンニューテーション(好ましくは180°)を生じせ
しめるに必要な摂動又は“調整”パルスを一回又は複数
回印加することによって同時に得てもよい。
この軸に沿って位置する各立方体は、好ましくは、一連
の同−Rfパルスを用いて、主たるRf発償晋の周波数
を調整することによって、別々に励起させても好い。即
ち、僅か二、三のRfパルスを付加して一つの立方体の
スペクトルを得るために必要とされる時間を延長するこ
とによって、立方体のある完全な縦列コラムのスベク;
〜ルを得、その結果、空間選択性の高いNMRスペクト
ルを、S/N比のロスを最小限にして生じさせてもよい
つまり、形状の不規則な容積体からスペクトルを得るた
めに、まずこの容積体を一連の立方体に分割し、次にこ
れ等を上記した方法で一度に直線状に走査すれば好いの
である。
第6図及び第7図には、実際にこの方法を如何に実施す
ればよいかを示す。第7図は、R81によって輪郭を付
与され、スペクトルの発生対象となっている不規則な容
積体を表す。第7図には、二次元についてのみ、即ちx
−Y面における一つのスライス部についての方法を図示
しであるが、この方法は、容易に三次元に拡張適用出来
ることが、明らかであろう。$9181によって輪郭を
与えられた容積体は、架空上人つの立方体83ないし9
1に分割されている。これ等は、立方体83ないし86
から成るライン1、立方体87及び88から成るライン
2、立方体89及び90から成るライン3及び立方体9
1のみから成るライン4の分けられている。第6図には
、単一の信号発生操作でライン1に含まれる立方体83
ないし86に起因するスペクトルを得るに必要なパルス
シーフェンスを図示する。第6図において、Rfパルス
52及び55並びに磁界勾配51.54及び56ば、第
5図に触れて前記して説明した通りである。但し、第5
図にて示しtこ単−Rfパルス53の代わりに、四つの
Rfパルス73.74.75及び76を、X軸方向での
磁界勾配の存在下に用いるのである。パルス73ないし
76は、 Rf発信器搬送周波数においてのみ異なり、
それぞれ、第7図のライン1の立方体83.84.85
及び86を含む材料の縦列カラムにおいて180°ニニ
ーテーシヨンを生じさせるようなパルスである。
かくして、第6図において示す信号発生操作において、
信号発生操作にて得られたスペクトルが、ラインlの立
方体83ないし86を含有する検体の領域については、
逆転されるのである。Rfコイルの走査領域における検
体全体のスペクトルに相当する信号を用い差分計算技法
を適用することによって、ライン1の立方体83ないし
86がこのスペクトルに寄与・関与していることが、確
認出来る。
同様の方法をライン2ないし4の各々について行う。但
し、当然のことながらライン2及び3に限ってGxなる
磁界勾配54の存在下に二つの調整パルスを必要とし、
またライン4のみ単一パルスを必要とする。
三次元への拡張適用は、単に長方形の断面を有する容積
体を付加するだけで行うことが出来る。
四つの別々のパルス73.74.75及び76を用いて
立方体83ないし86を励起する代わりに単一の、適当
な波形に整形したパルスを用いて四つの立方体全てを一
緒に励起することも可能である。単則波帯変調の原理を
応用して単−Rfパルスをかかる複雑な励起パターンに
用いて、あらゆる空間軸に沿った立方体の分布を明確に
することが出来る。
本発明の範囲には、静的磁界を印加する手段、及び必要
なRfパルスと磁界勾配を印加する手段とを含んで成り
、かくして上記方法を実施することが出来ろ、上記方法
を実施するための装置をも包含する。
具体的には、本発明の一つの局面においては、検体材料
の第二領域内に完全に含まれて位置ずろ第一領域からN
 M Rスペクトルを得る装置において、以下から構成
される装置 実質的に一様な磁界に検体を保持する手段;該検体に第
一の信号発生Rfパルスを印加し、次いで該検体から該
検体の前記第二領域のNMRスペクトルを示す第一信号
を発生せしめる手段;第一の方向の磁界勾配を該磁界に
重ね合わせる手段; 前記磁界勾配の存在王政検体に、前記第二領域内に完全
に含まれて位置する前記第一領域においてにみ核スピン
を摂動せしめるような振幅と周波数分布を有するRfパ
ルスを印加する手段;前記Rf摂動パルスを印加した後
で但し印加磁界勾配の不存在王政検体の前記第二領域の
N M Rスペクトルを示す第二の信号を該検体から発
生せしめる手段;及び 前記第一及び第二の信号を比較して、前記第一領域にの
み起因するN M Rスペクトルを得る手段。
上記したように、この方法は、特に生体への応用に適し
ており、従って検体支持体は、好ましくは、人体を、そ
の人体の少なくとも一部が磁界の一様な領域内にあるよ
うに支持するのに適合しているものである。本発明は、
又、更にもう一つの局面において、人間又は動物の身体
の病気を診断するに際して、該身体から上記した方法に
よってNMRスペクトルを得ることから成る方法を提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1a図、lb図及び10図は、発信機及び受信機とし
て使用するRf表面コイルの空間レスポンスの概略図で
あり、 第2図は、本発明による方法において使用さ,れるRf
電磁場及び勾配のグラフ図であり、第3図は、人間の頭
部について実施しtコNMR実験の概略図であり、 第4図は、多重スライス部実験の概略図であや、第5図
は、三次元において容積体を局在化するため拡張実施し
た実験の概略図であり、第6図は、Rfパルスの連続を
表し、 第7図は、ある容積体が一連のより細分化された容積体
群から構成されている様子を表し、且つ第8図は、本発
明による装置を概略して表す。 特許出願人 オックスフォード・リサーチ・システムズ
ーリミテッド 系り90”のスビシ=)− テーシ1ンの領域 ○   ■ FIG、3゜ A、8、CとI動されていない

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検体材料の第二領域内に完全に含まれて位置する第
    一領域からNMRスペクトルを得るに方法において、該
    検体材料の第二領域の実質的に全てから第一のNMRス
    ペクトルを示す信号を得、該検体に磁界勾配を印加し且
    つ同時に該検体に前記第一領域内において核スピンを摂
    動するがその領域外では摂動しないような一定の振幅と
    一定の周波数とを有するRf摂動パルスを印加し、次い
    で磁界勾配を除去した後、摂動されたスピンが前記第一
    領域において弛張しない内に該検体から第二NMRスペ
    クトルを表す信号を得、前記第一及び第二の信号を比較
    して前記領域に起因する差スペクトルを得ることからな
    る方法。 2、Rfパルスが前記第一領域において約180°のス
    ピンニューテーションを発生するようなRfパルスであ
    る特許請求の範囲第一項に記載された方法。 3、表面コイルをRf摂動パルス用若しくはNMRスペ
    クトルを得る信号を獲得するための何れか又はその双方
    のためのアンテナとして使用して成る特許請求の範囲第
    一項又は第二項に記載された方法。 4、前記した方法を異なるRfパルス分布度を用いて複
    数回反復実施し且つ得られた信号に対して差分計算法を
    適用することによって複数の前記第一領域についてその
    各々のNMRスペクトルを得る特許請求の範囲第一項に
    記載された方法。 5、Rf搬送周波数を、10ミリ秒以下の時限内におい
    て、後刻引き続いて反復実施する方法の間で変化させる
    特許請求の範囲第四項に記載された方法。 6、第一Rf摂動パルスを第一の方向の磁界勾配の存在
    下にて印加し、引き統いて第二Rf摂動パルスを第一の
    方向に対して直交する第二の方向の磁界勾配の存在下に
    て印加し、次いで双方の勾配をNMR信号発生前に除去
    する特許請求の範囲前記各項に記載された方法。 7、第三Rf摂動パルスを第二Rf摂動パルスに引き続
    いて、前記第一及び第二方向に対して直交する第三の方
    向の磁界勾配の存在下にて作用させ、次いで前記第三の
    勾配をNMRスペクトル発生前に除去する特許請求の範
    囲第六項に記載された方法。 8、以下から構成されて成る検体材料の第二領域内に完
    全に含まれて位置する第一領域からNMRスペクトルを
    得る装置: 検体を実質的に一様な磁界に保持する手段;該検体に第
    一の信号発生Rfパルスを印加し、次いで該検体から該
    検体の前記第二領域のNMRスペクトルを示す第一信号
    を発生せしめる手段;第一の方向の印加勾配を該磁界に
    重ね合わせる手段; 前記勾配の存在下該検体に、前記第二領域内に完全に含
    まれて位置する前記第一領域においてのみ核スピンを摂
    動せしめるような一定の振幅と周波数数分布を有する第
    一のRf調整パルスを印加する手段; 該勾配を除去し且つその後直ちに該検体に第二の信号発
    生パルスを印加し、次いで該検体から前記Rf調整パル
    スを印加した後の検体の前記第二領域のNMRスペクト
    ルを示す第二の信号を印加磁界勾配の不存在下において
    発生せしめる手段;及び 前記第一及び第二信号を比較して前記第一領域にのみ起
    因するNMRスペクトルを得る手段。 9、Rfパルス及び信号発生の操作順序を迅速に反復実
    施する手段及び反復実施して得られた信号を平均する手
    段とを含む特許請求の範囲第八項に記載された装置。 10、連続して印加するRfパルスの間においてRf搬
    送周波数を迅速に変化せしめる手段を含む特許請求の範
    囲第九項に記載された装置。 11、前記搬送周波数を変化させる手段が、搬送周波数
    を変化せしめ且つ更に別のRfパルスを10ミリ秒以下
    の時限内に印加せしめることが可能である特許請求の範
    囲第十項に記載された装置。 12、前記時限が50ミクロン秒以下である特許請求の
    範囲第十一項に記載された装置。 13、以下を含んで成る特許請求の範囲第八項ないし第
    十二項の各項に記載された装置:即ち、前記第一の方向
    の磁界勾配を重ね合わせたのに引き続いて、第一の方向
    に対して直交する第二の方向の磁界勾配を磁界に重ね合
    わせる手段、第二の方向の磁界勾配の存在下検体に、前
    記検体の第三領域においてのみ核スピンを摂動せしめる
    一定の振幅と一定の周波数分布を有する第二のRf調整
    パルスを印加する手段; 第一及び第二のRf調整パルスを別々に印加した後並び
    に第一及び第二のRf調整パルスを同時に印加した後、
    印加磁界勾配の不存在下に検体からRf調整パルスを一
    切印加せずに検体のNMRスペクトルを表す信号を発生
    させる手段;及び 得られた信号から前記第一領域及び第二領域の内の重な
    り合う部分にのみ起因するNMRスペクトルを導出する
    ためかかる信号を比較する手段。 14、以下を含んで成る特許請求の範囲第十三項に記載
    された装置: 第二の方向の磁界を重ね合わせたのに引き続きその後に
    、第一及び第二方向の双方に対して直交する第三の方向
    の磁界を該磁界に重ね合わせる手段; 第三の方向の前記磁界勾配の存在下検体に、第四の領域
    においてのみ核スピンを摂動するような一定の振幅と一
    定の周波数分布とを有する第三のRf調整パルスを印加
    する手段; 印加磁界勾配の不存在下に検体から、Rf調整パルスを
    一切印加することなく、第一、第二及び第三のRf調整
    パルスからなる七つの組み合せの各々によって検体のN
    MRスペクトルを表す信号を発生させる手段; 得られた信号から前記第一領域、第三領域及び第四領域
    の内の重なり合う部分にのみ起因するNMRスペクトル
    を導出するためかかる信号を比較する手段。 15、前記磁界勾配の内の何れか一つの存在下検体に、
    Rf搬送周波数の異なる複数のRfパルスを印加し、か
    くして得られた前記信号を比較して前記一つの磁界勾配
    の方向に配列された一つの縦列コラムに含まれる核にの
    み起因するNMR信号を得る手段を含んで成る特許請求
    の範囲第十四項に記載された装置。 16、対象物の複数の領域又は縦列コラムからNMRス
    ペクトルを表す信号を得る手段及び前記信号を合算して
    前記複数の領域又は縦列コラムから構成された対象物の
    ある一つの領域のNMRスペクトルを得る手段とを含ん
    で成る特許請求の範囲第十四項又は第十五項に記載され
    た装置。 17、検体を支持する手段が、人体を、少なくともその
    人体の一部を前記磁界の一様な領域部分において支持す
    る手段である特許請求の範囲第八項ないし第十六項の内
    の何れか一項に記載された装置。
JP60136747A 1984-06-21 1985-06-21 局在化したnmrスペクトルを得る方法及び装置 Granted JPS61258154A (ja)

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GB848415852A GB8415852D0 (en) 1984-06-21 1984-06-21 Obtaining localised nmr spectra
GB8506457 1985-03-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59644A (ja) * 1982-03-13 1984-01-05 ブル−カ−・メデイツインテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング Nmrトモグラフイ−に対する核磁気共鳴の測定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59644A (ja) * 1982-03-13 1984-01-05 ブル−カ−・メデイツインテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング Nmrトモグラフイ−に対する核磁気共鳴の測定装置

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