JPS61132697A - 高吸水性樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法 - Google Patents
高吸水性樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法Info
- Publication number
- JPS61132697A JPS61132697A JP25200484A JP25200484A JPS61132697A JP S61132697 A JPS61132697 A JP S61132697A JP 25200484 A JP25200484 A JP 25200484A JP 25200484 A JP25200484 A JP 25200484A JP S61132697 A JPS61132697 A JP S61132697A
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- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は抄紙工程内において、ポリアクリル無水マレ
イン酸系等の任意の高吸水性樹脂を可変速装置付粉体定
量供給装置忙より、任意にまたは定量的に、植物性繊維
、無機繊維１合成繊維および再生繊維′等抄造可能な繊
維を用いて、抄造された湿紙上に分散させ乾燥装置通過
後に高吸水性樹脂を紙面に定着せしめて、吸水紙を抄紙
機で、連続的に製造する方法に関するものである。その
目的とする所は、従来の、高吸水性樹脂を分散し紙を重
ね合わせてエンボス処理する方法よりも大阪に、かつ最
も安価に高吸水性樹脂を含有する吸水紙を供給する為で
ある。
イン酸系等の任意の高吸水性樹脂を可変速装置付粉体定
量供給装置忙より、任意にまたは定量的に、植物性繊維
、無機繊維１合成繊維および再生繊維′等抄造可能な繊
維を用いて、抄造された湿紙上に分散させ乾燥装置通過
後に高吸水性樹脂を紙面に定着せしめて、吸水紙を抄紙
機で、連続的に製造する方法に関するものである。その
目的とする所は、従来の、高吸水性樹脂を分散し紙を重
ね合わせてエンボス処理する方法よりも大阪に、かつ最
も安価に高吸水性樹脂を含有する吸水紙を供給する為で
ある。
従来技術
従来高吸水性樹脂を使用して製造される吸水紙は通常１
枚もしくは２枚以上を重ねた紙または不織布の上に、高
吸水性樹脂を１０〜１００ ｇ ／ ｒｒ（を分散させ
、これに１枚もしくは２枚以上の紙または不織布を重ね
合わせた後、エンボス加工を施して製造される。ま゛た
前処理として紙を水等で湿潤させることもあるが、この
場合は熱エンボス処理またはエンボス処理後乾燥装置に
よる乾燥処理が行われる。
枚もしくは２枚以上を重ねた紙または不織布の上に、高
吸水性樹脂を１０〜１００ ｇ ／ ｒｒ（を分散させ
、これに１枚もしくは２枚以上の紙または不織布を重ね
合わせた後、エンボス加工を施して製造される。ま゛た
前処理として紙を水等で湿潤させることもあるが、この
場合は熱エンボス処理またはエンボス処理後乾燥装置に
よる乾燥処理が行われる。
発明の目的
前述したよ５に、従来の技術による時は、使用する紙ま
たは不織布は２枚以上が必要となり、また高吸水性樹脂
を分散させてエンボス加工を施す加工速度は、抄紙速度
に比較して極めて遅いことである。高吸水性樹脂の上下
忙紙等が位置するため吸水時樹脂の膨潤作用が阻害され
て添加量に伴りた性能が発揮されず、吸水する水量に必
要な樹脂量の５０係以上を余剰に添加することが多い。
たは不織布は２枚以上が必要となり、また高吸水性樹脂
を分散させてエンボス加工を施す加工速度は、抄紙速度
に比較して極めて遅いことである。高吸水性樹脂の上下
忙紙等が位置するため吸水時樹脂の膨潤作用が阻害され
て添加量に伴りた性能が発揮されず、吸水する水量に必
要な樹脂量の５０係以上を余剰に添加することが多い。
これらの欠点を改善してコスト上昇の要因を排除し大量
かつ安価に高吸水性樹脂を含有する吸水紙を供給せんと
するものである。
かつ安価に高吸水性樹脂を含有する吸水紙を供給せんと
するものである。
発明の構成
この発明は抄紙機の乾燥部以前の湿紙走行部上部の図面
に示す（２１、＋３１ 、 （４１、および５）のいず
れか１ケ所の部位に設置された。可変速装置付粉体定量
供給装置に高吸水性樹脂を充填し任意にまたは定量的に
、湿紙上に均−忙分散供給する。湿紙上に分散した高吸
水性樹脂は湿紙中に存在する水分を吸収し、樹脂の表面
が膨潤作用を起こし粘着性を発揮する。粘着性のない高
吸水性樹脂を使用する場合は、高吸水性樹脂の重量の２
０〜５０％の瞼のアルファ澱粉等の水溶性接着剤の粉末
を、あらかじめ粉体定量供給装置に入れ、高吸水性樹脂
と混合し粘性を生ぜしむるようにする。次いで乾燥部で
乾燥処理を行５とき湿紙が乾燥部表面と接触する際に高
吸水性樹脂は、接触時の圧力により。
に示す（２１、＋３１ 、 （４１、および５）のいず
れか１ケ所の部位に設置された。可変速装置付粉体定量
供給装置に高吸水性樹脂を充填し任意にまたは定量的に
、湿紙上に均−忙分散供給する。湿紙上に分散した高吸
水性樹脂は湿紙中に存在する水分を吸収し、樹脂の表面
が膨潤作用を起こし粘着性を発揮する。粘着性のない高
吸水性樹脂を使用する場合は、高吸水性樹脂の重量の２
０〜５０％の瞼のアルファ澱粉等の水溶性接着剤の粉末
を、あらかじめ粉体定量供給装置に入れ、高吸水性樹脂
と混合し粘性を生ぜしむるようにする。次いで乾燥部で
乾燥処理を行５とき湿紙が乾燥部表面と接触する際に高
吸水性樹脂は、接触時の圧力により。
湿紙に没した状態となるが、没する程度は、接触圧力を
増減することにより、任意に調節することができる。さ
らに乾燥が進むにつれて高吸水性樹脂自体の粘着性また
は接着剤の作用によりて、高吸水性樹脂は紙面に接着す
るので、連続して吸水紙を抄紙することができる。また
乾燥筒表面温度を高吸水性樹脂の劣化温度以下罠保つこ
とにより。
増減することにより、任意に調節することができる。さ
らに乾燥が進むにつれて高吸水性樹脂自体の粘着性また
は接着剤の作用によりて、高吸水性樹脂は紙面に接着す
るので、連続して吸水紙を抄紙することができる。また
乾燥筒表面温度を高吸水性樹脂の劣化温度以下罠保つこ
とにより。
高吸水性樹脂の温度による劣化を防ぐことができる。次
に本発明の実施例をあげるが本発明はこれＫより限定さ
れるものではない。
に本発明の実施例をあげるが本発明はこれＫより限定さ
れるものではない。
害施例１
丸網ヤン午一式抄紙機により、針葉声晒りラフトバルブ
７０％広葉樹晒クラフトパルプ３０％のパルプ５００
［Ｐを仕込み常法により抄造さ秩た。
７０％広葉樹晒クラフトパルプ３０％のパルプ５００
［Ｐを仕込み常法により抄造さ秩た。
湿紙上に図面に示す（５）の部位く設置された可変速装
置付粉体定量供給装置に、高吸水性樹脂の一種ポリアク
リル酸塩架橋重合体６００を充填して分散した。抄紙速
度１５０ｎ／分抄造幅１５００ｆｌ高吸水性樹脂供給１
ｉ１２３００Ｐ／分で坪量３５１ｉ１／ＩＬＬ′中高吸
水性樹脂付着量１０ ｇ ／ ＋ａ’の高吸水性樹脂な
含有する吸水紙を製造した。この場合の高吸水性樹脂の
歩止まりは９７．８％であった。
置付粉体定量供給装置に、高吸水性樹脂の一種ポリアク
リル酸塩架橋重合体６００を充填して分散した。抄紙速
度１５０ｎ／分抄造幅１５００ｆｌ高吸水性樹脂供給１
ｉ１２３００Ｐ／分で坪量３５１ｉ１／ＩＬＬ′中高吸
水性樹脂付着量１０ ｇ ／ ＋ａ’の高吸水性樹脂な
含有する吸水紙を製造した。この場合の高吸水性樹脂の
歩止まりは９７．８％であった。
実施例２ ゛
丸網ヤンキ一式抄紙機を使用し、針葉樹晒クラフトパ、
ルプ７０係広葉樹晒クラフトパルプ３０％のパルプ５０
０にＰを仕込み常法により抄造された湿紙上に図面に示
すＳ）の部位に設置された可変速装置付粉体定量供給装
置忙、高吸水性樹脂の一種ポリアクリル酸塩架橋重合体
６０ＫＦを充填して分散した。抄紙速度２０．０ｆｉ／
分、抄造幅１５００鱈、高吸水性樹脂供給ｌ１６３００
１／分にて１坪ｔ ５０ ｇ ／ ｍ’中高吸水性樹脂
付着量２０ ｇ ／ ｒｔｔＯ高吸水性樹脂を含有する
吸水紙を得る事ができたこのときの高吸水性樹脂の歩止
まりは９５．２％であった。
ルプ７０係広葉樹晒クラフトパルプ３０％のパルプ５０
０にＰを仕込み常法により抄造された湿紙上に図面に示
すＳ）の部位に設置された可変速装置付粉体定量供給装
置忙、高吸水性樹脂の一種ポリアクリル酸塩架橋重合体
６０ＫＦを充填して分散した。抄紙速度２０．０ｆｉ／
分、抄造幅１５００鱈、高吸水性樹脂供給ｌ１６３００
１／分にて１坪ｔ ５０ ｇ ／ ｍ’中高吸水性樹脂
付着量２０ ｇ ／ ｒｔｔＯ高吸水性樹脂を含有する
吸水紙を得る事ができたこのときの高吸水性樹脂の歩止
まりは９５．２％であった。
次に従来法により高吸水性樹脂を含有する吸水紙を製造
した比較例をあげる。
した比較例をあげる。
比較例１
坪１２５ ｇ ／ ｔｔ：の紙２枚を使用する。この紙
の１枚の上に実施例１で使用した高吸水性樹脂ポリアク
リル酸塩架橋重合体を用い、その含有量１０ｇ ／ ｔ
ｄとなるように５分散し、この上に１枚の紙を重ね合わ
せてのちエンボス加工処理して高吸水性樹脂を含有する
吸水紙を製造した。
の１枚の上に実施例１で使用した高吸水性樹脂ポリアク
リル酸塩架橋重合体を用い、その含有量１０ｇ ／ ｔ
ｄとなるように５分散し、この上に１枚の紙を重ね合わ
せてのちエンボス加工処理して高吸水性樹脂を含有する
吸水紙を製造した。
比較例２
坪ｔ ３０ ｇ ／ ａ’の紙２枚を使用する。この紙
の１枚の上に実施例２で使用した高吸水性樹脂ボリアク
リル酸塩架橋重合体を用いその含有量２０ｙ／ｍ“とな
るように分散した。この上に１枚の紙を重ね合わせた後
エンボス加工処理して、高吸水性樹脂を含有する吸水紙
を製造した。
の１枚の上に実施例２で使用した高吸水性樹脂ボリアク
リル酸塩架橋重合体を用いその含有量２０ｙ／ｍ“とな
るように分散した。この上に１枚の紙を重ね合わせた後
エンボス加工処理して、高吸水性樹脂を含有する吸水紙
を製造した。
試験例
実施例１と比較例１で得られた製品および実施例２と比
較例２で得られた製品について、それぞれの吸水紙を１
０Ｘ１０ｆｉＫ切断し重量を測定し１０メツシエの金網
上にのせ１分間純水中に没した後とりだして、金網上に
のせたま〜傾斜角度３０度で３分間放置し吸水後１重量
を測定し下記の式によって吸水倍率を算出した。
較例２で得られた製品について、それぞれの吸水紙を１
０Ｘ１０ｆｉＫ切断し重量を測定し１０メツシエの金網
上にのせ１分間純水中に没した後とりだして、金網上に
のせたま〜傾斜角度３０度で３分間放置し吸水後１重量
を測定し下記の式によって吸水倍率を算出した。
吸水繭重量
結果は次の通りである。
また単位重量当りの吸水量は従来法の比較例１を１００
とすると実施例１（本発明の方法）は１２６．２となり
吸水量は２６．２％増加した。
とすると実施例１（本発明の方法）は１２６．２となり
吸水量は２６．２％増加した。
また実施例２と比較例２との吸水倍率をみると次のよう
である。
である。
１００とすると本発明の方法の実施例２は１２８．１２
で吸水量は２８．１％増加した。
で吸水量は２８．１％増加した。
発明の効果
本発明の方法によって製造された吸水紙は、実施例１お
よび実施例２と従来法による比較例１と比較例２の結果
から２次のような効果があることがわかる。。
よび実施例２と従来法による比較例１と比較例２の結果
から２次のような効果があることがわかる。。
（１） 使用する紙が２分の１である。
（２Ｊ ２次加工が不要である。
（３） 本発明の方法により製造した吸水紙は単位重
量当りの吸水量は従来法に比較して２６．２〜２８．１
％多い。
量当りの吸水量は従来法に比較して２６．２〜２８．１
％多い。
以上説明したように低コストでしかも大量に製造するこ
とができる。従って本発明に係る製法は。
とができる。従って本発明に係る製法は。
従来吸水紙を使用している業界に安価に供給することが
でき、またコストの面から使用する分野が更に拡大され
る可能性があり、産業上、工業上に寄与する所極めて大
きく、利用価値が更に高まるものと思う。
でき、またコストの面から使用する分野が更に拡大され
る可能性があり、産業上、工業上に寄与する所極めて大
きく、利用価値が更に高まるものと思う。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （イ）抄紙工程内において、高吸水性樹脂を任意にまた
は定量的に乾燥部以前の湿紙走行部上部の図面に示す（
２）、（３）、（４）、（５）のいずれか１ケ所の部位
に設置された可変速装置付粉体定量供給装置により、分
散する。 （ロ）ポリアクリル酸塩架橋重合体、ポリビニールアル
コール系、澱粉アクリル酸グラフト重合体、ポリイソブ
チレン無水マレイン酸系等任意の高吸水性樹脂を用いる
。 （ハ）抄造には植物性繊維、無機繊維、合成繊維または
再生繊維等抄造可能な繊維を用いる。 （ニ）分散された高吸水性樹脂を、乾燥装置通過後、紙
面に定着せしめて、連続的に抄紙する。 以上の事項によって構成することを特徴とする高吸水性
樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200484A JPS61132697A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高吸水性樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25200484A JPS61132697A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高吸水性樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132697A true JPS61132697A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17231223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25200484A Pending JPS61132697A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 高吸水性樹脂を含有する吸水紙を抄紙機で連続的に製造する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61132697A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5049235A (en) * | 1989-12-28 | 1991-09-17 | The Procter & Gamble Company | Poly(methyl vinyl ether-co-maleate) and polyol modified cellulostic fiber |
| US5443899A (en) * | 1989-12-28 | 1995-08-22 | The Procter & Gamble Company | Fibers and pulps for papermaking based on chemical combination of poly(acrylate-co-itaconate), polyol and cellulosic fiber |
| US5821179A (en) * | 1994-12-28 | 1998-10-13 | Kao Corporation | Absorbent sheet process for producing the same and absorbent article using the same |
| US6086950A (en) * | 1994-12-28 | 2000-07-11 | Kao Corporation | Absorbent sheet, process for producing the same, and absorbent article using the same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332290A (en) * | 1976-09-06 | 1978-03-27 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Anti-skid device |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25200484A patent/JPS61132697A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332290A (en) * | 1976-09-06 | 1978-03-27 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Anti-skid device |
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| US5698074A (en) * | 1989-12-28 | 1997-12-16 | The Procter & Gamble Company | Fibers and pulps for papermaking based on chemical combination of poly (acrylate-co-itaconate), polyol and cellulosic fiber |
| US5821179A (en) * | 1994-12-28 | 1998-10-13 | Kao Corporation | Absorbent sheet process for producing the same and absorbent article using the same |
| US6086950A (en) * | 1994-12-28 | 2000-07-11 | Kao Corporation | Absorbent sheet, process for producing the same, and absorbent article using the same |
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