JPS6112395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112395Y2 JPS6112395Y2 JP1433380U JP1433380U JPS6112395Y2 JP S6112395 Y2 JPS6112395 Y2 JP S6112395Y2 JP 1433380 U JP1433380 U JP 1433380U JP 1433380 U JP1433380 U JP 1433380U JP S6112395 Y2 JPS6112395 Y2 JP S6112395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge port
- valve
- shaft
- wall
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 30
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 12
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は液体取出用開閉弁に関する。
容器に貯蔵した液体の取出用開閉弁としては、
従来例えば第1図に示す様な開閉弁が用いられて
いた。この図は開閉弁本体12が液体貯蔵用の容
器6に取付けられた状態の断面を示す。弁体1の
開閉はバネ5の弾性力を用いてシヤフト2を左右
に動かすことにより行ない、弁体1と弁座1aと
の間にできる隙間より流出する液体はその流線方
向を吐出口3の内壁10により変えている。この
ため液体の動圧が吐出口3の内壁10に直接加わ
り、シヤフト2が擢動する様に内壁10に設けら
れている開口部4とシヤフト2との間の隙間より
液体が漏れ出てくる欠点があつた。
従来例えば第1図に示す様な開閉弁が用いられて
いた。この図は開閉弁本体12が液体貯蔵用の容
器6に取付けられた状態の断面を示す。弁体1の
開閉はバネ5の弾性力を用いてシヤフト2を左右
に動かすことにより行ない、弁体1と弁座1aと
の間にできる隙間より流出する液体はその流線方
向を吐出口3の内壁10により変えている。この
ため液体の動圧が吐出口3の内壁10に直接加わ
り、シヤフト2が擢動する様に内壁10に設けら
れている開口部4とシヤフト2との間の隙間より
液体が漏れ出てくる欠点があつた。
他の従来例として、シヤフト2とそのための開
口部4との間に弾性体(図示せず)を挿入し隙間
を無くし上記の欠点を克服すべく為された開閉弁
もあるが、この場合はシヤフト2の往復運動に支
障を生じるため弁の閉止が不確実になるという別
の欠点が生じる。
口部4との間に弾性体(図示せず)を挿入し隙間
を無くし上記の欠点を克服すべく為された開閉弁
もあるが、この場合はシヤフト2の往復運動に支
障を生じるため弁の閉止が不確実になるという別
の欠点が生じる。
この考案は上記の従来の液体取出用開閉弁にお
ける欠点を除去すべくなされたものであり以下図
面によりこの考案に係る実施例を説明する。
ける欠点を除去すべくなされたものであり以下図
面によりこの考案に係る実施例を説明する。
第2図はこの考案に係る液体取出用開閉弁の一
実施例を示す。この図は開閉弁本体12が液体貯
蔵用の容器6に取付けられた状態の断面を示す。
弁体1はバネ5の弾性力によつて弁座1aと当接
し、弁体1の開閉はシヤフト2を左右に動かすこ
とにより行なう。開閉弁本体12の吐出口の内壁
10に隔壁7を設け、内壁10で囲まれる空間を
前後に(図面では左右に)二分する。その結果、
吐出口は吐出口3aとその後に予備室3bが設け
られたものとなる。開閉用のシヤフト2は隔壁7
を貫通し、またリング状のパツキン8が、このシ
ヤフト2を擢動可能に保持する予備室3bの側の
開口部4に設けられている。この開口部4にはシ
ヤフト2を貫通させる貫通孔を有するシヤフトガ
イド9が設けられている。
実施例を示す。この図は開閉弁本体12が液体貯
蔵用の容器6に取付けられた状態の断面を示す。
弁体1はバネ5の弾性力によつて弁座1aと当接
し、弁体1の開閉はシヤフト2を左右に動かすこ
とにより行なう。開閉弁本体12の吐出口の内壁
10に隔壁7を設け、内壁10で囲まれる空間を
前後に(図面では左右に)二分する。その結果、
吐出口は吐出口3aとその後に予備室3bが設け
られたものとなる。開閉用のシヤフト2は隔壁7
を貫通し、またリング状のパツキン8が、このシ
ヤフト2を擢動可能に保持する予備室3bの側の
開口部4に設けられている。この開口部4にはシ
ヤフト2を貫通させる貫通孔を有するシヤフトガ
イド9が設けられている。
こうした構造をもつ液体取出用開閉弁におい
て、液体取出用のシヤフト2を第2図における左
方向に押すと弁体1が動いて弁体1を弁座1aと
の間に隙間ができ、そこより容器6に貯蔵してあ
る液体が流れ出てくる。このとき流出液体の動圧
は隔壁7に加わり、大部分の液体の流線方向は吐
出口3a内で隔壁7により変えられ液体は吐出口
3aより流出する。隔壁7のシヤフト用貫通孔と
シヤフト2との間の隙間より漏れた僅かな量の液
体はリング状のパツキン8の存在により予備室3
bより流出する。パツキン8はまた、弁体1を通
る液体の流出量が大きい場合やその流出圧力が高
い場合に開閉用シヤフト2を伝つて流れてくる液
体の流れを止めるので、シヤフト2とシヤフトガ
イド9の開孔部との間の隙間より液体が漏れ出る
ことはない。また、容器6から弁体1を通つて流
出する液体の流出圧力が低い場合には、パッキン
8を設けなくても水漏れは起らず、開閉弁の機能
として満足すべきものが得られる。
て、液体取出用のシヤフト2を第2図における左
方向に押すと弁体1が動いて弁体1を弁座1aと
の間に隙間ができ、そこより容器6に貯蔵してあ
る液体が流れ出てくる。このとき流出液体の動圧
は隔壁7に加わり、大部分の液体の流線方向は吐
出口3a内で隔壁7により変えられ液体は吐出口
3aより流出する。隔壁7のシヤフト用貫通孔と
シヤフト2との間の隙間より漏れた僅かな量の液
体はリング状のパツキン8の存在により予備室3
bより流出する。パツキン8はまた、弁体1を通
る液体の流出量が大きい場合やその流出圧力が高
い場合に開閉用シヤフト2を伝つて流れてくる液
体の流れを止めるので、シヤフト2とシヤフトガ
イド9の開孔部との間の隙間より液体が漏れ出る
ことはない。また、容器6から弁体1を通つて流
出する液体の流出圧力が低い場合には、パッキン
8を設けなくても水漏れは起らず、開閉弁の機能
として満足すべきものが得られる。
この考案に係る液体取出用開閉弁の別の実施例
を第3図に示す。この実施例においては平板7′
を第2図の隔壁7の代りに用いている。平板7′
は内壁10に作られた突起物11の溝部分に挿入
され保持されている。この平板7′の働きは第2
図における隔壁7と全く同様である。なお、平板
7′を可撓性のある材料で作りその端面にくぼみ
付きの突起部をもたせ、突起物11の溝が逆テー
パをもつ様に加工すれば平板7′の内壁10への
保持性が一段と高まる。
を第3図に示す。この実施例においては平板7′
を第2図の隔壁7の代りに用いている。平板7′
は内壁10に作られた突起物11の溝部分に挿入
され保持されている。この平板7′の働きは第2
図における隔壁7と全く同様である。なお、平板
7′を可撓性のある材料で作りその端面にくぼみ
付きの突起部をもたせ、突起物11の溝が逆テー
パをもつ様に加工すれば平板7′の内壁10への
保持性が一段と高まる。
第1図は従来の液体取出用開閉弁の断面図であ
る。第2図と第3図はこの考案の実施例に係る液
体取出用開閉弁の断面図である。 1……弁体、1a……弁座、2……シヤフト、
3……吐出口、3a……吐出口、3b……予備
室、4……開口部、5……バネ、6……容器、7
……隔壁、7′……平板、8……パツキン、9…
…シヤフトガイド、10……内壁、11……突起
物、12……開閉弁本体。
る。第2図と第3図はこの考案の実施例に係る液
体取出用開閉弁の断面図である。 1……弁体、1a……弁座、2……シヤフト、
3……吐出口、3a……吐出口、3b……予備
室、4……開口部、5……バネ、6……容器、7
……隔壁、7′……平板、8……パツキン、9…
…シヤフトガイド、10……内壁、11……突起
物、12……開閉弁本体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吐出口の奥の弁座に当接する弁体と、前記吐
出口の内壁を貫通して擢動可能に取付けられ前
記弁体を操作するシヤフトとを具備する液体取
出用開閉弁において、前記吐出口内の空間に前
記シヤフトを貫通させる開口部を有する隔壁を
設け容器側の吐出口と開口部側の予備室とを区
隔したことを特徴とする液体取出用開閉弁。 (2) 前記隔壁が前記シヤフトの軸方向と実質的に
直交することを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の液体取出用開閉弁。 (3) 前記隔壁と前記吐出口内壁が一体に成形され
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項又は第2項に記載の液体取出用開閉弁。 (4) 前記シヤフトを擢動可能に保持する前記吐出
口の内壁の開口部にリング状のパツキンを設け
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項又、第2項又は第3項に記載の液体取出用
開閉弁。 (5) 前記隔壁が前記吐出口の内壁に成形加工され
た溝に保持されることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項又は第2項に記載の液体取
出用開閉弁。 (6) 前記隔壁が前記吐出口を二分していることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第
2項又は第3項に記載の液体取出用開閉弁。 (7) 前記隔壁が可撓平板であることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第5項に記載の液体取
出用開閉弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433380U JPS6112395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433380U JPS6112395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115399U JPS56115399U (ja) | 1981-09-04 |
JPS6112395Y2 true JPS6112395Y2 (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=29610831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1433380U Expired JPS6112395Y2 (ja) | 1980-02-06 | 1980-02-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112395Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-06 JP JP1433380U patent/JPS6112395Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56115399U (ja) | 1981-09-04 |
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