JPS608268Y2 - 蓄熱カ−テン - Google Patents
蓄熱カ−テンInfo
- Publication number
- JPS608268Y2 JPS608268Y2 JP1981037118U JP3711881U JPS608268Y2 JP S608268 Y2 JPS608268 Y2 JP S608268Y2 JP 1981037118 U JP1981037118 U JP 1981037118U JP 3711881 U JP3711881 U JP 3711881U JP S608268 Y2 JPS608268 Y2 JP S608268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heat
- curtain
- container
- storage curtain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蓄熱物質を封入したカーテンに関する。
従来のカーテンは直射日光を避けたり、部屋内を仕切っ
たり、防音や熱遮断用として使用されるに過ぎなかった
。
たり、防音や熱遮断用として使用されるに過ぎなかった
。
本考案はこれらの作用を具備し、しかし、燃料費のかか
らない太陽熱暖房材を兼ねた室内用カーテンを提供する
ことを目的とする。
らない太陽熱暖房材を兼ねた室内用カーテンを提供する
ことを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第１図乃至第６図において、本考案の蓄熱カーテンＡは
複数の短冊状片Ａ□、Ａ２・・・・・・Ａｎがアコーデ
オン様に折りたたみ可能なよう左右に連続されてなる。
複数の短冊状片Ａ□、Ａ２・・・・・・Ａｎがアコーデ
オン様に折りたたみ可能なよう左右に連続されてなる。
そしてカーテンＡは第２図、第６図示の如く、窓Ｂに沿
って平行な２つの直線部Ｃ□、Ｃ２を有するループ状カ
ーテンレールＣに、ローラ付ハンガーＤを介して吊持さ
れている。
って平行な２つの直線部Ｃ□、Ｃ２を有するループ状カ
ーテンレールＣに、ローラ付ハンガーＤを介して吊持さ
れている。
前記短冊状基片Ａ１． Ａ２・・・・・・油は、第５図
示の如く蝶番Ｅを用いて連結されるが、一体であっても
よい。
示の如く蝶番Ｅを用いて連結されるが、一体であっても
よい。
個々の短冊状片は各々、第３図、第４図に示されるよう
に、プラスチック、塩ビなどの熱透過性フィルムからな
る偏平状容器１の一方面にロックウール、ガラスウール
などからなる断熱性の板状部材２が貼着される。
に、プラスチック、塩ビなどの熱透過性フィルムからな
る偏平状容器１の一方面にロックウール、ガラスウール
などからなる断熱性の板状部材２が貼着される。
そして、前記偏平状容器１中には、例えばＣａＣｌ２
・６Ｈ２０等の潜熱蓄熱物質３が封入されている。
・６Ｈ２０等の潜熱蓄熱物質３が封入されている。
このＣａＣ１！２・６Ｈ２０ハ２７〜３００Ｃニオイテ
次ノ反応を生じる。
次ノ反応を生じる。
また、容器１の内部は、ヒートシール４などの手段によ
り縦方向多数区画に仕切られ、かつ、表裏貫通する多数
の透光過孔５が設けられている。
り縦方向多数区画に仕切られ、かつ、表裏貫通する多数
の透光過孔５が設けられている。
なお、本考案の蓄熱カーテンＡは第１図に示されるよう
に左右２枚に分けられていてもよいが、この場合隣接端
面にマグネットなどが装着されて接合離脱自在とされる
。
に左右２枚に分けられていてもよいが、この場合隣接端
面にマグネットなどが装着されて接合離脱自在とされる
。
次に、使用態様を説明する。
本考案の蓄熱カーテンＡは太陽光線を受ける室内の窓に
吊設されるが、昼間太陽照射中はカーテンレールＣの反
意側直線部Ｃ工に吊下げ、前記熱透過性フィルム露出面
を受光面として数面を外側に向けて展張される。
吊設されるが、昼間太陽照射中はカーテンレールＣの反
意側直線部Ｃ工に吊下げ、前記熱透過性フィルム露出面
を受光面として数面を外側に向けて展張される。
該カーテンＡは、前記受光面より太陽熱を受けて前記潜
熱蓄熱物質が分解し、ＣａｃＪ２と水分とに分離されて
蓄熱する。
熱蓄熱物質が分解し、ＣａｃＪ２と水分とに分離されて
蓄熱する。
この際、光透過孔５を通して室内へも光が投入される。
夜間および雨天の際は、蓄熱カーテンＡを窓側直線部Ｃ
２へ移動させる。
２へ移動させる。
これにより、断熱面たる断熱性部材貼着面が外向きとな
り、窓ガラスを透過する外の冷気を遮断する。
り、窓ガラスを透過する外の冷気を遮断する。
そして、室内気温が２７〜３０°Ｃ以下に下ると、前記
容器１内で分離中のＣａＣｌ２と水とが結合して発熱反
応を起し、この熱を室内へ放散して暖房する。
容器１内で分離中のＣａＣｌ２と水とが結合して発熱反
応を起し、この熱を室内へ放散して暖房する。
容器１は、内部がヒートシール４等により小区画に仕切
られているので、曲げ、加圧等の外力にも耐え、潜熱蓄
熱物質の偏りが発生しないので均一な蓄熱が行なわれる
。
られているので、曲げ、加圧等の外力にも耐え、潜熱蓄
熱物質の偏りが発生しないので均一な蓄熱が行なわれる
。
万一、容器が破れても潜熱蓄熱物質の漏洩は破損区画の
みにとどめられる。
みにとどめられる。
また、カーテン直下に漏洩物質の受皿を設置しておいも
よく、また、容器１の表面に透明シートを覆って二重構
造にすれば更に破れに対し丈夫となる。
よく、また、容器１の表面に透明シートを覆って二重構
造にすれば更に破れに対し丈夫となる。
蓄熱物質は上記実施例の他の次のものが用いられ、これ
によって放熱温度が設定される。
によって放熱温度が設定される。
物質の種類 溶融温度
Ｎａ２５Ｏ１・１０Ｈ２０約３２°Ｃ
Ｎａ２５Ｏ１・５Ｈ２０約４８℃
パラフィン 約４６°Ｃ前記蓄
熱媒体における熱容量の調整のためには（１）上記の異
種媒体の２種以上を混合割合を変えて容器内に封入する
か、（２）同種媒体を封入した容器の本数と、これと異
なる媒体を封入した容器の本数との割合を変えて配置す
ることによって行なわれる。
熱媒体における熱容量の調整のためには（１）上記の異
種媒体の２種以上を混合割合を変えて容器内に封入する
か、（２）同種媒体を封入した容器の本数と、これと異
なる媒体を封入した容器の本数との割合を変えて配置す
ることによって行なわれる。
偶お、蓄熱媒体を封入する容器はステンレス鋼板、鉄板
、等のラミネートフィルム、ポリエチレン吹込成形品、
強化プラスチック成形品などにより構成されてもよい。
、等のラミネートフィルム、ポリエチレン吹込成形品、
強化プラスチック成形品などにより構成されてもよい。
本考案は以上の如く構成されるので、太陽照射中は受
光面を外向きにして受熱、蓄熱される。
光面を外向きにして受熱、蓄熱される。
気温が下がったときは断熱面を窓に向けて展張されるこ
とにより、外の冷気進入を遮り、前記蓄積された熱は室
内へ放散される。
とにより、外の冷気進入を遮り、前記蓄積された熱は室
内へ放散される。
このため、燃料を全く使用することなく暖房ができ、大
がかりな設備を必要とせず、取り扱いも簡単である。
がかりな設備を必要とせず、取り扱いも簡単である。
また、耐久性に富み、曲げ、加圧等の外力にも耐える他
、室内への光の投入を妨げることもない。
、室内への光の投入を妨げることもない。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２図は使用
状態平面図、第３図は要部拡大正面図、第４図は第３図
のＩＶ−ＩＶ断面図、第５図は要部拡大平面図、第６図
は第２図のＩＶ−ＩＶ端面図である。 Ａ・・・・・・蓄熱カーテン、Ａ工、Ａ２・・・Ａｎ・
・・・・・短冊状片、Ｂ・・・・・・窓、Ｃ・・・・・
・カーテンレール、Ｄ・・・・・・ハンガー、Ｅ・・・
・・・蝶番、１・・・・・・・・・偏平状容器、２・・
・・・・断熱性板、３・・・・・・潜熱蓄熱物質 ４・
・・・・・ヒートシール、５・・・・・・光透過孔。
状態平面図、第３図は要部拡大正面図、第４図は第３図
のＩＶ−ＩＶ断面図、第５図は要部拡大平面図、第６図
は第２図のＩＶ−ＩＶ端面図である。 Ａ・・・・・・蓄熱カーテン、Ａ工、Ａ２・・・Ａｎ・
・・・・・短冊状片、Ｂ・・・・・・窓、Ｃ・・・・・
・カーテンレール、Ｄ・・・・・・ハンガー、Ｅ・・・
・・・蝶番、１・・・・・・・・・偏平状容器、２・・
・・・・断熱性板、３・・・・・・潜熱蓄熱物質 ４・
・・・・・ヒートシール、５・・・・・・光透過孔。
Claims (1)
- 内部が多数に区画され、かつ、多数の光透過孔が設けら
れた潜熱蓄熱物質封入短冊状容器が折畳み自在に連結さ
れ、該容器の少なくとも一方面側は熱良導性部材で構成
されていることを特徴とする蓄熱カーテン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981037118U JPS608268Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 蓄熱カ−テン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981037118U JPS608268Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 蓄熱カ−テン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57150738U JPS57150738U (ja) | 1982-09-21 |
| JPS608268Y2 true JPS608268Y2 (ja) | 1985-03-23 |
Family
ID=29834324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981037118U Expired JPS608268Y2 (ja) | 1981-03-16 | 1981-03-16 | 蓄熱カ−テン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608268Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-16 JP JP1981037118U patent/JPS608268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57150738U (ja) | 1982-09-21 |
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