JPS61217784A

JPS61217784A - レ−ダ装置

Info

Publication number: JPS61217784A
Application number: JP60058978A
Authority: JP
Inventors: Kenji Takizawa; 賢二滝澤
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1985-03-23
Filing date: 1985-03-23
Publication date: 1986-09-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、空中線、送受切替器、送信器および受信器か
ら成る１単位の構成を、その空中線開口面が所定の方位
角範囲および高低角範囲に渡って所定の球面に涜って設
ける・こと罠より空中線の向きを変えることなく希望の
方位角及び高低角の探知情報を得ることのできるレーダ
装置に関する。

（従来の技術と問題点）従来のＰ　Ｐ　Ｉ　（Ｐｌａｎ　Ｐｏ５ｉｔｉｏｎＩｎ
ｄｉｃａｔｏｒ　）式のレーダ装置では空中線を水平面
で全方位に渡って回転させ、また高低方向については必
要に応じて空中線の俯角を変えることにより目標の捜索
を行っている。

このように、空中線を機械的に回転させる丸め回転原動
機や回転機構が設けられているのであるがこのような回
転機器類は必然的に摩耗という問題を伴っており信頼性
には自ずと限界があり、また保守や整備も重量物が対象
であるため容易ではないという問題があった。

また、空中線は通常定速度で回転しているために成る方
位範囲を連続して捜索することができない。即ち成る方
位を通過した後は１回転後でなければ当該方位の捜索は
できない。このためその間の目標に関するデータは既に
得られたデータに基づく計算による予想値を用いざ゛る
を得ないという問題があった。

更に、空中線が回転しているために、同一目標であって
も送信パルス毎に空中線ビームパターンの異った部分で
照射され、その反射波が受信される。このため受信信号
にゆらぎを生じ、レーダー受信信号を処理するうえで好
ましくない影響を与えレーダシステム性能の低下の原因
となっている。

本発明は回転型の大型空中線を用いることによシ発生す
る上記の種々の問題点を解決するレーダ装置を提供しよ
うとするものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記の目的を達成するために次の構成を有する
。

即ち、空中線、送受切換器、送信機および受信機からな
る単位構成を複数個と、該複数個の単位構成の送受信の
タイミングを制御するタイミング制御回路と、前記複数
個の単位構成からの受信信号を処理する信号処理回路と
、該処理された受信信号を表示する表示器とを有し、前
記複数の単位構成の空中線開口面が所定の方位角範囲及
び高低角範囲にわたって所定の球面に沿って配列されて
いるレーダ装置である。

（作　用）以下本発明のレーダ装置の動作について述べるＯまず、空中線、送受切換器、送信器および受信器から成
る単位構成が、その空中線の開口面の向きが成る点を中
心とした所定半径の球面に沿って所定の方位角範囲及び
高低角範囲にわたって複数個配列されているので、空中
線ビームパターンのビーム幅と単位構成の数とその配列
間隔を適切に設定することにより所定の方位範囲及び高
低角範囲にわたって空中線の向きを変えることなく目標
の捜索ができることになる。

そして、送受信動作を行わせる単位構成を選択指示する
ことにより、方位角や高低角をｒ＠次連続的に変えなが
ら捜索することも、また、より集中的な捜索蚕行うため
に成る狭い方位角範囲や高低角範囲に限定して捜索を行
うこともてきる。このようにどの単位構成の送受信機を
動作させるかの制御はタイミング制御回路で行われる。

ここではタイミング制御のプログラムを必要な捜索パタ
ーンに応じて記憶させておくこともできるし、また人の
マニュアル操作によることもできる。

このように、本発明のレーダ装置は目標を捜索するため
に空中線を回転させたり俯角を変えたシする必要がなく
、従って、従来のレーダ装置におけるような重量物回転
機構を設ける必要がない。このため従来のような信頼性
や保守整備における問題は発生しない。

また、成る方位角範囲や高低角範囲を連続して捜索する
必要のあるとき、例えば捉えた目標を追跡したい場合に
は該方位角や該高低角を向いているか或いはその向きに
近い向きの単位構成の送受信機を指定して連続的に動作
させることにより必要な捜索を行うことができる。従っ
て回転空中線を用いた従来のレーダ装置のように空中線
が１回転して同一方位、迄来為迄の間のデータが抜ける
というような問題は発生しない。

更に、各単位構成の空中線の向きはそれぞれ定められた
向きに固定されているので、空中線の回転自体く起因す
る受信信号のゆらぎも発生しない。

このようにして、各単位構成の受信機から送り出された
信号は、その方位角および高低角のデータと共に信号処
理回路へ送られ必要な処理が施されて表示器へ送られ表
示される。

（実施例）以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図である
。

本実施例のレーダ装置は、複数の空中線／送受信機ユニ
ット１とタイミング制御器２と信号処理器３と指示器４
とを有している。空中線／送受信機ユニット１は第２図
に示すように空中線５、送受切換器６、送信機７および
受信機８を以って１単位の構成となっている。

そしてこの空中線／送受信機ユニット１を例えば方位方
向にｎ個、高低方向にｍ個、各ユニ、トの空中線の開口
面が半球の球面に清うように配列されている。

第１図は、このｍｘｎ個の空中線／送受信機ユニット１
と、タイミング制御器２と信号処理器３と指示器４とか
らなる本装置の構成を示している。各空中線／送受信機
ユニット１はタイミング制御器２からのタイミング起動
信号によって送受信動作が起動される。いずれの空中線
／送受信機工ニット１を起動させるかはいかなる方向に
向ってどのようなパターンの捜索を行うかによって定ま
る。捜索範囲をくまなく捜索する場合或いは一旦捕捉し
た目標の追跡捜索を行う場合等その捜索の態様に応じて
タイミング制御器にタイミング起動信号のプログラムを
記憶させておくことも可能であるしまた手操作によるタ
イミング制御も可能である。タイミング制御器２からタ
イミング起動信号を受けた１個又は複数個の空中線／送
受信機ユニット１の送信機７は空中線５に送信電力を送
りこれを受けた空中線５から放射され引き続き受信が開
始され受信機８から受信信号が得られる。これら各受信
信号は総て信号処理装置へ送られ必要な処理を行われた
後図示されていない方位角データや高低角データと共に
指示器４へ送られ表示される。

（発明の効果）本発明のレーダ装置は以上説明したような構成を有し作
用を行うので、第１に空中線の回転Ｋかかわる回転機器
類の信頼性や保守整備上の問題点が解消されるという利
点がある。第２にタイミング制御器を操作することによ
り全方向の捜索が可能であるとともに任意の方位角や高
低角における連続的な捜索が可能であるという利点があ
る。第３に空中線の向きが固定されているため空中線の
回転に起因する受信信号のゆらぎがなくこのゆらぎによ
る探知性能の劣化という問題がなくなるという利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示すプロ。り図、第２図は本発明の構成要素である空中線／送受信
機ユニットの構成ブロック図である。１・・・空中線／送受信機ユニ、ト、　　２・・・タイ
ミング制御器、　　３・・・信号処理器、　　４・・・
指示器、　　５・・・空中線、　　６・・・送受切換器
、　　７・・・送信機、　　８・・・受信機

Claims

【特許請求の範囲】

空中線、送受切換器、送信機および受信機を有する単位
構成を複数個と、該複数個の単位構成の送受信のタイミ
ングを制御するタイミング制御回路と、前記複数個の単
位構成からの受信信号を処理する信号処理回路と、該処
理された受信信号を表示する表示器とを有し、前記複数
の単位構成の空中線開口面が所定の方位角範囲及び高低
角範囲にわたつて所定の球面に沿つて配列されているこ
とを特徴とするレーダ装置。