JPS61240966A - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
- Publication number
- JPS61240966A JPS61240966A JP8385185A JP8385185A JPS61240966A JP S61240966 A JPS61240966 A JP S61240966A JP 8385185 A JP8385185 A JP 8385185A JP 8385185 A JP8385185 A JP 8385185A JP S61240966 A JPS61240966 A JP S61240966A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- nozzle
- vapor
- particles
- blow
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は霧蒸気を発生させ、人体の気管支治療に供する
吸入器に関するものである。
吸入器に関するものである。
従来の技術
従来、この種の吸入器は、第4図に示すような構造であ
った。すなわち外殻をなす本体ケース1内には下部にヒ
ータ3をもつ蒸気発生タンク2が設けられ、また前記本
体ケース1には薬液6を入れるカップ4が着脱可能に取
付けられている。そして、蒸気発生タンク2にはタンク
キャップ6が着脱自在に係止されている。前記蒸気発生
タンク2よシはパイプ7が導出され、煮沸した水から発
生する水蒸気を吹出ノズル8へ導くようになっており、
またカップ4からは吸上チューブ10を導出し、その先
端に設けた吸上ノズル9で圧縮空気のBernoill
i効果によりカップ4内の薬液6を吸上げ、かつ噴霧す
るようになっている。なお図中の11は、噴霧蒸気を集
束させる蒸気集束筒である。
った。すなわち外殻をなす本体ケース1内には下部にヒ
ータ3をもつ蒸気発生タンク2が設けられ、また前記本
体ケース1には薬液6を入れるカップ4が着脱可能に取
付けられている。そして、蒸気発生タンク2にはタンク
キャップ6が着脱自在に係止されている。前記蒸気発生
タンク2よシはパイプ7が導出され、煮沸した水から発
生する水蒸気を吹出ノズル8へ導くようになっており、
またカップ4からは吸上チューブ10を導出し、その先
端に設けた吸上ノズル9で圧縮空気のBernoill
i効果によりカップ4内の薬液6を吸上げ、かつ噴霧す
るようになっている。なお図中の11は、噴霧蒸気を集
束させる蒸気集束筒である。
発明が解決しようとする問題点
上記構成において通常タンク2内に水を入れヒータ3に
通電することにより水を煮沸させ、その蒸気圧を利用し
て薬液を噴霧するものであるが、噴霧される蒸気の粒子
はいつも一定であった。ところで吸入器から噴霧される
蒸気の粒子は、粒子が大きいほど比較的太い気管支に沈
着することが多く、細かいほど末梢気道まで到達し、径
1o。
通電することにより水を煮沸させ、その蒸気圧を利用し
て薬液を噴霧するものであるが、噴霧される蒸気の粒子
はいつも一定であった。ところで吸入器から噴霧される
蒸気の粒子は、粒子が大きいほど比較的太い気管支に沈
着することが多く、細かいほど末梢気道まで到達し、径
1o。
μm以上の粒子は気道に侵入しえず、1oo〜6μmの
粒子は鼻粘膜に沈着、2〜1μmの粒子は肺胞内に到達
しやすい。このため、患部の位置により吸入される蒸気
の粒子の大きさを変えることができるとより良い治療が
できるものであるが、従来の構成では、粒子の大きさを
変化させることができないため、患部の位置によっては
、吸入治療効果が発揮できないという問題があった。
粒子は鼻粘膜に沈着、2〜1μmの粒子は肺胞内に到達
しやすい。このため、患部の位置により吸入される蒸気
の粒子の大きさを変えることができるとより良い治療が
できるものであるが、従来の構成では、粒子の大きさを
変化させることができないため、患部の位置によっては
、吸入治療効果が発揮できないという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、噴霧蒸気
の粒子の径の大きさを変化させ、患部に応じた吸入治療
効果を高めることができる吸入器を提供することを目的
とするものである。
の粒子の径の大きさを変化させ、患部に応じた吸入治療
効果を高めることができる吸入器を提供することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明の吸入器は、蒸気発
生タンクと、前記蒸気発生タンクからの蒸気を噴霧する
吹出ノズルと、薬液カップと、薬液を噴霧する吸上ノズ
ルと、噴霧蒸気を集束させる蒸気集束筒を有し、前記蒸
気集束筒内に、前記吹出ノズル中心よシ噴霧蒸気の噴霧
方、向にスライドが可能な蒸気遮断体を備えた構成とし
たものである。
生タンクと、前記蒸気発生タンクからの蒸気を噴霧する
吹出ノズルと、薬液カップと、薬液を噴霧する吸上ノズ
ルと、噴霧蒸気を集束させる蒸気集束筒を有し、前記蒸
気集束筒内に、前記吹出ノズル中心よシ噴霧蒸気の噴霧
方、向にスライドが可能な蒸気遮断体を備えた構成とし
たものである。
作 用
この構成によシ、蒸気集束筒内の蒸気遮断体を吹出ノズ
ル側に寄せることにより、蒸気遮断体に蒸気を衝突させ
て蒸気の粒子を一層細くし、かつ大きな粒子は付着させ
て除き、細かい粒子の蒸気を噴霧させる。また逆に蒸気
遮断体を吹出ノズルから吹出方向へ少しずつスライドさ
せることにより、大きな粒子の蒸気を噴霧させることが
でき、上記蒸気遮断体を蒸気吹出方向にスライドさせる
ことにより蒸気の粒子の大きさを変化させることができ
ることとなる。
ル側に寄せることにより、蒸気遮断体に蒸気を衝突させ
て蒸気の粒子を一層細くし、かつ大きな粒子は付着させ
て除き、細かい粒子の蒸気を噴霧させる。また逆に蒸気
遮断体を吹出ノズルから吹出方向へ少しずつスライドさ
せることにより、大きな粒子の蒸気を噴霧させることが
でき、上記蒸気遮断体を蒸気吹出方向にスライドさせる
ことにより蒸気の粒子の大きさを変化させることができ
ることとなる。
実施例
以下本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづき説明
する。第2図において12は、下部にヒータ13を取シ
付けた蒸気発生タンク、14はパイプ、16は吹出ノズ
ル、16は薬液カップ、17は薬液、18は吸上パイプ
、19は吸上ノズル、2oは蒸気集束筒であシ、これら
は前記第4図に示すものと同様に構成されているので、
その説明は省略する。本実施例の特徴とするところは蒸
気粒子径調節機構を備えつけたことにあシ、第1図で示
すように蒸気集束筒20内の上部に保持部材21で保持
されたスライド板22を設け、このスライド板22を吸
上ノズル19と吹出ノズル15から噴霧される蒸気の噴
霧方向に移動が可能にしである。前記スライド板22に
は吹出ノズル15の中心より蒸気噴霧方向の線23上に
噴霧された蒸気が衝突するようにφ5の球形をした蒸気
遮断体24が取り付けられ、スライド板22の移動にと
もない蒸気遮断体24も蒸気噴霧方向線23上を移動す
るようになっている。また前記蒸気遮断体24を蒸気噴
霧方向の線23上の任意の位置に移動ができるように、
つまみ26が取り付けられ、吸入器を使用する際に、こ
のつまみ25を持ち移動させることにより前記蒸気遮断
体24を任意の位置に設定できる構成となっている。
する。第2図において12は、下部にヒータ13を取シ
付けた蒸気発生タンク、14はパイプ、16は吹出ノズ
ル、16は薬液カップ、17は薬液、18は吸上パイプ
、19は吸上ノズル、2oは蒸気集束筒であシ、これら
は前記第4図に示すものと同様に構成されているので、
その説明は省略する。本実施例の特徴とするところは蒸
気粒子径調節機構を備えつけたことにあシ、第1図で示
すように蒸気集束筒20内の上部に保持部材21で保持
されたスライド板22を設け、このスライド板22を吸
上ノズル19と吹出ノズル15から噴霧される蒸気の噴
霧方向に移動が可能にしである。前記スライド板22に
は吹出ノズル15の中心より蒸気噴霧方向の線23上に
噴霧された蒸気が衝突するようにφ5の球形をした蒸気
遮断体24が取り付けられ、スライド板22の移動にと
もない蒸気遮断体24も蒸気噴霧方向線23上を移動す
るようになっている。また前記蒸気遮断体24を蒸気噴
霧方向の線23上の任意の位置に移動ができるように、
つまみ26が取り付けられ、吸入器を使用する際に、こ
のつまみ25を持ち移動させることにより前記蒸気遮断
体24を任意の位置に設定できる構成となっている。
上記の構成において、蒸気遮断体24を吹出ノズル16
に近いときと、離れているときの蒸気集束筒2oよシ噴
霧される蒸気の粒子の大きさが異なる実験結果のデータ
を第3図に示す。実験は吹出ノズル16より5w離れた
位置に蒸気遮断体24を設置したときと吹出ノズル15
よυ20 m離れた位置に蒸気遮断体24を設置したと
きの蒸気集束筒2oから噴霧される蒸気を蒸気集束筒2
oの先端から6crn離れた所でサンプリングし、粒子
の大きさを測定したものである。その結果蒸気遮断体2
4が吹出ノズル16よp5m離れた所に設置されたとき
、その噴霧される粒子の径は10〜20μmを中心に分
布するのに対し、蒸気遮断体24が吹出ノズル15より
20+a+離れた所に設置されたとき、その噴霧される
粒子の径は30〜40蝉を中心に分布する。これは吹出
ノズル15に近い程、蒸気遮断体24に衝突した蒸気の
粒子が一層細かく分割し、かつ大きい粒子は付着して除
き、細かい粒子が多く噴霧されるためである。これによ
り蒸気遮断体24の位置を吹出ノズル15から順に噴霧
方向に離すことにより希望の粒子の大きさの蒸気を選択
することができるものである。
に近いときと、離れているときの蒸気集束筒2oよシ噴
霧される蒸気の粒子の大きさが異なる実験結果のデータ
を第3図に示す。実験は吹出ノズル16より5w離れた
位置に蒸気遮断体24を設置したときと吹出ノズル15
よυ20 m離れた位置に蒸気遮断体24を設置したと
きの蒸気集束筒2oから噴霧される蒸気を蒸気集束筒2
oの先端から6crn離れた所でサンプリングし、粒子
の大きさを測定したものである。その結果蒸気遮断体2
4が吹出ノズル16よp5m離れた所に設置されたとき
、その噴霧される粒子の径は10〜20μmを中心に分
布するのに対し、蒸気遮断体24が吹出ノズル15より
20+a+離れた所に設置されたとき、その噴霧される
粒子の径は30〜40蝉を中心に分布する。これは吹出
ノズル15に近い程、蒸気遮断体24に衝突した蒸気の
粒子が一層細かく分割し、かつ大きい粒子は付着して除
き、細かい粒子が多く噴霧されるためである。これによ
り蒸気遮断体24の位置を吹出ノズル15から順に噴霧
方向に離すことにより希望の粒子の大きさの蒸気を選択
することができるものである。
発明の効果
以上の実施例の説明よシ明らかなように本発明によれば
、蒸気集束筒内に吹出ノズル中心より噴霧蒸気の噴霧方
向にスライドが可能な蒸気遮断体を備えつけることによ
り、蒸気遮断体を吹出ノズルに近づけてたとえば細気管
支付近の治療に有効な10〜20μmの細かい粒子の蒸
気が得られ、また蒸気遮断体を吹出ノズルより離すこと
により気管支付近の治療に有効な30〜40pmの粒子
の蒸気を作り出すことができ、すなわち患部に応じて蒸
気の粒子径を変えることができるので効果的な治療をす
ることができるという効果が得られる。
、蒸気集束筒内に吹出ノズル中心より噴霧蒸気の噴霧方
向にスライドが可能な蒸気遮断体を備えつけることによ
り、蒸気遮断体を吹出ノズルに近づけてたとえば細気管
支付近の治療に有効な10〜20μmの細かい粒子の蒸
気が得られ、また蒸気遮断体を吹出ノズルより離すこと
により気管支付近の治療に有効な30〜40pmの粒子
の蒸気を作り出すことができ、すなわち患部に応じて蒸
気の粒子径を変えることができるので効果的な治療をす
ることができるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例の吸入器の要部拡大斜視図、
第2図は同縦断面図、第3図は同吸入器の粒子径実験測
定データ、第4図は従来の吸入器を示す縦断面図である
。 12・・・・・・蒸気発生タンク、13・・・・・・ヒ
ータ、14・・・・・・パイプ、16・・・・・・吹出
ノズル、16・・・・・・薬液カップ、17・・・・・
・薬液、18・・・・・・吸上バイブ、19・・・・・
・吸上ノズル、2o・・・・・・蒸気集束筒、24・・
・・・・蒸気遮断体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名に一
〜−II、tf!ノズ・、。 21−−フライE゛本り l4−−ハロイア・ tg−−−Bg二1、・4デ 1q−−一 瀞 ノス゛ル 第3図
第2図は同縦断面図、第3図は同吸入器の粒子径実験測
定データ、第4図は従来の吸入器を示す縦断面図である
。 12・・・・・・蒸気発生タンク、13・・・・・・ヒ
ータ、14・・・・・・パイプ、16・・・・・・吹出
ノズル、16・・・・・・薬液カップ、17・・・・・
・薬液、18・・・・・・吸上バイブ、19・・・・・
・吸上ノズル、2o・・・・・・蒸気集束筒、24・・
・・・・蒸気遮断体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名に一
〜−II、tf!ノズ・、。 21−−フライE゛本り l4−−ハロイア・ tg−−−Bg二1、・4デ 1q−−一 瀞 ノス゛ル 第3図
Claims (1)
- 蒸気発生タンクと、前記蒸気発生タンクからの蒸気を噴
霧する吹出ノズルと、薬液カップと、薬液を噴霧する吸
上ノズルと、噴霧蒸気を集束させる蒸気集束筒を有し、
前記蒸気集束筒内に、前記吹出ノズル中心より噴霧蒸気
の噴霧方向にスライドが可能な蒸気遮断体を備えた吸入
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8385185A JPS61240966A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8385185A JPS61240966A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 吸入器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240966A true JPS61240966A (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=13814196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8385185A Pending JPS61240966A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 吸入器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61240966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023026A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Alfresa Pharma Corp | 噴霧機及び噴霧機の洗浄方法 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP8385185A patent/JPS61240966A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023026A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Alfresa Pharma Corp | 噴霧機及び噴霧機の洗浄方法 |
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