JPS61100333A - 軸心ドリリング用材及びその製造方法 - Google Patents
軸心ドリリング用材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS61100333A JPS61100333A JP22021484A JP22021484A JPS61100333A JP S61100333 A JPS61100333 A JP S61100333A JP 22021484 A JP22021484 A JP 22021484A JP 22021484 A JP22021484 A JP 22021484A JP S61100333 A JPS61100333 A JP S61100333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drilling
- crack
- billet
- drill
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P25/00—Auxiliary treatment of workpieces, before or during machining operations, to facilitate the action of the tool or the attainment of a desired final condition of the work, e.g. relief of internal stress
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軸心に沿ってドリルにより孔を穿つ場合の被
剛性を改善した軸心ドＩＪ リング用材及びその製造方
法に関する。
剛性を改善した軸心ドＩＪ リング用材及びその製造方
法に関する。
機械加工のうちで孔あけ作業の占める割合は多く、３０
％ともいわれる。これに使用する代表的工具がドリルで
ある。このドリルによる孔あけ作業のうち、素材の軸心
に沿って行う場合は比較的多く、この場合は深孔である
ことが多い。
％ともいわれる。これに使用する代表的工具がドリルで
ある。このドリルによる孔あけ作業のうち、素材の軸心
に沿って行う場合は比較的多く、この場合は深孔である
ことが多い。
このドリルによる穴あげ作業は他の切削加工に比し、切
削熱及び切削屑の排除の困難性、工具の阿１ｊ性低下と
振動の発生、切れ刃各部の切削運度の相違とチゼルエツ
ジ部での特異な切削等困難な問題を包含しており、これ
らの問題は孔が小径化及び深孔化するほど深刻となる。
削熱及び切削屑の排除の困難性、工具の阿１ｊ性低下と
振動の発生、切れ刃各部の切削運度の相違とチゼルエツ
ジ部での特異な切削等困難な問題を包含しており、これ
らの問題は孔が小径化及び深孔化するほど深刻となる。
このドリリングにおいて、工具面では工具材質の扁度化
、形状の改善、耐摩耗衣面処理の適用等が、加工機にお
いては剛性６回転槍腿の同上等の対策が用いられている
。しかし被剛材の面では、加工製品の使用上の特性を主
、被加工性を便としてその材質を選定する検反であり、
孔となる部分の特に被削性を高めることはなされていな
い。
、形状の改善、耐摩耗衣面処理の適用等が、加工機にお
いては剛性６回転槍腿の同上等の対策が用いられている
。しかし被剛材の面では、加工製品の使用上の特性を主
、被加工性を便としてその材質を選定する検反であり、
孔となる部分の特に被削性を高めることはなされていな
い。
本発明はドリリングにより穿孔する場合、孔となる部分
のみを特に被剛性を高めた材料及びこの製造方法を提供
するものである。
のみを特に被剛性を高めた材料及びこの製造方法を提供
するものである。
本発明は軸心に沿って該軸心の周囲の限定された範囲内
に軸心方向に伸びるクラックを生成させたことを特徴と
する材料及び軸心に沿った孔を有する集材をその外周か
ら押圧して軸方向に延伸することＫより、前記孔の内面
同士を互いに癒合することなく接触させてクラック状と
することを特徴とする軸心ドリリング用材の製造方法で
ある。
に軸心方向に伸びるクラックを生成させたことを特徴と
する材料及び軸心に沿った孔を有する集材をその外周か
ら押圧して軸方向に延伸することＫより、前記孔の内面
同士を互いに癒合することなく接触させてクラック状と
することを特徴とする軸心ドリリング用材の製造方法で
ある。
ドリルのチゼルエツジでの切削は、切削というよりひし
ろ圧潰である。すなわち大きい負のすくい角で被剛材を
圧潰し、生じた塑性流れの終端を切れ刃で切削するもの
である。したがって、チゼルエツジ部の面圧力は高く、
このためドリリングに必要なスラスト荷重の主要な部分
はこのチゼルエツジ部に起因するものであり、またチゼ
ルエツジ部の圧力は塑性流れの難易に大きく影響される
。
ろ圧潰である。すなわち大きい負のすくい角で被剛材を
圧潰し、生じた塑性流れの終端を切れ刃で切削するもの
である。したがって、チゼルエツジ部の面圧力は高く、
このためドリリングに必要なスラスト荷重の主要な部分
はこのチゼルエツジ部に起因するものであり、またチゼ
ルエツジ部の圧力は塑性流れの難易に大きく影響される
。
本発明の材料はクラックを有し、このクラックの両面は
ドリリング時互いに滑り合うことができので、塑性流動
が容易であり、したがってチゼルエツジ部の面圧は大幅
に低下する。またこのクラックは軸方向に伸び、これに
対しチゼルエツジ又は切れ刃はドリルの回転により、こ
れとはソ直角方向に運動するから切り削は分断され、排
出が容易となる。これらによりスラスト荷重、切削トル
クが減少し、発熱、奈動等前記のドリリングにおける問
題点が有効に緩和される。
ドリリング時互いに滑り合うことができので、塑性流動
が容易であり、したがってチゼルエツジ部の面圧は大幅
に低下する。またこのクラックは軸方向に伸び、これに
対しチゼルエツジ又は切れ刃はドリルの回転により、こ
れとはソ直角方向に運動するから切り削は分断され、排
出が容易となる。これらによりスラスト荷重、切削トル
クが減少し、発熱、奈動等前記のドリリングにおける問
題点が有効に緩和される。
また、本発明は、％に小径の材料に対し有効である。す
なわち前記のように小径又は極少径のドＩＪ リングは
極めて困難な加工法であり、また本発明により一旦クラ
ックを生成した材料はそのクラックの形状及び外径に対
する寸法比をほとんど変化することなく、圧延、引抜等
の延伸加工が可能であるから、延伸加工を加えるほど製
品単位長さ当りのクラック生成に必髪な費用は減少する
。
なわち前記のように小径又は極少径のドＩＪ リングは
極めて困難な加工法であり、また本発明により一旦クラ
ックを生成した材料はそのクラックの形状及び外径に対
する寸法比をほとんど変化することなく、圧延、引抜等
の延伸加工が可能であるから、延伸加工を加えるほど製
品単位長さ当りのクラック生成に必髪な費用は減少する
。
次に実施例０図面に基づいて本発明０方法を説 １明
する。図は実施例の工程を説明するものである。
する。図は実施例の工程を説明するものである。
直径６５謹、長さ１００．の５ＵＳ３０５のビレットを
２個準備しこのうちの１個１について、軸心に沿って直
径１２”φの貫通孔をドリリングにより穿設し、この孔
を正方形断面形状の電極を使用した放電加工↓てより、
四角ばった形状とした後、その孔の両端を溶接２により
気密封止した（Ａ）。また他のビレットは通常の条件で
直径２０ｓａ＋まで熱間圧延しドリリングテストの対比
材とした。
２個準備しこのうちの１個１について、軸心に沿って直
径１２”φの貫通孔をドリリングにより穿設し、この孔
を正方形断面形状の電極を使用した放電加工↓てより、
四角ばった形状とした後、その孔の両端を溶接２により
気密封止した（Ａ）。また他のビレットは通常の条件で
直径２０ｓａ＋まで熱間圧延しドリリングテストの対比
材とした。
次に孔を有するビレット１を直径２０＋ｍのダイス３を
使用して熱間押出団た（Ｂ）。得られた製品は断面中心
に一辺が約０．３ｍの十文字状のクラックを有し、この
交点に微小な空隙部と思われる部分を有するものであっ
た。就いてこの押出ビレット１と前記の熱間圧延ビレッ
トを同一条件で熱間圧延及び冷間引抜により直径５ＩＩ
ＩＩ＋の線材に仕上げた。
使用して熱間押出団た（Ｂ）。得られた製品は断面中心
に一辺が約０．３ｍの十文字状のクラックを有し、この
交点に微小な空隙部と思われる部分を有するものであっ
た。就いてこの押出ビレット１と前記の熱間圧延ビレッ
トを同一条件で熱間圧延及び冷間引抜により直径５ＩＩ
ＩＩ＋の線材に仕上げた。
押出ビレット１による線材のクラック及び空隙様部の形
状及び線材直径に対する大きさは圧延及び引抜でほとん
ど変化しなかった。
状及び線材直径に対する大きさは圧延及び引抜でほとん
ど変化しなかった。
得られた両巌材の軸心に沿って直径０．１２５７７）ド
リルで穿孔テストした結果、同一回転数、同−送り速度
で、クラックを有する線材はスラスト荷重で平均５．３
チ減少することが確認できた。ドリル孔の精度、ドリル
寿命については確認できなかつたが、この結果から考え
、かなりの効果が期待できるはずである。
リルで穿孔テストした結果、同一回転数、同−送り速度
で、クラックを有する線材はスラスト荷重で平均５．３
チ減少することが確認できた。ドリル孔の精度、ドリル
寿命については確認できなかつたが、この結果から考え
、かなりの効果が期待できるはずである。
上記実施例ではビレット１に設ける孔は四角ばったもの
としたが、追加実験によればクラックの形状、大きさの
バラツキはやや大きいものの、丸孔のま＼でも本発明の
効果が期待できることが確認されている。また上記実施
例でビレットの外周からの押圧は熱間押出しによったが
、この加工はタップ鍛造、タークスへラドロールと置換
可能と思われる。
としたが、追加実験によればクラックの形状、大きさの
バラツキはやや大きいものの、丸孔のま＼でも本発明の
効果が期待できることが確認されている。また上記実施
例でビレットの外周からの押圧は熱間押出しによったが
、この加工はタップ鍛造、タークスへラドロールと置換
可能と思われる。
以上述べたように、特に小又は極少径ドＩＪ リング材
に有効で、ドリリング能率、ドリル孔の精度。
に有効で、ドリリング能率、ドリル孔の精度。
ドリル寿命等の向上に効果があり、例えば元ファイバー
コネクター用フェルール等に適用可能である。
コネクター用フェルール等に適用可能である。
第１図は実施例の工程を説明する図である。
１：ビレット、２：押出しダイス
第 １ 団
（Ａ）
手紀ｔ Ｊ＋Ｉ７月三−７り：（自発）昭和 ６９じＯ
″月８日 特許庁長官宇賀道部殿 エ妙１、事件の表示 昭和５９年 特許願 第２２０２１４号２、発 明 の
名 称 軸心ドリリング用材料及びその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目１番２号
名 称 （５０８） 口立金属株式会社代
表者 松野浩二 ４、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目１番２号
日立金屈株式会社内
″月８日 特許庁長官宇賀道部殿 エ妙１、事件の表示 昭和５９年 特許願 第２２０２１４号２、発 明 の
名 称 軸心ドリリング用材料及びその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目１番２号
名 称 （５０８） 口立金属株式会社代
表者 松野浩二 ４、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目１番２号
日立金屈株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、軸心に沿って該軸心の周囲の限定された範囲内に該
軸方向に伸びるクラックを生成させたことを特徴とする
軸心ドリリング用材。 ２、軸心に沿った孔を有する素材をその外周から押圧し
て軸方向に延伸することにより、前記孔の内面同士を互
いに癒合することなく接触させてクラック状とすること
を特徴とする軸心ドリリング用材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22021484A JPS61100333A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 軸心ドリリング用材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22021484A JPS61100333A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 軸心ドリリング用材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61100333A true JPS61100333A (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=16747670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22021484A Pending JPS61100333A (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | 軸心ドリリング用材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61100333A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107262763A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-10-20 | 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 | 百万核电汽轮机静子部套中分面堆焊合金层销孔加工法 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP22021484A patent/JPS61100333A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107262763A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-10-20 | 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 | 百万核电汽轮机静子部套中分面堆焊合金层销孔加工法 |
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