JPS6117160Y2 - - Google Patents

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JPS6117160Y2
JPS6117160Y2 JP12115480U JP12115480U JPS6117160Y2 JP S6117160 Y2 JPS6117160 Y2 JP S6117160Y2 JP 12115480 U JP12115480 U JP 12115480U JP 12115480 U JP12115480 U JP 12115480U JP S6117160 Y2 JPS6117160 Y2 JP S6117160Y2
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JP
Japan
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metal
hinge
metal pin
metal roller
head
Prior art date
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Expired
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JP12115480U
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JPS5744874U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドアおよびトランクリツドのヒンジ装
置に係るものであつて、ヒンジアームに形成した
案内溝を遊貫する金属ピンに外挿して設けられ、
上記案内溝を転動する金属ローラが、ヒンジ装置
が組立てられた状態で電着塗装したとき、塗料に
より固着してしまうことを防止するものである。
即ち、ボデー側に固定したヒンジベース、一端
を同ヒンジベースに枢支され他端をトランクリツ
ドまたはドアに固定したヒンジアーム、一端を上
記ヒンジアームに形成した案内溝に遊貫させ他端
を上記ボデー側に固定した金属ピン、および同金
属ピンに外挿して設けると共に上記案内溝に転動
するように形成した金属ローラを具備したものに
おいて、上記金属ピンの上記金属ローラに接する
頭部裏側の面に塗料による固着防止のための突起
を複数個設けて構成したことを特徴とするヒンジ
装置である。
以下、図面により説明すると、第1図は、ヒン
ジ装置を示すものであるが、図において、1はヒ
ンジベースでボデー側に固定され、2はヒンジア
ームであつてトランクリツドまたはドアに固定さ
れ一端を上記ヒンジベース1に枢着されている。
上記ヒンジアーム2には案内溝3が形成され、該
案内溝に一端を遊貫させた他端を上記ボデー側に
固定した金属ピン4を有し、該金属ピンに外挿し
て設けた上記案内溝3に転動する金属ローラ5を
具備するものである。
ところで、上記ヒンジ装置は組立てられ結合し
た状態で電着塗装されることになるが、第2図に
示す如く、従来にあつては、頭部4′aを有した
金属ピン4′に挿入した金属ローラ5の側面と上
記金属ピンの頭部4′aの裏側の面との極小の隙
間に、塗料が矢印aで示す如く入り込み、塗装乾
燥の折に、極小の隙間を極小であるが故に面、若
しくは線による固着をしてしまうことになつてト
ランクリツドまたはドアの開閉に際しても金属ロ
ーラ5が摩擦が大きくて回転しなくなつてしまつ
て不具合を生じていた。
本考案は、上記不具合に鑑みて提案するもので
あつて、簡易な構成で、塗料による上記固着を防
止しようとするものである。
次に、本考案について、第3図を参照して詳細
に説明する。
頭部4aを有した金属ピン4と該金属ピンに挿
入された金属ローラ5との関係について、該金属
ローラ5の側面と上記金属ピンの頭部4aの裏側
の面との間隙を保有するべく、金属ピン4の頭部
裏側に適宜、複数個の突起6を設ける。
なお、この突起6の数は通常3個設けることが
好適である。
そこで、電着塗装の際には、上述のような金属
ピンと金属ローラとの構成である本考案にあつて
は、塗料は、第2図に示す従来と同じように、金
属ピンの頭部4a裏側の面と金属ローラ5の接す
る側面との間隙に、矢印aで示す如く、侵入する
ことになつて塗装されるが、その侵入した塗料に
よつて塗料乾燥の折、頭部4a裏側の面に形成し
た突起6の突端と金属ローラ5の側面とが固着さ
れることがあつても、その固着は従来のように面
固着若しくは線固着ではなく、点固着であるので
摩擦が少なく、金属ローラ5の回転に支障を来た
すようなことがなく、廻わせば即座に回転するも
のである。
以上、本考案によると、上記のように金属ピン
4と金属ローラ5との間で塗料のために固着して
しまうことがないので、ヒンジ装置の開閉時に金
属ローラ5が固着して回転しないと言う不具合を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トランクリツドまたはドアにおける
ヒンジ装置の斜視図であつて、第2図は、従来の
金属ローラと金属ピンの関係を示す断面図であ
り、第3図は、本考案による金属ローラと金属ピ
ンの関係を示す断面図である。 1……ヒンジベース、2……ヒンジアーム、3
……案内溝、4,4′……金属ピン、4a,4′a
……頭部、5……金属ローラ、6……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデー側に固定したヒンジベース1、一端を同
    ヒンジベースに枢支され他端をトランクリツドま
    たはドアに固定したヒンジアーム2、一端を上記
    ヒンジアームに形成した案内溝3に遊貫させ他端
    を上記ボデー側に固定した金属ピン4、および同
    金属ピンに外挿して設けると共に上記案内溝に転
    動するように形成した金属ローラ5を具備したも
    のにおいて、上記金属ピン4の上記金属ローラ5
    に接する頭部裏側の面に塗料による固着防止のた
    めの突起6を複数個設けて構成したことを特徴と
    するヒンジ装置。
JP12115480U 1980-08-28 1980-08-28 Expired JPS6117160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12115480U JPS6117160Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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JP12115480U JPS6117160Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5744874U JPS5744874U (ja) 1982-03-12
JPS6117160Y2 true JPS6117160Y2 (ja) 1986-05-26

Family

ID=29481821

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JP12115480U Expired JPS6117160Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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JPS5744874U (ja) 1982-03-12

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