JPS61125441A - 金属イオン吸着フイルタ− - Google Patents

金属イオン吸着フイルタ−

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JPS61125441A
JPS61125441A JP59247192A JP24719284A JPS61125441A JP S61125441 A JPS61125441 A JP S61125441A JP 59247192 A JP59247192 A JP 59247192A JP 24719284 A JP24719284 A JP 24719284A JP S61125441 A JPS61125441 A JP S61125441A
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JP
Japan
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polyester
fiber
ion
melting point
acid
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JP59247192A
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Susumu Furuike
進 古池
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水溶液中の金属イオン吸着フィルターに関する
ものである。
(従来の技術) 従来の水溶液中の金属イオン吸着樹脂は例えばスチレン
スルホン酸又はその塩とパラビニールスチレンの共重合
物に代表されろ三次元粒状物であり、その粒度は0.2
〜0.4111で特定の装置に適合するように設計され
た特定の装置が必要である。
又従来の金属イオン吸着フィルターは三次元粒状物で、
しかも多孔質で固くて、脆いため長期使用中に摩滅して
濾過液中に微量ずつ流出する。
更に特殊の粒状と持1こ大きな粒子表面積を付与するた
めに高度な重合技術を必要とする。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は多形態の用途に応用可能な金属イオン吸
着フィルターを提供することにあり、長期使用中に摩滅
して一過液中にフィルターの流出を防止しつる金属イオ
ン吸着フィルターを提供することにある。
(発明の構成) 本発明はスルホン酸基含有ジカルボン酸を酸成分として
少なくとも2モル%含有する共重合ポリエステルM!M
50〜95M量%と、該ポリエステルよりも融点が50
°C以上低い低融点ポリエステル繊維5〜50重量%と
よりなり、且つ両者が加熱成型されて前記共重合ポリエ
ステル繊維の接点の少なくとも一部が低融点ポリエステ
ルにより融着された繊維構造体よりなる金属イオン吸着
フィルターに関する。
本発明はポリエステルの酸性成分としてスルホイソフタ
ル酸又はソーダ塩を2モル%以上、好ましくは2〜8モ
ル%と、テレフタル酸98モル%以下、好ましくは98
〜92モル%とアルコール性成分としてエチレングリコ
ール成分とを従来公知のポリエステル共重合技術で通常
単繊維繊度1.5〜100デニールに重合紡糸し、繊維
長を0.3〜80Mにカットするか又はマルチフィラメ
ント状で通常のポビン1ζ巻取る。
一方前記共重合ポリエステルより少なくともその融点が
60°C以上低い従来公知の低融点ポリエステルを単繊
維繊度1.6〜100デニールで重合紡糸して、繊維長
0.8〜801+1にカットするか、又はマルチフィラ
メント状で通常公知のボビンに巻取る。
これよりフィルターを作成する一例を挙げるとスルホイ
ソフタル酸又はその金属塩含有の共重合ポリエステルス
テーブルa紬を50〜95重量%、好ましくは60〜g
fzt量%とスルホイソフタル酸又はそのソーダ塩含有
のポリエステルより融点が少なくとも50°C以上低い
通常公知の低融点ポリエステルステーブル繊維を5〜5
0重量%、好ましくは16〜40重量%とを混綿機にか
けてスルホイソフタル酸又はその金属塩の共重合ポリエ
ステルと低融点ポリエステルが均一に混在するスライバ
ーを作る。
一面マルチフィラメントでボビン取りしたスルホイソフ
タル酸又はその金属塩の共重合ポリエステルと低融点ポ
リエステルを例えば静電気開繊混繊機インターレース等
を使用してスルホイソフタル酸又はその金属塩含有の共
重合ポリエステルフィラメントを50〜95重量%、好
ましくは60〜800〜80重量点ポリエステルフィラ
メントを5〜50!fi1%、好ましくは20〜40重
量%を均一に混繊してポビン1ζ巻取る。
その後両m維を均−夢ζ混繊したカードスライバ−又は
混繊糸を任意形状例えば円筒状の金属イオン濾過機の底
WJ積と高さ1こ加熱成型するため1こは、収縮分を見
込んだ底面積と高さを存する両端に1−当り少なくとも
5個の直径0.1〜0.2111の孔を均一(こ有する
有孔ネジ蓋付の装置を使用し、円筒管の一端を150°
C以下でかつ低融点ポリエステルより約20″C高い過
熱水蒸気又は加熱空気吹込端に接続し、他端を吸引端に
接続し上記有孔蓋間に密度0.03〜0.901Aでカ
ードスライバ−又は混繊ボビン糸を均一に詰め、装置を
密閉状態にし、吸引端を作動させて円筒内を一旦真空に
した後、吸引ポンプを作動させながら徐々に上記温度範
囲の加熱蒸気又は加熱空気を供給して低融点ポリエステ
ルを融解せしめてスルホフタル酸又はその金属塩繊維の
少なくとも一部が低融点ポリエステルで接着された繊維
構造物を形成せしめる。
又他の任意形状例えば11当り少なくとも5個の直径0
.1〜0.2fiの貫通孔が均一に分布した雄雌ネジを
有する直径0.5〜10cIIの球又は直径0.6〜1
0clI、高さ1〜103の両端に雄雌ネジと1d当り
少なくとも5個の直径0.1〜0.2荊の貫通孔が均一
に分布した円柱又は例えば1d当り少なくとも6個の直
径0.1〜0.2ffの貫通孔が均一に分布した少なく
とも一面が密閉可能な正方形。
六角形、短形、半円柱、四分の一円柱等を例示すること
が出来る。
これ等の任意形状の金属イオンフィルター片を融着させ
るには大容量の真空ポンプに直結した端棒と端棒底部に
150°C以下の過熱蒸気又は加熱空気を端棒内に供給
する装置と端棒内を保温加熱する二重端加熱装置内にと
記例示の各覆の加熱成形体容器を積層機、開閉ドアを密
閉した後、真空ポンプを作動させ内部の空気を排除しつ
つ徐々に150°C以下の加熱蒸気又は加熱空気を供給
して低融点ポリエステルを融溶し、スルホイソフタル酸
又はその金属塩よりなる共重合ポリエステル繊維の接点
の少なくとも一部が低融点ポリエステルで融着されたa
m構造物を形成した後、加熱を停止、端内を真空にしつ
つ冷却し、内部の真空を常圧としてから開閉蓋を開き、
任意形状の繊維構造体を取出す。
その後紡糸油剤、S合油剤及び両ポリエステルのオリゴ
マー未接着のポリエステル繊維等を除去するために例え
ばロータリーワッシャー等に金属イオンフィルターを入
れ、例えばソーダ灰1 f/l 。
ノイゲンFi’r185(第一工業製薬■) 1 f/
lを加えた水溶液で浴比1:15〜80で溶液温度50
〜76°Cで20分〜1時間、洗滌後、20分〜1時間
場洗、水洗し、遠心脱水後、乾燥する。
其の後乾燥した任意形状の融着された繊維構造体よりな
る金属イオンフィルターを任意形状のイオン交換器に最
密充填し、食塩であれば8〜20重量%、塩酸であれば
5〜15重麓%の水溶液で45分〜2時間共重合成分の
スルホイソフタル酸の離層金属塩の脱離処理を行った後
、1時間ないし8時間水洗を行って金属イオンの吸着を
開始する。
尚本発明には属さないが単m紬繊度200〜500デニ
ールのスルホイソフタル酸又はそのソーダ塩を0.8〜
0.5 Mllにカットして既設のイオン交換器に充填
すれば、既存のイオン交換w脂と全く同様に使用出来る
(作用) 本発明の金属イオンの吸着機構はビニールスルホン酸又
はその塩とジビニールベンゼンの共重合体で構成された
三次元の粒状イオン交換樹脂と全く同様でスルホン酸基
とカチオンイオンとのイオン結合であり、その結合能力
も2価のカチオンイオンに対してはスルホン酸基2個が
必要であり、然も出来る限りカチオンイオン半径内にス
ルホン酸基が存在することが望ましい。
本発明のスルホイソフタル酸又はその塩が2.5モル%
含有されている乾燥繊維1グラムはカチオンイオンを約
1.0ミリグラム当量吸着する能力を有し、スルホイソ
フタル酸又はその塩が5.0モル%含有されている乾燥
繊維1グラムはカチオンイオンを約2.0ミリグラム当
量吸着し、従来のイオン交換樹脂と同様に濃厚食塩又は
塩酸で吸着しているカチオンイオンを脱離する。
実施例1 酸性成分としてテレフタル酸95モル%とスルホイソフ
タル酸6モル%とアルコール成分としてエチレングリコ
ールよりなるテレフタル酸とスル・ホイソフタル酸ソー
ダの共重合ポリエステルの単繊維繊度2デニール、カッ
ト長60調のステーブルを従来公知のポリエステルステ
ーブル製造法を利用して製造した。
上記スルホイソフタル酸ソーダ共重合ポリエステルステ
ーブル85重量%と鐘紡の低融点(軟化点110″C)
ポリエステルベルコンビタイプ4030.15重量%と
を均一に混合してカードにかけて開繊し、開繊後1枚の
綿重量が100f〜の開繊混合綿を製造し、其の後外径
189.8謂、長さ1000.IIIのステンレス製円
柱の両端から150nの位置に1d当り6個の直径0.
2ffの孔を均一に分布させたマイナスネジで密閉する
ことが出来るネジ止めの蓋の一端を閉じ、他端から上記
混合開繊綿を密度0.15 f/ヒ1ζ均一に充填し、
他の一端も上記と同密度の孔を均−iこ有するマイナス
ネジ止めの蓋で封鎖した後、ステンレス1000ff、
外径189.8顛の一端を160℃の加熱蒸気送風機に
他の端を吸引排気ポンプに接続し、露出部をすべてガラ
ス布製の保温材で保温後30分間150″Cの加熱蒸気
で加熱処理後加熱蒸気送風機から室温の空気を送風し、
他端の吸引排気ポンプを1時間継続稼動させてスルホイ
ソフタル酸ソーダ共重合ポリエステルステーブルを冷却
後低融点ポリエステルで相互に融着させた密度o、 1
’r y/ccの円柱状のイオン交換体を得た。
これを直径99.3m、長さ650m11の円柱イオン
交換体に整形後、ソーダ灰1 f/l 、ノイゲンET
185(第一工業製薬■) 1 f/lの水溶液で浴比
1:80.温度60°Cで1時間、ステンレス製のジ璽
フキー中で洗浄した後、引続き湯洗、更に80分間水洗
、脱水、乾燥後、内径IQQm、長さ1000ynx底
部から20謂と部に荒いフィルターを有し、底部の管を
10flに徐々に細くして、開閉コックを付けたガラス
製の試験用濾過器に整形、洗滌後のスルホイソフタル酸
ソーダの融着整形体を挿入し、15%塩酸水溶液を毎分
100工の割合で1時間還流後、蒸溜水を毎分約100
ccの割合で1時間放流、洗滌した。
其の後蒸溜水中にコバルトを0.4 W/l含む塩酸コ
バルト溶液を毎分約100ccの割合で一過した。
濾過液中のコバルト含有量は0.02 !/lであった
尚流出液中のコバルト量の定量は一過流出液5zlの試
料を取り、これに化学分析用の85%濃塩酸0.21q
とチオシアン酸アンモニウム20Fを純水で100st
に溶解した@ g 1.0 mlと化学分析用アセトン
40m1と水1.81を加えて合計10ytlとしてコ
バルトを発色させ、日立製307型カラーアナライザー
を使用して626mμの吸光度を測定し、前もって作成
した検量線から得られた合音コバルト量を2倍して流出
液中のコバルト含有量を求めた。
実施例2 酸性成分としてテレフタル酸97,5モル%とスルホイ
ソフタル酸ソーダ2.5モル%とアルコール成分として
エチレングリコールよりなるテレフタル酸とスルホイソ
フタル酸の共重合ポリエステルの単a輪繊度1.6デニ
ール、カット長6Hのステーブルを通常公知の方法で製
造した。
上記スルホイソフタル酸ソーダ共重合ポリエステルステ
ーブル80i1t%と鐘紡の低融点(軟化点110℃)
ポリエステルベルコンビタイプ4030.20tffi
%とを均一に混合してカードにかけて開繊し、開繊後1
枚のわた音量が100ル曾のij!、ml混合綿を製造
し、其の後内径20m。
1d当り6個の直径0.2Hの貫通孔を有するネジ開閉
のステンレス製法1ζ上記開繊わたを純水で湿らせた後
、繊維成分としての密度として0.8 f/xの割合で
上記ステンレス球中に詰めた後、鑵体底部に加熱蒸気噴
出孔を有するバイブと開閉蓋を前部に後部(こ空気及び
加熱気体の排出及び空気導入孔を有し、踵体が二重で構
成され二重の空間に加熱蒸気が導入される構造を有する
加熱装置中に上記の内径20ffの貫通有孔球に#1m
成分を0.81/ccの割合で詰めてネジ締めした球を
入れ端棒前蓋を密閉して加熱蒸気を放流させつつ有孔球
体内申の水分を蒸散させた所で、一旦加熱蒸気の放出を
中止して真空ポンプを稼動させて端内を15分間真空に
した後再度加熱蒸気を流しつつ、150°Cの過熱蒸気
で50分加熱してスルホイソフタル酸ソーダ共重合ポリ
エステルステープルを低融点ポリエステルで完全1ζ融
看後、端内を冷却してスルホイソフタル酸共重合ポリエ
ステルの低融点ポリエステルでの融着球体を取出した。
その後ソーダ灰11/l 、ノイゲンET185(第一
工業製薬■)1 f/lの溶液で温度50°C浴比1;
80でロータリーワッシャーを時々回転させつつ40分
間ソーピング後、遠心脱水した後、再びロータリーワッ
シャーに入れ50°Cの湯を放流しつつロータリーワッ
シャーを時々回転させながら80分間場場洗、続いて8
0分間放水しつつ水洗、遠心脱水、乾燥した。
乾燥した融着スルホイソフタル酸共重合ポリエステルを
SUS 8041!!の内径3QQm、厚さ5m。
長さ10001rllの円柱に底部より200M上部に
11当り8個の直径062nの貫通孔を有する厚さ0.
2flの球体保持底板とと部より200 HMの位置に
60度の間隔で厚さ5 put 、巾19朋、長さ9朋
の突起物を有し、これに嵌合する11当り8個の直径Q
、 2mmの貫通孔を有し、円板に60度間隔に厚さ5
 B、巾20M、長さ10闘の長形切込を有する蓋を有
する装置(こ全体の融着球体の密度を0、69kに圧縮
して嵌合蓋を突起板に嵌合後見に押しさげて嵌合部の位
置をずらして融着球体を円往生間部に固定した、 その後16%塩酸を常温で1時間還流後、引続き純水で
8時間放流洗滌を行った。
上記の洗滌ずみの充填スルホイソフタル酸共重合ポリエ
ステル融着球体中に8価の鉄イオン0.1’II/1.
2価のコバルトイオン0.11VJ、2価の銅イオン0
. I W/lを含む溶液を毎分800dの割合でイオ
ン交換させた。
イオン交換後の溶液6−を採取し、分析用の85%I!
 塩酸0.2 mlとチオシアン酸アンモニウム20f
を純水で100g7に溶解した溶液1.0ゴと化学分析
用アセトン4.0 mと水1.8 xlを加えて発色さ
せた合計10xlの溶液を日立製807カラーアナライ
ザーにかけて88(nu、4807F!u、625Kg
の各吸光度を測定し、前もって測定しておいた880K
g+480mμ、625mμにおける各基準濃度におけ
る吸光度値を基礎として、下記吸光度方程式 880Kgの吸光度=銅イオン880ffμの吸光度十
数イオンのasomμの吸光度 480Kgの吸光度=銅イオンの480Kgの吸光度十
数イオンの480Kgの吸光度十コバルトイオンの48
0Kgの吸光度625mμの吸光度=銅イオン625m
μの吸光度十数イオンの6251寧の吸光度十コバルト
イオンの625Kgの吸光度を解いて出した値を2倍し
て銅イオン0.01W/N。
鉄イオン0.0IVLコバルトイオン0.01 Mf/
1の値を得た。
其の後引続いて同濃度の銅イオン、鉄イオン。
コバルトイオンを2トン、イオン交換後の各イオン濃度
の測定値を求めた新調イオン0.01M9/J。
鉄イオン0.OL’t/l、 コバルトイオン0.OL
’f/1と変化がなかった。
比較例1 工業的に製造されているλ社のカチオンイオン交換樹脂
を実施例2の装置を使用し、実施例2の有孔底板に21
0本のポリエステルタフタ2枚を底板と同径に切り取っ
て敷いた上に5.661つめ、更に上部に同じポリエス
テルタフタ2枚を上蓋と同径に切り取って敷きと蓋の切
り口をはめ合せた後回転させてずらし上板が上にはずれ
ない様1こしてから実施例2と全く同様に15%塩酸を
常温で1時間還流後、引続き純水で8時間放流洗滌を行
った。
上記の洗滌ずみのA社の市販カチオン交換樹脂中(こ8
価の鉄イオン0A11971.2価のコバルトイオン0
.11fF/l、2価の銅イオン0.1111/lを含
む溶液を毎分800 zlの割合でイオン交換させた。
イオン交換後の溶液5 mlを採取し、実施例2と同様
に各イオンの残留濃度を求め銅イオン0.021q/l
 、鉄イオン0.02 ”9/l 、 コバルトイオ:
10.011ff/lの値を得た。
其の後引続いて同濃度の銅イオン、鉄イオン。
コバルトイオンを2トン、イオン交換後の各イオン濃度
の測定値を求めた所、銅イオン0.02117/l 。
鉄イオン0.02’l/l、 コバルトイオン0.02
’f/1の値を得た。
実施例8 酸性成分としてテレフタル酸97.6モル%とスルホイ
ソフタル酸ソーダ2.5モル%とアルコール成分として
エチレングリコールよりなるテレフタル酸とイソフタル
酸の共重合ポリエステル150デニール/85フイラメ
ントと鐘紡の低融点(軟化点110℃)ギリエステルペ
ルコンビタイブ4030を試験的に50デニール/15
フイラメントで紡糸した糸をインターレースを使用して
1:1で混繊して巻取り、その後8U8804の直径5
0ff、厚さ5 tnr 、長さ500tRに直径8f
fの穴を100−当り8個あけたコーンに厚さ200K
g。
青さ25 Offに通常の染色用糸巻き返し機を使用し
て密度0.151/cc、に巻き上げた。
其の後実施例2で使用した加熱用螺体にステンレス製の
高さ800朋、巾4QQm、長さ1000Uの網かごに
詰め、最初罐内を真空にした後、150°Cの加熱蒸気
を導入し、加熱蒸気を流しつつ160°Cの過熱蒸気で
50分加熱してスルホイソフタル酸ソーダ共重合ポリエ
ステルフィラメントを低融点ポリエステルフィルムで完
全に融着させた後、端内を冷却して低融点ポリエステル
でスルホイソフタル酸をiiA着したコーンを作りステ
ンレス製の芯を取り除いて融着体の上下1ζボリブロ製
のリングキャップをエポキシ樹脂で密着して融着後の巻
密度が0.17 fAのカートリッヂフィルターを作製
した。実施例2と同様に洗滌、酸処理、洗滌、乾燥を行
った。
上記カートリッヂフィルターを使用して8価の鉄イオン
を0.8Ml/l含有する水溶液を8001Fi遇し、
−退役の鉄イオンを実施例2と同一原理と方法で測定し
た所残留鉄イオン濃度は0.02 TI9/1であった
引続き60i濾過後の残留鉄イオンの濃度は0、021
11/lと変化がなかった。
比較例2 ポリプロ性網目樹脂を使用し、実施例8と同容量のA社
のイオン交換m脂を210本のポリエステルタフタで二
重に外側を巻いて実施例1で使用したと同一の低融点ポ
リエステルでポリエステル布を接着させ、ポリプロ製の
リングキャップをエポキシ樹脂で密着して実施例2と同
様に塩酸処理、洗滌、乾燥を行った。
上記カートリッヂフィルターを使用して8価の鉄イオン
を0.819/lを含有する水溶液を8001濾過し、
濾過後の鉄イオンを実施例2と同一原理と方法で測定し
た所残留鉄イオン濃度は0.0319/lであった。
引続き60(1?濾過後の残留鉄イオンの濃度も0.0
3岬/lと変化がなかった。
(発明の効果) 実施例2と3で実証された如く、本発明のスルホイソフ
タル酸共重合ポリエステルの銅、鉄、コバルト等の重金
属イオンに対するイオン交換性能は通常の市販イオン交
換樹脂の性能より優れた能力を有し、且つその使用形態
は例示の如く実に多様な形態が実現可能であり、スルホ
イソフタル酸共重合ポリエステルの製造も容易であり、
その工業的意義は極めて大きい。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スルホン酸基含有ジカルボン酸を酸成分として少
    なくとも2モル%含有する共重合ポリエステル繊維50
    〜95重量%と、該ポリエステルよりも融点が50℃以
    上低い低融点ポリエステル繊維5〜50重量%とよりな
    り、且つ両者が加熱成型されて前記共重合ポリエステル
    繊維の接点の少なくとも一部が低融点ポリエステルによ
    り融着された繊維構造体よりなる金属イオン吸着フィル
    ター。
  2. (2)スルホン酸基含有ジカルボン酸がスルホイソフタ
    ル酸又はその塩である特許請求の範囲第1項記載のフィ
    ルター。
  3. (3)スルホン酸含有ジカルボン酸又はその塩をポリエ
    ステルの酸成分として2〜8モル%含有する特許請求の
    範囲第1項記載のフィルター。
  4. (4)スルホン酸基含有の共重合ポリエステル繊維が6
    0〜85重量%、低融点ポリエステル繊維が15〜40
    重量%である特許請求の範囲第1項記載のフィルター。
  5. (5)加熱成型された繊維構造体の見掛密度が0.03
    〜1.00g/c.c.である特許請求の範囲第1項記
    載のフィルター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179669A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 Kbセーレン株式会社 金属吸着材用ウェッブ及び不織布、それらの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179669A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 Kbセーレン株式会社 金属吸着材用ウェッブ及び不織布、それらの製造方法

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