JPS60787Y2 - 演出用ケ−キ台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は演出用ケーキ台に関する。

更に詳細には、本考案は、例えはバースデーケーキ、ク
リスマスケーキ、ウニディングケーキ、アイスクリーム
等を用いて周囲をろうそくの灯火で飾り且つ中に収容し
たドライアイスに湯を注いで発煙させるための演出用ケ
ーキ台に関する。

本考案は、中心にドライアイスを置くための凹所３とそ
の周りに複数個の溝４を放射状に連通させて設は且つ隣
合う上記溝間の平坦部５の外側付近に係止孔６を夫々有
する下部台部材２と、中心にケーキ等を乗せるための凹
所８を設け、凹所８を囲んで夫々複数個のろうそく支持
孔１０及び炭酸ガス放出孔１１を交互に有し且つ１個の
漏斗状給湯孔１２を有する周縁９を設けた上部台部材７
とから戊り、上部台部材７を下部台部材２の上に嵌合さ
せるようにしたことを特徴とする演出用ケーキ台である
。

本考案の演出用ケーキ台の製造に適した材料は下部台部
材用としては塩化ビニル、発泡ポリスチロール、ポリプ
ロピレン、ハイインパクトポリスチロール等のプラスチ
ック材料が適当な材料であり、上部台部材用としては塩
化ビニル、ポリプロピレン、ハイインパクトポルスチロ
ール等のプラスチック材料が適当な材料である。

次に本考案を図面によって詳細に説明する。

第１〜３図において、本考案の演出用ケーキ台１は下部
台部材２と上部台部材７とから戒る。

下部台部材２は中心にドライアイスを置くための凹所３
を有し、上記凹所の周りには複数個の溝４が放射状に上
記凹所に連通させて設けである。

隣り合う溝４の間は平坦部５となっており、その外側近
くに係止孔６を有する。

上部台部材７は、中心にケーキ１５を乗せるための凹所
８が設けてあり、その外側には周縁９が設けである。

周縁９上には複数個のろうそく支持孔１０と炭酸ガス放
出孔１１とを交互に有しており、且つ湯を注ぎ入れるた
めの１個の漏斗状給湯孔１２を有する。

図中１３は下部台部材２の側壁に沿って設けられた嵌合
溝、１４は上部台部材７の側壁に沿って設けられた嵌合
溝であり後者の背面は内向きに突出している。

本考案の演出用ケーキ台１はこのような構造を有するの
で、上部台部材７のろうそく支持孔１０を下部台部材２
の係止孔６と一致させ乍ら上部台部材７を下部台部材２
上に嵌合させることができる。

この際下部台部材７の側壁に沿って設けた嵌合溝１４は
その背面が内向きに突出した突条となっているので下部
台部材２の側壁面上の嵌合溝１３に係止する。

従って本考案の演出用ケーキ台１は嵌合させた状態で第
１図に示した形状となり、下部台部材２の係止孔６にろ
うそく支持孔１０が係止し且つ溝４上にガス放出孔１１
が位置することになる。

第３図において、凹所８にはケーキ１５が乗せてあり、
ろうそく支持孔１０には多数のろうそく１６が立てられ
、下部台部材２の凹所３には、見えないが予めドライア
イスが置かれ、更に外側壁には祝いのラベル１７が貼ら
れている。

今例えばコツプにより湯を漏斗形給湯孔１２から注ぎ入
れると湯は溝４を流れて中央のドライアイスに接触し白
煙を生じ、白煙は炭酸ガス放出孔１１から外部に放出さ
れることになる。

第４〜７図において、１８は容器本体、１９は溝４と夫
々嵌合するように設けた溝形凹所、２０はケーキ１５を
保護するための板支持突部、２１は板、２２は板２１に
より容器本体１８の上部に形成されたドライアイス収納
部である。

本考案の演出用ケーキ台１は蓋を兼ねて形成されている
ので第４図に示す如く容器本体１８に嵌合させることが
てき前述したように容器本体１８内のケーキ１５をケー
キ台１の上部台部材７の凹所８に乗せ、ドライアイス収
納部２２のドライアイス２３を下部台部材２の凹所３に
移し入れ前述したと同様に演出することがてきる。

第８〜１０図の例は、演出用ケーキ台１に同様に容器本
体１８を組合せたもので、第９図で示す如く、演出前に
おいては裏返しにした形態で蓋として使用し、下部台部
材２の中は上部台部材７を底板としてドライアイス２３
を収納しドライアイス収納部２２とする。

容器本体１８は、例えばアイスクリーム１５を入れた容
器として使用する。

演出の際には、第１０図で示す如く、演出用ケーキ台１
を第９図とは逆の正常な状態に戻すと中のドライアイス
２３は凹所３に入る。

この例では下部台部材２の切欠状に形成した給湯ｉ４ａ
には別体とすることも可能な漏斗形給湯孔１２を上部台
部材７の孔２４を通して挿入する。

容器本体１８のアイスクリーム１５を上部台部材７の凹
所８に乗せ周縁９に設けたろうそく支持孔１０にろうそ
く１６を立てる等して前述したと同様に演出することが
できる。

本考案によれば、ろうそく支持孔が燭台としてケーキの
周辺を飾り、外側壁には祝いのラベルが貼られ、更にろ
うそく間から白煙を噴出させ得るのですぐれた演出がで
きるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案演出用ケーキ台の一部を切欠いて示す１
例斜視図、第２図は第１図のケーキ台を分解して示す斜
視図、第３図は本考案演出用ケーキ台の使用を示す説明
図、第４図は他の１例演出用ケーキ台を容器本体と共に
示す斜視図、第５図は同じく分解し一部切欠いて示す斜
視図、第６図は第５図ＶＩ−ＶＩ線における断面図、第
７図は第５図■−■線における断面図、第８図は本考案
演出用ケーキ台を示す他の１例斜視図、第９図は同じく
演出前の状態を示す斜視図、第１０図は同じく演出時の
状態を示す断面図である。 １・・・・・・本考案の演出用ケーキ台、２・・・・・
・下部台部材、３・・・・・・凹所、４・・・・・・溝
、４ａ・・・・・・給湯孔。 給湯溝、５・・・・・・平坦部、６・・・・・・係止孔
、７・・・・・・上部台部材、８・・・・・・凹所、９
・・・・・・周縁、１０・・・・・・ろうそく支持孔、
１１・・・・・・炭酸ガス放出孔、１２・・・・・・漏
斗形給湯孔、１３，１４・・・・・・嵌合溝、１５・・
・・・・ケーキ類、１６・・・・・・ろうそく、１７・
・・・・・祝のラベル、１８・・・・・・容器本体、１
９・・・・・・溝形凹所、２０・・・・・・板支持突部
、２１・・・・・・板、２２・・・・・・ドライアイス
収納部、２３・・・・・・ドライアイス、２４・・・・
・・孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 中心にドライアイスを置くための凹所３とその周りに複
   数個の溝４を放射状に連通させて設は且つ隣合う上記溝
   間の突部５の外側付近に係止孔６を夫々有する下部台部
   材２と、中心にケーキ等を乗せるための凹所８を設け、
   凹所８を囲んで夫々複数個のろうそく支持孔１０及び炭
   酸ガス放出孔１１を交互に有し且つ１個の漏斗状給湯孔
   １２を有する周縁９を設けた上部台部材とから戊り、上
   部台部材７を下部台部材２の上に嵌合させるようにした
   ことを特徴とする演出用ケーキ台。