JPS608973A - 最短路探索装置 - Google Patents

最短路探索装置

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JPS608973A
JPS608973A JP58115838A JP11583883A JPS608973A JP S608973 A JPS608973 A JP S608973A JP 58115838 A JP58115838 A JP 58115838A JP 11583883 A JP11583883 A JP 11583883A JP S608973 A JPS608973 A JP S608973A
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JP
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JP58115838A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Miyaoka
宮岡 伸一郎
Akira Muramatsu
晃 村松
「ふな」橋 誠壽
Seiju Funabashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/10Geometric CAD
    • G06F30/18Network design, e.g. design based on topological or interconnect aspects of utility systems, piping, heating ventilation air conditioning [HVAC] or cabling

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computational Mathematics (AREA)
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、道路網1通信網等における最適経路選択、あ
るいは各種輸送問題等に現われる最短路探索に好適な最
短路探索装置に関し、特にノード(節点)数が104を
越えるような大規模網の最短路探索に好適な最短路探索
装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来知られている最短路探索方式のうち、最も効率の良
いものとしては、 ])ijkstra法(処理:「ネ
ットワーク理論」日科技連刊)を挙げることができる。
該Dijkstra法については、これを計算機ソフト
ウェアとして実現する上で様々の高速化のための試みが
なされているが、前述の如き、ノード数が104を越え
るよう力大規模網に対しては、必ずしも十分な速度が得
られないという問題がある。
また、専用ハードウェアに関する報告(古村:「ハード
ウェア・シュミレータを用いた最適経路計算システム」
オペレーションズリサーチA4p、 235.1980
)もあるが、網構造の異なるものには適用できず柔軟性
に欠けるという問題がある。
この他にも、VLSIでの実現を意図した専用計算機の
構想等があるが、網の形状によっては適用が困難である
という問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の最短路探索装置における上述の如
き問題を解消し、前述の如き、ノード数が104を越え
るような大規模網の最適化。
シミュレーション等の計算をオンラインで、網の形状、
構造に左右されることなく超高速に実施可能な最短路探
索装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の要点は、前記Dijkstra法を、複数の処
理装置で並列に実行可能なように改良し、更にこの並列
計算方式に適合する装置を構成した点にある。
以下、実施例の説明に先立って、上述の改良されたDi
jkstra法について詳細に説明する。
第1図に最短路問題の簡単な例を示す。図において、括
弧内の数値は枝の長さを示している。この例における始
点1から終点2に至る最短路は、枝列3.4,5,6.
7として得られる。
通常のDijkstra法では、最短路をめるのに永久
ラベルと一時ラベルという2種類のラベルを用いる。始
点からの最短距離および最短経路が既にまったメートに
は永久ラベルを貼シ、距離。
経路について仮りの値しかまっていない、変更される可
能性のあるノードには一時ラベルが貼られる。最短路は
、次の2つの処理を交互に繰シ返すことによって得られ
る。
(1)一時ラベルが貼られたノードのうち、距離が最小
のノードを選択し、該ノードのラベルを永久ラベルに変
更する。
(2)上記処理によシ選ばれたノードを基点として、隣
接するノードの距離を計算し、ラベルを更新する。以下
、この処理を「ファンアラ)(fanout)J と呼
ぶことにする。
第2図(a)は1)ijlcsira法を説明するため
の図であり、Aは永久ラベルが貼られたノードの集合を
、Bは一時ラベルが貼られたノードの集合を、Cはまだ
ラベルが貼られていないノードの集合を示している。上
記(1)の処理により、上記集合Bの中からノード10
が選択されて集合Aに移される。破線はこの処理が終了
した後の状況を示している。
次に、上記(2)の処理により、上記ノード10を基点
としてファンアウトが行われ、隣接するノード11〜1
3の距離、ラベルが計算される。
以上が通常のDijkBtra法の処理であるが、上記
処理を並列化する方法としては、次の2つの方法が考え
られる。
第1の方法は前記ファンアウトの基点を、一時ラベルが
貼られたもののうち、距離最小のノードに限定しないよ
うにする方法である。す力わち、第2図(b)に示す如
く、複数のノードから並列にファンアウトできるように
することである。
また、第2の方法は最も手間を要する、距離最小のノー
ドを選択する手続きを並列化する方法である。従来も、
1)ijkstra法を計算機ソフトウェアで実現する
場合に、この部分の効率化に最も工夫が凝らされている
ところである。
第1の方法を可能とするためにはs Dt jks t
 ra法を次の如く改良する。すなわち、永久ラベルと
一時ラベルという考え方をやめ、これに代って、全ノー
ドを「不活性」なものと「活性」なものとに分ける。不
活性なノードは、第2図(b)にDで示される如< 、
Di jks tra法における永久ラベルが貼られた
ノードおよびまだラベルが貼られていないノードにほぼ
対応する。また、活性カソードは第2図(b)にEで示
される如く、一時ラベルが貼られたノードと似た性格を
有する。但し、永久ラベルは一旦貼られると変更される
ことはないが、不活性なノードは活性に戻ることがある
点が大きく異なっている◎ 上述の如き不活性なメートと活性なノードとを用いる、
本発明の改良されたDijkstra法を、以下、rF
LD法」と呼ぶことにする。
以下、RD法の処理手順を説明する。
手順1:始点を活性なノードとし、その距離πOをOと
置く。その他のノードについては不活性とし、距離を閃
とする。
手順2:活性なノードのうち、距離が小さい方からr個
を選択して不活性に変更する。活性なノードがない場合
には処理を終了する(最短路が既にまっている)。
手順3:上記手順2で選択したr個のノードから並列に
ファンアウトする。すなわち、i”’1+F+・・・・
・・I、を基点として次式により隣接ノードの距離を計
算する。
πJ=Min(”Jl ”to dt」) (1)ここ
で、πiはノードiの距離、dljは枝C’sj)の長
さである。式(1)でノードjの距離が変更された場合
には、該ノードjを活性なノードとし、ノードjの最短
路上の1つ手前のノードPJとしてノードiを設定する
。上記ノードjの距離が変更されなかった場合には、活
性なものは活性のまま、不活性なものは不活性のままと
し、P、も変更しない。
以後、手順2と手順3とを必要なだけ繰り返す。
以上が通常のDijkstra法のファンアウト基準を
緩和したRD法の概要である。
並列化の第2の方法は、並列ソートアルゴリズムにより
実現されるものである。但し、固定した数値列に対して
ソートした結果が出力されるのではなく、絶えず要素の
追加、削除が行われているノードの集合から、必要なと
きに最小距離のノードが直ちに取出せるという機能が必
要となる。
本発明は上記2つの並列化の考え方に基づき、RD法を
複数の処理装置で並列に実行可能に構成した最短路探索
装置ということになる。
〔発明の実施例〕
第3図は本発明の一実施例である最短路探索装置の全体
構成を示すブロック図である。図において、101はバ
ス、102はホスト計算機、103は最短路探索装置本
体、104は入出力機器(110機器)を示しており、
最短路探索装置本体103はバス101によりホスト計
算機102、I / O様器104と接続されている。
また、最短路探索装置本体103は、ファンアウト計算
装置200、距離最小点探索装置300、記憶装置40
0から構成されている。ファンアウト計算装置200は
ファンアウト処理を複数の処理ステージに分割し、各ス
テージの処理を実行するためのプロセッサ・セル(以下
、単に「セル」という)をパイプライン状に配置したも
のである。
記憶装置400は上記パイプラインの1つのセルが読出
し/書込みを行う範囲を単位として複数の領域に分割さ
れており、各単位領域は独立にアクセス可能に構成され
ている。
距離最小点探索装置300は並列ソートを実行すること
により、距離最小のノードをファンアウト計算装置に2
00に供給する機能と、該ファンアウト計算装置から出
力される新たに活性となったノードを取込む機能とを有
するものである。また、前記ホスト計算機102は上記
ファンアウト計算装置2001距離最小点探索装置30
0の同期をとるとともに、記憶装置400上へのデータ
のロード、計算結果の出力等を行うものである。
以下、上記各構成要素の具体的な構成例を説明する。
第4図は最短路探索装置本体103の詳細な構成を示す
ものである。図において、ファンアウト計算装置200
内のAセル(203,208)。
Rセル(201,202,205,206,207゜(
9) 209)、Wセル(211,212)、CPセル(21
0)およびCTセル(204)はそれぞれ、加算、読出
し、書込み、比較およびカウントの機能とシフトレジス
タの機能とを有するものである。
また、距離最小点探索装置300内のBセル(301,
302,・・・・・・)は3値比較の機能とシフトレジ
スタの機能を有するものである。以下、上記各セルの内
部構成の一例を説明する。
第5図(a)は上記Aセルの内部構成を示すものであり
、500〜503および505けレジスタ、504は加
算器を示している。後述する同期信号の転送タイミング
(以下、単に「転送タイミング」という)においてはレ
ジスタ500〜503に、それぞれX1%X4が取込ま
れる。また、上記同期信号の実行タイミング(以下、単
に「実行タイミング」という)においてはレジスタ50
2゜503の内容が加算器504で加算され、レジスタ
505に出力される。
第5図(b)は上記Bセルの内部構成を示すもので4、
jll、506〜509はレジスタを示している。
(10) 転送タイミングにおいてレジスタ506〜508にそれ
ぞれXI−’−rX3が取込まれる。実行タイミングで
はレジスタ508の内容をアドレスZl として出力し
、読出したデータ2.をレジスタ509に格納する。
第5図(e) u上記Wセルの内部構成を示すものであ
!0.510〜513はレジスタを示している。
転送タイミングにおいてレジスタ510,511にツレ
(’;h x 1 、 x 2を取込み、同時にレジス
タ513の内容をアドレスz1として出力し、レジスタ
512の内容を上記アドレス2□に書込む。
実行タイミングではレジスタ510,511の内容をレ
ジスタ512,513に転送する。この動作は後述する
如く、メモリへのアクセス競合を避けるために行うもの
である。
第5図(d)は上記CPセルの内部構成を示すものであ
り、514〜517はレジスタ、518は比較器、51
9はスイッチを示している。転送タイミングでレジスタ
514〜517にそれぞれx1〜X4が取込まれる。実
行タイミングではレジス(11) り516,517の内容を比較器518で比較し、その
結果に応じてスイッチ519が制御される。
レジスタ516の内容(新たに計算された距離)が小の
場合には、レジスタ514,515,516は・それぞ
れ・yl・y21)’3に接続される。
逆にレジスタ517の内容(既設定の距離)が小の場合
には、■が)’1 * Yx * yaに出力される。
第5図(e)は上記CTセルの内部構成を示すものであ
り、520uレジスタ、521はカウンタ、522は比
較器を示している。本セルは、カウンタ521の出力と
レジスタ520の内容とを、比較器522で比較し、両
者が等しくなったときにレジスタ520にXiを取込み
、カウンタ521をリセットする。同時に、制御信号ω
1を出力する。ω2には、各転送タイミングでカウンタ
521の値を出力する。
第5図(f)は上記Bセルの内部構成を示すものであシ
、523〜526および529,530はレジスタ、5
27は比較器、528はスイッチを示している。転送タ
イミングでレジスタ523゜(12) 524に・それぞれ、xl # X*を取込む。レジス
タ524,526,530の内容が比較器527で比較
され、その結果に基づいてスイッチ528が制御され、
上記レジスタ524,526,530の内容は小さい順
に上記レジスタ530,526゜524に再格納される
。レジスタ523,525゜529の内容も連係してレ
ジスタ529,525゜523に再格納される。
次に、記憶装置400内の各記憶領域の記憶内容を説明
する。領域401および領域402は、それぞれ、領域
403に記憶されているノードiに接続する枝番量δ(
i)の先頭アドレスおよび接続枝本数を記憶している。
領域404および405は、それぞれ、領域403に記
憶されているノードiに接続する枝δ(i)の枝の長さ
dl」および枝のもう一方の端点(隣接ノード) a(
j)を記憶しており、領域406および407は、それ
ぞれ、ノードiの距離πlおよびノードiの最短路上の
1つ手前のノードPIを記憶している。
以下、第4図および同期信号の説明図である第(13) 6図に基づいて上記実施例の動作を説明する。
(1)ファンアウト計算装置200の動作同期信号の転
送タイミングにおいて、活性な距離最小のノードiおよ
びその距離π1が、距離最小点探索装置300のBセル
301かう、ファンアウト計算装置200のRセル20
1.202に取込まれる。該Rセル201,202は、
それぞれ、上記ノードiに接続する枝δ(i)の先頭ア
ドレスを記憶領域401から、接続枝本数を記憶領域4
02から読出す。また、Aセル203が上記先頭アドレ
スを、CTセル204が上記接続枝本数を取込む。Aセ
ル203は取込んだ先頭アドレスにCTセル204から
取込んだ相対アドレス値(0,1,2,・・・・・・接
続枝本数)を加算し、特定の枝のアドレスを生成する。
Rセル205は上記枝アドレスを取込み、記憶領域40
3から枝番量を読出す。Rセル206゜207は、上記
Rセル205から取込んだ枝番量をアドレスとして、記
憶領域404,405から枝の長さdIjs枝のもう一
方の端点a(j)を読出す。
(14) Aセル208は下位セルからシフトされてきたノードi
の距離π1に上記dIJを加え、隣接ノードの距離を計
算する。Rセル209は、隣接ノードの既設定の距離を
読出す。
CPセル210は上記両距離を取込んで比較し、新たに
計算された距離が小の場合、隣接ノード番号と上記新た
に計算された距離とを出力し、逆に、既設定の距離が小
の場合には、■を出力する。Wセル211は、■以外の
値が入力された場合にのみ、隣接メート番号をアドレス
として記憶領域407に下位セルからシフトされてきて
いるファンアウトの基点ノード番号iを書込む。
Wセル212も、■以外の値を取込んだ場合にのみ、新
たに計算された距離を記憶領域406に書込む。CPセ
ル210から出力されたノード番号、ノード距離は、同
時に、距離最小点探索装置300のBセル301に取込
まれる。
以上がファンアウト計算装置200におけるデータの流
れであシ、上記CPセル210がノード11に関する処
理を行っているときには、Aセル(15) 208はノード12の処理を、Rセル206はノードi
3の処理を行う如く、全セルが同時に、異なったノード
の異なった処理ステージを実行しているのが特徴である
上記処理は次の如く制御される。す表わち、第6図に示
す同期信号がホスト計算機102から各セルに入力され
、この同期信号に合わせて、前述の如きセル間でのデー
タ転送やセル内部での実行が交互に繰)返される。ここ
で、セル内部での実行とは、Aセルでは加算、Rセルで
は読出し、CPセルでは比較、CTセルではカウントを
意味する。但し、Wセルについては、Wセル212は、
実行区間でのRセル209との記憶領域406に対する
メモリアクセス競合を避けるため、転送区間でCPセル
210からデータを取込むと同時に上記記憶領域406
へのデータ書込みを行い、実行区間ではセル内部のレジ
スタ間でのデータの移動を行う如く構成され、Wセル2
11は上述の如き競合の問題はないがセルの種類を少な
くするために、上記Wセル212と同じ動作をするよう
に(16) 構成している。
CTセル204の動作について補足説明を行う。
CTセル204は新たに枝本数を取込んだ時点から同期
信号のサイクル数のカウントを開始し、枝本数に等しい
値になるまでAセル203に相対アドレス値(0,1,
2,・・・・・・1本数)を出力する。
上記相対アドレス値が枝本数に等しい値になったときに
、CTセル204はRセル201,202、Bセル30
1に制御信号を出力する。該制御信号によシルセル20
1,202はBセル301から新たな活性ノードおよび
その距離を取込む。
(2)距離最小点探索装置300動作 本実施例の距離最小点探索装置は、イーブン・オツド(
Even−Qdd)ソート方式を1次元のプロセッサア
レイを基本として実現している。Even−Qddソー
ト方式は、数値列aOe al m・・・・・・に対し
て、Evenモードで all ”−Min(all * a*t*t )al
l+1”’−Max(as t l811*1 )(1
=0.1.2.・・・・・・) (17) Qddモードで azt−t 4− Min(azt−t I all 
)a21 4− Max(azt−t 滲a2I)(i
=1.2.a、・・・・・・) なる操作を施すものである。第7図(a)に簡単な例を
示す。初期の数値列(4,1,3,7,5,2)は4回
の操作の後、ソートされた数値列[、2,a、 4゜5
.71となる。このアルゴリズムが1次元のプロセッサ
アレイで実現できることは明らかである。
しかしながら、距離最小点探索では、前述の如く、外部
からの数値の注入が常時行われる状況下で最小値を即時
に取出せる機能が必要とされる。
これには、第7図(b)に示す如き、内部に2つのレジ
スタを有する複数のセルAI、Bl(iはセル番号)か
ら成る装置が用い得る。
この装置の機能は、Evenモードで偶数番目のセルは
、1つ上位のセルのAレジスタ(A*+−1)の数値を
自セルのAレジスタ(7V2+)に取込み、レジスタB
z+*Bxs−s の数値を比較した後、以下の如き入
換えを行う。
(18) 最大値 → B21−1 中間値 → B21 最小値 → A21 奇数番目のセルは、 Qddモードで同様の処理を行う
。偶数番目のセルはQddモードのとき、奇数番目のセ
ルはEvenモードのとき、アイドル状態とガる。外部
から注入される数値は、l:venモードで最上位のセ
ルのレジスタAoに取込まれる。
大きな数値は、上記ソータの中を沈んで行き、最上位の
セルのBレジスタ には、常に最小値が浮んでいる。該
レジスタBoからの最小値の取出しは、Evenモード
で実施し、取出した後には閃を注入する。この■は次の
Qddモードで1つ下位のセルに沈み、レジスタllo
には、再び、最小値が格納される。
距離最小点探索装置300に、上記構成のソータを利用
することができるが、距離だけでなく、ノード番号をも
扱わなければならないため、セルのレジスタ数は4個と
なる。増えた2個のレジスタに前記入レジスタ、Bレジ
スタの距離に対応す(19) るノード番号が入る。該メート番号は、距離データのイ
ンデックスとして、対応する距離データの移動に連係さ
せて上記レジスタ間を移動させる。
第4図の距離最小点探索装置300は、上述の如き機能
を有するセルをBセルとして1次元に配置したものであ
る。4本の入力線のうち、2本はノード番号、2本は距
離データに関するものである。Even/Qddモード
とファンアウト計算装置の転送/実行タイミングとの関
係は、第5図に示す通りである。最上位のBセル301
は、比較処、理を行わないダミーセルであり、Even
モードで、 CPセル210からノード番号、距離デー
タを取込む。Bセル301から最小距離およびノード番
号が取出されたときには、CTセル204からBセル3
01に制御信号が出力され、Bセル301は次のQdd
モードで■を読込む。
上述の如く構成された本実施例の最短路探索装置におい
ては、最短路探索に要する時間Tは次の式で評価するこ
とができる。
T=(ファンアウト回数)×(1つのノード(20) に接続する枝の平均本数)×(セルのサイクルタイム) ファンアウト回数は、不活性々ノードが活性なノードに
戻ることがない場合、ノード数に等しくなる。数値実験
で確認したところでは、前記パイプラインのステージ数
(並列化度)が10程度の場合、不活性力ノードから活
性なノードへの戻りはほとんど発生しないことがわかっ
た。従って、ファンアウト回数はメート数に等しいと考
えることができる。
1つのノードに接続する枝の平均本数は、道路網、輸送
網、流体網等では3〜5本程度である。
ここでは、−例として、典型的な格子状網を想定し、4
本とする。また、セルのサイクルタイムは前記同期信号
の1周期であり、通常、200n 8程度である。以上
の点を考慮すると、上式はT=(ノード数)X4X20
0n8 となり、ノード数が10,000の場合、T=8ms ノード数が100,000の場合、 (21) ’I’=80ms となる。
一方、高速化に留意した前記Dijkstra法のプロ
グラムを大型計算機上で走らせた場合、ノード数7,0
00の道路網に対して約130m5の時間を要したとい
う結果が得られている。この場合の計算時間がノード数
の1.5乗に比例するものと仮定すると、ノード数が1
0,000の場合には約22Qms。
ノード数が100,000 の場合には約7O8となる
従って、本実施例の最短路探索装置においては、ノード
数No、000で30倍、ノード数100,000では
900倍程鹿の高速化が可能になると考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、DijkStra法
を複数の処理装置で並列に実行可能なように改良し、更
に、並列計算方式に適合する装置を構成したので、大規
模網の最短路探索に好適ガ最短路探索装置を実現するこ
とができるという顕著な効果を奏するものである。
(22)
【図面の簡単な説明】
第1図は最短路問題の簡単な例を示す図、第2図(a)
はpijkstra法の説明図、同(b)はRD法の説
明図、第3図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロ
ック図、第4図はその要部の詳細を示す図、第5図(a
)〜(0はセルの内部構造を示す図、第6図は同期信号
の説明図、第7図(a)は通常のEven−Qddソー
ト方式の説明図、同(b)は本実施例のソータの動作説
明図である。 101・・・バス、102・・・ホスト計算機、103
・・・最短路探索装置、104・・・I10機器、20
0・・・ファンアウト計算装置、300・・・距離最小
点探索(23) 第 1 図 ′VJz 図 恨) (b、) Y 5 図 (幻 X+ Xz X3 X4 ())) (D) 428− 第5図 (d) Ce) Y5図 (イ) )5 乙 図 ソータ − Euル Otd EVe汽 θl’i’ 
Even〜N町寸硝ト酎 U」 凹 f耐−λ r−) r−) 3 r−λ F−八 Fハ 。 寸 −n(’−め N 5 4 Nコ −N IY) 寸 日)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のノードから並列にファンアウトを行うことを
    許容する最短路探索方式を用いる最短路探索装置におい
    て、ノードの距離をめる計算と該計算結果に基づいて隣
    接ノードをめる処理とを複数の処理ステージに分割して
    、これをパイプライン状に配置した複数のプロセッサセ
    ルにより並列に行う如く構成された計算装置と、距離が
    最小のノードを選択する処理を複数のプロセッサセルに
    より行う如く構成された計算装置とを組合わせたことを
    特徴とする最短路探索装置。
JP58115838A 1983-06-29 1983-06-29 最短路探索装置 Pending JPS608973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58115838A JPS608973A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 最短路探索装置

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