JPS6115003Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115003Y2
JPS6115003Y2 JP15207479U JP15207479U JPS6115003Y2 JP S6115003 Y2 JPS6115003 Y2 JP S6115003Y2 JP 15207479 U JP15207479 U JP 15207479U JP 15207479 U JP15207479 U JP 15207479U JP S6115003 Y2 JPS6115003 Y2 JP S6115003Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
cylindrical cover
cylindrical
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15207479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5668646U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15207479U priority Critical patent/JPS6115003Y2/ja
Publication of JPS5668646U publication Critical patent/JPS5668646U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115003Y2 publication Critical patent/JPS6115003Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来技術及びその問題点 本考案は所謂安全蓋又はセイフテイキヤツプと
呼ばれる蓋体を具える容器であつて、劇薬等の薬
品類の容器に関するものである。
薬品等の容器に被蓋する螺子蓋は、幼児が持つ
た場合に容易に開封できないようにしなければな
らない。それ故、従来から種々の機構のものが考
案されている。
第4図に示す如く、容器口部15に複数の突状
体17を傾斜させて設け、以つて数条の雄螺子部
として形成し、キヤツプ側壁部31の内面には前
記突状体17に螺合する傾斜溝32をもつて雌螺
子部を形成し、傾斜溝32の上端近くに下方への
係止凹部33を形成すると共にキヤツプ頂部26
の裏面に容器口部15の頂面に当接する弾性体3
4を設け、以てキヤツプを容器10に被蓋した
時、前記弾性体34によりキヤツプが押し上げら
れ、雄螺子部を形成する突状体17が係止凹部3
3に嵌合してキヤツプの回転を阻止し、開封に際
してはキヤツプを下方に押圧して頂部26裏面の
弾性体34を圧縮し、突状体17を係止凹部33
から離脱させつつキヤツプを回転させる構造の如
きものがある。
しかし、この安全蓋は、キヤツプのネジ部にロ
ツク部を形成している故、キヤツプのネジ加工が
面倒となり、蓋体の成形が容易でない等の不具合
が有つた。
本考案の課題 そこでネジ部にロツク部を付設することなく、
蓋体そのものは従来の通常の蓋体と同様とし、以
て、安全蓋を具えた容器としての構造を単純とし
て製造を容易とし、且つ、この蓋体の外周に排除
自在の補助的手段を設けることにより幼児にとつ
ては開封動作の為にキヤツプの外周を直接把持す
ることを不可能とし、以て、幼児による開蓋を阻
止し、幼児等が誤つて開封することに対する安全
性を確保することを課題とするものである。
解決手段 前記課題を解決する為に講じた手段は、蓋体の
外周を覆う筒状部を有する円筒状カバーを、該円
筒状カバーの下部である鍔部をもつて容器首部に
嵌着固定する様に設け、この円筒状カバーは弾性
樹脂製とするものである。
尚、上記容器首部とは、容器口部におけるネジ
の下部より下の部分を意味する。
作 用 本考案は円筒状カバーを付設することにより、
該円筒状カバーの筒状部により蓋体の外周部が覆
われ、そのままでは直接蓋体を把持することをで
きなくするものである。
そして、円筒状カバーの外方より円筒状カバー
を変形させる様に、円筒状カバーと蓋体とを共に
把持し、以て蓋体を回転させようとしても、該円
筒状カバーの下部が容器首部に嵌着固定されてい
る故、蓋体を筒状カバーと共に回動させることは
できない。
しかし、この円筒状カバーは弾性樹脂製である
故、該円筒状カバーの筒状部は上下方向に弾性変
形が可能であり、従つて、蓋体を開けるに際して
は該円筒状カバーの上部を押し下げることにより
蓋体の外周を露出させ、この状態にて蓋体の外周
を直接把持して開蓋操作を行なうことができる。
又、蓋体を閉じるに際しては、円筒状カバーが
弾性を有している故、単純に蓋体を容器口部に螺
じ込めば、指に筒状部が接触しても、円筒状カバ
ーの筒状部が下方に弾性変形することとなり、該
円筒状カバーによる何らの支障もなく閉蓋がで
き、手を蓋体から離せば該円筒状カバーは自然に
その弾性によつて伸長し、再び蓋体の外周を覆う
こととなる故、幼児等に対する防護が保証され
る。
本考案特有の効果 上述の本考案と同様に、ロツク機構を用いるこ
となく補助的手段を付加することにより課題を解
決したものとして、特開昭48−20691号公報に記
載されているもの(以下単に公知の考案という)
がある。
この公知の考案は、蓋体であるキヤツプを覆う
安全補助具であつて、円筒体の上部及び下部に内
曲したフランジを具えており、上部フランジはキ
ヤツプの頭部よりも僅かに小さい開口部を有する
と共に該開口部は通常の大きさを広げてキヤツプ
の頭部を突出させ得る弾力性を有し、又、下部フ
ランジは該補助具がキヤツプを覆う位置に補助具
を装着させるものにして、外力が加わつた場合に
は変形しつつ、ビンの首部へ移動させられ得るも
のである。
従つて、該公知の考案も蓋体の外周を覆い、蓋
体の外周を直接把持することを阻止するものであ
る点において本考案と近似する。
しかし、この公知の考案は、界閉を繰り返す場
合に幼児等の開封防止を図る為には、蓋体を閉じ
た後、補助具を人為的に引き上げて開封防止状態
とする必要が有るのに対し、本考案は円筒状カバ
ーの下部を容器首部に嵌着固定しているものであ
り、該円筒状カバーがその弾性により上下方向に
伸縮し得る故、単に蓋体をもつて容器を閉じ、蓋
体から指を離せば自動的に円筒状カバーが伸びて
蓋体を覆い、幼児に対する開封阻止を確保し得る
こととなり、公知の考案の如く、閉蓋後、カバー
を引き上げて以後の開封阻止を図るとの手段を要
しない利点がある。
実施の態様 本考案に係る安全蓋を具えた容器10は、第1
図に示す如く容器口部15に被蓋する蓋体25の
外径よりも大なる内径の筒状部と、該筒状部下端
から中心方向へ延設した鍔部22を具えた弾性樹
脂製の円筒状カバー21を用い、該円筒状カバー
21の前記鍔部22をもつて円筒状カバー21を
容器口部15に係止固定することにより、容器1
0に被蓋した蓋体25の側面を前記円筒状カバー
21の筒状部で覆つた構造とする安全蓋を具えた
容器10である。
更に詳しくは容器10の口部15において、蓋
体25の下端27よりも下方、例えば肩部14の
上方である首部に第1環状凸部11を設け、更に
該第1環状凸部11の上方にて該第1環状凸部1
1との間に所要の間隙13を有する第2環状凸部
12を設ける。尚、該第2環状凸部12の外径は
第1環状凸部11よりも僅かに小さくすることが
好ましい。
一方、弾力性を有する合成樹脂を用いて蓋体2
5の外径よりも僅かに大きな内径の円筒状の蛇腹
23をもつて筒状部を形成し、該蛇腹23の下端
に中心方向へ延設した鍔部22を形成した円筒状
カバー21を製造する。尚、前記鍔部22は前記
第1環状凸部11と第2環状凸部12との間隙1
3に係止する厚みを有し、且つこの鍔部22の内
径を前記間隙13の外径と略一致させる。更に該
蛇腹23の高さは容器10の口部15に設けた前
記第1環状凸部11から容器10に被蓋した蓋体
25の頂部26とほぼ同高さか又は僅かに高い形
状とする。
上述の様に、容器首部の第1環状凸部11と第
2環状凸部12との間に間隙13を設けた容器1
0へ、該間隙13に係合する鍔部22を下端に具
えた円筒状カバー21を前記鍔部22をもつて嵌
着固定し、第1図に示すように蓋体25の全側面
を円筒状カバー21で囲つた安全蓋を具えた容器
10とする。
従つて、容器10にはその口部15下方の首部
に第1環状凸部11及び第2環状凸部12を設け
るのみであるから形成が簡単であり、円筒状カバ
ー21は弾力性を有する合成樹脂を用いて容易に
成形し得るものであり、又、該円筒状カバー21
を容器口部15に係止させるには容器口部15に
円筒状カバー21を強く押し込めば該円筒状カバ
ー21は弾力性を有する故、該円筒状カバー21
の鍔部22は容易に第2環状凸部12を越え、間
隙13に嵌着固定されることになる。尚この場
合、第1環状凸部11を第2環状凸部12よりも
大きく形成しておけば、鍔部22は第1環状凸部
11をも越える虞れはない。
この円筒状カバー21の筒状部を構成する蛇腹
23は、これを容器口部15に取り付けた際、蓋
体頂部26とほぼ同高か又はこれを僅かに越える
高さである故、該蛇腹23が蓋体25の外側面を
覆うこととなり、蓋体25を開閉するには蛇腹2
3を押し下げた後、蓋体25を直接掴み回動させ
なければならない。又、本考案に係る容器10に
あつては蓋体25を閉じる場合は蛇腹23よりも
高く上方に出た蓋体25を掴み、該蓋体25を回
動させれば蓋体25は容器口部15へ螺じ込ま
れ、蛇腹23は押し下げられる故、通常の蓋体の
場合と同様に簡単に被蓋することができる。
尚、第1環状凸部11及び第2環状凸部12は
共に不連続であつても良く、又第1環状凸部11
は容器肩部14を利用する場合(第3図参照)も
あり、要は円筒状カバー21の鍔部22が固定で
きれば足りる。
又、蓋体25は螺子式に限ることなく、嵌合式
であつても良く、この場合においても蓋体25を
閉じる場合は蛇腹23の影響を受けることなく蓋
体25を押し込むことができ、開く場合には蛇腹
23を押し下げて蓋体25を掴み、蓋体25を引
き上げて開栓するという二段動作であつても、一
連の動作として容易に開封し得る。
要するに、本考案に係る安全蓋を具えた容器1
0は、弾性樹脂製にして蛇腹23等の筒状部と該
筒状部の下端から中心方向へ延設された鍔部22
とからなる円筒状カバー21を容器口部15に嵌
着固定するものである故、開封の場合には先ず蛇
腹23を押し下げた後、蓋体25の側面を掴み蓋
体25を回動させるという二段動作が必要とな
り、幼児にとつては開封は困難となるも、成人に
とつては、指先を蛇腹23の上端に当接し、蛇腹
23を押し下げて指先内側にて蓋体25を掴むと
の一連の動作で容易に蓋体25を直接掴み開封し
得るものでありまた、閉蓋に際しては、単に蓋体
25を螺じ込めば蛇腹23は押し下げられ、指を
離せば蛇腹23はその弾性により自動的に蓋体2
5の周囲を覆うこととなり、単に蓋体25を螺じ
込んで閉蓋するのみで幼児にとつては開封困難な
状態と成し得る安全蓋であり、且つ、容器10の
口部15側に設けた弾力性を有する蛇腹23にて
蓋体25の周囲を覆う様に円筒状カバー21を容
器口部15に設けたものである故、容器口部15
における蓋体25と螺合する構造及び蓋体25自
体には何らの改良を加えるものでなく、従来の通
常の蓋体と同様とすることができ、単に円筒状カ
バー21を容器口部15に付加係止するのみであ
るから、製造を容易とし、量産に適する安全蓋を
具えた容器10である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る安全蓋容器の要部を示す
半断面図にして、第2図は開封の為の蓋体把持方
法を示す図であり、第3図は第1図図示のものの
変形例を示す半断面図、第4図は従来の安全蓋容
器の一例を示す要部断面図である。 10……容器、11……第1環状凸部、12…
…第2環状凸部、13……間隙、14……肩部、
15……口部、17……突状体、21……円筒状
カバー、22……鍔部、23……蛇腹、25……
蓋体、26……頂部、27……蓋体の下端、3
1,37,39……キヤツプ側壁部、32……傾
斜溝、33……係止凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状部下端から中心方向へ延設された鍔部を
    有する円筒状カバーを用い、該円筒状カバーの
    筒状部をもつて蓋体の外周面を覆う様に前記鍔
    部をもつて該円筒状カバーを容器首部に嵌着固
    定させて設け、この円筒状カバーを弾性樹脂製
    としたことを特徴とする安全蓋を具えた容器。 (2) 円筒状カバーの筒状部を蛇腹構造とし、以て
    その中心軸に沿つた方向に伸縮し得る構造とし
    たことを特徴とする第1項記載の安全蓋を具え
    た容器。 (3) 円筒状カバーを嵌着固定させるに際し、容器
    首部に第1環状凸部及び第2環状凸部を設け、
    以て第1及び第2環状凸部の間に円筒状カバー
    の鍔部を位置させることにより円筒状カバーを
    容器口部に係止固定したことを特徴とする第1
    項記載の安全蓋を具えた容器。
JP15207479U 1979-11-01 1979-11-01 Expired JPS6115003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15207479U JPS6115003Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15207479U JPS6115003Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5668646U JPS5668646U (ja) 1981-06-06
JPS6115003Y2 true JPS6115003Y2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=29382996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15207479U Expired JPS6115003Y2 (ja) 1979-11-01 1979-11-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6115003Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201397A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Japan Crown Cork Co Ltd 保護カバー付き注出具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201397A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Japan Crown Cork Co Ltd 保護カバー付き注出具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5668646U (ja) 1981-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3817416A (en) Safety closure cap for containers
US3703975A (en) Safety closure
US5383564A (en) Adult friendly child-resistant attachment for containers used to store potentially dangerous materials
US3398848A (en) Packaging structure
US4609114A (en) Safety closure with nested caps
US4165813A (en) Security closure device for bottles
GB2052454A (en) Safety closure
MXPA97001555A (en) Ni proof container
US4004704A (en) Tamper-proof closure with safety means
US4061239A (en) Closure for a container
JPH0454113Y2 (ja)
JP3387035B2 (ja) ヒンジキャップ
EP0424339A2 (en) A container with lid
US4410097A (en) Child resistant package
US3917098A (en) Safety closure cap
US5480044A (en) Safety cap
US4042105A (en) Safety closure for a container and method for opening the closure
US3827592A (en) Childproof container closure
US5921417A (en) Large diameter safety closure
US2935219A (en) Cap and container
US3782604A (en) Screw cap with safety cover
JPS6115003Y2 (ja)
US5524779A (en) Safety closure with locking means and attached key
US2964206A (en) Cap
US8322548B2 (en) Packaging