JPS61228280A - 冷蔵庫の脱臭装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷蔵庫の脱臭装置、特に魚、肉及び野菜等の
ように、アルカリ性と酸性の臭い好適な脱臭装置に関す
るものである。

〔発明の背景〕

従来の、この種冷却装置の脱臭装置は実開昭５３−１２
７３６５等で示されるように、冷凍室と冷蔵室を区割す
る中仕切壁内に形成された冷気通路内に脱臭剤を着脱自
在に設置するようにしたものであった。しかしこのもの
には脱臭剤自体にハニカム状の冷気道を設けたり、酸性
、アルカリ性両者の臭いをとる脱臭剤の配慮はなされて
いなかった。

〔発明の目的〕

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、各種臭いの
特性をもつ冷凍冷蔵庫より臭いを除去する脱臭装置を提
供することにある。

〔発明の概要〕

即ち、冷凍室と冷蔵室とを区割する中仕切壁等に形成さ
れた冷気吸込通路の途中に異種材より成り、且つ冷気道
を形成すべくハニカム状に構成された活性炭を設け、上
記目的を達成せしめんとしたものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の詳細を第１図、第２図に示す一実施例で説
明すると、１は冷蔵庫本体、２はこの本体工の庫内を形
成する内箱、この内箱２は内部に冷凍室３と冷蔵室４を
形成している。５は冷凍室　　′３と冷蔵室４間を区割
する中仕切壁、６は冷凍室３背部に設置された冷却器、
７は冷却器６で冷却された冷気を冷凍室３と冷蔵室４に
強制循環する送風機。８は冷凍室３の冷気戻り通路を示
し、９は冷蔵室４の冷気戻り通路を示す。１０は着脱自
在に設けられた脱臭装置、この脱臭装置１ｏは図にも示
す如く、活性炭Ａ、ＢとケースＣとより構成されている
。

しかして活性炭Ａは通常のヤシガラ等で作られた普通の
活性炭であり、活性炭Ｂは通常の活性炭に硫酸塩処理を
施した活性炭である。又両活性炭Ａ、　Ｂは押出成形等
により内部に冷気道１１を形成するようハニカム形状に
造られている。このハニカム状に形成した活性炭を本発
明に於いては冷蔵室の冷気戻り通路９に設置するもので
ある。

かくの如く形成された冷蔵庫に於ける脱臭作用は次のよ
うにして行われるものである。

即ち、魚、肉等より出る比較的酸性をおびた臭い（トリ
メチルアミン、アンモニア等）は冷蔵室の冷気戻り通路
９を経て冷却器６に戻る際に活性炭Ａに物理吸着される
。又野菜等より出るアルカリ性の臭いは、冷蔵室の冷気
戻り通路９を経て冷却器に戻る際に、活性炭Ｂの硫酸塩
処理によって化学吸着されるものである。

（発明の効果〕 本発明は以上説明し妊如く、冷凍室と冷蔵室とを区画す
る中仕切壁等に形成された冷気吸込通路の途中に異種材
より成り、且つ冷気道を形成すべくハニカム状に構成さ
れた活性炭を設けたものであるから、循環冷気より効率
よく、特性の異なる二種以上の臭いを吸着することが出
来るものである。又、異種材にて、それぞれが独立して
形成さレタハエカム状活性炭を１個のケース内に設置し
冷気通路に設けたものであるから、その着脱も容易に行
い得るものである。

更に一方の活性炭を通常のヤシガラ等の活性炭となし、
他方を通常活性炭に硫酸塩処理を施した活性炭とするこ
とにより、魚、肉、野菜等より出る異なる特性を有す臭
いを効率よく脱臭することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を備えた冷蔵庫の要部断面図、第２図は
第１図中の脱臭装置の拡大図である。 １・・・冷蔵庫本体、２・・・内箱、３・・・冷蔵室、
４・・・冷凍室、５・・・中仕切壁、６・・・冷却器、
７・・・送風機、８・・・冷気通路、９・・・冷気通路
、１ｏ・・・脱臭装置。 第１　困

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍室と冷蔵室とを区画する中仕切壁等に形成された冷
   気吸込通路の中に異種材より成る活性炭と、上記活性炭
   に通風路を設けたことを特徴とする冷蔵庫の脱臭装置。