JPS61186487A - 陰極防食装置 - Google Patents

陰極防食装置

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Publication number
JPS61186487A
JPS61186487A JP60282706A JP28270685A JPS61186487A JP S61186487 A JPS61186487 A JP S61186487A JP 60282706 A JP60282706 A JP 60282706A JP 28270685 A JP28270685 A JP 28270685A JP S61186487 A JPS61186487 A JP S61186487A
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JP
Japan
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concrete
cathodic protection
protection device
anode
titanium
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JP60282706A
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English (en)
Inventor
ピーター・チヤールズ・ステイール・ヘイフイールド
イアン・ロバート・シヨールズ
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MAASUTON PARUMAA Ltd
Original Assignee
MAASUTON PARUMAA Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F13/00Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection
    • C23F13/02Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection cathodic; Selection of conditions, parameters or procedures for cathodic protection, e.g. of electrical conditions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F2201/00Type of materials to be protected by cathodic protection
    • C23F2201/02Concrete, e.g. reinforced

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Particle Accelerators (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陰極防食装置に関し、さらに詳細にはコンクリ
ート構造物の鉄または鋼の補強杆を防食するのに用いら
れる陰極防食装置に関する。
印加電流陰極防食装置は、水とくに海水に浸漬された構
造物を防食するのに用いられることで知られている。こ
のような防食装置は防食された対象物が陰極にされる一
方、逆電極は陽極にされている。負電荷のイオン類は、
充分なイオン拡散が陽極の領域内で発生してイオンを分
散させなければ、イオン類を濃縮させようとする陽極に
引きつけられる。自由海水中では負電荷のイオンの移動
が陽極まわシでイオンの最小生成があるように自由かつ
容易に行なわれろ。
補強コンクリートは実質的にはコンクリート混和物で囲
まれた一連の銅の補強杆からなっている。
鋼はアルカリ媒体中では腐食しないことは知られている
0補強杆はコンクリートに埋め込まれたとき付着性の腐
食層にかなりしばしば覆われる0この経験はコンクリー
トと鋼の間の接着を向上させることを示している。コン
クリートのカッく−を取除くことによってコンクリート
によぐ付着した黒い防食性の膜の形成を化学的に可能属
する腐食変化がだんだんと見えてくる。これは非常に満
足な当り前の状態であるO コンクリートは非常にゆっくりではあるが、いろいろな
メカニズムにより水を浸みこませて、完全に硬化した後
でさえもある種の平衡が周囲の環境で確立して非常にゆ
るやかな水の吸上げを可能にする。これもまた普通の状
態である。しかし、もし塩水が表面に存在すると、塩と
塩を含んだ塩化物イオンとはコンクリート内に浸透して
しまう。、何故塩による汚染が他のものではなくある種
のコンクリートにとってより問題となるかは今のところ
明らかではないが、それというのもコンクリートは海水
向けの建造材料として広く用いられているからである。
コンクリート構造物の設計と外部コンクリート層の厚み
はことの外、重要である。
塩化物を含んだコンクリートの場合、塩化物イオンは鋼
の腐食を増大させる危険がある。腐食促進反応によって
できた結果の腐食物は、化学反応前の組成分によって占
められた空間よりも大きい容積を占めるのでその結果、
コンクリートのひび割れをもたらす強烈な局部的圧力を
生じさせ、コンクリートのカバーを割って補強杆を大気
に直接露出させてしまう。
ビルディング、道路工事、特に架橋用の支柱、横梁、路
盤の製作には大量の補強コンクリートが用いられている
。冬期、道路に氷が結ばないように用いられる食塩、塩
化ナトリウムの量は数年来増加する一方である。溶けた
雪または氷および塩化ナトリウムはコンクリートに浸み
こんでいき、さらに補強杆に浸透する塩化物イオンの存
在は腐食を生じさせるもとになっているうある場合には
、塩化カルシウムを固化剤としてコンクリートに添加し
たり、または水を用いてコンクリートにひとりでに高い
レベルの塩化物イオンを含ませてやるが、これもまた補
強杆の腐食の割合を高めてしまう。また、ある構造物は
塩を含む大気、殊に海上領域における大気には露出させ
られる。
コンクリートの補強杆外面の電極電位マツピングが、埋
め込まれた補強杆の腐食状態および推論的に塩の浸透濃
縮の度会いを知る手段として用いられている。自動車道
路の橋にかけられたコンクリートの横棒のまわりの電極
電位の変化は0.5ボルトまたはそれ以上である。橋の
ある道路からの塩の汚染が横桁や横梁の頂面に洩れ、従
って底面より頂面近くに横たわる補強杆によシ急激な浸
透を招くことは当然の成行きであり、これは正にまぎれ
もない事実である。
橋の補強杆の腐食の問題は顕著であるので、橋のコンク
リート構造物がだめになる前に腐食を低下またはこれを
止めるだめの試みが傾注的に行なわれている。
陰極防食は、電解装置を用いることによって鋼の電極電
位を陰極(負)を位まで下げて腐食を止めたり、または
顕著に低下させるものである。
コンクリートの鋼の陰極防食は、色々な理由で陰極防食
採用について特筆すべき問題を提供している。陰極防食
のコンクリートと海水との間における明らかな相違は、
電解液内のイオン類の移動度の違いである。コンクリ−
ト内には電解径路があるけれど、だからといって陰極防
食を採用することは実用的ではない。それにもかかわら
ず陽極と陰極間の拡散のレベルは、海水における場合よ
り小さい大きさで数多くの等級があり、防食される陽極
と陰極間の距離は普通15〜30crnを超えることは
できない。
海水とコンクリートの例□における他の相違は電極を囲
むpHの変化に関係する。陰極を囲む媒体はアルカリ度
を帯びる傾向があり、陽極を囲む媒体は酸性度を帯びる
傾向がある。コンクリートの既にアルカリ性になってい
る補強杆まわりのアルカリ度は何にも問題がない。実際
のところ、付加的なアルカリ度は鋼を腐食から安定させ
るのに有用である。
コンクリートの陽極まわりで酸性度が規定されることは
主要な問題である。酸性度は、濃度変化のもとての拡散
によっても、または印加セル電圧によってもたらされる
陰極(すなわち陰極に対する水素イオン)への電界到達
いずれによっても陽極から容易に拡散することはない。
コンクリートは、酸性度が非常に低いレベルであってさ
えも酸によって容易に侵される。侵食はpH6で顕著で
あり、また他方あるコンクリートは他のものより酸抵抗
が大きく、pHが2または1(ある陰極防食状況では共
通)まで低下しているもとての侵食は極端に早い。
従って、実用的な意味では、コンクリートの補強杆の陰
極防食の問題は、電極電位を下げることによって鋼の腐
食を抑制する能力にあるのではなく、陽極を囲む酸性度
の問題である。、実際、コンクリートに用いられる陰極
防食装置の長寿性は使用される電極材料の耐久性にあま
り関連はしないが、陽極を囲むコンクリートの酸侵食に
関係がある。この点に関し、コンクリートの補強杆の陰
極防食は海水の鋼の陰極防食とは非常に異なる。
本発明によって、使用に際し鉄または鋼の補強杆どうし
は陰極として接続されるよう補強杆と陽極に接続された
直流電源を備えてなるコンクリート内の補強杆を防食す
る陰極防食装置であって、陽極は、電気接触が行なわれ
るようコンクIJ −トに接合され、かつコンクリート
の表面積の一部を覆う包囲領域に露出された水硬多孔物
質である陰極防食装置が提供される。
本発明はまた鉄または鋼の補強杆と陽極に接続された直
流電源を備えてなるコンクリート内の補強杆を防食する
陰極防食装置であって、陽極は、電気接触が行なわれる
ようコンクリートに接合された水硬多孔物質である陰極
防食装置を提供するものである。この水硬多孔物質はセ
ラミック材料でもある。
水硬多孔物質はセメントによりコンクリートに直接接金
される。または多孔物質は導電性裏込め材に埋め込まれ
る。
陽極用の好適な物質は、Xが1.67〜1.95の範囲
内にある多孔チタン酸化物である。
望ましくは、又は1.75〜1.8の範囲内にあるのが
よい。多孔チタン酸化物の材料はコンクリートの外部に
グラウトで貼付けたタイルにされているのがよい。液状
モルタルがグラウトとして用いられる。多孔チタン酸化
物の材料は2〜3mの範囲内の厚みをもち、その密度は
2.3〜3.5の範囲内にある。多孔チタン酸化物の材
料はコンクリート構造物の孔を通過する管の形にされて
いる。
多孔物質は黒鉛または多孔磁鉄鉱、多孔高珪素鉄あるい
は多孔焼結亜鉛、アルミニウムまたはマグネシウム板で
ある。
多孔物質は、コンクリートに接合されるタイルとなって
いて、このタイルは電気接触ができる突出する耳をもっ
ている0この耳には孔かスロットが設けられる。耳は導
電心線と、この心線と電気接触している鉛の金属外被と
を備えた給電ケーブルに接続される。鉛はスロットを押
して電気接続をさせる作用によって変形する0 本発明はさらに、コンクリートに間隔づけて埋め込まれ
た複数の陽極を備えてなるコンクリートに埋め込まれた
鋼の補強杆を陰極防食する陰極防食装置であって、陽極
はXが1.67〜1.95の範囲内にある水硬多孔チタ
ン酸化物から作られ、かつチタン導体で電気接続され、
さらにチタン導体によυ鋼の補強杆に対して陽極で分極
される陰極防食装置を提供する。チタン導体は片の形に
される0 チタンは陽極的に不動態化され、かつ色づけされる。陽
極的に不動態化された層はチタンがチタン酸化物の材料
の陽極と接触する場合に取除かれる0 チタンは片の形にされ、またこれらチタン片は部分を面
から切断して折曲げて陽極が接続iれる小片を形成して
いる0陽極はチタンのナツトやボルトまたはチタンのリ
ベットでチタン片に接続される。チタン片はコンクリー
トに陽極を機械的に位置決めできる。チタン片にはスロ
ットが設けられている。
それぞれがボルト締め、リベット締め、溶接さ−れてい
るか、または互いに電気接触で接合されている複数のチ
タン片が提供される。
例示として、本発明の実施例を図面を参照して以下に詳
しく述べる。
本発明を理解する上で酸性度の原因を理解しておくこと
が必要である。陽極と陰極を備えたどんな電解装置にあ
っても、全反応は組成分の反応の総和であり、かつ両電
極に特定の電気化学的反応をもっている。コンクリート
の陽極の場合、はとんどの陰極防食装置と比較すると、
非常にゆるやかな割合にもかかわらず、際立った反応は
塩素ガスを解放する塩化物イオンの酸化または酸素を解
放してイオンを水素イオンに残す水の酸化のいずれかで
ある。後者の反応は特に重要なものである。
すなわち2H20−4e→0□+4H+である。
この反応を起す通過電流96.54 Uクーロン毎に1
2の水素イオンが生じる。かかる水素イオン濃度(勿論
、酸性)はコンクリートになじむ利用できる水酸化カル
シウム次第で決まる量でもって、コンクリートと反応す
る。従って簡単なモデルを考えることができる。前述し
た反応によって生じた水素イオンは、 a)陽極を直接囲むコンクリート量ですべてのカルシウ
ム化合物と反応し、 b)包囲コンクリートのpHを低いpHに下げ、C)陰
極近くの水酸化物イオンに向けて移動し、d)空気によ
って酸化される多孔陽極を通過しe)多孔陽極を通過し
て大気または雨水からの水分で希釈される。
25mAを通った単一の陽極を用いた短期(7日)の実
地試験は侵食されたコンクリートの量が12tM立方で
、pHはOの価まで低下することを示唆している。コン
クリートが通常の気孔率、密度をもち、かつCa(OH
)2  を含有しているとすると12crn立方のコン
クリートと反応するのに必要とされる生成H+イオンの
量は0.036Fの水素イオンである。
水素イオンのpHがOにあるとき、濃度は12/1H+
 で従って利用できる水分のpHを下げるのに必要な水
素イオンは0.012fの水素イオンである。従って7
日間にわたって陽極に対して発生した総水素イオンはほ
ぼ0.036+0.012=0.04Elの水素イオン
である。
7日間の通過電流のクーロン数は15.120クーロン
である。酸素放出に対し60%の電流効率があるとする
と、反応2 H20−4e →02 + 4H”のイオ
ン発生となる。従って25mAの陽極が、1週あたり0
.05から0.1fH+間で生ずるものと思われる。1
mAの陽極で対応する数値は1週あたシ0.002から
O,OO4y H+ となる。この割合で1週あたり1
2z立方の領域のコンクリート内のすべてのCa(OH
)2  を反応させるのには18週を要する。勿論これ
と対応して期間が長ければ長いほど通過電流または影響
されるコンクリートの量も少なくなる。
特許請求の範囲を損なわないで進めながら求められる計
算は近似値ではあるが、これはコンクリートの陽極まわ
りでの酸侵食の問題の大きさの示度として進められる。
酸性度を除去するに際しての多孔陽極の影響のある兆候
は、多孔陽極を補強コンクリートブロックに接合し包囲
する浅いリムで人工的に水を飽和させる実験から得られ
る。コンクリート内の補強杆に電流を印加すると酸性度
は多孔陽極の外面に進展し、80mAと8ボルトで5時
間の作業後、蒸留水のpHは2.7まで下がった。
陽極とコンクリートの界面に生じたH+ イオンは陽極
の外側に向けて陰極から水に拡散するが、これは恐らく
有利な濃度勾配によるからである。
別の実験では水硬多孔T1407の材料を用いてガラス
ピーカの体積を2つのほぼ等しい体積に分けた。塩化ナ
トリウム溶液とチタン金属片陰極とを一方側においた。
他方側(橋板の大気側を表わす)には蒸留水がおかれる
。陽極として接続され、かつチタン陰極に対して陽極で
分極された水硬多孔T1407分離器でもって、酸性度
は時とともに初期の蒸留水の室内で進展した。かかる酸
性度は塩化ナトリウム側のH+イオンすなわち陰極から
違った方向に離れて拡散するH+イオンの良好な拡散性
にもかかわらず進展していく。
第1図の概略図を参照すると、横材6を支えている一連
の起立した柱1,2に陸橋がその基盤においているのが
示される。柱1,2および横材6は補強コンクリートで
作られる。横材6は路床6を支えている断面がほぼ矩形
の複数゛の鋼の桁4゜5をまた支えている。
第2図および第3図には、横材6にある補強杆を陰極で
防食する装置が示される。第6図により明瞭に示される
ところの補強杆7は陰極としての電流源に接続される。
一連の水硬多孔チタン酸化物のタイル9,10で横材す
なわちコンクリート構造物乙の外側をグラウト貼着し適
当な要領で電気接触をタイルに対して行なう。Xに対す
る好適な価は1.75ではあるが、Xが主に1.75〜
1.8の範囲にあるタイルの方が用い易い。ちなみにこ
の材質の電極は米国特許第4,422517号明細書に
記載されている。
チタン酸化物の材料は陽極として導電を行なうので電流
をコンクリート内の水分を介して補強杆7に通すのに用
いられる。塩化物イオンのような作用陰イオンが陽極に
引きつけられている間、また多孔チタン酸化物材料を用
いることにより、陰イオンはチタン酸化物を介して拡散
し、大気中の空気により酸化するか、または支持構造物
の面の雨水洗浄から生じる陽極湿潤により、あるいは使
用水の湿潤により洗浄される。
陽極は管状のものを用いても差支えない。必要とあれば
、水を路盤のみそから陽極を介して方向づけてもよい。
陽極を印加することにより、コンクリート内に生成され
た過剰陰イオンを減少させることができる0 陽極を導電線に接続する1つの方法が第4図に示される
。第4図示の陽極板11には一体成形された起立した耳
12が設けられる。孔13は耳12を貫通している。電
気接触は孔16を通る適当なワイヤをボルト締めまたは
締付けることによつて行なわれる。
他の接続方法がまた第5図に示される。第5図の構成で
は、円形または楕円形のタイル14の中心に6つの起立
する耳15.1(5,17が設けられている。これらの
耳にはスロット18,19゜20が備えられている。ス
ロット18,20はスロット19に対し反対方向に面し
ている。
鋼心を有する鉛でコートされたワイヤは耳15.16.
17まわりを通り、またスロットは、鉛でコートされた
ワイヤを締付けることによりワイヤがスロット18,1
9.20に喰い込んで電気接触を行なうように位置決め
される。
本発明の他の作用によれば、パツキ゛ン粉末で形成され
た導電成分であるチタン酸化物をコンクリートのみそ内
のコンクリート裏込めの°みぞに収容させる。
陽極に印加するのに必要とされる電流密度は非常に低い
。典型的には20 milliamps / rr?程
度の電流密度が鋼の補強杆を防食する。従って12 t
r? X 14 mのコンクリート構造物に対し通過総
電流数1−2 了ampsQものが充分である。
15crnX15mのタイルを5 amps /−で作
動させることによシ、各タイルは0.1 ampで通過
するので横桁当!1115〜20のタイルで充分である
使用タイルの数は必要とされる陰極防食スローイングパ
ワーによって決められる。各陽極は印加電流陰極防食装
置に用いられる電源に電気接続されろ。
水硬多孔チタン酸化物の材料、特に2.6〜65?/C
Cの範囲内に密度をもつ材料は、セメントによって容易
にコンクリートに接合され、かつ材料の気孔内での水の
凍結によって影響を受けることのない顕著な有利性をも
っている。材料は水硬気孔性なので、液体(単なる蒸気
ではない)としての水は材料を通過できる。例えば、6
DCInの水頭で3mの厚さをもった材料は1日に5c
rr1平方の露出面積当シ1tの水を通過させる。
コネクタとして鉛でコートさγしたワイヤの代シに、チ
タン片を用いることができる。チタン片それ自体はコー
ティングされてチタン片の腐食を抑えている。この場合
酸化によって形成された酸化皮膜が望ましい。この構成
は第6図から第13図までに詳しく示される。
第6図には柱1,2に支えられたコンクリートの横桁6
が示される。横桁は在来の鋼の補強杆で補強されたコン
クリート構造物である。柱1,2は、鋼の補強杆を備え
た在来のコンクリートである。チタン片21はビームの
全長に沿ってのび、また複数の小片はチタン片から垂直
にのびている。
このうちの2つの小片は符号22.23で示される。コ
ンクリートの横桁3の全長は小片22゜26によって覆
われている。小片22.23はチタン片21にスポット
浴接、リベット締め、ボルト締めまたは単に接続されて
いる。垂直片24はチタン片21に接続される。垂直片
24は陽極としての適当な電流源に接続され、適当な接
続は陰極としての横桁3内の鋼の補強材に対して行なわ
れる。かくして電気は垂直片24とチタン片21に沿っ
て複数の垂直にのびる小片22.23まで伝えられる。
複数のチタン酸化物(Ti0□、75)陽極は第7図示
のように小片22.23にボルト締めされている。陽極
25はセラミックのようカ材料で作られ片26内で一体
成形されたタブにボルト締めされる。タブは第8図と第
9図示の片29゜60において符号27.28で詳細に
示される。
第10図から明らかなように1.タブは隣接片31.3
2のコネクタとして設けられ、かつ陽極33に接続され
る。陽極はチタンのナツトとボルト34によって固定さ
れる。
陽極はコンクリートにドリルで穴あけした孔に埋込まれ
、かつ第11図示の位置にグラウトで貼着される。陽極
63はコンクリート構造物67内に位置決めされたグラ
ウト66によって囲まれる。
陽極はチタン片68にボルト締めされる。
本装置により、恒久的に接続された陽極は横桁6の表面
に分散配置されろ。必要とあれば、柱1.。
2の表面に配置できることは勿論である。他の構造物も
同時に防食される。
陽極を固定させるコンクリートのグラウトは、たとえ高
アルミナセメントの如き酸抵抗のあるものを選んでも作
業中非常にもろくなるために、グラウトの他に所定の場
所に陽極を保持する機械的手段が必要となる。チタン片
は電流を一極に供給する機能と、陽極を所定の場所に保
持する機能の2つを果たすことができる。かかる手段が
用いられるときは、みそ付き片69(第12図、第13
図)を用いることができる。かかる手段を取付けるとき
は、先ず材料内でのせん断(長手方向)補強杆の位置を
決めてチョークでマークして水硬多孔タイル陽極が近い
位置で・マークされるようにする。用いられろ水硬多孔
タイルは50saaX50■のもので、1個所に孔をド
リルであけてチタンの金属ナツト40とボルト41を受
入れる。チタンのみそ付き片69は20mの幅と0.5
 tmsの厚さをもっている。タッピンねじにより片は
上端に位置決めされ、スロットの位置を陽極用に残すと
ともにタッピンねじ42の位置を規定する。コンクリー
トカバー上の大きな骨材のために、コンクリートに正確
にドリルで穴あけすることが困難なので穴あけを容易に
する装置を用いる。かくして陽極タイルを片の下の位置
でグラウトによシ貼着し、チタンナツト40は所定位置
にゆるやかにねじ止めされ、タッピンねじ42は所定位
置にねじ込まれるが、酸抵抗セメントは依然として柔か
い。この工程は横桁の一側に沿って進められるっ導電を
行ない、かつ化学的に抵抗のあるグラウトが硬化すると
陽極に対してナツトが締付けられ、水平のリンクチタン
片の;ネクタが用いられる。
水平のコネクタはまたコンクリート構造物に取付けられ
るが、これはすべて他のものの位置決めが完了した後で
のみ行なわれる。かくして本装置は補強杆を防食するの
に用いられる。
陽極防食装置はどんな状況においても補強杆を防食する
のに用いることができる。例えば駐車場、基礎工事、海
上構造物などにも用いることができる。架橋の場合、本
装置は橋板それ自体の下側に取付けてこれを防食する。
この取付けは交通の流れを妨げることなく行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は陸橋を断面で示す概略図、第2図は一連の陽極
で結ばれた橋の支持部材の概略図、第6図は陽極と補強
杆を示す支持部材の断面図、第4図は陽極の1例を示す
斜視図、第5図は陽極の他の例を示す斜視図、第6図は
コンクリートの横桁と柱の概略図、第7図は片の一部に
接続された陽極の概略斜視図、第8図および第9図はチ
タン片に形成されたタブの概略図、第10図は陽極を備
えた2つのチタン片の間の接続を示゛す概略図、第11
図はコンクリートに埋め込まれた陽極を備えた片の平面
図、第12図は陽極と片の斜視図、第13図は陽極と片
の断面図である。 1.2・・・・・・柱、6・・・・・・横材(コンクリ
ート構造物)、9,10・・・・・・タイル、7・・・
・・・補強杆。 (外5名) Fig、 /3 手続補正書(方式) %式% 6、補正をする者 事件との関係   出 願 人 住所 名称   マーストン・バルマー・リミテッド4、代理
人 5、補正命令の日付  昭和67年 2月i日(発送日
)6、補正の対象 14iLfL″21.〜1,4、 手  続  補  正  書 昭和61年3月l1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、使用に際し鉄または鋼の補強杆どうしは陰極として
    接続されるよう補強杆と陽極に接続された直流電源を備
    えてなるコンクリート内の補強杆を防食する陰極防食装
    置であつて、陽極は、電気接触が行なわれるようコンク
    リートに接合され、かつコンクリートの表面積の一部を
    覆う包囲領域に露出された水透多孔物質である陰極防食
    装置。 2、鉄または鋼の補強杆と陽極に接続された直流電源を
    備えてなるコンクリート内の補強杆を防食する陰極防食
    装置であつて、陽極は、電気接触が行なわれるようコン
    クリートに接合された水透多孔セラミック材料、好まし
    くはセラミックである陰極防食装置。 3、水透多孔物質はセメントによつてコンクリートに直
    接接合されている特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の陰極防食装置。 4、多孔物質は導電性裏込め材に埋め込まれている特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の陰極防食装置。 5、陽極用の好適な物質は、Xが1.67〜1.95の
    範囲内にある多孔チタン酸化物である特許請求の範囲第
    1項から第4項までいずれかに記載の陰極防食装置。 6、Xは1.75〜1.8の範囲内にある特許請求の範
    囲第5項記載の陰極防食装置。 7、多孔チタン酸化物の材料は2mm〜3mmの範囲内
    にある厚みをもつている特許請求の範囲第5項または第
    6項記載の陰極防食装置。 8、前記物質や材料の密度は2.3〜3.5の範囲内に
    ある特許請求の範囲第5項、第6項または第7項記載の
    陰極防食装置。 9、多孔チタン酸化物の材料はコンクリート構造物の孔
    を通過する管の形にされている特許請求の範囲第5項ま
    たは第6項記載の陰極防食装置。 10、多孔物質は黒鉛または多孔磁鉄鉱、多孔高珪素鉄
    あるいは多孔焼結亜鉛板である特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の陰極防食装置。 11、コンクリートに間隔づけて埋め込まれた複数の陽
    極を備えてなるコンクリートに埋め込まれた銅の補強杆
    を陰極防食する陰極防食装置であつて、陽極は、Xが1
    .67〜1.95の範囲内にある水透多孔チタン酸化物
    から作られ、かつチタン導体片で電気接続され、さらに
    チタン導体片により銅の補強杆に対して陽極で分極され
    る陰極防食装置。 12、チタンは片の形にされ、またこれらチタン片は部
    分を面から切断して折曲げて陽極が接続される小片を形
    成している特許請求の範囲第11項記載の陰極防食装置
    。 13、陽極はチタンのナットやボルトまたはチタンのリ
    ベットでチタン片に接続されている特許請求の範囲第1
    1項または第12項記載の陰極防食装置。 14、チタン片はコンクリートに陽極を機械的に位置決
    めできる特許請求の範囲第11項から第13項までいず
    れかに記載の陰極防食装置。 15、チタン片にはスロットが設けられている特許請求
    の範囲第14項記載の陰極防食装置。 16、それぞれがボルト締め、リベット締め、溶接され
    ているか、または互いに電気接触で接合されている複数
    のチタン片がある特許請求の範囲第11項から第14項
    までいずれかに記載の陰極防食装置。
JP60282706A 1984-12-15 1985-12-16 陰極防食装置 Pending JPS61186487A (ja)

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