JPS61194128A - 銅の製錬方法 - Google Patents

銅の製錬方法

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Publication number
JPS61194128A
JPS61194128A JP3463385A JP3463385A JPS61194128A JP S61194128 A JPS61194128 A JP S61194128A JP 3463385 A JP3463385 A JP 3463385A JP 3463385 A JP3463385 A JP 3463385A JP S61194128 A JPS61194128 A JP S61194128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
reducing agent
copper
furnace
contained
Prior art date
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Pending
Application number
JP3463385A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Oto
修一 大戸
Fumiyuki Shimizu
史幸 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61194128A publication Critical patent/JPS61194128A/ja
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明は、銅の製錬方法に関する。
特にスラグ中への銅ロスの防止方法に関する。
従来の技術 銅製錬において、鉱石からの採収率を上昇させることが
、重要な問題である。 この採収率を上昇させる一つの
解決策として、スラグ中への銅ロスを低減させることが
、あげられている。 この対策法としては、特開昭58
−221241のごとく、自溶炉において銅精鉱ととも
に粉コークスを・重油とともに装入し、過剰の粉コーク
スを溶体の表面に均一に覆わせ、スラグ中のマグネタイ
トを4.1%と減少し、銅のスラグロスを0.58%か
ら0.48%に低減させる方法がある。
従来技術として記述した上記の方法では、自電炉形式の
自溶炉であるためか錬かん部において粉コークスが酸化
され還元剤の作用が充分なし得ないため銅のスラグへの
ロスは、0.48%と高く。
さらに還元剤を排出し、新しい還元剤を供給する方式の
ため還元剤量を多量に必要とする。
また、粉コークスを銅のスラグへのロスのみを防止する
ために添加しているものでなく、自溶炉のシャフト部に
おける熱源ともしているためか、銅のスラグへのロスが
、0.48%と高くなっている。 即ち、スラブに対し
ては、還元剤の役割を充分なしていないものと思われる
従って、マグネタイト(Fe304)の量も4゜1%と
高い値を示している。 これは、溶錬炉内が酸化雰囲気
であるため炭材の消費が多いこと又コークス中の灰分が
スラグの融点を下げ、スラグが溶解しスラグ被覆され保
護されていた内壁レンガを保護しえなくなるためスラブ
被覆が充分にできなくなるためコークス粉を大量に使用
できないいためと考えられる。
問題を解決するための手段 本発明は1以上の間層点を解決するものであって、銅製
錬におけるスラブ中の銅ロスを防止する方法において、
錬かん炉の湯面を固形の還元剤で被覆し、少量の燃焼消
失弁の還元剤のみ補う方法に関する。
以下本発明について、詳細に述べる。
本発明は、銅製錬における錬かん炉において適用される
ものである。 銅製錬においては、鉱石を溶剤と溶錬炉
において反応させ、スラグとマットに分離し、表面に浮
上するスラグを除き、マットをさらに精製する。
この処理は、例えば、自溶炉、MI法におけるS炉、溶
鉱炉1反尉炉、電気炉において行われる。
溶錬の際1発生したスラグは、マットと分離後練かん炉
に入れ、さらに付着したマット分を除く処理を行う。
この際、錬かん炉内は、密閉状態とし、酸素の侵入を極
力減少させることが好ましい。 これにより、固形の還
元剤の消費を極力少なくするためであり、また固形還元
剤中の灰分によりスラグの融点を下げ、ひいては内壁レ
ンガの保護ができなくなりレンガの損耗を促進すること
になるためである。また、溶錬炉から錬かん炉にスラグ
を装入する場合も、酸素と極力接触しないような構造と
し、さらに抜取方式も考慮することを要する。
例えば、第1図のごとく自溶炉の場合であれば、セラト
ラ一部に浮上したスラグをスラグホールより抜き出す場
合、スラグ層底部もしくは中部から抜き出し、錬かん炉
のスラグ面より下部に先端部が位置する樋を用い装入す
る。 この場合、錬かん炉のスラグホールからは、スラ
グの抜出しは。
行わない法が好ましい。 練かん炉での滞留時間を充分
に確保し、セットリング効果(マットとスラグの分離効
果)を充分確保するためであり、樋の先端部が、スラグ
面より上部に位置しないようにするためである。
固形還元剤は、灰分の極力少ない方が好ましい。
例えば石炭よりもコークスの方が好ましい。
固形還元剤は、錬かん炉のスラグ表面に30〜150m
n+の厚になるように配置することが好ましい。
またシールが必ずしも完全とならないことから。
侵入酸素によりコークスが消費されることがあるが、こ
の場合は、適宜追加することとなる。
さらに、積極的に、溶錬炉からのスラグ中のマグネタイ
トを減少させる場合は、スラグ装入樋より密閉装入装置
をもって装入する。 この場合の還元剤も固形のもので
あればかなりの部分浮上するが、スラグとともに混合し
排出されるためあまり多くすることは好ましくない。
この場合は、液体の還元剤である重油あるいは。
気体の還元剤で為るアンモニアガスを吹き込むことが好
ましい。
また錬かん炉の雰囲気が、中性ないし還元雰囲気となり
にくい場合、より積極的に酸素の侵入を防止するために
は、不活性ガス、中性ガス等を吹き込むことが好ましい
また第2図のごと<MI法の場合は、溶錬炉と錬かん炉
と製銅炉が連結され湯が常に流動している。
この場合でも錬かん炉では、密閉構造とし、溶錬炉から
の装入経路及び、諌かん炉から製銅炉への排出部におい
て、酸素との接触を前記同様防止し、諌かん炉で、固形
還元剤を浮上することにより、本発明が好ましく適用さ
れる。
発明の効果 以上のように本発明を実施することにより、以下のよう
な効果が得られる。
(1)少量の還元剤により、スラグ中のマグネタイトを
減少し、スラグへの銅ロスをスラグ中の銅品位として、
0.3%前後と極めて低い値とすることができる。 こ
れは、2.8万トン/月の粗銅生産時において、スラグ
発生量が、2.9万トン/月であり、銅品位が、0.1
%低下することにより約1,200万円/月のロスを防
止できることとなり特開昭58−221241号の方法
に比べれば、約0.2%低下できることとなり約2.4
00万円/月コストダウンとなり極めて、工業性の高い
方法である。
(2) また特σa昭58−221241号の方法と異
なり練かん炉に別に取り出すため酸化雰囲気で処理がな
されないことから、固形還元剤の消費を極めて小さくし
、炉内壁レンガの損耗もなく、継続操業を可能とするも
のである。
実施例1 第1図に示した自溶炉を用いて実施した。
反応シャフト(1)の上部の精鉱ノズル(2)から銅精
鉱を装入し、予熱酸素富化(3)吹き込みノズルから酸
素源を吹き込み反応シャフト(1)で酸化反応をおこせ
しめ、セラトラ−(4)に、スラグ(5)とマット(6
)を得た。
スラブ(5)は、スラグホール(7)より酸素の巻込み
がないようスラグ層下部より抜きだした。
スラグ装入樋(9)の一部に設けた還元剤投入[コ(8
)より1重油を少量5Q/lスラブの割合で装入し、ス
ラグ中のマグネタイト(F’e。
o4)を極力還元しつつ、コークス(11)で上層をシ
ールされた錬かん炉(13)に装入した。
錬かん炉(13)内は、密閉構造とし、酸素の侵入を防
ぎコークスの酸化を防止した。
錬かん炉(13)では、ゼーダベルグ式電極(10)で
温度補償しつつ、マットとスラグを分別した。
この場合、錬かん炉内雰囲気の酸素濃度は、酸素濃度計
を用い酸素の侵入を厳重に管理した。
必要に応じて、窒素ガスを吹き込んだ。
また錬かん炉へのスラブの装入中あるいは、直後には、
スラグホール(12)から排出することなく、スラグと
マットのセットリングが充分終了した後、スラグをスラ
グホール(12)より排出した。
スラグ中のマグネタイトは、酸化されることがなく極め
て低い値を保持できたため、スラグ中の銅ロスは、0.
3%と極めて低い値であった。
また炉内壁レンガも、コークスの消費がほとんどないた
めコークス中の灰分によりスラグの融点が低下せず、ス
ラグによる侵食損耗がほとんど見られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自溶炉において、適用した本発明の態様であ
る。 第2図は、M1法に適用した本発明の態様である
。 (1)は1反応シャフト、(5)は、スラグ、(6)は
、マット、(7)は、スラグホール。 (8)は、還元剤投入口、(9)は、スラグ装入樋、(
11)は、コークス、(12)は、スラグホールである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅製錬におけるスラグ中の銅ロスを防止する方法
    において、錬かん炉の湯面を固形の還元剤で被覆し、少
    量の燃焼消失分の還元剤のみ補うことを特徴とする銅の
    製錬方法。
JP3463385A 1985-02-25 1985-02-25 銅の製錬方法 Pending JPS61194128A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3463385A JPS61194128A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 銅の製錬方法

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JPS61194128A true JPS61194128A (ja) 1986-08-28

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ID=12419805

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JP3463385A Pending JPS61194128A (ja) 1985-02-25 1985-02-25 銅の製錬方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104419837A (zh) * 2013-09-09 2015-03-18 宁波金田铜业(集团)股份有限公司 一种锡青铜聚渣剂及其制备方法
CN107338361A (zh) * 2017-01-22 2017-11-10 梁瑞兵 节能型保温前床及其使用方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4897728A (ja) * 1973-02-19 1973-12-12

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