JPS609687Y2 - 可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置 - Google Patents
可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置Info
- Publication number
- JPS609687Y2 JPS609687Y2 JP5407479U JP5407479U JPS609687Y2 JP S609687 Y2 JPS609687 Y2 JP S609687Y2 JP 5407479 U JP5407479 U JP 5407479U JP 5407479 U JP5407479 U JP 5407479U JP S609687 Y2 JPS609687 Y2 JP S609687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir
- membrane
- undulating
- detection device
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はゴム引布等可撓性膜製起伏堰の越流量制御方法
等に於いて用いうる堰高検出装置に関するものである。
等に於いて用いうる堰高検出装置に関するものである。
可撓性膜製起伏堰は堰体を形成するゴム引布等可撓性膜
製包被(袋状体)を少くとも河床部に河を横断する方向
に取り付け、包被内部に連通ずる注排気(水)管から空
気又は水或いはその両者等流体を送り膨張起立させ或い
は流体を排出し収縮倒伏させる様にしたものである。
製包被(袋状体)を少くとも河床部に河を横断する方向
に取り付け、包被内部に連通ずる注排気(水)管から空
気又は水或いはその両者等流体を送り膨張起立させ或い
は流体を排出し収縮倒伏させる様にしたものである。
(例えば特公昭40−1170汗、特公昭44−237
1号参照)さて一般の金属ゲートの越流量の制御につい
てはオリフィスの式により上流水位h□、堰高h2、川
幅Bより流量Qが求められる事は周知の事実である。
1号参照)さて一般の金属ゲートの越流量の制御につい
てはオリフィスの式により上流水位h□、堰高h2、川
幅Bより流量Qが求められる事は周知の事実である。
即ちこ)で11=)1□−h29g=重力加速度しかし
可撓性膜製起伏堰については一般的にこのような式がな
く又Qを求める理論的な解析を不可能であった。
可撓性膜製起伏堰については一般的にこのような式がな
く又Qを求める理論的な解析を不可能であった。
これは流れの断面形状が鉄ゲートではゲートの位置にか
)わらず一定あるのにゴム引布は形状が柔軟に変化しう
る為である。
)わらず一定あるのにゴム引布は形状が柔軟に変化しう
る為である。
そこで本考案者は先に、この保守性等にすぐれた可撓性
膜製起伏堰の越流量を検知制御する方法を発明し特許出
願した。
膜製起伏堰の越流量を検知制御する方法を発明し特許出
願した。
即ち本考案者は多くの実験結果から可撓性膜製起伏堰に
ついても上記式に近似な式で流量を計算できる事、即ち
上流水位、堰高、川幅から下記のように流量のえられる
事を見出した。
ついても上記式に近似な式で流量を計算できる事、即ち
上流水位、堰高、川幅から下記のように流量のえられる
事を見出した。
一般に可撓性膜製起伏堰からの越流量Qは次式に示され
る(第1図参照)。
る(第1図参照)。
こ)でC:越流係数(定数)、g:重力加速度、h:越
流高さく上流水位と堰高の差)、B:河川幅 なお第1図中1は起伏堰体膜、2は河床、3は上流水位
である。
流高さく上流水位と堰高の差)、B:河川幅 なお第1図中1は起伏堰体膜、2は河床、3は上流水位
である。
従って河川幅が決定しているので越流量Qは越流高さの
みの関数となる。
みの関数となる。
よってこの高さを一定にしてやれば、堰下流の河川流量
を一定に制御できる。
を一定に制御できる。
上流越流高さを一定にする手段の概略は第2図に示す様
に上流水位の検知、堰高の検知を行ない、この差が所定
値になったら層内へ(から)の注(排)水エンジンを切
り、降雨等で上流水位が高くなった場合は、注水エンジ
ンを入れ堰高さを高くし越流高さを一定にしてやる。
に上流水位の検知、堰高の検知を行ない、この差が所定
値になったら層内へ(から)の注(排)水エンジンを切
り、降雨等で上流水位が高くなった場合は、注水エンジ
ンを入れ堰高さを高くし越流高さを一定にしてやる。
また渇水期上流水位が低くなった場合は排水エンジンを
入れ堰高さを低くし越流高さを一定にしてやる。
入れ堰高さを低くし越流高さを一定にしてやる。
(なお勿論上記に於いて注(排)水エンジンは注(排)
気でもよい。
気でもよい。
)なお第2図中1は起伏堰体膜、4は河岸、8は注水ポ
ンプ、9は排水ポンプ、5は上流水位計、6は堰高検出
装置、7は制御装置を示している。
ンプ、9は排水ポンプ、5は上流水位計、6は堰高検出
装置、7は制御装置を示している。
本考案は前記起伏堰の越流量の制御に際し越流高さを一
定にするために用い得る堰高の直接検知が出来る堰高検
出装置を提供するものである。
定にするために用い得る堰高の直接検知が出来る堰高検
出装置を提供するものである。
以下例示図面に就いて本考案を説明する。
第3図は本考案装置を示し、図aは河川流れ方向から見
た図、図すは河川流れ方向を横断した図を示している。
た図、図すは河川流れ方向を横断した図を示している。
第3図中、1は起伏堰体の可撓性膜、2は河床、4は河
岸、11は投光器、12は図示の如く堰体白河床面の河
床レベル以下に位置するテレビカメラ、13は信号波形
処理部、14は包被内河床に設けた凹所、15は凹所1
1の透明窓例えばガラス窓、16は堰体膜内面はぼ全周
長にわたって取り付けた回帰性反射板(例えば商品名ス
コッチライト)、17は投光器11の照射範囲、18は
テレビカメラ視野範囲を示している。
岸、11は投光器、12は図示の如く堰体白河床面の河
床レベル以下に位置するテレビカメラ、13は信号波形
処理部、14は包被内河床に設けた凹所、15は凹所1
1の透明窓例えばガラス窓、16は堰体膜内面はぼ全周
長にわたって取り付けた回帰性反射板(例えば商品名ス
コッチライト)、17は投光器11の照射範囲、18は
テレビカメラ視野範囲を示している。
即ち本考案装置は起伏堰体を形成する膜内面に反射板1
6をほぼ全周長にわたって取り付けておき層内底面に設
けた投光器11で照らしその反射板を層内底面に設けた
テレビカメラ12でとらえ、受像機13に写し出された
画像により、又は信号波形処理部13での処理等により
堰高を測定することが出来るようにしたものである。
6をほぼ全周長にわたって取り付けておき層内底面に設
けた投光器11で照らしその反射板を層内底面に設けた
テレビカメラ12でとらえ、受像機13に写し出された
画像により、又は信号波形処理部13での処理等により
堰高を測定することが出来るようにしたものである。
後者の場合に就いて述べるに第4図は回帰性反射板16
で、投光器11の光を反射した図形を示し、これをテレ
ビカメラ12でとらえ、信号波形処理部13で次の様に
処理し堰高信号を得るのである(第3図参照)。
で、投光器11の光を反射した図形を示し、これをテレ
ビカメラ12でとらえ、信号波形処理部13で次の様に
処理し堰高信号を得るのである(第3図参照)。
即ち、上記テレビカメラでは第5図に示す様に画面上方
より走査しく図中19は走査線、20は帰線を示す)、
信号波形処理部で何番目の走査信号が、反射板の映像信
号を感知したか判断腰堰高(H)を出す。
より走査しく図中19は走査線、20は帰線を示す)、
信号波形処理部で何番目の走査信号が、反射板の映像信
号を感知したか判断腰堰高(H)を出す。
つまり堰高が低くなれば、反射板の映像信号を感知する
走査信号の番数が大きくなる。
走査信号の番数が大きくなる。
第6図は本考案の他の例を示し、第3図と同一符号は同
一部位を示しているが、第6図は第3図と堰体膜内面は
ぼ全周長で光らせる手段が異っている。
一部位を示しているが、第6図は第3図と堰体膜内面は
ぼ全周長で光らせる手段が異っている。
即ち第6図中21は光フアイバケーブル(例えばガラス
せんいのケーブル)、22は光フアイバケーブルに光を
供給する光源ランプを示しており光フアイバケーブルの
ファイバ断面による発光部23は堰体膜内面はS′全周
長にわたって位置している(第7図をも参照)。
せんいのケーブル)、22は光フアイバケーブルに光を
供給する光源ランプを示しており光フアイバケーブルの
ファイバ断面による発光部23は堰体膜内面はS′全周
長にわたって位置している(第7図をも参照)。
上記光フアイバケーブルは例えばテープ状でよく取り付
けは貼付で出来る。
けは貼付で出来る。
この発光部の光の図形(第8図参照)をテレビカメラ1
2でとらえ、受像機13の画像により又は信号波形処理
部13で処理し堰高を得ること等は第3図の場合と同様
である。
2でとらえ、受像機13の画像により又は信号波形処理
部13で処理し堰高を得ること等は第3図の場合と同様
である。
なお本考案に於いて堰体膜内面で光らせる反射板或いは
光フアイバケーブルの発光部は膜内面全周長に限らずそ
の上部側一部分でもよく又連続に限らず非連続でもよい
。
光フアイバケーブルの発光部は膜内面全周長に限らずそ
の上部側一部分でもよく又連続に限らず非連続でもよい
。
以上の様な本考案の装置によると、堰高の直接検知が出
来、堰からの越流量の検知、制御が容易に出来る、或い
は又上下流水位の制御が容易に出来る。
来、堰からの越流量の検知、制御が容易に出来る、或い
は又上下流水位の制御が容易に出来る。
第1図は可撓性膜製起伏堰を河川流れ方向で切断した図
、第2図は起伏堰の越流高さを一定にする手段の説明用
斜視図、第3図は本考案の堰高検出装置の河川流れ方向
から見た説明用の正面図(図a)とそれの河川流れ方向
で切断した断面図、第4図は本考案に於いて回帰性反射
板で投光器の光を反射した図形、第5図はテレビカメラ
で第4図の図形を走査する説明図、第6図は本考案の他
の例の堰高検出装置の河川流れ方向から見た説明用正面
図、第7図は第6図の光フアイバケーブル部分の説明用
拡大図、第8図は第6図の場合に於けるファイバ断面の
発光点の見え方を夫々例示している。 1・・・・・・ゴム引布製起伏堰、2・・・・・・河床
、3・・・・・・上流水位、4・・・・・・河岸、5・
・・・・・上流水位計、6・・・・・・堰高検出装置、
7・・・・・・制御装置、8・・・・・・注水ポンプ、
9・・・・・・排水ポンプ、11・・・・・・投光器、
12・・・・・・テレビカメラ、13・・・・・・受像
機又は信号波形処理部、14・・・・・・凹所、15・
・・・・・透明窓、16・・・・・・反射板、17・・
・・・・投光器の照明範囲、18・・・・・・テレビカ
メラ視野範囲、21・・・・・・光フアイバケーブル、
22・・・・・・光を供給する光源ランプ、23・・・
・・・光フアイバケーブルの発光部。
、第2図は起伏堰の越流高さを一定にする手段の説明用
斜視図、第3図は本考案の堰高検出装置の河川流れ方向
から見た説明用の正面図(図a)とそれの河川流れ方向
で切断した断面図、第4図は本考案に於いて回帰性反射
板で投光器の光を反射した図形、第5図はテレビカメラ
で第4図の図形を走査する説明図、第6図は本考案の他
の例の堰高検出装置の河川流れ方向から見た説明用正面
図、第7図は第6図の光フアイバケーブル部分の説明用
拡大図、第8図は第6図の場合に於けるファイバ断面の
発光点の見え方を夫々例示している。 1・・・・・・ゴム引布製起伏堰、2・・・・・・河床
、3・・・・・・上流水位、4・・・・・・河岸、5・
・・・・・上流水位計、6・・・・・・堰高検出装置、
7・・・・・・制御装置、8・・・・・・注水ポンプ、
9・・・・・・排水ポンプ、11・・・・・・投光器、
12・・・・・・テレビカメラ、13・・・・・・受像
機又は信号波形処理部、14・・・・・・凹所、15・
・・・・・透明窓、16・・・・・・反射板、17・・
・・・・投光器の照明範囲、18・・・・・・テレビカ
メラ視野範囲、21・・・・・・光フアイバケーブル、
22・・・・・・光を供給する光源ランプ、23・・・
・・・光フアイバケーブルの発光部。
Claims (3)
- (1)堰体膜内面全周長又はその上部側一部分にわたり
光らせる手段と、この光らせる手段より出る光をとらえ
る堰体内温床面の河床レベル以下に位置するテレビカメ
ラとを備え、上記テレビカメラでとらえた上記堰体膜内
面全周長又はその上部側一部分の形に応じた光より堰高
を求めるようにした可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置。 - (2)堰体膜内面全周長又はその上部側一部分にわたり
光らせる手段が、投光器と堰体膜内面に取り付けた反射
板とを備える実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置。 - (3)堰体膜内面全周長又はその上部側一部分にわたり
光らせる手段が、ファイバ断面による発光部が堰体膜内
面に取り付けられている光フアイバケーブルと光フアイ
バケーブルに光を供給する光源ランプとを備える実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の可撓性膜製起伏堰の
堰高検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5407479U JPS609687Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5407479U JPS609687Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55154417U JPS55154417U (ja) | 1980-11-07 |
JPS609687Y2 true JPS609687Y2 (ja) | 1985-04-05 |
Family
ID=28948098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5407479U Expired JPS609687Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 | 可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609687Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-20 JP JP5407479U patent/JPS609687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55154417U (ja) | 1980-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0342127A3 (fr) | Procédé pour la determination de la qualité optique du verre plat ou de produits en verre plat | |
DE59601733D1 (de) | Poststück-behandlungs-vorrichtung und -verfahren | |
JPS609687Y2 (ja) | 可撓性膜製起伏堰の堰高検出装置 | |
FR2381429A1 (fr) | Camera de television munie d'un circuit reglable d'amplification de signal d'image, et a reglage d'ouverture de diaphragme | |
JP7360852B2 (ja) | 浮遊物撮影装置 | |
JPS58179319A (ja) | 液位検知装置 | |
JPH0471169B2 (ja) | ||
JPS6035880Y2 (ja) | 油膜検知器 | |
JPS5467338A (en) | Eye for detection of direction of line and graph | |
EP1058099A3 (en) | Fluid detector | |
GB2205156A (en) | Optical detector | |
JPH0143620Y2 (ja) | ||
CN208782914U (zh) | 一种停车场摄像设备 | |
JPS6423145A (en) | Optical appearance inspection device | |
JPS57210773A (en) | Image pickup device | |
US5528327A (en) | Camera viewfinder with leveling indicator | |
ATE185179T1 (de) | Schwimmende abschöpfvorrichtung | |
FR2410927A1 (fr) | Dispositif reflechissant | |
FR2740573B1 (fr) | Dispositif photosensible pour l'installation de commandes du niveau d'eclairement d'un local | |
JPS57200681A (en) | Apparatus for taking in bottom water | |
KR920005015A (ko) | 단차형상 검출장치 | |
JPS5679204A (en) | Position detecting device | |
SU1043601A2 (ru) | Регул тор расхода | |
JPS5784338A (en) | Glossi meter | |
JPS5816834B2 (ja) | パ−フオレ−シヨン検出方法 |