JPS6115929Y2 - - Google Patents

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JPS6115929Y2
JPS6115929Y2 JP18028483U JP18028483U JPS6115929Y2 JP S6115929 Y2 JPS6115929 Y2 JP S6115929Y2 JP 18028483 U JP18028483 U JP 18028483U JP 18028483 U JP18028483 U JP 18028483U JP S6115929 Y2 JPS6115929 Y2 JP S6115929Y2
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solid
chute
pressure
plate
air
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JP18028483U
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JPS6086429U (ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水分を含む砂利、砕石、砂、その
他の粉体、あるいは、これらの混合物等の含水粒
体を乾燥等の加熱手段を伴なわずに機械的に固液
分離して脱水させる脱水機の処理物取出装置に係
る。
従来術 この種脱水機として例えば第1図で示されるも
のがある。すなわち、1は架台2上に設置された
ケーシング、3はホツパー4より投入された含水
粒体を外端の送風口3aから導入される空気によ
り内端の放出口3bへ圧送する水平円筒状の圧送
筒5は放出口3bに対向してケーシング1内に配
置された回転板、6は一端に固着した回転板5を
他端に固着したプーリー6aを介してモーター
(図示略)等の駆動装置により回転駆動させる回
転軸、7は圧送筒3の内端近傍の外周囲に固定さ
れて回転板5側へラツパ状に拡開した邪魔板、8
は該邪魔板7より後方位置で同様に圧送筒3の外
周囲に固定されて回転板5側へラツパ状に拡開し
た飛散防止板、9は邪魔板7、および飛散防止板
8の外周端を覆うように圧送筒3側へ拡開した形
状を備えて回転板5と一体回転する脱水篭、9a
は脱水篭9の周側面を構成する金網、多孔板、ス
リツト板等からなる固液分離板、10は圧送筒3
の下面に形成したスリツト11を通して水分を排
出する第1の液体シユート、12は脱水篭9の下
方に設けた第2の液体シユート、13は脱水篭9
の開放側前方に位置して圧送筒3を取囲む固体シ
ユートである。尚、処理される含水粒体の粒度や
含水量等の性状によつては、スリツト11および
第1の液体シユート10を省略したり、あるいは
回転板5を図示の如き中央が低い皿形以外の形
状、例えば平板状、円錐形、凹面状、凸面状等と
する場合がある。
このような脱水機にて含水粒体の脱水処理を行
なうには、回転板5および脱水篭9を回転させる
と共に、圧送筒3内に送風口3aから送風機(図
示略)を介して所定流量で空気を導入しつつ、ホ
ツパー4から含水粒体を投入して空気流により放
出口3b側へ圧送する。この過程で遊離した水分
の一部はスリツト11を通して第1の液体シユー
ト10から外部へ排出される。しかして放出口3
bから射出された含水粒体は回転している回転板
5に衝突して跳ね返され、邪魔板7に衝突して再
び回転板5側へ跳ね返され、この衝突を反復する
過程で粒体と水分とが完全に分離し、粒体は次第
に邪魔板7と脱水篭9との間〓より外周側へ移動
し、更に固液分離板9aの傾斜に沿つて移動し、
飛散防止板8を固液分離板9aとの間〓を通過し
て固体シユート13に入る。また粒体から分離し
た水分は固液分離板9aを透過して液体シユート
12へ入り、外部へ排出される。この時、飛散防
止板8は霧状の水分が固体シユート13へ入り込
むのを防止する機能を果たす。
ところで、固体シユート13より回収される脱
水された粒体をトラツク、貨車、運搬船等に積み
込むには、一般的に固体シユート13の下方にベ
ルトコンベアー15を設置し、このベルトコンベ
アー15により粒体を上記積み込み位置まで移送
する。しかしながら、固体シユート13の出口で
は、送風口3aからケーシング1内に吹き込まれ
た空気が図示矢印S′の如く吹き出し、これによつ
て微細な粒体が周返へ飛散し、回収率が低下する
と共に、粉塵による作業環境の悪化を招き、著し
い場合は周返への粉塵公害を起こすという問題が
あつた。
解決しようとする問題点 この考案は上記従来の問題点を解消するめにな
されたもので、回収粒体の飛散による回収率低下
ならびに粉塵飛散を阻止し得る脱水機の処理物取
出装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 この考案は、圧送筒3内に投入された含水粒体
を、圧送筒3の一端側の送風口3aより導入され
る空気により他端側の放出口3bから射出させ、
上記圧送筒3の放出口3bと対向位置に配置され
た回転板5に衝突させ、該回転板5の周囲に配さ
れて回転板5と1体となつて回転し、且つ、上記
圧送筒側にラツパ状に拡開した固液分離板9aを
介して固液分離し、上記固液分離板9aで分離し
た粒体を固体シユート13を通して回収すると共
に、水分を液体シユート12によつて排出する脱
水機において、上記固体シユート13の下方に搬
送路15を設けると共に、該搬送路15を覆つて
搬送方向側に拡大した風道18を形成し、この風
道18の末端に空気排出口21を開設したことを
特徴とする脱水機の処理物取出装置に係る。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。尚、脱水機自体は前記第1図示のものと
同様であり、対応する各部分には同一符号を付し
てある。
第2〜4図において、15は固体シユート13
の出口下方から側方へ水平状に設置されたベルト
コンベアーで、ベルト16の含水粒体を載置する
上部側16aは長手方向所定間隔毎に設置された
ガイドローラー17により中央部が凹陥する状態
で背面側から支承されている。18は固体シユー
ト13の側方からベルトコンベアー15上に沿つ
て設けられた風道で、上方と両側方の3方が断面
略下向きコ字状の函体19にて囲われ、下面をベ
ルト16の上部側16aとする断面略四角形に構
成されている。
しかして函体19の上壁部19aは固体シユー
ト13との接続位置から風道全長の約1/3長の位
置に段差部20を備え、この段差部20より後方
側へ向かつて上方傾斜している。これにより風道
18の内部は、固体シユート13側の定断面であ
る定圧領域18aと、後方側の断面が連続的に拡
大する減圧領域18bとに区分される。また風道
18の末端、すなわちベルトコンベアー15の末
端に対応する位置には、上方へ煙突状に突出して
外空間に連通する空気排出口21が開設され、更
に減圧領域18bの上部には2ケ所に点検窓22
が設けられている。
一方、函体19の両側壁19bの末端とベルト
コンベアー15のベルト16の上部側16aとの
間〓は、両側壁19b末端に取付片23およびビ
ス24を介して垂設されたゴム製帯板25にて封
止されている。尚、この帯板25は固体シユート
13の出口周囲をも取り囲んでいる。また風道1
8の減圧領域18a内には、所定間隔をおいた3
枚の風道断面方向の金網26aと水平方向の金網
26bとが張設され、断面方向の金網26aの下
端取付フレーム27を介してのれん状のゴム板2
8が吊設されている。
上記構成の処理物取出装置によれば、固体シユ
ート13より落下する脱水状態の粒体はベルトコ
ンベアー15のベル16上に積載されて移送さ
れ、ベルトコンベアー15の末端位置より矢印t
の如く投下されるが、固体シユートを通して吹き
出される空気は風道18内の定圧領域18aを通
過した後、減圧領域18b内でその断面積拡大に
伴つて減圧して流速を低下させ、最終的に空気排
出口21より粉塵飛散のない状態として矢印nの
如く放出される。尚、ゴム板28はベルトコンベ
アー15のベルト16a面に沿う空気の流れを妨
害して気流を上向きに誘導するもので、これによ
り気流中への粒体の巻き込みが低減する効果があ
る。また、金網25a,26bは気流中の粉塵を
濾過する機能を示し、これにより空気排出口21
より放出される空気がより清澄化する利点があ
る。
尚、風道18としては、実施例の如く中途より
後方側が連続的に拡大する構造の他に、全長にわ
たつて連続的に後方側へ拡大する構造や、段階的
に後方側へ拡大する構造を採用できる。また風道
18がベルトコンベアー15等の搬送路全体を包
囲する構成としてもよい。
考案の効果 この考案に係る脱水機の処理物取出装置は、脱
水機の固体シユート下方に設置された搬送路を覆
つて搬送方向に拡大する風道を形成し、この風道
の末端に空気排出口を設けているから、固体シユ
ートより処理後の粒体と共に吹き出す空気が風道
を通過する過程で減圧・減速され、粒体を巻き込
むことなく空気排出口から放出される。従つて回
収粒体の飛散による回収率の低下が防止されると
共に、粉塵による作業環境の悪化および周辺への
粉塵公害の発生を回避できる。またこの考案装置
は構造的に極めて簡単であり、集塵機の使用等に
比較して設備コストが少なくて済み、且つ、故障
発生の惧れも皆無である。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱水機の従来例の概略縦断面図、第2
図はこの考案に係る一実施例を示す脱水機の要部
断面正面図、第3図は第2図の−線における
断面図、第4図は第2図の−線における断面
矢視図である。 3……圧送筒、3a……送風口、3b……放出
口、5……回転板、9a……固液分離板、12…
…液体シユート、13……固体シユート、15…
…ベルトコンベアー(搬送路)、18……風道、
21……空気排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧送筒内に投入された含水粒体を、圧送筒の一
    端側の送風口より導入される空気により他端側の
    放出口から射出させ、上記圧送筒の放出口と対向
    位置に配置された回転板に衝突させ、該回転板の
    周囲に配されて回転板と一体となつて回転し、且
    つ、上記圧送筒側にラツパ状に拡開した固液分離
    板を介して固液分離し、上記固液分離板で分離し
    た粒体を固体シユートを通して回収すると共に水
    分を液体シユートによつて排出する脱水機におい
    て、上記固体シユートの下方に回収粒体の搬送路
    を設けると共に、該搬送路を覆つて搬送方向側に
    拡大する風道を形成し、この風道の末端に空気排
    出口を開設したことを特徴とする脱水機の処理物
    取出装置。
JP18028483U 1983-11-22 1983-11-22 脱水機の処理物取出装置 Granted JPS6086429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18028483U JPS6086429U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 脱水機の処理物取出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18028483U JPS6086429U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 脱水機の処理物取出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086429U JPS6086429U (ja) 1985-06-14
JPS6115929Y2 true JPS6115929Y2 (ja) 1986-05-17

Family

ID=30390943

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JP18028483U Granted JPS6086429U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 脱水機の処理物取出装置

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JPS6086429U (ja) 1985-06-14

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