JPS61112074A - エルゴリン誘導体及び該誘導体を含む医薬品 - Google Patents
エルゴリン誘導体及び該誘導体を含む医薬品Info
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- JPS61112074A JPS61112074A JP60243798A JP24379885A JPS61112074A JP S61112074 A JPS61112074 A JP S61112074A JP 60243798 A JP60243798 A JP 60243798A JP 24379885 A JP24379885 A JP 24379885A JP S61112074 A JPS61112074 A JP S61112074A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D457/00—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
- C07D457/02—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 8
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/18—Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/20—Hypnotics; Sedatives
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規エルゴリン誘導体およびその医薬としての
使用に関する。
使用に関する。
文献には、基本的エルゴリン構造:
を有する多くの化合物が記載されており、かかる化合物
は、驚異的な種々の薬学的活性をもつことが知られてい
る。例えば、リセルグ酸のアミドは種々の薬理学的活性
を有し、エルゴタミンは片頭痛の治療に用いられている
が、エルゴコルニンはプロラクチンおよびラットに於り
る腫瘍の抑制剤であることが示されている。天然産およ
び合成の両方の非ペプチド変角誘導体はこれらの種々の
性質を有しており、この型の化合物は、動物に於ける避
妊に有用でありかつ抗受精作用および乳汁分泌抑制作用
があることが示されている。
は、驚異的な種々の薬学的活性をもつことが知られてい
る。例えば、リセルグ酸のアミドは種々の薬理学的活性
を有し、エルゴタミンは片頭痛の治療に用いられている
が、エルゴコルニンはプロラクチンおよびラットに於り
る腫瘍の抑制剤であることが示されている。天然産およ
び合成の両方の非ペプチド変角誘導体はこれらの種々の
性質を有しており、この型の化合物は、動物に於ける避
妊に有用でありかつ抗受精作用および乳汁分泌抑制作用
があることが示されている。
本発明は、下記の一般式(I):
〔上記一般式(1)中、R1は水素またはC1−4アル
キルであり、RZは水素、C1−4アルキル、ヒドロキ
シCI−4アルキル、Cl−4アルコキシCI−aアル
キル、HSCI−4アルキル、C2−4アルキル−S
−C、、アルキル、C3−4アルキルチオまたは随意に
置換されたアルキルチオまたは随意に置換されたアルア
ルキルチオ(aralkyHhio)であり、R3は水
素、C8−4アルキルまたは随意に置換されたアリール
または随意に置換されたーrルアルキル(aralky
l)である〕を有する新規化合物の1群およびその塩を
提供Vる。上記化学構造中の点線は随意の付加的結合を
示す。これらの化合物は中枢神経系に有用な作用を示す
る。
キルであり、RZは水素、C1−4アルキル、ヒドロキ
シCI−4アルキル、Cl−4アルコキシCI−aアル
キル、HSCI−4アルキル、C2−4アルキル−S
−C、、アルキル、C3−4アルキルチオまたは随意に
置換されたアルキルチオまたは随意に置換されたアルア
ルキルチオ(aralkyHhio)であり、R3は水
素、C8−4アルキルまたは随意に置換されたアリール
または随意に置換されたーrルアルキル(aralky
l)である〕を有する新規化合物の1群およびその塩を
提供Vる。上記化学構造中の点線は随意の付加的結合を
示す。これらの化合物は中枢神経系に有用な作用を示す
る。
C1−4アルキルと言う場合、これは直鎖基でも分枝鎖
でもよく、例としてはメチルまたはエチルまたはプロピ
ルまたはイソプロピルまたはブチルまたはter t−
ブチルが含まれる。好ましいアルキル基はメチルおよび
エチルである。かかるアルキル基は、R2基の場合には
ヒドロキシ置換基またはCl−aアルコキシ置換基また
はR5−置換基またはCl−4アルキルS−置換基で置
換されることができる。C1−4アルコキシ置換基はR
O−(上記式中、Rは上で定義したようなC1−4アル
キル基である)型の基であり、C3−、アルキルチオ基
はR5−(上記式中、RはC+−aアルアルキルる)型
の基である。C+−nアルコキシおよびC1−4アル;
1−ルチオの両方の場合、アルキル部分は好ましくはメ
チルまたはエチルであり、好ましい基はRO(CHz)
z−およびR3(CHz)t (ここでRはメチル
またはエチルである)である。
でもよく、例としてはメチルまたはエチルまたはプロピ
ルまたはイソプロピルまたはブチルまたはter t−
ブチルが含まれる。好ましいアルキル基はメチルおよび
エチルである。かかるアルキル基は、R2基の場合には
ヒドロキシ置換基またはCl−aアルコキシ置換基また
はR5−置換基またはCl−4アルキルS−置換基で置
換されることができる。C1−4アルコキシ置換基はR
O−(上記式中、Rは上で定義したようなC1−4アル
キル基である)型の基であり、C3−、アルキルチオ基
はR5−(上記式中、RはC+−aアルアルキルる)型
の基である。C+−nアルコキシおよびC1−4アル;
1−ルチオの両方の場合、アルキル部分は好ましくはメ
チルまたはエチルであり、好ましい基はRO(CHz)
z−およびR3(CHz)t (ここでRはメチル
またはエチルである)である。
R1は、好ましくはC2−4アルキル、特にメチルであ
り、R2は好ましくは水素である。R3は、好ましくは
C8−4アルキルまたは随意に置換されたアリールまた
は随意に置換されたアルアルキルであり、特にC1−4
アルキルである。
り、R2は好ましくは水素である。R3は、好ましくは
C8−4アルキルまたは随意に置換されたアリールまた
は随意に置換されたアルアルキルであり、特にC1−4
アルキルである。
随意に置換されたアルキル基および随意に置換されたア
ルアルキル基はフェニル基あるいはニトロ、シアノ、ア
ミノ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、C1−4ア
ルキル、特にメチル、Cl−4アルコキシ、特にメトキ
シ、エトキシ、ハロゲン、特に弗素または塩素または臭
素から選ばれる置換基1個以上、好ましくは1〜3個で
置換されたフェニル基からなる。好ましい置換基はCI
−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲンである。
ルアルキル基はフェニル基あるいはニトロ、シアノ、ア
ミノ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、C1−4ア
ルキル、特にメチル、Cl−4アルコキシ、特にメトキ
シ、エトキシ、ハロゲン、特に弗素または塩素または臭
素から選ばれる置換基1個以上、好ましくは1〜3個で
置換されたフェニル基からなる。好ましい置換基はCI
−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲンである。
アルアルキル基は、好ましくは式Ph (CF(2)−
(ここでnは1または2である)である。
(ここでnは1または2である)である。
一般式(1)が3種の異性体を包含するものであること
はわかるであろう。8.9位が飽和している化合物の場
合、8位のメチル基は軸方向またはエクイトリアリ−(
equi torially)に向けられ得るので、化
合物の3つの型はすべて一般式に包含される。一般式(
1)の化合物は、アグロクラビン、ピロクラビン、フエ
ストクラビンのiA i 体とみなすことができる。好
ましい化合物は、8゜9位に二重結合がある化合物であ
る。
はわかるであろう。8.9位が飽和している化合物の場
合、8位のメチル基は軸方向またはエクイトリアリ−(
equi torially)に向けられ得るので、化
合物の3つの型はすべて一般式に包含される。一般式(
1)の化合物は、アグロクラビン、ピロクラビン、フエ
ストクラビンのiA i 体とみなすことができる。好
ましい化合物は、8゜9位に二重結合がある化合物であ
る。
本発明の化合物の1つの好ましい群は、下記の弐:
(上記式中、R1、R1、R3は上で定義した通りであ
る。好ましくは、R1はCI−4アルキル、特にメチル
であり、R2は水素であり、R3はCI−4アルキル、
特にメチルである。)のアグロクラビン部分を有する化
合物群である。
る。好ましくは、R1はCI−4アルキル、特にメチル
であり、R2は水素であり、R3はCI−4アルキル、
特にメチルである。)のアグロクラビン部分を有する化
合物群である。
本発明の新規化合物は、遊離塩基形と酸付加塩形の両方
ともに有用である。酸付加塩は、好ましくは無機酸、例
えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸または燐酸との、あ
るいは有機カルボン酸、例えばグリコール酸、マレイン
酸、ヒドロキシマレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸、0−アセトキシ安息香酸、
ニコチン酸またはイソニコチン酸あるいは有機スルホン
酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−
ヒドロキシェタンスルホン酸、トルエン−p−スルホン
酸またはナフタレン−2−スルホン酸のような有機酸と
の塩のような適当な酸との医薬上受容できる無毒性付加
塩である。医薬上受容できる酸付加塩とは別に、酸付加
塩の範囲内には、例えばピクリン酸またはシュウ酸との
塩のような他の塩も含まれる。これらの塩は、本発明の
化合物の精製に於て、あるいは他の例えば医薬上受容で
きる酸付加塩の製造に於て中間体として働くことができ
、あるいは本発明の塩基の同定または二トヤラクタリゼ
ーンヨンまたは精製のために有用である。
ともに有用である。酸付加塩は、好ましくは無機酸、例
えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸または燐酸との、あ
るいは有機カルボン酸、例えばグリコール酸、マレイン
酸、ヒドロキシマレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、サリチル酸、0−アセトキシ安息香酸、
ニコチン酸またはイソニコチン酸あるいは有機スルホン
酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−
ヒドロキシェタンスルホン酸、トルエン−p−スルホン
酸またはナフタレン−2−スルホン酸のような有機酸と
の塩のような適当な酸との医薬上受容できる無毒性付加
塩である。医薬上受容できる酸付加塩とは別に、酸付加
塩の範囲内には、例えばピクリン酸またはシュウ酸との
塩のような他の塩も含まれる。これらの塩は、本発明の
化合物の精製に於て、あるいは他の例えば医薬上受容で
きる酸付加塩の製造に於て中間体として働くことができ
、あるいは本発明の塩基の同定または二トヤラクタリゼ
ーンヨンまたは精製のために有用である。
本発明の化合物は、式(II);
〔上記式(■)中、R1は水素またはC3−4フルキル
であり、R2は水素またはCl−Aアルキルである〕
[の化
合物を、式R”SY (上記式中、Yはハロケン原子で
あり、R3はC3−4アルキルまたは随意に置換された
了り−ルまたは随意に置換されたアルアルキルである)
のハロゲン化スルフェニルと反応させかつ随意に、R2
がヒドロキシCI−aアルキル、C1−4アルコキシC
t−nアルキル、H3CI−4アルキルまたはC3−、
アルキルSC,−4アルキルである化合物を製造するこ
とが所望な場合には、次に適当な反応剤と反応させるこ
とによって容易に製造することができる。
であり、R2は水素またはCl−Aアルキルである〕
[の化
合物を、式R”SY (上記式中、Yはハロケン原子で
あり、R3はC3−4アルキルまたは随意に置換された
了り−ルまたは随意に置換されたアルアルキルである)
のハロゲン化スルフェニルと反応させかつ随意に、R2
がヒドロキシCI−aアルキル、C1−4アルコキシC
t−nアルキル、H3CI−4アルキルまたはC3−、
アルキルSC,−4アルキルである化合物を製造するこ
とが所望な場合には、次に適当な反応剤と反応させるこ
とによって容易に製造することができる。
ハロゲン化スルフェニル(R’SY (ここでYはハロ
ゲン、好ましくは塩素である)〕との反応は、好ましく
は、例えばジクロロメタンのような不活性有機溶媒中で
、例えば−70℃〜+25℃の温度に於て行われる。式
(n)の反応成分が、R2が水素である化合物である場
合には、ハロゲン化スルフェニルとの反応によって、優
先的に2−位で置換が起こるので、R2が水素でありか
つR3がCI−4アルキルまたは随意に置換されたアリ
ールまたは随意に置換されたアルアルキルである化合物
が主として生成される。特に塩基性条件下、例えばトリ
エチルアミンの存在下で反応を行う場合、■、2−置換
も起こり得る。
ゲン、好ましくは塩素である)〕との反応は、好ましく
は、例えばジクロロメタンのような不活性有機溶媒中で
、例えば−70℃〜+25℃の温度に於て行われる。式
(n)の反応成分が、R2が水素である化合物である場
合には、ハロゲン化スルフェニルとの反応によって、優
先的に2−位で置換が起こるので、R2が水素でありか
つR3がCI−4アルキルまたは随意に置換されたアリ
ールまたは随意に置換されたアルアルキルである化合物
が主として生成される。特に塩基性条件下、例えばトリ
エチルアミンの存在下で反応を行う場合、■、2−置換
も起こり得る。
R2がヒドロキシ−02−4アルキル、(/+−aアル
コキシC1−4アルキル、H3O+−nアルキルまたは
CI−4アルキルSC,−、アルキルである化n物を製
造する場合には、式(■): で示される適当な2−置換化合物を式R2Y (上記式
中、Yはハロゲン、好ましくは塩素である)の化合物と
反応させる。R2がHOCH2−である場合には、化合
物(III)をホルムアルデヒドと反応させる。反応は
、好ましくは、例えばテトラヒドロフランのような不活
性有機溶媒中で、好ましくは一1O°〜+10℃の温度
に於てかつ例えば水素化ナトリウムのような塩基の存在
下で行われる。
コキシC1−4アルキル、H3O+−nアルキルまたは
CI−4アルキルSC,−、アルキルである化n物を製
造する場合には、式(■): で示される適当な2−置換化合物を式R2Y (上記式
中、Yはハロゲン、好ましくは塩素である)の化合物と
反応させる。R2がHOCH2−である場合には、化合
物(III)をホルムアルデヒドと反応させる。反応は
、好ましくは、例えばテトラヒドロフランのような不活
性有機溶媒中で、好ましくは一1O°〜+10℃の温度
に於てかつ例えば水素化ナトリウムのような塩基の存在
下で行われる。
式(II)の化合物は、アグロクラビンまたはピロクラ
ビンまたはフェストクラビンの場合のように容易に入手
できるか、あるいは技術上公知の方法で製造することが
できる。例えば、R1がメチル以外である化合物は、ア
グロクラビンまたはピロクラビンまたはフエストクラビ
ンから、クロロ蟻酸トリクロロメチルを用いて6−位の
メチルを除去した後、亜鉛/エタノール還元および次に
アルキル化を行うことによって製造することができる。
ビンまたはフェストクラビンの場合のように容易に入手
できるか、あるいは技術上公知の方法で製造することが
できる。例えば、R1がメチル以外である化合物は、ア
グロクラビンまたはピロクラビンまたはフエストクラビ
ンから、クロロ蟻酸トリクロロメチルを用いて6−位の
メチルを除去した後、亜鉛/エタノール還元および次に
アルキル化を行うことによって製造することができる。
同様に、■−位にアルキル置換基を有する化合物(R2
がC1−4アルキルである式(If)の化合物〕は、ア
グロクラビン部分またはビクロクラビン部分またはフエ
ストクラビン部分のアルキル化によって製造することが
できる。
がC1−4アルキルである式(If)の化合物〕は、ア
グロクラビン部分またはビクロクラビン部分またはフエ
ストクラビン部分のアルキル化によって製造することが
できる。
R3が水素である式(1)の化合物は、2−ブロモ置換
化合物を加水分解して対応するアミド遊導体を得、これ
をP t S sと反応させることによるか、あるいは
別法では、未置換化合物を一塩化硫黄(C1!−5−3
−C1)と反応させかつこの生成物を高温に於て水で、
または硼水素化す1リウムで開裂させることによって式
、 の化合物を生成させることによるかのいずれかの特殊な
方法で製造することができる。
化合物を加水分解して対応するアミド遊導体を得、これ
をP t S sと反応させることによるか、あるいは
別法では、未置換化合物を一塩化硫黄(C1!−5−3
−C1)と反応させかつこの生成物を高温に於て水で、
または硼水素化す1リウムで開裂させることによって式
、 の化合物を生成させることによるかのいずれかの特殊な
方法で製造することができる。
上述したように、本発明の化合物は、低毒性で有用な中
枢神経系活性を有する。この活性は、十分に確立された
方法を用いる動物モデルの広範な試験で示される。より
詳しくは、本発明の化合物は、P、ジーマン(P、Se
eman)らがネーチャー(Nature) 、261
.717−719 (1976)に記載しているスピロ
ペリドール結合試験(spiroperidol bi
nding test)で活性を有することが示された
。例えば、本発明の化合物のICs。
枢神経系活性を有する。この活性は、十分に確立された
方法を用いる動物モデルの広範な試験で示される。より
詳しくは、本発明の化合物は、P、ジーマン(P、Se
eman)らがネーチャー(Nature) 、261
.717−719 (1976)に記載しているスピロ
ペリドール結合試験(spiroperidol bi
nding test)で活性を有することが示された
。例えば、本発明の化合物のICs。
値(スピロペリドールの結合を50%だけ減少させるた
めに所要な化合物の濃度)は5μM未満である。この試
験は、本発明の化合物が中枢神経系のドーパミン受容器
と相互作用することを示し、このことは、血清プロラク
チンレベルを変える能力およびドーパミンターンオーバ
ーを変化させる能力によって確かめられる。式(1)の
化合物およびその医薬上受容できる酸付加塩は、強力な
中頃神経系作用性化合物であり、軽度の不安状態、精神
分裂病や急性繰病のようなある種の精神病症状、パーキ
ンソン症候群の治療に有用である。
めに所要な化合物の濃度)は5μM未満である。この試
験は、本発明の化合物が中枢神経系のドーパミン受容器
と相互作用することを示し、このことは、血清プロラク
チンレベルを変える能力およびドーパミンターンオーバ
ーを変化させる能力によって確かめられる。式(1)の
化合物およびその医薬上受容できる酸付加塩は、強力な
中頃神経系作用性化合物であり、軽度の不安状態、精神
分裂病や急性繰病のようなある種の精神病症状、パーキ
ンソン症候群の治療に有用である。
本発明の化合物は広い用量範囲にわたって有用であり、
投与される実際の用量は、用いられる特別な化合物、治
療される症状、治療される哺乳動物の種類と大きさのよ
うな因子に依存する。しかし、所要用量は、通常、0.
05〜10mg/kg/日の範囲内に入り、例えばヒト
成人の治療には、0、2〜5mg/kgの用量が用いら
れる。
投与される実際の用量は、用いられる特別な化合物、治
療される症状、治療される哺乳動物の種類と大きさのよ
うな因子に依存する。しかし、所要用量は、通常、0.
05〜10mg/kg/日の範囲内に入り、例えばヒト
成人の治療には、0、2〜5mg/kgの用量が用いら
れる。
本発明の化合物および医薬上受容できる塩は、通常、経
口または注射によって投与され、この目的には、通常、
製剤組成物の形で用いられるうかかる組成物は、製剤技
術上公知の方法で製造され、通常、少なくとも1種の本
発明の活性化合物または医薬上受容できる塩を、そのた
めの製剤上受容できる担体と共に含む。本発明の組成物
の製造に於ては、活性成分を、通常、担体と混合するか
、あるいは担体で希釈するか、あるいはカプセルまたは
サツシェまたは紙または他の容器の形であることができ
る担体内に封入する。担体が希釈剤として働くとき、担
体は、活性成分のビヒクルまたは賦形剤または媒質とし
て作用する固体または半固体または液体であることがで
きる。適当な担体の幾つかの例は、乳糖、ブドウ糖、シ
ョ糖、ソルビ・ノド、マンニット、澱粉、アラビアゴム
、燐酸カルシウム、アルギン酸塩、トラガント、セラナ
ン、シロップ、メチルセルロース、オキン安息香酸メチ
ル、オキシ安息香酸プロピル、タルク、ステアリン酸マ
グネシウム、鉱油である。本発明の組成物は、患者へ投
与した後、活性成分の迅速放出または持続的放出または
遅延放出を与えるように調合することができる。
口または注射によって投与され、この目的には、通常、
製剤組成物の形で用いられるうかかる組成物は、製剤技
術上公知の方法で製造され、通常、少なくとも1種の本
発明の活性化合物または医薬上受容できる塩を、そのた
めの製剤上受容できる担体と共に含む。本発明の組成物
の製造に於ては、活性成分を、通常、担体と混合するか
、あるいは担体で希釈するか、あるいはカプセルまたは
サツシェまたは紙または他の容器の形であることができ
る担体内に封入する。担体が希釈剤として働くとき、担
体は、活性成分のビヒクルまたは賦形剤または媒質とし
て作用する固体または半固体または液体であることがで
きる。適当な担体の幾つかの例は、乳糖、ブドウ糖、シ
ョ糖、ソルビ・ノド、マンニット、澱粉、アラビアゴム
、燐酸カルシウム、アルギン酸塩、トラガント、セラナ
ン、シロップ、メチルセルロース、オキン安息香酸メチ
ル、オキシ安息香酸プロピル、タルク、ステアリン酸マ
グネシウム、鉱油である。本発明の組成物は、患者へ投
与した後、活性成分の迅速放出または持続的放出または
遅延放出を与えるように調合することができる。
投与ルートにより、上記組成物は、経口用の錠音;1ま
たはカプセルまたは懸濁液、注射液、皮内移411′L
錠として調合することができる。好ましくは、本発明の
組成物は、おのおのが1〜300mg、より通常には5
〜100+ngの活性成分を含む単位剤形で調合される
。
たはカプセルまたは懸濁液、注射液、皮内移411′L
錠として調合することができる。好ましくは、本発明の
組成物は、おのおのが1〜300mg、より通常には5
〜100+ngの活性成分を含む単位剤形で調合される
。
以下、実施例によって本発明を説明する。
失施例1−4
塩化スルフリル(0,74g)をジクロロメタン(15
m1)中に含む溶液を、ジクロロメタン(15ml>中
に二硫化メチル(0,46g)を含も冒容イ夜に、−2
0℃に於て撹拌しながら、15分間にわたって滴加した
。得られた塩化メチルスルフェニル溶液を、室温へ到達
させた後、ジクロロメタン(15QmI)中に8.9−
ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(2,4g)
を含む:υ濁液へ、−70℃に於て滴加した。反応混合
物を1晩中攪拌しかつ室温へ到達させた。冷アンモニア
溶液を添加し、混合物をジクロロメタン(3/10 Q
mIりで抽出した。抽出液を合わせ、7にで洗浄し、乾
燥しくMg5Oa)、蒸発乾個させた。中性アルミナ上
でクロマトグラフィーを行い(CH2C12)、シクロ
ヘキサンから再結晶して表題の化合物、融点148−1
50°Cを得た。メタンスルホン酸塩、融点220−2
22℃も製造した。
m1)中に含む溶液を、ジクロロメタン(15ml>中
に二硫化メチル(0,46g)を含も冒容イ夜に、−2
0℃に於て撹拌しながら、15分間にわたって滴加した
。得られた塩化メチルスルフェニル溶液を、室温へ到達
させた後、ジクロロメタン(15QmI)中に8.9−
ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(2,4g)
を含む:υ濁液へ、−70℃に於て滴加した。反応混合
物を1晩中攪拌しかつ室温へ到達させた。冷アンモニア
溶液を添加し、混合物をジクロロメタン(3/10 Q
mIりで抽出した。抽出液を合わせ、7にで洗浄し、乾
燥しくMg5Oa)、蒸発乾個させた。中性アルミナ上
でクロマトグラフィーを行い(CH2C12)、シクロ
ヘキサンから再結晶して表題の化合物、融点148−1
50°Cを得た。メタンスルホン酸塩、融点220−2
22℃も製造した。
同様な方法で下記の化合物を製造した。
8.9−ジデヒドr:1−6〜エチルー8−メチル−2
−メチルチオエルゴリン、融点166−168℃。
−メチルチオエルゴリン、融点166−168℃。
8.9−ジデヒドロ−8〜メチル−6−ブロビルー2−
メチルチオエルゴリン、融点173−丁 175℃。
メチルチオエルゴリン、融点173−丁 175℃。
8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−n−プロ
ピルチオエルゴリンメタンスルホン酸塩、融点181−
182℃。
ピルチオエルゴリンメタンスルホン酸塩、融点181−
182℃。
犬搦−例j−
無水ジクロロメタン(1QmIり中に塩化スルフリル(
0,−14g )を含む溶液を、ジクロロメタン(10
mmり中に二硫化エチル(0,67g)を含む溶液へ、
−20℃に於て攪拌しながら15分間酩かかって滴加し
た。10分間撹拌後、この溶液を、ジクロロメタン(1
0QmIり中の8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル
エルゴリン(2,4g)へ−70℃に於て滴加した。こ
の溶液を、1晩中に室温へ到達させた後、濃アンモニア
溶液(比重0.88)で塩基性にし、ジクロロメタンで
3回抽出した。ジクロロメタン抽出液を合わせて洗浄し
く水で)、乾燥しくMg S O4)、蒸発して油(2
,5g)を得た。この油を、四塩化炭素とりCI L:
Jホルムとの混合物(1: 1)で溶解し中性アルミナ
(等級■)上、最初クロロホルム、次に酢酸エチルで溶
出してクロマトグラフィーを行い、精製生成物を油(2
g)として得、これをイソプロパツールから再結晶して
8,9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−エチルチ
オエルゴリンを融点168−169℃の淡黄色針状晶と
して得た。
0,−14g )を含む溶液を、ジクロロメタン(10
mmり中に二硫化エチル(0,67g)を含む溶液へ、
−20℃に於て攪拌しながら15分間酩かかって滴加し
た。10分間撹拌後、この溶液を、ジクロロメタン(1
0QmIり中の8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル
エルゴリン(2,4g)へ−70℃に於て滴加した。こ
の溶液を、1晩中に室温へ到達させた後、濃アンモニア
溶液(比重0.88)で塩基性にし、ジクロロメタンで
3回抽出した。ジクロロメタン抽出液を合わせて洗浄し
く水で)、乾燥しくMg S O4)、蒸発して油(2
,5g)を得た。この油を、四塩化炭素とりCI L:
Jホルムとの混合物(1: 1)で溶解し中性アルミナ
(等級■)上、最初クロロホルム、次に酢酸エチルで溶
出してクロマトグラフィーを行い、精製生成物を油(2
g)として得、これをイソプロパツールから再結晶して
8,9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−エチルチ
オエルゴリンを融点168−169℃の淡黄色針状晶と
して得た。
ジクロロメタン(10m1)中に塩化スルフリル<1.
94g)を含む溶液を、ジクILI l:Iメタン(1
0mj!中に二硫化イソプロピル(2,2g)含む溶液
へ一5℃に於て滴加した。室温に於て30分間撹拌した
後、この黄色溶液を、ジクロロメタン(350mρ)中
に8.9−ジデヒドロ−6゜8−ジメチルエルコ′リン
(4,8g)を含む)容’t(It”\−20℃に於て
滴加した。この混合物を、1晩中に室温へ到達させた後
、水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.88)で塩
基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジクロロメ
タン抽出液を合わせ、洗浄しく水で)、乾燥しくMg5
OJ、蒸発して黒色油を得た。この油を、ジクロロメタ
ンに溶解し、中性アルミナ(等級■)上で、最初にジク
ロロホルムメタン溶出してクロマトグラフィーを行って
最初の生成物8.9−ジデヒドロ−6゜8−ジメチル−
1,2−ジ(1−メチルエチル)チオエルゴリン(1)
を油(質量分析m/e386)として得た。
94g)を含む溶液を、ジクILI l:Iメタン(1
0mj!中に二硫化イソプロピル(2,2g)含む溶液
へ一5℃に於て滴加した。室温に於て30分間撹拌した
後、この黄色溶液を、ジクロロメタン(350mρ)中
に8.9−ジデヒドロ−6゜8−ジメチルエルコ′リン
(4,8g)を含む)容’t(It”\−20℃に於て
滴加した。この混合物を、1晩中に室温へ到達させた後
、水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.88)で塩
基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジクロロメ
タン抽出液を合わせ、洗浄しく水で)、乾燥しくMg5
OJ、蒸発して黒色油を得た。この油を、ジクロロメタ
ンに溶解し、中性アルミナ(等級■)上で、最初にジク
ロロホルムメタン溶出してクロマトグラフィーを行って
最初の生成物8.9−ジデヒドロ−6゜8−ジメチル−
1,2−ジ(1−メチルエチル)チオエルゴリン(1)
を油(質量分析m/e386)として得た。
さらに酢酸エチルで溶出して第2の生成物8゜9−ジデ
ヒドロ−6,8−ジメチル−2−(1−メチルエチル)
チオエルゴリン(n)を黄色固体として得た。
ヒドロ−6,8−ジメチル−2−(1−メチルエチル)
チオエルゴリン(n)を黄色固体として得た。
生成物1(2g)を5NHCj! (5Qmlりとエタ
ノール(I QmA’)との溶液に溶解した。ヨウ化カ
リウム(1,33g)を添加した後、この混合物を、1
時間還流させ、次に水で希釈し、濃アンモニア溶液(比
重0.88)で塩基性にし、ジクロロメタンで3回抽出
した。ジクロロメタン抽出液を洗浄しく水で)、乾燥し
くMg5O4)、蒸発して黒色油を得た。この黒色油を
酢酸エチルで溶解し、中性アルミナ(等級■)上で、酢
酸エチルで溶出してクロマトグラフィーを行って、さら
にHの試料を黄色固体として得た。
ノール(I QmA’)との溶液に溶解した。ヨウ化カ
リウム(1,33g)を添加した後、この混合物を、1
時間還流させ、次に水で希釈し、濃アンモニア溶液(比
重0.88)で塩基性にし、ジクロロメタンで3回抽出
した。ジクロロメタン抽出液を洗浄しく水で)、乾燥し
くMg5O4)、蒸発して黒色油を得た。この黒色油を
酢酸エチルで溶解し、中性アルミナ(等級■)上で、酢
酸エチルで溶出してクロマトグラフィーを行って、さら
にHの試料を黄色固体として得た。
口の2つのハツチを合わせ、アセトニトリルから再結晶
して8,9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−(1
−メチルエチル)チオエルゴリンを融点145−147
℃の黄色針状晶とし、て得た。
して8,9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−(1
−メチルエチル)チオエルゴリンを融点145−147
℃の黄色針状晶とし、て得た。
実施例7
ジクロロメタン(2Qml)中に塩化スルフリル(1,
36g)を含む溶液を、ジクロロメタン(2Qmlり中
に二硫化ヘキシル(2,36g)を含む溶液へ、室温に
於て攪拌しながら、15分間にわたって滴加した。1時
間後、この溶液を、ジクロロメタン(30Qml)中に
8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(4
,8g)を含む溶液へ、−1O℃に於て攪拌しながら、
窒素下に滴加した。この混合物を、1晩中に室温へ到達
させた後、水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.8
8)で塩基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジ
クロロメタン抽出液を合わせたものを洗浄しく水で)、
乾燥しくMg S O4)、蒸発して油(5g)を得た
。この油をジクロロメタンに溶解し、中性アルミナ(等
級■)で、最初ジクロロメタン、次に酢酸エチルで溶出
してクロマトグラフィーを行い、精製生成物を油(2,
5g)として得た。この油をエタノールに溶解し、エタ
ノール中にフマル酸(0,85g)を含む溶液を添加し
て、8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−ヘキ
シルチオエルゴリン2フマル酸塩を融点199−201
’cの白色結晶として得た。
36g)を含む溶液を、ジクロロメタン(2Qmlり中
に二硫化ヘキシル(2,36g)を含む溶液へ、室温に
於て攪拌しながら、15分間にわたって滴加した。1時
間後、この溶液を、ジクロロメタン(30Qml)中に
8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(4
,8g)を含む溶液へ、−1O℃に於て攪拌しながら、
窒素下に滴加した。この混合物を、1晩中に室温へ到達
させた後、水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.8
8)で塩基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジ
クロロメタン抽出液を合わせたものを洗浄しく水で)、
乾燥しくMg S O4)、蒸発して油(5g)を得た
。この油をジクロロメタンに溶解し、中性アルミナ(等
級■)で、最初ジクロロメタン、次に酢酸エチルで溶出
してクロマトグラフィーを行い、精製生成物を油(2,
5g)として得た。この油をエタノールに溶解し、エタ
ノール中にフマル酸(0,85g)を含む溶液を添加し
て、8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−ヘキ
シルチオエルゴリン2フマル酸塩を融点199−201
’cの白色結晶として得た。
実施例8
ジクロロメタン(15mβ)中に塩化スルフリル(0,
78g)を含む゛?容t&を、ジクロロメタン(30m
l)中に二硫化ベンジル(1,355g)を含む?8液
へ、−20℃に於て攪拌しなから滴加した。この溶液を
、室温に於て0.5時間攪拌した後、ジクロロメタン(
200m5)中の8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチ
ルエルゴリン(2,38g)へ、−50℃に於て添加し
た。この添加後、および−50℃に於て溶液を1時間攪
拌した後、反応混合物を1晩中に室温へ到達させた。こ
の溶液を水で希釈し、濃アンモニア溶液(0,88)で
塩基性にし、クロロホルムで数回抽出した。有機抽出液
を合わせ、これを水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、蒸発して油を得た。中性アルミナ(120g
)上で、ジクロロメタン、次に5%メタノール−ジクロ
ロメタンでン容出するカラムクロマトグラフィーを行っ
て2−ヘンシルチオ−8,9−ジデヒドロ−6,8−ジ
メチルエルゴリンを得、これをシクロヘキサンから再結
晶した。融点134−136℃。
78g)を含む゛?容t&を、ジクロロメタン(30m
l)中に二硫化ベンジル(1,355g)を含む?8液
へ、−20℃に於て攪拌しなから滴加した。この溶液を
、室温に於て0.5時間攪拌した後、ジクロロメタン(
200m5)中の8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチ
ルエルゴリン(2,38g)へ、−50℃に於て添加し
た。この添加後、および−50℃に於て溶液を1時間攪
拌した後、反応混合物を1晩中に室温へ到達させた。こ
の溶液を水で希釈し、濃アンモニア溶液(0,88)で
塩基性にし、クロロホルムで数回抽出した。有機抽出液
を合わせ、これを水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、蒸発して油を得た。中性アルミナ(120g
)上で、ジクロロメタン、次に5%メタノール−ジクロ
ロメタンでン容出するカラムクロマトグラフィーを行っ
て2−ヘンシルチオ−8,9−ジデヒドロ−6,8−ジ
メチルエルゴリンを得、これをシクロヘキサンから再結
晶した。融点134−136℃。
四塩化炭素(50ml)の水冷溶液を塩素ガスで飽和し
た後、四塩化炭素(10ml)中にp−メトキシベンゼ
ンチオール(1,35g)を含む溶液を、攪拌しながら
滴加した。10分後、真空中で溶媒および過剰の塩素を
除去した。得られた深赤色油を少量のジクロロメタンに
溶解し、これをジクロロメタン(200mN)中に8.
9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(2,3
6g)を含む溶液へ、攪拌しながら滴加した。反応混合
物を、1晩中に室温へ到達させた後、氷水で希釈し、濃
アンモニア溶液(比重0.88)で塩基性にし、生成物
をクロロホルムで数回抽出した。次に、有機分画を水で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、溶媒を
真空中で除去して油を得た。
た後、四塩化炭素(10ml)中にp−メトキシベンゼ
ンチオール(1,35g)を含む溶液を、攪拌しながら
滴加した。10分後、真空中で溶媒および過剰の塩素を
除去した。得られた深赤色油を少量のジクロロメタンに
溶解し、これをジクロロメタン(200mN)中に8.
9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエルゴリン(2,3
6g)を含む溶液へ、攪拌しながら滴加した。反応混合
物を、1晩中に室温へ到達させた後、氷水で希釈し、濃
アンモニア溶液(比重0.88)で塩基性にし、生成物
をクロロホルムで数回抽出した。次に、有機分画を水で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、溶媒を
真空中で除去して油を得た。
中性アルミナ(120g>の乾燥カラム上で、3%メタ
ノール/ジクロロメタンで溶出するカラムクロマトグラ
フィーを行って白色固体を生成物として得、これをイソ
プロパツールから再結晶して、融点202−204℃の
8.9−ジデヒド゛ロー6゜8−ジメチル−2−(4−
メトキシフェニル)チオエルゴリンを得た。
ノール/ジクロロメタンで溶出するカラムクロマトグラ
フィーを行って白色固体を生成物として得、これをイソ
プロパツールから再結晶して、融点202−204℃の
8.9−ジデヒド゛ロー6゜8−ジメチル−2−(4−
メトキシフェニル)チオエルゴリンを得た。
同様にして下記の化合物を製造した。
8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−フェニル
チオエルゴリンメタンスルホン酸塩、塩化フェニルスル
フェニル(ヘンゼンチオールへの塩素ガスの作用によっ
て製造)と8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエル
ゴリンとから製造、融点〉250℃(分解を伴う)(E
tOII−EL、0から)。
チオエルゴリンメタンスルホン酸塩、塩化フェニルスル
フェニル(ヘンゼンチオールへの塩素ガスの作用によっ
て製造)と8.9−ジデヒドロ−6,8−ジメチルエル
ゴリンとから製造、融点〉250℃(分解を伴う)(E
tOII−EL、0から)。
2−(4−−クロロフェニル)チオ−8,9ジデヒドロ
−6,8−ジメチルエルコリン、塩化p −クロロフェ
ニルスルフェニル(p−クロロチオフェノールへの塩素
の作用によって製造)と8,9−ジデヒドロ−6,8−
ジメチルエルゴリンとから製造、融点162−163℃
(シクロヘキサンから) 6.8β−ジメチル−2−フェニルチオエルゴリンメタ
ンスルホン酸塩、塩化フェニルスルフェニル(ヘンゼン
チオールへの塩素ガスの作用によって製造)と6,8β
−ジメチルエルゴリンとから製造、融点156−158
°C(EtOH−ELZOから)。
−6,8−ジメチルエルコリン、塩化p −クロロフェ
ニルスルフェニル(p−クロロチオフェノールへの塩素
の作用によって製造)と8,9−ジデヒドロ−6,8−
ジメチルエルゴリンとから製造、融点162−163℃
(シクロヘキサンから) 6.8β−ジメチル−2−フェニルチオエルゴリンメタ
ンスルホン酸塩、塩化フェニルスルフェニル(ヘンゼン
チオールへの塩素ガスの作用によって製造)と6,8β
−ジメチルエルゴリンとから製造、融点156−158
°C(EtOH−ELZOから)。
四」」り又監
ベンゼン(20mjり中にp−フルオロチオフェノール
(2,82g)を含む溶液を、N−クロロスクシンイミ
ド(2,94g)の溶液へ、攪拌しながら、氷冷しつ\
徐々に添加した。5分後、黄色に着色し、徐々に橙色に
なった。添加終了後、この溶液を室温に於て1晩中攪拌
した後、濾過し、溶媒を除去して赤色油を得た。スクシ
ンイミドの最後の痕跡を除くために四塩化炭素を添加し
、濾過後、溶媒を真空で除去した。得られた油を再びジ
クロロメタン(15ml)に溶解し、これを、ジクロロ
メタン(300m6)中に8,9−ジデヒドロ−6,8
−ジメチルエルゴリン(4,8g)を含む溶液へ、−7
0℃に於て攪拌しながら添加した。室温で1時間後、出
発物質は残存しなくなり、氷水を添加した。アンモニア
溶液(比重0.88)で塩基性にした後、生成物をジク
ロロメタンで数回抽出し、有機分画を集め、水で洗浄し
た。硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ濾過した後、溶液
を真空中で蒸発して固体を得、これをイソプロパツール
から再結晶した。融点20B−209℃。
(2,82g)を含む溶液を、N−クロロスクシンイミ
ド(2,94g)の溶液へ、攪拌しながら、氷冷しつ\
徐々に添加した。5分後、黄色に着色し、徐々に橙色に
なった。添加終了後、この溶液を室温に於て1晩中攪拌
した後、濾過し、溶媒を除去して赤色油を得た。スクシ
ンイミドの最後の痕跡を除くために四塩化炭素を添加し
、濾過後、溶媒を真空で除去した。得られた油を再びジ
クロロメタン(15ml)に溶解し、これを、ジクロロ
メタン(300m6)中に8,9−ジデヒドロ−6,8
−ジメチルエルゴリン(4,8g)を含む溶液へ、−7
0℃に於て攪拌しながら添加した。室温で1時間後、出
発物質は残存しなくなり、氷水を添加した。アンモニア
溶液(比重0.88)で塩基性にした後、生成物をジク
ロロメタンで数回抽出し、有機分画を集め、水で洗浄し
た。硫酸マグネシウム上で乾燥しかつ濾過した後、溶液
を真空中で蒸発して固体を得、これをイソプロパツール
から再結晶した。融点20B−209℃。
メタンスルホン酸塩も製造した。融点〉260“C(分
解)。
解)。
ジクロロメタン(20m l )中に塩化スルフリル(
1,48g)を含む溶液を、ジクロロメタン(20m7
り中に二硫化メチル(0,94g)を含む溶液へ、−2
0℃に於て攪拌しながら15分間にわたって滴加した。
1,48g)を含む溶液を、ジクロロメタン(20m7
り中に二硫化メチル(0,94g)を含む溶液へ、−2
0℃に於て攪拌しながら15分間にわたって滴加した。
室温に到達させた後、このン容ン夜を、ジクロロメタン
(300mff)中に、6.8β−ジメチルエルゴリン
(4,8g)を含む懸濁液へ、−70℃に於て滴加した
。反応混合物を、−70°Cに90分間保ち、かつ1晩
中に室温に到達させて黒色懸濁液を得た。この:託濁液
を水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.88)て塩
基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジクロロメ
タン抽出液を合わせ、これを洗浄(水で)し、乾燥しく
Mg S O4)、蒸発して白色固体を得た。
(300mff)中に、6.8β−ジメチルエルゴリン
(4,8g)を含む懸濁液へ、−70℃に於て滴加した
。反応混合物を、−70°Cに90分間保ち、かつ1晩
中に室温に到達させて黒色懸濁液を得た。この:託濁液
を水で希釈し、濃アンモニア溶液(比重0.88)て塩
基性にし、ジクロロメタンで3回抽出した。ジクロロメ
タン抽出液を合わせ、これを洗浄(水で)し、乾燥しく
Mg S O4)、蒸発して白色固体を得た。
この固体を酢酸エチルに溶解し、フロリシル(Flor
isil) (250g)上で酢酸エチルで溶出する
ことによるクロマトグラフィーを行って精製生成物を白
色固体として得、この固体をエタノールから再結晶して
、6,8β−ジメチル−2−メチルチオエルゴリンを融
点201−202℃の白色結晶として得た。
isil) (250g)上で酢酸エチルで溶出する
ことによるクロマトグラフィーを行って精製生成物を白
色固体として得、この固体をエタノールから再結晶して
、6,8β−ジメチル−2−メチルチオエルゴリンを融
点201−202℃の白色結晶として得た。
2と二;(−リーイ
ジクロロメタン(15mjり中に塩化スルフリル(0,
74g)を含む溶液を、ジクロロメタン(15m+2)
中に二硫化メチル(0,46g)を含む溶液へ、−20
℃に於て攪拌しながら、15分間にわたって滴加した。
74g)を含む溶液を、ジクロロメタン(15m+2)
中に二硫化メチル(0,46g)を含む溶液へ、−20
℃に於て攪拌しながら、15分間にわたって滴加した。
この塩化メチルスルフェニル溶液を、室温に到達させた
後、ジクロロメタン(150me)中に、8β−メチル
−6−プロピルエルゴリン(2,4g)を含む懸濁液へ
、−70°Cに於て滴加した。反応混合物を、1晩中攪
拌しかつ室温に到達させた。水冷アンモニア溶液を添加
し、混合物をジクロロメタン(3X100mlりで抽出
した。抽出液を合わせ、これを水で洗浄し、乾燥しくM
g5O4)、蒸発乾個した。中性アルミナ上でクロマト
グラフィーを行い(CHzCnz)かつエタノールから
再結晶して表題の化合物を得た。
後、ジクロロメタン(150me)中に、8β−メチル
−6−プロピルエルゴリン(2,4g)を含む懸濁液へ
、−70°Cに於て滴加した。反応混合物を、1晩中攪
拌しかつ室温に到達させた。水冷アンモニア溶液を添加
し、混合物をジクロロメタン(3X100mlりで抽出
した。抽出液を合わせ、これを水で洗浄し、乾燥しくM
g5O4)、蒸発乾個した。中性アルミナ上でクロマト
グラフィーを行い(CHzCnz)かつエタノールから
再結晶して表題の化合物を得た。
この遊離塩基をそのマレイン酸塩−・転化し、エタノー
ルから再結晶した。融点216−219℃。
ルから再結晶した。融点216−219℃。
同様にして下記の化合物を製造した。
6.8β−ジメチル−2−プロピルチオエルゴリンマレ
イン酸塩、塩化n−プロピルフェニル(−硫化プロビル
と塩化スルフリルとから製造)と6゜8β−ジメチルエ
ルゴリンとから製造、融点162−164℃。
イン酸塩、塩化n−プロピルフェニル(−硫化プロビル
と塩化スルフリルとから製造)と6゜8β−ジメチルエ
ルゴリンとから製造、融点162−164℃。
6.8α−ジメチル−2−メチルチオエルゴリンマレイ
ン酸塩、塩化メチルスルフェニル(二硫化+メチルと塩
化スルフリルとから製造)と6,8α−ジメチルエルゴ
リンとから製造、融点195−198°C0 6,8α−ジメチル−2−フェニルチオエルゴリンマレ
イン酸塩、塩化フェニルスルフェニル(二硫化フェニル
と塩化スルフリルとから製造)と6.8α−ジメチルエ
ルゴリンとから製造、融点215−217℃。
ン酸塩、塩化メチルスルフェニル(二硫化+メチルと塩
化スルフリルとから製造)と6,8α−ジメチルエルゴ
リンとから製造、融点195−198°C0 6,8α−ジメチル−2−フェニルチオエルゴリンマレ
イン酸塩、塩化フェニルスルフェニル(二硫化フェニル
と塩化スルフリルとから製造)と6.8α−ジメチルエ
ルゴリンとから製造、融点215−217℃。
ホルムアルデヒド水溶液(40%、35m1)中に8,
9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−メチルチオエ
ルゴリン(実施例1参照) (2,84g)を含む溶
液を2時間還流させた。冷後、水(100m/りを添加
し、得られた溶液を酢酸エチルで数回抽出した。有機抽
出液を合わせ、水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、濾過した。濾液を真空中で濃縮して黄色油を得
た。この油は、放置すると固化した(2.2g)。これ
を、乾燥中性アルミナカラム(100g)を通して、ク
ロロホルムで溶出し、最終生成物8.9−ジデヒドロ−
6,8−ジメチル−1−ヒドロキシメチル−2−メチル
チオエルゴリンをア七ト二トリルから再結晶した。融点
133−135℃。
9−ジデヒドロ−6,8−ジメチル−2−メチルチオエ
ルゴリン(実施例1参照) (2,84g)を含む溶
液を2時間還流させた。冷後、水(100m/りを添加
し、得られた溶液を酢酸エチルで数回抽出した。有機抽
出液を合わせ、水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、濾過した。濾液を真空中で濃縮して黄色油を得
た。この油は、放置すると固化した(2.2g)。これ
を、乾燥中性アルミナカラム(100g)を通して、ク
ロロホルムで溶出し、最終生成物8.9−ジデヒドロ−
6,8−ジメチル−1−ヒドロキシメチル−2−メチル
チオエルゴリンをア七ト二トリルから再結晶した。融点
133−135℃。
乾燥エーテル(10ml1)中に無水エタノール(8m
/)を含む溶液を、液体アンモニア(150m l )
中にナトリウム(1,68g)を含む溶液へ滴加した。
/)を含む溶液を、液体アンモニア(150m l )
中にナトリウム(1,68g)を含む溶液へ滴加した。
溶液の青色は消失しなかった。15分後、8,9−ジデ
ヒドロ−6,8−ジメチル−2−メチルチオエルゴリン
(実施例1参照)(2,3g)を少しずつ添加した。さ
らに15分後、エーテル(I Qm6)中のヨウ化メチ
ル(2,52m1)を10分にわたって滴加した。青色
は消失して透明溶液を得、この溶液を室温に於てl晩中
放置すると橙色溶液が得られた。残留物をジクロロメタ
ンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加えた。水
相を数回ジクロロメタンで抽出し、有機抽出液を合わせ
、水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒
を真空中で除去して油(2,4g)を得た。中性アルミ
ナ(120g)上、ジクロロメタンで、次にクロロホル
ムで溶出するカラムクロマトグラフィーによって固体(
1,5g)を得た。アセトニトリルから再結晶して8.
9−ジデヒドロ−2−メチルチオ−1,6,8−)リメ
チルエルゴリンを融点115−116℃の無色固体とし
て得た。
ヒドロ−6,8−ジメチル−2−メチルチオエルゴリン
(実施例1参照)(2,3g)を少しずつ添加した。さ
らに15分後、エーテル(I Qm6)中のヨウ化メチ
ル(2,52m1)を10分にわたって滴加した。青色
は消失して透明溶液を得、この溶液を室温に於てl晩中
放置すると橙色溶液が得られた。残留物をジクロロメタ
ンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加えた。水
相を数回ジクロロメタンで抽出し、有機抽出液を合わせ
、水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒
を真空中で除去して油(2,4g)を得た。中性アルミ
ナ(120g)上、ジクロロメタンで、次にクロロホル
ムで溶出するカラムクロマトグラフィーによって固体(
1,5g)を得た。アセトニトリルから再結晶して8.
9−ジデヒドロ−2−メチルチオ−1,6,8−)リメ
チルエルゴリンを融点115−116℃の無色固体とし
て得た。
オニルボリン
トルエン(250m1)中に8,9−ジデヒドロ−6,
8−ジメチル−2−メチルチオエルゴリン(11,36
g)を含む溶液をディーン・スターク(Dean an
d 5tark)条件下で0.5時間還流させて痕跡の
水を除去しかつ冷却しておき、この溶液にクロロ蟻酸2
,2.2−)ジクロロエチル(6ml)を加え、得られ
た溶液を、窒素下で1晩中還流させた。冷後かつセライ
) (Celita)を通して濾過した後、得られた溶
液を5N塩酸(3X50ml)および水(3X50ml
)で洗浄した。この溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥し
かつ濾過した後、溶媒を真空中で除去して黄金色油を得
た。
8−ジメチル−2−メチルチオエルゴリン(11,36
g)を含む溶液をディーン・スターク(Dean an
d 5tark)条件下で0.5時間還流させて痕跡の
水を除去しかつ冷却しておき、この溶液にクロロ蟻酸2
,2.2−)ジクロロエチル(6ml)を加え、得られ
た溶液を、窒素下で1晩中還流させた。冷後かつセライ
) (Celita)を通して濾過した後、得られた溶
液を5N塩酸(3X50ml)および水(3X50ml
)で洗浄した。この溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥し
かつ濾過した後、溶媒を真空中で除去して黄金色油を得
た。
この油を、エタノール・酢酸混合物(120mff、l
:1)に溶解し、室温に於て亜鉛末を少しずつ(40g
)添加した。数時間後、この溶液をセライト(Cel
i te)を通して濾過し、水(150mff)を加え
た。この溶液を、エーテル(3X50ml)で数回洗浄
した後、冷却しながらアンモニア溶液で塩基性にした。
:1)に溶解し、室温に於て亜鉛末を少しずつ(40g
)添加した。数時間後、この溶液をセライト(Cel
i te)を通して濾過し、水(150mff)を加え
た。この溶液を、エーテル(3X50ml)で数回洗浄
した後、冷却しながらアンモニア溶液で塩基性にした。
生成物を酢酸エチル(3X70mJ)で抽出し、水(3
X50mff)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、濾過後、溶媒を真空下で除去して淡黄色固体を得、こ
れをエタノールから再結晶した。融点177〜178℃
。
X50mff)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、濾過後、溶媒を真空下で除去して淡黄色固体を得、こ
れをエタノールから再結晶した。融点177〜178℃
。
メタンスルホン酸塩も製造した。融点260−263℃
(EtOHから)(分解を伴う)。
(EtOHから)(分解を伴う)。
以下、実施例によって本発明の固体活性成分を含む典型
的な調合物を説明する。
的な調合物を説明する。
去衡五主主
硬質ゼラチンカプセル
おのおののカプセルは
活性成分 19mg
PEG4000 250mg
を含む。
PEG4000を溶融し、活性成分と混合する。
混合物が溶融している間に、これをカプセル殻中へ充填
し、放冷する。
し、放冷する。
各錠剤は
活性成分 10鴎g炭酸カ
ルシウム 300mgステアリン酸
マグネシウム 10+g澱粉
30mgヒドロキシプロピルメチル
セルロース 10mg酸化鉄
4Bを含む。
ルシウム 300mgステアリン酸
マグネシウム 10+g澱粉
30mgヒドロキシプロピルメチル
セルロース 10mg酸化鉄
4Bを含む。
活性成分を、炭酸カルシウムと澱粉とで顆粒状にし、得
られた乾燥顆粒を潤滑剤および崩壊剤とブレンドし、圧
縮して所要用量強度の錠剤にする。
られた乾燥顆粒を潤滑剤および崩壊剤とブレンドし、圧
縮して所要用量強度の錠剤にする。
錠剤は、次にコーティングすることができる。
活性成分 Long
水 1me活性成
分を水に溶解し、適当な装置を用いてバイアルまたはア
ンプルまたはプレバックシリンジ中へ分注する。生成物
を滅菌する。
分を水に溶解し、適当な装置を用いてバイアルまたはア
ンプルまたはプレバックシリンジ中へ分注する。生成物
を滅菌する。
活性成分 50mg
落花生油 2ml
活性成分を落花生油に溶解し、バイアルまたはアンプル
またはプレパ・ツクシリンジ中へ分注する。
またはプレパ・ツクシリンジ中へ分注する。
生成物を滅菌する。
活性成分 250mgポリ (ε
−カプロラクトン) 4.75g適当な溶媒中に
活性成分を熔解し・た溶液をポリ(ε−カプロラクトン
)へ添加し、得られた塊状物を適当な形の用量単位に成
形する。溶媒を蒸発させ、生成物を滅菌する。
−カプロラクトン) 4.75g適当な溶媒中に
活性成分を熔解し・た溶液をポリ(ε−カプロラクトン
)へ添加し、得られた塊状物を適当な形の用量単位に成
形する。溶媒を蒸発させ、生成物を滅菌する。
Claims (9)
- (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記式( I )中、R^′は水素またはC_1_−_
4アルキルであり、R^2は水素、C_1_−_4アル
キル、C_1_−_4ヒドロキシアルキル、C_1_−
_4アルコキシC_1_−_4アルキル、HSC_1_
−_4アルキル、C_1−_4アルキル−S−C_1_
−_4アルキルまたはC_1_−_4アルキルチオまた
は随意に置換されたアルキルチオまたは随意に置換され
たアルアルキルチオであり、R^3は水素、C_1_−
_4アルキル、または随意に置換されたアリールまたは
随意に置換されたアルアルキルである〕 の化合物およびその塩。 - (2)R^3がC_1_−_4アルキルまたは随意に置
換されたアリールまたは随意に置換されたアルアルキル
である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。 - (3)R^1がC_1_−_4アルキルである特許請求
の範囲第(1)項および第(2)項のいずれかに記載の
化合物。 - (4)R^2が水素である特許請求の範囲第(1)項な
いし第(3)項のいずれか1項に記載の化合物。 - (5)8、9位に二重結合がある特許請求の範囲第(1
)項ないし第(4)項のいずれか1項に記載の化合物。 - (6)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記式中、R^1はC_1_−_4アルキルであり、
R^2は水素であり、R^3はC_1_−_4アルキル
である) の化合物及びその医薬として許容される塩。 - (7)R^1がメチルでありかつR^3がメチルである
特許請求の範囲第(6)項記載の化合物。 - (8)特許請求の範囲第(1)項記載の式( I )の化
合物またはその医薬上受容できる塩を、そのための医薬
上受容できる担体または希釈剤と共に含む医薬組成物。 - (9)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔上記式(II)中、R^1は水素またはC_1_−_4
アルキルでありかつR^2は水素またはC1_−_4ア
ルキルである〕 の化合物を、式R^3SY(式中、Yはハロゲン原子で
ありかつR^3はC_1_−_4アルキルまたは随意に
置換されたアリールまたは随意に置換されたアルアルキ
ルである)のハロゲン化スルフェニルと反応させること
、および随意に、R^1がヒドロキシC_1_−_4ア
ルキル、C_1_−_4アルコキシC_1_−_4アル
キル、HSC_1_−_4アルキルまたはC_1_−_
4アルキルSC_1_−_4アルキルである化合物を製
造することが所望な場合には、次に適当な反応剤と反応
させることからなる特許請求の範囲第(1)項記載の化
合物の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8427536 | 1984-10-31 | ||
GB848427536A GB8427536D0 (en) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | Ergoline derivatives |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61112074A true JPS61112074A (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=10569035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243798A Pending JPS61112074A (ja) | 1984-10-31 | 1985-10-30 | エルゴリン誘導体及び該誘導体を含む医薬品 |
Country Status (17)
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---|---|
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EP (1) | EP0180463A3 (ja) |
JP (1) | JPS61112074A (ja) |
KR (1) | KR860003251A (ja) |
CN (1) | CN85108603A (ja) |
AU (1) | AU4916085A (ja) |
DK (1) | DK499085A (ja) |
ES (1) | ES8609316A1 (ja) |
GB (2) | GB8427536D0 (ja) |
GR (1) | GR852628B (ja) |
HU (1) | HU195809B (ja) |
IL (1) | IL76826A0 (ja) |
NZ (1) | NZ213964A (ja) |
PH (1) | PH21249A (ja) |
PT (1) | PT81360B (ja) |
SU (1) | SU1436877A3 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3901894A (en) * | 1974-06-06 | 1975-08-26 | Lilly Co Eli | 8-thiomethylergolines |
IT1193467B (it) * | 1978-01-26 | 1988-07-08 | Simes | Carbammati di omolisergoli (8 beta-idrossietilergoline) |
US4382940A (en) * | 1979-12-06 | 1983-05-10 | Farmitalia Carlo Erba S.P.A. | Ercoline derivatives and therapeutic compositions having CNS affecting activity |
DE3587860D1 (de) * | 1984-04-09 | 1994-07-28 | Schering Ag | 2-substituierte Ergolin-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Arzneimittel. |
-
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- 1984-10-31 GB GB848427536A patent/GB8427536D0/en active Pending
-
1985
- 1985-10-23 PH PH32960A patent/PH21249A/en unknown
- 1985-10-23 PT PT81360A patent/PT81360B/pt unknown
- 1985-10-25 ZA ZA858210A patent/ZA858210B/xx unknown
- 1985-10-25 IL IL76826A patent/IL76826A0/xx unknown
- 1985-10-25 SU SU853968206A patent/SU1436877A3/ru active
- 1985-10-25 NZ NZ213964A patent/NZ213964A/xx unknown
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- 1985-10-30 GB GB08526730A patent/GB2166736B/en not_active Expired
- 1985-10-30 JP JP60243798A patent/JPS61112074A/ja active Pending
- 1985-10-30 DK DK499085A patent/DK499085A/da not_active Application Discontinuation
- 1985-10-31 GR GR852628A patent/GR852628B/el unknown
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