JPS609739Y2 - 超音波測深機 - Google Patents

超音波測深機

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Publication number
JPS609739Y2
JPS609739Y2 JP11925981U JP11925981U JPS609739Y2 JP S609739 Y2 JPS609739 Y2 JP S609739Y2 JP 11925981 U JP11925981 U JP 11925981U JP 11925981 U JP11925981 U JP 11925981U JP S609739 Y2 JPS609739 Y2 JP S609739Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock pulse
circuit
output
gate circuit
pulse
Prior art date
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Expired
Application number
JP11925981U
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English (en)
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JPS5761581U (ja
Inventor
洋一 梅原
巧 近藤
Original Assignee
古野電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古野電気株式会社 filed Critical 古野電気株式会社
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は海底深度をメーターにより表示させる超音波
測深機の改良に関する。
従来、この種のものとしては例えば、特公昭39−11
292の発明に係る装置がある。
この従来の装置は、超音波発射パルスを基準にして海底
からのパルスが受波されるまでの期間持続する矩形波電
圧を周期的に発生し、その周期的矩形波電圧を多数含む
時間にわたって単一の積分回路により平均化してその平
均化電圧でメーターにアナログ的に深度表示を行なわせ
るものである。
この従来の装置では海底深さに比例した幅に矩形波の電
圧を平均するのでこの平均化電圧は、海底深度に応じて
変化すると同時に超音波発射パルスの送信周期によって
も変化する。
例えば、同じ深さの海底の測定において送信周期を短く
すると、海底からのパルスが受波されてから次の超音波
発射パルスが送られるまでの各休止期間が短くなる結果
、平均化電圧が高くなり、深度が一定であってもメータ
ーによる表示深度が深くなる。
逆に、送信周期を長くすると、休止期間が長くなり平均
化電圧が低くなるため表示深度が浅くなる。
一方、超音波発射パルスの送信周期は測定レンジに応じ
て切換えることが望ましい。
例えば、送信周期を一定に固定して測深を行なうと、海
底深度が浅い場合、海底からのパルスが受波されてから
次の超音波発射パルスが送信されるまでの休止期間が長
くなるため、測深効率が極めて悪い。
逆に、海底深度が送信周期に対応するものより深くなる
と超音波発射パルスの送信周期内に海底からの反射パル
スが受波されず、正確な深度測定が行なわれない。
従って、超音波発射パルスの送信周期は測定レンジに応
じて最も好適なものに切換えることが望ましい。
ところが上述の様に従来のメータ一式測深機においては
超音波発射パルスの送信周期を切換えると、海底深度が
一定であってもメーターの深度表示が異なる深度に表示
される欠点があった。
この考案は上記の欠点を除くべくなされたもので、超音
波発射パルスの送信周期を切換えてもそれによって表示
深度が変化することのない装置を提供するものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図の構成図において発振回路1のたとえば100キ
ロヘルツの発振出力は第1の分周回路2、第2の分周回
路3を通して整形回路4に与えられ、第2図4のクロッ
クパルスを作る。
分周回路2と並列にスキップスイッチ28が設けられて
いる。
モータとカムとスイッチ等により構成されたパルス発生
器PGはたとえば100〜10000ヘルツ位の底い周
波数の信号を発生するものであり、この信号によって超
音波発射パルスの発射周期が規制される。
その出力周波数は公知の種々の方法で変化できるように
しである。
この出力は整形回路5で第2図5に示すように整形され
て、2つの縦続接続した2安定マルチバイブレーク6.
7.12に与えられる。
マルチバイブレータ6.7.12は第2図(6(+ゝ)
t (6(−))、 (7(+))、 (7(−))及
び(12(+))、 (12(−))に示すように1/
2及び1/4の周波数に分周した出力を出し、l/4分
周出力は4つのフリップフロップ14〜17の入力端子
に導かれる。
従って、各フリップフロップ14〜17は位相が互に1
/4周期異る4つの1 / 4 周期パルス、すなわち
上側の100ヘルツの信号に対しては25ヘルツ、の出
力を第2図14〜17に示すように発生する。
またパルス発生器PGの出力は遅延回路8を経て所定時
間の遅延を受けて(第2図8)ゲート13の1方の入力
端に与えられる。
さらにパルス発生器PGの出力は発振器9を駆動して1
発の発振パルスを送受波器11に与える。
また増幅器10ヘモ同じパルス出力の一部が与えられる
送受波器11は海底99に向って超音波パルスを発射す
る。
この超音波パルスの反射波が送受波器11で電気信号に
変換されて増幅器10に与えられる。
増幅器10の出力端子からは第2図10のように、発振
パルスに基いてパルス5と同期した時刻ちt twv
ti* t6? ’8?・・・・・・の時刻に、また海
底反射波に基いてこれを受波した時刻チ、t3.t5.
t7・・・・・・の時刻に各々出力を出してゲート13
に与える。
ゲート13は遅延回路8の出力を用いて、時刻’−y*
tl!? ”49・・・・・・の発射パルスに基く信
号を殺し、海底からの反射波による時刻t19 t3?
t5・・・・・・の真正信号のみをフリップフロップ
14〜17のリセット入力端子へ与える。
したがって各フリップフロップ14〜17は第2図14
〜17に示すように各反射波到来時刻”q、t3t t
5t t7・・・・・・に復帰する。
したがってこのフリップフロップ14〜17の出力によ
り制御されるゲート18〜21はそれぞれ第2図18〜
21に示すように整形回路4の出力パルスを通過させる
この各信号は積分回路22〜25でそれぞれ積分され、
第2図22〜25の波形を生じる。
各積分回路22. 23.24.25はそれぞれフリッ
プフロップ15,14.17,16の出力でリセットさ
れる。
この波形の波高はゲート18〜21の開いている期間す
なわち海底までの深さに比例する。
4つの積分値はオア回路26で合算される。
第2図22〜25の波形図より明らかなように、積分回
路22がリセットされる時点以前に、積分回路24の出
力が水深値に対応する値にまで達しており、また、この
積分回路24がリセットされる時点以前に、積分回路2
3の出力が水深値に対応する値にまで達している。
以下同様にして、4つの積分回路のうちの1つの積分回
路がリセットされるまでに必ず他の1つの積分回路の出
力値が水深値に対応する値に達している。
このため、オア回路26の出力はリセットの切れ目がな
く平滑となり、メータ27を駆動して深度の表示を行な
う。
したがって、本考案の装置によれば、切れ目(休止期間
)のある周期的矩形波電圧を単一の積分回路によって平
均化してその値を表示することに起因する前述の従来装
置における欠点は根本的に解決される。
なお、本実施例の装置では、分周回路2と並列に設けた
スキップスイッチ28を切換えると分周回路2による周
波数降下がなくなるため、この回路2の分周比をたとえ
ば128とすれば、このスイッチ28の切換によってク
ロックパルスの周期、したがって積分のスピードを12
鯛1に変化させることができる。
従って、深いときには周期を大きくするよう切換えるこ
とが望ましい。
また、積分のスピードを変化させる場合、クロックパル
スの周期を切換える代りに積分回路22,23,24.
25の時定数を切換えても同じであることを明らかであ
る。
さらにパルス発生器PGの調整によってその出力をたと
えば1対100に変化すれば、それによって第2図5の
波形の周期が1対100に変化される。
深いときには反射波の到来症の時間が長いので周期を長
くすることが必要である。
このようにして発振器11から発射する超音波パルスの
周期と整形回路4の出力であるクロックパルスの周期と
の両者が切り換えられるため、深度に応じて上記両者を
別々に、又は連動して変化させることによって深度のレ
ンジを極めて広い範囲で変化でき、浅い場合にも深い場
合にも正確な測定ができる。
また計測プロセスがデジタル式であるから、レンジを切
換えた場合にも電圧変動などによる誤差が生ぜず、周波
数切換に基く表示値の理論的倍数変更をすれば正確な値
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の構成を示すブロック図、第2図
は第1図の各ブロックの出力波形を示すタイムチャート
である。 11・・・・・・送受波器、99・・・・・・海底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周期的にパルスを発生するパルス発生器、該パルス発生
    器の出力パルスに基づいて超音波パルスを発射する送信
    手段、該送信手段による超音波パルスの水底反射波に基
    づく受信パルスを取り出す受信パルス検出回路、上記パ
    ルス発生回路の出力パルスに基づいて反転動作を行なう
    第1の2安定マルチバイブレータ、該第1の2安定マル
    チバイブレータの反転出力に基づいて反転動作を行なう
    第2の2安定マルチバイブレータ、上記第1の2安定マ
    ルチバイブレータの反転出力とは逆位相の反転出力に基
    づいて反転動作を行なう第3の2安定マルチバイブレー
    タ、所定のクロックパルスを発生するクロックパルス発
    生手段、上記第2の2安定マルチバイブレータの反転出
    力に基づいて導通し水底反射波が上記受信パルス検出回
    路によって検出されるまでの間上記クロックパルス発生
    手段によるクロックパルスを通過させる第1のゲート回
    路、上記第2の2安定マルチバイブレータの上記反転出
    力とは逆位相の反転出力に基づいて導通し水底反射波が
    上記受信パルス検出回路によって検出されるまでの間上
    記クロックパルス発生手段によるクロックパルスを通過
    させる第2のゲート回路、上記第3の2安定マルチバイ
    ブレータの反転出力に基づいて導通し水底反射波が上記
    受信パルス検出回路によって検出されるまでの間上記ク
    ロックパルス発生手段によるクロックパルスを通過させ
    る第3のゲート回路、上記第3の2安定マルチバイブレ
    ータの上記反転出力とは逆位相の反転出力に基づいて導
    通し水底反射波が上記受信パルス検出回路によって検出
    されるまでの間上記クロックパルス発生手段によるクロ
    ックパルスを通過させる第4のゲート回路、上記第1の
    ゲート回路を通過するクロックパルスを積分し該積分に
    よる出力電圧が上記第2のゲート回路の導通時点でリセ
    ットされる第1の積分回路、上記第2のゲート回路を通
    過するクロックパルスを積分し該積分による出力電圧が
    上記第1のゲート回路の導通時点でリセットされる第2
    の積分回路、上記第3のゲート回路を通過するクロック
    パルスを積分し該積分による出力電圧が上記第4のゲー
    ト回路の導通時点でリセットされる第3の積分回路、上
    記第4のゲート回路を通過するクロックパルスを積分し
    該積分による出力電圧が上記第3のゲート回路の導通時
    点でリセットされる第4の積分回路、上記第1ないし第
    4の積分回路の出力電圧の論理和出力を得る論理和回路
    、および該論理和回路の出力を表示する表示器を具備し
    、該表示器によって水底深度を表示することを特徴とす
    る超音波測深機。
JP11925981U 1981-08-11 1981-08-11 超音波測深機 Expired JPS609739Y2 (ja)

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JPS5761581U JPS5761581U (ja) 1982-04-12
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