JPS61170488U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図はミシンの下糸巻機構とクラツチ機構とを分解
して示す斜視図、第２図は要部を破断しかつクラ
ツチがＯＮした状態を示す平面図、第３図は同じ
くクラツチがＯＦＦした状態を一部破断して示す
平面図、第４図は第２図の―線断面図である
。 １……ミシン主軸、２……取付部材、３……回
転体、８……糸巻車、９……糸巻軸、１０……支
持体、１２……下糸ボビン、１８……係止部材、
１８ａ……係止突部、２０……係合部材、２０ａ
……切欠部、２０ｂ……凹部、２２……トルクば
ね（ばね手段）。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ミシンモータによりミシン主軸の周りに回
   転駆動される回転体と係合可能な糸巻車と、下糸
   ボビンが装着可能で、前記糸巻車と共に回転する
   糸巻軸と、前記糸巻車が回転体と係合した糸巻位
   置とその回転体から離隔した非糸巻位置との間に
   て移動操作可能で、前記糸巻車及び糸巻軸を支持
   する支持体とを備えたミシンにおいて、 ミシン主軸に固着された取付部材上においてミ
   シン主軸に垂直な軸線の周りに揺動可能に支持さ
   れると共に前記糸巻位置にある支持体と係合可能
   に配置され、係止突部がミシン主軸の軸線方向に
   略延びて一体的に形成された係止部材と、 前記係止突部と係合可能に切欠部が形成され、
   前記回転体に固着された係合部材と、 前記係止突部が前記切欠部と係合し得るように
   前記係止部材を常時付勢するばね手段とを含み、 前記支持体が前記糸巻位置へ移動操作された時
   に、支持体は前記係止部材に係合してそれを揺動
   させ、係止突部を前記ばね手段の作用に抗して切
   欠部から離隔させることを特徴とするミシンのク
   ラツチ機構。 (2) 前記切欠部は前記係止突部と嵌合可能な幅
   にて形成され、前記係合部材の回転方向において
   切欠部と連続して段状をなす凹部がその係合部材
   に更に形成され、前記係止部材と係合部材とを連
   結する時に前記係止突部が凹部に一時的に係合し
   た後に切欠部に嵌合することを特徴とする実用新
   案登録請求の範囲第１項記載のミシンのクラツチ
   機構。