JPS608716Y2 - 殺菌フレ−ム - Google Patents

殺菌フレ−ム

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Publication number
JPS608716Y2
JPS608716Y2 JP14833182U JP14833182U JPS608716Y2 JP S608716 Y2 JPS608716 Y2 JP S608716Y2 JP 14833182 U JP14833182 U JP 14833182U JP 14833182 U JP14833182 U JP 14833182U JP S608716 Y2 JPS608716 Y2 JP S608716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sterilization
lid
frame body
germicidal lamp
Prior art date
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Expired
Application number
JP14833182U
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JPS5952892U (ja
Inventor
忠男 吉田
光廣 吉田
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、殺菌フレーム、特に食品製造工程において使
用される殺菌フレームに関するものである。
一般に、蒲鉾及びウィンナ−ソーセージ等の食品はその
特性からいって日保ちがいいことが必要である。
したがって製造過程のすべてが衛生的であって細菌の発
生を防止することが必要であることはは勿論であるが、
いかに注意を払っても完全を期すことは不可能である。
したがって指導基準によれば、これら食品は中心部が6
360で3紛間のボイルが義務づけられているため、一
般には80℃にてボイルするのが普通である。
第1図によって従来方式の概略を説明する。
第1図aにおいて、1はカゴであり、この内部に例えば
ウィンナ−ソーセージ2を収納腰革1図すに示される方
式により殺菌処理が行なわれる。
即ち、ステンレス製のボイル槽及び水槽4を並設しても
うけ、前記したカゴ1をホイスト5等によって移動させ
ることにより、先ず最初にボイル槽3にて前記した所定
温度で所定時間ボイルし、その後ホイスト5を移動して
水槽4に浸漬して水洗が行なわれる。
勿論、この場合、水槽内の水は絶えず新鮮であることを
要するために、湧出させておく。
そしてこの水洗が行なわれた後は、カゴ1を台車6に載
置して移動せしめ、所定の場所にてカゴの上方からシャ
ワーをかけることによって、更に水槽内で付着した水気
を洗い流して細菌の付着を防止するよう一連の工程がと
られている。
しかし上記方式によってボイルし、その後水洗したとし
ても、この過程にかなりの盲点を有しているため細菌を
残してしまう欠点を有している。
即ち、例えボイルしたと云ってもバチルス等の耐熱性菌
及びカビの胞子を除去することは不可能であり、又、い
くら水槽内で水洗しても前記水槽内の水を滅菌すること
も不可能であり、更に最終工程においてシャワーを浴び
せても床面からのはね返りによる飛沫の付着があって床
面に近い位置を汚染する等々の欠点があった。
そこでボイル温度を上げることも考えられるが、このボ
イル温度の上昇は食品の品質(味)を落してしまうこと
になり、ここで、何らかの対策の出現が望まれていた。
本考案は上記の欠点を解決することを目的としてなされ
たものであり、極めて簡単な手段によって、はぼ完全な
かたちで殺菌することの可能な殺菌フレームを堤供する
ことを目的としている。
そして本考案では紫外線による殺菌灯を周囲に取付けた
枠体を構成し、この内部に食品の入ったカゴを入れて一
体とし、これを水槽内に一緒に入れて殺菌しつつ水洗し
、更に上方からシャワーを浴びせることにより、飛沫に
よる汚染をもあわせて防止しよりとするものである。
以下図面を参照して実施例を説明する。
第2図は本考案による殺菌フレームの一実施例構成図で
あり、第2図aは蓋体の斜視図、第2図すはフレームの
斜視図である。
第2図aにおいて、1は蓋体であり後述する紫外線殺菌
灯からの光の外部への放出を阻止すると共に、前記紫外
線殺菌灯からの反射光を有効利用するため、例えばアル
ミニウム等で形威された単位蓋体71,7□97397
49からなっている。
なお4個の単位蓋体71〜7.は内部の2方向を開口せ
しめて互に摺動しつつ任意の大きさに拡大又は縮少が可
能なように構成される。
1は線状枠体であって81,8□から構成され、前記線
状枠体は互に摺動しつつ伸縮し、任意長さに係止できる
ようになっている。
そしてこの線状枠体は前記蓋体1の裏面において対角線
位置に配設され、蓋体7の大きさを任意に調整し得るも
のである。
9は支線である。第2図すにおいて、10はフレーム本
体であって、例えば棒状パイプ11によって立方体を形
威し、前記蓋体1と同様に任意の大きさになるよう各パ
イプ11は夫々伸縮自在となっている。
12は横枠であって上面に適当間隔を有し固定され、こ
の横枠12に対しその下部に紫外線殺菌灯13を適当個
数装着する。
14は配線であって図示しない電線に接続される。
15は同じく紫外線殺菌灯であってフレームの任意位置
に移動自在に装着され、フレーム本体10内を均一に照
射し得るようになっている。
勿論、この場合、水中で使用されたり、又、シャワーを
浴びせられる関係上、灯具はすべて耐水性のものである
次に使用方法について説明する。
先ず、ボイル工程終了後は、食品の入った状態のカゴ1
を第2図すの殺菌フレーム本体川内に入れ、第2図すの
蓋体を取付けて水槽内に入れる。
この際殺菌フレームにもうけられた紫外線殺菌灯は全部
点灯して殺菌処理を行なう。
なお、予め殺菌フレーム11の大きさを水槽の内部の形
状及び大きさに合せると同時に、蓋体1もそれに合せて
調整しておく。
上記した水洗処理が終ると、シャワー処理が行なわれる
が、第3図に示されるようにシャワー装置1互の下にそ
のままの状態で搬入される(図面を簡単にするためフレ
ーム上方に装着した紫外線殺菌灯その他は省略した)。
そして上部にあるシャワー装置用によりシャワーがかけ
られ細菌類が除去される。
この場合紫外線殺菌灯14(図示せず)及び15は点灯
されたままで行なわれるため、飛沫による下部の汚染は
ない。
以上説明した如く、本考案によれば紫外線殺菌灯をもう
けた殺菌フレーム内にカゴを入れ、このままの状態で水
槽内の水洗処理及びシャワー処理を行なうよう構成した
ので、製造過程においてほとんど細菌の付着する余地が
なく、したがって製造された食品を長期間にわたって保
存することの可能な殺菌フレームを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式による殺菌フレームと一連の処理装置
を示す図、第2図は本考案による殺菌フレームを示し、
第2図aは蓋体の斜視図、第2図すはフレームの斜視図
、第3図はシャワー処理の説明図である。 1・・・・・・カゴ、2・・・・・・食品、3・・・・
・・ボイル槽、4・・・・・・水槽、5・・・・・・ホ
イスト、6・・・・・・台車、7・曲・蓋体、7□〜7
.・・・・・・単位蓋体、1・・曲直線状枠体、9・・
・・・・支線、■・・・・・・フレーム本体、11・・
・・・・棒状パイプ、12・・・・・・横枠、13.1
5・・曲紫外線殺菌灯、14・・・・・・リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食品製造工程中の殺菌処理に使用される殺菌フレームに
    おいて、フレームによって立体形成されたフレーム本体
    と、該フレーム本体上面に装着された紫外線殺菌灯と、
    フレーム本体側面に移動自在に装着された紫外線殺菌灯
    と、前記フレーム本体上面を覆う蓋体とを夫々そなえ、
    前記フレーム本体及び蓋体は所望の大きさに伸縮調整さ
    れることを特徴とする殺菌フレーム。
JP14833182U 1982-09-30 1982-09-30 殺菌フレ−ム Expired JPS608716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14833182U JPS608716Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 殺菌フレ−ム

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JP14833182U JPS608716Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 殺菌フレ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5952892U JPS5952892U (ja) 1984-04-06
JPS608716Y2 true JPS608716Y2 (ja) 1985-03-28

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ID=30329588

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JP14833182U Expired JPS608716Y2 (ja) 1982-09-30 1982-09-30 殺菌フレ−ム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3609335B2 (ja) * 2000-11-07 2005-01-12 食肉生産技術研究組合 パルス光を用いた食品の殺菌装置と殺菌方法ならびに殺菌用パルス光発生器

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JPS5952892U (ja) 1984-04-06

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