JPS61244583A - 出力装置 - Google Patents

出力装置

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JPS61244583A
JPS61244583A JP8666785A JP8666785A JPS61244583A JP S61244583 A JPS61244583 A JP S61244583A JP 8666785 A JP8666785 A JP 8666785A JP 8666785 A JP8666785 A JP 8666785A JP S61244583 A JPS61244583 A JP S61244583A
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cam
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JP8666785A
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Hiroatsu Kondo
近藤 裕厚
Junichi Yoshikawa
淳一 吉川
Tetsuya Kawanabe
哲也 河鍋
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/22Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明はタイプライタ−等プラテン上の印字用シートに
印字出力を行なう出力装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、タイプライタ等印字出力装置は電子化が進み高機
能、高速、高信頼性を有した印字装置が誕生しつつある
。これら印字装置は各駆動部にそれぞれそれらを駆動す
るデバイスが設けられ、−個又は数個のマイクロプロセ
ッサでコントロールされる物が多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記説明した機器に使用されるデバイス、電子出力装置
は確かに高信頼性を得る事はたやすいが、一方、それら
に付属する機構部品に比して又、リボン巻き取り制御と
シフトアップ制御とでリボンの回転量を変えている。又
、1つのモータを紙送りとリボン送り、リボンシフトに
共用している。又、マニュアル操作時にプラテンを駆動
系と切り放すということが可能である。又、ホイールを
落し込むだけで、ホイールの装着を容易に行うことがで
きる。
更に、修正動作時にリボン・シフトカムを微少回転させ
修正リボンを上下させる事により、修正リボンを効率良
く使用することができる。
その他キャリッジ動作、タイミング制御を正確に行うこ
とができる。
活字ホイールの鉛直方向に対する傾斜角に応じたリボン
のリボンガイドにおける当接面の角度を一定にしたまま
リボンの高さを変えることができ、しかも、高さが異な
っても、カセットから引きだされているリボンの長さが
、常に一定(たるみ等を吸収できる)となる様に構成す
る。
又、リボンの待機位置から印字位置ヘシフトする場合に
リボンを巻きとる様にしている。
そして、各シーケンスに応じて、歯車、ベルト等のガタ
をフィードモータの回転角を可変にすることにより吸収
することができる。
又、異種半径を有したカムにより、上述の各種、リボン
の動作制御を容易に行うことができる。又、ホイールの
交換等を更にやり易くするため、ハンマが上向きになる
様にハンマ部を回動することができる。
そしてこの問題を解決するだめの手段として1第45−
2図に示す実施例の印字装置は、MPU230 、RO
M231 、RAM232 。
タイマ233.入出力拡張回路234を有する。
〔作用〕 以上の構成により、装置のカバー開閉後は、リボンカセ
ットが新たに装着された可能性があるので、リボン巻取
り動作をさせて、巻き取り機構をセットする。又、この
制御をカバー開閉後の次の印字動作前に限定して、不要
なリボン送りを防止する。
又、リボンシフトダウン実行中に次の印字要求があった
時、リボンシフトダウン完了を待たずにシフト・アップ
をスタートする。
又、ホイールのホームポジションでインデックス検出し
、エラーが発生した時(検出できない時)、ホームポジ
ション付近を優先してシークする事により、シーク時間
を短縮することができる。これは、ホイールをホームポ
ジションから起動し、印字終了後にホームポジションに
戻し、この時又は印字部の起動時に、ホームポジション
を確認する場合、エラーが発生しても、インデックスは
停止位置の近くにある確立が高いからである。
更に又、ホイールのホームポジションを2ケ所設定し、
キャリッジの右移動後は、印字後の文字が見える様に、
ホイールの切欠き位置をホームポジション(第1ホーム
ポジシヨン)とし、左移動後は、ハンマー位置の文字が
見える様にホイールの位置を回転させる。第2のホーム
ポジションとする。
そのコストはまだまだ高く、又そうした印字装置を駆動
する為の電力もかなり大きくなりがちになる。従って電
子化された印字装置は高級機には向いているが、高機能
かつ操作性の良いローコストの印字(出力)装置を提供
する場合には困難な問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の高機能、操作性の良いローコスト印字装
置を提供するに必要ないくつかの機構、制御を明らかに
する事にある。
yらにはそうした機構制御を用いて印字装置の小型化、
軽量化、低電力化を実現する事を目的としてし)る。
〔実施例〕
第1図は本発明の印字装置の外観図である。
本特許の中で用いられる説明図の各番号は図面が変わっ
ても同じ機能のものは同じ番号を用いる事にする。
1はプラテン、2は印字用紙、3は外装、4は電源のオ
ンオフを制御するパワースイッチ、5はキボードである
。6はフード3aの開閉によって、オン、オフされるフ
ートスイッチで、フード3aの開閉を感知し、フード3
aが開けられた時、後述のインクリボン、修正リボンを
所定の位置ヘシフトさせる信号を発する他、同信号にて
キーボードをロックさせている。
第2図は機能系統を説明する概略図である。
1.2は前述のプラテン、印字用紙、12はプラテンと
上行に移動可能で印字手段を搭載したキャリッジで、本
体に固定された軸13と本体フレーム15の一端面15
eに保持されている。
7は印字の為の活字を有し、キャリッジ12」二に搭載
されて、ホイールモータ18によって駆動される活字ホ
イール、9はインクリボンでリボンカセット8内に収納
され、その一部がリボンカセット外に引き出され、活字
ホイールを印字用紙2の間に回動されている。10は印
字ハンマーでアラて、キャリッジ内の不図示のソレノイ
ド1こよって付勢され活字ホイールに背面より打撃を与
えてインクリボン9を介して印字用紙−Lに印字を行な
う。
17はキャリッジモータで歯車により減速したのちキャ
リッジベルト16を介してキャリッジ12を駆動する。
〔フィードモータ〕
19はフィードモータで、紙送り、リボン送り等の制御
を行うもので常時は歯車、及びベルトを介して異形々状
(非円形断面)をしている制御棒14に駆動力を伝え、
制御棒14は摺動可能なキャリッジ内を貫通すると共に
、キャリッジ内の後述するギアを介してインクリボンの
巻取り、インクリボンの上下方向のシフトさらに印字さ
れた文字の修正を可能にする修正リボンの制御をつかさ
どっている。
20は、クラッチソレノイドでフィードモータ19から
制御棒14へ駆動力を伝える歯車をスライドさせクラッ
チソレノイドがオン状態においてはフィードモータ19
の駆動力がプラテン1に伝えられる。従ってクラッチソ
レノイド20はフィードモータ19の駆動力をキャリッ
ジ内のリボンコントロールに使用するか、プラテンを駆
動するかを選択する事ができる。
21はプラテンlをマニュアルにて駆動せしめる為のプ
ラテンノブである。
40はプラテンディテント機構部であってプラテン1と
同軸状に保持された三角形状の歯にバネ部材41が係合
し、フィードモータ19がクラッチ機構によって切り離
されプラテン1がフリーな状態になってもこのプラテン
ディテント機構によってプラテン1の不必要な回転を防
止すると共に、マニュアルによりプラテン1をフィード
する場合ある一定量間隔で送る事を可能にしている。
よって、」−述したように本発明の一つの特徴としては
前述の様にプラテン1とプラテン1を駆動するモータが
常時かあるいはマニュアルによりプラテンを回転させる
時切り離す事にある。
これは以下の効果の為であるローコストでローパワーの
モータでプラテン1を駆動させる場合、プラテンlが印
字用紙を送る為のトルクは必然的に決まる為、そのトル
クが得られる様にギアあるいはベルト等によって減速さ
せる事が必須となる。
一方、これらモータは通常、ロータ自身の回転摩擦力を
有する為、前述に記した様にモータからプラテンまでを
大きく減速した場合には、プラテン1をマニュアルで回
転させ様とするとこのモータのロータ摩擦力が大きな摩
擦力となってディテントm構のクリック力の応答をにぶ
くさせる他、さらに悪い場合には、ディテント機構のバ
ネ部材41ではプラテン1を正規の位置に保持する事が
出来なくなるということがある。
一方、本発明によれば通常はプラテン1とフィードモー
タ19は切り離されている為、正常なディテント機能を
享受できる。
又、本発明の別の特徴としては、フィードモータ19が
プラテン1と係合していない時、フィードモータ19の
駆動力をキャリッジ内のリボン駆動、リボンシフト、修
正リボン駆動及び修正リボンのシフトの駆動力に用いる
事にある。
さらに本発明の別の特徴としては前述の事柄を可能にす
るクラッチ機構にある。そしてまず最初にそのクラッチ
機構について説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す分解説明図である。図
中鎖線で示した19はフィードモータで本体フレーム1
5に固定されている。
2イードモータ19の佃119aに歯車22が固定され
ている。23は本体フレームに立てられたスタンドで、
クラッチギア24及びクラッチベルトプーリ25を回転
可能に軸支している。
第4図はその断面図である。図中22は前進の歯車、2
3はスタンド、26はスラスト止メ輪でクラッチギア2
4、クラッチベルト25のスラスト方向の動−きを規制
している。クラッチギア24はインボリュート歯24a
とセレーション24bを有しており、クラッチベルトプ
ーリ25はベルト歯25a及びセレーション25bを有
している。27はクラッチギア24のフランジ24cと
クラッチへルトプーリ25の後述のフランジ25cに回
転かつスライド可能に軸支され歯車22と常に係合して
いるスライトクラッチである。スライドクラッチ27は
インボリュート歯と両サイドに内歯のセレーション27
b 、27cをもっている。28はコイルスプリングで
常時はスライドクラッチ27をクラッチへルトプーリ2
5に押し付けており、その状態でクラッチベルトプーリ
25のセレション部25bとスライドクラッチの内歯セ
レーション27bが噛み合っていて、スライドクラッチ
の回転をスリップなく、クラッチベルトプーリ25に伝
える事が出来る。
又、後述のクラッチソレノイド20によりスライドクラ
ッチ27がクラッチギア24方向にスライドすると、第
4図中の2点鎖線の様にセレション25bと27bが解
放され今度はクラッチギア24のセレション24bとス
ライドクラッチ27の内歯セレーション27cが系合し
、スライドクラッチ27の回転がクラッチギアに伝達さ
れる。
第3図のクラッチソレノイド20はヘッドプレート20
aを有しヘッドプレート20aには、レバー29が挿入
される切欠部20bが設けられると共にレバー29のス
リ割り部29aにソレノイドのアーマチャ20cの溝2
0dが係合している。レバー29の先端部は二叉構造に
なっており、2つの腕29bがスライドクラッチ27、
インボリュート歯の壁27dに当接している。
前述の様にフィードモータ19の回転は歯車22を介し
てスライドクラッチ27に伝えられ、常時はバネ部材2
8によってスライドクラッチ27がクラッチベルトプー
リ25と係合している為クラッチベルトプーリが回転し
てクラッチベル)30、制御棒プーリ31を介して制御
棒14ヘトルクを伝達する。この伝達系ではフィードモ
ータがリボンのコントロールに使用される。
一ライン分の印字が終了し、紙送りが実行される場合は
後述の制御系によってクラッチソレノイド20が印加さ
れ、アーマチャ20cが吸引されるとレバー29が支点
20bを中心に矢印■方向に振れ、スライドクラッチ2
7をバネ部材28に抗してクラッチギア24側へ移動さ
せる。アーマチャ20cはこの吸引状態で保持させたま
ま、フィードモータ19が回転すると回転が歯車22、
スライドクラッチ27を介してクラッチギア24が伝わ
り、さらにクラッチギアに噛み合う減速ギア32、プラ
テンギア33をへてプラテン1に動力が伝達される。
ここで34は減速ギア32を軸支するスタッド、35は
プラテンギア33をプラテン軸に固定しているピンであ
る。
36.37はプラテン1を本体フレーム15に保持する
為の軸受であり、38はペーパーガイド、37は印字用
紙をプラテンlに押え付けるローラである。
40はプラテン1の回転にクリック感をもたせ、不必要
なガタを除去するディテントギア、41は本体フレーム
15に固定され先端歯型部41aがディテントギア40
の歯型に系合してプラテンlの安定位置を生み出してい
る、デイテントバネである。
従ってフィードモータ19によってプラテン1を回転さ
せる場合はあらかじめプラテンのある安定位置から、次
の安定位置まで送るのに必要なモータ回転角を求めてお
いてその角度の整数倍だけモータが回転する様に制御さ
れる。
クラッチツレメイドがオフの状態ではスライドクラッチ
27とクラッチギア24は切り離されるので必然的にプ
ラテンlとフィードモータ19は切り離されている。
この状態でプラテンノブ42を操作者が手でディテント
ギア40のクリックカ以上の」二で回転すると、その回
転はクラッチギア24までは伝わるが、フィードモータ
19を回す事はないので、比較的軽く回転できる。マニ
ュアルの回転がディテントギア40とディテントバネに
よって生まれるプラテン1の安定点でない、つまりディ
テントバネがディテントギアの歯型に乗り上げている状
態で止められたとしてもプラテン1の回転摩擦力が小さ
い為、弱いディテントバネ力でプラテン1を回転させる
事が可能で、安定位置へプラテンを導きやすくなる。
第5図と第6図はディテントギア40とディテントバネ
41の県会の説明図である。
第5図ではディテントギア4oの三角歯にディテントバ
ネ41の先端歯型部41aが完全に噛み合い、プラテン
1が安定状態に保持されている。
プラテン1が外力により回転し、第6図の様な位置で止
められると、ディテントバネ41によってディテントギ
ア40に圧力Fが加わり、その分、力Frがプラテンを
回転させようとする。
ここでプラテン1の回転摩擦力がFrより大きいとディ
テントバネによってプラテンを安定状態に導く事が出来
ない。
本発明によればプラテンの回転摩擦力を小さく押える事
が出来るのでディテントバネ41の圧力Fが小さくとも
プラテンを動かす事(第6図から第5図の状態へ回動)
が可能となる。
〔キャリッジ〕
第7図は第2図に示したキャリジ12の概要を示す断面
図である。
〔活字ホイールの傾きψa2〕 リアシャフト13とレール15aに指示されてキャリジ
12が紙面垂直方向にキャリジベルト16の駆動により
移動する様になっていて、さらにホイールモータ18の
軸に固定されたホイールピニオン51からホイール受歯
車52により減速され、ホイール受歯車52に嵌合して
いる活字ホイール7を回転させることにより所望の文字
を選字し、ハンマー10により打撃し印字を行なう構造
になっている。この時キャリジ12を貫通している前述
の制御棒14が回転自由に支持されていおり、フィード
モータ19(第2図)の駆動力をキャリジ内部に伝達し
て、リボン9及び修正リボン11のシフト制御、巻取り
制御を掌っている。
第8図はこの制御棒14からキャリジ12へのトルク伝
達系の概要を示す機能図である。異形(非円形)14a
の断面形状を有する制御棒14に異形14aと同形状の
穴を有し、回転は制御棒14と一体となるがスライド(
矢印60)は自由なスライドカサ歯車(1)53スライ
ドカサ歯車(2)54が嵌合している。これら2つのカ
サ歯車53.54はキャリジ12と共にスライドしてキ
ャリジ12と相対的に位置が動かない様にガイド12a
、12’bにより位置決めされている。
スライドカサ歯車(1)53のトルクはこれと噛合って
いるリボンカサ歯車55へ伝達され、リボンベルト56
、リボンベルトプーリ57を介してカセット8に伝達さ
れリボン巻取りを掌っている。
一方、スライドカサ歯車(2)54のトルクはこれと噛
合っているカムカサ歯車58へ伝達され回転カム59を
駆動してリボン9及び修正リボン11の位置制御、修正
リボンの巻取り機構制御を掌っている。(詳細は後述) キャリジ全体を表す斜視図を第9図に示す。
プラテンlに巻きつけた印字用紙2をガイドすルカート
ホルダー61を具備し、キャリジ12の上面にはカセッ
ト8がカセット押えレバー62.63により着脱可能に
保持されており、カセット8にはリボン巻取りの軸に直
結しているノブ8aを有してる。修正リボン11は着脱
可能に供給スプール64に固定されていて、修正リボン
11の高さ位置を掌るリボンガイド(1)65、リボン
ガイド(2)66に係合され反対側の巻取りスプール6
7(後述)に着脱可能に保持され巻取り機構(後述)に
より漸次巻き取られる様になっている。同様にリボン9
もカセット8のリボン供給口8bがらりボンガイド(2
)66、リボンガイド(1)65に導かれカセットの巻
取り口8cに入りカセット内部の巻取り機構(図示せず
)により巻き取られる様になっている。キャリジ12の
逆プラテン側にはキャリジ12がタイプライタ全体にお
ける現在位置を示すインジケータ68(着色あるいは発
光下)が具備されである。
第10図はキャリジ12をプラテン1側からプラテンを
透視した斜視図である。制御棒】4、スライドカサ歯車
53.54、リボンカサ歯車55、カム用カサ歯車58
及びリボンガイド(1)、(2)65.66の配置が表
われている。なお61はカードホルタ゛−である。
リボン9及び修正リボン11と活字ホイール7が印字部
付近で当接し、からむのを防止するためにハンマーケー
ス69が配されていて活字ホイール7の外周部及びハン
マーの外部に位置してリボン類を摺動させて活字ホイー
ル7と隔離させている。
次にこれらの制御棒14からの伝達系の詳細な説明に移
る。
〔リボン巻取り機構〕
第11図はリボン巻取り機構を示す斜視図、第12図は
その中のクラッチ部を示す機構図である。
制御棒14が矢印78aの方向に回転するとスライドカ
サ歯車53も同方向に回転し、リボンカサ歯車55bは
これらより矢印79aの方向に回転する。これと一体成
形されているベルトフーリ55bに噛合っているリボン
ベルト56からリボンベルトプーリ57aにトルクが伝
達され矢印80aの方向に回転する。リボンベルトプー
リ57aと一体成形されているノコギリ歯部57bに噛
みあい、リボン巻取り軸75の軸75aに軸支されてい
るリボン送りポール73を通して、リボン巻取り軸75
が矢印81aの方向に軸71を中心として回動し、この
リボン巻取軸75に係合している送り爪76からカセッ
ト8の巻取り軸連結部にトルクが伝達されリボン9が巻
き取られる様になっている。ここでリボン巻取り軸75
に巻きつけであるバネクラッチ77は矢印81a方向の
回転はゆるみ側であるのでリボン巻取軸75の運動に何
ら作用を及ぼしていない。
一方制御棒14の回転が78bの方向の場合には同様に
して回転トルクはりボンベルトプーリ57b迄は矢印8
0bの方向に回転するが。
この時リボン送りボール73はボールバネ74の張力に
抗してノコギリ歯の山を乗り越えて軸75aを中心にし
て矢印82(第12図)の方向に動くのでトルクはリボ
ン巻取り軸75へは伝達しない様になっている。さらに
バネクラッチ77のしまり側であるのでリボン巻取軸は
回転せず完全に静止し、カセット8へは作用を及ぼさな
い様になっている。
次にスライドカサ歯車(2)54からの伝達系(カム用
)について述へる。
〔リボン高さ制御〕
第7図における矢印84方向からの前席板83の矢視図
でリボン高さ制御の動作を表わす動作説明図を第13−
1〜3図に示す。
第13−1図においては印字ポインl−1rAj84A
より印字用リボン9が下方に位置しており、一般にタイ
プライタ−としての必要機能である「印字した直後の文
字がタイピストに見える状態」を表わしている。
第13−2図においては印字ポインl−FAj84Aの
高さに印字リボン9がリフトされている状態で、この高
さの状態のままりポン9を供給9巻取り9選字、打撃す
ることにより印字がなされることになる。
第13−3図においては印字ポイン) tjAj84A
の高さに修正リボン11がリフトされている状態で、こ
の状態で選字、打撃することにより既印字の修止(リフ
トオフ(インクをはがす)又はカバ・−ラップ)がなさ
れることになる。
〔アーム傾き091〕 このリフト系の説明を正面図第14図を用いて述べる。
板金製の前席板83に軸85a。
85b、85cが3本加締められてありこの3つの軸を
中心に回動する羽根状の部材リボン羽ヰ1J(1)86
、リボン羽根(2)87、リボン羽根(3)88、リボ
ン羽根(4)89が取り(−Jけられ、リボン羽根(1
)86の先端の穴部にはリボンガイド(2)66から突
出している軸部66aが嵌合し、リボン羽根(3)88
の先端の穴部には同じくリボンガイ) (2)66から
突出している軸部66bが嵌合し、リンク機構を構成し
ている。又、同様にリボン羽根(2)87の先端の穴部
にはリボンガイド(1)65から突出している軸部65
aが嵌合し、リボン羽根(4)89の先端の穴部にはリ
ボンガイド(1)65から突出している軸部65bが嵌
合しリンク機構を構成しており、リボン羽根(1)86
の右端86a、及びリボン羽根(2)87の左端87a
にはそれぞれインボリュート歯車の歯形が、左右のリボ
ンガイド(1)、(2)65.66が同じ高さ位置にな
る様に形成されており片方のリンク機構の動きが他方の
リンク機構へ連動し常に左右対称の位置になる様に構成
されている。リボン羽根(1)86にはフック部86b
にはリボン羽根バネ90が掛けられてあり、」二方の力
を受けており、これらのリンク機構の重力による負荷分
を軽減している。
リボンガイド(1)、(2)65.66のすボン当接面
の傾きθ91は第7図における活字ホイール7の傾きψ
92により決定される角度で、リボン9がカセツ)8b
から引き出されて8cに収納される経路においてリボン
9に自然なカーブを与え、片たるみ等が生じない様にガ
イドすべく設定されている。又、前記リンク機構はこの
θ91を保持したまま作動すること、及びその結果カセ
ット8から引き出されているリボン9(修正リボン11
も同様)の長さがリボンガイド65.66の高さによら
ず常に大約一定になる様にすることを目的としている。
この引き出されている長さがリボンガイド65゜66の
高さ位置により変化する場合にはその分のたるみを大き
く吸収する様な機構が必要となるが前記の様になってい
る為本提案では必要としてない。
リボンガイド(2)66には突出している軸部66cを
さらに具備しており、ダウンセンサーチップ93がその
軸部66cを中心に回動自由に保持されており、ダウン
センサーチップバネ94により右まわり月初を受けてい
るが、リボン羽根(1)86から突出してるボス86c
に突き当たり静止している。このダウンセンサーチップ
93はリボンガイド(2)66が最下点に位置する時、
その状態を検出するためのものでダウンセンサー95の
接点レバー95aに作用してダウンセンサー95をON
させて信号を得る様になっている。(詳細は後述)なお
、第14図、第13−1図〜第13−3図から明らかな
様に羽根ガイドピン96が、カム59の回転半径の短い
ところにいるほどリボンガイドが上昇するように構成さ
れているわけである。
第15図に前述のリボンガイド65.66の高さを制御
する機構断面図を示す。前席板83に加締められたカム
軸98を回転中心とする回転カム59には基本的に3異
種の半径寸法の位置にカム溝59a、59b、59cが
形成されである。一方リボン羽根(1)86の略中心部
には筒形状の突出部86dが一体的に形成されてあり、
その内径部には羽根ガイドピン96がスライド運動可能
にかつ羽根ピンバネ97の圧縮力に抗して挿入され、こ
の羽根ガイドピン96がカム溝59a、59b、59c
に導かれることによりリボン羽根(1)86が回転変位
し第13−1〜3図に示した様に3種のポジションをつ
くり出している。すなわちカム溝59aに羽根ガイドピ
ン96が導かれている時は第13−1図の状態に、カム
溝59bの時は第13−2図の状態に、カム溝59cの
時は第13−3図の状態にそれぞれ対応している様にな
っている。
〔カムの構造〕
次にカム系の構造を示す構造図を第16図の分解説明図
を第17図に示す。スライドカサ歯車(2)54と噛み
合い、カム軸98を中心として回転するカムカサ歯車5
8(第10図。
第15図参照のこと)と回転カム59は嵌合部58aに
てスラスト、回転共に固定されており一体となって連動
する。この嵌合部58a。
59dにはセレーションが形成されである。回転カム5
9のカム溝の反対面から突出した軸部59eにはこの軸
を中心に回動自由なポイント100の穴部100aが挿
入されて、回動カム59と反対側の面から突出した軸部
100bがシフトカム99のカム溝部99aに挿入され
る様に配され、回転カム59とカムカサ歯車58にはさ
まれる形でシフトカム99がカムカサ歯車軸部58bに
回動自由に嵌合されて組まれている。この時シフトカム
戻しバネ101がシフトカム突起部99b及び回転カム
突起部59fに引掛けられ、カムカサ歯車軸部58bに
巻き付く形で配され、シフトカム99をカムカサ歯車側
から見て右まわり方向に付勢していて、前記突起部99
b 、59fが突き当たることにより固定されている。
(詳細は後述) 回転カム59近傍には、トリガーレバー軸104が加締
められており、これを中心に回動自由にトリガーレバー
102が配されていて、更に近傍のトリガーソレノイド
チップ103bと一体に遅動する様に固定されている。
トリガーレバー軸103aに通電されると電磁吸引力に
よりトリガーソレノイドチップ103bがF方に引き上
げられ、それに伴いトリガーレバー102も左まわりに
回動しトリガートバー先端部102aがシフトカム爪部
99aと噛みあう位置まで運動し、又、通電を切ること
によりトリガーソレノイドチップ103bが離れそれに
伴いトリガーレバー102もダウンしてストッパー10
5の位置に突き当たりシフトカム爪部99aとは噛みあ
わない位置にて静止している様になっている。
〔カム、動作〕
次にカム系の実際の動き方について説明する。
〔印字状態〕
制御棒14が矢印106aの方向(第16図参照、第1
1図の78a方向回転と同方向)に回転するとカムカサ
歯車58及び回転カム59は矢印107aの方向に回転
する。又、ここでトリガーレバー102はダウン位置に
いるためシフトカム99も前記突起部99b、59fが
突き当たったまま回転カム59と相対的に同じ回転運動
をすることになる。この過程を示したシーケンス図を第
18図に示す。ここでこれらの図は108矢視力向(第
16図)から見た様子であり、カム溝が見えているもの
である。
18−1は羽根ガイドピン96が、第15図における5
9aの位置にいるもので第13−1図の状態に相当する
ものである。ここから前記矢印107aの方向に回転カ
ム59が回転すると18−1〜18−3にかけてカム溝
の半径が小さくなるのに伴い羽根ガイドピッ96位置が
上昇し、第15図における59bの位置に到達し、第1
3−2図の印字状態に相当するものである。さらに10
7a方向に回転し続けるとカム溝形状は同半径になって
いるので羽根ガイドピンの高さ位置は変わらない。これ
は一番下の位置(状態18−1)から考えて、中間位置
つまり通常の印字位置まで、リボンが上昇した後ほ、そ
の高さ位置を保つようになっているためである。又、5
9i部は後述のポイント100の作用の為の穴であるた
めこの動きには何ら影響を及ぼさない。18−6におい
て59g部は59h部より相対的に紙面垂直方向に高く
なっており、従ってこのループ全体は紙面垂直方向に傾
斜を有していることになるが、羽根ガイドピン96は羽
根ピンバネ97により付勢されているのでその傾斜に常
に接して運動することになる。よってこの矢印107a
方向に回転を続けると常に第13−2図のリボン高さを
維持しかつ制御棒14が矢印78a方向に回転している
から前述の如くリボン9は、巻き取られているので連続
印字の状態になっている。ここで連続印字の時といえど
もハンマー10にて活字ホイール7を打撃する時にリボ
ン送りを停止すべく、制御棒の回転は停止しており、こ
のタイミングチャート関係は後述する。
尚、59文は59mに対して、又59nは59θに対し
てそれぞれ紙面垂直方向に高い形状になっている。
〔待機状態〕
次に上記印字状態のものから待機状態に移る過程のシー
ケンス図を第19図に示す。印字状態(羽根ガイドピン
96がカム溝59b、第13−2図参照)から制御棒1
4が矢印106b方向に(第16図参照、第11図の7
8b方向回転と同方向)回転すると回転カム59は矢印
107b方向に回転し19−1〜19−2の様に羽根ガ
イドピン96は同半径の溝を摺動し、さらに回転すると
19−3において59g部は59h部に比べて、前述の
如く紙面垂直方向に高いので羽根ガイドピン96は図の
様に半径の増加する方向のカム溝に導かれ、19−4の
様にカム溝59aの位置迄下降し、回転半径の大きい位
置に進むので第14図、第13−1図の待機状態になる
この時、制御棒14は矢印78b方向に回転しているか
ら前述の如くリボン9は巻き取られていないのでリボン
9のむだ使いにはならない様になっている。
第20図にこの最下状態(待機状態)を検出する機構の
詳細図を示す。リボンガイド(2)が最下点に下降して
きた時に回転カム59の外周部の凸部59pがダウンセ
ンサーチップ93のボス部93aに作用し、ダウンセン
サーチップ93を左まわりに回動させる。これによりダ
ウンセンサーチップポス部93bがダウンセンサー95
の接点レバー95aを押しスイッチをONさせることに
より正確に最下状態を検出する様になっている。第19
図のシーケンスにおいても最下状1f2m194になる
とダウンセンサー95がONするのでそこでフィードモ
ータ19を停止トさせて一連の動作が停止することにな
る。
尚、本カム系の運動の基準はすべてこの最下状態のダウ
ンセンサ−95信号ONの状態にあり、ここからのオー
プン制御で駆動されている。
一般にタイプライタ−においては、印字の為のりボンの
送り方として大きく分けて2通りあり、1つは第21−
1図に示す様に印字された文字分確実にリボンを送り、
重なりがあると印字欠けになるタイプA109 (コレ
クタプルリボン、ワンタイムリボン等)なお、第21−
1図、第21−2図、第21−3図は印字後のリボンの
状態を示している。
そしてもう1つは、第21−2図に示す様にリボン上複
数回数印字可能な場合でリボン送り量を少なくしてリボ
ン上印字を重ねてしまい1カセツト当たりの印字可能数
を大きくするタイプB110(マルチストライクリボン
等)がある。
本装置では第18図における最下状態18−1から印字
状態18−3までリボン高さを変えている過程で同時に
大約タイプA109リボン1文字分リボンを送るギヤ、
ベルト比を有する機構になっていてタイプA109リボ
ン使用時のリボン9上昇1巻き取りにかかる時間を最小
にし、印字する時間を極力早める様になっている。この
機構において前記タイプBl 10リボンを使用して印
字する場合リボン位置を印字状態にしたまま連続的に印
字すればリボン送り量を常に適当に少なくしておけばリ
ボン使用量を少なくすることはできるが、印字中どうし
てもリボン位置を下げて待機状態になった後の1文字分
は第18図のシーケンスによるとタイプA109リボン
使用時と同じ量送ってしまうので第21−3図に示す様
に連続印字の集合間に大きくムダ送り部が生じてしまう
。この現象を起こさない為のシーケンス図を第22図に
示す。
リボン高さ最下状態22−1から回転カム59を矢印1
07bの方向に回転させることにより印字状態の高さま
で羽根ガイドピン96を上昇させる。この時、前述の如
く、リボン9は巻き取られず、確実に印字状態の高さま
では羽根ガイドピン96が導かれる22−4の状態から
回転カム59の回転方向を矢印107aの方向に反転す
る。ここで59j部は59に部に対して紙面垂直方向相
対的に高くなっているので22−5の如く羽根ガイドピ
ン96が導かれていき、同時にリボン必要微速る事によ
り、第18図と同様に連続印字の状態を続ける事になり
、ムダ送り部の生じないリボン送り系を実現している。
ここでタイプA109 (第21−1図)リボン使用か
、タイプBIIO(第21−2図)リボン使用かの判別
はセンサ等を設けてもよいし、ユーザーのキーボード5
からの操作によるものであってもよい。
〔修正状態〕
次に第15図におけるカム溝59cに羽根ガイドピン9
6が導かれ、第13−3図の修正状態になる過程を述べ
る。第23図は第16図における108矢視力向から回
転カム59を透視したシフトカム99、ポイント100
、シフトカム戻しバネ101、トリガーレバー102の
動きを表わしたシーケンス図である。リボン、アームの
最下状態第13−1図に対応している第23図の23−
1の状態から、前述の如くトリガーソレノイド103を
励磁することによりトリガーレバー先端部102aとシ
フトカム爪部99aが噛み合い(23−2)その後回転
カム59を矢印107bの方向に回転させるべく制御棒
を矢印106b(78b)方向に回転させることにより
第23図においては回転カム59の一部分である軸部5
9e、突起部59f及び軸部59eに回動自由に嵌合し
ているポイン)100は矢印107bの方向に運動を開
始する事になる。しかし、一方シフトカム99はトリガ
ーレバー102により矢印107b方向に回転不可能な
状態であるからそのまま静止しており、したがってシフ
トカム戻しバネ101のトルクに抗してカム59、つま
り第23図では突起部59fが回転していくことになる
(23−3)それに連れてカム溝99aに嵌合している
ポイント軸部100bのカム溝99aに対する位置も変
わり、カム形状に従ってポイント100の先端部が回転
カム59の回転中心方向に寄る様に運動しく23−5)
、その状態を保つ(23−6)。23−6の状態になっ
た時にトリガーソレノイド103の励磁を解除しトリガ
ーレバー102をリリースすることによりシフトカム9
9はシフトカム戻しバネ101のチャーシカにより矢印
111の方向に、突起部99bが突起部59fに突き当
たる迄瞬間的に回転し、それに伴ないポイント軸部10
0bもカム溝99aを前述と逆に運動し、ポイトン10
0の先端部も回転カム59の回転中心から離れる方向に
動き初期の状態に戻る様になっている(23−7)。
次にこれらポイントlOOの動きと回転カム59の動き
を総合した運動を表わすシーケンス図を第24図に示す
。最下状態(第24−1図)から先に述べた様にトリガ
ーレバー102を上昇させて回転カム59を矢印107
bの方向に回転し始める。24−2〜3において回転カ
ム59の穴部59iからポイント100が前述のシフト
カム99の作・用により突出してきている。ここで紙面
垂直方向の高さは24−4において高い方から100c
>100d>59立〉59mの様になっているため羽根
ガイドピン96はカム溝59文の方向へ導かれていくこ
とになる。さらに回転を続けて24−6の状態は羽根ガ
イドピン96が第15図における59cの位置にいるも
ので第13−3図の状態に相当するものでるあ。この位
置にて回転を停止し、ハンマー10にて打撃することに
より、修正を行なう様になっている。尚、第23図に示
したポイント100、シフトカム99の動きとのタイミ
ング関係は状態を24−5ど状態24−6の間に23−
7のトリガーレバー102を解放する動作がはいってい
る様になっている。修正印字後さらに回転カム59を矢
印107b方向に回転させ続は羽根ガイドピン96を2
4−7〜24−9の様に導かせて高さ位置を下降させあ
とは第19図と同じルートをたどり24−11の待機位
置に戻し回転を停止させて一連のシーケンスを終了する
ことになる。ここで回転カム59の回転方向は矢印10
7こであるから制御棒14の回転方向は矢印106b(
78b)で、リボン9は巻き取られない方向であるから
ムダ送りはしていない。
修正印字動作のシーケンスは連続修正印字、単発修正印
字にかかわらず、1文字ずつこのシーケンスを実行して
おり、又、タイミングチャート関係については後述する
〔修正印字のハンマ打撃〕
次に修正印字のハンマー打撃の時の動きの詳細について
述べる。一度印字された文字と同じ位置に同じ活字を運
び修正リボンをあててハンマーで打撃してはぎとり(リ
フi・オフ)、或いは白文字をかぶせ(カバーラップ)
で修正を行なうのであるが、この際のキャリジ12全体
の位置決め及び活字ホイール7の位置決めに高い精度を
必要とし、この精度が悪いと修正しきれず印字残りとな
り非常にみにくいものとなってしまう。これに対して修
正印字時に目的の文字位置近傍でキャリジ12を微少変
位させて複数回数ハンマー10で打撃を行ない位置ずれ
をカバーする手段は公知てあり、本装置においても被修
正文字位置とその左右17240inchずつキャリジ
12を移動させた位置の合計3箇所においてハンマー1
oを打撃して修正を行なう様になっている。この時3回
前述の修正リボン上昇のシーケンスを繰り返すとそのた
めに要する時間及び修正リボン11の消費量の増大化(
修正リボン巻取り機構については後述)につながり、ま
た修正リボンを全く送らないで3回ハンマー打撃を行な
っても修正可能でありどこのような実現例もあるが、活
字の位置と修正リボンの相対位置が3回打撃時共変化し
ないため修正リボンll上の同じ位置しか使用しないこ
とになり、有効に修正リボン11を使用しているとはい
えない。
以下にこの様な点をふまえた本装置の実施方法について
述べる。第25図は前出24−6の状態に等しいものを
示した説明図であり、羽根ガイドピン96が、修正状態
のカム溝に導かれており、112−1の位置において修
正のハンマー打撃を行なうことにより、修正リボン11
を表わした第26図における1 11−1の位置にはぎ
とられた様子が対応して示されている。
その後回転カム59を微少角度矢印107b方向に回転
し羽根ガイドピン59が112−2の位置にきたところ
で回転を停止し、この時カム溝の形状により、羽根ガイ
ドピン59を微少位置下降させた位置になるので、修正
リボン11は微少量印字位置より下に変位するため、こ
こで修正のハンマー打撃を行うことにより修正リボン1
1上、前の位置より微少位置」三方の新しい領域に1回
目の修正にて残った印字あとをはぎとることになる(1
11−2)。さらに回転カム59を微少角度矢印107
b方向に回転し羽根ガイドピン96が13−2−3の位
置にきたところで同様のことを行なうことにより、修正
リボン上、111−3の位置に印字あとがくる様になり
、さらに新しい修正リボン11領域を使用することにな
る。
これら3回のハンマー打撃時にはキャリジ12も位置変
位させていることは前述のとおりで、これらを共に実行
することにより、よりよい修正品位を得られる様になっ
ている。
〔修正リボン巻取り機構〕
次に修正リボン11の巻取り機構を示す斜視図を第27
図に示す。これはキャリジ12を第9図の反対側から見
たもので修正リボン11がプラテンl側にあるリボンガ
イド66を経て、巻き取りコアllaに巻きついてあり
、巻き取りコアllaは巻き取りスプール67に着脱可
能に保持されている。巻き取りスプール67の外周部に
は爪部67aが形成されていて、送り爪114、逆転防
止爪115の作用により巻き取りスプール67が回転し
、修正リボン11が送られていく様になっている。この
送り機構の詳細を第15図に用いて説明する。キャリジ
12に固定された巻取り軸117に回動自由に増刊けら
れた巻取りスプール67と、キャリジ12に固定された
軸116を中心に回動自由に取り付けられた修正レバー
113と、この修正レバー113から突出している軸部
113aに回動自由に嵌合している送り爪114と、キ
ャリジ12に固定された軸部118上に回動自由に取り
伺けられた逆転防止爪115から構成されている。修正
レバー先端部113bはリボン羽根(1)突出部86d
に嵌合してあり、突出部86dの動きに連動して修正レ
バー113も回動する様になっている。又、送り爪11
4にはヒゲバネ部114aを有しており、送り爪先端部
114bを右まわり方向に月初して巻き取りスプール6
7に当接させている。さらに逆転防止爪115にもヒゲ
バネ部115aを有しており、キャリジ12に固定され
た軸部119に掛けられて、逆転防止爪先端部115b
を右まわり方向に付勢して巻き取りスプール67に当接
させている。
このような機構において羽根ガイドピン96がカム溝5
9aと59bを往復運動する場合、すなわちリボン高さ
が待機状態と印字状態を繰り返す普通の印字時には送り
爪114は第15図において114bと120(2点鎖
点)の間で運動するので巻き取りスプール67の爪部6
7aには作用を及ぼさないので巻き取りはされない。
〔修正リボンの」二昇、下降〕
次に修正印字を行う位置までリボンを」二昇させた時の
リボン羽根(1)86と修正レバー113の動きを示す
シーケンス図を第28図に示す。待機状態(28−1)
から印字状態のリボン位置28−2を通過して修正状態
28−3に到達すると送り爪先端部114bは巻き取り
スプール爪部67aを乗り越えた状態になり、ここから
リボン高さを最下点である待機状態に下降させる過程で
巻き取りスプール67を右まわりに回転させ、状態28
−1にて逆転防止爪先端部115bが巻き取りスプール
爪を乗り越えるので、巻き取りスプール1歯分回転した
ことになり、修正リボン11を1文字分送れる様になっ
ている。
〔ハンマ駆動系〕
次にハンマー10を駆動する系について詳細な説明を述
べる。ハンマーの駆動系を表わす斜視図を第29図に、
構造図を第30図に示す。
ハンマー系全体はコの字形をした板金製のモータ台11
6に取り伺けられており、馬子型積層ヨーク117には
2つの巻線コイル118が巻かれてあり、この巻線コイ
ル118に通電し励磁させることによりヨーク117に
アーマチュア119を吸着させて(第29図の矢印寥)
エネルギーを得る様になっている。アーマチュア119
はモータ台116に加締められた軸126を中心に回動
自由に嵌合していて、逆ヨーク側にはストッパーゴム1
21が調整板120に取りつけてあり、非励磁時にはア
ーマチュア119はこのストッパーゴム121に突き当
たって静止している。アーマチュア先端部119 aは
ハンマーレバー122の先端部122aと当接しており
、ハンマーレバー122はモータ台116に加締められ
ている軸123を中心として回動自由に保持されている
ので先端部122aがアーマチュア先端部119aの作
用により左まわり方向に回動するとハンマー戻しバネ1
25の引張り力に抗してハンマーレへ−122及びそれ
に固定されているハンマー10が活字ホイール7を打撃
し、リボンを介して印字を行う。ここで打撃エネルギー
を確保するためにハンマー10には適当な質量を有する
ウェイト124が固定されている。
巻線コイル118の励磁が解除されるとハンマーレへ−
122はハンマー戻しバネ125の力により右まわりに
回動しハンマーレバー先端部122aがアーマチュア先
端部119aを押してアーマチュア119がストッパー
ゴム121に突き当たって静止することになる。この静
止状態のアーマチュア119の位置により励磁による吸
着力が変化するので調整板120の固定位差調整により
ハンマー10の打撃力調整を行なう様になっている。
くホイール装着機構〉 次に活字ホイール7の装着機構について述べる。
装着機構の概略を第31図に示す。ホイールモータ18
やハンマー系を保持しているモータ台116は左右に加
締められている軸128とキャリジ12本体側の長さ溝
131との嵌合及びキャリジに本体に固定されている軸
130を中心に回動自由に保持されているレリーズレバ
−127の先端部穴127aに貫通している軸129と
、モータ台穴部116aとの嵌合、の2カ所で位置決め
されている。又、レリーズレバ−127を軸130を中
心に右まわり方向にユーザーが動かす事により軸129
と共にモータ台116も第31図中力へスライドし、活
字ホイール7とモータ台側の駆動部との嵌合が解放され
て矢印132aの方向へユーザーが活字ホイールを着脱
できる様になり、又、逆にこの状態で活字ホイールを矢
印132bの方向へユーザーが落とし込んでレリーズレ
バ−127を左まわり方向へ動かしモータ台116をセ
ットすれば印字状態になる様になっている。このセット
に伴ない、モータ台116に加締められているホイール
軸133の先端テーバm 133 aに活字ホイール中
心穴7fが導かれてホイール軸133と最終的に確実に
嵌合する事になる。
これで活字ホイール7の回転中心は位置決めされるが回
、転位置は位置決めされていない。
くホイール落とし込み、嵌合〉 以下にその機構について第32図に示す機構図を用いて
述べていく。ホイール軸133を中心に回動するホイー
ル受歯車52の活字ホイール当接面には3力所角突起部
52a、52b。
52cがそれぞれ中心からの位置寸法を異にして形成さ
れてあり、一方、活字ホイールにも3カ所角穴が設けて
あり(7a、7b、7c)、それぞれ中心からの位置寸
法を異にしである。
そして鉤裂起部52aと角穴7a、52bと7b 、5
2cと7Cがそれぞれ中心からの位置寸法が同じで嵌合
でき、その回転位置以外では嵌合不可能な寸法形状で構
成されている。つまり、鉤裂起及び穴が均等(120’
づつ)に設けられていないのである。あるいは同一半径
の円周上にはないのである。尚、嵌合後はホイール受歯
車52と活字ホイール7がほぼ一体となって回転できる
様に高精度の嵌合寸法になっている。
活字ホイール装着後、モータ台116をセットした状態
が第32−1図に示されている。ホイール受歯車52の
鉤裂起部と活字ホイール7の角穴位置は一致していない
ので活字ホイール7は鉤裂起部の頂部に当接しており、
ホイール受歯車52の活字ホイール当設部より鉤裂起部
の高さ分だけ活字ホイール7の位置が第32−1図の断
面図において左方へ移動している。
一方、活字ホイール7の左方には前席板83が配してあ
り、前席板83の切欠穴にはドロップケース144が爪
部144b、144cにて挿入してあり固定されている
。ドロップケース144に一体的に形成された軸部14
4aにはスラスト方向に運動自由にホイール押え145
が、さらにその外周部には同じくスラスト方向に運動自
由にホイールロック146が嵌合されており、ホイール
押え145に対してホイール押えバネ147、ホイール
ロック146に対してはホイールロックバネ148がそ
れぞれ独立に作用していて図中右方向へ付勢している。
また、ホイールロック146はドロップケース144に
より、回転方向を規制されており(図示せず)、スラス
ト方向には動くが回転運動はしない様になっている。ホ
イールロック先端部146aには第32−2図A矢視に
示す様なラチェット形状が形成されており、一方、活字
ホイール7にはこれに噛み合う形状のラチェット7eが
形成されているので、第32−1図の状態においてはこ
れらのラチェット部が噛み合っており、矢印149の方
向へは回転できない様保持されている。活字ホイール中
央凸部7dとホイール押え145は当接しており、ホイ
ール押え/ヘネ147カにより常に右方向に付勢されて
いる。この状態で、ホイール受歯車52を矢印149方
向へ回転させれば、最大360゜回転する間に角穴7a
、7b、7cと鉤裂起部52a、52b、52cが一致
してホイール押え145の作用により右方向へシフトし
て嵌合することになる。その状態を示したものが第32
−2図であり、ホイール押え145と活字ホイール中央
凸部7dは当接しているが、ホイールロック先端部14
6aと活字ホィール7e部はホイールロック146は第
32−1図の状態より右方へは移動できない様なストッ
パーのため(図示せず)解離して活字ホイール7は自由
にかつホイール受歯車52に位置決めされて一体となっ
て回転し、選字、印字可能な状態となっている。活字ホ
ィール7装着後のイニシャル動作時にはホイール受歯車
52の回転角度は安全を期すため720° 程度回転す
る様にしである。以上のような機構により、活字ホイー
ル自動装填を実現している。
く動作制御〉 次に、以上詳述した装置の動作の制御について説明を行
なう。
第45−1図は制御回路のブロック図で、又、第45−
2図は、制御回路ブロック図における制御論理回路20
1の詳述な構成である。
制御論理回路は、MPU (マイクロ・プロセッシング
−ユニット)230.ROM (リード−オン・メモリ
)231、RAM(ランダム・アクセスΦメモリ)23
2、タイマ233.及び入出力拡張回路234から構成
され、各々はMPUバスにより接続されている。かかる
回路構成によりMPU230は、ROM231にあらか
じめ収納されているマイクロ・インストラクションに従
って演算制御を実行し、キーボード制御回路とのデータ
の受は渡し、及びプリンタ制御回路との入出力制御を行
なう。Dタイマ233はMPU230からの制御により
、基準時間情報の発生、経過時間の測定又は、タイマの
制御条件に従った割込み要求(I NT2)を)=>’
iP 2 発生し、制御論理回路の実時間制御を行なう。
なおROM231は、後述の各制御フローチャートで表
わされるプログラムが格納されている。
制御回路ブロック図において、キーボード制御回路20
2はキーボードスイッチ部203のキーボード操作を認
識し、マイクロ・コード化したキーボード操作情報を制
御論理回路に提供する。
制御論理回路201はこのキーボード操作情報により、
あらかじめ設定された制御シーフェンスに従い、入出力
回路を通してプリンタ制御を実行する。
プリンタ駆動電源回路204は、VPEによッテ制御(
VPE=OでOFF、VPE=1でON)され、各駆動
回路(後述)に所定の電圧で駆動電流を供給する定電圧
電源回路であり、さらにこの出力電圧のモニター信号V
BL (所定の出力電圧のときVBL=O1所定出力電
圧未満のときVBL=1)を制御論理回路に提供する。
フィード・モータ駆動回路205は、フィード・モータ
206の1〜4相の各々に対応するFMI〜FM4によ
り制御され、フィード・モータの励磁に必要な所定の駆
動電流を供給する定電流回路である。
キャリア・モータ駆動回路207は、キャリア・モータ
208の1〜4相の各々に対応するCMI〜CM4によ
り制御され、キャリアφモータの励磁に必要な所定の駆
動電流を供給する定電流回路であり、この電流はもう一
つの制御信号(MHにより、2段階に設定される。(C
MH=Oのとき大電流値、(MH=1のとき小電流値) ホイール・モータ駆動回路209、ホイール拳モータ2
10、及び制御信号WMI〜WM4゜WMHの機能は上
記キャリアΦモータの場合と同様である。
ハンマー・ソレノイド駆動回路211はHMRによって
制御され(HMR= 1のときOFF 。
HMR=Oのと、!ON)ハンマーソレノイド212に
所定の電流を供給する、定電流駆動回路である。クラッ
チΦソレノイド駆動回路213はFCLT信号によって
制御され(FCLT=1のときON 、FCLT=Oの
とき0FF)クラッチやソレノイド214に所定の電流
を供給する定電流駆動回路であり、その仮定電流は、通
電初期(クラッチ吸引時)には高レベル、初期通電後(
クラッチ保持期間)には低レベルとなる様に動作する。
トリガΦソレノイド駆動回路215は、TSOL信号に
よって制御され、上記タラッチソレノイド駆動回路と同
様に、トリガ・ソレノイド216の吸引、保持電流を制
御する。
波形整形回路217は、レフト・リミット・スイッチ2
18のON、OFF状態を、制御論理回路201の入力
信号として適当な、電圧レベルに変換する。
波形整形回路219、および221はそれぞれ、リボン
ダウン5W220、ホイール・インデックス検出器22
2のON、OFF状態を制御論理回路の入力信号として
適当な電圧レベルに変換する。以上の様な構成で駆動回
路が形成されている。
次に、以上詳述した装置の動作の制御を上記ハード構成
によって制御するプログラムについて説明する。
第33図にMPUによる出力シーケンスの制御フローチ
ャートを示す。Stにおいてフード3aが開状態である
かを判定し開状態であるとかがる印字機構等の動作を禁
止すべく後述するフード開処理(S2)を行なう。S3
において、キー人力があるかどうかを判定し、S4で前
回の印字からの経過時間によりS5においてリボン印字
位置よりダウンさせる。S6においてリボンダウン処理
が終了したか否かを判定し終了している場合は、S7に
おいて活字エレメントのホーム位置を選字する。
ここで本発明で説明する印字装置の活字ホイールのホー
ム位置は2通り有り、まずその説明を行う。それは第3
3図のフローのSlの直前のキー人力が印字及びスペー
スキー、タブキー等、そのキー人力によってキャリッジ
が右方向(印字方向)に移動する場合(第1ホームポジ
シヨン)とバックスペース修正等のキャリッジが印字方
向に対して戻る場合(第2ホームポジシヨン)である。
なお、ここでいうホームポジションは選字の為のホイー
ル位置決め用のものという意味の他に各々印字動作後の
次の動作までの待機位置のことでもある。
第34図は前者の印字方向の印字直後の活字ホイールの
ホーム位置(第1ホームポジシヨン)を示している。図
中1はプラテレ、2は印字用紙、7は活字ホイール、l
Oはハンマーである。印字直後の為キャリッジが一文字
分右に移動し、活字ホイールの決められた活字7hがハ
ンマー10に合う位置に来ている。この位置は活字ホイ
ールの切欠部7jがすでに印字した文字の下部に位置す
る様に配したもので、これにより操作者は活字ホイール
にじゃまされる事なく、すでに印字された文字を見る事
が出来る。
次に前述の状態からバックスペースを行ないキャリッジ
を一文字分左に移動させると従来の装置では第35図の
様に印字された文字rdJの」−に活字7hが来る。こ
の状態では活字7hが文字rdJをかくしてしまう為一
旦バツクスペースしてしまうと合わせた文字が何だった
のか見る事がむづかしくなる。従って、ノ\ンマが例え
ば訂正したい文字に対応した位置に来ているのかどうか
等確認するのは困難であった。これに対して第36図は
本発明の装置の第2のホームポジションの説明図で初期
の第34図の位置からバックスペースするとキャリッジ
は一文字分、印字とは逆方向に戻るが、その時活字ホイ
ールは第2のホーム位置に移動する。これによりハンマ
ーlOと文字rdJが正対し操作者がバックスペースす
る事によってキャリッジをどこに戻したかがわかりやす
くなる。
第33図において、S3においてキー人力が有った場合
は、S8において文字キーかどうかを判定し、文字キー
以外の場合はS9文字キー以外の処理(後述、第40図
)に進む。S8において文字キーである場合はSIOに
おいてリボンダウン処理を実行中であるか否かを判定し
、実行中であればSttにおいて現在装着されているリ
ボンの種類がコレクタプル畳リボンであるか判定し、こ
れは、ユーザーのキー人力或いはセンサを設けてもよい
。コレクタブルーリボンであれば、S12において、リ
ボン−ダウン動作を中断する。このことによりリボン・
ダウン動作の終了を待つことなく、リボン・リフト・ア
ップを行うことが出来るのでキー人力に対する応答性が
向上できる。
Sllにおいて装着されているリボンがマルチ−リボン
等のコレクタプル畳リボンで無い場合は、S13におい
てリボン・ダウン動作を待つ、Si2においてリボンが
印字位置にリフト・アップされているかを判定し、リフ
ト争アップされている場合はS16においてリボン巻取
りを行なう。リフト・アップ状態でない場合はS15に
おいてリボンを印字位置にリフト・アップすべく動作を
行なう。この時、S2においてフード間抜の最初のリボ
ン・リフト動作であれば通常のリボン・リフト−アンプ
に必要な回転量より多口に送ることによりフード開時の
操作者のリボン脱着等によるリボンたるみ等を除去でき
る。
くホームポジション検索〉 次に317において活字エレメントが第1のホーム位置
に有るか判定し、ホーム位置を検出できない場合はS1
8においてホーム位置を検出すべくホーム位置の検索を
行なう。第37図は、ホーム位置検出状態を示し、この
状態はあらかじめ決められた活字スポーク7hがハンマ
ー10と一致し、又同時に活字ホイールの一回転毎に同
期して信号を発生しうる検出器50から、第45−1図
に示した波形整形回路221を介し、(第45図後述)
制御論理回路201がホーム位置であることを認識でき
るような信号(WHX)を出力するようになっている。
制御論理回路がホーム位置を示しているにもかかわらず
上記、検出器より信号が出力されていない場合、これは
活字ホイールに何らかの外力が加わってホイールモータ
の励磁相が、MPUから指示されている相と異なった場
合等が考えられるが、装置は活字ホイールを回転させて
ホーム位置に戻そうとする。
そして検出信号が発せられた位置でカウンターをリセッ
トする事になる従来の装置では、その回転方向を一方向
に定める場合が多かったが、その方向を例えば活、字ホ
イールの背面から見て時計回りすると第38図では活字
スポーク7hがハンマーlOと一致する位置、つまりホ
ーム位置をすぐ発見出来たが、第39図の場合には約−
回転しないとホーム位置に戻れず検出に多大な時間を有
していた。
しかし通常はこの様な状態は振動等の外乱によって生じ
る確率が高いので、ホーム位置からのづれ量はたかだか
数活字スポーク分内に入る可能性が高い事がわかった。
そこで、本発明による印字装置ではホーム位置未検出の
場合その位置からまず活字ホイールを時計方向に4活字
スポーク分回転して検出器50からの信号の有無を確か
め、検出できない場合反対方向に、その位置から一回転
させる。
この検索方法は短時間にホーム位置を検出するのに非常
に有効である。ここでは回転方向を時計方向で4活字ス
ポーク分と定めたが、装置により不変させる事はもちろ
ん可能である。
次に319においてキー人力された文字の選字を行なう
次に打字する条件を320〜S23で待つ。
まずS20において、」二記リボン巻取り又はリボン・
リフト・アップ及びリボン巻取り等の動作終了を待ち、
S21において、S19における選字動作等の終了を待
ち、S22 、S23においてキャリッジが印字位置ま
で移動するのを待つ。次に324において選字した活字
を打字すべくハンマーを駆動し印字を行ない、又、次の
キー人力とリボンのダウン制御を行うべくタイマ233
をセットする。又S25.26においてキャリッジを次
の印字位置へ移動すべくキャリッジの移動量をセットし
、キャリッジを移動させ■に戻り再び上記制御を行う。
く文字キー以外の処理〉 第40図は、第33図のS9に示した文字キー以外の処
理を示す制御フローチャートである。
まず、S27においてスペースキーであれば328のス
ペースキーの処理を行なう。S27においてスペースキ
ーでなければS29に進みパックスペースキーであれば
、S30のパックスペースキーの処理を行う。S29に
おいてバックスペースキーでなければS31に進み修正
キーであればS32の修正キーの処理を行なう。S31
において修正キーでなければS33に進みリターンキー
であれば334のリターンキーの処理を行う。S33に
おいてリターン・キーでなければその他のキー処理を行
う。
第41図、第42図は、第40図の328゜S30に示
したスペースキーの処理、バックスペースキーの処理を
詳細に示す制御フローチャートである。両者は移動方向
が相違するだけで、その他の制御は同様であるので第4
1図のスペースキーの処理についてのみ説明する。
まず、536においてスペース動作が既に実行中(リピ
ート)かどうか判定しリピートでない場合、あるいは最
初のスペース移動の場合は337に進み、次回の336
における判定の為のスペース動作中フラグをセットし、
838゜S39においてキャリッジの移動量をセットし
、キャリッジの移動を行う。336においてスペース動
作中であると判定された場合は、S40に進み移動量を
更新し、スペース移動を続行する。
なお始動時の移動スペース量は印字ピッチセレクタによ
り選択されたピッチにより異なるが1/15.1/12
.1/10インチ(1スペース量)等である。
く修正キーの処理〉 次に第40図の332に示した修正キーの処理について
第43図に制御フローチャー1・を示し説明する。S4
1.S42においてリボンのダウン位置にある状態又は
、リボンダウン動作の終了を待ち、S43において第1
6 、23 。
24図において説明した様に、トリガ・ソレノイド10
3をオンし、以下の動作において、リボンガイド65.
66を修正印字位置にリフトアップが可能な状態にする
。S44で修正リボンを修正印字位置にすべくリフトア
ップ動作を開始し、S45において修正すべき文字、即
ち前回キー人力された文字を選字すべく活字選択動作を
開始する。
S46において修正リボンが修正印字位置付近(第24
図、状態24−5.24−6)に達するまで待ち、達し
たならばS47においてトリガ・ソレノイド103をオ
フする。そして348においてS45で行った選字動作
が終了するまで待ち、終了したならばS49において文
字を抹消すべくハンマー1oを駆動し、350,351
において修正リボンのダウン処理を行い終了する。
くリターンキーの処理〉 次に第40図の334に示したリターンキーの処理につ
いて第44図に制御フローチャートを示し説明する。ま
ずS52において現在のキャリッジ位置とリターン(復
改)すべき位置、例えばレフト−マージンン位置等より
キャリッジの移動量を求めセットし、用紙送り量をセッ
トする。次に354において第3図において説明したク
ラッチ・ソレノイド20をオンし、以下の動作において
用紙送りが可能な状態にする。
そして、S55において用紙送りを開始し、S56にお
いてキャリッジ移動を開始する。
S57において用紙送り動作の終了を待ち、終了したな
らば、358においてリボン巻取り及びリボンΦリフト
等のリボンに対する動作を可能とするためクラッチ・ソ
レノイド2oをオフして終了する。
尚、用紙送り量は改行ピッチ・セレクタにより選択され
たピッチにより異なるが1 、lq。
2行(1改行量)である。
なお、以上説明した各モータの駆動について更に説明す
ると選字用のホイール・モータ18、キャリッジ移動用
のキャリアモータ17、リボンのアップ、ダウンおよび
巻取り又は用紙送り用のフィードモータ19の駆動は、
まず励磁相のパターンを第45−1図に示す入出力回路
234の各モータに対応したアドレスに書込み、励磁を
行ない、励磁時間もこの時にタイマーにセットする。そ
してタイマーにセットした所望時間が経過するとM P
 Uに割込み信号(I NT2)によって割込みがかか
り、割込み処理の中で次の励磁相のパターンと励磁時間
をセットし割込み処理を終了する。以後この処理が設定
されたステップ数だけ繰り返される。そしてこの処理の
間処理の状態を示すフラグ等がセットせれ処理が終了す
るとこのフラグ等がリセットされるようになっている。
また、このフラグ等はRAM232上に確保されている
・ 励磁相のパターン及び励磁時間のテーブル等はROM2
33−に存在する。また、タイマ233は内部に数個の
タイマ・カウンタが有りタイマ・カウンタに値をセット
すると一定時間毎にカウント・ダウンされカウンタが0
になるとMPUに割込み信号(I NT2)により割込
みをかける。この数個のタイマ・カウンタは各モータの
励磁時間及び印字した後のリボン・ダウン動作迄の時間
等を作り出すのに使用される。
次にホイール・モータ18の選字処理であるが、これは
入力された文字キーに対応した活字エレメントの位置を
ROM231上の、活字エレメント位置テーブル等より
求める位置と現在の位置どの差によって回転方向及び選
字に要する移動ステップ数等をMPU230が求めホイ
ールφモータ18を駆動する。
〔印字シーケンスの動作タイムチャート3次に以上説明
した印字装置の印字シーケンスを動作タイムチャートに
より説明する。
〔コレクタプルリボン、単発印字〕
第46図はコレクタプル舎リボンが装着された場合の単
発印字の場合の印字シーケンスを示す動作タイムチャー
トである。まず、キー人力信号(KS)の入力によりホ
イール・モータ18(WM)を駆動し、該キー人力に対
応する活字を選択する。それと回持にフィード・モータ
19(FM)を正転(第3図A方向)させ、リボンを印
字装置にリフトφアップし、かつ、リボンを所定量巻取
る(第13−2図参照)。
活字選択及びリボン巻取り等の動作終了後、印字を実行
すべくハンマー(HM)10を駆動する。印字終了後次
の印字装置にキャリッジ12を移動すべくキャリア・モ
ータ17(CM)を駆動する。次にリボンをダウンすべ
く、フィード・モータ19(FM)を逆転方向に駆動す
る。そして、第20図に示したダウンセンサ95により
、リボンのダウン位置を検出すると、フィード・モータ
19(FM)を停止する。なお、ダウン・センサ95は
LOWレベルで検出状態を示し第13−1図で示される
様にダウンセンサチップ93がダウンセンサ95のレバ
ー95aを押下して検出する。第13−1図、第20図
がリボンのダウン位置を示している。
〔コレクタプルリボン・連続印字〕
次にコレクタプル・リボンが装着されている場合のリボ
ンのダウン状態からキー信号により連続印字が行なわれ
た場合の動作タイムチャートを第47図に示す。
最初は上記単発印字シーケンスと同様にキー人力信号(
KS)の入力によりホイール・モータ18 (WM) 
、フィード・モータ19(FM) 、ハン−y−10(
HM)を駆動する。
そしてキー人力が所定時HM内に再びあれば、例えば、
次の印字装置へキャリ゛ツジを移動中にキー人力があれ
ば、リボンのダウンをすることなくアップした状態でリ
ボンを巻取り、次の印字をすべく第13−2図の様にリ
ボンは印字装置を保ったままフィードされる。
本発明で説明している印字装置ではリボンの待機位置か
ら印字位置ヘシフトする時、同時にリボンが巻き取られ
る構造となっている。逆に印字位置から待機位置ヘダウ
ンする場合は、ワンウェイ機構でリボンが逆転しない様
になっている。(前述) しかしながら、フィードモータを非印字方向に逆転させ
た場合フィードモータ19からリボン巻取りに到るまで
の歯車ベルト等のガタは一方向に寄せられて、再び印字
の為にリボンを巻き取ろうとして正転させても、あるフ
ィードモータの回転角度までは上記のメカ的なガタが逆
側(印字側)へ寄るだけでリボンフィードされない。出
願人の実験によればその角度はフィードモータの回転角
にして約156である事がわかった。一方、論理上のガ
タがないとした場合の一文字分リボンフィードするのに
必要なフィードモータ19の回転角は240’である。
そこでキー人力によってリボンを巻き取る時、その直前
にフィードモータ19が逆の回転をしていた場合には限
らす240’にガタ分の15°を加えて回転させる様に
した。一方、連続して印字される場合はリボンがダウン
せず印字位置のままフィートされるので、上述のガタは
印字方向によったままで、ガタ分の15°は必要ない。
従って第47図で示されるフィードモータ19の正転パ
ルスにおいて最初のaパルスは前述の240°プラス1
5°分であり以下に続く、bパルスは24o0になって
いる。
本発明の印字装置ではこの様にメカ的なガタ量をモータ
の回転角を個々に変える事によって補正している。
〔コレクタプルリボン〕
次に第48図は、コレクタプルリボンが装着されている
場合においてリボンがダウン動作中にキー人力があった
場合の印字シーケンスを示す動作タイムチャートである
。■以前の動作は上記単発印字シーケンス(第(イ)図
)と同様である。次に印字終了後のリボン・ダウン動作
中に(0点で)再びキー人力(0点)が有った場合、ホ
イール・モータ(WM)を駆動し、該キー人力に対応す
、る活字を選択し、それと同時にリボンダウン動作を中
止すべく、フィード・モータ(FM)の逆転駆動を停止
し、リボン゛を再びリスト・アップすべくフィードモー
タ(FM)の正転駆動を開始し、リボンを印字位置に停
止させ、同時に所定量のリボン巻取りを行う。その後、
印字をすべくハンマー(HM)を駆動する。
〔マルチリボン〕
次に、マルチリボンが装着されている場合の印字シーケ
ンスを説明する。第49図は、単発印字の場合の印字シ
ーケンスを示す動作タイムチャートである。まず、キー
人力に対応する活字を選択すべくホイール・モータ(W
M)を駆動し、それと同眸に、リボン巻取りをせずにリ
ボン−シフト−アップを行うべく、フィード・モータ(
FM)を逆転駆動する。(第22図における説明参照) 次に第49図■〜■の間リボンを所定量巻取るべくフィ
ード・モータ(FM)を正転させる。その後、印字を行
うべくハンマー(HM)を駆動し、そして、キャリッジ
を次の印字装置に移動すべくキャリア・モータ(CM)
を駆動する。その後は、他のキー人力がないのでリボン
・ダウン動作をさせるべくフィード・モータ(FM)を
逆転駆動する。
そしてダウンセンサーでリボンのダウン位置を検出した
後にフィードモータの駆動を停止する。
〔マルチリボン・連続印字〕
次にマルチリボン装着時の連続印字について第50図に
印字シーケンスの動作タイミチャートを示し説明する。
0点までの動作は第49図の動作と同様であるので説明
は省略する。ここでは第47図と同様に連続して入力さ
れるキー入力間隔が所定時間内であれば、第47図に示
した様なリボン・ダウン動作をごせること無く連続して
印字することができる。第47図と相違する点は、第5
0図の場合がマルチリボン装着の場合であり、リボン巻
取り量、つまりフィード・モータの正転駆動時間が短い
ので同一文字の連続印字の場合においては、コレクタプ
ル・リボン装着時の場合よりも、印字に要する時間が短
く出来る。
次にマルチ・リボン装着時においてリボン・ダウン動作
中にキー人力が有った場合について第51図に印字シー
ケンスの動作タイム・チャートを示し説明する。0点ま
では第49図の0点までの動作と同様であるので説明は
省略する。次に0点より、リボンをダウンすべくフィー
ド・モータ(FM)を逆転駆動させるが、この途中で図
より明らかな様にキー人力(0点)が有った場合は、リ
ボンをそのままダウンさせる。そしてダウン・センサで
リボンがダウンしたことを検出した後も、リボン・リフ
ドアツブ動作をすべくフィード・モータの逆転駆動を続
行する。その後0点以降は第49図において説明したよ
うにリボン印字装置までリスト・アップするまでフィー
ド・モータを逆転駆動し、第49図において説明したよ
うに、0〜0点までリボンを所定量巻取るべくフィード
・モータを正転駆動する。なお、フィード・モータを逆
転駆動している間に、印字すべく印字の選択を行うべく
ホイール−モータを駆動しており、0点後、印字すべく
該選択した活字を殴打スヘくハンマーを駆動する。
〔修正印字シーケンス〕
次に、修正印字のシーケンスについて第52図に動作タ
イムチャートを示し説明する。まず、修正キー及び修正
すべき文字を入力する。
なお、修正すべき文字は、例えばメモリー上に記憶され
た前回印字された文字等でも良く、修正キーの入力によ
り自動的に修正すべき文字を選択できるようにしても良
い。以上により、修正印字の指示が有った場合、修正す
べく文字に対応した活字を選択すべくホイール・モータ
を駆動する。それと同時にキャリジを前印字文字位置へ
移動すべくキャリアモータ(CM)を駆動すると共に修
正リボンを第13−3図に示した修正印字装置(最大リ
フト位置)にリフト・アップすべく前述の第16図にお
いて説明した如くトリガソレノイド103 (TS) 
をtンする。
次にフィード・モータを逆転駆動することにより、第2
4図の示した回転カム59機構を介して、インクリボン
9及び修正リボン11を修正印字位置に向・けシフトア
ップを開始し、修正印字位置にシフト・アップするまで
フィードモータ19を逆転駆動する。修正リボンを修正
印字位置(最大リフト位置)にシフト・アップさせると
、トリガソレノイド103をオフし、ハンマーを駆動し
修正リボンを打つことにより該文字は消去されるが1本
発明で述べる印字装置では、修正位置、修正リボンの上
下位置をわずかに可変させて修正品位を向上させる事は
前に説明した。
なお、トリガ・ソレノイドのオフは、」−記シフト・ア
ップ終了後でなくても良く第24図の動作説明図に示す
様に羽根ガイド・ピン96が修正カムルートに入ればオ
フしても良い。なお、修正リボンはリフトオフテープで
も良いし、カバーラップであっても良い。次に文字を消
去した後修正リボンをダウンさせるが(0点)、この動
作は」−記リボン・ダウン動作と同じである。
そこでキャリッジを修正する文字のセンターから右に1
7240インチ右の位置に移動すべく、キャリア・モー
タ(CM)を駆動し、同時に第26図111−1で示さ
れる修正リボンを打つことにより、該文字の右側を消去
し、そして、第52図■点において該文字の中央を消去
すべくキャリッジを修正文字のセンター位置へ移動し、
それと同時に修正リボンを第26図111−2に示す位
置へ移動し、ハンマーで打撃を加える。
次に第52図■点において、該文字の左側を消去すべく
キャリッジを修正文字の左1/240インチの位置へ移
動し、それと同時に、修正リボンを第26図111−3
に示す位置へ移動し消去する。そして、0点において、
次の文字、例えば打ちなおす文字を消去した文字と同一
の位置に印字ができる様にすべく消去した文字の中央に
キャリッジを移動させる。
次に、リターン・キー等の入力による用紙送り動作シー
ケンスを、第53図の動作タイムφチャートに示し説明
する。まず、リターン・キー等の入力が有ると、第2図
、第3図で説明した如く、用紙送り動作をすべくクラッ
チ・ソレノイド20(C3)をオンする。そしてプラテ
ン1を回転すべく、フィード・モータ(FM)を正転駆
動開始する。
そして、キャリッジを移動する必要が有れば、フィード
・モータの正転駆動と同時にキャリッジ・モータを駆動
する。そして、所望量の用紙送りをするまでフィード争
モータを正転部勤続は停止し、クラッチ・ソレノイドを
オフする。また所望量のキャリッジ移動を終了したなら
ばキャリッジ・モータを停止する。
〔実施例の効果〕
以」−1詳述したように、これにより装置のカバー開閉
後は、リボンカセットが新たに装着された可能性がある
ので、リボン巻取り動作をさせて、巻き取り機構をセッ
トすることができる。又、この制御をカバー開閉後の次
の印字動作前に限定して、不要なリボン送りを防止する
ことができる。
又、リボンシフトダウン実行中に次の印字要求があった
時、リボンシフトダウン完了を待たずにシフト・アップ
をスタートすることができる。
又、ホイールのホームポジションでインデックス検出し
、エラーが発生した時(検出できない時)、ホームポジ
ション付近を優先してシークする事によりシーク時間を
短縮することができる。これは、ホイールをホームポジ
ションから起動し、印字終了後にホームポジションに戻
し、この時又は印字部の起動時に、ホームポジションを
確認する場合、エラーが発生しても、インデックスは停
止位置の近くにある確率が高いからである。
更に又、ホイールのホームポジションを2ケ所設定し、
キャリッジの右移動後は、印字後の文字が見える様に、
ホイールの切欠き位置をホームポジション(第1ホーム
ポジシヨン)とし、左移動後はハンマー位置の文字が見
える様にホイールの位置を回転させる第2のホームポジ
ションとする。
これにより、極めてシーケンスに応じて、スムーズにホ
イールの選字を行うことができる。
又、1つのモータを紙送りとリボン送り、リボンシフト
に共用しており、又、マニュアル操作時にプラテンを駆
動系と切り放し、無駄な負荷をかけないようにすること
が可能である。
又、ホイールを落し込むだけで、ホイールの装着を容易
に行うことができる。更に、修正動作詩にリボン・シフ
トカムを微少回転させて修正リボンを上下及び又は左右
に移動させる事により、修正リボンを効率良く使用する
ことができる。その他キャリッジ動作、タイミング制御
を正確に行うことができる。
活字ホイールの鉛直方向に対する傾斜角に応じたリボン
のリボンガイドにおける当接面の角度を一定にしたまま
リボンの高さを変えることがで、しかも、高さが異なっ
ても、カセットから引きだされているリボンの長さが、
常に一定(たるみ等を吸収できる)となる様に構成する
ことができる。
又、リボンの待機位置から印字位置ヘシフトする場合に
リボンを巻きとる様にし、印字をスムーズに行うことが
できる。そして、各シーケンスに応じて、歯車、ベルト
等のガタをフィードモータの回転角を可変にすることに
より吸収することができる。
又、異種半径を有したカムにより、上述の各種、リボン
の動作制御を容易に行うことができる。又ホイールの交
換等を更にやり易くするため、ハンマーが」−向きにな
る様にハンマ一部を回動することができる。
又、以上、詳述したように、本願発明により、コストが
低く、又、駆動電力が小さく高機能かつ操作性が良い出
力装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の印字装置の外観図、 第2図は機能系統図、 第3図はプラテンまわりの分解説明図、第4図はクラッ
チの断面図、 第5,6図はディテントギヤとディテントバネの説明図
、 第7図はキャリジの概要断面図、 第8図は制御棒とキャリジの関係の機能図、第9.10
図はキャリジ全体の斜視図、第11図はリボン巻取り機
構の斜視図、第12図はリボン巻取リフラッチの機構図
、第13図はリボンシフトの動作説明図、第14図はリ
ボンシフト系の正面図、 第15図はリボンガイドの高さ制御の機構断面図、 第16図はカムの構造図、 第17図はカムの分解説明図、 第18図はリボンシフトアップの回転カムシーケンス図
、 第19図はリボンシフトダウンの回転カムシーケンス図
、 第20図はダウンセンサーの検出機構の詳細図、 第21図はリボン送り量を示す説明図、第22図はマル
チストライクリボンのシフトアップの回転カムシーケン
ス図、 第23 図4−1シフトカムシーケンス図、第24図は
修正シフトアップのカムシーケンス図、 第25.26図は修正印字の詳細動作を示す説明図、 第27図は修正リボン巻取り機構の斜視図、第28図は
修正リボン巻取リシーケンス図、第29図はハンマー系
の斜視図、 第30図はハンマー系の構造図、 第31図は活字ホイール装着機構全体図、第32図は活
字ホイール装着機構図、 第33図は出力シーケンスの制御フローチャート図、 第34〜36図は活字ホイールホーム位置説明図、 第37図はホーム位置検出機構を表す斜視図、第38.
39図はホーム位置検索法を説明する説明図、 第40〜44図は制御フローチャー)・図、第45−1
.2図は本装置の制御回路図、第46〜53図は各動作
を行う動作タイムチャート図。 ここで、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 リボンの巻取りを行うための駆動部、 上記駆動部による駆動力を伝達する歯車等の伝達手段、 上記駆動部の回転方向に応じて上記伝達手段における誤
    差を吸収することを特徴とする出力装置。
JP8666785A 1985-04-22 1985-04-22 出力装置 Pending JPS61244583A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8666785A JPS61244583A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 出力装置
EP86303015A EP0202039B1 (en) 1985-04-22 1986-04-22 Feeding device in a printer
DE8686303015T DE3680820D1 (de) 1985-04-22 1986-04-22 Vorschubeinrichtung in einem drucker.
US07/494,839 US4986677A (en) 1985-04-22 1990-03-16 Electronic typewriter having improved paper and ink feed mechanisms selectively driven by a single reversible motor
US08/266,781 US5478158A (en) 1985-04-22 1994-06-28 Output apparatus having a rotatable type wheel

Applications Claiming Priority (1)

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JP8666785A JPS61244583A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 出力装置

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JP8666785A Pending JPS61244583A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 出力装置

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JP (1) JPS61244583A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5152621A (en) * 1990-02-08 1992-10-06 Nec Corporation Film ribbon cassette with mechanism for preventing reverse rotation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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