JPS6120586B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6120586B2
JPS6120586B2 JP8328578A JP8328578A JPS6120586B2 JP S6120586 B2 JPS6120586 B2 JP S6120586B2 JP 8328578 A JP8328578 A JP 8328578A JP 8328578 A JP8328578 A JP 8328578A JP S6120586 B2 JPS6120586 B2 JP S6120586B2
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JP
Japan
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weight
polyvinyl alcohol
allyl
copolymer
acid
Prior art date
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Expired
Application number
JP8328578A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS559670A (en
Inventor
Itsuyoshi Morimoto
Hiroyuki Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP8328578A priority Critical patent/JPS559670A/en
Publication of JPS559670A publication Critical patent/JPS559670A/en
Publication of JPS6120586B2 publication Critical patent/JPS6120586B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は粘性を改良したポリビニルアルコール
系樹脂組成物に関するものである。 ポリビニルアルコール系樹脂の水溶液はラベル
用の糊、事務用の糊、合紙・製袋・紙器用の糊を
はじめ多種の用途に有用である。しかしながらポ
リビニルアルコール系樹脂水溶液は数日間放置し
ておくと表面が皮ばりしてしまうこと、紙に塗布
すると糊が紙に浸透しすぎて貼合不良を起こすこ
とがあること、曳糸性が著しくかつチクソトロビ
ツク性が乏しいので機械塗りの作業性が劣り、又
塗布後の垂れが大きいことなどの種々の問題があ
る。 そこでポリビニルアルコール系樹脂水溶液にカ
ルボキシメチルセルロース、ポリエチレンオキサ
イド、ポリアクリル酸ソーダ等を増粘剤又はチク
ソトロビツク性改良剤として添加することが提案
されているが、カルボキシメチルセルロースの添
加はこれ自身防腐・防黴性が悪いため粘度が低下
したりカビが発生しやすく、又酸性条件下では溶
解性が減少してゲル状態となり、アルカリ性条件
下では粘度が著しく低下するというトラブルがあ
る。ポリエチレンオキサイドの添加はポリビニル
アルコール系樹脂との相溶性が悪いので使用用途
が著しく制限され、ポリアクリル酸ソーダ添加は
増粘効果が劣る。 しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
ポリビニルアルコール系樹脂(A)100重量部にポリ
アルコール多価アリルエーテル−不飽和カルボン
酸化合物共重合体又はポリアルコール多価メタリ
ルエーテル−不飽和カルボン酸化合物共重合体
(以下ポリアルコール多価(メタ)アリルエーテ
ル不飽和カルボン酸化合物共重合体と略す)(B)を
0.1〜30重量部配合した組成物は皮ばり防止、機
械塗り適性の向上、チクソトロピツク性付与、増
粘性付与、曳糸性防止、垂れ防止、の点で卓効を
奏すること、防腐、防黴性が良好で、酸やアルカ
リに対しても安定性を有することなど種々の性質
を示すという事実を見出し、本発明を完成するに
至つた。 本発明の顕著な効果はポリビニルアルコール系
樹脂(A)にポリアルコール多価メタアリルエーテル
−不飽和カルボン酸化合物共重合体(B)を添加した
場合にはじめて見られるものであり、(B)成分に代
えてポリアクリル酸又はその塩を用いてもこのよ
うな効果は到底奏しえない。たとえば粘度上昇効
果について具体例を1例あげると、重合度1800、
ケン化度88モル%のポリビニルアルコールの15%
水溶液は温度30℃において7900cps(2rpm)の粘
度を有するが、この水溶液100重量部に0.45重量
部のアリル蔗糖(1分子当りのアリル基5.6個)−
アクリル酸ソーダ(重量比3:97)共重合体を加
えると粘度は一挙に82000cps(2rpm)にも向上
する。なお温度30℃の水100重量部に上記アリル
蔗糖−アクリル酸ソーダ共重合体0.45重量部を加
えても粘度は8000cps(2rpm)にしかならない。
又上記ポリビニルアルコール水溶液100重量部に
ポリアクリル酸ソーダを0.45重量部加えたときの
粘度は9000cps(2rpm)で、30重量部を加えたと
きでも20000cps(2rpm)となるにすぎない。 又上記ポリビニルアルコールの7%水溶液の粘
度は210cpsで、この水溶液を入れた容器を転倒
させれば直ちに水溶液は流出する。しかしこの7
%水溶液にポリビニルアルコール対し10%の上記
アリル蔗糖−アクリル酸ソーダ共重合体を加える
と粘度は20rpmで54800、2rpmで230000となり、
容器を逆さにしても内容物はこぼれない。しかし
塗布性は良好であり、紙に塗布したときの浸透性
が少ないので、貼合性は極めて良好である。 もう一例あげると、重合度1700、ケン化度96.0
モル%のポリビニルアルコールの15%水溶液の粘
度は温度30℃において6200cps(2rpm)、
5270cps(20rpm)であるが、この水溶液100重量
部にポリビニルアルコールに対し3%の量、即ち
0.45重量部のアリル蔗糖(1分子当りのアリル基
5.6個)−アクリル酸共重合体(重量比3:97)共
重合体を加えると粘度は実に833000cps
(2rpm)、276000cps(20rpm)にも激増する。し
かし温度30℃の水100重量部に上記アリル蔗糖−
アクリル酸共重合体を0.45重量部加えても粘度は
せいぜい15cpsになるにすぎない。 本発明におけるポリビニルアルコール系樹脂(A)
としてはビニルエステルの重合体又は共重合体の
部分又は完全ケン化物或いはその後変性物を言
う。例示すれば、(a)ポリ酢酸ビニルを約50〜100
モル%ケン化したポリビニルアルコール、(b)酢酸
ビニルを主とし、これと他の共重合可能なモノマ
ー、たとえばオレフイン(エチレン、プロピレ
ン、α−ブテン、α−オクテン、α−ドデセン、
α−オクタデセンなど)、不飽和モノカルボン酸
(アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸など)
又はこれらのエステル又は塩、不飽和多価カルボ
ン酸(マレイン酸、フマール酸、イタコン酸な
ど)又はこれらの部分ないし完全エステル又は塩
又は無水物)、不飽和スルホン酸(エチレンスル
ホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン
酸など)又はこれらの塩、アミド(アクリルアミ
ド、メタクリルミドなど)、ニトリル(アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなど)、ビニルエ
ーテル、ビニルケトン、塩化ビニルなどとの共重
合体の酢酸ビニル成分の一部又は全部をケン化し
たもの(なお他の共重合可能なモノマーの割合は
50モル%以下、特に20モル%以下。ただしコモノ
マーとしてエチレンを用いるときはエチレン含量
は最大95モル%程度であつてもよい。)、(c)上記
(a),(b)をアセタール化、ウレタン化、リン酸エス
テル化、シアノエチル化したり、ビニルモノマー
をグラフトした後変性物などがあげられる。 ポリアルコール多価メタアリルエーテル−不飽
和カルボン酸化合物共重合体(B)のポリアルコール
多価メタアリルエーテルとしては1分子内に水酸
基を2個以上、好ましくは3個以上有するポリア
ルコールの2価以上のアリルエーテル又はメタリ
ルエーテルを言う。ポリアルコールとしてはエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリメチロールプロパン、1,2,3−ブタント
リオール、グリセリン、ジグリセリン、3−メチ
ルペンタン−1,3,5−トリオール、2,3,
4−トリヒドロキシ酪酸、アルドテトロース、ケ
トテトロース、アルドペントース、ケトペントー
ス、アルドヘキソース、ケトヘキソース、蔗糖、
マルトース、ラクトース、ラフイノース、ヘキソ
ザン、ペントザン、ガラクトマナン、グルコマナ
ン、澱粉、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、トリペンタエリスリトール、アラビ
トール、マーニトール、イジトール、トリトー
ル、ソルビトール、イノシトール、デユルシトー
ルなど、或いはこれらの還元誘導体、たとえばモ
ノ及びジカルボキシル型糖酸などがあげられる。
これらの中ではオリゴ糖類、即ち糖、糖の還元生
成物(アルコール、ケトアルコール、アルコキシ
アルコールなど)、糖の酸化生成物(糖酸、ケト
酸、アルド酸など)が好適であり、たとえば具体
例としてはグルコース、ガラクトース、フラクト
ース、ソルボース、ラムノース、蔗糖、アラビノ
ース、マルトース、ラクトース、ラフイノースな
どがあげられる。 上記の如きポリアルコールのアリルエーテル化
又はメタリルエーテル化は、たとえばポリアルコ
ールをハロゲン化アリル、ハロゲン化メタリル又
はその混合物と強アルカリ性下に反応させること
によつて得られる。 次に不飽和カルボン酸化合物としてはアクリル
酸、メタクリル酸、α−クロルアクリル酸、α−
シアノアクリル酸、クロトン酸、ソルビン酸、イ
タコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、ムコン
酸、グルタコン酸、アコニチン酸、桂皮酸、α−
フエニルアクリル酸、マレイン酸、フマール酸な
どがあげられる。これらの塩であつてもよく、多
価の場合は無水物、部分アルキルエステルであつ
てもよい。 ポリアルコール多価メタアリルエーテル、不飽
和カルボン酸化合物の各モノマー以外に他のコモ
ノマーを含むことは特に支障とはならない。この
ようなコモノマーの例としてはスチレン系モノマ
ー、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル、ビニルエステ
ル、ビニルエーテル、ビニルケトン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、ビニルピロリドン、エチレ
ン、α−オレフイン、マレイン酸ジエステルなど
があげられる。 ポリアルコール多価(メタ)アリルエーテル−
不飽和カルボン酸化合物共重合体中のポリアルコ
ール多価(メタ)アリルエーテルの含量は0.01〜
30重量%の範囲から選ばれるが、実際は0.01〜10
重量%で充分である。その含量が余りに少ないと
きはポリビニルアルコール系樹脂の粘性を改良す
ることができず、一方その量が余りに多いときは
水に対する親和性を失なうのでポリビニルアルコ
ール系樹脂の粘性を改良することができなくな
る。 一方共重合体中の不飽和カルボン酸化合物の含
量は25重量%以上、好ましくは40重量%以上であ
ればよく、残余は前記の如き他のコモノマーで補
なうことができる。不飽和カルボン酸化合物の含
量が25重量%未満ではポリビニルアルコール系樹
脂との親和性が減少し、従つて該水溶液の粘性を
改良する効果は著しく損なわれる。 次にポリビニルアルコール系樹脂(A)100重量部
に対するポリアルコール多価(メタ)アリルエー
テル−不飽和カルボン酸化合物共重合体(B)の配合
量は0.1〜30重量部の範囲から選択され、0.1重量
部未満では改質効果が不足し、一方30重量部を越
えるときは改質効果は上限に達して配合量増加に
よる効果はある程度以上には上らなくなり、かつ
溶解等の作業性が困難となる。 (A)と(B)との配合方法は(B)を(A)の粉体に添加する
方法、(A)の水溶液に(B)を配合する方法をはじめ任
意の配合方法が使用される。 本発明の組成物には他の水溶性高分子、着色
剤、充填剤、消泡剤、発泡剤など適当な添加剤を
必要に応じて添加することができる。 本発明の組成物は数%ないし25%程度の濃度の
水溶液として、ラベル用糊、事務用糊、段ボー
ル・合紙・製袋・紙器用等工業用糊材、繊維壁材
バインダー、砂壁材バインダー、暫定保護膜、陶
磁器の釉薬バインダー、水性塗型材バインダー、
印刷インキ添加用、洋酒等の見本用ビンの充填液
などの多種の用途に用いられる。 次に例をあげて本発明の組成物をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは特にことわりの
ない限り重量基準で表わしたものである。 例1〜25、対照例1〜20 使用ポリビニルアルコール系樹脂(A) A−1 重合度1800、ケン化度88.0モル%の
ポリビニルアルコール A−2 重合度500、ケン化度88.0モル%の
ポリビニルアルコール A−3 重合度1700、ケン化度96.0モル%の
ポリビニルアルコール A−4 マレイン酸モノメチル含量2.2モル
%のマレイン酸モノメチル−酢酸ビニ
ル共重合体の酢酸ビニル成分の94.1モ
ル%をケン化して得られた重合度1700
のマレイン酸モノメチル変性ポリビニ
ルアルコール A−5 アリルスルホン酸ソーダ含量2.0モ
ル%のアリルスルホン酸ソーダ−酢酸
ビニル共重合体の酢酸ビニル成分の
98.0モル%をケン化して得られた重合
度250のアリルスルホン酸ソーダ変性
ポリビニルアルコール A−6 重合度800、ケン化度99.2モル%の
ポリビニルアルコール 使用ポリアルコール多価(メタ)アリルエーテ
ル−不飽和カルボン酸化合物共重合体(B) B−1 アクリル酸−アリル蔗糖(重量比
97:3)共重合体、ただしアリル蔗糖
1分子中のアリル基は5.6個 B−2 アクリル酸−アリルペンタエリスリ
トール(重量比93:7)共重合体、た
だしアリルペンタエリスリトール1分
子中のアリル基は2.8個 B−3 アクリル酸.アリルソルビトール
(重量比95:5)共重合体、ただしア
リルソルビトール1分子中のアリル基
は4.7個 B−4 B−1の共重合体を水酸化ナトリウ
ムで中和したアクリル酸ソーダ−アリ
ル蔗糖共重合体 B−5 B−1の共重合体をアンモニア水で
中和したアクリル酸アンモニウム−ア
リル蔗糖共重合体 B−6 メタクリル酸−スチレン−アリル蔗
糖(重量比43:56:1)共重合体、た
だしアリル蔗糖1分子中のアリル基は
5.2個 B−7 アクリル酸−酢酸ビニル−アリル蔗
糖(重量比75:23.5:1.5)共重合
体、ただしアリル蔗糖1分子中のアリ
ル基5.8個 B−8 無水マレイン酸−ビニルn−ブチル
エーテル−メタリル蔗糖(重量比50:
49.5:0.5)共重合体、ただしメタリ
ル蔗糖1分子中のメタリル基5.5個 B′ 対照例としてのポリアクリル酸ソーダ 上記(A)の水溶液に上記(B)を添加して温度95℃で
2時間加熱して均一に撹拌し、温度30℃における
回転数2rpm及び20rpmの粘度を測定し、その比
からチクソトロピツク指数をもとめた。又皮ばり
性、浸透性(中質紙に対する可使時間)、垂れ性
についても測定を行なつた。 結果を次表に示す。
The present invention relates to a polyvinyl alcohol resin composition with improved viscosity. Aqueous solutions of polyvinyl alcohol resins are useful in a variety of applications, including label glue, office glue, and glue for interleaf paper, bag making, and paper containers. However, if a polyvinyl alcohol resin aqueous solution is left for several days, the surface will peel, and if applied to paper, the glue may penetrate too much into the paper, causing poor lamination, and the threadability is extremely poor. In addition, because of its poor thixotropic properties, there are various problems such as poor machine coating workability and large sagging after coating. Therefore, it has been proposed to add carboxymethyl cellulose, polyethylene oxide, sodium polyacrylate, etc. to a polyvinyl alcohol resin aqueous solution as a thickener or thixotrovitic property improver, but the addition of carboxymethyl cellulose itself has antiseptic and antifungal properties. This causes problems such as a decrease in viscosity and the tendency for mold to grow.Also, under acidic conditions, the solubility decreases and becomes a gel state, and under alkaline conditions, the viscosity decreases significantly. Addition of polyethylene oxide has poor compatibility with polyvinyl alcohol-based resins, so its uses are severely limited, and addition of sodium polyacrylate has a poor thickening effect. However, as a result of intensive research by the present inventors,
Add 100 parts by weight of polyvinyl alcohol resin (A) to polyalcohol polyvalent allyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer or polyalcohol polyvalent methallyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer (hereinafter referred to as polyalcohol polyvalent (meth) ) allyl ether unsaturated carboxylic acid compound copolymer) (B)
The composition containing 0.1 to 30 parts by weight is highly effective in preventing skin burrs, improving suitability for machine coating, imparting thixotropic properties, imparting thickening properties, preventing stringiness, preventing sagging, and has antiseptic and antifungal properties. The present inventors have discovered that it exhibits various properties such as good chemical properties and stability against acids and alkalis, leading to the completion of the present invention. The remarkable effects of the present invention are first seen when the polyalcohol polyvalent metaallyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer (B) is added to the polyvinyl alcohol resin (A), and the (B) component Even if polyacrylic acid or a salt thereof is used instead, such an effect cannot be achieved at all. For example, to give a specific example of the viscosity increasing effect, the degree of polymerization is 1800,
15% of polyvinyl alcohol with saponification degree of 88 mol%
The aqueous solution has a viscosity of 7900 cps (2 rpm) at a temperature of 30°C, and 0.45 parts by weight of allyl sucrose (5.6 allyl groups per molecule) is added to 100 parts by weight of this aqueous solution.
When sodium acrylate (weight ratio 3:97) copolymer is added, the viscosity instantly increases to 82,000 cps (2 rpm). Note that even if 0.45 parts by weight of the above allyl sucrose-sodium acrylate copolymer is added to 100 parts by weight of water at a temperature of 30°C, the viscosity becomes only 8000 cps (2 rpm).
Further, when 0.45 parts by weight of sodium polyacrylate is added to 100 parts by weight of the polyvinyl alcohol aqueous solution, the viscosity is 9000 cps (2 rpm), and even when 30 parts by weight is added, the viscosity is only 20000 cps (2 rpm). The 7% aqueous solution of polyvinyl alcohol has a viscosity of 210 cps, and if a container containing this aqueous solution is overturned, the aqueous solution will immediately flow out. But this 7
When 10% of the above allyl sucrose-sodium acrylate copolymer based on polyvinyl alcohol is added to a % aqueous solution, the viscosity becomes 54,800 at 20 rpm and 230,000 at 2 rpm.
Even if the container is turned upside down, the contents will not spill out. However, the coating properties are good, and since there is little permeability when applied to paper, the lamination properties are extremely good. To give another example, the degree of polymerization is 1700, and the degree of saponification is 96.0.
The viscosity of a 15% aqueous solution of mol% polyvinyl alcohol is 6200 cps (2 rpm) at a temperature of 30°C;
5270 cps (20 rpm), but 3% of polyvinyl alcohol is added to 100 parts by weight of this aqueous solution, i.e.
0.45 parts by weight of allyl sucrose (allyl group per molecule)
5.6 pieces) - acrylic acid copolymer (weight ratio 3:97) When the copolymer is added, the viscosity is actually 833,000 cps
(2rpm), dramatically increases to 276000cps (20rpm). However, in 100 parts by weight of water at a temperature of 30°C, the above allyl sucrose-
Even if 0.45 parts by weight of acrylic acid copolymer is added, the viscosity will be no more than 15 cps. Polyvinyl alcohol resin (A) in the present invention
This refers to partially or completely saponified vinyl ester polymers or copolymers, or subsequently modified products. For example, (a) about 50 to 100 polyvinyl acetate
Mol% saponified polyvinyl alcohol, (b) mainly consisting of vinyl acetate, and other copolymerizable monomers such as olefins (ethylene, propylene, α-butene, α-octene, α-dodecene,
α-octadecene, etc.), unsaturated monocarboxylic acids (acrylic acid, methacrylic acid, crotonic acid, etc.)
or esters or salts thereof, unsaturated polycarboxylic acids (maleic acid, fumaric acid, itaconic acid, etc.) or partial or complete esters or salts or anhydrides thereof), unsaturated sulfonic acids (ethylene sulfonic acid, allyl sulfonic acid, etc.) , methalylsulfonic acid, etc.) or their salts, amides (acrylamide, methacrylamide, etc.), nitriles (acrylonitrile, methacrylonitrile, etc.), vinyl ether, vinyl ketone, vinyl chloride, etc. as part of the vinyl acetate component of copolymers. or completely saponified (the proportion of other copolymerizable monomers is
50 mol% or less, especially 20 mol% or less. However, when ethylene is used as a comonomer, the ethylene content may be up to about 95 mol%. ), (c) above
Examples include acetalization, urethanization, phosphoric acid esterification, cyanoethylation of (a) and (b), and modified products after grafting vinyl monomers. The polyalcohol polyvalent metaallyl ether of the polyalcohol polyvalent metaallyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer (B) is a dihydric polyalcohol having two or more, preferably three or more, hydroxyl groups in one molecule. Refers to the above allyl ether or methallyl ether. Polyalcohols include ethylene glycol, diethylene glycol, triethylene glycol, polyethylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol,
Trimethylolpropane, 1,2,3-butanetriol, glycerin, diglycerin, 3-methylpentane-1,3,5-triol, 2,3,
4-trihydroxybutyric acid, aldotetrose, ketotetrose, aldopentose, ketopentose, aldohexose, ketohexose, sucrose,
Maltose, lactose, raffinose, hexozane, pentozan, galactomanan, glucomanan, starch, pentaerythritol, dipentaerythritol, tripentaerythritol, arabitol, marnitol, iditol, tritol, sorbitol, inositol, duulcitol, etc., or reduced derivatives thereof, such as mono and dicarboxylic sugar acids.
Among these, oligosaccharides, that is, sugars, reduction products of sugars (alcohols, keto alcohols, alkoxy alcohols, etc.), and oxidation products of sugars (sugar acids, keto acids, aldo acids, etc.) are preferable. Examples include glucose, galactose, fructose, sorbose, rhamnose, sucrose, arabinose, maltose, lactose, and raffinose. Allyl etherification or methallyl etherification of a polyalcohol as described above can be obtained, for example, by reacting the polyalcohol with an allyl halide, a methallyl halide, or a mixture thereof under strongly alkaline conditions. Next, as unsaturated carboxylic acid compounds, acrylic acid, methacrylic acid, α-chloroacrylic acid, α-
Cyanoacrylic acid, crotonic acid, sorbic acid, itaconic acid, citraconic acid, mesaconic acid, muconic acid, glutaconic acid, aconitic acid, cinnamic acid, α-
Examples include phenyl acrylic acid, maleic acid, and fumaric acid. These salts may be used, and in the case of polyvalents, anhydrides or partial alkyl esters may be used. The inclusion of other comonomers in addition to the monomers of polyalcohol polyhydric metaallyl ether and unsaturated carboxylic acid compound does not pose any particular problem. Examples of such comonomers include styrenic monomers, acrylamide, methacrylamide, acrylonitrile, methacrylonitrile, acrylic esters, methacrylic esters, vinyl esters, vinyl ethers, vinyl ketones, vinyl chloride, vinylidene chloride, vinylpyrrolidone, ethylene, alpha -Olefins, maleic acid diesters, etc. Polyalcohol polyvalent (meth)allyl ether
The content of polyalcohol poly(meth)allyl ether in the unsaturated carboxylic acid compound copolymer is 0.01~
It is selected from the range of 30% by weight, but in reality it is 0.01 to 10
% by weight is sufficient. If the content is too small, the viscosity of the polyvinyl alcohol resin cannot be improved, while if the amount is too large, the viscosity of the polyvinyl alcohol resin cannot be improved because it loses its affinity for water. It disappears. On the other hand, the content of the unsaturated carboxylic acid compound in the copolymer may be at least 25% by weight, preferably at least 40% by weight, and the remainder can be supplemented by other comonomers as mentioned above. If the content of the unsaturated carboxylic acid compound is less than 25% by weight, the affinity with the polyvinyl alcohol resin will decrease, and the effect of improving the viscosity of the aqueous solution will therefore be significantly impaired. Next, the amount of the polyalcohol polyvalent (meth)allyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer (B) based on 100 parts by weight of the polyvinyl alcohol resin (A) is selected from the range of 0.1 to 30 parts by weight, and 0.1 If it is less than 30 parts by weight, the modification effect will be insufficient, while if it exceeds 30 parts by weight, the modification effect will reach its upper limit, and the effect of increasing the amount will not increase beyond a certain level, and workability such as dissolution will be difficult. Become. Any method of blending (A) and (B) can be used, including adding (B) to the powder of (A) or blending (B) into an aqueous solution of (A). . Suitable additives such as other water-soluble polymers, colorants, fillers, antifoaming agents, and foaming agents may be added to the composition of the present invention, if necessary. The composition of the present invention can be used as an aqueous solution with a concentration of several percent to about 25%, as a glue for labels, an office glue, an industrial glue for cardboard, interleaving paper, bag making, paper containers, etc., a fiber wall material binder, and a sand wall material binder. , temporary protective film, ceramic glaze binder, water-based coating material binder,
It is used for a variety of purposes, such as adding printing ink and filling liquid for sample bottles of Western alcoholic beverages. Next, the composition of the present invention will be further explained by giving an example. Hereinafter, "parts" and "%" are expressed on a weight basis unless otherwise specified. Examples 1 to 25, Control Examples 1 to 20 Polyvinyl alcohol resin used (A) A-1 Polyvinyl alcohol with a degree of polymerization of 1800 and a degree of saponification of 88.0 mol% A-2 Polyvinyl alcohol with a degree of polymerization of 500 and a degree of saponification of 88.0 mol% A-3 Polyvinyl alcohol with a polymerization degree of 1700 and a saponification degree of 96.0 mol% A-4 Obtained by saponifying 94.1 mol% of the vinyl acetate component of a monomethyl maleate-vinyl acetate copolymer with a monomethyl maleate content of 2.2 mol%. Degree of polymerization: 1700
Monomethyl maleate-modified polyvinyl alcohol
Allylsulfonic acid sodium modified polyvinyl alcohol with a polymerization degree of 250 obtained by saponifying 98.0 mol% A-6 Polyvinyl alcohol with a polymerization degree of 800 and a saponification degree of 99.2 mol% Polyalcohol used polyvalent (meth)allyl ether - unsaturated Carboxylic acid compound copolymer (B) B-1 Acrylic acid-allyl sucrose (weight ratio
97:3) copolymer, however, the number of allyl groups in one molecule of allyl sucrose is 5.6 B-2 Acrylic acid-allyl pentaerythritol (weight ratio 93:7) copolymer, however, the number of allyl groups in one molecule of allyl pentaerythritol is 2.8 B-3 Acrylic acid. Allyl sorbitol (weight ratio 95:5) copolymer, however, the number of allyl groups in one molecule of allyl sorbitol is 4.7 B-4 Sodium acrylate-allyl sucrose copolymer prepared by neutralizing the copolymer of B-1 with sodium hydroxide Polymer B-5 Ammonium acrylate-allyl sucrose copolymer obtained by neutralizing the copolymer of B-1 with aqueous ammonia B-6 Methacrylic acid-styrene-allyl sucrose (weight ratio 43:56:1) copolymer , however, the allyl group in one molecule of allyl sucrose is
5.2 pieces B-7 Acrylic acid-vinyl acetate-allyl sucrose (weight ratio 75:23.5:1.5) copolymer, however, 5.8 allyl groups in one molecule of allyl sucrose B-8 Maleic anhydride-vinyl n-butyl ether-methallyl Sucrose (weight ratio 50:
49.5:0.5) Copolymer, however, 5.5 methallyl groups in one molecule of methallyl sucrose B' Sodium polyacrylate as a control example Add the above (B) to the aqueous solution of the above (A) at a temperature of 95°C for 2 hours The mixture was heated and stirred uniformly, and the viscosity was measured at a rotation speed of 2 rpm and 20 rpm at a temperature of 30° C., and the thixotropic index was determined from the ratio. In addition, the peeling properties, permeability (pot life on medium-quality paper), and sagging properties were also measured. The results are shown in the table below.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコール系樹脂(A)100重量部及
びポリアルコール多価アリルエーテル不飽和カル
ボン酸化合物共重合体又はポリアルコール多価メ
タリルエーテル−不飽和カルボン酸化合物共重合
体(B)0.1〜30重量部よりなるポリビニルアルコー
ル系樹脂組成物。 2 共重合体(B)中のポリアルコール多価アリルエ
ーテル又はポリアルコール多価メタリルエーテル
の含量が0.01〜10重量%である特許請求の範囲第
1項記載の組成物。
[Scope of Claims] 1 100 parts by weight of polyvinyl alcohol resin (A) and polyalcohol polyvalent allyl ether unsaturated carboxylic acid compound copolymer or polyalcohol polyvalent methallyl ether-unsaturated carboxylic acid compound copolymer (B )0.1 to 30 parts by weight of a polyvinyl alcohol resin composition. 2. The composition according to claim 1, wherein the content of polyalcohol polyallyl ether or polyalcohol polyvalent methallyl ether in the copolymer (B) is 0.01 to 10% by weight.
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