JPS607811Y2 - 接着剤塗布装置 - Google Patents
接着剤塗布装置Info
- Publication number
- JPS607811Y2 JPS607811Y2 JP2141480U JP2141480U JPS607811Y2 JP S607811 Y2 JPS607811 Y2 JP S607811Y2 JP 2141480 U JP2141480 U JP 2141480U JP 2141480 U JP2141480 U JP 2141480U JP S607811 Y2 JPS607811 Y2 JP S607811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- stop valve
- sealing part
- slit
- adhesive sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧縮空気を利用して接着剤塗布を行なう装置
に関する。
に関する。
従来、ラジェータ、ヒーターボックス、エアコンボック
ス、ドア等の空気洩れ防止のためウレタン製パツキンを
使用する際、既に接着剤が塗布されていてカバーペーパ
を剥がして使用するものは別として、一般に刷毛、筆等
により接着剤を多数のパツキン表面に塗布していた。
ス、ドア等の空気洩れ防止のためウレタン製パツキンを
使用する際、既に接着剤が塗布されていてカバーペーパ
を剥がして使用するものは別として、一般に刷毛、筆等
により接着剤を多数のパツキン表面に塗布していた。
この塗布作業は手間がかかり、非能率的である上に、接
着剤の缶を開缶した状態で使用するため、容器から溶剤
が蒸発して接着剤が濃縮し、また室内の空気が溶剤で汚
染され、場合によっては引火の心配がある等の不都合が
あった。
着剤の缶を開缶した状態で使用するため、容器から溶剤
が蒸発して接着剤が濃縮し、また室内の空気が溶剤で汚
染され、場合によっては引火の心配がある等の不都合が
あった。
本考案は、かかる欠点を解決したもので、接着剤を封入
した容器の前後に塗布部及びストップ弁部を取り付け、
ストップ弁部を通して調圧空気を圧送し、特殊形状の塗
布部から接着剤を連続吐出し、製品への塗布を能率的に
し、合わせて容器からの溶剤の蒸発を防止することを目
的とする。
した容器の前後に塗布部及びストップ弁部を取り付け、
ストップ弁部を通して調圧空気を圧送し、特殊形状の塗
布部から接着剤を連続吐出し、製品への塗布を能率的に
し、合わせて容器からの溶剤の蒸発を防止することを目
的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
塗布部1は、たとえば溶剤に強い合成樹脂材を素材とし
、第2図に示す如く、吐出面4に開口するスリット5に
一対の半円形の凹凸溝5a、5bを設け、一方の凹凸溝
5aは吐出面4から突出した柔軟な舌状薄板6の上面に
延展して接着剤の均一な流出をはかるようになっている
。
、第2図に示す如く、吐出面4に開口するスリット5に
一対の半円形の凹凸溝5a、5bを設け、一方の凹凸溝
5aは吐出面4から突出した柔軟な舌状薄板6の上面に
延展して接着剤の均一な流出をはかるようになっている
。
凹凸溝5a、5bの大きさは接着剤の種類、濃度(粘度
)により適宜選択する。
)により適宜選択する。
また、スリット5の巾は製品の大きさに合わせて犬、中
、小と選択する。
、小と選択する。
吐出面4は後部中央に開口する接着剤進入口4aと通路
4bを介して連通している。
4bを介して連通している。
塗布部1の後部にはネジ1aが設けられ、パツキン7を
介して円筒形の接着剤封入部2の前部に設けたネジ2a
に螺締される。
介して円筒形の接着剤封入部2の前部に設けたネジ2a
に螺締される。
接着剤封入部2は、両端にネジ2a、2bを設け、内部
は接着剤収納空間2cとこれに連通ずる中心を通る空気
通路2dとからなる。
は接着剤収納空間2cとこれに連通ずる中心を通る空気
通路2dとからなる。
接着剤封入部2は、接着剤を封入可能な容器又はカート
リッジとして製作した容器であるが、カートリッジは接
着剤を大型容器から入れる工数削減と、接着剤の扱いに
くい性質を回避できるので好適である。
リッジとして製作した容器であるが、カートリッジは接
着剤を大型容器から入れる工数削減と、接着剤の扱いに
くい性質を回避できるので好適である。
ストップ弁部3は、外周適所に軸心に平行して作動レバ
ー8を突起9,9に軸架して設け、その後端8aを中心
の空気通路3eに直交して設けた弁穴3b内にバネ10
に抗して設けたストップ弁11に連係する。
ー8を突起9,9に軸架して設け、その後端8aを中心
の空気通路3eに直交して設けた弁穴3b内にバネ10
に抗して設けたストップ弁11に連係する。
圧縮空気取入口3Cの外周の後部のネジ3dはレギュレ
ータ等により所定圧力、所定吐出量に設定した圧力空気
の送風管13に取り付けられる。
ータ等により所定圧力、所定吐出量に設定した圧力空気
の送風管13に取り付けられる。
このように構成された塗布部1、接着剤封入部2及びス
トップ弁部3は、たとえば第2図のように、塗布部1の
ネジ1aにパツキン7を介して接着剤封入部2のネジ2
aを螺締し、かつ接着剤封入部2のネジ2bにパツキン
7′を介してストップ弁部3のネジ3aを螺締し、接着
剤塗布装置を形成する。
トップ弁部3は、たとえば第2図のように、塗布部1の
ネジ1aにパツキン7を介して接着剤封入部2のネジ2
aを螺締し、かつ接着剤封入部2のネジ2bにパツキン
7′を介してストップ弁部3のネジ3aを螺締し、接着
剤塗布装置を形成する。
尚、パツキン7.7′は接着剤の濃度が薄いときには必
要で、濃いときにはなくてもよい。
要で、濃いときにはなくてもよい。
又接着剤封入部2のネジ2aの替りに第4図のスナツプ
フィツト14を利用した圧着とパツキン15により装着
し、短時間で容易に交換が可能とする事もできる。
フィツト14を利用した圧着とパツキン15により装着
し、短時間で容易に交換が可能とする事もできる。
本考案に係る接着剤塗布装置は、ストップ弁部3に送風
管13を接続して、たとえば第5図のように掌で持って
使用に供される。
管13を接続して、たとえば第5図のように掌で持って
使用に供される。
これを説明すると、掌で作動レバー8を押し下げるよう
にして、片手で接着剤封入部2を上方から把握すれば、
突起9,9に軸架する作動レバー8の後端8aがバネ1
0を圧縮してストップ弁11を釣り上げるので、空気通
路3eが開通し、送風管13からの圧縮空気が通路2d
を通って接着剤封入部2の接着剤収納空間2C内に入り
、封入された接着剤を塗布部1の接着剤進入口4aより
通路4bを通ってスリット5に圧送し、対向して設けら
れた一対の半円形の凹凸溝5a、5bから吐出し、更に
接着剤は舌状薄板6の凹凸i5a上に連続して流出する
ので、凹凸溝5aが製品表面12に接触するようにして
舌状薄板6を摺動すれば、接着剤はむらなく一様に製品
表面12に容易に塗布できる。
にして、片手で接着剤封入部2を上方から把握すれば、
突起9,9に軸架する作動レバー8の後端8aがバネ1
0を圧縮してストップ弁11を釣り上げるので、空気通
路3eが開通し、送風管13からの圧縮空気が通路2d
を通って接着剤封入部2の接着剤収納空間2C内に入り
、封入された接着剤を塗布部1の接着剤進入口4aより
通路4bを通ってスリット5に圧送し、対向して設けら
れた一対の半円形の凹凸溝5a、5bから吐出し、更に
接着剤は舌状薄板6の凹凸i5a上に連続して流出する
ので、凹凸溝5aが製品表面12に接触するようにして
舌状薄板6を摺動すれば、接着剤はむらなく一様に製品
表面12に容易に塗布できる。
勿論、作動レバー8を開放すれば、接着剤の吐出はすぐ
停止する。
停止する。
上述の如く、本考案は、先端の吐出面に開口するスリッ
トに一対の半円形の凹凸溝を対向して設け、一方の凹凸
溝が吐出面から突出した柔軟な舌状薄板上面に延展する
塗布部と、塗布部に螺締される接着剤封入部と、接着剤
封入部に螺締されるストップ弁部とからなり、ストップ
弁部を介して圧縮空気を接着剤封入部に導入し、接着剤
を塗布部のスリットより吐出するように構成したもので
あるから、刷毛、筆等による塗布法に比し製品への塗布
が容易で能率的となる。
トに一対の半円形の凹凸溝を対向して設け、一方の凹凸
溝が吐出面から突出した柔軟な舌状薄板上面に延展する
塗布部と、塗布部に螺締される接着剤封入部と、接着剤
封入部に螺締されるストップ弁部とからなり、ストップ
弁部を介して圧縮空気を接着剤封入部に導入し、接着剤
を塗布部のスリットより吐出するように構成したもので
あるから、刷毛、筆等による塗布法に比し製品への塗布
が容易で能率的となる。
また接着剤は接着剤封入部内に収納されているので、溶
剤が蒸発することがなくなり、接着剤が濃縮するとか室
内の空気が汚染される等の不都合が解消できる。
剤が蒸発することがなくなり、接着剤が濃縮するとか室
内の空気が汚染される等の不都合が解消できる。
装置本体は、塗布部、接着剤封入部及びストップ弁部に
分離自在に螺締しであるので、接着剤の交換、塗布部の
差し替え等が簡単に行なえる。
分離自在に螺締しであるので、接着剤の交換、塗布部の
差し替え等が簡単に行なえる。
圧縮空気供給源にホース等で接続するだけで操作できる
ので、任意の場所まで移動して取り扱える。
ので、任意の場所まで移動して取り扱える。
構造が簡単で合成樹脂材で製造できるので、安価に大量
生産できる等の利点を有する。
生産できる等の利点を有する。
第1図は本考案実施例の正面断面図、第2図は塗布部拡
大斜視図、第3図は第2図に於けるA矢視図、第4図は
本考案別の実施例の正面一部断面図、第5図は本考案実
施例の使用状態図である。 1・・・・・・塗布部、2・・・・・・接着剤封入部、
3・・・・・・ストップ弁部、4・・・・・・吐出面、
5・・・・・・スリット、6・・・・・・舌状薄板、7
,7′・・・・・・パツキン、8・・・・・・作動レバ
ー、9・・・・・・突起、10・・・・・・バネ、11
・・・・・・ストップ弁、12・・・・・・製品表面、
13・・・・・・送風管、14・・・・・・スナツプフ
ィツト、15・・・・・・パツキン。
大斜視図、第3図は第2図に於けるA矢視図、第4図は
本考案別の実施例の正面一部断面図、第5図は本考案実
施例の使用状態図である。 1・・・・・・塗布部、2・・・・・・接着剤封入部、
3・・・・・・ストップ弁部、4・・・・・・吐出面、
5・・・・・・スリット、6・・・・・・舌状薄板、7
,7′・・・・・・パツキン、8・・・・・・作動レバ
ー、9・・・・・・突起、10・・・・・・バネ、11
・・・・・・ストップ弁、12・・・・・・製品表面、
13・・・・・・送風管、14・・・・・・スナツプフ
ィツト、15・・・・・・パツキン。
Claims (1)
- 先端の吐出面に開口するスリットに一対の半円形の凹凸
溝を対向して複数設け、一方の凹凸溝が吐出面から突出
した柔軟な巾広の舌状薄板上面に延展する塗布部と、塗
布部に螺締される接着剤封入部と、接着剤封入部に螺締
されるストップ弁部とから戊り、ストップ弁部を介して
圧縮空気を接着剤封入部に導入し、接着剤を塗布部のス
リットより巾方向へほぼ均一に吐出すると共に柔軟な巾
広の舌状薄板でむらなく一様に製品表面に塗布するよう
に構成した接着剤塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2141480U JPS607811Y2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | 接着剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2141480U JPS607811Y2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | 接着剤塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56121464U JPS56121464U (ja) | 1981-09-16 |
JPS607811Y2 true JPS607811Y2 (ja) | 1985-03-16 |
Family
ID=29617577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2141480U Expired JPS607811Y2 (ja) | 1980-02-20 | 1980-02-20 | 接着剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607811Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939668U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-13 | 旭可鍛鉄株式会社 | 充填剤の注出用ノズル |
FR2873308B1 (fr) | 2004-07-23 | 2007-01-12 | Alstom Sa | Dispositif de depose de colle sous pression |
-
1980
- 1980-02-20 JP JP2141480U patent/JPS607811Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56121464U (ja) | 1981-09-16 |
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