JPS6077154A - 速結性セメント用の固体五酸化二リン含有物質の製造方法 - Google Patents

速結性セメント用の固体五酸化二リン含有物質の製造方法

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JPS6077154A
JPS6077154A JP16662684A JP16662684A JPS6077154A JP S6077154 A JPS6077154 A JP S6077154A JP 16662684 A JP16662684 A JP 16662684A JP 16662684 A JP16662684 A JP 16662684A JP S6077154 A JPS6077154 A JP S6077154A
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フアウジー ジヤマレルデイン シエリフ
フランシス アンソニー ビア
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Stauffer Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1、発明の分野 本発明は、速結性(fast −setting )の
セメント性組成物に関する。さらにとシわけ、本発明は
、速結性のセメント用に適した固体五酸化ニリンを含有
する物質の製造方法に関する。
2 関連技術 ]ンクリートが用いられる種々の目的のために都合のよ
い連結性のセメント性組成物は従来公知である。
米国特許第3,202,520号(エノック(Enoc
h’)、1965年8月8日)は、本質的に、リン酸か
ら得られるリン酸塩とアルミナとのブレンドからなυ、
そして15〜55重量%のP2O5および45〜75重
量%のアルミナ、および5〜18重量%の酸′化マグネ
シウムを含有する、連結性で非吸湿性のセメント組成物
を開示している。リン酸を液体状で用い、次いでブレン
ドを100℃(212下)以上で乾燥することによって
水分を除去する。
米国特許第3,525,632号(エノック、1970
年8月25日)は、所定の源からの所定の重量係の、マ
グネシウム含有化合物、アルミニウム含有化合物および
リン含有化合物をトライブレンドし、次いで別の乾燥段
階なしに前記ブレンド物質を微粉砕することを含んでな
る、連結性のコンクリートセメント組成物を開示してい
る。リン含有化合物は、リン酸、および少なくとも50
重量%のリン酸三マグネシウムの、オルトリン酸アルミ
ニウム、および無水リン酸の中の1つから得られる混合
物である。
米国特許第3.879,209号(ライムス(Lime
s)等、1975年4月22日)は、水溶液中リン酸ア
ンモニウム、および少なくとも10重量%のマグネシア
を含む骨材の混合物を調製することを含んでなる連結性
のコンクリートの製造方法を開示している。この特許は
、さらに、金属イオン封鎖性(5equestered
 )リン酸溶液(sps )として知られる市販の(農
業用肥料)!!品が、とりわけリン酸アンモニウムの源
として適当であることを開示している。このアンモニウ
ム成分は、この発明の本質的特徴である。
米国特許第4,059,455号(ライムス等、197
7年11月22日)は、水溶液中リン酸アンモニウム、
および少なくとも1チのマグネシアを含有する骨材との
混合物を調製することを含んでなる速結性のコンクリー
トの製造方法を開示している。さらに、アンモニウム成
分は、この発明の所望の結果の達成に必須である。
米国特許第4,174,227号(トミック、1979
年11月13日)は、リン酸、リン酸の無水物およびリ
ン酸と多価の金属陽イオンとの塩から選ばれる、少なく
とも1種の酸性オキシリン化合物を含んでなる酸性の反
応性成分、並びに水の存在下に前記オキシリン化合物と
反応して一体固体を形成し得る、少なくとも1種の■族
または■族の金属の塩基性金属化合物を含んでなる塩基
性の反応性成分を含んでなる、グラウチング系を開示し
ている。この特許は、リン酸の一価の塩、例えば、リン
酸アンモニウムが早期には引張接着強さを発現しないこ
とを教示している。
米国特許第3,821,006号(シーワルツ(Seb
wartz )、1974年6月28日)は、本質的に
、MgOと酸性リン酸塩との反応性成分および不活性骨
材成分からなる、ノヤッチング組成物を開示している。
不活性骨材成分の粒度は、初期の養生期に形成されるセ
メントの圧縮強さに関連している。
前記の特許の方法に用いられる混合物は、凝結して従来
の材料よりはるかに迅速に有用な強さを発現する。それ
にもかかわらず、これらの各特許は、(前記の如く)限
定的であり、従って、いくつかの点で本発明の混合物お
よび方法とは区別することができる。
米国特許第3,673,111号(ホブアース(Hov
arth )、1972年6月27日)は、珪酸質吸収
剤がポIJ IJン酸と混合される際の固体リン酸触媒
の製造方法を開示している。この混合物を高温下に加熱
し、その後押出す。押出物を、最初に蒸気雰囲気中で、
次いで乾燥空気雰囲気中で乾燥することによって、さら
に処理する。この特許は、速結性のセメントにおける使
用に適した固体P2O5含有材料の製造方法は教示して
い力いが、触媒の製造方法を教示している。
米国特許第3,475,188号(ウッドハウス(Wo
odhouse )等、1969年10月28日)は、
本看的に、80重i%まで珪藻土に吸収されたリン酸塩
、酸化マグネシウムおよび耐火性骨材からなる乾燥耐火
性組成物を開示している。珪藻土に吸収された、十分に
80重量%以上の量のリン酸塩が存在する組成物および
方法が好都合である。
組成物中に含まれる五酸化ニリン反応性成分が固体であ
り、さらに、それが産業廃棄物から得られ、そしてそれ
が固体成分、例えば、酸化マグネシウムとプレミックス
およびプレブレンドされ得る、連結性のセメント性組成
物は、実用的な固体ブレンドを容易に包装し、その目録
をつくり、取シ扱いそして目的の適用場所に運び、次い
でその場所で、入手が容易な水性成分、例えば、水と組
合わせるとと忙よって固体を形成し得るということにお
いて好都合である。例えば、固体P2O5含有物質を、
固体成分、例えば、酸化マグネシウム、および所望なら
ば固体骨材とプレミックスして、現行の、別々に包装さ
れる、2成分のP2O5含有溶液およびMgO含有固体
の代わシに、1成分セメント混合物を形成することがで
きる。従来、重大な処分問題を引き起こしてきた固形廃
棄物を利用するととけ、よシ好都合でさえある。
速結性のセメントにおける使用に適した、固体五酸化ニ
リン含有物質の製造方法を提供することが、本発明の目
的である。
本発明の他の目的および利益を本願明細書を通して示す
ものである。
発明の要約 今や、本発明に従って、連結性のセメントにおける使用
に適した、固体五酸化ニリン含有物質の製造方法が見い
出された。本方法は、多孔質物質を、五酸化ニリン含有
液状物質と混合し、次いで乾燥固形物が生成されるまで
この混合物を加熱することを含んでなる。 ・ 次いで、前記の如く形成した固体五酸化ニリン含有物質
を、マグネシウム含有化合物を含んでなる固体成分とト
ライブレンドすることができる。
この固体成分は、乾燥状態で固体五酸化ニリン含有物質
と反応することなしに、その物質とのトライブレンドが
可能でなければならず、さらに、水性成分の存在下に前
記五酸化ニリン含有物質と反応して一体固体を形成する
ことが可能でなければならない。このトライブレンドは
、さらに骨材を含んでいてもよい。
発明の詳細な記載 本発明は、連結性のセメントにおける使用に適した、固
体五酸化ニリン含有物質の製造方法を含んでなる。本方
法は、多孔質物質を、五酸化ニリン含有液状物質と混合
し、次いで乾燥固形物が生成されるまでこの混合物を加
熱することを含んでなる。
五酸化ニリン含有液状物質は、フリーのP2O5または
利用可能なP2O5、例えば、グリーン酸を含有する任
意の物質であってもよい。この物質を、種々の工秦薬品
、農薬、工栗廃棄物および農業廃棄物から選ぶことがで
きる。適当なP2O5含有物質の所定の例は、リン酸ア
ルミニウム溶液、リン酸アンモニウム溶液、リン酸カル
シウム溶液、金属艶出し工程からの光沢浸せきリン酸、
リン酸、農薬工程からの廃リン酸、腐蝕阻止のだめの鋼
の酸洗いから得られる鋼リン酸塩処理スラッジ、ヒ素を
除去するためのp2o5廃流のH2Sによる処理から得
られる硫化ヒ素スラッジ酸、および前記液体の任意の組
合わせを含んでいる。
P2O5含有液状物質は、さらに、種々の酸性リン化合
物、例えば、オルトリン酸、ピロリン酸および他のポI
J IJン酸およびそれらの塩を含んでいてもよい。
好ましいP2O5含有液状物質は、リン酸アンモニウム
肥料溶液である。この肥料溶液は、オルトリン酸塩およ
びポリリン酸塩の混合物を含んでおシ、その最初の水性
状態においては、放置しておくと連続的な加水分解を受
ける。その際、異なる形のリン酸塩の重量割合は、通常
、肥料の老化に伴なって、高含有量のポIJ IJJン
塩および低含有量のオルトリン酸塩から、低含有量のポ
IJ IJJン塩および高含有量のオルトリン酸塩まで
変化し続ける。この肥料溶液のポリリン酸塩は、ピロ、
トリ、テトラ等のリン酸塩種を含んでいてもよい。
この連続的加水分解のために、P2O5含有成分として
リン酸アンモニウム液体肥料を用いるリン酸マグネシウ
ムセメントは、予測できない特性を示す。通常、新しい
肥料溶液を用いた場合、セメント混合物は、全く凝結し
ないか、または弱いセメントを形成するに過ぎず、モし
てよシ古い肥料溶液を用いた場合には、セメントは極め
て迅速に凝結し、セメントを適用するための作業時間が
ほとんどないかまたは全くなくなる。液体肥料溶液は、
放置しておくと取扱い困難な不溶物を沈殿させ、冷たい
気候の場合には、この液体は凍結しグル化してよシ多く
の取扱い上の問題を生じる。
この肥料溶液を本発明の多孔質物質中に吸収させた場合
には、肥料は結合形で保たれ、そしてこの組成物は、周
囲温度から約120℃の温度範囲において、最初の肥料
溶液よυはるかに熱的に安定である。得られる乾燥固形
物は、オル) IJン酸酸塩色ポリリン酸塩種との間の
一定のリン酸塩配分を維持し、最初の肥料溶液のように
は加水分解しない。
約O〜20重量係の低含有量のポIJ IJJン塩を有
する液状リン酸アンモニウム肥料溶液は、不十分な作業
時間のセメントを形成し、約70重量%およびそれ以上
の高含有量のポIJ IJJン塩を有する前記肥料溶液
は、凝結が極めて遅くかつ弱いセメントを形成する。約
20〜約70重量%の含有量のポIJ IJJン塩を有
する肥料溶液は、珪藻土中に吸収されそして乾燥までゆ
っくりと加熱された場合には、最良のセメントを形成す
る。しかしながら、高含有量のポIJ IJン酸塩肥料
溶液は、珪藻土に吸収されそして乾燥まで加熱された場
合に、満足なセメントを形成し得る。
固体P2O5含有物質を用いて、連結性のセメントを形
成し得るトライブレンドを配合することができる。その
際、他のセメント成分の量と質を、乾燥固体安定形に「
凝固される」リン酸塩種の特定配分に最もよく適合する
ように選ぶ。前記トライブレンドの乾燥形において、そ
の水和時には、貯蔵可能、流動可能かつ非吸湿性となる
本発明に用いることができる多孔質物質は、珪藻土、多
孔質珪藻土、人造の多孔質シリカ、ヒル石、アルミナ、
および天然゛に生ずる物質、例えば、種々のフラー土お
よびクレー、例えば、ベントナイト、モンモリロン石、
酸処理したクレー等を含んでいる。用いることができる
各多孔質物質は、形成される固体P2O5含有物質、お
よび得られる連結性セメントに、前記各多孔質物質自体
の特有の影響を及ばず。その際、その影響は、前記クラ
スの他の構成員の影響と必ずしも同一ではない。
多孔質物質は、不活性または部分的に不活性であっても
よい。多孔質物質の前記クラスの構成員を、単独にまた
は互いに他と組合わせて用いることができる。
好ましい多孔質物質は、珪藻土である。高多孔質珪藻土
は、珪藻土の重量に基づいて、リン酸塩含有液体、例え
ば、液状リン酸アンモニウム肥料溶液の80重量%より
はるかに多い量を吸収することが可能であシ、225%
およびそれ以上の吸収が好ましい。吸収されたリン酸塩
含有液体を有する珪藻土を乾燥させると、固体P2O5
含有物質が形成される。
珪藻土は、下記のことが可能である。すなわち、約30
重量%〜約90重8%の固体P2O5含有物質を含んで
なることが可能であり(その際、約30チ〜約65%が
好ましい)、0.112〜0.31217cc (7,
0〜19.51b/ft5)の密度を有していることが
可能であり、170重量%〜255重11%の吸水率を
有していることが可能でアシ、そして1〜100 M2
/lの表面積を有していることが可能である。珪藻土を
リン酸アンモニウム液体肥料と混合し、そして加熱して
乾燥固体を形成した場合にはN P2O5含有物質の物
理的取込み以上の取込みが起こると信じられている。
P2O5含有液状物質を周囲温度において多孔質物質と
混合して、スラリーまたはペーストを形成する。添加す
るP2O5含有液状物質の量は重要である。多孔質物質
の細孔を充填するに至る量を、1回の乾燥工程で用いる
ことができるが、多孔質物質の細孔容積を越える量を、
数回の乾燥工程で吸収することができる。スラリーまた
は被−ストを約り0℃〜約200℃の温度に加熱して、
乾燥固形物が生成されるまで水分および他の揮発性不純
物を駆出する。
多孔質物質の細孔が、乾燥時には、P2O5含有物質で
閉塞されないが、セメント形成時には、水性成分に対し
て有効性を残存しているように、加熱速度を調整する。
適当量のP2O5含有物質を吸収するに有効である十分
な細孔容積を有する、十分な多孔質物質を用いなければ
ならない。乾燥時には、微視的な細孔の壁の内部および
壁上に沈着された固体P2O5物質を残して、大部分の
水性成分が駆出される。
出発物質、すなわち、P2O5含有液状物質、と多孔質
物質とを、得られる固体P2O5含有物質中約10重量
%〜約70重景係のP2O5含有物質および約30重量
%〜約90重量−の多孔質物質を含んでなる乾燥固形物
を形成するに必要な割合で混合する。
本発明の方法によって調製される固体P2O5含有物質
を、マグネシウム含有化合物を含んでなる固体成分とト
ライブレンドして、本発明に従って水性成分と反応した
場合に連結性のセメントを形成することが可能なトライ
ブレンドを得る。固体P2O5物質を、所望ならば、ト
ライブレンド前に微粉砕し、分級する。この物質は、通
常、100〜325メツシユの範囲の粒度、および1〜
10M2/IIの表面積を有している。
通常、本発明の連結性セメントを、連結性コンクリート
構造物、例えば、道路建設および道路補修に適した構造
物の製造に、または他の耐力用途に用いることができる
が、その広範な用途の中で、・本発明は、通常、種々の
他の目的のために、種々の特性、例えば、高いまたは低
い強度、を有するコンクリート構造物の製造にとシわけ
適幽である。
形成される任意の特定のコンクリート構造物の特性は、
種々の成分の重量比、用いられる骨材の性質、適用の温
度条件および養生条件並びに他の要因に依存し得る。
速結性のセメントを3、損傷した表面の補修および修復
のために、コンクリートの誘導路(drive )、貯
蔵所、倉庫および工場の床に対して、屋内または屋外に
適用することが可能である。速結性のセメントを、スラ
ブ中の構造上の亀裂を充填するために、およびハイウェ
イの中央の障壁を補修するために用いることができる。
この型のセメントを、迅速で、永久的なコンクリートの
補修を必要とする、はとんどいずれの場所にも用いるこ
とができる。さらに、この連結性のセメントを、構造上
の用途および耐燃性の用途で、金属類および木材類の結
合および塗被に用いることができる。
通常、速結性のセメントの凝結時間は、広く変化し、数
秒〜敬時間まで変化し得る。実際的な問題として、凝結
時間は、トライブレンドが水性成分と完全に混合され、
スラリー′マたはまとまりのあるパテを形成し、型の場
合でもまたは補修の場合でも、一体固体への硬化前に、
予定の場所へ適用し得るに十分でなければならない。定
量的用語として、連結性なる用語は、セメントが、30
秒以内に、通常は約1〜10分間以内に硬化し、通常2
時間以内に35.2 kg/crn2(500ps+ 
)以上の圧縮強さを達成することを意味している。
本発明のトライブレンドは、本発明の方法に従って調製
された固体P2O5含有物質、およびマグネシウム含有
化合物からなる群の中の少なくとも1つから選ばれる固
体成分を含んでなる。好ましいマグネシウム含有化合物
は、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムおよび炭酸
マグネシウムである。これらの化合物は、固体P2O5
含有物質と反応することなしに、この物質とトライブレ
ンドされ得なければならない。しかしながら、水性成分
の存在下に、トライブレンドは反応して一体固体を形成
する。これらのマグネシウム化合物の混合物を用いるこ
ともできる。
好ましい固体成分はMgOを含有している。このMgO
は、低反応性のものが、高反応性のものが、または低お
よび高反応性の混合物のいずれであってもよい。その際
、前記混合物の成分比を、所望の作業時間およびセメン
ト強度を達成するように選ぶ。この好ましい固体成分は
、通常、トライブレンド全体の25重量φ〜50重量%
であることができる。用いる骨材は、前記トライブレン
ドの0重量φ〜400重量%−iで変化し得る。その際
、トライブレンドの約40重量%〜約150重量%の範
囲が好ましい。
粒状骨材、好ましくは分級砂は、増量剤として制御量で
トライブレンド中に含まれていてもよい。
骨材は、おおいに、硬化したコンクリートセメントの強
度を高めることができる。用いることができる他の骨材
物質は、コンビ−テント層岩石またけ岩石形成鉱物、例
えば、花とぅ岩、玄武岩、ドロマイト、安山岩、長石、
角セン石、輝石、カンラン石、斑しイ岩、流紋岩、セン
長石、七ン緑岩、粗粒玄武岩、カンラン岩、粗面岩、黒
曜岩、石英等、の粒子、並びに、スラグ、シンダー、フ
ライアッシュ、ガラスカレット、水利チップの如き物質
、および繊維材料、例えば、細断した金属線(好ましく
は鋼)、ガラス繊維、アスベスト、綿、ポリエステル繊
維およびアラミド繊維、を含んでいる。異なる粒子の形
および粒度を有する骨材を用いてもよい。異なる骨材の
混合物を用いてもよい。P2O5含有液状物質を吸収す
るために用いる多孔質物質は、さらに1骨材として機能
する。
トライブレンドは、水性成分、好ましくは水、と接触す
るまで、さらさらした粉末の状態であシ、反剪が起こる
と連結性のセメントを′形成する。用いる水性成分の量
は重要である。極めて多量の水は、トライブレンドを、
実質的な脱水が起こるまでは凝結しない希薄なスラリー
に変成することができ、そして極めて少量の水け、必要
な化学反応を起こすに十分な程度にはトライブレンドを
湿潤させない。最適量の水は、トライブレンドの成分の
特定の物理的特性、例えば、吸収性、表面積等に依存し
ている。しかしながら、最適量の水は、トライブレンド
および所望の骨材混合物を適切に湿潤させて濃厚なスラ
リーまたはまとまりのあるパテを形成するに十分な量で
なければならない。
この最適量の水を、各ブレンドの基準によシ決定するこ
とができる。
本発明の種々のブレンドおよびそれらのブレンドと水性
成分とを組合わせる方法によって、独特の速硬性セメン
トをつくる。
本発明に係るトライブレンドの特別の態様においては、
固体P2O5含有物質の成分はリン酸アンモニウム溶液
および珪藻土であシ、固体成分は酸化マグネシウムであ
り、骨材はシリカである。得られるセメントは、適切な
作業時間および容認し得る強度を有していた。
以下の実施例は、本発明の所定の態様を説明するもので
あるが、限定的な意味に解釈されるべきではない請求め
られる保護の範囲は、特許請求の範囲に記載する。
実施例1 27チの五酸化ニリン(P2O5)および3チの酸化ア
ルミニウム(At205)を含む、金属艶出工程から生
ずる消費した光沢浸せきの酸を、2:1の重量比でシー
ライ) (、CELITE、商品名)珪藻土に加えた。
K−ストが形成された。得られたペーストを、110℃
において16時間乾燥させて、水および他の揮発性の無
機不純物または有機不純物を駆出した。乾燥固形物が形
成さ力、た。この乾燥固形物は、31チのP2O5およ
び4チのΔ120=を含んでいた。
得られた乾燥固形物を微粉砕し、次いで酸化マグネシウ
ム(MgO)/砂利混合物と、60重量部の固体の酸対
210重量部のMgO/砂利混合物の割合にブレンドし
た。MgO/砂利混合物は、20重量部のMgOおよび
80重量部の砂利を含んでいた。次いで、得られたブレ
ンドに、70重量部の水を添加してスラリーを形成した
。このスラリーを一辺51+m(2インチ)の立方体の
型に注入した。スラリーは5分間以内に硬化した。得ら
れたセメントの圧縮強さは、2時間後に63.3 kg
/cm(900pal )であり、28日後に228p
も2(3250psi )であった。
実施例2 27%のP2O5および3%のAz2o5を含む、金属
艶出工程から生ずる900.Fの消費した光沢浸せきの
酸を、33.5%のP2O5および8%のht2o3を
含む300gのリン酸−アルミニウム溶液と混合した。
この混合物を、500.Fのシーライト珪藻土中に吸収
した。得られたペーストを130℃において16時間乾
燥させた。この乾燥固形物は25.6チのP2O5を含
んでいた。この乾燥固形物を、1:3.2の重量比でM
gO/砂利混合物とブレンドし、次いでグラスチックバ
ッグ中に4週間貯蔵した。MgO/砂利混合物は、実施
例1と同じ重量組成を有していた。
4週間の貯蔵期間の後、セメント乾燥ブレンドは、一層
敢暢して卦す一愼ち玄ら1、ていた、60重量部の水を
添加した後、スラリーが形成された。
このスラリーは3分後に硬化した。圧縮強さは、2時間
後に63.3 kg/cm2(900ps i )であ
り、28日後に264 kg/Cln2(3750ps
i )であった。
実施例3 500gのシーライト珪藻土を、1320gのリン酸ア
ンモニウム液体肥料と混合した。この肥料は、34チの
P2O5を含んでいた。この混合物から得られる半固体
を、105℃において乾燥させ、14メツシユの粒子ま
で微粉砕した。この乾燥固形物のP2O5含有邪は、3
6%であった。
60gの前記乾燥固形物を、75q6のシリカ骨材およ
び25チのMgOを含有する工90Fの混合物とブレン
ドした。40gの水をこのブレンド罠添加し、十分に攪
拌して、スラリーを形成した。
このスラリーを一辺51■(2インチ)の立方体の型に
注入した。スラリーは8分間後に硬化した。
得られたセメントの圧縮強さは、2時間後に141に!
1/1m’ (2000pa l )であシ、28日後
に369kvcrn2(5250p!lt )であった
比較例において、前記乾燥固形物の代りにリン酸アンモ
ニウムの溶液を用いた場合には、スラリーは8分間後に
硬化し、2時間後K 141 kg7cm2(2000
psi )の圧縮強さを有していた。
実施例4〜9 4000 、l)珪N土スタンダードスーパーーセル(
5TANDARD 5UPER−CEL、商品名)を、
34チのP2O5を含む9000νのリン酸アンモニウ
ム液体肥料と混合した。この混合物を105℃において
16時間乾燥させた。この乾燥物を微粉砕して、11.
8重量%の100以上のメッシュサイズ、23.6重量
%の100〜200のメツシュおよび64.6重量−の
200以下のメツシュの微粉砕物を得た。この乾燥物は
36.(lのP2O5を含有していた。乾燥物の声は5
.6であった。この物質と、死焼MgO1よシ反応性の
あるMgOおよび骨材の各々との種々の混合物を調製し
た。各混合物に水を添加し、得られたスラリーを、−辺
51■(2インチ)の立方体または51 m (2イン
チ)X102++m(4インチ)のシリンダーに注入し
た。
始発の凝結時間、および2時間後の圧縮強さを測定した
これらの混合物の組成および測定値を下記の表中に要約
した。
以下余白 第 ! 実施例 固体P2O5MgO重量% 骨材4 26.9
 0 14.6 5 B、55 26.9 3.6 1
1.0 58.56 26.9 7.3 7.3 58
.57 26.9 11.6 3,6 58.58 2
6.9 14.6 0 58.59 24.7 6.7
 6,7 61.8水 始発の凝結 圧縮強さ 14.2 6 302 (4300) 14.2 7 221 (3150) 14.2 10 207 (2950)14.2 15
 158 (2250)14.2 20 73.8 (
1050)12.4 11 250 (3550)実施
例10〜15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連結性のセメント、における使用に適した、固体五
    酸化ニリン含有物質の製造方法であって、多孔質物質を
    五酸化ニリン含有液状物質と混合し、乾燥固形物が生成
    されるまでその混合物を加熱することを含んでなる方法
    。 2、前記混合物が、約り0℃〜約200℃の温度に加熱
    される、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記五酸化ニリン含有液状物質が、工業薬品、農薬
    、工業廃棄物および農業廃棄物から選ばれる、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、前記五酸化ニリン含有液状物質が、リン酸アルミニ
    ウム溶液、リン酸溶液、リン酸アンモニウム溶液、リン
    酸カルシウム溶液およびそれらの混合物から選ばれる、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、前記五酸化ニリン含有液状物質が、約20重量%〜
    約70重量係の範囲のポリリン酸塩含有率を有する、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 6、前記生成される乾燥固形物が、約10重量%〜約7
    0重t%の五酸化ニリン含有物質を含んでいる、特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 7、多孔質物質な五酸化ニリン含有液状物質と混合し、
    乾燥固形物が生成されるまでその混合物を加熱すること
    を含んでなる方法によって製造される、連結性のセメン
    トにおける使用に適した、固体五酸化ニリン含有物質。 8、前記混合物が、約り0℃〜約200℃の温度に加熱
    される、特許請求の範囲第7項記載の固体五酸化ニリン
    含有物質。 9、前記五酸化ニリン含有液状物質が、工業薬品、農薬
    、工業廃棄物および農業廃棄物から選ばれる、特許請求
    の範囲第7項記載の固体五酸化ニリン含有物質。 10、前記五酸化ニリン含有液状物質が、リン酸アルミ
    ニウム溶液、リン酸溶液、リン酸アンモ゛ニウム溶液、
    リン酸カルシウム溶液およびそれらの混合物から選ばれ
    る、特許請求の範囲第7項記載の固体五酸化ニリン含有
    物質。 11、前記五酸化ニリン含有液状物質が、約20重量%
    〜約70係の範囲のポIJ IJン酸塩含有率を有する
    、特許請求の範囲第7項記載の固体五酸化ニリン含有物
    質。 12、前記生成される乾燥固形物が、約10重量%〜約
    70重量係の五酸化ニリン含有物質を含んでいる、特許
    請求の範囲第7項記載の固体五酸化ニリン含有物質。 13、水性成分との反応時に、速結性のセメントを形成
    することが可能なトライブレンドであって、8) 多孔
    質物質を五酸化ニリン含有液状物質と混合し、乾燥固形
    物が生成されるまでその混合物を加熱することを含んで
    なる、固体五酸化ニリン含有物質、および b) 前記固体五酸化ニリン含有物質と反応することな
    しにこの物質とトライブレンドされることが可能であり
    、そしてさらに、前記水性成分の存在下に前記五酸化ニ
    リン含有物質と反応して一体固体を形成することが可能
    である、マグネシウム含有化合物を含んでなる固体成分 を含んでなるトライブレンド。 14、さらに、骨材を含んでなる、特許請求の範囲第1
    3項記載のトライブレンド。 15、前記マグネシウム含有化合物が、酸化マグネシウ
    ム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、またはそ
    れらの混合物である、特許請求の範囲第14項記載のト
    ライブレンド。 16、前記固体五酸化ニリン含有物質が、約50重量%
    〜約75重量%からなる、特許請求の範囲第13項記載
    のトライブレンド。 17、前記マグネシウム含有化合物が、酸化マグネシウ
    ム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、またはそ
    れらの混合物である、特許請求の範囲第13項記載のト
    ライブレンド。 18゜前記五酸化ニリン含有液状物質が、リン酸アンモ
    ニウム溶液であり、前記多孔質物質が珪藻土であり、前
    記固体成分が酸化マグネシウムであり、前記骨材がシリ
    カである、特許請求の範囲第14項記載のトライブレン
    ド。 19、前記骨材の含有率が、重量で、固体五酸化ニリン
    物質および固体マグネシウム成分との合計重量の400
    チであることができる、特許請求の範囲第14項記載の
    トライブレンド。
JP16662684A 1983-08-11 1984-08-10 速結性セメント用の固体五酸化二リン含有物質の製造方法 Pending JPS6077154A (ja)

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