JPS61193997A - 航空機 - Google Patents
航空機Info
- Publication number
- JPS61193997A JPS61193997A JP3390885A JP3390885A JPS61193997A JP S61193997 A JPS61193997 A JP S61193997A JP 3390885 A JP3390885 A JP 3390885A JP 3390885 A JP3390885 A JP 3390885A JP S61193997 A JPS61193997 A JP S61193997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aircraft
- wing
- upward
- wings
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Radio Relay Systems (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ．発明の目的
産業上の利用分野
本発明は航空機に関するものであり、特に着陸時等にお
いて大きな迎角で飛行する状態においても、横安定及び
方向安定の極めて良好な航空機に関するものである。
いて大きな迎角で飛行する状態においても、横安定及び
方向安定の極めて良好な航空機に関するものである。
従来の技術
従来より、航空機の翼は、主翼、水平尾翼、垂直尾翼の
３種で構成されており、形状は様々に異なつてもその各
部の基本的な役割は変つていない。
３種で構成されており、形状は様々に異なつてもその各
部の基本的な役割は変つていない。
即ち、主翼は飛行に必要な揚力を得ると共に左右の安定
を保ち、エルロンによる機軸まわりの回転操縦を行なう
ためのものであり、水平尾翼は機首を水平に保つ役目と
昇降舵によつてこれを上下させる為のものである。又、
垂直尾翼には機首の左右方向の安定を保つと共に方向舵
によつて機首を左右方向に向ける為のものである。
を保ち、エルロンによる機軸まわりの回転操縦を行なう
ためのものであり、水平尾翼は機首を水平に保つ役目と
昇降舵によつてこれを上下させる為のものである。又、
垂直尾翼には機首の左右方向の安定を保つと共に方向舵
によつて機首を左右方向に向ける為のものである。
特殊な運動をする為に小さな可動としを有するものもあ
るが、これは安定性を増す為のものではない事は良く知
られており、基本的に航空機が安定に飛行し且つ自由に
操縦出来る為には上記３種の翼と舵があれば必要にして
充分と云える。
るが、これは安定性を増す為のものではない事は良く知
られており、基本的に航空機が安定に飛行し且つ自由に
操縦出来る為には上記３種の翼と舵があれば必要にして
充分と云える。
発明が解決しようとする問題点
しかし、離着陸時等において速度が遅く主翼の迎角が大
きな状態においては、上記のごとき構成では充分とは云
えない場合がある。
きな状態においては、上記のごとき構成では充分とは云
えない場合がある。
即ち、迎角が大きな状態で補助翼を使用した場合、一方
の補助翼面の迎角が過大になり失速状態となつて、その
為に揚力が減小し又抗力が増加する。そうすると補助翼
の効果は全く逆になり航空機は逆の運動を起し極めて危
険な状態となる。
の補助翼面の迎角が過大になり失速状態となつて、その
為に揚力が減小し又抗力が増加する。そうすると補助翼
の効果は全く逆になり航空機は逆の運動を起し極めて危
険な状態となる。
特に速度が遅く高度が低い場合には姿勢を回復すること
が出来ずにそのまま墜落する可能性さえ充分考えられる
。
が出来ずにそのまま墜落する可能性さえ充分考えられる
。
ロ 発明の構成
問題点を解決する為の手段
本発明は、重心付近の機軸上方に上向きの翼を設けるこ
とによりこの様な欠点を排し、離着陸時の航空機の安定
性を大巾に向上させるべきものである。以下図について
本発明の構造を説明する。
とによりこの様な欠点を排し、離着陸時の航空機の安定
性を大巾に向上させるべきものである。以下図について
本発明の構造を説明する。
実施例
第１図は、本発明の一実施例の構造を示す斜視図であり
、第２図はその後面図である。
、第２図はその後面図である。
第１図、第２図において、胴体１には左主翼２−１、右
主翼２−２、水平尾翼３、垂直尾翼４が設けられ、更に
重心位置付近から上向さに上向翼５が設けられている。
主翼２−２、水平尾翼３、垂直尾翼４が設けられ、更に
重心位置付近から上向さに上向翼５が設けられている。
上向翼５の先端付近の後縁には可動翼６が図示しない操
縦装置により左右に揺動可能に設けられている。７は方
向舵、８は昇降舵、９はジエツトエンジンである。
縦装置により左右に揺動可能に設けられている。７は方
向舵、８は昇降舵、９はジエツトエンジンである。
作用
第１図、第２図について本発明の作用を説明する。今、
左主翼２−１が何らかの原因で下がり機体が左に傾いた
とすると、機体に働く重力と主翼２−１及び２−２に働
く揚力との合力により機体は左にすべることになる。そ
うすると上向翼５に向う空気流が左上傾き、上向翼５に
は右向きの揚力が働く。そうすると機軸Ｘのまわりに反
時計方向のモーメントが生じ、下がつた左翼は元の姿勢
に戻されることとなる。尚この場合、上向翼５に働く揚
力は一般的な航空機の上反角又は、後退角による左右の
翼の揚力の差による復元力よりも直接的に作用する為、
その効果は大きく従つて上向翼の大きさは通常の主翼面
積の５分の１及至１０分の１あれば充分である。この場
合に、左右の主翼２−１、２−２には上反角は不要であ
り従つて、その迎角に差が生ずることがない為抗力の不
釣合を生ずることもなく、航空機は極めて安定に飛行す
ることが出来る。更に可動翼６を図示しない操縦装置に
よつて左右に動力すことにより積極的に機体を左右に傾
けることも出来るので、従来の航空機に設けられていた
補助翼は不要となり、その為に主翼上面は前縁から後縁
まで極めて滑らかにすることが出来るので空気抵抗は大
巾に減少し、航空機の性能は飛躍的に向上する。
左主翼２−１が何らかの原因で下がり機体が左に傾いた
とすると、機体に働く重力と主翼２−１及び２−２に働
く揚力との合力により機体は左にすべることになる。そ
うすると上向翼５に向う空気流が左上傾き、上向翼５に
は右向きの揚力が働く。そうすると機軸Ｘのまわりに反
時計方向のモーメントが生じ、下がつた左翼は元の姿勢
に戻されることとなる。尚この場合、上向翼５に働く揚
力は一般的な航空機の上反角又は、後退角による左右の
翼の揚力の差による復元力よりも直接的に作用する為、
その効果は大きく従つて上向翼の大きさは通常の主翼面
積の５分の１及至１０分の１あれば充分である。この場
合に、左右の主翼２−１、２−２には上反角は不要であ
り従つて、その迎角に差が生ずることがない為抗力の不
釣合を生ずることもなく、航空機は極めて安定に飛行す
ることが出来る。更に可動翼６を図示しない操縦装置に
よつて左右に動力すことにより積極的に機体を左右に傾
けることも出来るので、従来の航空機に設けられていた
補助翼は不要となり、その為に主翼上面は前縁から後縁
まで極めて滑らかにすることが出来るので空気抵抗は大
巾に減少し、航空機の性能は飛躍的に向上する。
又 一般の航空機の場合は、施回する時補助翼で機体を
機軸のまわりに傾けながら方向舵によつて機首を横に向
ける様に操縦することが必要であるが、主翼の迎角によ
つて補助翼使用時の左右の抗力の不釣合の度合が変化す
るので方向舵の操作量を微妙に補正１なければならずか
なりむずかしい操縦である。しかし本発明の上向翼を設
けた航空機は、方向舵７を操作して機首を横に向ける丈
で上向翼５に働く揚力によつて横向きの力及び機軸のま
わりのモーメントが生ずる為、極めて自然に又容易に旋
回することが出来る。
機軸のまわりに傾けながら方向舵によつて機首を横に向
ける様に操縦することが必要であるが、主翼の迎角によ
つて補助翼使用時の左右の抗力の不釣合の度合が変化す
るので方向舵の操作量を微妙に補正１なければならずか
なりむずかしい操縦である。しかし本発明の上向翼を設
けた航空機は、方向舵７を操作して機首を横に向ける丈
で上向翼５に働く揚力によつて横向きの力及び機軸のま
わりのモーメントが生ずる為、極めて自然に又容易に旋
回することが出来る。
尚、一定角度旋回の内側に向けて上向翼５が傾斜すると
、この上向翼５に当る空気の流れは正面からのものとな
り揚力が零となつて安定した旋回状態となる。この様に
旋回操縦も従来より大巾に簡単になる。更に最近の航空
機け左右の主翼の抗力の不釣合を修正して安定に飛行す
る為に垂直尾翼の大きさが異常なほど大きくなつている
が本発明の上向翼５を採用した場合その不釣合が生じな
い為、垂直尾翼は大巾に小型化することが出来、重心位
置から遠い部分の重量を軽減出来る為航空機全体の重量
軽減効果は大きく運動性の良い航空機を得ることが出来
る。
、この上向翼５に当る空気の流れは正面からのものとな
り揚力が零となつて安定した旋回状態となる。この様に
旋回操縦も従来より大巾に簡単になる。更に最近の航空
機け左右の主翼の抗力の不釣合を修正して安定に飛行す
る為に垂直尾翼の大きさが異常なほど大きくなつている
が本発明の上向翼５を採用した場合その不釣合が生じな
い為、垂直尾翼は大巾に小型化することが出来、重心位
置から遠い部分の重量を軽減出来る為航空機全体の重量
軽減効果は大きく運動性の良い航空機を得ることが出来
る。
実施例
第３図は本発明の他の実施例の構造を示す側面図である
。第３図において、上向翼５には可動翼６の他に後縁根
元付近に他の可動翼１０を設けてある。可動翼１０は航
空機が横風の中で離着陸を行なう時に、横風の向き及び
強さに応じてこれを動かすことにより風上への場合を生
じさせて航空機が風下に流されるのを防止し、真直ぐに
飛行することが出来るごとき効果を有するものである。
。第３図において、上向翼５には可動翼６の他に後縁根
元付近に他の可動翼１０を設けてある。可動翼１０は航
空機が横風の中で離着陸を行なう時に、横風の向き及び
強さに応じてこれを動かすことにより風上への場合を生
じさせて航空機が風下に流されるのを防止し、真直ぐに
飛行することが出来るごとき効果を有するものである。
ハ 発明の効果
以上の説明で明らかなごとく、本発明の上向翼５を設け
た航空機は、離着陸時を含めて常に安定に飛行出来るこ
とにより航空機の安定性を大巾に向上させることが出来
る上、主翼の上面を滑らかにすることが出来る事及び垂
直尾翼を小さくすることが出来ること等により空気抵抗
を減らし、重量を軽減することが出来るので飛行性能も
向上させることが出来る。従つて燃料の消費量を低減し
ペイロードを増すことが可能となる等多くの利点を有す
るものであり、その効果は極めて著しい。
た航空機は、離着陸時を含めて常に安定に飛行出来るこ
とにより航空機の安定性を大巾に向上させることが出来
る上、主翼の上面を滑らかにすることが出来る事及び垂
直尾翼を小さくすることが出来ること等により空気抵抗
を減らし、重量を軽減することが出来るので飛行性能も
向上させることが出来る。従つて燃料の消費量を低減し
ペイロードを増すことが可能となる等多くの利点を有す
るものであり、その効果は極めて著しい。
第１図は、本発明の一実施例の構造を示す斜視図であり
、第２図はその後面図、又第３図は本発明の他の実施例
の構造を示す側面図である。 １−−−−−胴体、２−１、２−２−−−−−主翼、３
−−−−−−水平尾翼、４−−−−垂直尾翼、５−−−
−−上向翼、６、１０−−−−−可動翼。
、第２図はその後面図、又第３図は本発明の他の実施例
の構造を示す側面図である。 １−−−−−胴体、２−１、２−２−−−−−主翼、３
−−−−−−水平尾翼、４−−−−垂直尾翼、５−−−
−−上向翼、６、１０−−−−−可動翼。
Claims (1)
- 胴体上面の重心位置付近に空力中心を有する翼を、機軸
に対して上向きに設けたことを特徴とする航空機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3390885A JPS61193997A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 航空機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3390885A JPS61193997A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 航空機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193997A true JPS61193997A (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=12399608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3390885A Pending JPS61193997A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 航空機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61193997A (ja) |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP3390885A patent/JPS61193997A/ja active Pending
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