JPS61176702A - ゴルフ場等の地熱調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■　発明の目的 ゴルフ場は冬期に少量の雪が降っても、融けずに積もる
ため雪が降れば営業を停止することが多く、又夏期には
雨が少いと芝がすぐ枯れるため、たえず散水の要がある
ため、このような欠点を除外するだめの発明である。

■　従来技術の説明 従来ゴルフ場では、積雪時には人力を持ってホウキで雪
を掃く程度のことしか出来ず、少しでも積もれば営業を
閉鎖する必要があった。又夏期の水枯れ対策としては、
これも人力による散水しか方法のないものであった。

本発明は地下水等の水を使って、降雪時或いは渇水時を
予知した時に、土中に埋設した管に水を送って土中温度
を水温程度に維持することによって冬には雪が降っても
すぐとける（水温は気温より高い、特に地下水であれば
１０度Ｃ以上であるから地温も高い）し、夏は逆に気温
より地温が低いため空中の水蒸気を凝結させて芝に水分
を補給する作用を期待するものである。

Ｇ）発明の構成 本発明は、ゴルフ場等の施設（芝を張った陸上競技場等
でもよい）において、フェアウェイ、グリーンなどの土
中に管１を埋設し、鎖管１とポンプ２とを連結し、ポン
プ２にて地下水等の水を管１内に循環させて、（一方通
行でも良いが水の有効利用という点では循環が好ましい
）施設の土中温度を調整するゴルフ場等の地熱調整装置
に係るものである。尚図中３は管１から分岐した管、即
ちフェアウェイ或いはグリーン等の適所に設けた分岐管
で、該分岐管３にはパルプ４と散水器５を接続して、必
要に応じてパルプ４を開閉して適所に散水することも出
来るように構成している。

（４）発明の作用 本発明は前記Ｃ３）で説明したような構成で、水源は地
下水があれば最も望ましい（地下水は水温が季節に関係
なく１０度Ｃ〜１４度Ｃと一定であるから）が、地下水
がなければ施設内に流れる川水、伏流水、貯水のいずれ
でも良い（これらの水は絶えず零度Ｃ以上である）。

上記水をポンプ２を用いて、施設内の土中に埋設した管
１に循環させると、施設内の土中温度は常に水温程度に
維持されるものである。

６）発明の効果 施設内の土中温度を常に水温程度に維持すると、冬期に
雪が降っても気温よシ地表の温度が高いから雪はすぐ触
けてしまうし、満−降雪量が多くて積雪しても融雪が早
いということで、営業を停止する期間が短かく済むもの
である。

又、夏期には管に流水させておくと逆に気温より地温が
低いので芝の成育には好都合であるし、空中の水蒸気を
凝結吸収して芝への水分補給になるものであシ、散水作
業をひんばんに行′う必要がなくなった。又管１の適所
に分岐管３を設け、該分岐管３にパルプ４と散水器５を
併設しておけば、散水を必要とする時や、薬剤散布時に
管１、ポンプ２がそのま＼利用できる効果がある。

猶用水等を使う場合は地下水のように水温が一定でない
から、冬期には管１の往きか戻シの適所にボイラー６を
付属させれば水温を上昇させることが出来、融雪効果を
高めることが出来る。

（０発明の応用分野 本発明の説明では、ゴルフ場を主体として説明したが、
芝を植設した陸上競技場、ラグビー、サッカー場等にも
応用できるもので、降雪時には２ケ月以上も閉鎖される
競技施設の閉鎖期間を大幅に短縮できる利点があり、営
業上の利益増大に貢献するものである。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゴルフ場等の施設において、フェアウェイ、グリーンな
   どの土中に管１を埋設し、該管１とポンプ２とを連結し
   、ポンプ２にて地下水等の水を管１内に循環させて施設
   の土中温度を調整するゴルフ場等の地熱調整装置。