JPS61192219A - 液剤撤布方法および撤布器 - Google Patents

液剤撤布方法および撤布器

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JPS61192219A
JPS61192219A JP3070685A JP3070685A JPS61192219A JP S61192219 A JPS61192219 A JP S61192219A JP 3070685 A JP3070685 A JP 3070685A JP 3070685 A JP3070685 A JP 3070685A JP S61192219 A JPS61192219 A JP S61192219A
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water
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JP3070685A
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行政 一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液剤農薬や液体肥料等を水道水で希釈して植
木類に撒布する方法等に関するものである。
植木類、特に庭木類に対して施す管理の重要なものの一
つに「農薬類の撒布」がある。(ここで言う「農薬類」
とは、農作物などに被害を与える昆虫や菌類などを防除
するために使用されるいわゆる「農薬」の他に、葉面撒
布用として好適とされる「液剤肥料」や作物の生育を調
節する「生長調整剤」などを含む) そしてこの「農薬類の撒布」は、一般には手動ポンプ式
のものや各種動力噴霧式の、手提げタイプや肩掛はタイ
プ等のものが使用されるが、いずれもタンクを有するも
ので重く、操作が面倒で、届く範囲が狭い、身体にかか
り易く農薬の場合は危険である等の欠点を有するもので
あった。
また、その植木類が低い高さのものであれば、撒布も行
なえ、使用する農薬類の種類・濃度・撒布時期等を誤り
さえしなければ上記諸撒布器を使用して素人でも実施可
能なものであるが、身長以上程度の高さになると、特別
な撒布用機器を持たない一般素人には困難なものとなる
そこで、庭木の中でその高さが3mやそれ以上になるも
のへの撒布については専門業者に依頼することとなる。
業者は、通常軽トランク等で発動機・貯水槽などを持ち
込んできて、該貯水槽内に農薬類を入れ混合したうえで
、発動機等の力を利用して撒布する。このように、作業
は大掛りなもので費用も多く要することになるので、一
般には依頼しにくいし、特に液剤肥料等の栄養撒布まで
は手が回らないのが実情であった。
一方、水道蛇口に取り付けたホースの端にノズルを設け
てホース出口部分での水の流速を上げるものが周知のも
のとしである。これは潅水にもしばしば用いられるもの
であって高さ5〜6m程度までは達するものであるが、
ここで得られる流速は、水道水の圧力を失しない部分で
のみ得られるもので、上記業者のように農薬類混合のた
めに一旦貯水槽等に水道水を入れてしまう限り、他の動
力源が必要となる。本発明者はこのノズル及び水道水の
圧力を利用して液剤農薬類の撒布の途はないかと長年研
究した結果遂に理想的な技術を開発し得た。
以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。
第1図は、本発明に係る液剤撒布器(1)の1例を示す
ものである。図より明らかなように液剤撒布器(1)は
、液剤容器(2)・液剤送出用チューブ(3)等よりな
るものである。
液剤容器(2)内には液剤農薬類(L)が入っており、
開口にはゴム製のキャップ(4)がある。そして該キャ
ップ(4)には空気注入針(5)が差し込まれている。
使用する液剤農薬類(L)は、溶液タイプ以外に、乳剤
や水和剤などでもよい。またキャップ(4)は、開口側
を下方にするし、後述するように液剤容器(2)内を加
圧する場合もあり得るので抜落しないように封止されて
いる。
なお空気注入針(5)は、液剤容器(2)内の気圧を常
圧に保つためのものであるが、これを使用しないで、液
剤容器(2)の底側(使用時上方に相当する部分)に空
気口を設ける方法や、後述するように常圧以上にする場
合には送気ポンプ(9)等を使用すれば該空気注入針(
5)は必要ではないので、本発明に不可欠のものではな
い。
本発明の液剤撒布器(1,1は、第2図の例で示すよう
なノズル(6)・水道栓(7)・水道ホース(8)など
よりなる極く一般的な潅水設備に応用して使用するもの
である。但し、第1図で示した液剤撒布器(1)である
とその液剤送出用チューブ(3)の端はノズル(6)の
先端部分(A)にある必要がある。しかし、農薬類と水
との混合をより的確なものとするには水道ホース(8)
に(例えばBの位置に)直接差し込む方が効果は大きい
。ただこの場合には、水道ホース内の水圧が関与してい
るので第1図で示した如く液剤容器(2)内の空気圧を
常圧にしては液剤農薬類(I、)が送出できないので、
第3図で示す如き構造のものが考えられる。つまり、空
気注入針(5)の代わりに送気ポンプ(9)を使用する
というものである。これによって液剤容器(2)内の空
気圧を常圧以上に加圧しておけば、水道ホース(8)内
への液剤農薬類(L )の送出が可能となる。またこの
場合には、液剤送出用チューブ(3)先端に注射針の如
きものを俄り付け、水道ホース(8)の該注射針挿入部
分内部に、軟式庭球ボールにあるごとき逆止弁を設けれ
ば、水道ホース(8)の損傷が防止できる。
こうした構造である本発明の液剤撒布器(11の使用方
法は、極く簡単である。第4図はそれを示すもので、液
剤容器(2)を適当な箇所に取り付け(本例ではベルト
状の携持具(10)によって腰部に取り付けている)、
液剤送出用チューブ(3)の端をノズル(6)もしくは
水道ホース(8)の適当な位置に固定又は挿入し、水道
栓(7)を開いて、空気注入針(5)又は送気ポンプ(
9)を差し込むというものである。
水道水は、ノズル(6)によって流速を増し、高さ5〜
6m程度まで達するので、液剤農薬類(L)はこの水道
水に希釈された状態でその高さまで達することになる。
なおこのときの希釈率については、液剤肥料の場合は適
当にして問題ないが、農薬の場合はある程度正確にして
おく必要があることが多く (希釈率が小さいと効果が
なく、逆に大き過ぎると葉枯れを起こす場合が多いため
)、水道水の圧力と、送気ポンプ(9)を使用する場合
であれば液剤容器(2)内の空気圧を予め計測して液剤
農薬類(L)の送出量を調節すればよい。(勿論、水道
水の水量をバケツ等で計り、それに合わせて液剤容器(
2)を消費するよう調節する等の方法を採っても勿論可
能である)計測する場合であると、液剤容器(2)に圧
力計(n) (例えば第3図鎖線で示した如きもの、或
いは液剤容器(2)の底側に直接設けたもの)等を設け
ておけば非常に便利である。また、液剤農薬類(I7)
は、空気注入針(5)や送気ポンプ(9)の着脱によっ
て自由にその送出または遮断を行ない得るものであるが
、脱却した直後に液剤農薬類(L)の送出が遮断できる
ものではないし、特に送気ポンプ(9)によって液剤容
器(2)内の空気を加圧したときであるとしばらく液剤
農薬類(L)が漏出することとなるので、その送出また
は遮断を確実にするため更に農薬送出用チューブ(3)
の途中適当な箇所(できれば操作し易いようにノズル(
6)近く)に該チューブを押圧する手段(例えば第3図
円内の拡大断面図で示したチューブ押圧具(12))を
設ける等の方法を採れば、空気注入針(5)や送気ポン
プ(9)を付けたまま、その遮断が行なえると共に、液
剤農薬類(L )の送出量の調整を図ることも可能とな
る。
そして、本発明の液剤撒布器(1)はまた、噴射力の大
きいことによって高木に希釈農薬類が達するだけでなく
、到達距離が大きいので広範囲に撒布することも可能で
あるので、広い庭園における肥料の葉面撒布等も実に簡
便に行ない得るという特長も有するものである。
以上詳細に説明したように、本発明は肥料や農薬等の液
剤を入れた液剤容器の下部開口のキャップから連続する
液剤送出用チューブの端を、水道栓に固定された水道ホ
ースの先端に取り付けられたノズルの先端部または該水
道ホースのノズル側部分に取り付け、水道水によって液
剤を希釈するとともに、該水道水の圧力によって液剤を
高所や遠い位置に達せしめることを特徴とする液剤撒布
方法とそれに用いる撒布器であって、従来では貯水槽や
発動機等を使用するという専門業者でしか行ない得なか
った高木などへの大掛りで高価な農薬類の撒布を、貯水
槽や動力源を必要とすることなく簡単に成すことを可能
にしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液剤撒布器の1実施例を示す概略側面
図、第2図は潅水設備の一例を示す概略側面図、第3図
は液剤撒布器の他の実施例を示す一部拡大断面図を含む
概略側面図、第4図は第1図で示した液剤撒布器を実際
に使用している状態を示す概略斜視図である。 1・・・液剤撒布器 2・・・液剤容器 3・・・液剤送出用チューブ 4・・・キャップ 5・・・空気注入針 6・・・ノズル 7・・・水道栓 8・・・水道ホース 9・・・送気ポンプ 10・・・抱持具 11・・・圧力計 12・・・チューブ押圧具 L・・・液剤農薬類 A、B・・・液剤送出用チューブ端取付位置−1すC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、肥料や農薬等の液剤を入れた液剤容器の下部開口の
    キャップから連続する液剤送出用チューブの端を、水道
    栓に固定された水道ホースの先端に取り付けられたノズ
    ルの先端部または該水道ホースのノズル側部分に取り付
    け、水道水によって液剤を希釈するとともに、該水道水
    の圧力によって液剤を高所に達せしめることを特徴とす
    る液剤撒布方法。 2、液剤容器内の空気圧を、空気注入針をキャップに差
    し込むことによって常圧に保つものである特許請求の範
    囲第1項記載の液剤撒布方法。 3、液剤容器内の空気圧を、送気ポンプをキャップに差
    し込むことによって加圧するものである特許請求の範囲
    第1項記載の液剤撒布方法。 4、液剤容器またはキャップに設けられている圧力計に
    よって送気ポンプ内の圧力を計測できるようにしたもの
    である特許請求の範囲第3項記載の液剤撒布方法。 5、液剤送出用チューブに設けられたチューブ押圧具に
    よって、液剤の送出量を制御するものである特許請求の
    範囲第3項または第4項記載の液剤撒布方法。 6、開口を有する液剤容器と、該開口を封止するキャッ
    プ、及び該キャップを通貫する液剤送出用チューブより
    なるものであることを特徴とする液剤撒布器。 7、該キャップには、空気注入針が着脱自在に設けられ
    ているものである特許請求の範囲第6項記載の液剤撒布
    器。 8、該キャップには、送気ポンプが着脱自在に設けられ
    ているものである特許請求の範囲第6項記載の液剤撒布
    器。 9、液剤容器またはキャップには圧力計が設けられてい
    るものである特許請求の範囲第8項記載の液剤撒布器。 10、液剤送出用チューブにはチューブ押圧具が設けら
    れているものである特許請求の範囲第8項または第9項
    記載の液剤撒布器。
JP3070685A 1985-02-19 1985-02-19 液剤撤布方法および撤布器 Pending JPS61192219A (ja)

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