JPS61109254A - 低ワツト数のメタルハライド放電ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低ワット数のメタルハライド放電ランプに関し
、詳しくいうと、ナトリウムの損失を低減するように植
成されかつ電気的に接続された低ワット数のメタルハラ
イド放電ランプに関する。

従来の技術 一般に、メタルハライド放１１５ンプは例えは約１７５
乃至約１５００ワットのような中間のワット数あるいは
比較的高ワット数のランプである。

また、有効性（エフイカシイ）すなわち入力電力にＮｆ
るルーメン出力はランプのワット数が減少するに従い減
少することが知られている。かくして、低ワット数、す
なわち１００ワットあるいはそれ以下のワット数、のメ
タルハライド放電ランプは有効性に関する限シ全く満足
のいかないものであるということが一般に推定されてい
た。

また、中間のおよび比較的高ワット数のランプにおいて
拡発光管のマウントの金属部品の酸化を防止するために
外囲器内に不活性充填ガスを提供することが通例である
。外囲器内に不活性ガスを充填する他の利点は発光管マ
ウントの金属部品間のアークを防止する高い放電開始電
圧が得られることである。しかしながら、外囲器内の不
活性ガスの対流電流による不所望な熱損失がランプの有
効性を大巾に減少させる欠点がある。

対流電流による不所望な熱損失を減少させる試みの１つ
が本出願人の特開昭５９−８１８３０号公報（特願昭５
８−１４９７１９号）に開示されている。この特許出願
においては石英の容器をメタルパライＦ放電ランプの不
活性ガスの充填された外囲器内に配置して対流電流によ
る熱損失を減少させようとするものである。

対流電流による不所望な熱損失を減少させる他の試みが
米国特許第４２８１．２７４号に記載されている。この
米国特許においてはガラスの円筒体がガラス外囲器を備
えたヒユーズ管を取囲んでいる。このガラス外囲器は１
つ以上のランプフィラメントを含みかつ加圧ガスで満た
されている。従って、ガラス円筒体およびガス充填ガラ
ス外囲器が対流電流による熱損失を減少するのに使用さ
れている。

しかしながら、ガスを充填した容器を有しかつ対流電流
が付随する従来技術の構造体は比較的高圧のランプに関
する限シ熱損失を十分に減少させることができない欠点
があった。

発明の目的 本発明の１つの目的は上記従来技術の欠点を除去するこ
とにある。本発明の他の目的はナトリウムの損失の少な
い低ワット数のメタルハライド放電ランプを提供するこ
とである。本発明の他の目的は改良された低ワット数の
メタルハライド放電ランプを提供することである。本発
明のさらに他の目的は低ワット数のメタルハライド放１
ｔランプの温度差を減少させることである。

問題点を解決するための手段 上記およびその他の目的、利点および能力は、本発明の
一面においては、両端部に電極を有しかつ一端部の外側
に外側帯状体（ストラ゛ツブ）を有する、化学物質の充
填された発光管と、一端部を取巻いた関係にある金属バ
ンドを有する熱低減部材と、貫通して延在する一対のリ
ードを有する排気された外囲器と、前記発光管の外側帯
状体および前記熱低減部材の金属パンＦを互いに隣接し
た状態に位置付けし、かつ外側帯状体および金属バンド
に隣接する電極を前記一対のリードの一方に接続すると
ともに他方の電極を他方のリードに接続するための手段
とを有する低ワット数のメタル八ツイド放電ランプによ
って達成される。

実施例 以下添付図面を参照して本発明の好ましい一実施例につ
いて＃細に説明する。

第１図を参照すると、低ワット数のメタルハライド放電
ランプ５が例示されておシ、この放電ラング５は重要な
素子として排気された外囲器７を含む。この排気された
外囲器７はガラスステム部材９に気密封止されている。

外部電源に簡単に接続できるように形成された外部ベー
ス１１が気密封止されたステム部材９および外囲器７に
取付けられている。一対の電気導体１５および１５がス
テム部材９に封止されかつ貫通して外囲器７の外部のベ
ース１１に電気的に接続され、放電ランプ５を付勢する
ことを可能にしている。

導電性支持部材１７が排気された外囲器７内で一方の電
気導体１５に取付けられている。この導電性支持部材１
７は放電ラング５の長手方向軸線に対して実質的に平行
な軸線に沿って延在し、排気された外囲器７の最上部２
０にまたはその近傍に円形形状部１９を有する。この円
形形状部１９は外囲器７の最上部２０と協動して支持部
材１７を適正な整列状態に保持しかつ放電ランプ５に対
する外部の衝撃によって生じる変形を防止するように作
用する。

また、一対のバリウムゲッタ２１および２３が排気され
た外囲器７内に配置されかつ電気導体１５および１５に
取付けられている。これらバリウムゲッタ２１および２
３は外囲器７の一端部に、ガラスステム部材９および外
部ベース１１に隣接して位置付けされている。周知のよ
うに、これらバリウムゲッタ２１および２３は上述の排
気された外囲器７のように排気状態、すなわち真空状態
が望まれる任意の構造体において重要である。石英スリ
ーブの形式の熱低減部材２５が外囲器７に配置されてい
る。この熱低減部材２５はゲッタ２１．２３およびベー
ス１１に近い方に位置付けされたドーム状部分２７と、
ゲッタ２１．２３およびベース１１から遠い方にある開
口端部２９とを含む。金属バンド３１が熱低減部材２５
を取巻いておシ、かつこの熱低減部材２５に取付けられ
ておシ、そして支持部材１７に電気的におよび機械的に
接続されている。

熱低減部材２５内には発光管３３が配置されている。こ
の発光管３３はナトリウムのパライトを含む化学物質の
充填物を有し、好ましい実施例では約２０：１ないし約
２８：１の範囲の比のナトリウムとスカンジウムのヨウ
化物を含む。また、発光管３３はその各端部に電極３５
および３７を含み、さらに発光管の外表面に取付けられ
かつ支持部材１７に電気的におよび機械的に接続された
金属の帯状部材３９を含む。その上、１！極３５は支持
部材１７に機械的におよび電気的に接続され、他方の電
極３７は電気導体４１に取付けられている。この電気導
体４１は熱低減部材２５のドーム状部分２７を貫通して
他方の電気導体１５に電気的におよび機械的に接続され
ている。重要なことは、金属の帯状部材３９が熱低減部
材２５に取付けられた金属バンド３１および発光管３３
の一方の＠＆ｍ３５のすぐ近くにあることである。さら
に、帯状部材３９、金属バンド３１および一方の電極３
５はすべて支持部材１７におよび一方の電気導体１５に
電気的に接続されている。

低ワット数のメタルハライド放電ランプは約４０ないし
約１５０ワットの範囲内であることが好ましいけれど、
１００ワットのメタルハライドランプの色温度、電圧お
よびルーメン出力の経時変化を第２図に示す。容易に理
解できるように、帯状部材３９が電極３５を取巻く金属
バンド３１に隣接しておシかつこれら素子がすべて一方
の電気導体１５に接続されている１００ワットのメタル
ハライド放電ランプの光束維持率である曲線人は２００
０時間の動作後少なくとも約８０％、本例では約８１％
であるのに対し、これら部品の電気結線および配置を上
述のものとは相違させると、曲線Ｂに示すように約６９
％であった。

同様に、帯状部材３９、金属バンド３１および電極３５
を互いに隣接させ、かつ同じ電気導体　　　９１５に電
気的に接続した放電ランプの２０００時間動作後の色温
度の上昇は約５００°により低く、特定すると僅かに約
４１１°Ｋ（曲、ＩＩＣ）であることは容易に理解でき
る。これに対し、上述の部品の電気結線および配置を有
しない放電ランプの２０００時間動作後の色温度は曲線
りに示すように約１０２７°に近傍の不所望な温度上昇
であった゛。

また１、種々の試験の結果、電圧の上昇は約＆０ボルト
より低く、上述のように接続、配置したランプの実際の
試験結果は５．８ボルトの上・昇であった。

一方、帯状部材３９、金属バンド３１および電極３５が
上述のように接続されてなく、かつ配置されていないラ
ンプは約２４．０ボルトの不所望な電圧上昇を示した。

発明の効果 このように、所定の極性の電気導線に接続された金属の
帯状体が取付けられた熱低減手段と、金ムの帯状体に＾
接して位置付けされ、同じ電気導体に接続された金属バ
ンドが取付けられた発光管と、金属の帯状体および金属
バンドに隣接し、かつ同じ電気導体に接続された発光管
の一方の電極とを有する本発明のメタルハライド放電ラ
ンプは放電ランプの能力を大巾に向上させることが分つ
た。また、放電ランプの電気特性が大巾に改善されたと
いうことは放電ランプの動作中に発光管からのナトリウ
ムの損失が非常に少ないということを明瞭に示すもので
ある。従って、本発明によれば、熱損失の極めて少ない
低ワット数の高圧放電ランプを提供できる大なる利点が
ある。

現在本発明の好ましい実施例であると考えられるものを
図示し、記載したけれど、特許請求の範囲によって定義
される本発明から逸脱することなしに種々の変形および
変更がなし得ることは、この分野の技術者には明らかで
あろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の低ワット数のメタルハライド放電ラン
プの一実施例の横断面図、第２図は従来のメタルハライ
ド放電ランプと本発明のメタルハライド放電ランプの動
作中の光束および色温度の経時変化を示す曲線図である
。 ５：低ワット数のメタルハライド放電ランプ７：外囲器 １５．１５：電気導体 １７：導電性支持部材 ２５：熱低減部材 ２７：ｌ″−ム状部分 ２９：開口端部 ３１：金属バンド ３３：発光管 ３５．３７：［極 ３９：金属の帯状部材 ４１：電気導体 ＦＩＧ、ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ナトリウムのハロゲン化物を含む化学物質の充填
   物を有し、かつ各端部に電極と該電極の少なくとも一方
   に隣接して取付けられた外側の帯状部材とを有する発光
   管と、 該発光管を取囲む熱低減部材であつて、該熱低減部材の
   一端部を取巻き、かつこの一端部に隣接して取付けられ
   た金属バンドを有する熱低減部材と、 前記熱低減部材を取囲む排気された外囲器であつて、こ
   の外囲器内に封止され、かつ貫通して延在する一対の電
   気導体を有する外囲器と、 前記発光管の前記外側の帯状部材および前記熱低減部材
   の前記金属バンドを互いに隣接するように位置付けし、
   前記帯状部材、金属バンドおよびこの帯状部材に隣接す
   る電極を前記一対の電気導体の一方に接続し、かつ前記
   発光管の電極の他方を前記一対の電気導体の他方に接続
   するための手段 とを具備することを特徴とする発光管からのナトリウム
   の損失が抑制されたメタルハライド放電ランプ。 （２）前記熱低減部材がドーム状石英スリーブの形式で
   ある特許請求の範囲第１項記載のメタルハライド放電ラ
   ンプ。 （３）前記ドーム状石英スリーブが開口端部を有し、前
   記金属バンドが前記開口端部に隣接して位置付けされて
   いる特許請求の範囲第２項記載のメタルハライド放電ラ
   ンプ。 （４）前記ランプが約４０ないし約１５０ワットの範囲
   のワット数を有する特許請求の範囲第１項記載のメタル
   ハライド放電ランプ。 （５）前記化学物質の充填物が約２０：１ないし約２８
   ：１の比のナトリウムとスカンジウムのヨウ化物を含む
   特許請求の範囲第１項記載のメタルハライド放電ランプ
   。 （６）前記ランプが１００ワットのランプであり、該ラ
   ンプが２０００時間の動作後少なくとも約８０％の光束
   維持率を有する特許請求の範囲第１項記載のメタルハラ
   イド放電ランプ。 （７）前記ランプが１００ワットのランプであり、かつ
   ２０００時間の動作後約５００°Ｋより低い色温度の上
   昇を示す特許請求の範囲第１項記載のメタルハライド放
   電ランプ。 （８）前記ランプが１００ワットのランプであり、かつ
   ２０００時間の動作後約８．０ボルトより低い電圧上昇
   を示す特許請求の範囲第１項記載のメタルハライド放電
   ランプ。 （９）前記ランプが１００ワットのランプであり、２０
   ００時間の動作後約５００°Ｋより低い色温度の上昇、
   約８．０ボルトより低い電圧の上昇および約８０％の光
   束維持率を示す特許請求の範囲第１項記載のメタルハラ
   イド放電ランプ。 （１０）排気されたガラス容器と、 該ガラス容器内に封止されかつこのガラス容器を貫通し
   て延在する一対の導電性リードと、前記ガラス容器内に
   配置され、開口端部を有するドーム状石英スリーブであ
   つて、この石英スリーブを取巻き、かつこの石英スリー
   ブに取付けられた外側の金属バンドを有する石英スリー
   ブと、前記ドーム状石英スリーブ内に配置され、各端部
   に電極を有しかつ該電極の少なくとも一方に隣接する外
   側の帯状部材を有し、前記電極の他方が前記一対の導電
   性リードの一方に電気的に接続されている発光管と、 ナトリウムおよびスカンジウムのヨウ化物を含む前記発
   光管内の化学物質の充填物と、 前記発光管の前記一方の電極、前記外側の帯状部材およ
   び前記石英スリーブの前記外側の金属バンドを前記一対
   の導電性リードの他方に電気的に接続するための手段 とを具備することを特徴とするナトリウムの損失割合が
   低減されたメタルハライド放電ランプ。 （１１）前記ランプが約４０ないし約１５０ワットの範
   囲のワット数を有する特許請求の範囲第１０項記載のメ
   タルハライド放電ランプ。 （１２）前記ナトリウムとスカンジウムのヨウ化物が約
   ２０：１ないし約２８：１の範囲内にある特許請求の範
   囲第１０項記載のメタルハライド放電ランプ。 （１５）前記ランプが１００ワットのランプであり、か
   つ２０００時間の動作後約５００°Ｋより低い範囲の色
   温度の上昇を示す特許請求の範囲第１０項記載のメタル
   ハライド放電ランプ。