JPS6112835Y2 - - Google Patents

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JPS6112835Y2
JPS6112835Y2 JP131081U JP131081U JPS6112835Y2 JP S6112835 Y2 JPS6112835 Y2 JP S6112835Y2 JP 131081 U JP131081 U JP 131081U JP 131081 U JP131081 U JP 131081U JP S6112835 Y2 JPS6112835 Y2 JP S6112835Y2
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JP
Japan
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air bag
air
joint
inflated
pressure
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JP131081U
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JPS57116149U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアーバツグ装置に関し、詳細に
は、自動車の座席シートの背もたれ等のための複
数のエアーバツグから成る装置に関する。
従来、自動車用座席シートの背もたれとして、
複数のエアーバツグが組み込まれ、個々のエアー
バツグを別々に膨張させて、背中に最も快適な感
じを与えるように背もたれ面の凹凸を変えること
ができる形式のものがある。しかしながらこのよ
うなエアーバツグ装置では、各エアーバツグを一
様に膨張させてから各エアーバツグのリリーフ弁
を操作し、エアーバツグを一つづつ収縮させて所
望の圧力になるよう調節している。このため、平
均的な体形を有する乗員が最も快適と感じられる
よう背もたれ面を調整するまで長時間を要してい
た。すなわちエアーバツグを一つずつ調整してい
る間に背もたれ全体から受ける感じが異なつてく
るため調整に時間がかかつていた。
また、従来ポンプとしては、手操作によるスク
イーズ式ポンプがその簡単さのために一般に用い
られているが、その場合まず各エアーバツグ全体
を満圧状態に膨張させるまでに、かなりの時間を
要していたので、この調整の仕方ではさらに時間
がかゝることになつていた。
さらに、従来のエアーバツグ装置では、各チエ
ツク弁は開弁圧のバラツキが避けられず、この開
弁圧のバラツキにより、チエツク弁作動が一致し
ないことが多く、正確に各エアーバツグの膨張過
程と到達圧を制御することは困難であり、どのエ
アーバツグが先に膨張するかを定めることは困難
であつた。そのため、エアーバツグの空気圧の調
整に際し、体感上ないし調節の手順上好ましい位
置のエアーバツグから順次優先順位をつけて膨張
させることは困難であつた。また最終的に低圧膨
張が望ましい部分のエアーバツグが先に満圧膨張
すると体感上も不快感を生ずるという問題もあつ
た。
本考案は、上述の如き従来エアーバツグ装置の
欠点を解消すること、即ち、所望のエアーバツグ
から順次に膨張するエアーバツグ装置を提供せん
とすることを目的とする。
この目的は予め設定された順序に従いエアーバ
ツグが膨張するようその順序に応じて各エアーバ
ツグへのエアー供給ポートの径を変えることによ
り達成される。
以下添付図面を参照して本考案に係る一実施例
について説明する。まず第1図は、本考案に係る
エアーバツグ装置を例えば自動車の座席シートの
背もたれ1に設けた場合を示すがこれは単に例示
のためであり、本考案のエアーバツグ装置はシー
トの背もたれのみならずベツド、ミートエアーマ
ツト等に当然用いられる。
エアーポンプ2(通常スクイーズ式ポンプであ
る)は、導管3によつて多岐ジヨイント4へ接続
されている。このジヨイント4の管本体5からは
複数(本図では3つ)の分岐管11,12,13
が延び、その各々は導管6およびチエツク弁7を
介してエアーバツグ21,22,23へ連通して
いる。管本体5と分岐管11,12,13との間
に設けられたポート31,32,33の径d1
d2,d3は図示するようにd1>d2>d3とそれぞれ異
なつた絞り部を形成している。各分岐管11,1
2,13は導管6とチエツク弁7を介したてエア
ーバツグ21,22,23と連通する。エアーバ
ツグ21,22,23は、可撓性材料(例えばゴ
ム)から成り、シートの背もたれ1内に設けられ
ている。図中3つのエアーバツグ21,22,2
3が示されているが、これよりも数を多くすれ
ば、例えば4〜5個にすれば背もたれ部を細かく
調節できる。各エアーバツグ21,22,23に
はリリーフ弁8が取付けられ、このリリーフ弁8
を指で押せばエアーバツグ21,22,23内の
空気を排出できる。一方分岐ジヨイント4の管本
体4の管本体5にもリリーフ弁9が設けられてい
るが、これは過大なポンプ吐出圧が生じたとき、
この圧力を逃がしエアーバツグ装置を保護するた
めのものである。
次にこの考案に係るエアーバツグ装置の作動に
ついて説明する。まず、乗員はポンプ2を握り、
ポンプ2の圧搾を繰返し分岐ジヨイント4および
チエツクバルブ7を介し、脈動状に空気を各エア
ーバツグ21,22,23へ供給する。この場
合、各分岐管11,12,13の入口ポート3
1,32,33の径は、異なつており、各分岐管
11,12,13を通過する空気流量は、ポート
径に応じて変化する。従つて、各エアーバツグ2
1,22,23は第2図に示すように入口ポート
径の大きな分岐管に接続したものから順に膨張す
る。第2図〔〕ではいずれのエアーバツグ2
1,22,23も膨張し始めるが、その後〔〕
でエアーバツグ21が完全に膨張し、次いで
〔〕にてエアーバツグ22が完全に膨張する。
ある部分のエアーバツグが大きくなり過ぎて体に
不快感を与える場合は、手動リリーフ弁8を押し
てそのエアーバツグを収縮させて適度の大きさに
調節する。
本考案に係るエアーバツグ装置は以上の構成で
あり、予め設定しておいた順序に従つて各エアー
バツグが膨張するので、この順序を人間工学的に
最適な凹凸面が得られるよう設定しておけば目的
とする各エアーバツグの空気圧にほぼ同時に到達
でき、短時間のうちに膨張作業を完了できる。ま
た、例えば、背もたれの場合の腰当て部分に対応
するエアーバツグの膨張順位を第1とするようポ
ート口径を設定すればこの部分のエアーバツグが
まず膨張して基準位置および圧力を決定でき、そ
の後他の細部に対応するエアーバツグを膨張させ
ることができる。すなわち、膨張に際し、大きな
不快感を感じることなく短時間のうちに所望の背
もたれ面にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るエアーバツグ装置を示
す圧力系統図、第2図〜は本考案に係るエア
ーバツグ装置が膨張する順序を示す略図である。 2……ポンプ、4……多岐ジヨイント、7……
チエツク弁、8……リリーフ弁、21〜23……
エアーバツグ、31〜33……ポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のエアーバツグと、該エアーバツグへ空気
    を供給するポンプと、ポンプと各エアーバツグと
    を連通する多岐ジヨイントと、ジヨイントと各エ
    アーバツグの間に設けられたチエツクバルブとか
    ら成るエアーバツグ装置において、ジヨイントの
    分岐管への入口ポート径をエアーバツグの膨張順
    序に応じて変化させたことを特徴とする多岐ジヨ
    イントを備えたエアーバツグ装置。
JP131081U 1981-01-10 1981-01-10 Expired JPS6112835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP131081U JPS6112835Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

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JP131081U JPS6112835Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57116149U JPS57116149U (ja) 1982-07-19
JPS6112835Y2 true JPS6112835Y2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=29799785

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JP131081U Expired JPS6112835Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

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JPS57116149U (ja) 1982-07-19

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