JPS6112969Y2 - - Google Patents

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JPS6112969Y2
JPS6112969Y2 JP10413679U JP10413679U JPS6112969Y2 JP S6112969 Y2 JPS6112969 Y2 JP S6112969Y2 JP 10413679 U JP10413679 U JP 10413679U JP 10413679 U JP10413679 U JP 10413679U JP S6112969 Y2 JPS6112969 Y2 JP S6112969Y2
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JP
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signal
changeover switch
sweep
cathode ray
ray tube
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JP10413679U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、入力部からブラウン管モニタ部ある
いは記録計までの間に存在する増幅器の感度、周
波数特性或は時間軸目盛等の点検、波高値の電圧
測定等に用いる較正用(CAL)信号を発生する
改良された装置を備えた筋電計に関するものであ
る。
生体信号を監視あるいは記録する装置、とりわ
け筋電計にあつては電圧が数十μV〜10mV、周
波数成分が数Hz〜数kHzという広範囲に渡る筋電
図信号を波形歪を起すことなく増幅処理した後に
その波形を正確に表示あるいは記録しなければな
らない。そのために現用の筋電計にあつては、増
幅器の周波数特性を向上させた設計を行うと共
に、目的とする筋電図波形の監視或は記録に適し
た測定条件を設定するためのロー・カツト・フイ
ルタあるいはハイ・カツト・フイルタ等が具備さ
れている。
この様な仕様の筋電計であつても、実際に臨床
の場で使用する際には、その都度波形歪の程度或
はフイルタ周波数の適否を点検した上で、波形の
監視或は記録を行うことが筋電計操作の通例とな
つている。またその点検は、信号の入力部へ波高
値及び繰返し周期の正確な矩形波較正信号を印加
し、ブラウン管モニタ上に表示されたその波形の
形状を検査することにより行なわれている。
一方、筋電図信号の周波数成分は前述の如く広
範囲に渡るものであるため、監視用のブラウン管
モニタの掃引速度はそれぞれの測定目的に合わせ
て広範囲に変更されるにもかかわらず、従来の較
正信号の周波数は一定(たとえば200Hz)である
か、手動にて独立に設定するものであつた。この
ため、前者については掃引速度が速くなると矩形
波の1波形分すら管面上に表示されない事態も生
じ、その場合矩形波の立上り部分あるいは立下り
部分の形状から判断される増幅器の周波数特性の
点検ができなくなるばかりか、設定された測定条
件の適否を点検することも不可能となる。また後
者については、操作が繁雑となり、測定ミスを惹
起する危険があつた。
本考案はこの点に鑑みて、増幅器あるいは設定
された測定条件の点検操作を簡単にし得る筋電図
を提供することを目的とする。そしてこの目的は
本考案により較正信号の周波数をブラウン管の掃
引速度の切換に連動して変化させることにより解
決される。
次に本考案を図示の実施例を基に説明する。
第1図は本考案による2チヤネル筋電計の主要
部の回路構成を示すブロツク図である。同図にお
いて、1は生体に装着された測定電極から導出さ
れる1ch用の随意又は誘発筋電図信号を増幅する
前置増幅器、2は増幅器等の点検時に操作する切
換スイツチ、3はロー・カツト・フイルタ、4は
減衰器及び5はハイ・カツト・フイルタである。
減衰器4は機能切換スイツチ2が「CAL」側へ
設定されると、その接点によりバイパスされる。
6は2ch用筋電図信号の処理回路であり、1ch
用の各部1〜5と同一回路構成である。
7はチヤネルスイツチ12又はチヨツパ信号を
基に両チヤネルの筋電図信号を択一的に選択する
高速の信号切換スイツチである。8は主増幅器、
9は静電偏向型ブラウン管であり、その管面には
X軸及びY軸方向にそれぞれ1cm間隔の目盛が8
個付されている。
10は掃引時間、較正信号、チヨツパ信号等の
時間ベースとなるクロツク信号aを発生するクロ
ツク発生器、11は掃引速度切換スイツチ14で
設定された時間巾及び傾斜を有する鋸歯状波の掃
引信号dを発生する掃引信号発生回路である。1
3はブラウン管モニタ部の各部を制御する制御回
路であり、掃引速度切換スイツチ14の設定に応
じてクロツク信号aを分周した較正信号b、較正
信号の4波形分に相当する時間巾の掃引ゲート
c、チヤネルスイツチ12及びチヨツパ信号を基
に切換スイツチ7を制御するチヤネル制御信号f
等を発生する。さらに刺激装置による誘発筋電図
信号をモニタする場合、刺激装置からの外部トリ
ガに対して較正信号b、掃引ゲートc及びチヤネ
ル制御信号等を同期させる。
較正信号bはパルス率1/2の矩形波であり、周
波数は掃引速度切換スイツチ14により設定され
た掃引ゲートcの時間巾に較正信号bが丁度4波
形だけ挿入されるように設定され、クロツク信号
aをカウントダウンして形成される。また較正信
号bの振幅は、減衰器4を切換スイツチ2の動作
によりバイパスし常にブラウン管上で1目盛に表
示されるように設定されている。
掃引速度切換スイツチ14の切換信号は記録計
へも供給されることにより、紙送り速度は掃引速
度切換スイツチ14に連動して切換わり、その変
化比は掃引速度の変化比と一致するようになつて
いる。
以上説明した構成の筋電計各部の動作は次のよ
うになる。
1chで測定を行う場合チヤネルスイツチ12を
1chにそして機能切換スイツチ2を「MEAS」側
へ設定する。前置増幅器1で増幅された筋電図信
号は、ロー・カツト・フイルタ3で低域しや断周
波数をそしてハイ・カツト・フイルタ5で高域し
や断周波数を設定され、また減衰器4で振幅を調
整されて切換スイツチ7を介して主増幅器8へ供
給される。そしてブラウン管9の偏向感度に対応
して増幅され、そのY軸偏向電極へ供給される。
ブラウン管9上に現れた筋電図波形の振幅及び時
間軸は、減衰器4及び掃引速度切換スイツチ14
によりそれぞれ調整できる。
チヤネルスイツチ12を2chに設定すると、信
号切換スイツチ7が切換わり、2chの信号処理回
路6からの筋電図信号がブラウン管9に表示され
る。チヤネルスイツチ12を1,2chに設定する
と、チヤネル制御信号fにより、信号切換スイツ
チ7が交互に切換わり、2チヤネルの表示が可能
となる。この際の掃引速度の切換えは掃引速度切
換スイツチ14により行うことができる。また誘
発筋電図信号をモニタするために刺激装置等から
の外部トリガによる同期掃引も可能である。これ
らの筋電図信号は信号切換スイツチ7の入力信号
を記録計へ供給することにより記録紙に記録する
ことができる。
1ch系の増幅器等を点検する場合、チヤネルス
イツチ12を1chに設定し、機能切換スイツチ2
を「CAL」側へ設定する。これにより制御回路
11では掃引速度切換スイツチ14により設定さ
れた掃引ゲートcの時間巾を4分割するようにク
ロツク信号aが分周されて較正信号bが発生され
る。掃引ゲートcは、その時間巾を較正信号bが
4カウントされることにより設定し、所定のクロ
ツクパルス数に対応するブランキング期間を置い
てくり返し発生される。したがつてブラウン管上
には機能切換スイツチ2により減衰器4がバイパ
スされるためその設定に無関係に振幅が1目盛で
時間巾が時間軸目盛に一致する矩形波が較正信号
として現れる(第3図)。掃引速度切換スイツチ
14を切換えると連動して較正信号bの周波数も
掃引速度の変化比に比例して変化するためブラウ
ン管上の較正信号bは常に4波形分であり、矩形
波の巾は時間軸目盛と一致する。この際掃引速度
切換スイツチ14のつまみを時間/目盛例えば
2ms/divで目盛つておけば、つまみの値が常に
そのまま矩形波の巾を示すことにもなる。この状
態でロー・カツト・フイルタ3を動作させ、設定
位置を順次切換えて対応する較正信号bの微分の
度合を測定することにより、ロー・カツト・フイ
ルタ3の低減しや断特性を点検することができる
(第4図a)。同様にして較正信号bの積分の度合
によりハイ・カツト・フイルタ5の高域しや断特
性を点検できる(第4図b)。
チヤネルスイツチ12を2chに設定すると、ブ
ラウン管モニタ部の2ch系の点検が可能になる。
さらにチヤネルスイツチ12を、1,2chに設定
すると2チヤネルの同時の点検が可能になる。
以上説明した各チヤネルの増幅器特性及びその
各掃引回路の点検は、単にブラウン管9上で目盛
巾に相当する矩形波が4波形現れるか否かを見る
だけで済む。
両チヤネルの較正信号bは記録計においても所
定の振幅に記録され、矩形波の巾を基に紙送り速
度の点検及び調整が可能となる。また例えば1ch
に筋電図信号をそして2chに点検のために較正信
号を記録することもできる。これらの場合紙送り
速度の切換えも掃引速度の切換えに連動し、しか
も変化比が同一であるため掃引速度切換スイツチ
14の切換により簡単に各段の紙送り速度を点検
及び調整できる。
以上の説明から明らかなように、本考案は較正
用信号の周波数をブラウン管の掃引速度の切換に
連動させた筋電図であるため、いかなる掃引速度
の設定に対しても少くとも1個の較正用信号波形
を表示でき、増幅器の感度、周波数特性或は設定
された測定条件の点検が確実に行うことができ
る。また操作が簡便化されるため、不慣れな操作
者であつても容易に点検を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による筋電図の主要部の回路構
成を示すブロツク図、第2図はその各部波形及び
第3図はブラウン管上における本考案による較正
信号波形、第4図はフイルタの特性を表わす較正
用信号波形である。 9……ブラウン管、10……クロツク発生器、
11……掃引信号発生回路、13……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筋電図又は較正用信号が切換スイツチ2により
    選択されてブラウン管のY軸入力としてそして掃
    引信号がX軸入力として供給されるように成つた
    筋電計において、クロツク発生器と、そのクロツ
    ク信号を切換スイツチ14により設定された分周
    比に応じてカウントダウンした周波数の較正信号
    を発生する手段と、ブラウン管に表示すべき前記
    較正信号の数に対応する掃引時間幅の間切換スイ
    ツチ14により設定された傾斜の掃引信号を発生
    する掃引信号発生回路とを有することを特徴とす
    る筋電計。
JP10413679U 1979-07-30 1979-07-30 Expired JPS6112969Y2 (ja)

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JP10413679U JPS6112969Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30

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JPS5623106U JPS5623106U (ja) 1981-03-02
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JP10413679U Expired JPS6112969Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30

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US7160254B2 (en) * 2004-03-08 2007-01-09 Mark Noar Intelligent self-interpreting electroviscerogram system and method
JP6307637B1 (ja) * 2017-01-27 2018-04-04 株式会社日進製作所 筋振動刺激装置及び筋振動刺激評価システム

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JPS5623106U (ja) 1981-03-02

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