JPS6098433A - 画像複製材料 - Google Patents

画像複製材料

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JPS6098433A
JPS6098433A JP20662683A JP20662683A JPS6098433A JP S6098433 A JPS6098433 A JP S6098433A JP 20662683 A JP20662683 A JP 20662683A JP 20662683 A JP20662683 A JP 20662683A JP S6098433 A JPS6098433 A JP S6098433A
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聰 今橋
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重徳 永原
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竹中 茂夫
Toshiaki Fujimura
藤村 敏明
Shinichi Tanaka
新一 田中
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/91Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光重合型感光性樹脂を用いた画像複製材料に
関する。更に詳しくは画像複製材料のシェルフ・ライフ
に優れ、且複製された画像の解像力、白抜は部(非画像
部)の透明性1画像接着性等に優れた画像?M製材料に
関する。
光重合型感光性樹脂とは、主として高分子結合剤、光開
始剤及び架橋剤とからなる組成物であり。
高い光感度と、光硬化後の物性に優れるため、従来より
感光性樹脂凸版材として広く用いられて来た。感光性樹
脂凸版材とけ、接着層を有する支持体(プラスチックフ
ィルム又は金属板)の上に。
光重合型感光性樹脂を数百μの厚さで積層し、更にカバ
ーフィルムを有するものである。この用途の場合、N光
、現像等のプロセスの後に得られる画像は数百μの凹凸
を有するレリーフ画像となり。
印刷に供せられるが、印刷時の横ずれの原因となる横方
向にかかる力に耐えるためには接着層は。
支持体とレリーフ画像とをしっかりと結合し得る機能が
必要であり1通常10〜30μの厚味を存し、かつ部分
的に架橋された高分子の層からなっている。例えば、最
も典型的な感光性樹脂凸版用の接着層は、主として飽和
ポリエステル系接着剤と少量の多官能インシアネートを
成分としているものである。
ところで高精度の画像複製材料、殊に、写真製版工程に
おける返し用リスフィルム、プリント回路基盤製造工程
におけるフォトツール等の用途向けに、現在、局側な銀
を利用する銀塩フィルムが用いられているが、この銀塩
フィルムの代替として、前記局感度の光重合型感光性樹
脂を利用できれば、非常に経済的であり、限りある資源
が節約され、産業界に寄与すること大である。この光重
合型感光性樹脂を高精度の画像複製材料に利用するため
には、単純に考えれば、画像と支持体との接着を強固に
し、感光性樹脂凸版材の感光性樹脂層の厚みを数μ〜数
10μの薄膜にすれば良いことになる。
ところが実際、高精度の画像複製材料を得ようとすると
、−見、それらしき精密画像が得られるのであるが、さ
らに詳細に検討すると1次の如き致命的なる欠陥が認め
られる。
1、画像複製材料自身のシェルフ・ライフが非常に短か
い。
26 形成された画像において非画像部(白抜は部)の
透明性が不足する。(ここに透明性とは。
単に見かけの透明性のみを指すのではなく、紫外線吸収
スペクトル的に見た場合も含め、即ち得られた画像をも
とに同じ画像複製材料への焼返しを行う際に、同材料の
活性光線領域における透明性をも意味している。) かかる欠陥は1画像複製材料の商品としての信頼性(シ
ェルフ・ライフ)及び価値(返し返し適性)の両面から
致命的なものであるため、また。
かかる欠陥は低分子量成分を多く配合する光重合型感光
性樹脂に特有の現象であるため、光重合型感光性樹脂を
用いての薄膜型画像複製材料の開発にあたって、従来の
感光性樹脂凸版材とは全く違った設計が必要であること
を示咳している。
本発明者らは前記欠陥の原因を種々検討した結果、光重
合型感光性樹脂組成物中の光開始剤1架橋剤等の低分子
量成分が、接着層中にマイグレートするため、該感光層
組成に変化が生じ、当初の性能(感度、現像性など)を
保持し得ないこと、しかもこの変化が相当短時間に生じ
ていることを見出し、これらの原因を解消すべく、鋭意
研究を重ね、遂に本発明を完成するに到った。
すなわち本発明は、支持体上に接着層を設け。
その上に厚さ20μm以下の光重合型感光性樹脂層を存
している画像複製材料において、前記接着層が、水酸基
価20〜200キKOH/ fのヒドロキシル基と酸価
20〜250avKOH/rのカルボキシル基を有する
セルロース誘導体および多官能イソシアネートとから主
として形成されており、ヒドロキシル基当量およびカル
ボキシル基当普の和に対するイソシアネート基当量の比
率が0.3〜2.5であることを特徴とする画像複製材
料である。
本発明における支持体とは、主としてプラスチックフィ
ルムであり、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリ堰止ビニリデン、ポリカー
ボネート、酢酸セルロースなどのフィルムを挙げること
ができるが、特に21i[11延伸1.たポリエステル
(ポリエチレンテレフタレート)フィルムは寸法安定性
および透明性にも優れ、且本発明の効果が鰻大限発現し
つるものである。支持体の厚さに厳密な制限はないが、
75〜125μが適当である。又、上側には透明プラス
チックフィルムのみを挙げたが1紙、金属板などにプラ
スチックコートしたものに本発明を適用することけ本発
明の一応用例である。また、かかるプラスチックフィル
ムは接着I−との接着性を向上させるために、コロナ放
’txt処理、プラズマ処理。
物理的もしくは化学的処理等の表面改質処理が施こされ
ていてもよい。
本発明における光重合ff¥感光注樹脂とは、高分子結
合剤、光開始剤、架橋剤(エチレン性不飽和結合を有す
る七ツマ−又はオリゴマー)を主体トし、他に必要に応
じて安定剤、可塑剤、界面活性剤1着色剤などを含むも
のを指すが、更に、特に本発明が存効なものとして、い
わゆる活性光線吸収剤を含むものがある。これは1本発
明の効果が低分子量の光開始剤、架橋剤などの接着層へ
の拡散を防ぐことにあるため、かかる活性光線吸収剤を
含む系では不透明な感光層という点で特にその拡散によ
る変化1例えば感度の低下が著しいためである。
以下本発明で用いられる高分子結合剤、光開始剤、架橋
剤及び活性光線吸収剤を例示する。
a)高分子結合剤 結合剤としては、溶媒可溶の50℃以■では固体状の葡
機重合体であり、重合可能な単量体と相容することが必
要である。結合剤は熱可塑性であっても、なくても良い
が皮膜形成能を存する必要があり、特に架橋剤、光開始
剤を添加してもなおかつ皮膜形成性を有する必要がある
このような結合剤の例としてセルロースのエステル類や
エーテル類それらの共存する誘導体(セルロースエチル
エーテル、セルロー冬アセテート、カルボキシメチルセ
ルロース、セルロースアセテートサクシネート、セルロ
ースメチルエーテルフタレート、セルロースメチルエー
テルサクシネートナト)、ポリアルキルエーテル類、ポ
リエステル類、ポリアミド類、ポリビニルエステルおよ
びそれらの共重合体、フェノール樹脂、ポリビニリデン
化合物、ポリビニルアルコール類、ゼラチンやその誘導
体、ポリビニルブチフール、ポリアクリルアミド、ポリ
ビニルピロリドン、ポリスチレン、塩素化ゴム、ポリエ
チレンイミン等がある。
特に水系現像液で、現像できるようにするには。
結合剤自身が水系現像液に溶解又は分散することが必要
である。このような例として、ポリビニルアルコール、
ポリアクリルアミド、スルホン基。
三級窒素含存ポリマーの酸による4級化された単位、カ
ルボキシル基などを含有するポリマー、ポリビニルピロ
リドン、ポリエチレンイミンなどが′ある。
酸性またはアルカリ注水溶液可溶の結合剤としテハ、カ
ルボキシメチルセルロール、セルロースメチルエーテル
フタレート、セルロースメチルエーテル・サクシネート
などのカルボキシル基含有セルロース誘導体、メタアク
リル酸、アク’Jル+1゜マレイン酸、イタコン酸、ク
ロトン酸などとビニル七ツマ−の共重合体、三級窒素基
含有ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、ポリビ
ニルポリマーなどがある。
なお上記結合剤の主鎖又は側鎖に重合性の不飽和二重結
合基を含んでいてもよい。
b)光開始剤 光開始剤とは活性光線によって重合反応や架橋反応を開
始させる能力のあるもので、単独または他の化合物と組
合わせて用いられる。その代表的化合物の例として、ベ
ンジル、ベンゾフェノン。
ミヒラーズケトン、4.4’−ビス(ジエチルアミノ)
ベンゾフェノン、4−メトキシ−47−シメチルアミノ
ベンゾフエノンなどのベンゾフェノン誘導体。
アンスラキノン、2−クロルアンスラキノン、2エチル
アンスラキノン、1−クロルアンスラキノン、フエナン
トラキノンなどの芳香族ケトン類。
ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル類、α−メチ
ルベンゾイン等のベンゾインF[(Lベンジル・ジメチ
ルケタール・多核キノン類、 2.4.5−トリアリー
ルイミダゾール2量体と遊離基発生剤の組合せ系などが
ある。又増感剤や増感染料を添加すると更に感度が向上
する。他に、2,4.5−トリアリールイミダゾール2
量体としては、2−(0−メトキシフェニル) −4,
5−ジフェニルイミダゾール2を体、2−(0−クロル
フェニル)=4,5−ジフェニルイミダゾール2f1体
、2−(p−メチルメロカプトフェニル) −4,5−
ジフェニルイミダゾール2量体などのトリフェニルイミ
ダゾール2量体、2−(1−ナフチル) −4,5−ジ
フェニルイミダゾール2tt体、2−(9−アントリル
) −4,5−ジフェニルイミダゾール2門体、2−(
2−メトキシ−1−ナフチル) −4,5−ジフェニル
イミダゾール2四体、2−(2−クロロ−1−ナフチル
) −4,5−ジフェニルイミダゾール2量体などの多
環アリール−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体を
挙げることができる。
2.4.5− )リアリールイミダゾール2量体と組合
わせて使用される遊離基発生剤としては、pll)’−
ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンなどのp−アミ
ノフェニルケトン化合物、ロイコマラカイトグリーン、
ロイコクリスタルバイオレットなどのロイコトリフェニ
ルメタン染料、2,4−ジエチル−1,3−シクロブタ
ン、ジオンなどの環状ジケトン化合物、 4.4’−ビ
ス(ジメチルアミノ)チオベンゾフェノンなどのチオケ
トン化合物、2−メルカプトベンゾチアゾールなどのメ
ルカプタン化合物、N−フェニルグリシン、ジメドン、
7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリンなどヲ挙ケる
ことができる。
増感剤または増感染料としては、キサンチン系、アクリ
ジン系、チアジン系、シアニン系などの色票が有効であ
る。
C)架橋剤 使用する架橋剤は1個またはそれ以上の重合可能二重結
合を仔するものであればよい。このような化合物の例と
して、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメタアクリレー
ト、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタ
アクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタア
クリレート。
ベンジルアクリレート、ベンジルメタアクリレートなど
のアルキルアクリレートまたはアルキルメタアクリレー
ト類、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシア
ルキルメタアクリレート、NN−ジアルキルアミノアル
キルアクリレートまたはメタアクリレート類、メトキシ
エチルアクリレート、エトキシエチルメタアクリレート
等のアルキルエーテルアクリレートまたはメタアクリレ
ート類、ハロゲン化アルキルアクリレートまたはメタア
クリレート、アルキルアクリルまたはメタアクリルアミ
ド類、ヒドロキシアルキルアクリレートまたはメタアク
リレート類、ジエチレングリコールジアクリレートまた
はメタアク!jL’−ト1)ジエチレングリコールジア
クリレートまたはメタアクリレートのようなポリアルキ
ルエーテルのアクリレートまたはメタアクリレート、エ
チレングリコールジアクリレートまたはジメタアクリレ
ート、クリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトールなどの多価アルコールのアクリレートまた
はメタアクリレート類、アクリル酸。
メタアクリル酸、グリシジルアクリレートまたはメタア
クリレートlと活注水素含佇物との反応物。
グリシシール化合物とアクリル酸またはメタアクリル酸
との反応物、Nメチロール化合物と尿素化金物の縮合物
、ポリイソシアネート化合物とヒドロキシアルキルアク
リレートまたはメタアクリレートとの反応物などがある
。使用する架橋剤は1種類に限定するものではなく、結
合剤の種類、架橋剤の比率、光開始剤の種類や量などに
よって、使用する架橋剤を選択する必要があり、相容性
皮膜形成性、安定性、kB光性などから決定される。
使用する架橋剤として沸点が低いと皮膜形成中または形
成後に揮発して減少するので、沸点としては萬い方が望
ましい。
d)活性光線吸収剤 光開始剤のほかに、活性光線の吸収に有効な化合物を添
加することによって、活性光線に対して不透明な画像が
1ヒ成される。活性光線の吸収を大きくすることによっ
て、マスクの透明部分を通して露光された画像部分は上
層部のみ硬化反応が進み1鳩は未硬化の状帳を保つよう
になる。このように、未硬化の下層部を保持出来れば製
版用フィルムとしての用途向けに存利な特注である減力
性が保持される。これに対して活性光線吸収量が小さい
と、露光時に下層部分まで硬化してしまい後で減力でき
なくなってしまう。また、活性光線吸収量が多すぎると
、上層部の非常に薄い層のみしか硬化できずレジスト効
果が劣るのみならず、感光性も低下する。最も好ましい
感光性朧の活性光線の吸光度は1.5〜4である。
使用される活性光線吸収剤としては、紫外線吸収剤、紫
外線吸収染料やその他の染料や萌料なとである。これら
の例として、カーボンブラック。
酸化チタン、酸化鉄、各種金属や金属の酸化物。
硫化物等の化合物の粉末、ピグメントブラック(C,1
,50440)、クロムイエローライト(C,1゜77
603)、2.2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンヒド
ロキシフェニルベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒ
ドロキシ−5′−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、レゾルシノールモノベンゾエート、エチル−2−シ
アノ−3,3−ジフェニルアク+Jv−ト* トルイジ
ン・イエローGW(C,1゜71680)、モリブデン
オレンジ(C,1,77605)。
スーダンイエロー(C,1,30)、オイルオレンジ(
C,1,12055)などがある。特に、従来の銀塩と
同じ黒色にするにはカーボンブラックが望ましい。また
1着色のない紫外線吸収剤などを用いる場合は画像部が
見にくいため染料や顔料を添加する方が良い。無機・有
機顔料や金属や金属の化合物などの場合、物理的方法か
化学的方法によって微粒子化する必要がある。
本発明において、前記組成を有する感光性樹脂層の厚さ
は20μm以下である。これは20μ〃zを越える厚さ
のものに対して本発明の効果がないという1.+ではな
く、むしろ20μm以下の感光性樹脂層を用いる両像複
製材料では本発明が他の技術に比べ圧倒的に有利な効果
を発揮するのである。
次に本発明で用いる接着層について述べる。これは、1
)水酸基価20〜200〜KOH/ rのヒドロキV)
L’&と酸価20〜2501IvKOH/2のカルボキ
シル基を有するセルロース誘導体(ここに2とはセルロ
ース誘導体1fの意味である)及び2)多官能インシア
ネートを主成分とするものであり、ヒドロキシル基当量
及びカルボキシル基当量の和に対するインシアネート基
当鼠の比率が0.3〜2.5であるように配合されてい
る。上記ヒドロキシル基及びカルボキシル基を有するセ
ルロース誘導体の例としては、ヒドロキシプロピル・メ
チルセルロースフタレート、ヒドロキシエチル・メチル
セルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースサクシネート、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートサクシネート、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースへキサヒドロフタレート、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースマレートなどが挙げられる。
このようなセルロース誘導体において、ヒドロキシル基
の水酸基価または/およびカルボキシル基の酸価が各2
0 mgKOH/ j’よりも少ない場合には、接着層
自体の強度が弱くなることにより接7H強度が低下した
り、現像液等の溶剤に対する耐性が低下するため、解像
力低下等種々のトラブルのもとになる。逆にヒドロキシ
ル基の水酸基価が200vxoH/rを越えると、また
は/およびカルボキシル基の酸価が250 W KoH
/ yを越える場合には、コーティング用の接着層溶液
のポットライフが・短かくなり実用的でないことや、形
成画像のクリーナーなどの極性溶剤に対する耐性不良な
どの悪影響がある。
本発明で述べる多官能イソシアネートとは1分子中に少
なくとも2個以上のイソシアネート基を有するものであ
り、このようなものの例としてはまず単量体イソシアネ
ートとしてトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート。
ナフタレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリ
イソシアネートなどの芳香族インシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
、リジンジインシアネートなどの脂肪族インシアネート
が挙げられる。更に。
かかる単量体インシアネートにより変性することにより
得られるイソシアネート、例えば、トリメチロールプロ
パンなどの多価アルコールとのアダクト体、ウレタン変
性体、アロファネート変性体、ビウレット変性体、イン
シアヌレート変性体、カルボジイミド変性体、−!た2
誉体および3量体の重合ポリイソシアネートがある。更
に、テトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどのポリエーテルポリオールからのプレ
ポリマーなどが挙げられる。また、上記インシアネート
をフェノール類、オキシム、ラクタムなどをブロック剤
として得られるブロックイソシアネートも同様に有効で
ある。
かかる多官能イソシアネートと上記セルロース誘導体と
の配合比は、ヒドロキシル基当量およびカルボキシル甚
当饋の和に対するイソシアネート基当量の比率、即ち(
−NGO)/(−0H〕+(−C0OH) が0.3〜
2.5の範囲である必要がある。この比率範囲は本発明
の効果を十分に発揮するため必要なものであり、これが
0.3より小さい場合には接着層のプラスチックフィル
ムおよび感光性樹脂層に対する接着力が不足するため解
像力の低下を来し、またフィルムクリーナーなどに対す
る耐性の低下を来す。逆にこの比率が2.5を越える場
合はコート用の接着層溶液のポットライフが低下するほ
かにも感光性樹脂層の性能変動(現像性など)を来すの
で好ましくない。
本発明においては1.上記セルロース誘導体と多官能イ
ンシアネートの他にも、一般的にインシアネートの反応
触媒として知られているもの1例えばジ−n−ブチルす
ずジラウレート、ジメチル2塩化錫、スタナスオクトエ
ート、トリメチル錫ヒドロキシド、テトラ−n−ブチル
錫、ナフテン酸コバルト、鉄アセチルアセトナートなど
の有機金属化合物、1,4−ジアザビシクロ(2,2,
2)オクタン、 N、N−ジメチルシクロヘキシルアミ
ンI NIN 、N’、N’−テトラメチルプロピレン
ジアミン、N−エチルモルホリン、 N、N−ジメチル
エタノールアミン、1.8−ジアザ−ビシクロC5,4
,0)ウンデセン−7およびその塩などのアミン類を配
合することができる。かかる触媒の接着層固型分に対す
る好ましい配合範囲I/i0.01重量%〜10重量%
である。0.01重量%未満では触媒としての効果が少
なく、逆に10重鮒チを越えると、顕着な効果の増大は
期待できないからである。
上記した接着層の組成であるセルロース誘導体。
多官能インシアネートおよび必要に応じて触媒は。
通常、溶液の状唾にし、支持体上にコート乾燥を受けて
接着層となる。この除用いることのできる溶剤としては
、組成物を溶解し膜を形成できるものであれば良く、ア
セトン、メチルエチルケトンナトのケトン類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなどの環状エーテル類が特に好
ましく、これらと他の溶媒または非溶媒を併用してもよ
い。また本発明における接着層の厚さの好ましい範囲は
0.1μ〜10μである。0.1μよりも薄い場合には
十分な接着強度は期待できず、逆に10μよりも厚い場
合には1本発明の構成を用いてもシェルフライフの低下
が幾分認められ、また白抜は部の汚染も認められるよう
になり好ましくない。
本発明画像複製材料を製造する方法としては。
支持体上に、上記した組成のセルロース誘導体と多官能
インシアネートおよび必要に応じて反応触媒を溶儀とし
てコートし加熱乾燥を行う。しかる後、前記光重合型感
光性樹脂を溶融成膜もしくは溶液コーティングし、引続
き乾燥することにより得ることができる。
なお、光重合型感、光性樹脂は酸素により光反応の阻害
を受けるため1通常は、更にこの上に光透過性良好で剥
離可能なカバーフィルムまたは感光性樹脂の溶剤に可溶
な保設層を設ける。カバーフィルムまたは保設層として
は1例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、メ
チルセルロース等の樹脂を使用することができる。特に
ポリビニル”!ルコールは酸素バリヤー性にすぐれてお
り。
酸素によるラジカル重合阻害作用を減することができる
ので好ましい。
以上1本発明画像複製材料は、上述の如き構成からなっ
ているので、下記に示すような特長を存する。
1、 感度、現像性等の変化が長期に亘って極めて少な
く、安定したシェルフ・ライフを示すものを得ることが
できる。
2、 形成された画像の白抜は部の汚染がないため、画
像のコントラストに優れるのみならず、該画像を用いて
、更に複製を繰返しても変らぬ精度の複製画像が多数得
られる。
3、本発明における接着層は、感光性樹脂層および支持
体の両者に対し、優れた接着性を示すため複製I[iI
像は冒解像力を示し、微細な網点i[ff画像複製能力
にすぐれ、かつ画像にセロテープを貼り付は急激に剥離
するというレタッチ工程で通常行なわれる作業に対して
も十分耐えることができ、網点その他の1ii71像の
剥離が認められない。
4、 本発明における接着層は、画像複製後も白抜は部
として、プラスチックフィルム上に残存するものである
が、複製画像取扱時に多用されるフィルムクリーナーな
どに対して耐性が強くクリーナーによるクリーニングに
よっても画像の破損がない。
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお
、実施例中単に部とあるのけ重嵐部を麗味する。
実施例1゜ 厚さ100μのポリエステルフィルムに表1に示す組成
物をリバーコーターにてコーティングし130℃で5分
間加熱乾燥することにより0.5μの接着層を有するポ
リエステルフィルムを準備した。
次に下記組成物を混合分散させた感光性組成物を調整し
、リバースコーターにより上記接着層を設けたポリエス
テルフィルム上にそれぞれコーティングし乾燥すること
により厚さ3μの感光層を波板した。
さらに、前記フィルム上に下記の組成からなる保睦層用
組成物を同様にコーティングし、乾燥することにより、
厚さ1μの保MMを有する画像複製材料試料&1〜4を
作製した。
得られ7tll!Il像複製材料に、21段ステップガ
イド(大日本スクリーン社製)と3001/incす。
網点面積率5%〜95%の5%ピッチでの平網画像とを
組合せたテスト用ネガフィルムを重ね、明室プリンター
(ORC社製)を用い、15秒間画像露光を行なった。
次に水洗で保股層を除いた後に、30℃に調節した1、
2チNa2CO3水溶液中に10秒間浸漬後。
水洗下スポンジで擦りながら現像し5次いで乾燥するこ
とにより反転画像が形成されたフィルムを得た。
同様のプロセスを各々の画像被装材料製造後。
1週間目および4週間目の試料について実施した。
結果の判定は、次のようにして行なった。
1)光感 度=21段ステップガイドの硬化段数 2) シェルフ・ライフ:上記光感度の1週間目および
4週間目のものの比較 3)出接は部汚染:白抜は部の波長375mμにおける
吸光度を日立320分光光 5)接着強度:網点画像面にセロテープを1.7副×1
0cntサイズに密着させて 後、垂直方向に剥離した場合の 網点欠損の有無 −1) トリメチロールプロパン1モルとトリレンジイ
ソシアネート3モルのアダクト体75%溶液 s2) トリメチロールプロパン1モルとへキサメチレ
ンジイソシアネート3モルのアダクト体75チ溶液11
3) へキサメチレンジイソシアネートの3ft体・4
) この他、各試料に下記の共通成分を接着層組成物に
含む比較例1゜ 本発明の効果を更に明確に示すために、下記組成の接着
剤溶液を用いた他は、実施例1と全く同様にして画像複
製材料試料点5を作製し、全く同様に評価を行なった。
得られた結果を表2に併記する。
表 2 以上1表2より明らかなように1本発明画像複′製材料
は、シェルフ・ライフが長く、白抜は部の汚染もなく1
画像再現性の良いものであり、また。
形成された1[!1像は物理的な剥離作用に対しても容
易に欠損しないことが判る。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に接着層を設け、その上に厚さ20μm以下の
    光重合型感光性樹脂層を存する画像複製材料において、
    前記接着層が、水酸基価20〜200JIvKOH/l
    のヒドロキV)Lt基と酸価20〜250”PKOH/
    lのカルボキシル基を有するセルロース誘導体および多
    官能インシアネートとから主として形成されており、ヒ
    ドロキシル基当量およびカルボキシル基当量の和に対す
    るイソシアネート基当量の比率が0.3〜2.5である
    ことを特徴とする画像複製材料。
JP20662683A 1983-11-02 1983-11-02 画像複製材料 Granted JPS6098433A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05341532A (ja) * 1992-06-09 1993-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd 光重合性樹脂材料及びこれを用いたプリント回路の作成方法
US5858583A (en) * 1997-07-03 1999-01-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermally imageable monochrome digital proofing product with high contrast and fast photospeed
US5955224A (en) * 1997-07-03 1999-09-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermally imageable monochrome digital proofing product with improved near IR-absorbing dye(s)
US6251571B1 (en) 1998-03-10 2001-06-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Non-photosensitive, thermally imageable element having improved room light stability
US6861201B2 (en) 1996-09-05 2005-03-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Near IR sensitive photoimageable/photopolymerizable compositions, media, and associated processes

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