JPS6121085Y2 - - Google Patents

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JPS6121085Y2
JPS6121085Y2 JP49781U JP49781U JPS6121085Y2 JP S6121085 Y2 JPS6121085 Y2 JP S6121085Y2 JP 49781 U JP49781 U JP 49781U JP 49781 U JP49781 U JP 49781U JP S6121085 Y2 JPS6121085 Y2 JP S6121085Y2
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JP
Japan
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rope
net
clamping
support
netting
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JP49781U
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JPS57113171U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばバトミントン用のネツトを張
り渡すためのネツト張り支柱に関する。
バトミントン用のネツトは、さ程の張設状態を
要求されることがなく、その張設に用いる従来の
ネツト張り支柱は、支柱本体に嵌合して軸方向に
移動可能なリング状の引環を設け、これを蝶ねじ
により支柱本体の任意高さ位置に締付け固定でき
るようにし、かつ引環にネツト張りロープの一端
に形成したループ部が引掛けられるフツク部を突
設した構造となつている。したがつて、このもの
ではネツト張りロープを張つた状態に固定する場
合、ロープを引下げた状態に保持しながら蝶ねじ
による引環の締付け作業を行わなければならず、
面倒であるとともに、一人では作業を行い難いも
のである。また、選手の跳躍やネツトへのシヤト
ルコツク(羽根)の衝突に伴う外部振動によつ
て、蝶ねじが不用意に弛んでネツトの張設状態が
損われるおそれがある。
本考案は上記の事情のもとに案内されたもの
で、その目的は、ネツト張りを頗る容易に行える
とともに、ネツト張り状態が不用意に損われたり
することがないようにしたネツト張り支柱を提供
することにある。
以下、本考案の第1実施例を第1図〜第4図を
参照して説明する。
図中1は本実施例に係るネツト張り支柱、2は
同時に使用される他のネツト張り支柱で、これら
各支柱1,2間にバトミントン用のネツト3が張
設される。このネツト3は、そのネツト張りロー
プ4(繊維ロープ又はワイヤーロープ或はワイヤ
芯線入繊維ロープ等)の一端部4aの先端に形成
したループ部(図示しない)を、ネツト張り支柱
2に突設したフツク5に引掛け、かつ他端部4b
をネツト張り支柱1で固定することにより、張り
渡されるものである。なお、第1図中6は回転自
在なガイドローラ、6aは枢軸、3aはネツト3
の両縁下端をネツト張り支柱1,2に固定するた
めの結束紐を示す。
そして、ネツト張り支柱1は第2図〜第4図に
詳図するように、支柱本体7にガイドローラ9を
設けるとともに、挟圧ロープ止め機構10を設け
て形成してある。ガイドローラ9は支柱本体7の
上端部に枢軸11を介して回転自在に取付けてあ
り、上記ネツト張りロープ4の端部4aを略直角
に方向変換させて案内するものである。また、挟
圧ロープ止め機構10は支柱本体7の中間部にお
けるネツト3と反対の側面に設けてある。この機
構10は、ガイドローラ9を経由して支柱本体7
に沿つて引下げられるネツト張りロープ4の端部
4bが、ネツト張りロープ4の張力で戻る力を利
用して、この端部4bを挾圧して係止するために
用いてある。そのために、本実施例の場合は、支
柱本体7に固定した機構支持部12に、枢軸13
を介して偏心カムよりなる挾圧係止体14を回転
自在に取付けて、挟圧ロープ止め機構10を形成
してある。なお、挾圧係止体14はこの場合円形
周面を有しているが、この周面と支柱本体7の側
面とが形成する隙間A,B(第2図、第3図参
照)がA>Bの関係となり、かつ隙間Bがネツト
張りロープ4の太さdよりも挾幅となれば、いか
なる形状でもよい。さらに、本実施例の場合、挾
圧係止体14の外周面にはローレツト掛け、その
他の挾圧力をより強固にするための措置を施して
あるが、これは支柱本体7の側面に設けてもよい
が、必要により設けられるものであることは勿論
である。
したがつて、ネツト3を張る場合には、まずネ
ツト張りワイヤ4の端部4aを他のネツト張り支
柱2のフツク5に引掛けて、ガイドローラ6を経
由させるとともに、端部4bをネツト張り支柱1
のガイドローラ9を経由させた後、隙間Aに通
す。この場合隙間Aはネツト張りロープ4の径d
より遥かに大きく、容易に挿通させ得る。この状
態で、端部4bを下方に引下げてネツト張りロー
プ4に必要な張力を与えた後、第2図中2点鎖線
に示すように端部4bを動かし、挾圧係止体14
に接した状態にして若干緩める。そうすると、ネ
ツト張りロープ4の張力で端部4bは上向きに戻
ろうとするため、挾圧係止体14を矢印C方向に
回転させる。したがつて、この回転により第3図
に示したように隙間が寸法Bが減少して支柱本体
7と挾圧係止体14との間に端部4bが挾圧係止
され、こうしてネツト張りが終了する。なお、こ
の場合の戻り量は極く僅かであるために、張力が
大幅に損われることはない。また、このような張
設後において外部振動が加わつても、いずれもネ
ツト3を弛ます方向、つまり端部4bが上向きに
戻るようになり、これによつて挾圧係止作用がよ
り強化されるので、不用意にネツト3の張設状態
が弛むことはない。なお、ネツト3を弛ます場合
には、端部4bを更に引下げることにより、挾圧
係止体14を矢印D方向に回転させて端部4bの
挾圧係止状態を容易に解消して行える。
また、本考案は第5図および第6図に示した第
2実施例のようにしてもよい。つまり、ネツト張
りロープの端部4bは、端部主部4b1の一部に円
錐形状の係止部4b2を設けて形成される。そし
て、挟圧ロープ止め機構10は、機構支持部12
を一端に一体に有したブロツク状の挾圧係止体1
4′から形成してある。この係止体14′は軸方向
に沿つて一部が側面に開放する溝14a′を有して
いるとともに、この溝14a′の下部は上記端部主
部4b2に対応する円錐状の挾圧係止面14b′とな
つている。
したがつて、この実施例では第6図中2点鎖線
で示したように、端部4bを引下げてから、この
端部4bの係止部4b2より上側部分を溝14a′内
にその開放部より挿入する。この後、端部4bの
引下げを解除することにより、ネツト張りロープ
の張力で端部4bが上向きに戻る力で、係止部4
b2が溝14a′の挾圧係止面14b′に挾圧係止され
る。これにより、ネツト張り作業が完了する。
なお、この実施例の場合、係止部4b2を把持し
て端部4bを引下げ得るから、引下げ操作が楽に
なる。また、係止部4b2は端部主部4b1の軸方向
に沿つて移動できるようにし、端部主部4b1た結
び目をつくつて端部主部の4b1の任意個所に固定
するように構成すれば、例えば繊維ロープのよう
に伸び変形がある場合に、必要に応じて停止部4
b2の位置を調節して張力を一定に保持できる。
さらに、本考案は第7図および第8図に示した
第3実施例のようにしてもよい。つまり、機構支
持部12は、支柱本体7との離間寸法が上側程小
さくなるガイド斜面12aを有して形成してあ
る。この機構支持部12と支柱本体7との間に
は、ガイド斜面12aと対応する斜面およびこれ
と反対側に垂直挾圧面を有したブロツク状の挾圧
係止体14′が上下動自在に設けてあり、この係
止体14′は抜止め部14′cを有しているととも
に、必ずしも必要ではないが転がり防止用の突部
14′dを有している。これらにより挟圧ロープ
止め機構10が形成される。
この第3実施例の場合上記第1実施例と同様の
手順で、ネツト張りロープ4の他端部4bを支柱
本体7に対して固定又は解放するか、固定の場
合、他端部4bが上向きに戻る力で挾圧係止体1
4″が上側に移動して、その斜面のガイド斜面1
2aとの摺接に伴つて挾圧係止体14″が支柱本
体7方向に押圧されることにより、他端部4bの
挾圧係止がなされるものである。そして、このよ
うな構造によれば、他端部4bの挾圧範囲を長く
確保できることから、他端部4bの摩耗をより防
止できる。
しかも、本考案は第9図および第10図に示し
た第4実施例のようにしてもよい。つまり、挾圧
係止体14″は、垂直挾圧面を有した挾圧部材1
4eと、これに一端部を連結枢軸14fを介
して連結したレバー部材14gとから形成して
ある。この挾圧係止体14は機構支持部12に
枢軸13を介して支持してあり、機構支持部12
には挾圧係止体14の下方への回動を制限する
ための例えば軸よりなるストツパ部12bを設け
てある。これらのより挟圧ロープ止め機構10が
形成される。
この第4実施例の場合も上記第1実施例と同様
の手順で、ネツト張りロープの他端部4bを支柱
本体7対して固定又は解放するものであり、この
実施例でも他端部4bの挾圧範囲を長く確保して
その摩耗をより防止できる。
また、上記各実施例は以上の如く構成したが、
本考案の実施に当つてはその要旨に反しない限
り、支柱本体、ガイドローラ、挟圧ロープ止め機
構等の具体的な構造、形状、位置、材質等は、上
記実施例に制約されず種々構成して実施できるこ
とは勿論である。
本考案は以上説明したように、ネツト張りロー
プの張力でその端部が上向きに戻る力を利用し
て、この端部を挾圧ロープ止め機構に挾圧係止し
て、ネツト張りを可能としたものであるから、外
部振動等が作用してもネツトの張設状態が不用意
に損われることがない。そして、ネツト張り時に
はネツト張りロープの端部を下方に引下げるだけ
でよいとともに、その際に挟圧ロープ止め機構が
支柱本体の中間部側面に設けてあることにより、
支柱本体の上端部側で上記ロープの引張りを行う
という面倒がなく、地上に立つたままの姿勢で上
記のロープ引下げを行うことができ、かつこのよ
うな作業姿勢では下方に容易に力を加えることが
可能であり、しかもネツト張りロープは回転する
ガイドローラで略直角に方向変換されるように案
内されることから、一人で簡単かつ確実にネツト
張り時のネツト張りロープの固定を行なえる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、
第1図はネツト張り状態の正面図、第2図は要部
の正面図、第3図はロープ止め状態において同要
部の一部を断面して示す正面図、第4図は同要部
の側面図である。第5図および第6図は本考案の
第2実施例を示し、第5図は要部の斜視図、第6
図は同要部のロープ止め状態の第7図および第8
図は本考案の第3実施例を示し、第7図は要部の
正面図、第8図は同要部の一部を断面して示す平
面図である。第9図および第10図は本考案の第
4実施例を示し、第9図は要部の縦断面図、第1
0図は同要部の平面図である。 1……ネツト張り支柱、9……ガイドローラ、
10……挾圧ロープ止め機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱本体の上端部にネツト張りロープの一端部
    を略直角に方向変換させて案内するガイドローラ
    を回転自在に取付けるとともに、支柱本体の中間
    部におけるネツトと反対面側に、ガイドローラを
    経由して支柱本体に沿つて引下げられるネツト張
    りロープの上記一端部が、ネツト張りロープの張
    力で上向きに戻る力を利用して、この一端部を挟
    圧して係止する挟圧ロープ止め機構を設けてなる
    ことを特徴とするネツト張り支柱。
JP49781U 1981-01-06 1981-01-06 Expired JPS6121085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49781U JPS6121085Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49781U JPS6121085Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

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Publication Number Publication Date
JPS57113171U JPS57113171U (ja) 1982-07-13
JPS6121085Y2 true JPS6121085Y2 (ja) 1986-06-24

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ID=29799078

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JP49781U Expired JPS6121085Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418594Y2 (ja) * 1985-02-04 1992-04-24
JP2006020928A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Asano Trade:Kk ネット巻取り装置の固定構造

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JPS57113171U (ja) 1982-07-13

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