JPS61172895A - 7−オキソラノステロ−ル誘導体 - Google Patents

7−オキソラノステロ−ル誘導体

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JPS61172895A
JPS61172895A JP60012306A JP1230685A JPS61172895A JP S61172895 A JPS61172895 A JP S61172895A JP 60012306 A JP60012306 A JP 60012306A JP 1230685 A JP1230685 A JP 1230685A JP S61172895 A JPS61172895 A JP S61172895A
Authority
JP
Japan
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group
acid
reaction
hydrogen atom
represent
Prior art date
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Pending
Application number
JP60012306A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sato
良博 佐藤
Yoshiko Sonoda
園田 よし子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
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Publication of JPS61172895A publication Critical patent/JPS61172895A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は杭周脂血作用t−Nする新規な7−オキンラノ
ステロール誘導体に関する。
近年、コレステロールは健康管理の立場から医学、薬学
の領域で注目されている。
即ち、コレステロールは生体膜を構成する重要な脂質の
一成分であると同時に、人の男性ホルモン、安住ホルモ
ンおよび副腎皮質ホルモンの前駆体または活性ビタミン
Dや胆汁酸の生合成前駆体でもある。このようにコレス
テロールは生体内で1些な働きtするが、過剰のコレス
テロールは高脂血症の原因となる。
そこで、生体内でのコレステロール生合成阻害について
種々の研究が行なわれている。
そして、例えばコレステロール生合成の中間体自体であ
るラノステロールがコレステロール生合成を抑制するこ
とが報告されており、更に側鎖の炭素鎖の異なるラノス
テロール誘導体についても同様の作用が報告されている
。また、7−オキソ−24,25−ジヒドロラノステa
−ルも同様の作用を示すことが報告されている〔ケミカ
ル・ファーマシューテイカル・ピュレテイ7 (Che
m、 Pharm、 Bull、 ) + 29巻、9
号。
2604〜2609頁(1981年);同31巻、5号
1698〜1701頁(1983年)〕。
本発明者らは、ラノステロール誘導体について、更に研
究した結果、以下に示す7−オキツラノステロール誘導
体がコレステロール生合成を阻害すること全見出し、本
発明を完成した。
本発明は式 (式中、FllおよびB2は共に水素原子を示すか、一
方が水素原子1示し他方が水酸基を示すか、またはB1
およびB2が酸累原子と一緒になってオキソ基?示す。
B3は水素原子または水酸基を示す3、−!たはR1が
水素原子を示し R2とB5が一緒になってエポキシ基
を示す。B4はメチル基またはヒドロキシメチル基を示
す。但し B1お工びR2が共に水素原子を示し R3
が水素原子1示し R4がメチル基金示す組合せt除く
。)を有する7−オキツラノステロール誘導体に関する
前記一般式(I) t−有する化合物としては、次のよ
うな化合物を列挙することができる。
1.7−オキフラノスト−8−エン−3,25−ジオー
ル 2.7−オキフラン−ト−8−二ンー3,26−ジオー
ル 3.7−オキフラノスト−8−エン−3、25、26−
ドリオール 4.7−オキエンノスト−8−工ン−3,24−ジオー
ル 5.7−オキエンノスト−8−工ン−3,24,26−
ドリオール 6.7−オキフラノスト−8−エン−3,24,25゜
26−チトロール 7、 7.24−ジオキソツノスト−8−二ンー3−オ
ール 8、 7.24−ジオキンツノスト−8−エン−3,2
6−ジオール 9.7−オキフラン−ト−8−二ンー3.24.25−
  ト  リ オ − ル 10、 7.24−ノオキソラノストー8−二ン−3,
25−ジオール 11、 7.24−ノオキソラノストー8−エン−3,
25゜26−ドリオール 12.7−オキソ−24,25−エポキシ2ノスト−8
−工ン−3−オール 13.7−オキソ−24,25−エポエンツノスト−8
−工ン−3,26−ジオール 前記一般式(1) ’に有する化合物においては、置換
分の配置により種々の幾何異性体が存在する。
また、不斉炭素原子の存在により種々の光学異性体も存
在する。前記一般式(I)においては、これらの異性体
およびこれらの異性体の混合物がすべて単一の式で示さ
れている。従って、本発明においては、これらの異性体
およびこれらの異性体の混合物tもすべて含むものであ
る。
本発明の目的化合物は、コレステロールの合成を阻害す
ることにより血中の脂質を低下させる作用を有し、例え
ば高脂血症治療剤として医薬に使用することができる。
これらの化合物は経口的または非経口的に例えばカプセ
ル剤、錠剤、注射剤等の形で投与することができる。投
与量は年令、症状、体重等によって異なるが、通常は成
人に対し1日約0.2〜200119i3〜4回に分け
て投与される。しかし必要に応じてそれ以上のtv使用
することもできる。
本発明の前記一般式(1) k有する7−オキツラノス
テロール誘導体は式 (式中、Ell 、 R2、p3およびR4は前述した
ものと同意義を示す。R5は水酸基の保護基を示す。)
を有する化合物を、更に必要に応じて水酸基を保護した
後、酸化し、次いで保護基金除去することによって得ら
れる。
R5お↓び必要に応じて保護する水酸基の保護基として
は、通常使用される水酸基の保護基なら特に限定されな
いが、例えばアセチル、プロビオニル、ブチリル、イソ
ブチリル、ベンゾイル、ナフトイルのような低級脂肪族
若しくは芳香族アシル基:ヘンジル、p−二)CIベン
ノル、p−メトキシベンノルのようなアラルキル基;2
−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロ7ラニル、
4−メトキシテトラヒドロビラン−4−イル、2−テト
ラヒドロチオピラニルのようなアルコキシ基t−置換分
として有するか有しない環内に酸素原子又は硫黄原子を
含有する5乃至6員環状の複葉環基;メトキシメチル、
エトキシメチル、ベンノルオキシメチルのようなアルコ
キシ基若しくはアラルキルオキシ基全置換分として有す
るアルキル基:1−メトキシエチル、1−エトキシエチ
ルのような1−アルコキシアルキル基;又はトリメチル
シリル、トリエチルシリル、トリn−fロビルシリル、
t−ブチルツメチルシリル、ジフェニルt −ffルシ
リルのよりなトリ低級アルキル若しくはノアリール低級
アルキルシリル基をあげることができる。
反応は常法に従って前記一般式(II) t−有する化
合物全保護基全形成する化合物と接触させることによっ
て行なわれる。使用される保護基金形成する化合物とし
ては例えは酢酸、プロピオン酸、酪酸、安息香酸、ナフ
タリンカルゲン酸のようなカルボン酸基しくはその反応
性誘導体;ベンジルクロリド、ベンジルプロミド、p−
二トロペンジルプロミト、I)−メトキシベンノルプロ
ミドのようなアラルキルハライド化合物;ジヒドロビラ
ン、ジヒドロチオビラン、ジヒドロチオフェン、4−メ
トキシ−5,6−シヒドロー(2H)ビランのような5
若しくは6員環状の複素環化合物;メトキシメチルクロ
リド、エトキシエチルクロリド、ベンジルオキシメチル
クロリドのよりなアルコキシ若しくはアラルキルオキシ
置換アルキルハライド化合物;メチルビニルエーテル、
エチルビニルエーテル+7)よウナ不[a千−テル類;
ヘキサメチルノシラデン、トリメチルシリルクロリド、
トリーn−プロピルシリルクロリド、t−ブチルジメチ
ルシリルクロリド、ジフェニルt−ブチルシリルクロリ
ドのようなシリル化合物など全好適な化合物としてあげ
ることができる。
カルボン酸化合物を使用する場合には、ノルクロへキシ
ルカルざノイミドのような縮合剤の存在下に好適に行わ
れる。
カルボン酸の反応往訪導体としては、例えは酢酸クロリ
ド、酢酸プロミド、ベンゾイルクロリド、ベンゾイルプ
ロミド、ナフトイルクロリドのような酸ハライド化合物
又は無水酢酸、無水foピオン酸、無水安息香酸のよう
な酸無水物t−6けることができ、本訴導体′I!−使
用する場合には、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン、キノリン、N、N−ノメチルア
ニIJンのような有機塩基の存在下に好適に行われる。
本反応は溶剤の存在下で好適に行われる。使用される溶
剤としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、n
−ヘキサンのエフな炭化水素類、塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、クロルベンゼンのような−・ロゲ
ン化炭化水素類、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンのようなエーテル類、アセトン、メチルエチルケ
トンの工うなケトン類tあげることができる。
反応温度は通常0℃〜100℃であり、反応に要する時
間は反応試剤、反応温度、溶剤等により異なるが、30
分間乃至20時間である。
アラルキル−・ライド化合物、アルコキシ若しくはアラ
ルキルオキシ置換アルキルハライド化合物又はシリル化
合物r使用する場合には、不活性浴剤中、相当するハラ
イド化合物又はジシラザンの工うなシリル化試薬を反応
させることによって達成される。
使用する不活性溶剤は反応に関与しなければ特に限定さ
れないが、例えばエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンのようなエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホリルトリアミ
ドのようなアミド類、アセトニトリル、ベンゾニトリル
のようなニトリル類又はジメチルスルホキシドのような
スルホキシド類をあげることができるが、好適にはアミ
ド類である。
反応温度は0℃乃至100℃であり、反応に要する時間
は反応試剤、反応温度等により異なるが通常10分間乃
至3時間である。
5若しくは6員環状の複素環化合物又は不飽和エーテル
類を使用する場合には、反応は不活性溶剤の存在下又は
不存在下少量の酸、例えば塩酸、臭化水素酸のような鉱
酸またはピクリン酸、トリフルオロ酢酸、ベンゼンスル
ホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンフアース〃ホン
酸のような有機酸の存在下で実施される。
使用される溶剤としては反応に関与しなけれは特に制限
されないが、例えばエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類、塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素のような−・ロゲ/化炭化水素類又は
ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
類をあげることができるが、好適にはハロゲン化炭化水
素類である。又、不活性溶剤の不存在下、浴剤を兼ねて
複素環化合物又はビニルエーテル化合物を過剰に使用す
ることによっても反応は行われる。
反応温度は通常0℃乃至50℃であり、反応に要する時
間は反応試剤、反応温度等により異なるが、30分間乃
至3時間である。
以上の各反応終了後、水酸基の保護された目的化合物は
常法に従って反応混合物から採取される。例えば、反応
混合物上氷水にあけ不溶物が存在する場合にはF別した
後、溶液が酸性又はアルカリ性の場合には適宜中和し、
水不混和性有機溶剤で抽出した後、溶剤上留去すること
により得ることができる。さらに必要ならば常法、例え
はカラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー
、再結晶法などt用いてさらにfllfaすることがで
きる。
次に7−オキソ体t−11を造する反応は、不活性溶剤
中、酸化剤と反応させることによって達成される。
使用される酸化剤としては、特に限定されないが、例え
は、過酸化水素;過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安
息香酸、過フタル酸のような有機過酸;t−ブチルパー
オキシドのようなノ母−オキシド:又は過塩素ナトリウ
ム、過塩素カリウムのようなアルカリ金属過ハロゲン化
物/酸化オスニウムt−あげることができるが、好適に
は過酸化水素である。
使用される不活性浴剤としては、反応に関与しなけれ、
ば特に限定されないが、例えは、水;酢酸のような有機
酸;メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素のよ
うなハロゲン化炭化水素類;n−ヘキサン、シクロヘキ
サン、ベンゼン、トルエン、キシレンのような炭化水素
類;又はエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タンのようなエーテル類或いはこれらの混合溶剤tあげ
ることができる。
反応は通常、−10℃乃至100℃で行われ、反応に要
する時間は通常30分乃至20時間である。
反応終了後、目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば反応終了後、反応混合物を水にあけ
水不混和性有機溶剤で抽出し、溶剤上留去することによ
って得られる。さらに必要ならば常法、例えばカラムク
ロマトグラフィー、薄膚クロマトグラフィー、再結晶法
などで用いてさらに精製することができる。
次に水酸基の保護基を除去する反応は、次のようにして
行なわれる。
水酸基の保護基が低級脂肪族若しくば芳香族アシル基の
場合には、その除去は通常の加水分解反応によって行な
われる。使用される酸または塩基としては一般の加水分
解反応に使用されるrIRまたは塩基が特に限定なく使
用されるが、通常は例えば水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バ
リウムの工うなアルカリ金属およびアルカリ土類金属の
水酸化物を用いて塩基性条件下で好適に行なわれる。使
用される浴剤としては加水分解反応に用いられる浴剤が
特に限定なく用いられ、例えばメタノール、エタノール
、n−グロノ9ノール、インプロビルアルコールノヨウ
なアルコール類:エチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、ノメトキシエタンのようなエーテル類;
ツメチルスルホキシドのようなジアルキルスルホキシド
類およびこれらの有機溶剤と水との混合溶剤をあげるこ
とができる。
反応温度には特に限定はなく、通常は室温付近乃至溶剤
の還流温度で行なわれる。反応時間は反応温度などによ
って異なるが、通常は1乃至12時間である。水酸基の
保護基がアラルキル基の場合には相当する化合物を不活
性溶剤中還元剤と接触することに工って達成される。
使用てれる不活性溶剤と還元剤としては、リチウム、ナ
トリウム、カリウムのよりなアルカリ金属又は硫化ナト
リウム若しくは硫化カリウムのようなアルカリ金属硫化
物をあげることができるが、好適にはアルカリ金属であ
る。アルカリ金属との反応は液体アンモニア又は液体ア
ンモニアとエーテル、テトラヒドロフランのようなエー
テル類との混合溶剤中で好適に行われ、アルカリ金属硫
化物との反応はメタノール、エタノールのようなアルコ
ール類、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエー
テル類又はこれら有機溶剤と水の混合浴剤中で好適に行
われる。
反応温度(エアルカリ金属との反応では一78℃乃至−
20℃であり、アルカリ金属硫化物との反応では0℃乃
至100℃であり、反応に要する時間は通常20分間乃
至6時間である。
水酸基の保護基が複素環基、アルコキシ若しくはアラル
キルオキシtf換分として有するアルキル基又は1−ア
ルコキシアルキル基の場合は酸と接触させることにより
容易に達成される。
使用される酸としては例えばギ酸、酢酸、トリフルオロ
酢酸、プロビオン酸、酪酸、シュウ酸、マロン醗、メタ
ンスルホン酸、ベンゼンスルホンaLp−トルエシスル
ホン戚、カンファースルホン酸などの有機酸;塩酸、臭
化水素酸、硫mなどの鉱酸が好適に使用される。反応は
溶剤の存在下または不存在下で実施されるが、反応を円
滑に行なうには溶剤全使用する方が好ましく、使用され
る溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定はなく
例えば水;メタノール、エタノールなどのアルコール類
;テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;
アセトン、メチルエチルケトンのよりなケトン類または
これらの有機溶剤と水との混合溶剤が好適に使用される
。反応温度には特に限定を工なく室温乃至溶剤の還流温
度で行なわれる。
又反応に要する時間は30分間乃至10時間である。水
酸基の保護基がトリ低級アルキル若しくはジアリール低
級アルキルシリル基の場合を工水あるいは酸または塩基
を含有する水と接触させることにより容易に達成される
。酸または塩基を含有する水金使用する場合に含有され
る酸または塩基としては例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸などの有機酸;塩酸、臭
化水素酸、硫酸などの鉱酸のような酸塘たは水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ金属およびアル
カリ土類金属の水酸化物;炭酸カリウム、炭酸カルシウ
ムなどのアルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩
の工うな塩基が特に限定なく使用される。
反応は溶剤として水r使用すれば他の溶剤は特に必要で
はない。他の溶剤?使用する場合は例、tHテトラヒド
ロ7ラン、ノオキサンなどのエーテル類;メタノール、
エタノールナトのアルコール類等の有機溶剤と水との混
合溶剤が使用される。反応温度には特に限定はないが通
常は室温で好適に行なわれる。反応に璧する時間は30
分間乃至5時間である。又保護基がt−グチルツメチル
シリル基の場合にはテトラヒドロフラン、ノオキサンの
工りなエーテル類の存在下フッ化テトラブチルアンモニ
ウムで処理することによっても達成される。
反応終了後、目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば反応終了後、適X浴剤を減圧で留去
するか、留去しないで反応混合物を氷水にあけ必要に応
じて中和して、次いで適当な有機溶剤を加えて抽出全行
ない、抽出液全水洗し乾燥した後、抽出液より浴剤全留
去することに工って得られる。さらに必要ならば常法、
例えばカラムクロマトグラフィー、薄1クロマトグラフ
ィー、再結晶法などを用いてさらに精製することができ
る。
実施例1 7.24−ジオキソジノスト−8−エン3β
−アセトキシ−24−オキフラノスト−8−エン(1)
” 1.09を酢!¥2140−に溶解し、冷却攪拌下
、濃硫酸0.6 rntおよび酢酸5−の混液を加えた
。さらに、過酸化水素5−および酢酸5−の混液を加え
17時間室温で攪拌した。反応液を水に注ぎジクロルメ
タンで抽出した。次いで、抽出液より溶剤を留去して得
られた生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製し3β−アセトキシー7,24〜ジオキソラノス
ト − 8− 工 :’(2)  (mp  145〜
146 ℃、  M+ 498 ) 0.6ft得た。
得られた(2) 0.59全メタノール9o−に浴解し
、5?の水酸化カリウムを水10ゴに溶解した准を加え
水浴上1時間還流した。反応液を水に注ぎ析出した結晶
kF取した。メタノールより再結晶しmp96〜97℃
を有する7、24−ジオキソジノスト−8−エン−3β
−オール(3) 0.4 ft得た。
1)  L、 H,Br1gg5. J、 P、 Ba
rtley and P、 S、 Rutledge+
″J、Chem、8oc−j′Perkin 1 、1
973 、8061、元素分析値(%) 05QH48
05として計算値 C,78,89H,10,59実測
値 c、77.76  H,10,512、紫外線吸収
スペクトル:λmaxnm(”1m )メタノール中で
測定した結果、254.4 nm(gl、、182)に
極大吸収を示した。
3、赤外線吸収スペクトルニジ盟をcm−1KBrペレ
ツトで測定した赤外線吸収スペクトルは第1図に示す通
りである。
4、核磁気共鳴スペクトル(δ: ppm )cDct
、中、内部基準にTM8 t−使用して測定した核磁気
共鳴吸収スペクトル(270MHz)は第2図に示す通
りである。
5、 質量分析スペクトル: rv/e456 (M”
) 441 (M”−CH,、base peak )42
3 (M”−CH,、H2O) 実施例27−オキフラノスト−8−エン−3β。
25−ジオール 3β−アセトキシ−25−ヒドエンシジノスト−8−二
ン(4)2)1. o y t−酢酸140rntVc
ffi解し、冷却攪拌下、濃硫酸0.6−および酢酸5
−の混液を加えた。さらに、過酸化水素5−および酢酸
5−の混液會加え17時間室温で攪拌した。反応fik
水に注ぎジクロルメタンで抽出した。次いで抽出液より
浴剤を留去して得られた生成物上シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し3β−アセトキシ−7−オキ
ソ−25−ヒドエンシラノスト−8−工ン(5)(mp
181〜182℃、M” 500 )0.51を得た。
得られた(5) 0.5 f tメタノール90ゴに浴
解し、52の水酸化カリウムを水1o−に浴解した液を
加え水浴上1時間還流した。反応液を水に注ぎ析出した
結晶’tF取した。メタノールより再結晶しmp i 
83〜184℃を有する7−オキフラノスト−8−エン
−3β、25−ジオール(6)0.35f11−得た。
2)  B −B、Boar l D 、A−Ll;3
WIS and J −F 1McGhle +″″J
 、Chem。
5ac−”+ Perkin 1 r 1972+ 2
2311、 元素分析値”  050H50”5として
計算値 C,78,55H,10,99実測値 C,7
7,19H,11,072、紫外線吸収スペクトル:2
1皿(C:)メタノール中で測定した結果、253.9
nm(E:、:x9+)に極大吸収上水した。
3、 赤外縁吸収スペクトル、νmaXcIILKBr
 <レットで測定した赤外線吸収スペクトルは第3図に
示す通りである。
4、核磁気共鳴スペクトル(δ: ppm )CDCl
2中、内部基準にTMS t−使用して測定した核磁気
共鳴吸収スペクトル(270■2)は第4図に示す通り
である。
5、 質量分析スペクトル:Ve 458 (M”) 443 (M”−Cl3) 440 (M”−N20) 425 (M”−C13,N20. base pea
k )実施例37−オキフラン−ト−8−二ンー3β。
24 、25 、26−テトロール (9)          αq 3β−アセト上シラノスター8,24−ジエン−26−
オール(7)3)1.5 f t−無水酢fR51nt
およびビリシン10−中で室温下15時間放置してアセ
チル化しく8)(mp・90〜91℃)t−得た。(8
) 1.Ofを酢酸140IIt[溶解し、冷却攪拌下
、′I!に硫酸0.6−および酢酸5−の混液を加えた
。さらに過酸化水素5−および酢酸5−の混液を加え1
7時間室温で攪拌した。反応液を水に注ぎジクロルメタ
ンで抽出した。次いで、抽出液より溶剤全留去して得ら
れた生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて
精製し3β、24ξ、26−ドリアセトキシー7−オキ
ソラノストー8−エン−25−オー ル(9) (mp
、 214〜217℃、 M”616) ’k O,3
f得た。
得られた(9) 0.3 tkメタノール45dK溶解
し、2.5fの水酸化カリウムを水5−に溶解した液を
加え水浴上1時間還流した。反応液を水に注ぎ析出した
結晶t−F取した。メタノールLり再結晶しmp。
207〜208℃を有する7−オキフラノスト−8−エ
ン−3β、24ξ、25ξ、26−テトロールαQ O
,2t ’t”得た。
5)  F、N1ctra、F、Ronchetti 
and G、Ftusso、 −J、Labelled
Compounds”−,141541(1978)1
. 元素分析値(%)C5oH5o05として計算値 
C,73,43H,10,27実測値 C,71,97
H,10,372、紫外線吸収スペクトル:λrnaX
nIn、(El、)メタノール中で測定した結果、25
4.0nm(El、、186)に極大吸収を示した。
3、赤外線吸収スペクトル、νmax函KBr ヘレッ
トで測定した赤外線吸収スペクトルは第5図に示す通り
である。
4、 核磁気共鳴スペクトル(δ二ppm )CDCt
5中、内部基準にTMS ’i使用して測定した核磁気
共鳴吸収スペクトル(270MHz )は第6図に示す
通りである。
5、 質量分析スペクトル: m/e 490 CM”) 475 (M”−CH3,baSe peak )47
2 (M”−H2O) 460 (M”−2CH3) 実施例4 7−オキツラノステロール誘導体の存在下における1:
24.25−’H)−24,25−ノヒドロラノステロ
ール七含むラット肝臓ホモノネートの5−10フラクシ
ヨンのインキュベーション中のコレステロール生合成 1)ケミカル・ファーマシューテイカル・ビュレテイン
[(Chem、Pharm、Bull、 ) 29巻、
9号、 2604〜2609頁、1981年]に記載の
方法に準じて、7−オキツラノステロール誘導体による
24.25−シヒドロラノステロールカラコレス? o
 −/L/への生合成の変換抑制を実験した。
即ち、ラット肝から得られるSlo分画(10,000
xiの上清) t−Gibbonsらの方法(()、F
、Gibbons。
K、A、Mitropoulos ”Eur、 J、 
Biochem、 −+ 40巻。
267頁、1973年)に準じて調設した。次いで基質
として(24,25−3)1)−24、25−ジヒドロ
ラノステロール18μM (8,85X 10 dpm
、 42.6μC1/#m0L) ’i:用い、ツクィ
ーン80 (Tween 80 )を含むリン酸緩衝[
0,1−に懸濁した。得られた懸濁液に5It1分画?
4−1補酵素として30mM==rチンアミド、10 
mM GSH、1mM EDTA。
12 mMグルコース6−ホスフェート、2mMNAD
P  、  0.8mM NAD  、  1.3mM
 ATP 、 4 mM MgCl2.1、3 mM 
NADHお↓び1 unitのグルコース6−ホスフェ
ート デヒドロゲナーゼを加え全量を5−とした0イン
キユベーシヨン(Incubation)は実験化合物
、基質を同時に初めから酵素系に添加した。インキュベ
ーションは37℃で3時間行なった。インキュベーショ
ン終了後、メタノール性水酸化カリウム溶液で1時間還
流し、次いでジクロルメタンで抽出した。得られた不鹸
化物i TLC’i用いて原料(24,25−ノヒドロ
ラノステロール)分画とコレステロール分画とに分離し
た。各分画をメタノール100rntで浴出した後、原
料分画には24.25−ジヒドロラノステロールを適量
(?FJ50■)加え、一定の放射活性になるまで再結
晶して回収率を求めた。一方、コレステロール分画はB
ucherらの方法(G、PopjAk″Method
s in Enzymology”、15巻。
438頁、1969年)に準じてdigi tonin
−precipitablesterolとして分離し
た後、コレステロールへの変換率を算出した。
阻害率(@は次式による。
結果を表1に示す。
表  1 2)結果 コントロールに比べ、顕著な効果を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は7,24−ジオキノン−スト−8−二ンー3β
−オールの赤外線吸収スペクトルt1第2図は同物質の
核磁気共鳴スペクトルを示す。 第3図は7−オキフラノスト−8−エン−3β、25−
ジオールの赤外線吸収スペクトルを、第4図は同物質の
核殊気共鳴スペクトルを示す。 第5図は7−オキフラノスト−8−エン−3β、24,
25.26−テトロールの赤外線吸収スペクトルを1第
6図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は共に水素原子を示すか、
    一方が水素原子を示し他方が水酸基を示すか、またはR
    ^1およびR^2が酸素原子と一緒になつてオキソ基を
    示す。R^3は水素原子または水酸基を示す。またはR
    ^1が水素原子を示し、R^2とR^3が一緒になつて
    エポキシ基を示す。R^4はメチル基またはヒドロキシ
    メチル基を示す。但し、R^1およびR^2が共に水素
    原子を示し、R^3が水素原子を示し、R^4がメチル
    基を示す組合せを除く。)を有する7−オキソラノステ
    ロール誘導体。 2、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は共に水素原子を示すか、
    一方が水素原子を示し他方が水酸基を示すか、またはR
    ^1およびR^2が酸素原子と一緒になつてオキソ基を
    示す。R^3は水素原子または水酸基を示す。またはR
    ^1が水素原子を示し、R^2とR^3が一緒になつて
    エポキシ基を示す。R^4はメチル基またはヒドロキシ
    メチル基を示す。但し、RおよびR^2が共に水素原子
    を示し、R^3が水素原子を示し、R^4がメチル基を
    示す組合せを除く。)を有する7−オキソラノステロー
    ル誘導体を有効成分とする抗高脂血剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378197U (ja) * 1986-11-10 1988-05-24
WO2023143400A1 (zh) * 2022-01-28 2023-08-03 珂阑(上海)医药科技有限公司 甾类化合物、其制备方法和应用

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JPH0511358Y2 (ja) * 1986-11-10 1993-03-19
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