JPS6123458B2 - - Google Patents

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JPS6123458B2
JPS6123458B2 JP57183782A JP18378282A JPS6123458B2 JP S6123458 B2 JPS6123458 B2 JP S6123458B2 JP 57183782 A JP57183782 A JP 57183782A JP 18378282 A JP18378282 A JP 18378282A JP S6123458 B2 JPS6123458 B2 JP S6123458B2
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JP
Japan
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solar power
light guide
radiation
solar
power generation
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JP57183782A
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JPS5974460A (ja
Inventor
Bosukanobitsuchi Afuian Bikutoru
Atamuradobitsuchi Bazarofu Babamuratsudo
Kuzumitsuchi Baranofu Burajimiiru
Barenteinobuna Burosurafusukaya Marina
Barutanobitsuchi Barutanian Aruberuto
Bashirieb Oruga
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Publication of JPS6123458B2 publication Critical patent/JPS6123458B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に太陽発電プラントに関し、特
に太陽のエネルギーをヘリオスタツトのフイール
ドによつて収集する如き太陽発電プラントに関す
る。
本発明は、電力供給ネツトワークに送電するス
テーシヨン電力プラントの建設、あるいはまた例
えば砂漠や高地で人の居る地区または施設、ある
いは工業設備の個々の消費者に電力供給を行うの
に利用できる。
今日、世界の工業先進国ではどこでもその国家
的な計画として、太陽放射エネルギーの利用を開
発推進している。そのような計画では、太陽に向
けて指向されるヘリオスタツトのフイールドによ
つて太陽放射エネルギーを、タワーに装架された
放射レシーバに対して反射させる如き大型の太陽
ステーシヨン発電プラントを作り、これによつて
電力システムのネルトワークに給電する。
これまで知られている1つの従来技術の太陽発
電プラントは、タワー(またはトラス)上に装架
された回転する平らな形の放射レシーバと、その
タワーの周りに同心的に敷設されたレールに沿つ
て同期的に移動するトロリー上に装架された複数
個のヘリオスタツトとを備えるものである(例え
ば、「太陽放射エネルギーを利用する熱発電プラ
ント」、ソ連、モスクワ、ナウカPH、1966年、第
125頁、第1図参照)。
太陽放射(光)はヘリオスタツト上へ降る。光
はそれらヘリオスタツトによつて反射されて、日
中連続的に垂直軸心周りで回転する放射レシーバ
に対して向けられる。ヘリオスタツトはどの時点
でも光をそのような向きに反射するように指向さ
れるのである。この従来技術の場合、太陽の方位
の追跡がレール軌道に沿うトロリーの移動によつ
て行われ、そして太陽の天頂方向の追跡(即ち太
陽の高さの追跡)は水平軸心周りのヘリオスタツ
トの回転によつて行われる。
この従来技術では、トロリーに装架されるヘリ
オスタツトの指向きを数分の角度の精度で行わせ
なければならず、さもないとそれらヘリオスタツ
トの鏡面で反射された太陽放射が放射レシーバか
ら外れることになる。従つてトロリーに装架され
るヘリオスタツトの製作と組立てを高度に精密な
ものにしなければならないという欠点を不可避的
に伴なう。上記のようなヘリオスタツトの姿勢制
御のピンポイント精度を得るためには、レール軌
道の製作精度と、トロリー−レール軌道システム
の相互作用の精度とを厳密にしなければならず、
従つてプラントの構造は精密なものになり、コス
トもそれだけ高くなる。
その他の従来技術の太陽発電プラントとして、
ヘリオスタツトのフイールドと、タワー(または
トラス)上に固定された中央の放射レシーバとを
備えるものが知られている(例えば、1975年12月
9日付米国特許第3924604号、特許請求の範囲第
126項−第270項参照)。
この太陽発電プラントでは、ヘリオスタツトは
フイールド上に静止固定され、そしてそれらヘリ
オスタツトがそれぞれ各自に太陽追跡機構を備え
ている。
この従来技術の構造でも、ヘリオスタツトが
「狙い」位置より1分でもずれると反射光線が放
射レシーバから外れてしまうので、高精度の、従
つて高価な自動装置と追跡機構を使用しなければ
ならないという欠点をもつ。更に、蒸気の流動サ
イイクルによる太陽エネルギーの変換、または光
電方式によるエネルギー変換を行わせる太陽発電
プラントを効率を少しでも好くしようとすれば、
レシーバにおける太陽放射の収集程度を高めなけ
ればならない。所で、上記のような従来技術の太
陽発電プラントでそのことができるのはヘリオス
タツトの数を増やすことだけなのであるが、その
ようなプラントの主要な製作コストは追跡及び自
動機構をもつたヘリオスタツトにあるのだから、
ヘリオスタツトの数を多くすればそれだけプラン
トの価格が高くなるのである。
本発明の主要な目的は上記のような欠点を無く
することにある。
本発明のより具体的な目的は、太陽放射エネル
ギーの或る所定の入力に対し太陽エネルギー変換
の効率を高くし、太陽発電プラントのコストを下
げ、そして放射レシーバにおける太陽放射収集程
度を高め且つ使用するヘリオスタツトの数を少な
くすることによつて信頼性を高くすることができ
る如き太陽発電プラントを提供することである。
本発明のこの目的は、トラスタワーの少なくと
も部分上に設けられる太陽放射レシーバに適応す
る出口区域を有する光案内の少なくとも部分に対
して太陽放射の少なくとも部分を反射するための
指向されるヘリオスタツトのフイールドを備える
太陽発電プラントが、本発明に従つて、該光案内
が相互に5゜から90゜の角度を成し、且つ5゜か
ら45゜の開口角度をもち、そして隣接する該ヘリ
オスタツトに対する垂直線間の角度が、該トラス
タワーの長さ(高さ)の少なくとも部分に亘つて
設けられる該光案内の開口角度より小さいか、あ
るいは等しいことという特徴を備えることによつ
て達せられる。
本発明によつて提示される太陽発電プラントの
実施例によれば、同じ数のヘリオスタツトで、放
射レシーバの太陽放射収集程度を増大し、従つて
太陽エネルギーの変換効率をより高くすることが
でき、ないしは、放射レシーバの或る所定の太陽
放射収集程度に対し、複雑で高価なヘリオスタツ
トの数を少なくすることができる。
好適には光案内はトラスタワーの全長(全高)
に亘つて配置され、そしてそのトラスタワーは垂
直方向か、あるいは東西の水平方向かに設置され
る。トラスタワーの位置が垂直と水平方向のいず
れかにされるにせよ、光案内をトラスタワーの全
長に亘つて配置するようにすることは、トラスタ
ワーの機能的な利用性を高め、そして太陽発電プ
ラントの操作特性を良くすることになる。それ
は、光案内に放射レシーバを備えるようなデザイ
ンを可能にし、またこの放射レシーバをもつた光
案内を個別なユニツトまたはモジユールとして組
立てた状態でトラスタワーに取付けることができ
るため、太陽発電プラントの建設と修理が容易に
なるからである。トラスタワーを水平配置すれ
ば、プラントの建設コストがより安くなり、そし
て放射レシーバの補修が容易になる。
また、好適に、光案内はフオコンまたはフオク
ラインの形にされる。
フオコンまたはフオクライン形の光案内では、
その壁による太陽光の反射の数が少ないため(こ
れはフオコンまたはフオクライン形放射収集器の
操作原理の本質的な特徴である)。その他の型式
光案内、例えば円錐形光案内に比較して、より高
い光案内効率を得ることができる。
更に、フオコンとフオクラインを使用した場
合、ヘリオスタツトの追跡精度を下げることがで
きる。それは、フオコン及びフオクラインの操作
原理によると、ヘリオスタツトで反射された太陽
光線が、開口角度のマグニチユード以内で「狙
い」位置からずれたにしても、光レシーバ内の光
束密度を小さくすることがないからである。従つ
てヘリオスタツトの追跡精度の厳密さの必要性が
少なくなるのである。この結果ヘリオスタツトは
より安価になりまた太陽発電プラントの全体的な
操作の信頼性も高くなる。
フオクラインの壁は相互に対して枢動できるよ
うに装架するのが望ましい。
太陽放射線が短時間跡絶えた場合、相互に対し
枢動可能なフオクライン壁を一緒に合わせること
によつて、放射レシーバの逆方向熱放射を防止で
きるので、太陽エネルギー変換効率が高くなる。
また、光案内の出口区域を単一の共通面上に設
置し、そして放射レシーバに移動機構を備えるこ
とが望ましい。
好適には、光案内の出口区域は1つの共通面上
に設置され、また移動機構はスライドウエイ上に
装架されるキヤリジとして作られ、そして放射レ
シーバはそのキヤリジに保持される。
同じく好適には、光案内の出口区域は1つの円
筒面上に設置され、また移動機構は回転軸上に装
架されるシリンダとして作られ、そして放射レシ
ーバはそのシリンダに保持される。
光案内の出口区域を1つの共通面上に配置する
ことにより放射レシーバを1つの同じ面上に設置
することができ、しかもそれら放射レシーバは移
動機構上に置かれるので、修理が必要が場合には
別の放射レシーバで迅速に変換し、直ぐに操作に
戻れるから、更に太陽発電プラントの操作の信頼
性が高いものになる。
本発明による太陽発電プラントは、第1図と第
2図に示されるように、太陽へ指向されるヘリオ
スタツト1のフイールドと、これに光学的に関連
する光案内2とを備える。これら光案内2の出口
区域は放射レシーバ3に適応する。これら放射レ
シーバ3は、太陽エネルギーを熱エネルギーに変
換する。あるいはまた、例えば光電変換器によつ
て電気エネルギーに変換する。光案内2と放射レ
シーバ3はトラスタワー4上に装架される。この
トラスタワー4は、第1図のように東西方向の水
平方向と、あるいは第2図のように垂直方向との
いずれに設置することもできる。トラスタワー4
の表面利用度を高くするため、光案内2はトラス
タワーの全長(または全高)に亘つて設置され
る。
ヘリオスタツト1はトラスタワー4の周りの或
るスペース(フイールド)を占有する。それらへ
リオスタツトは相互間の配置をよりコンパクトに
するため、丘陵地または高台の南側斜面に設置さ
れよう。
トラスタワー4上に装架された光案内2の各セ
クシヨンはそれぞれ、隣接するヘリオスタツト1
の各グループのそれぞれによつて反射される太陽
放射を受ける。隣接する光案内2のセクシヨンに
対して太陽放射を反射するヘリオスタツト1のフ
イールドの部分は、方位角度φ(即ち、太陽発電
プラントの平面角度)と、天頂角度θ(即ち、垂
直セレクシヨン角度)とによつて空間的に規定さ
れる(第2図参照)。
光案内2は開口角度γを有する。この開口角度
は光案内2に入射する太陽光線の限界位置を示
す。即ち、太陽光線はその入射角度が開口角度γ
より小さければ光案内2の出口端部に達して、放
射レシーバ3に入ることができる。
しかし太陽光線の入射角度が開口角度γより大
きいと、光案内2の出口端部に到達できず、従つ
て放射レシーバ3に入ることはできない。
本発明の特徴によると、光案内2の開口角度γ
は5゜から45゜の範囲内に設定される。
それら光案内2は、フオクライン2−1の形状
(第3図)か、あるいはフオコン2−2の形状
(第4図)にされる。
光案内2は相互に5゜から90゜の角度を成すよ
うに、トラスタワー4上に設置される。この角度
βは、フオクライン2−1においてはその対称面
間の角度、そしてフオコン2−2においてはその
中心軸線間の角度を意味する。
フオクライン2−1とフオコン2−2とは同じ
断面プロフイルをもつことができるが、フオクラ
イン2−1は実際には、対称面を有する樋状の放
射収集器である。フオクライン2−1の出口区域
は1つのストリツプの形になり、従つてフオクラ
イン2−1用の放射レシーバ3は、そのフオクラ
インの出口区域と同じ幅のストリツプの形にされ
る。
フオクライン2−1とフオコン2−2との内面
は、高い太陽光反射率を有する鏡面反射コーテイ
ングを着けられる。
フオクライン2−1(第3図)は、その壁が相
互方向へ枢動してフオクライン2−1の対称面に
おいて一緒に合わせられるようにトラスタワー4
上に装架される。従つて、太陽放射の受取りが短
時間中断した場合、放射レシーバ3による逆方向
熱放射を防ぐことができる。
フオコン2−2(第4図)は実際には、その断
面プロフイルの壁を中心軸線周りで回転して作ら
れる放射収集器である。そこでフオコン2−2の
出口区域は円形の断面を有し、従つてフオコン2
−2用の放射レシーバ3は、そのフオコンの出口
端部と同じ直径の丸いプロフイルを備える。
ヘリオスタツト1により照射される面の利用率
を高くするため、フオコン2−2の出口区域は六
角形にされよう(第4図)。
第5図は、第1図に示れるような太陽発電プラ
ントの断面図、及びヘリオスタツト1のグループ
(列)が光案内2のグループを如何に照射するか
を示す光路ダイアグラムを示している。
第6図と第7図は、地平線上の太陽の最低高さ
(第6図)と最高高さ(第7図)とにおける光路
ダイアグラムを示す。
太陽発電プラントの通常的な機能を行わせるた
めには、ヘリオスタツト1−1と1−2に対する
垂直線の間の角度α、αが光案内
2の開口角度γより小さいか、あるいは等しくな
るようにするのが適切である。
フオクライン2−1と2−2は、これらの出口
区域が共通の面、例えば平らな面(第5図)、ま
たは円筒面(第3図、第4図)上に設けられるよ
うにトラスタワー4上に配置される。
放射レシーバ3は移動機構上に設置される。光
案内の出口区域が平らな面の上に置かれる場合
(第5図)、移動機構は直線的なスライドウエイ6
上に装架されるキヤリジ5として作られる。放射
レシーバ3の2つのグループがキヤリジ5上に取
付けられ、その一方のグループは光案内2の出口
端部のところ、即ち太陽エネルギー変換が行われ
るときの仕事領域の中に設置され、そして他方の
グループは、修理または保守のため放射レシーバ
に接近できるように仕事領域の外側に設置され
る。
光案内2の出口はまた1つの共通の円筒面上に
設置することができる。(第3図と第4図)。この
場合の移動機構は回転軸8上に保持されるシリン
ダとして作られ、そして放射レシーバ3はその回
転するシリンダ7上に装架される。放射レシーバ
3の一部は光案内2の出口端部における仕事領域
内に設置され、そして他の一部はその伺事領域の
外側に置かれて、太陽発電プラントの操作を停め
ずにいつでも、その仕事領域の外側の放射レシー
バ3の保守または修理を行えるようにする。
本発明の太陽発電プラントは下記のように操作
する。
第1図と第2図に示されるように、ヘリオスタ
ツト1は、これらによつて反射された太陽光線が
トラスタワー4上の光案内2へ到達するように、
自動追跡によつて常に太陽の方へ指向される。光
案内2(フオコンまたはフオクライン)に入つた
太陽放射は光案内2の内面の鏡面反射コーテイン
グによつて反射されて光案内2の出口端部の方へ
伝播していき、放射レシーバ3に入る。これら放
射レシーバ3は太陽エネルギーを熱エネルギー
に、例えば流動変換サイクルを用いる太陽発電プ
ラントの場合には、蒸気に変換するか、あるいは
光電変換器によつて電気エネルギーに変換する。
この後者の場合、太陽放射エネルギーの一部は熱
に変換され、この熱によつて液体の熱伝達媒体を
加熱し、この液によつて光電変換器の所要な温度
レベルを維持する。
トラスタワー4の表面利用度を最高にするた
め、放射レシーバ3はトラスタワー4の全長に亘
つて拡げられる。この場合、光案内2をもつた放
射レシーバ3が個別なユニツトとして作られ、こ
れらユニツトがトラスタワーの全長に亘つて配置
される。これは太陽発電プラントの設置、操作及
び保守を簡単にする。
トラスタワー4は東西方向に向けた水平方向に
設置することができる(第1図)。このような構
成では、ヘリオスタツト1を傾斜地(例えば、丘
陵、山、または築堤等)の南側斜面に設置するこ
とによつて、ヘリオスタツトの配置をよりコンパ
クトにし、土地面積の利用率を高めることができ
る。更にトラスタワー4の水平設置はその補修を
容易にし、建設コストを切下げる。
トラスタワー4はまた垂直に立てることができ
る(第2図)。この場合ヘリオスタツト1はトラ
スタワー4の周囲の平らな土地に設置され、そし
てトラスタワーにより近いヘリオスタツトがトラ
スタワー下部の光案内2を照射し、より遠いヘリ
オスタツトが上部の光案内を照射するようにし
て、トラスタワーの全高に亘つて配置される光案
内2を照射するようにされよう。
本発明の特徴によれば、光案内2は5゜から45
゜の範囲内の開口角度を有し、そして相互間に5
゜から90゜の角度を作る、これは光案内自体と、
ヘリオスタツト1のフイールドとの両方の使用を
最も良いものにする。
フオクライン2−1とフオコン2−2の形の光
案内2の開口角度を5゜より小さくすることは、
フオクライン2−1とフオコン2−2の製作に用
いられる材料の消費量を不都合に多くし、光案内
の内側の光線の通路を増大し、そして光案内の光
学効率を低くするので、好ましくない。
45゜以上の開口角度を有する光案内2は、その
出口端部における光収集が実質的に不可能であ
る。
光案内2の、角度βが5゜より小さい配置は、
光案内の開口角度が5゜以上であるという事実か
ら、隣接のヘリオスタツト1により反射される同
じ光束に対する光案内の受光面積が不当に大きく
なるので、それら光案内の能力の利用が不完全に
なるため、実用的とはいえない。
また角度βが90゜より大きいような光案内2の
配置も、このような角度位置は45゜を超える開口
角度に対応し、そしてこのような開口角度は、既
述のように、光案内2の出口における光収集程度
を実質的に増大することはできないから、好適と
はいえないのである。
ヘリオスタツト1の個別のグループ(列)はそ
れぞれ光案内2の各グループ(列)を照射する
(第5図)。
太陽発電プラントの通常の機能のためには、隣
接の(光学的に関連された)ヘリオスタツト1に
対する垂直線間の角度α,α(第
6図と第7図参照)が光案内2の開口角度γより
小さいか、等しくなければならない。このテーゼ
は、朝方または夕方において地平線上の太陽のさ
が最も低い時のヘリオスタツト1の操作のダイア
グラムを示す第6図に表明されている。
太陽放射は地平線の平面に対し角度φでヘリオ
スタツト1に入射する。はヘリオスタ
ツト1−1と1−2の平面に対する垂直線であ
り、θは、光案内2の入口区域に対する垂直線
と、ヘリオスタツト1−1で反射される放射の
方向との間の角度を示し、そしてαとαはヘ
リオスタツト1−1と1−2に対する垂直線と地
平面との間の角度を表わしている。上部ヘリオス
タツト1−1に対する垂直線と、光案内2上
へ反射される太陽放射の方向との間の角度は
γ+φ/2に等しく、そしてヘリオスタツト1−2に ついてはγ−φ/2に等しくなる。隣接するヘリオス タツト1−1と1−2(即ち、1つの、または1
つのグループの光案内2と光学的に関連するヘリ
オスタツト)への垂直線間の角度は、 α+α=γ−φ/2+γ+φ/2=γ に等しくなる。
正午における太陽(第7図)については、ヘリ
オスタツト1−1と1−2への垂直線
間の角度は、 α−α=γ+φ/2−γ−φ/2=γ に等しい。
これによつて示されるように、太陽のいかなる
高さにおいても、両極端の隣接するヘリオスタツ
ト1に対する垂直線間の角度は開口角
度γを超えることはない。
以上のことから次のことが明らかになる。即
ち、「狙い」位置からのヘリオスタツト1のずれ
が隣接の光案内2間の角度γのマグニチユード以
内にある場合、追跡機構のそのような誤差が光束
の損失を招くことはなく、また太陽発電プラント
の操作を悪くすることはない。
放射レシーバ3内の太陽放射エネルギーの集中
は、ヘリオスタツト1により反射される各種の光
束を適切に設定することと光案内2の光通過面積
を絞ることによつて得られる。1つの光案内2の
入口区域における放射収集の程度は下記の関係式
で求められる。
ここで、Si−継続的な番号iをもつたヘリオス
タツト1の面積、 Sj−継続的な番号jをもつた光案内2
の入口断面積、 φ、α−ヘリオスタツト1−1、1−2の
面に対する垂直線及び
と、太陽の方向との間の角度、 N−光案売2に対して太陽放射を反射する
ヘリオスタツト1−1、1−2の
数、 Z−隣接するヘリオスタツト1−1、1−
2によつて照射される光案内2の
数、 θ−光案内2の入口区域に対する垂直線
と、隣接のヘリオスタツト1−
1の方への方向との間の角度、 Ri−ヘリオスタツト1の光学効率であ
る。
1つの光案内2からの放射レシーバ3における
放射集中は、 フオクライン2−1に対して、 フオコン2−1に対して、 となる。
ここで、Rjはフオクライン2−1またはフオ
コン2−2の光学効率である。
フオクライン2−1において得られる放射集中
の値が下式で定義されるという事実に対して、こ
こで許容がなされる。
K4=S/S=1/sinγ ここで、Sjはフオクライン(フオコン)の出
口断面積である。
フオコン2−2に対する放射集中値は次式から
求められる。
K5=S/S=1/sinγ フオクライン2−1(第3図)の壁は相互に対
して枢動できるように装架される。例えば変化し
易い雲によつて太陽放射の入射が一時跡絶えた場
合、フオクライン2−1の壁は自動的に相互方向
へ枢動して、フオクライン1の対称面において一
緒に合わされる。この結果それら壁は、放射レシ
ーバ3により放射される熱を逆方向へ反射する。
これによつて、それらレシーバの熱伝達媒体の温
度が一定に維持され、また太陽発電プラントの全
体的なエネルギー変換効率が高くなる。流動エネ
ルギー変換サイクルの場合の熱伝達媒体として蒸
気を使用する太陽発電プラントでは、全仕事サイ
クルを通じて放射レシーバ3の温度を一定に保つ
ことは特に重要である。
放射レシーバ3は移動機構上に装架されるの
で、光案内2の出口区域に在るレシーバ3は、い
つでも操作できるように準備されている別のレシ
ーバと迅速に交換することができる。
ここに説明してきた太陽発電プラントにおいて
は、光案内2の出口区域が1つの共通面上に設置
される。この面が平面である場合(第5図)、放
射レシーバ3の移動機構はトロリー6上に装架さ
れるキヤリジ5とすることができる。放射レシー
バ3はそのキヤリジ5により選ばれて仕事領域に
出入する。
光案内2の出口区域が円筒面上に置かれる場合
(第3図、第4図)、移動機構は放射レシーバ3を
担持するシリンダ7として作られる。そこで放射
レシーバ3は、回転軸8周りで回転するシリンダ
7に運ばれて仕事領域に出入する。
仕事領域から運び出された放射レシーバ3は補
修または保守のために接近することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水平トラスタワーと、本発明に従つ
てフオクラインの形に作られた光案内とを備える
太陽発電プラントの概略ダイアグラムを示し、第
2図は、垂直トラスタワーと、本発明に従つてフ
オコンの形に作られた光案内とを備える太陽発電
プラントの概略ダイアグラムを示し、第3図は、
回転シリンダの形の移動機構を備えるフオクライ
ンとして作られた光案内を示し、そしてまたそれ
らフオクラインの壁が本発明に従つて相互方向に
枢動できることを示し、第4図は、本発明に従つ
て回転シリンダの形に作られた移動機構を備える
フオコンの形の光案内を示し、第5図は、1つの
共通面上に設置される出口区域を有し、且つ本発
明に従つてキヤリジとして作られた移動機構を備
える光案内を示し、第6図は、本発明による、第
1図の垂直断面で示される太陽の最低高さにおけ
る(即ち、朝夕方または夕方における)光路ダイ
アグラムを示し、第7図は、本発明による、第1
図の垂直断面で示される太陽の最高高さにおける
(即ち、正午における)光路ダイアグラムを示
す。 1…ヘリオスタツト、2…光案内、2−1…フ
オクライン、2−2…フオコン、3…放射レシー
バ、4…トラスタワー、5…キヤリジ、6…スラ
イドウエイ、7…シリンダ、8…回転軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラスタワーの少なくとも部分上に設けられ
    る太陽放射レシーバに適応する出口区域を有する
    光案内の少なくとも部分に対して太陽放射の少な
    くとも部分を反射することができる指向自在なヘ
    リオスタツトのフイールドを備える太陽発電プラ
    ントにおいて、該光案内2が相互に5゜から90゜
    の角度で配置され、且つ5゜から45゜の開口角度
    を有し、そして隣接する該ヘリオスタツト1に対
    する垂直線間の角度が、該トラスタワー4の長さ
    の少なくとも部分に亘つて設けられる該光案内2
    の開口角度より小さいか、あるいは等しいことを
    特徴とする太陽発電プラント。 2 特許請求の範囲第1項の太陽発電プラントに
    おいて、該光案内2が該トラスタワー4の全長に
    亘つて配置されることを特徴とする太陽発電プラ
    ント。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項の太陽発電
    プラントにおいて、該トラスタワー4が垂直方向
    に配置されることを特徴とする太陽発電プラン
    ト。 4 特許請求の範囲第1項の太陽発電プラントに
    おいて、該トラスタワー4が東西に向いた水平方
    向に配置されることを特徴とする太陽発電プラン
    ト。 5 特許請求の範囲第1項の太陽発電プラントに
    おいて、該光案内2がフオクライン2−1の形状
    にされることを特徴とする太陽発電プラント。 6 特許請求の範囲第1項の太陽発電プラントに
    おいて、該光案内2がフオコン2−2の形状にさ
    れることを特徴とする太陽発電プラント。 7 特許請求の範囲第5項の太陽発電プラントに
    おいて、該フオクライン2−1の壁が相互に対し
    て枢動できるように装架されることを特徴とする
    太陽発電プラント。 8 特許請求の範囲第1項の太陽発電プラントに
    おいて、該放射レバー3が移動機構を備えられる
    ことを特徴とする太陽発電プラント。 9 特許請求の範囲第5項、第6項、又は第8項
    の太陽発電プラントにおいて、該光案内2の面が
    1つの平面上の設置され、また該移動機構がスラ
    イドウエイ6上に装架されるキヤリジ、5として
    作られ、そして該放射レシーバ3がそのキヤリジ
    5に保持されることを特徴とする太陽発電プラン
    ト。 10 特許請求の範囲第5項、第6項、又は第8
    項の太陽発電プラントにおいて、該光案内2の出
    口区域が1つの円筒面上に設置され、また該移動
    機構が回転軸8上に装架されるシリンダ7として
    作られ、そして該放射レシーバ3がそのシリンダ
    7上に固定されることを特徴とする太陽発電プラ
    ント。
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JPS63215864A (ja) * 1987-03-04 1988-09-08 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関の燃料蒸気排出抑止装置
JPH053732Y2 (ja) * 1986-05-31 1993-01-28

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