JPS61168068A - ル−ル処理方式 - Google Patents

ル−ル処理方式

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JPS61168068A
JPS61168068A JP60008906A JP890685A JPS61168068A JP S61168068 A JPS61168068 A JP S61168068A JP 60008906 A JP60008906 A JP 60008906A JP 890685 A JP890685 A JP 890685A JP S61168068 A JPS61168068 A JP S61168068A
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JP
Japan
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rule
condition
processing
rules
internal code
Prior art date
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Application number
JP60008906A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tashiro
勤 田代
Norihisa Komoda
薦田 憲久
Isao Toshima
都島 功
Kuniaki Matsumoto
松本 邦顕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ルール処理方式に関し、特にルールで記述さ
れた制御論理に従い、各設備の状態に応じて条件を判定
し、制御指令を決定する制御方式、あるいはルールで記
述された生産計画論理に従い。
与えられた注文データと材料データから注文と材料を割
付ける生産計画に適したルール処理方式に関するもので
ある。
〔発明の?Y景〕
FA(F nct、ory A utomation)
システムでは+製品のライフサイクルの短期化、製品の
種類の多様化に伴って、lllタライン変更、運用の変
更が頻繁に行われる。このために、制御プログラムの迅
速な開発、保守が要求される。
従来は、制御プログラムをFORTRAN等の汎用言語
で開発する方法がとられていた。しかし、この方法では
、制御プログラムの開発、理解、変更に時間がかかり、
また専門のプログラム要員が必要である等の問題がある
ため、上記要求を満足させられなかった。そこで、本発
明者等は、論理の記述、理解、変更が容易な「設備群制
御方式」(特願昭58−79341号明細書参照)を提
案した。上記方式は、ルール型システムと呼ばれるもの
で、論理を任意の日本語文字列でrIF(条件)、TH
EN(結論、動作)」型のルール形式に記述するのみで
、プログラムが作成できるものである(以下、IF−T
HENルール、または単にルールと呼ぶ)。 この方法
によれば、プログラムの開発が容易であり、かつ論理の
理解と変更に優れている。上記提案では、ルールの条件
、結論、動作、および対象の状態を表わす文字列情報を
コード化して扱うことにより、ルールの処理を高速に行
える方法を用いている。このルール型システムは。
自動倉庫システム等の大規模FAや生産計画への適用が
進んでいるが、システムの規模が大きくなり、取扱う状
態量、ルール数が莫大になると、ルール実行時間がかか
り、応答性に問題が生じている。すなわち、この方式で
は、ルールを1つづつ取出し、条件判定を行っているた
め、最終的な結論を得るために必要なルール数の増加、
あるいは対象状態の数が多くなると、1つのルールの条
件判定に要する時間が増大し、最終的結論が得られるま
での時間が長くなってしまう、具体的には。
対象としている設備群制御が10数台までについては問
題はないが、数100を越える対象状態を扱う生産計画
や、自動倉庫の棚決定に対しては、実用上十分な処理速
度が期待できない。
第2図は、先願の「設備群制御方式」の機能ブロック図
である。
11はルール記憶部、12はルール運用部、13は状態
記憶部である。IF−THENルールによる制御指令の
決定は、あるルールの結論を、さらに別のルールの条件
判定に用いるという処理を順次繰り返えし、最終的にル
ールのT HE N部に動作(制御指令)の記述された
ルールの条件が満足され、制御指令が決定されるという
原理で行われる。すなわち、第2図において、ルール運
用部12は、ルールを記憶しているルール記憶部11か
らルールを1つづつ取出し、対象の状態を記憶している
状態記憶部13の内容と、取出したルールのIF部の条
件とを比較し、条件が満足されるか否かを判定する。条
件が満足されれば、取出したルールのTHEN部の結論
を状態記憶部13に追加していく。ここで、IF部の条
件判定では、IF部に記憶された1つ1つのIFの文章
(条件)と一致する文章(状態)がすべて状態記憶部1
3中に存在するか否かを判定し、さらに変数(X+3’
+Z等)に対しては、IF部に記述された全条件を同時
に満足する(AND条件)値が存在するか否かを判定し
、存在すればその値を生成する。
このように、先願の設備制御方式では、ルールを1つづ
つ取出して処理するという単純なもので。
実現も容易であるが、しかし並列処理の可能なルールで
あってもシリアルでしか処理できない。すなわち、ある
ルールの結論を別のルールの条件判定に使用するという
関係にないルールどうし、つまり無関係なルール相互間
は、何時に、どのような順序で、しかも同時に処理を行
っても差し支えないが、先願の方式では、これらについ
てもシリアルにしか処理できなかった。したがって、ル
ール数の増加や、対象状態の増加による1ルール当りの
条件判定時間の増大に伴い、十分な処理速度を確保する
ことができない、このため、既提案のルール型ソフトウ
ェアでは、ルール数が数lOOを越える対象、あるいは
状態数が数100〜数1000になる大規模な対象に対
しては、膨大な処理時間を要し、適用が困難であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような問題を改善し、複数のルー
ルの並列実行を可能にして、可読性、理解性、変更性の
高い論理記述方式を多量のルール。
多量の対象状態を取扱う必要のある対象、高速な応答が
要求される対象に対しても適用できるようにしたルール
処理方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため1本発明のルール処理方式は、
設備群の条件と結論からなるルールを格納するルール記
憶手段と、上記設備群の状態および実施すべき作業内容
およびルールで結論された内容を格納する状態記憶手段
と、該状態記憶手段に格納された情報と上記ルール記憶
手段に格納された条件とを比較照合し1条件が満足され
たルールの結論を上記状態記憶手段に格納するルール運
用手段とを有し、ルールで記述された論理に従い所望の
処理を決定するルール処理方式において、上記ルール運
用手段のうちのルールのAND条件の処理を実行する装
置を少なくとも2個設け、そのうちの1つの装置で任意
のルールのAND条件処理を実行している間、別のルー
ルの条件比較処理を実行し、更に他の装置でAND条件
処理を実行し、ルールを並列処理することに特徴がある
〔発明の実施例〕
以下、本発明の原理、および実施例を1図面により説明
する。
第3図は、1つのルールの処理の内容を表わす図である
。図において、21は条件一致判定処理(I[7部の1
つ1つの条件と対象状態との一致判定を行う処理)、2
2はAND条件処理(TF部全全体AND条件の判定お
よびAND条件を満足する変数値の生成を行う処理)、
 23は結論書込み処理(TI(EN部の結論の書込み
を行う処理)であって、この順序で処理が行われる。
第4図は、ある5個のルールが従来方式により処理され
る状態を時系列で示した図である。
31はルール番号である。従来の方式は、シリアル処理
のため、5個のルール(1)〜(5)の条件一致判定処
理21.AND条件処理22.結論書込み処理23をそ
れぞれシリアルに配列して、処理を行う。このように、
従来の方式では、ルール(1)の条件一致判定処理21
、AND条件処理22を行い1条件が満足されれば、結
論書込み処理23を行う0次に、ルール(2)について
同じょうに、21,22.23の順序で行い、すべてシ
リアルに実行する。したがって、1個のルール処理時間
の5倍の時間がかかることになる。
第5図は、本発明の方式により5個のルールが処理され
る状態を時系列で示した図である。
第5図のAND条件処理22のボックス内の記号■、■
は、AND条件処理を専用に行う装置の識別子である0
本発明においては、IF部のAND条件を処理する装置
を別個に設け、この装置により、あるルールのAND条
件の処理中、同時に、別のルールの条件一致判定を行い
、複数ルールを並列に処理して、全体の処理速度を向上
させるのである。
本発明では、第5図に示すように、先ずルール(1)に
ついて条件一致判定処理21を行った後、AND条件処
理22を専用装置Iにおいて行う。
この期間、つまり専用装置Iの処理が終了するまでの間
、順次、各ルールについてIF部の条件一致判定処理2
1を行い、別の空いている専用装置■を用いてAND条
件処理22を行う。この処理期間中にも、次のIF部の
条件一致判定処理21を行う。このようにして、専用装
置Iと■とを交互に使用し、パイプライン型の処理を行
う、この場合、AND条件処理22が条件一致判定処理
21の丁度2倍かかる例を示しているので、ルール(l
)のAND条件処理22が行われている間、ルール(2
)とルール(3)の条件一致判定処理21が先に行われ
ることになる。ルール(1)を処理している専用装置I
Iの処理が終了すると、その結果によりAND条件が満
足されれば、結論書込み処理23を行う。処理結果番こ
よりAND条件が満足されなければ、さらに次のルール
の条件一致判定処理21を行う。この場合、ルール(1
)のAND条件処理22の終了後、専用装置■は空とな
るので。
次にルール(3)のAND条件処理22に使用される。
このようにして、あるルールのAND条件処理22を専
用装置において実行中に1次のルールの処理を同時に行
うことにより、ルールを並列に処理することが可能とな
り、最終的な結論を得るまでの処理時間を短縮すること
ができる。
第1図は1本発明の一実施例を示す設備群制御装置のブ
ロック図である。
制御装置は、記憶部601、制御部602、AND条件
処理部(1)611、同じ<AND条件処理部(If)
612、設備群603、起動信号線613、終了信号線
614、状態信号線604、および指令信号線605か
ら構成されている。記憶部601は、さらに、複数の情
報記憶部、すなわち入出力信号−内部コード対応情報記
憶部606゜I F−THENルール起動情報記憶部6
07、IF−THENルール情報記憶部608、内部コ
ード情報記憶部609、および手続情報記憶部610の
各エリアを有している。記憶部601は、内部コード化
されたIF−THENルール、外部信号と内部コードの
対応表等のデータを記憶しておく部分である。制御部6
02は、記憶部601に格納されている情報にもとづき
、設備群603の状態を示す状態信号を信号線604を
介して取込み、制御指令を決定し、各設備603に信号
線605を介して制御信号を発信する。
第6図は、第1図における入出力信号−内部コード対応
情報記憶部606の詳細説明図であり。
第6図(、)が入力信号と内部コード、第6図(b)が
内部コードと出力信号の各対応テーブルである。
この記憶部606は、第1図に示す状態信号線604、
指令信号線605等の外部信号と、内部処理の間のイン
タフェースのための情報を格納しておく部分である。第
6図(、)に示す入力信号−内部コード対応テーブル7
1は、状態信号線604の信号を、制御部602で取扱
う内部コードに変換するための情報を格納しておくテー
ブルであり、状態信号線604のエントリ・アドレスを
格納する状態信号線エントリ・エリア、その信号線60
4に信号が発生した場合に対応する設備状態を表わす内
部コードを格納しておく数値コードエリア、およびパラ
メータ部分エリアから構成されている。制御部602は
、このテーブル71のデータにもとづき各状態信号線6
04をアクセスし、信号が発生していれば対応する内部
コードを作成する。作成された内部コードは、内部コー
ド情報記憶部609内に格納される。ここで、状態信号
線604の信号がオンオフの2値情報の場合、制御部6
02は、テーブル71に格納されている内部コードをぞ
のままの形で取出し、内部コードを作成したことにする
。例えば、第6図(a)のアドレスBの内部コードがそ
の場合を示している。状態信号線604の情報が、バー
コードの読み取り情報等の数値情報の場合には、テーブ
ルに格納されている内部コードのパラメータ部分で変数
(W。
x、y、z等)が指定されているものに、その情報を値
として書込んだ内部コードを作成する0例えば、第6図
(a)のアドレスAの内部コードがその場合を示してい
る。すなわち、状態信号線アドレスAに数値情報34が
発生している場合、制御部602は、内部コード”1<
34>”を作成する(第9図(a)、(b)参照)、内
部コード”1<34)”は1例えば、自動化工場のワー
ク供給ラインの先頭にワークNo、34のワークが発生
したことを示している。
次に、第6図(b)+:おいては、内部コード−出力信
号対応テーブル72は、制御部602の決定した制御指
令を表わす内部コードに基づいて、設備群603に指令
信号線605を介して制御信号を発信するための情報を
格納しておくテーブルである。なお、制御指令を表わす
内部コードは、内部コード情報記憶部609内に格納さ
れている。
テーブル72は、制御指令を表わす内部コードを格納す
る数値コード・エリア、パラメータ部分エリア、および
その制御指令を発信すべき指令信号線605のエントリ
・アドレスを格納する指令信号線エントリ・エリアから
構成されている。制御部602は、決定した制御指令を
表わす内部コードと、このテーブル72に格納されてい
る内部コードを比較し、一致した内部コードに対応する
指令信号線605に対し信号を発生する。その場合、こ
のテーブル72に格納されている内部コードにおいて、
パラメータ部分に変数(w、X、Y。
2等)が指定されていないときには、対応する信号線ア
ドレス上にオンオフの2値信号を出力する。
2値信号を出力する場合として、例えば、第6図(b)
のアドレスDがある。また、変数の指定がある場合には
、決定された制御指令を表わす内部コードにおけるその
変数に対応するパラメータの値を、信号線アドレス上に
出力する。例えば、決定された制御指令を表わす内部コ
ードが、’9<1><34><1>”であるときには、
信号線アドレスC上に値34.lがこの順序で出力され
る。内部コード”9 <1> <34> <1>”の意
味は、例えば、自動化工場の搬送台車lにワークNo、
34のワークを、ステーションIに搬送することを指示
する制御指令である。
第7図は、第1図のI P−THENルール起動情報記
憶部607の詳細説明図であり、第7図(a)はルール
群起動条件テーブル、第7図(b)は使用ルール群番号
格納エリアを示す。
この記憶部607は1発生した設備群の状態に応じて起
動すべき一連のルールを指定する情報を格納しておく部
分である。ここで、゛起動すべき″とは、゛′制御部6
02が制御指令を決定する際に使用すべき″という意味
である。例えば、自動化工場の制御において、ワーク供
給ラインの先頭にワークが発生した場合には、ワークを
作業ステーションに割付けるためのルール群を起動し、
台車への搬送指令1作業ステーションへの作業指令を決
定する。また、ある作業ステーションで作業が完了した
場合には、製品を払出すためのルール群を起動し、台車
への製作品払出し指令を決定する。
ルール群起動条件テーブル81は、前述のように。
発生する設備群603の各状態ごとに対応する起動すべ
きルール群を指定するための情報を格納しておくテーブ
ルである。このテーブル81は1発生を監視すべき設備
状態に対応する状態信号線604のエントリ・アドレス
を格納する状態信号線エントリ・エリア、その信号線6
04に信号が発生した際に、起動すべきルール群の番号
を指定する起動ルール群番号エリアから構成される6使
用ル一ル群番号格納エリア82は、制御部602が制御
指令決定に用いるべきルール群番号を記憶しておくエリ
アである。制御部602は、ルール群起動条件テーブル
81のデータに基づき、各状態信号線604をポーリン
グしており、信号が発生した場合、その信号、ll60
4に対応する起動ルール群番号を、使用ルール群番号格
納エリア82に記憶し、次の処理に移る。
第8図は、第1図のI F−THENルール情報記憶部
608の詳細説明図であり、(a)がルール群ディレク
トリ、(b)がルールテーブルである。
この記憶部608は、制御論理を記述したIF−THW
Nルールに関する情報を格納しておく部分である0本発
明では、IF−THENルールを内部コード化して扱う
ので、この記憶部608には内部コード化したI F−
THENルールを格納する。ルールは、ワークを作業ス
テーションに割付けるためのルール群、製品を払出すた
めのルール群等、各ルール群ごとに区別して格納する。
ルール群ディレクトリ91は、IF−THENルールが
格納されているルール・テーブル92上の各ルール群の
先頭位置を指定するルール群先頭位置エリアから構成さ
れている。ルールは、各ルール群ごとに、この先頭位置
から最終位置までの間に格納される。各ルール群の番号
は、ルール群ディレクトリ91の行の番号と対応してい
る。
ルール・テーブル92において、各ルールは、IF部、
T tl E N部を区分してその内部コードをそれぞ
れIF部エリア、THEN部エリチェリアする。各エリ
アには、内部コードを複数組、格納できる。IP部エリ
アは、さらに内部コードの数値コードを格納する数値コ
ード・エリア、パラメータ部分を格納するパラメータ部
分エリア、およびルールの処理において、各ルールのI
F部の各内部コードの条件をチェック済かを示す処理済
条件フラグエリア(チェック済:1、未済ニブランク)
からなる。また、THEN部エリチェリア部コードの数
値コードを格納する数値コード・エリア、およびパラメ
ータ部分を格納するパラメータ部分エリアに加えて、さ
らにI P−THENルールに指定した手続基を格納す
る手続名工リアからなる。さらに、各ルールに対応して
、ルールTypeエリア、処理済ルール・フラグエリア
がある。
ルールT y p eとは、最終的に制御指令を決定す
るためのルールと、その他のルールを区別するための情
報であり、ルールT y p eエリアに指定する。最
終的に制御指令を決定するルールは1、その他のルール
はOをそれぞれ指定する。この情報は、制御部602が
制御指令の決定処理を行うに当り、THEN部の結tf
l(内部コード)を逐次下していく際に、どの結論が最
終的に得られる制御指令を表わすのかを区別するために
用いる。また、処理済ルールフラグエリアは、1の場合
、そのルールの処理を実行済であることを示し、ブラン
クの場合、未済であることを示す。処理済ルールフラグ
エリア、処理済条件フラグエリアは、制御部602が管
理する。
第9図は、第1図の内部コード情報記憶部609の詳細
説明図であって、(、)は先頭ポインタテーブルと継続
ポインタテーブルを、(b)は制御指令格納テーブルを
、(c)は変数値一時格納テーブルI、IIを、(d)
はAND条件満足変数値格納テーブルI、Ifを、(e
)は並列処理中ルールフラグテーブルを、それぞれ示し
ている。
この記憶部609は、取込んだ設備群の状態を表わす内
部コードとIF−THENルールに基づいて制御指令を
決定する際に、逐次下されるT HEN部の結論(内部
コード)および最終的に決定された制御指令(内部コー
ド)、さらに変数を含む工F−THENルールを処理す
る際に取込む変数の値、並列処理中のルールに関する情
報等の情報を記憶しておく部分である。パラメータ部分
格納テーブル101、先頭ポインタ・テーブル102゜
および継続ポインタ・テーブル103は、外部から取込
んだ設備群の状態を表わす内部コードおよびIF−TH
ENルールの処理において、逐次下される結論(THE
N部に指定されている内部コードのうち最終的に決定さ
れた制御指令を除いたもの)を格納するためのワークテ
ーブル群である。
パラメータ部分格納テーブル101は、それぞれの内部
コードのパラメータ部分を格納するテーブルである。継
続ポインタ・テーブル103は、同一数値コードを待つ
内部コードの各パラメータ部分を結合する継続ポインタ
を格納するテーブルでアル。パラメータ部分格納テーブ
ル101の各行に対応する継続ポインタ・テーブル10
3の各行には、継続する次の内部コードのパラメータ部
分が格納されているパラメータ部分格納テーブルlO1
の行の位置が格納されている。継続するパラメータ部分
の最後であることは、継続ポインタ・テーブル103に
Oを格納しておくことによって示される。また、先頭ポ
インタ・テーブル102は、先頭ポインタを格納するテ
ーブルである。先頭ポインタは、継続ポインタによって
結合された同一数値コードを持つ内部コードのパラメー
タ部分の先頭を示す。先頭ポインタ・テーブル102の
各行が、各数値コードに対応する。すなわち。
数値コードlが1行目、2は2行目、3は3行目である
。パラメータ部分格納テーブルlotに格納されている
同一数値コードを持つ一連のパラメータ部分の先頭行の
位置を、先頭ポインタ・テーブル102に格納する。な
お、パラメータ部分格納テーブルlotの空きエリアの
先頭行を空エリア先頭ポインタ・エリア104<格納し
、空エリアのすべてをポインタで結合し、そのポインタ
情報を継続ポインタ・テーブル103に格納し、空エリ
ア位置を管理する。
第9図(b)に示す制御指令格納テーブル105は、制
御部602によって最終的に決定された制御指令を表わ
す内部コードを格納するテーブルである。このテーブル
105は、決定された制御指令の内部コードの数値コー
ドを格納する数値コード・エリア、パラメータ部分を格
納するパラメータ部分エリアからなる。また、第9図(
c)、(d)の変数値一時格納テーブル(1)106、
変数値一時格納テーブル(■)109、AND条件満足
変数値格納テーブル(1)107、AND条件満足変数
値格納テーブル(u)110は、変数を含むIP−TH
ENルールの処理を行うためのものである。
2つのルールを同時に並列処理するために、それぞれI
と■の2つづつのテーブルが用意されている。変数値一
時格納テーブル(1)106と、(■)109は、ルー
ルのIF部に指定しである任意の1つの内部コードと、
ワーク・テーブル群(先頭ポインタ・テーブル102、
パラメータ部分格納テーブル101.継続ポインタ・テ
ーブル103)に格納されている内部コードの一致判定
を行った際に、ワーク・テーブル群に格納されている内
部コードで、ルールのIF部に指定しである内部コード
と一致する内部コードのパラメータ部分のパラメータ値
を、ルールのIF部の内部コードのパラメータ部分の対
応する変数の値として取込んだものを格納しておくテー
ブルである。ワーク・テーブル群に格納されている内部
コードで、ルールのIF部に指定しである内部コードと
一致するか否かは、内部コードの数値コードおよび変数
指定のあるパラメータを除いたパラメータ部分で判定す
る。AND条件満足変数値格納テーブル(I)107と
(■)110は、取込んだ変数値のうちIF部のAND
条件を満足する変数値を格納するテーブルである。これ
らのテーブルのうち、Iの方は。
並列処理している2つのルールのうち第1番目のルール
処理に用い、AND条件処理部(1)611によって処
理される。また、■の方は、第2番目のルールの処理に
用い、AND条件処理部([I)612によって処理さ
れる。第9図(a)の並列処理中ルール・フラグ・テー
ブルlO8は、ルールの処理状態に関する情報を格納す
るもので、第1ルール処理中フラグ・エリア、第2ルー
ル処理中フラグ・エリアは、それぞれII l j′の
時、AND条件処理部1.IIを用いてルールを処理中
であることを示し、110 Hの時、そうでないことを
示す。
第1O図は、第1図の手続情報記憶部610の詳細説明
図である。
この記憶部610は、IF−THENルールに指定した
手続きの本体およびそのエントリ・アドレスを格納して
おく部分である1手続エントリ・テーブル111は、各
手続基を格納する手続き名工リア、その手続きのエント
リ・アドレスを格納する手続エントリ・エリアからなる
。手続エントリ・テーブルIllに指定したエントリ・
アドレス位置に、各々の手続き112を格納する。
第11図は、第1図は制御部602の機能ブロック図で
ある。
制御部602は、ルール群起動条件判定部121、設備
状態内部コード発生部122、制御指令決定部123.
および制御指令発信部124から構成される6情報の流
れでは、1201が状態信号、1202がルール群番号
、1203が設備状態内部コード、1204が制御指令
内部コード、1205が指令信号である。
第12図は、第1図の制御部602の動作フローチャー
トである。
以下、第12図に従って、第7図から第12図までの構
成を参照しながら、制御部602の動作を説明する。な
お、説明において、AND条件処理部(1)611と(
If)612の起動は、起動信号線607の起動信号に
よって行われ1本処理部の動作の終了は、終了信号線6
08の終了信号によって知る二とができる。
制御部602が動作を開始すると、先ずルール群起動条
件判定部121により状態信号線604のポーリングが
開始される。
すなわち、ルール群起動条件判定部121は、ルール群
起動条件テーブル81に格納されている状態(n号線エ
ントリの信号線を順次アクセスし。
信号が発生しているか否かを調べる(ボックスl31)
。信号が発生していなければ、サイクリックに順次信号
線604のアクセスを続ける。信号が発生していれば、
ルール群起動条件テーブル81において、その信号線6
04に対応して指定される起動ルール群番号1202を
使用ルール番号格納エリア82にセットし、設備状態内
部コード発生部122を起動する(ボックス132)。
設備状態内部コード発生部122は、先ず先頭ポインタ
・エリア102をゼロクリアし、空エリア先頭ポインタ
・エリア104の値を“I 11にセットする。
すなわち、ポインタを、パラメータ部分格納テーブル1
01の先頭にセットする。さらに、パラメータ部分格納
テーブルのすべての行を、第1行目からポインタで結合
するように継続ポインタ・テーブル103をセットする
。すなわち、ワーク・テーブル群(先頭ポインタ・テー
ブル102、パラメータ部分格納テーブル101、継続
ポインタ・テーブル103)に、内部コード情報が何も
格納されていない状態にする。次に、入力信号−内部コ
ード対応テーブル71に格納されている状確信号線エン
トリの信号線を順にアクセスし、信号の発生している信
号線に対して、入力信号−内部コード対応テーブル71
においてその信号線に対応し指定されている内部コード
(数値コードとパラメータ部分)を発生させ(第7図参
照)、ワーク・テーブル群内に格納し、制御指令決定部
123を起動する(ボックス133)。ここで、発生さ
れた内部コードのワーク・テーブル群内への格納は、次
のようにして行う、先ず、発生させた内部コードの数値
コードに対応する先頭ポインタ・テーブル】02の行の
ポインタからたどり始め、発生させた内部コードのパラ
メータ部分と一致するものがパラメータ部分格納テーブ
ル101に格納されているか否かを継続ポインタ・テー
ブル103のポインタをたどって調べる。一致するもの
が既に存在すれば、何もしない、また、存在しなければ
たどってきたポインタの最後が指す(継続ポインタがゼ
ロになる前の継続ポインタが指す)パラメータ部分格納
テーブル101の行を、空エリアの先頭の行に結合する
。すなわち、空エリア先頭ポインタ・エリア104の値
を、その行に対応する継続ポインタ。テーブル103の
行にセットする。
次に、空エリアの先頭の行に発生させた内部コードのパ
ラメータ部分を格納し、その行を最後の行とする。また
、空エリア先頭ポインタ・エリア104を、次の空エリ
アの行にセットする。制御指令決定部123は、後述す
る手順で制御指令を表わす内部コードを決定し、制御指
令格納テーブル105に格納して、制御指令発信部12
4を起動する(ボックス134)。なお、設備群の状態
が。
IF−THT”:Nルールで記述された制御論理の条件
を満していなければ、制御指令格納テーブル105には
何も格納されない、制御指令発信部124は、先ず、制
御指令格納テーブル105に制御指令内部コードが格納
されているか否かを調べる。
何も格納されていなければ、何もせずにルール群起動条
件判定部121を起動し、再びポーリングを再開する(
ボックス131)、制御指令内部コードが格納されてい
れば、その内部コードと内部コード−出力信号対応テー
ブル72に格納されている内部コードを比較し、一致す
る行の対応する指令信号線エントリの信号線に対して信
号を発信する(第7図参照)。制御指令格納テーブル1
05に格納されているすべての内部コードに対し、上述
の信号発信処理を行った後に、ルール群起動条件判定部
121を起動しくボックス135)、再びポーリングを
開始する(ボックス131)。
第13図は、第11図の制御指令決定部123内部の機
能ブロックとテーブルの関係を示す図である。
第13図において、実線は制御信号の流れ、太線は情報
の流れを示す、制御指令決定部123は。
制御指令決定制御部141、条件判定部142、手続起
動部144.中間結論書込み部145、制御指令書込み
部146.AND条件処理部(1)611、(II)6
12から成る。
第14図および第15図は、第11図の制御指令決定部
123の動作フローチャートである。
制御指令決定部123が起動されると、先ず。
制御指令決定制御部141に制御が渡される。制御指令
決定制御部141は、その他の機能ブロックを用いて下
記のように制御指令を決定する。
制御指令決定制御部141は、先ず、制御指令格納テー
ブル105をクリアしくボックス151)、使用ルール
群番号格納エリア82に格納されているルール群番号側
;基づき、ルール群ディレクトリ91から使用するルー
ルのルール・テーブル92内先頭と、最終位置を求める
(ボックス152)。
以下の処理は、この先頭と最終位置の間のルールだけに
ついて行う。
制御指令決定制御部141は、THEN部の内部コード
をワーク・テーブル群内に追加する新たなルールがもは
やなくなるまで、ルール・テーブル92内のルールT 
y p e Oのすべてのルールに対して、以下の処理
を行う(ボックス153)。新たなルールがなくなった
場合、さらにルール・テーブル92内のルールType
lのすべてのルールに対し、以下の処理を行った後(ボ
ックス154)、制御指令発信部124を起動する。制
御指令決定制御部141は、先ず1選択した使用ルール
のすべてについて、ルール・テーブル92の処理済ルー
ル・フラグ、処理済条件フラグ、並列処理中ルール・フ
ラグ・テーブル108をブランク・クリアおよびゼロク
リアする(ボックス155)。
次に、未処理ルール(ルール・テーブル92の処理済ル
ール・フラグがブランクのルール)が存在しなくなるま
で、以下の処理を行う(ボックス156)。先ず、並列
処理する第1#目のルールの処理を開始する。すなわち
、並列処理中ルール・フラグ・テーブル108の第1ル
ール処理中フラグを1とし、AND条件処理部(1)6
11を用いてルールを処理することを宣言しくボックス
157)、未処理ルールを1つ取り出し、そのルールの
処理済ルール・フラグを1とし、そのルールの処理を開
始する(ボックス158)。ルールの処理では、取り出
したルールのIF部の内部コード1つ1つについて処理
を行う、すなわち、取り出したルールのIF部の処理済
でない(ルール・テーブル92の処理済条件フラグが1
でない)内部コードを1つ取り出し、その処理済条件フ
ラグを1にしくボックス159)、条件判定部142を
コールし、その内部コードと、ワーク・テーブル群内に
格納されている内部コードの一致判定を行う(ボックス
l 510)。条件判定部142は、IF部の内部コー
ドの数値コードに対応する先頭ポインタ・テーブル10
2の行のポインタからたどり始め、順次継続ポインタ・
テーブル103のポインタをたどり、継続ポインタ値が
OになるまでIF部の内部コードのパラメータ部分と一
致するものがパラメータ部分格納テーブル101に格納
されているか否かを調べる。一致判定は、IF部の内部
コードのパラメータ部分の変数指定のパラメータ部を除
いた部分で行い、一致した場合、変数指定のあるパラメ
ータ部に対応するパラメータ部分格納テーブル101内
パラメータ部分のパラメータ部の値を、IF部に指定し
である変数の値として変数値一時格納テーブル(1)1
06に格納する。この場合、パラメータ部分格納テーブ
ル101内にIF部の内部コードのパラメータ部分と一
致するものが見つかる度に変数値を取り込み、変数値一
時格納テーブル(1)106の各行に順に格納していく
。なお、IF部の内部コードのパラメータ部分のパラメ
ータ部に変数指定がない場合には、特に変数値は取り込
まない0以上の結果、一致するものが1つもなかった場
合、制御指令決定制御部141は、次のルールを取り出
し、再び条件判定を始める(ボックス1511)。一致
するものが1つでもあれば、さらに、いま一致判定を行
ったIF部の内部コードのパラメータ部分に変数指定の
あるパラメータ部があれば(ボックスl512)、 A
ND条件処理部(1)611を起動し。
後述の手順によりIF部のAND条件を満足する変数値
の組合せを生成する(ボックス1513)。
組合せの結果は、AND条件満足変数値格納テーブル(
1)107に格納される。変数指定のあるパラメータ部
分がなければ、以下に述べるAND条件の処理は行わな
い。ここで、制御指令決定制御部141は、AND条件
処理部(1)611の処理の終了を待つ間に、並列に処
理する第2番目のルールめ処理を開始する(ボックス1
514)、すなわち、並列処理中ルール・フラグ・テー
ブル108の第2ルール処理中フラグが1でないこと(
第2番目のルールの処理が開始されていないこと)を確
認しくボックスl 515)、これまで説明した並列処
理の第1番目のルールと全く同じように、第2番目のル
ールの処理を進める(ボックス1516〜1522)、
  第1番目のルールの処理と異なる点は、AND条件
処理部(1)611.変数値一時格納テーブル(1)l
 06.AND条件満足変数値格納テーブル(1)l 
07に代って、それぞ九AND条件処理部(II)61
2、変数値一時格納テーブル(n)l 09.AND条
件満足変数値格納テーブル(n)ttoが用いられる点
のみである。AND条件処理の終了は、ボックス151
4,1515.1523.1524のループを通して監
視される。こめループ中に、AND条件処理部(1)6
11、(III)612の終了(終了信号線608の終
了信号)を検出すると、その処理部で処理中のルールの
次の処理を引き続き行う。以下においては、AND条件
処理部(1)611の終了を検出した場合について述べ
る。AND条件処理部(■)612の終了を検出した場
合も同じである(ボックス1529〜1532)、AN
D条件処理の結果。
AND条件を満足する変数値の組合せが存在しないとき
(AND条件満足変数値格納テーブル(1)107に何
も格納されていないとき)は、制御指令決定制御部14
1は、現在処理しているルールを放棄し1次のルールを
取り出して、再び条件判定を始める(ボックス1525
)、制御指令決定制御部141は、ここまでの処理をあ
るルールのIF部に指定しであるすべての内部フードに
対して行った後、後述するTHEN部の処理に移る(ボ
ックス1526)、  ルールのTHEN部の処理が終
了すると、制御指令決定制御部141は、並列処理中ル
ール・フラグ・テーブル108の第1ルール処理中フラ
グをゼロクリアすることで、並列処理中の第1ルールの
処理が終了したことを宣言しくボックス1528)、再
びAND条件処理終了の監視ループ(ボックス1514
,1515,1523.1524)に入る。なお、この
ループ中でルール処理が終了していることを検出すれば
、再び次の新しいルールの処理を開始させる(ボックス
1515.1524)、以上の処理を続けるうちに、も
はや未処理のルールが無くなり(ボックス156)、並
列処理中ルール・フラグ・テーブル108に示される処
理中のルールもなければ(ボックス1534)、終了の
判定(ボックス153,154)に移る。なお、処理中
のルールがあるうちは。
ループ(ボックス1514,1515,1523゜15
24)を続ける。
次に、ルールのTHEN部の処理(第14図のボックス
1527.1531)を説明する。
第15図は、THEN部の処理のフローを示す図である
第14図に示したTHEN部の処理、ボックス1527
.1531において、ボックス1527の方は、AND
条件満足変数値格納テーブル(1)107の情報に基づ
き処理を行い、ボックス1531の方は、AND条件満
足変数値格納テーブル([010の情報に基づき処理を
行う点が異なるのみである。したがって、以下ではボッ
クス1527の場合のみを説明する。
先ず、制御指令決定制御部141は、いま処理している
ルールのTHEN部の1つの内部コードを取り出す、ル
ール・テーブル92において、その内部コードに対し手
続者が指定しである場合、制御指令決定制御部141は
1手続起動部144をコールして指定手続きを起動する
(ボックス15272)。手続者が指定していない場合
には、手続起動部144はコールされない(ボックス1
5271)、  手続起動部144は、内部コードに対
し指定してあった手続者の手続きのエントリ・アドレス
を手続エントリ・テーブル111がら探し出し、そのア
ドレスの手続きをAND条件満足変数値格納テーブル(
1)107を引数としてコールする0手続き内では、A
ND条件満足変数値格納チーフル(1)107の値を任
意に変更するととができる。次に、制御指令決定制御部
141は。
いま処理しているルールのType(ルール・テーブル
92内ルールTy p e)を調べ、Typeが0の場
合、中間結論書込み部145をコールし、いま処理して
いるルールのTHEN部の取り出し・た1つの内部コー
ドをワーク・テーブル群内に格納する(ボックス152
73)、Typeが1の場合、制御指令書込み部146
をコールし、いま処理しているルールのTHEN部の取
り出した1つの内部コードを、制御指令格納テーブル1
05に格納する(ボックス15274)、制御指令決定
制御部141は、ここまでの処理をTHEN部に指定し
であるすべての内部コードについて繰り返す(ボックス
15275)、中間結論書込み部145は、先ず、格納
しようとする内部コードにおいて、パラメータ部分に変
数指定のあるパラメータ部があった場合、そのパラメー
タ部の内容をAND条件満足変数値格納テーブル(1)
107に格納されているある行の対応する変数値と置換
えた内部コードを生成する。変数指定のあるパラメータ
部がない場合は、格納しようとする内部コードをそのま
ま用いる。次に、中間結論書込み部145は。
生成した内部コードをワーク・テーブル群に格納する。
この格納の方法は、前述の設備状態内部コード発生部1
22が、発生させた内部コードをワーク・テーブル群内
に格納する場合と同じ方法で行う。この場合、前述の方
法と同じように、格納しようとする内部コードが、すで
にワーク・テーブル群内に格納されているときには、そ
の内部コードを新たに格納することはしない、なお1以
上の処理は、AND条件満足変数値格納テーブル(1)
107の変数値が格納されているすべての行について繰
り返す。制御指令書込み部146は。
中間結論書込み部145と同じように、先ず、書込むべ
き内部コードを生成する。
次側;、その内部コードを制御指令格納テーブル105
の先頭から順に格納していく、この場合。
格納しようとする内コードがすでに制御指令格納テーブ
ル105内に存在すれば、その内部コードは新たに書込
まない。また、中間結論書込み部145と同じように、
AND条件満足変数値格納テーブル(1)107の変数
値が格納されているすべての行について1以上の処理を
締り返す。
最後に、AND条件処理部606の動作を説明する。
第16図は、AND条件処理部606の動作フローチャ
ートである。
AND条件処理部Iと■の処理内容の違いは。
処理するテーブルが、変数値一時格納テーブル(I)1
06か(II)l 09. AND条件満足変数値格納
テーブル(1)107か(II)110かの違いであっ
て、処理内容は同じであるため、以下では、特番こ区別
して説明しない、AND条件処理部6゜6は、起動信号
線607の起動信号によって動作を開始する。この処理
部606は、IF部のある1つの内部コードとワーク・
テーブル群に格納されている内部コードとの一致判定を
新たに行った際に取り込んだ変数の値の組み合せ(変数
値一時格納テーブル(1)106に格納されている)と
それまでに一致判定をすませたIF部の内部コードにお
いて、AND条件を満足している変数の値の組み合せ、
新たに一致判定を行った内部コードも含めてAND条件
を満足する変数の値の組み合せを作成する(再びAND
条件満足変数値格納テーブル(1)107に格納する)
、すなわち、第16図に示すように、変数値一時格納テ
ーブル(1)106の各行とAND条件満足変数値格納
テーブル(1)107の各行のすべての組み合せに対し
AND条件を満足するか否かを判定しくボックス161
)、  満足すれば新たにAND条件を満足する変数値
の組み合せを生成し、記憶しておく(ボックス162)
。最後に、記憶しておいた新しい変数値の組み合せを再
びAND条件満足変数値格納テーブル(1)107に格
納する(ボックス163)、ここで、AND条件を満足
する場合というのは、変数値一時格納テーブル(1)1
06側とAND条件満足変数値格納テーブル(1)10
7側で、同じ変数名の変数において値が一致するか、ま
たは一方の変数が値を持たない(つまり、ブランクが入
っている)場合である。また、新たなAND条件も満足
する変数値の組み合せは、変数値一時格納テーブル([
)106の行と、AND条件満足変数値格納テーブル(
1)107の行で、AND条件を満足する1組の組み合
せにおいて、変数値の一致する変数はその一致する値に
、また一方がブランクの変数は値を持つ方の変数の値に
直すことによって生成する。
第17図は、AND条件満足変数組み合せの生成例を示
す図である。(a)は、変数値一時格納テーブル(1)
106.(b)と(c)は、AND条件満足変数値格納
テーブル(1)107である。
この例では、変数値一時格納テーブル(1)l O6の
1行目の変数値(W= a 、 X =ブランク、Y=
b、z=ニブランクと、AND条件満足変数値格納テー
ブル(1)107の1行目の変数値(W=ニブランクX
=a、Y=b、Z=ニブランクは、AND条件を満足し
、新たにAND条件を満足する変数値の組み合せW=a
、X=e、Y=b、Z=ニブランク、AND条件満足変
数値格納テーブル(1)107の1行目に生成されてい
る。
このようにして、本実施例では、IF−THENルール
を用いて簡単tこ各種制御論理を記述することができ、
これに基づいて内部コード化した情報を記憶部601の
各テーブルに格納するだけで、簡単に各種制御論理の条
件判別制御を実施することができる。さらに、制御対象
の変化、制御方式の変化等に伴う条件判別制御の内容変
更にもIP−THENルールを変更することにより、簡
単に対処できる。さらに1本実施例では、AND条件処
理を制御部602と別装置により実行し、その間に別の
ルールの処理を制御装置602で進めることにより、複
数のルールを同時並列に処理することができる。これに
より、ある設備状態の発生から制御指令が決定され1発
信されるまでの処理時間が従来に比べて短縮されるため
、高速な制御応答が要求される制御対象の制御に対して
も用いることができる。また、単位時間当りに処理でき
るルール数、対象の状態数が増加し、ルール数。
状態数が多い大規模な対象に対しても適用可能である。
なお、実施例では、第14図に示したように、ボックス
1514.1515,1523.1524のループによ
るいわゆるポーリング方式で、AND条件処理部606
の処理終了を監視しているが、終了信号線608の信号
を割込み信号とし、割込みによりAND条件処理部60
6の処理終了を待つ方法もある。また、実施例では、A
ND条件処理部606を2台使用しているが、3台以上
でも第14図のボックス1514.1515.1523
.1524の監視ループを同じ型式で増加するだけで同
じように処理できる。これは1割込み方式についても同
じである。
〔発明の効果〕
以上、説明したように1本発明によれば−IF−T I
−I E Nルールの処理におけるAND条件処理の実
行中に、同時に別のルールの処理を実行することができ
、複数のルールの並列実行が可能となるので、ルール型
システムにおけるルール開始から最終的な結論を得るま
での所要時間を短縮することができ、これによって、ル
ールを用いる可読性、理解性、変更性の高い論理記述方
式を多量のルール、多量の対象状態を取り扱う必要のあ
る対象、および高速な応答の要求される対象に対しても
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1rj!Iは本発明の一実施例を示す設備群制御装置
のブロック図、第2図は先願によるルール型システムの
動作説明図、第3図は1つのルールの処理内容を示す図
、第4図はある5個のルールが先願の処理方式で処理さ
れる状態を示す図、第5図は本発明の方式により第4図
と同じ5個のルールが処理される状態を示す図、第6図
は入出力信号−内部コード対応情報記憶部の詳細図、第
7図はIF−THENルール起動情報記憶部の詳細図。 第8図はIF−THENルール情報記憶部の詳細図、第
9図は内部コード情報記憶部の詳細図、第10図は手続
情報記憶部の詳細図、第11図は制御部の機能ブロック
図、第12図は制御部の動作フローチャート、第13図
は制御指令決定部の機能ブロックと各テーブルの関係を
示す図、第14図は制御指令決定部の動作フローチャー
ト、第15図は制御指令決定部がルールのTHEN部を
処理する際の詳細動作フローチャート、第16図はAN
D条件処理部の動作フローチャート、第17図はAND
条件処理部において生成されるAND条件を満足する変
数値の組み合せ生成例を示す図である。 ll:ルール記憶部、12:ルール運用部、13:状態
記憶部、21:条件一致判定処理、22:AND条件処
理、23:結論書込み処理、601:記憶部、602:
制御部、603:設備、604:状態信号線、605:
指令信号線、606:入出力信号−内部コード対応情報
記憶部、607:TF−THENルール起動情報記憶部
、608:IF−THENルール情報記憶部−609:
内部コード情報記憶部、610:手続情報記憶部、71
:入力(1号−内部コード対応テーブル、72:内部コ
ード−出力信号対応テーブル、81:ルール群起動条件
テーブル、82:使用ルール群番号格納エリア、91:
ルール群ディレクトリ、92:ル−ル・テーブル、10
1:パラメータ部分格納テーブル、102:先頭ポイン
タ・テーブル、103:継続ポインタ・テーブル、10
4:空エリア先頭ポインタ・テーブル、105:制御指
令格納テーブル、106:変数値一時格納テーブル(1
)、109:変数一時格納テーブル(II)、107:
AND条件満足変数値格納テーブル(I)、110:A
ND条件満足変数値格納テーブル(1)、108:並列
処理中ルール・フラグ・テーブル、111:手続エント
リ・テーブル、121:ルール起動条件判定部、122
;設備状態内部コード発生部。 123:制御指令決定部、124:制御指令発信部、1
41:制御指令決定制御部、142:条件判定部、14
3:AND条件組み合せ発生部、144:手続起動部、
145:中間結論書込み部。 146二制御指令書込み部。 第1図 0(JΦ 第3図 第   Φ   図 第5図 一一一一一一一一−−−−−−−−−−一一時刻第6図 第   下   図 第9図 4&1 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設備群の条件と結論からなるルールを格納するル
    ール記憶手段と、上記設備群の状態、実施すべき作業内
    容およびルールで結論された内容を格納する状態記憶手
    段と、該状態記憶手段に格納された情報と上記ルール記
    憶手段に格納された条件とを比較照合し、条件が満足さ
    れたルールの結論を上記状態記憶手段に格納するルール
    運用手段とを有し、ルールで記述された論理に従い所望
    の処理を決定するルール処理方式において、上記ルール
    運用手段のうちのルールのAND条件の処理を実行する
    装置を少なくとも2個設け、そのうちの1つの装置で任
    意のルールのAND条件処理を実行している間、別のル
    ールの条件比較処理を実行し、更に他の装置でAND条
    件処理を実行し、ルールを並列処理することを特徴とす
    るルール処理方式。
  2. (2)上記AND条件の処理装置は、ルール記憶手段の
    条件と状態記憶手段の情報との比較照合において、AN
    D条件を満足するか否かの判定、つまり同じ変数名の変
    数の値の一致または一方の変数が値を持たない場合を判
    定する処理を実行することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のルール処理方式。
JP60008906A 1985-01-21 1985-01-21 ル−ル処理方式 Pending JPS61168068A (ja)

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KR1019860000316A KR940001563B1 (ko) 1985-01-21 1986-01-20 룰 베이스 시스템
US06/820,386 US4901229A (en) 1985-01-21 1986-01-21 Parallelized rules processing system using associative memory for pipelined execution of plural join operations and concurrent condition comparing

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01258037A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Meidensha Corp エキスパートシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01258037A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Meidensha Corp エキスパートシステム

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