JPS6069Y2 - 洗たく機 - Google Patents

洗たく機

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JPS6069Y2
JPS6069Y2 JP2305579U JP2305579U JPS6069Y2 JP S6069 Y2 JPS6069 Y2 JP S6069Y2 JP 2305579 U JP2305579 U JP 2305579U JP 2305579 U JP2305579 U JP 2305579U JP S6069 Y2 JPS6069 Y2 JP S6069Y2
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JP
Japan
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lever
operating shaft
motor
pointer
washing machine
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JP2305579U
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English (en)
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JPS55124281U (ja
Inventor
信夫 福田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は洗たく機に関するもので、特に洗たく負荷に
応じてパルセータ駆動用モータの回転速度を制御する洗
たく機において、その回転速度を設定するための表示装
置の構造に係るものである。
第1図はこの考案を具体化した洗たく機の電気回路図で
、10,10は実効電圧100Vの電源端子、11はパ
ルセータ駆動用誘導モータ、12はタイムスイッチ、1
3は位相制御回路である。
位相制御回路13はモータ11に直列接続された双方向
性サイリスタ14と、そのサイリスタに並列接続された
可変抵抗器15、コンデンサ16の直列回路と、その可
変抵抗器15とコンデンサ16との接続点とサイリスタ
14の制御端子との間に接続されたトリガーダイオード
17と、またサイリスタ14と並列接続された抵抗18
、コンデンサ19の直列回路とから成る。
可変抵抗器15を操作することによりサイリスタ14の
点弧角度を制御し、モータ11両端間の実効電圧(第1
図に破線で示すようにモータ両端間に接続した可動鉄心
型電圧計Vにより測定した実効電圧)を変え、モータ1
1の回転速度を変えることができる。
第2図はモータ11に印加した各実効電圧における洗た
く負荷とパルセータ回転速度との関係を示すグラフであ
る。
なお各実効電圧は無負荷時に測定した値であり、無負荷
時番、こ各実効電圧値に可変抵抗器15を設定したまま
、負荷を順次投入して測定しである。
このグラフから明らかなように、実効電圧65V以下で
は負荷の増加に対して回転速度の低下が著しく、75V
以上では特に破線Aで囲む部分において負荷の変動にあ
まり関係なく回転速度がほぼ一定であり、また75V以
上では電圧が変動しても回転速度はあまり変わらない。
第2図においてほぼ曲線Bよりも上の区域では洗たく物
の動きが安定しているが、それよりも下の区域では不安
定になる。
しかし、実効電圧が75〜80V(電源周波数により差
が出る)以上では、使用者が指定の最大負荷量(後述す
る負荷表示の最大値)を洗たく槽に投入してもモータが
ロックすることはないが、それ以上の負荷を投入してモ
ータがロックした場合、電圧が高いためモータが焼損す
ることがある。
特に実効電圧75〜80V付近ではロック現象を起こす
危険性が高い。
なお、それ以下の低電圧ではモータがロックしたとして
も、電圧が低いためタイムスイッチの最大時限内にモー
タが焼損するおそれは少ない。
上記実験結果から、第1図においてモータ11と位相制
御回路13との間に切換スイッチ20を挿入した。
すなわち、切換スイッチ20の可動接片20aをモータ
11に接続し、一方の固定接点20bを位相制御回路1
3に、他方の固定接点20cを位相制御回路13を通ら
ない電路にそれぞれ接続し、モータ11両端間に実効電
圧75〜80V以下を印加するときには可動接片20a
が固定接点20bに接触し、それ以上の実効電圧を印加
するときには可動接片20aが固定接点20cに接触す
るように、可動接片20aが可変抵抗器15と連動して
いる。
つまり、モータ両端間に実効電圧75〜80V以上を印
加するべき可変抵抗器15の操作位置では、モータ両端
間に印加可能な最大実効電圧、すなわち電源電圧をモー
タ両端間に印加するものである。
第3〜7図は可変抵抗器15と切換スイッチ20との機
械的な連動構造、およびモータ両端間に印加する実効電
圧に対応する洗たく負荷表示装置を具体化したもので、
21は洗たく槽、22はタイムスイッチなどを収容する
制御箱である。
23は可変抵抗器15、切換スイッチ20を支持する支
持板で、この支持板23はまたサイリスタ14、トリガ
ーダイオード17などを支持する印刷配線基板24も支
持する。
25はサイリスタ14のための放熱板である。
26は支持板23を固着した取付板で、制御箱22内に
取付けられている。
27は可変抵抗器15の回転軸15aに連結した操作軸
で、中間部分を取付板26上の軸受28に支持され、制
御箱22の外部へ先端が突出し、その突出端に手動つま
み29を固定しである。
操作軸27はその側面に、切換スイッチ20を操作する
ための作動腕27aと、後述表示装置のためのクランク
27bとを操作軸と共に合成樹脂材料により一体に成形
して有する。
切換スイッチ20は可動接片20aを弾性板に接点材を
固着するのみで構成し、通常のマイクロスイッチのよう
なトグルバネ機構を有しない。
また可動接片20aに固定した作動子20dをスイッチ
の箱外に突出させている。
30は切換スイッチのための操作部材で、板バネ材料か
ら戊り、一端を固定し、中間部分に自由端方向へ上向き
に傾斜した傾斜面30aを有し、その傾斜面30aの上
端に山型の突部30bを介して高段部30cを連設して
いる。
高段部30cは固定端部に対し板バネの撓み方向に段差
を有しており、その撓みによって可動接片20aを固定
接点20bから固定接点20cへ切換えることができる
つまり、切換スイッチ20の可動接片20aは常には固
定接点20bに接触しており、操作軸27を回転操作す
ることにより、可変抵抗器15の抵抗値を変えることが
できると共にモータ両端間の実効電圧が75〜80Vを
越えるとき作動腕27aが操作部材30を押圧して可動
接片20aを固定接点20cに接触させることができる
しかし切換スイッチ20は通常のマイクロスイッチのよ
うなトグルバネ機構を有しないので、このスイッチの切
換途中で操作軸27を停止させると、可動接片20aが
固定接点20b・20cのいずれにも接触しない位置で
切れ、この回転操作位置ではモータを回転させることが
できなくなる。
この具体例では、スイッチの切換途中において操作軸2
7を停止させることができないようにした。
つまり、スイッチの切換途中の位置では第7図に示すよ
うに作動腕27aが操作部材30の傾斜面30aに当接
しているので、可動接片20aを固定接点20bから離
すためには操作部材30および可動接片20aの弾性に
抗して傾斜面30aを作動腕27aにより押圧させなけ
ればならない。
したがってスイッチの切換途中の位置で、操作軸27を
停止させようとしても、操作部材30および可動接片2
0aの弾性により作動腕27aが傾斜面30aをすべっ
て押し戻されてしまう。
作動腕27aが山型の突部30bを乗り越える直前の位
置で可動接片20aが固定接点20cに接触し、乗り越
えた後にはその接触状態を維持する。
高段部30cの傾斜は作動腕27aを押し戻すほどの角
度をもっていない。
31.32は操作軸27の回転範囲を規制するストッパ
ーで、一方のストッパー31(13,6図)は作動腕2
7aに当接するように支持板23を折曲して形成され、
他方のストッパー32(第5図)はクランク27bに当
接するように取付板26を折曲して形成されている。
33(第4図)は洗たく負荷を順次増大または減少する
ように扇形に表わした負荷表示で、−取付板26上に設
けられている。
34はその負荷表示を指示する指針で、取付板26に軸
35により回動可能に取付けられたレバー36の先端に
固着されている。
指針34とレバー36の軸35とは操作軸27をはさん
で互いに反対側に位置し、指針と軸とを結ぶ線が操作軸
27を横切って動作することができるように、レバー3
6は第4図に示すように操作軸27を避けてわん曲して
いる。
指針34の基部34aは取付板26に設けた扇形開口3
7を貫通して伸び、その内側に第5図に示すようにレバ
ー36の半径方向に伸びる長R38aを有する二又腕3
8を一体に成形して有する。
操作軸27に設けたクランク27bはその先端のクラン
クピン27cを長溝38aに摺動可能に作動連結され、
そのクランク27bの角度Cの範囲の回動を、それより
も半径の大きいレバー36の円弧運動に変換して角度り
だけ指針34を振らせることができる。
つまり操作軸27の大きな角度範囲の扇形運動を、その
扇形運動よりも直線に近く見易い指針34の運動に変換
することができる。
39は負荷表示33に対応して制御箱22に設けた透視
窓である。
したがって手動つまみ29を回わして指針34を負荷表
示33の任意の位置に合わせることにより、その負荷に
合った強さの水流を得ることができる。
第4図において低〜中負荷のS範囲では可変抵抗器15
の制御にしたがってモータ11の両端に実効電圧75〜
80V以下を印加し、モータ11の回転を低〜中速に無
段階に調整することができる。
また、大負荷のF範囲では切換スイッチ20を接点20
c側へ切換えてモータ11の両端に電源電圧を印加し、
モータ11を高速回転に維持することができる。
S範囲とF範囲との間のP範囲は操作軸27の作動腕2
7aが操作部材30の傾斜面30aに当接している範囲
で、この位置に指針34を停止させることはできない。
またこのP範囲には繊維態表示の境界および重量目盛の
表示を設けない。
以上のようにこの考案は、モータの回転速度を制御する
可変抵抗器の操作軸に手動つまみを固定腰先端に負荷表
示に沿って移動する指針を有するレバーを、前記操作軸
に対して指針とは反対側において離れた位置に枢支し、
操作軸に固定されたクランクをレバーに作動連結し、手
動つまみの操作により指針をレバーの枢支点のまわりに
回動させ、指針の指示した表示に合ったモータの回転速
度を得るようにしたものであるから、操作軸の広い範囲
の回動に係わらず指針を操作軸に対する半径よりも大き
な半径でかつ小さい角度範囲で振らせることができると
共にそれに伴ない洗たく負荷表示も大きな半径でかつ小
さい角度の扇形に表わすことができ、操作軸のまわりに
円形に表示するものに比して直線に近い表示となり、見
易くかつ合わせ易い表示とすることができる。
なお第5図においてレバー36の軸35の位置に可変抵
抗器15の操作軸27を配置すれば指針34の運動を上
記と同様にできるが、操作軸27の回動範囲が狭くなっ
て微調整が困難になる。
それに伴ない可変抵抗器15などの内部装置が第5図の
下方に移動するため、表示部分を含む全体が大型化する
などの欠点が生じる。
この考案は表示部分の扇形角度の犬きさに比して操作軸
の回動範囲を大きくとることができ微調整を容易にでき
るとともに、指針とレバーの軸との間の位置に可変抵抗
器などの内部袋を配置できるので、装置全体を小型にで
きるなどの効果を奏する。
また従来、二個のプーリ間にロープを張ってそのロープ
に固定した指針により表示するものがあったが、プーリ
とロープとの滑り、ロープの伸びなどの問題により正確
な表示を期することができなかったが、この考案は操作
軸の回転によりクランクを介してレバーを確実に振らせ
ることができ、誤表示がなく、耐久性にも富むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した洗たく機の電気回路図、
第2図は実効電圧と負荷と回転速度との関係を表わした
グラフ、第3図は洗たく機の制御箱部分の縦断面図、第
4図は第3図の正面図、第5図は第3図の5−5線断面
図、第6図は第3図の6−6線断面図、第7図は切換ス
イッチの動作の説明図である。 付号の説明、11・・・モータ、13・・・位相制御回
路、15・・・可変抵抗器、27・・・操作軸、27b
・・・クランク、29・・・手動つまみ、33・・・洗
たく負荷表示、34・・・指針、36・・・レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パルセータ駆動用モータの回転速度を制御するよう
    にその制御回路に挿入された可変抵抗器と、 その可変抵抗器の操作軸に固定された手動つまみと 先端に洗たく負荷表示に沿って移動可能な指針を有し、
    他端を前記操作軸に対して指針とは反対側において離れ
    た位置に枢支したレバーと、 前記操作軸に固定され、先端が前記レバーに作動連結さ
    れたクランクと、 を備え、前記手動つまみの操作によりクランクを介して
    レバーを回動させ洗たく負荷表示上の任意の位置を指示
    すると共にその指示した表示に合ったモータの回転速度
    を得るようにした洗たく機。 2 前記クランクはその先端がレバーに半径方向に形成
    された長溝に摺動可能に連結されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の洗たく機。 3 前記洗たく負荷表示はレバーを枢支した取付板上に
    設けられている実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の洗たく機。
JP2305579U 1979-02-23 1979-02-23 洗たく機 Expired JPS6069Y2 (ja)

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JP2305579U JPS6069Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 洗たく機

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JP2305579U JPS6069Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 洗たく機

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Publication Number Publication Date
JPS55124281U JPS55124281U (ja) 1980-09-03
JPS6069Y2 true JPS6069Y2 (ja) 1985-01-05

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ID=28858946

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JP2305579U Expired JPS6069Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 洗たく機

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JPS55124281U (ja) 1980-09-03

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