JPS61177988A - α‐アミラーゼの熱安定化 - Google Patents

α‐アミラーゼの熱安定化

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JPS61177988A
JPS61177988A JP61016021A JP1602186A JPS61177988A JP S61177988 A JPS61177988 A JP S61177988A JP 61016021 A JP61016021 A JP 61016021A JP 1602186 A JP1602186 A JP 1602186A JP S61177988 A JPS61177988 A JP S61177988A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 殿粉の液化中のうすめ剤(thinning agen
t)として熱安定性α−アミラーゼの使用は砂糖甘味料
の製造において極めて重要である。殿粉物質の酵素的液
化は望ましくない副生成物の生成を減じ、そしてまた塩
の低レベルの使用を可能にし、このことは、最終グルコ
ースシロップ中の塩の高レベルにはイオン交換樹脂によ
るその除去に対する追加の製造コストが含まれるために
望ましい。昇温下で殿粉を液化するためのα−アミラー
ゼの如き酵素の有用性は、熱にさらすとその非可逆的変
性を起こすために、主に酵素の熱安定性に依存する。
この変性は生物触媒活性の完全な損失をもたらす。
好熱性微生物から得られる熱安定性α−アミラーゼが殿
粉を含む物質を殿粉水解物に加水分解、液化及び/また
は転化するために用いられていた。
例えば米国特許H3,654,081号及び同第3.9
12,590号にはバチルス・リケニホルミス(Bac
illus  Iicheniformis) gのバ
クテリアによって産生された熱安定性α−アミラーゼを
用いて高温での殿粉の液化が記載されている。
多くの市販のα−アミラーゼ製品はバクテリア源、例え
ば枯草菌(Bacillus 5ubtilis)、バ
チルス・リケニホルミス、バチルス・ステアロセルモフ
イhス(B、 stearothermophilus
)、バチルス・コアギユランス(B、 coagula
ns)から得られる。菌・カビ類(fungal)のα
−アミラーゼは、このものが一般に熱安定性酵素とみな
されないために、高温での殿粉の液化において極めて限
定された適用範囲しか有していない。
殿粉の酵素的液化は通常殿粉の酵素加水分解への容易さ
を増すために昇温下で行われる。上記の生物触媒活性の
損失は液化工程に好ましい昇温下で熱安定性α−アミラ
ーゼを用いても起こり得る。
従って、その熱安定性を増加させるために、酵素に安定
剤を加える。かくして、ウォーラーシュタイン(Wal
 Ierstein)による米国特許第905゜029
号において、酵素法による殿粉の高温糖化は殿粉を含む
媒質に硫鍍カルシウムの添加によって高められることが
開示されている。α−アミラーゼを熱安定性にするため
にカルシウムイオンの使用が当該分野において一般に認
められているが、しかし、殿粉に塩を添加することに関
連した上記の問題の如き成る欠点を有する。
極〈最近、米国特許第3,654,081号において、
好ましくは成るα−アミラーゼを含む水性殿粉スラリー
にカルシウム及び/またはナトリウム塩を添加すること
により、殿粉を容易に且つ完全に液化し得ることが開示
されている。
米国特許第3,912.590号において、水性殿粉懸
濁液をバチルス・リケニホルミス杼から得られたα−ア
ミラーゼによって昇温下で処理することからなる殿粉の
組合わせた液化及びうすめに対する方法が開示されてい
る。
米国特許第4.284.722号はバチルスeステアロ
セルモフィルス種の細菌に由来する熱及び酸安定性α−
アミラーゼを特許請求している。
ベイズ(Pace)等はジャーナル・オプ・パイオロジ
カに一ケミストリー(Journal  of Bio
−1ogical Chemistry)において、リ
ゾチームの熱及びグアニジン塩酸塩変性を、天然のリゾ
チームの活性部位に特異的に結合するトIJ−N−アセ
チルグルコースアミンの種々な濃度で研究し、そしてそ
の存在が熱及びグアニジン塩酸塩変性に対して蛋白質の
容易に認め得る安定性をもたらすことを報告している。
塩素イオンをα−アミラーゼの水溶液に加え、これによ
シ成る程度熱安定性を与えることが見出されたが、るる
る添加の主な目的はpH値の調節である。
米国特許第4.497.867号において、カルシウム
イオン並びにホルメート、アセテート、グロピオネート
及びその混合物からなる群よシ選ばれる水溶性カルボキ
シレートを酵素の溶液に添加することからなるサブティ
リジン・カールスベルグ(Subtilisin Ca
rlsberg)によるグロテアーゼの保存中の貯蔵寿
命を増す方法が開示されている。
米国特許@4,318,818号には、a)洗浄表面活
性剤0〜約75%: b)純粋な酵素、好ましくは蛋白質分解性酵素的0.0
25〜約10%: C)低分子量の第一または第ニアルコール0%〜約60
%; d)短鎖長のカルボン酸塩、好ましくはギ酸塩約0.1
%〜約10%: e)カルシウムイオン0.1〜10mM/lにするため
に十分な量の可溶性カルシウム塩;及び f)残シは水 からなる安定化された水性酵素組成物を開示している。
典型的な市販用の操作においては、殿粉を熱安定性α−
アミラーゼを用いて、80℃〜約110℃の温度範囲及
びpH値6以上で液化する。一般に、昇温下で酵素を更
に安定化するために、カルシウム塩(50−150pp
m Ca+十)t−加える。
殿粉の酵素的液化に対するこれらの条件には3つの欠点
がある。第一に、pH(l 6.0以上及び80℃また
はこれ以上の温度で殿粉の加水分解は続いての転化工程
の際にマルトースの生成において生ずる殿粉の還元基の
異性化を促進し、最終グルコース収率の減少を引き起こ
す。第二に1続いての果糖への転化に対してグルコース
を生成させるための液化した殿粉の糖化に用いる最適p
H値は一般にアスペルギルス属(Aspesgi 1l
us)タイプのグルコアミラーゼに対しては約4.5、
そしてクモノスカビ3%(Rhizopus)タイプの
酵素に対しては約5.0である。かくして、殿粉をpH
値6.0またはこれ以上で液化する場合、グルコアミラ
ーゼを用いて糖化を行う前にpH値を降下させなけ゛れ
ばならない。このpHI’i!調節は酸の添加のために
、生ずるグルコースシロップの塩含有量を増加させ、従
って過剰量の塩を除去するために必要なイオン交換樹脂
に対する経費を増加させる。pH値6.0またはこれ以
下で行う液化に対しては、更にカルシウムイオン(約s
 o o ppmまで)を加え危ければならない。この
ことは、グルコースイソメラーゼを用いる高果糖トウモ
ロコシシロップの製造に使用する場合、殿粉の糖化によ
って生成したグルコースシロップから加え九カルシウム
イオンの完全な除去を困難にする。
水溶液中のα−アミラーゼの熱安定性を増す新規な方法
を提供することが望ましく、そして該方法を提供するこ
とが本発明の一目的である。更に本発明の目的はこの方
法によって製造した安定化されたα−アミラーゼ組成物
を提供することである0 更に本発明の目的は、カルシウムイオンを加える必要が
なく、そしてカルシウムの低レベル(25〜50ppm
)で殿粉を液化するために使用し得るかかる組成物を提
供することである。
他の目的はpH値5.0程度の低さで殿粉の高温液化に
使用し得るかかる組成物を提供することである。
本発明はバクテリア性α−アミラーゼの熱安定性を増す
方法である。本方法にはα−アミラーゼの水溶液に安定
化量の両親媒性物質(amphiphi−Ie)を加え
ることがら々る。また本発明にはこの方法によって安定
化されたα−アミラーゼ溶液及び殿粉の液化におけるそ
の用途が含まれる。
本発明において有用なα−アミラーゼは、細胞外酵素を
晴生させるために適当な微生物を栄養増殖媒質中で培養
することによって製造される。両親媒性物寅安定化剤を
バイオマス(biomass)の除去または酵素溶液の
濃縮前または後に加えることができる。しかしながら、
典型的な実験においては、微生物細胞を普通の方法、例
えば遠心分離によって、デカンテーション及び/または
濾過によってα−アミラーゼを含む媒質から除去する。
次にF液を、所望の活性レベルを有する酵素の水溶液を
得るために、限外濾過及び真空蒸発を用いて濃縮する。
この溶液が好ましくは本発明の方法によって安定化され
た溶液である。
α−アミラーゼ溶液の熱安定性の増加はこの溶液に両親
媒性物質の安定化する量を添加することによって達成さ
れる。両親媒性物質なる用語は有極性(水浴性)のヘッ
ド(head)及び非有極性(非水溶性)のテイル(t
ail)を有する分子またはイオンを意味する。加えて
、両親媒性物質はそれ自体溶解反応を示すために各末端
に対して十分に大きくなければならない。両親媒性物質
の一般的桝造式を次に示す: 蟲 式中、Xは有極性またはイオン性基、例えばCOO−1
NH,+、0)IX80.=、5o3=またはC0NH
、を表わし、そして几は非有極性部分である。かくして
、異なる群の両親媒性物質がα−アミラーゼの熱安定性
に寄与する際に有用であるものとして考えられる。有用
な両親媒性物ケの例はアルコール類、例、tはエチルア
ルコール、フロビルアルコール、フチルアルコール、ベ
ンジルアルコール;アミン類、例えばベンジルアミン、
ブチルアミン、エチルアミン、ヘキシルアミン;及びア
ミド類、例えばブチルアミド、アセトアミド、フェニル
アセトアミド、ベンズアミドである。いかに本発明を操
作するかの特定の理論を見出す意図はないが、靜↑に気
的及び疎水性相互反応のために、両親媒性物質がα−ア
ミラーゼの熱安定性に寄与するものと思われる。好まし
い具体例においては、両親媒性物質のイオン性基はイオ
ン性部分が式%式% 式中、RはHまたは炭素原子2〜14個を含む脂肪族も
しくは芳香族基である、 によって表わされるカルボキシレートである。更に詳細
には、Rはメチル、エチル、n−もしくはイソプロピル
、n−もしくはイソブチル、フェニルまたは置換された
フェニルであることができる。
カルボキシレートを含む両親媒性物質を対応するカルボ
ン酸の形態でα−アミラーゼの水溶液に導入することが
できるが、しかし、酸塩の溶解性を増加させるために、
対応するカルボン酸の塩、例えばナトリウムまたはカル
シウム塩を用いることが好ましい。
典型的にはそのすl−IJウム塩型におけるカルボキシ
レートイオンをα−アミラーゼの水溶液に安定化せ、即
ち、顕著な程度に熱不活性化に対して酵素の耐性を増加
させる量として加える。市販のα−アミラーゼ調製物の
分析により、該調製物は実施例IK示した如く測定した
MWUで表現して酵素活性の100万単位当りアセテー
トイオン0.02fまでを含有し得ることが示された。
多分、アセテートイオンの存在はpH値調節のための酢
酸の添加による結果であり、この低濃度における存在は
α−アミラーゼに意味のある熱安定性を与えるためには
不十分である。典型的には、アセテートの濃度は、計算
目的のためのα−アミラーゼに対して58゜000ダル
トンの分子量を用いて、α−アミラーゼlモを当りアセ
テート少なくとも約Z89X10”モルであるべきであ
る。この値は酵素活性100万単位当シアセテー)0.
24Fに対応する。酵素の有効な安定化に必要な他の両
親媒性物質の最少レベルは用いる特定の物質に応じて変
わるであろうが、しかし、実験せずに容易に決定するこ
とができる。
安定化剤としてアセテートを用いる場合、安定化された
α−アミラーゼ調製物の製造はアセテートイオンのナト
リウム塩をα−アミラーゼの水性濃厚液に、170,0
00−180,000MWU/d活性を有する酵素濃厚
液100m1に対して酢酸ナトリウム1(lの最終濃度
になるように加えることによって典型的に行われる。他
の具体例においては、両親媒性物質対α−アミラーゼの
当量比を与えるために十分な今において、α−アミラー
ゼの添加前または4K 1両親媒性物質を殿粉に加える
本発明を実行する方法を以下の実施例によって更に説明
する。
実施例1 α−アミラーゼの試料を適当な栄養増殖媒質中でバチル
ス・リケニホルミスの突然変異種(ブダペスト条約に基
きATCC53376として書記されている)を培養す
ることによって調製した。発酵後、微生物細胞を普通の
方法によって、溶液中で細廁外酵素を残して除去した。
次11C溶液を含む酵素を限外濾過及び真空蒸発を用い
て、340,00o−360,OOOMWU/r  [
:モデイファイド・ウォルゲムート単位(1%dodi
fied WohlgemuthUnit)、/f〕 
の所望の活性レベルに濃縮した。
α−アミラーゼ活性を、殿粉−ヨウ素錯体の實色相当還
元を用いて、可溶性殿粉の加水分奪を決定することによ
って測定した。典型的な実験においては、pH簀5.4
【緩衝した2%可溶性曖今5ml及び水4dを適当に希
釈t7た酵素1mlと共に、40℃に保持された水浴中
で培養した。時間を定めた間隔で(酵素の添加から5〜
30分間)、被検体1mを取り出し、希釈ヨウ素溶液5
#lを含む管に注入し、転倒によって混合した。次に発
色した色をヘリッジ(He I I ige ’)社製
、ヘリッジ崖600−DA昼光比色照明器で比較し、反
応終点の接近及びモディファイド・ウォルゲムート単位
として監視した酵素活性を監視した。1モデイフアイド
・ウォルゲムート単位(MWU)は次の式を用いて、分
析条件下で30分以内に可溶性殿粉ldを定められた1
色値に糊槽化する活性である:式中、]00=各培養混
合物中の殿粉のダ数30=定義された糊稍化時間、分 ′r=終点に到達するために必要な時 間、分 W=希釈酵素被検体1mlの培椿混合 物に加えた酵素゛の電通、? 酢酸ナトリウム(CH8COONa)を、溶液のp。
値を5.8に保持しながら、適当に希釈した(340.
000M’v’/U/m −−−1700MWU/az
または蛋白INO,2〜/l’)酵素溶液に種々な槍で
加えた。各溶液の酵素活性をすでに述べた如くして測定
した。次に酵素溶液を90℃に10分間加熱した。加熱
後、酢酸ナトリウムの添加がα−アミラーゼの熱安定性
にいかなる効果がめったかを調べるために、活性を再び
測定した。酢酸ナトリウムの朴々なレベルに対するこの
実願結果を第1表に示した。
第1表 α−アミラーゼの熱安定性における 酢aNa t/酵素  活性(MwU/ag)活性10
0万単位 室 温 加熱後   残存活性%対照  0
     1714    0    00.235 
 157g  231   12.70.47   1
714 286   15.72.35   1714
 837   46.04.70   1818 73
5   40.411.75   1818 522 
  28.7第1表から、酢酸ナトリウム型としてアセ
テートイオンの添加はα−アミラーゼの熱安定性を高め
ることを決定することができる。更に、認められた安定
化は酵素活性100万単位当り酢酸Na最大2..35
fまでのアセテートa度増加によって増加し、この濃度
レベルで、熱安定性は再び降下した。
実施例2 モノカルボン酸のナトリウム塩、例えばギ酸ナトリウム
(l(COONa)、酢酸ナトリウム(CH。
C00Na) 、プロピオン酸ナトリウA (CH3C
H。
C00Na)及び酪酸ナトリウA (CH3CH,CH
,C00Na)を蛋白質4Qmp/mを含む酵素溶液(
α−アミラーゼ活性340,000MWU/az )に
最終濃度1.22Mまで加えた。
適当な希釈後(IXloo)、酵素溶液、p)1値5,
8、を95℃に加熱し、酵素の熱安定性を加熱後Km々
な間隔で、希釈した酵素の残存活性を決定することによ
って測定した。50%不活性化を起こすために必要な時
間(半減期tに)を培養時間に対する百分率残存活性の
対数プロットから計算した。この計算結果を第1図に示
した。第1図から、α−アミラーゼの熱安定化において
、脂肪族鎖長の増加による効果を知ることができる。
脂肪族鎖長の増加は、95℃、pH値5.8での水溶液
中の酵素の熱安定性の増大において比列的増加をもたら
した。酵素の熱安定化は次の順序に従った: ホルメートくアセテートくプロピオネート〈ブチレート
95℃、pH値5.8でホルメート処理した酵素の半減
期は、同一条件下での対照の1.8分と比較して、6.
3分であった。しかしながら、ホルメートにおける水素
に対して非有極性メチル基の導入により、酵素の熱安定
性に顕著な増加を起こした(半減期=10.5分)。更
にアルキル鎖の長さの搏加は試験条件下で酵素の半減期
において最少増加のみをもたらした(1.4分/CH2
基)。かぐして、非有極性脂肪族鎖(テイル)及び有極
性カルボキシレート基(ヘッド)を含む化合物は高温で
の変性から酵素を保護することを知ることができた。
実施例3 本実験においては、また非有極性芳香族基を含む有機酸
を試験した。安息香酸ナトリウム(CaHsCOONa
)、フェニル酢酸ナトリウム(C,H,CH2C00N
a)、ブエニルプロピオン酸ナトリウム(C,H,CH
,CH,C00Na)及びジフェニル酢酸すトリウム(
C,2H,。CHCOONa)を酵素溶液(蛋白’II
 40 m9 / a/、α7 ミ、、−ゼ活性、34
0,000MWU/−/’)に最終濃度1.22Mまで
加えた。またこれらの芳香族酸は95℃、pH値5.8
でα−アミラーゼの熱安定性に著し込増加をもたらした
この実験結果を第2表に要約した;この表から、安息香
酸は試験した芳香族カルボン酸の中で安定化に対して最
小値を示し、一方ジフェニル酢酸アニオンは最大値を示
すことがわかった。
第2表 95℃、pH値5.8でα−アミラーゼの熱安定化にお
ける非有極性芳香族基を含むカルボン酸塩の影響 半減期95℃、 ナトリウム塩   構 造 式   p)i値5.8対
照                1.8分実施例4 酢酸ナトリウム塩ム白質40■/dを含むα−アミラー
ゼ濃厚液(α−アミラーゼ活性、340゜000 MW
U/−z)に最終濃度1.22M(10%w / v 
)まで加えた。次に水酸化ナトリウムを用いて、酵素水
溶液のpH値を5.0,5.6.6.017.0.8.
0及び9.0に調節した。30分後、酵素を更に希釈し
く I XI 00倍)、種々な時間間隔で95℃に加
熱し、残存酵素活性を測定した。
pH値5.0及び5.5で、熱安定性を85℃にて測定
した。比較するために、酢酸ナトリウムの不存在下にお
ける酵素の熱安定化に関するpH値の影響を測定した。
実験結果を第3表に示した。
第3表 α−アミラーゼの熱安定化における pH値の影響 85℃ pH5,01−1,5分     3分pH5
,56分     25分 95℃ pH63分     12分 pH76分     19分 pH811分     30分 pH915分     23分 上記の結果かられかるすぐれた特色は次のことを示す: 1) カルボン酸基及び脂肪族または芳香族の非有極性
残基を含む両親媒性物質によるα−アミラーゼの処理は
酵素の熱安定性において著しい増加をもたらし; 2) 非有極性基の鎖長の増加は熱安定性を増加させ; 3) 芳香族残基は脂肪族残基よシもより大きな効果を
有する。
本発明の特許権請求の可能性は特定の機構忙基づくもの
ではないが、認められる安定化効果忙必要な本質的な構
造は、酵素の有極性官能基によって不活性化する有極性
ヘッド及び非有極性炭化水素ティル(脂肪族または芳香
族)からなることによって示された実験的証拠から明白
である。また炭化水素テイルは周シの水分子から酵素分
子の成る範囲を保護する場合もあり得る0これは酵素分
子に熱変性に対する構造的耐性のために必要な堅さを与
える。ホルメートイオン(HCOO’″′″)は酢酸、
プロピオン酸または酪酸によって与えられるアニオンよ
シもかなり効果が少ないことが認められた。
ホルメートアニオンにおける水素とバルク(bulk)
中の水との相互作用は酵素及びアニオン間の相互作用を
弱める傾向にあシ、一方、アセテ−)Kおけるメチル基
は、熱安定化エネルギーにおける著しい増加を示して、
蛋白質の隣接疎水性側鎖と相互作用し得る。試験した芳
香族アニオンの中で安息香酸が最も有効性に乏しいCカ
ルボキシル基及びベンゼン環間の結合の二重結合の性質
が、酵素分子の有極性残基との相互作用に対して、カル
ボ中シレートイオンの適応性を限定し得ることが可能で
ある。加えたカルボン酸塩によるα−アミラーゼの熱安
定性を増加させるための追加の安定化自由エネルギーを
計算し、第4表に示した。
95℃、pH値5.8でα−アミラーゼの安定化におけ
る非極性脂肪族及び芳香族t’A  tXII2/v2
° (−ΔG°)bl、8  1     0 )ICOONa       6−3   a5   
 0.9CH,COONa    10.5  5.8
    1.3CH,CH,COONa   11.9
  6.6    1.4CH5CH,CH,COON
a 13.3  7.4    1.5a=加えた配位
子による相対安定化 b=安定化自由エネルギーは−RTlnFで示され、こ
こに T=368K F=相対安定化因子 R−気体定数、1.987力ロリー1モル/度tW0=
配位子の不存在下における半減期第4表により、α−ア
ミラーゼにカルボン酸塩の添加はこの酵素の半減期を増
加させるものと決定づけることができる。加えた化合物
の存在下におけるtH対その不存在下における(t’+
4’)比として示される相対安定化因子はカルボン酸の
鎖長増加に伴なって増加する。この相対安定化因子はΔ
G“=−RTlnF の関係を用いて、追加の安定化自
由エネルギーに変えることができる:ことに、Tは酵素
を加熱する温度(0K)であり、几は気体定数であり、
そしてFは相対安定化因子である。
ホルメートは“0.9KCal/molの安定化自由エ
ネルギーを与える。これは酵素の正に帯電した基との静
電的相互作用を介して主に生ずるものと考えられ、その
効果は主にエントロピーであり、帯電した基による水分
子の相互作用の解放に起因する。
ブチル基(ブチレートにおける)に起因する約0、6 
K Ca l/ino Iによる追加の安定化は強化さ
れた疎水性相互作用から生じ、これはまた主として自由
エネルギーに対するエントロピー寄与を有する。鎖長の
影響が増加し、芳香族環は、これらが最適相互作用部位
に対して相互作用する分子を向は得る意味で、相互作用
における非常に静かな反応相手である。いずれの場合に
おいても、相互作用は(弱いが)静電的及び疎水性成分
によって特異的であると思われる。個々の相互作用によ
って与え得るよりも大きな安定化を与え得ることは協同
相互作用である。高温で長期間不活性を保持するため、
或いは高温露出に耐えるために、間隔領域において、必
ずしも活性部位に限らず、酵素配座の強制を助ける全て
の同様な領域において、有効な分子が酵素と相互作用す
ることが示された。
表面の相互作用は決定されないが、ペンダント非極性基
の強化作用は相互作用の内部移行を示す。
実施例5 本発明の方法によって安定化されたα−アミラーゼは、
マルト−デキストリンの製造及びグルコアミラーゼを用
いる続いてのグルコースの製造において、殿粉の液化及
び転化に対して殊に適している。本実施例においては、
米国特許第八654゜081号に記載された熱安定性α
−アミラーゼを用いて、殿粉を液化するために高温ジェ
ット・クツキング法(jet cooking pro
cess)を用いた。典型的な実験においては、トウモ
ロコシ殿粉60ポンドを水33tに懸濁させ、35〜3
7%D8Bの殿粉濃度にし、酢酸を用いてpH値を5.
0に調節した。170.000 MWU/y  (タカ
ーサーA (Taka−Therm) L−170) 
 活性を有する酢酸ナトリウム10%で調製物化したタ
カーケーエ■(Taka−Therm”) %’E定ユ
。−アS ?−ゼを0.05%乾燥固体基準(DSB)
で加えた。
次に殿粉スラリーをパイロット・プラント・スチーム・
ジェット・クツカー(pilot plantstea
m jet cooker)中にて140℃で15秒間
ゼラチン化した。ゼラチン化した殿粉を95℃に保持さ
れた温度調節した容器中に直接吹き込んだ−5殿粉10
0f当り20,400MWUの総濃度にするために0.
10%DSBタカーサームL−170.000(10%
酢酸ナトリウムで調製物化したもの)を添加した後、液
化を20分間続行し、次[85℃に冷却した。次に殿粉
を平均120分間85℃に保持した。液化期間中、標準
滴定法を用いてデキストロース当t(DE)を追跡した
上記の実験をタカーサームL−170を用いて、加えた
カルシウム] 50 pGm の存在下においてpH値
6.5で、そしてpH値5.0でカルシウム5QQ p
pm の存在下においてくり返し行った。
いずれの場合にも殿粉の逆変化は認められなかった。そ
の結果を次のWJ5表に示した:表中、「スピン残渣」
なる用語は遠心分離後に回収した未加水分解殿粉を示す
第5表に要約した結果は、アセテートを加えなかったα
−アミラーゼの使用と比較して、アセテート安定化した
α−アミラーゼは液化した殿粉においてより大きなりB
に達することを示している。
アセテートの添加は殿粉構造の酵素的液化中にカルシウ
ムの代シをするのみならず、また低pH値で殿粉を液化
することを可能にする。
実施例6 FI仝粉を液化する際の高温ジェット・クツキング法(
120〜140℃で15秒)に加えて、スコツト(Sc
ot)等による米国特許第3,912,590号に記載
された低温ジェット・クツキング法(105〜107℃
で3〜5分)に従って、殿粉を液化した。典型的な実験
においては、トウモロコシ殿粉70ポンドを水59/、
に懸濁させ、酢酸を用いてpH!Wを5.OK調節した
。酢酸す) IJウムIOXで調製物化したタカーサー
ムL−170゜000 MWU/m  を加、tて最終
濃度0.15%DSB(20,400MWU/100f
殿紛)にした。9素を含む殿粉スラリーを105〜10
7℃に保持されたスチーム・ジェット・クツカーに通し
、この温度に3〜5分間保持した。ゼラチン化後、殿粉
を95℃に保持された温度調節容器中に吹き込み、液化
を2時間続行した。他の実験においては、殿粉の液化を
加えたカルシウム50 ppmの存在下においてpH値
6.3〜6.5で(pH値を水酸化ナトリウムを用いて
調節した)行った。次1cDE進行を比較し、第6表に
示した。
第5及び6表に示したデータから、アセテート安定化し
たα−アミラーゼはカルシウムを添加せずにp)I値5
.0で殿粉を液化するために十分な熱安定性であること
を知ることができた。
実施例7 アセテートで安定化したα−アミラーゼの安定性を、市
販のα−アミラーゼ溶液に加えた公知のアニオンを含む
ものと比較する比較試験を行った。
種々なアニオンを含む酵素溶液の活性をすでに述べた如
くして測定し、百分率残存活性を90℃で時間の関数と
してプロットした。この試験の結果を第2図に図式的に
表わした。酵素の熱不活性に対する異なるアニオンの安
定化効果は次の順序でアル:シトレート〈サルフェート
〈クロライド<アセテート。
実施例8 市販の液化した殿粉は約10のDBを有し、従って、一
連の液化実験を、液化した殿粉においてlOの最終DE
を生ずるように酵素の最適濃度を測定するために行った
。この酵素濃度を用いて、いくつかの液化試験を行い、
前記の低温ジェット・クツキング条件下で低pH値にて
、殿粉を液化する際に市販品の適応性に対して、アセテ
ート安定化したタカーサームを評価した。その結果を次
の第7.8及び9表に要約した。
p45.7.8及び9表中のrCa”+無し」ノ項は、
殿粉スラリー及び加えた水が約25〜50ppm のカ
ルシウムイオンを提供するために、Ca+1を加えなか
ったことを意味するものとする。
実施例9 マルトースの生成における殿粉液化中のpH値の影響 第7.8及び9表の試験1.7及び11の下での殿粉の
液化を、還元基の化学的異性化においてpH値及び高温
の影響を測定するために、長期間行った。次に液化した
殿粉を、グルコアミラーゼを用いて(lOODU/1ポ
/ド殿粉)、pH値4.2及び60℃で48時間糖化し
た。最終グルコース・シロップの炭水化物のプロフィー
ルを、ガス液クロマトダラフイー及び高速液体クロマト
グラフ法を用いて、試料を分析することによって測定し
た。HPX−87イオン交換樹脂を用いてHPLCKよ
って他の二糖類(マルトース及びイソマルトース)から
マルツロースを分離した。かくシて得られたデータを次
の第10表に要約した。
上記の表から、多糖類の還元基の異性化がpH値6.0
以上で起こることを決定することができる。
かくして、液化中(pH値6.0以下)にpH値の調節
によって、殿粉液化のマルツロース生成の消去が、1%
よシ大きb最終グルコース収率において、全体的な増加
をもたらす。
実施例10 昇温及び低pH値で殿粉の液化中、α−アミラーゼ活性
の熱安定性に関して、殿粉スラリーに両親媒性物質を直
接加えた効果を測定するために次の実験を行った。無水
酢酸ナトIJウムを水性殿粉スラリー(31%DSB)
に加え、最終一度0.01モルにした(651/殿粉7
oポンドを含む21ガロン)。塩化カルシウムを25 
ppm(Ca   、!−して)のレベルに加え、10
%水酸化ナトリ)ムを用いてpH値を5.5に調節した
。α−アミラーゼ(Taka−Therm L−170
)を加え(20,400MWU/100 f殿粉)、実
施例6に述べた低温ジェット・クツキング法に従って殿
粉を液化した。
10%酢酸ナトリウムで調製物化したタカーサームL−
170を用いた場合に由来する当量、即ち、0.7mM
 (4,6t/殿粉70ポンドを含む21ガロン)にお
いて、酢酸ナトリウムを含む殿粉スラリーを用いてこの
実験をくり返し行った。比較のために、また通常のタカ
ーサームL−170及び10%酢酸ナトリウムで調製物
化したタカーサーAL−170を用いて、Ca   2
5 ppmの存在下においてpH値5.5で殿粉を液化
した。これらの実験結果を次の第11表に要約した。
上記表中のデータは、殿粉スラリーまたは酵素に両親媒
性物質を添加することが殿粉の液化中、α−アミラーゼ
活性の安定化に同一効果を有することを明白に立証する
【図面の簡単な説明】
第1図はα−アミラーゼの熱安定性における両親媒性物
質の影響を示すグラフである。 第2図はα−アミラーゼの熱安定性におけるアニオンの
影響を示すグラフである。 特許出願人 マイルス・ラボラドリース・インコーホレ
ーテッド 晴間(分) FIG、  1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、α−アミラーゼの水溶液に安定化量の両親媒性物質
    を加えることを特徴とするバクテリア性α−アミラーゼ
    の熱安定性を増す方法。 2、α−アミラーゼを枯草菌、バチルス・リケニホルミ
    ス、バチルス・ステアロセルモフィルスまたはバチルス
    ・コアギュランス種の微生物から誘導する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、微生物がバチルス・リケニホルミス種である特許請
    求の範囲第2項記載の方法。 4、両親媒性物質が一般構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、XはCOO^−、NH_4、OH、SO_4=、
    SO_3=またはCONH_2であり、そしてRは非極
    性部分である、 によって表わされる特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、両親媒性物質が式 R−COO^− 式中、Rは炭素原子2〜14個を含む脂肪族または芳香
    族基である、 によって表わされる特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、Rがメチル、エチル、n−もしくはイソプロピル、
    n−もしくはイソブチル、フェニルまたは置換されたフ
    ェニルである特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、両親媒性物質を含むカルボキシレートをその金属塩
    の型におけるα−アミラーゼの水溶液に加える特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 8、金属がナトリウムまたはカルシウムである特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 9、α−アミラーゼを計算目的に用いるために、分子量
    58,000ダルトンを有するα−アミラーゼ1モル当
    りカルボキシレート少なくとも2.89モルの濃度で両
    親媒性物質をα−アミラーゼ水溶液に加える特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 10、両親媒性物質がアセテートであり、該アセテート
    をα−アミラーゼ水溶液に、改変したウォルゲムート単
    位の項に表わされた酵素活性の100万単位当り少なく
    ともアセテートイオン0.24gの濃度で加える特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 11、安定化量の両親媒性物質を含有するα−アミラー
    ゼの安定化された濃厚水溶液。 12、モディファイド・ウォルゲムート単位で表現して
    α−アミラーゼ活性の100万単位当りアセテートイオ
    ン少なくとも0.24gのアセテートイオン濃度を与え
    るのに十分な量においてアルカリ金属アセテート溶液を
    加えることを特徴とするバチルス・リケニホルミス種か
    らのバクテリアの適当な栄養媒質中での増殖中に産生し
    たα−アミラーゼの水溶液の安定化方法。 13、α−アミラーゼがモディファイド・ウォルゲムー
    ト単位170,000〜180,000/mlの活性を
    与えるのに十分な量で溶液中に存在する特許請求の範囲
    第12項記載の方法。 14、アルカリ金属がナトリウムである特許請求の範囲
    第12項記載の方法。 15、モディファイド・ウォルゲムート単位で表現して
    α−アミラーゼ活性の100万単位当りアセテートイオ
    ン少なくとも0.24gの量でアセテートイオンを含有
    するバチルス・リケニホルミス種からのバクテリアによ
    って産生されたα−アミラーゼの安定化された水溶液。 16、モディファイド・オルゲムート単位170,00
    0〜180,000/mlの活性を与えるのに十分な量
    のα−アミラーゼを含有する特許請求の範囲第15項記
    載の方法。 17、殿粉の液化を達成するのに適当な条件下で、安定
    化量の両親媒性物質の存在下において殿粉をα−アミラ
    ーゼの水溶液と接触させることを特徴とする殿粉を殿粉
    水解物に転化する方法。 18、両親媒性物質がアセテートイオンであり、そして
    モディファイド・ウォルゲムート単位で表現して酵素活
    性の100万単位当りアセテートイオン少なくとも0.
    24gの量でα−アミラーゼ溶液中に存在する特許請求
    の範囲第17項記載の方法。 19、殿粉の転化をpH値約5.0〜6.0で行う特許
    請求の範囲第17項記載の方法。 20、両親媒性物質をα−アミラーゼの水溶液に加える
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 21、両親媒性物質をα−アミラーゼの添加前または後
    に殿粉に加える特許請求の範囲第17項記載の方法。 22、モディファイド・ウォルゲムート単位で表現して
    酵素活性の100万単位当りアセテート少なくとも0.
    24gの量のアセテートイオンの存在下において、pH
    値を5.0〜6.0のレベルに保持しながら、バチルス
    ・リケニホルミス種のバクテリアによって産生されたα
    −アミラーゼの水溶液と殿粉を接触させることを特徴と
    する殿粉の液化方法。 23、アセテートイオンをα−アミラーゼの水溶液に加
    える特許請求の範囲第22項記載の方法。 24、両親媒性物質をα−アミラーゼの添加前または後
    に殿粉に加える特許請求の範囲第22項記載の方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729286A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Bristol Myers Co Stabilized enzyme containing aqueous compositions

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JPS5729286A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Bristol Myers Co Stabilized enzyme containing aqueous compositions

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