JPS606685B2 - 流体処理方法および装置 - Google Patents

流体処理方法および装置

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JPS606685B2
JPS606685B2 JP51042594A JP4259476A JPS606685B2 JP S606685 B2 JPS606685 B2 JP S606685B2 JP 51042594 A JP51042594 A JP 51042594A JP 4259476 A JP4259476 A JP 4259476A JP S606685 B2 JPS606685 B2 JP S606685B2
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JP
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flow
stream
fluid
circuit
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JP51042594A
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クローテ ハールホフ ピエール
アドルフ シユーマン ワーナー
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ATOMITSUKU ENAJII CORP OBU SAUSU AFURIKA Ltd
Original Assignee
ATOMITSUKU ENAJII CORP OBU SAUSU AFURIKA Ltd
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Publication date
Application filed by ATOMITSUKU ENAJII CORP OBU SAUSU AFURIKA Ltd filed Critical ATOMITSUKU ENAJII CORP OBU SAUSU AFURIKA Ltd
Publication of JPS527078A publication Critical patent/JPS527078A/ja
Publication of JPS606685B2 publication Critical patent/JPS606685B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D59/00Separation of different isotopes of the same chemical element

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は流体の処理に関する。 特にこの発明は流体処理方法と流体処理装置に関する。
組成が異なる多くの処理流れに全く同一の処理工程を行
なう、例えば第IA図に示す普通のカスケード装置を用
いる、従来の流体処理方法および装置においては、処理
ユニットをカスケードを構成する各ステージ毎に別々に
設けなければならないために非常に多くの処理ユニット
が必要であった。 従って装置の規模はほう大になり建設費もかさんだ。こ
のことはこの種の装置にとって大きな欠点の一つであり
簡素化することが望まれてきた。本発明は従来のかかる
欠点を解消しこの種の流体処理に関し、装置を極めて簡
素化することを可能にする新規な方法と装置を提供する
ものである。又本発明の方法と装置は処理ユニットの一
部を処理の違いに合せて置き替えることによって種々の
流体処理に適用できる、従来には全くなかった適用範囲
の極めて広い方法と装置を提供する。本発明は同位体分
離及び一般にカスケード処理に特に有用であるが〜勿論
それらに限られるものではない。本発明に関連する先行
技術は例えば米国特許第2,951,554号、同第3
,626,665号、同第3,922,871号、同第
3,541,801号、同第3,509,932号およ
び同第2,536,423号明細書などに開示されてい
る。 この発明による流体処理方法は下記の工程からなる;拳
相であり、組成が流れの進行方向を横切る断面全体にわ
たって特定の物性に関して既知の形で変化する流体の流
れを通路16,1Mこ供給し;該通路に沿って該流れを
移動させ;該流れの組成の変化が消失する前にその流れ
を相互に異なる組成を有する少なくともいくつかの部分
に分割し、同時に該通路から分割した流れを引出す。 前記の特定の物性は例えば、温度、密度、圧力、化学的
成分(元素あるいは化合物)等の物理的または化学的な
ものであってもよい。 したがって、異なる組成の流れの部分は前記物性に関し
て相互に異なるであろう。「単相」というのは流体がガ
スであること、又は界面のない完全に混和できる成分か
らなる液体であることを意味する。前記流れは通路に供
給された時、前記特定の物性に関して最小から最大まで
変化する組成を有する。組成の変化は実質的に連続であ
ってもよく、あるいは実質的に段階的であってもよい。
通路は断面が円形、あるいは環状であり「流れの組成は
前記最小から最大まで円周方向に変化し、前記の最小お
よび最大は蚤方向に正反対位置にある。 本発明の方法において、前記流れの部分を相互に分離す
る前に、前記流れに一またはそれ以上の処理工程を入れ
てもよい。 そして本方法は処理工程として、流れの流体の圧力を変
化させることを包含してもよい。そして通路に沿う流体
の移動は軸流羽根車またはプロペラにより行なわれても
よく、この羽根車は流れの流体の圧力を増大させる。こ
の方法は処理工程として流れの流体の温度を変化させる
工程を含んでもよい。流れの流体の温度の変化は通路を
横切って延びる表面式熱交換器により行なわれる。この
方法は処理工程として流れから流体を引出し、かつ前記
流れに流体を添加する工程を包含してもよい。流体は流
れの同位体比を変える同位体分離装置により前記流れか
ら引出してもよいし、通路から出たり通路に入るダクト
により流体を前記流れから夫々引出しあるいは添加して
もよい。本方法では流れの部分を相互に分離し、それに
よって流れの組成の変化が消失し‘こくくするために通
路の一部に沿った方向に延びる隔壁を使用してもよい。 通路は流れがそれに沿って移動する無端回路又はその一
部を形成し、前記流れの少なくとも一部は二度以上前記
回答を循環する。 従って流れの流体はそれが回路を流れるとき、複数の異
なる螺旋状の経路で回路を流れてもよい。通路の断面が
環状の場合、前述のように組成は最小から最大まで円周
方向に変化し、それぞれ最4・から最大まで円周方向に
延び、それぞれ回路を二度以上通過する2つのらせん状
経路であってもよい。この方法は、流体が通路に供給さ
れる直ぐ上流のところで該複数のらせん状の経路をたど
って流体の流れを押し進めるために少なくとも前記流れ
の部分の向きを変えることを含んでもよい。回路は外側
の円筒状のハウジングの中にあり、その内面に沿って延
在する内側の円筒状ハウジングにより形成してもよく、
この内側のハウジングの両端は外側のハウジングの両端
に開□し、らせん状経路は前記最小から最大までそれら
のハウジングに関して円周方向に反対方向に延びる軸を
有する。 この方法が同位体分離装置に適用され流れがそれに沿っ
て移動する無端回路又はその一部を通路が形成する場合
、流れに供給または添加される流体は、添加される流体
の同位体比とほとんど同じ同位体比を有する流れの一部
に添加されるのが好ましい。 流れが軸流羽根車またはプロペラにより通路に沿って動
かされる時、流体の流れはそれが羽根車またはプロペラ
を通過する際、全体的にある角度回転させられる。 従って本方法は、圧縮機により生じた通路に対する流れ
の回転を補正するため円周方向へ流れの向きを変えるこ
とを含んでもよい。さらに本発明の装置は、通路を含む
回路を形成する装置12,14;回路への主流入口36
及び回路からの主引出口38;回路への複数のダクト4
0,126及び回路からの複数のダクト34,116;
回路に沿って単相の流体流れの流れを引起こし該回路の
回りを1回以上談流れの少なくとも一部を循環させるた
めの通路の中に位置させた羽根車またはプロペラ;及び
該流体を異なった組成の部分に分離するために、該流体
流れが回路に沿って流れるときに該流れに対して分離を
行うための回路の中にある分離装置24であって「 カ
スケード装置の中の異なったステージの中にある複数の
分離要素26を有する分離装置24:とよりなり、該主
流入口36、該主引出口38及び該羽根車又はプロペラ
が「各流れの該部分が回路を取り巻くらせん状の経路を
たどるように配置されており、各らせん状経路の軸が通
路に沿った流れの移動の方向を横切っており、各らせん
状経路の各完全な環が回路いっぱいに延びている、こと
を特徴とする、複数のステージを有するカスケード処理
において異なった組成を有する流体の部分の分離のため
の装置10である。 流体の一部を該経路をたどって流れさせるために、回路
に沿って流れる流体の向きを変えるための偏向装置を本
発明の装置は含むことができる。この装置は流れの方向
に通路の一部に沿って延びる一つまたはそれ以上の隔壁
を有してもよく、流れを起す装置は麹流羽根車またはプ
ロペラであってもよい。この装置は流体が回路に沿って
流れる際、流体の温度を変えるための通路内にあって通
路を横切って延びる表面式熱交換器を包含することがで
きる。 通路は環状であってよく、通路には通路の一つのセクタ
ーへの主流入口と、前記通路の正反対位層のセクターか
らの主引出口があり、主流入口に流入する流体を回路の
回りの異なるらせん状経路を主引出口の方へたどる2つ
の部分に分割させられる。 回路は外側の円筒形のハウジングの内側にそって延在す
る内側の円筒状のハウジングによって形成されてよく、
内部ハウジングの両端は外部ハウジングの両端に開□し
ている。この装置は流体の流れが回路に沿って流れると
きに、流体の同位体分離を行うために回路内に同位体分
離装置を含むことができる。 この装置にはカスケードプロセスにおいて典型的に用い
られるタイプのものと置き代えることができるものであ
ればどんな一般的な分離方法でも採用でき又この技術分
野において知られているどんな分離装置でも用いること
ができる。又同位体分離装置を例えば適用すべき処理に
よって、水の脱塩における半透膜、石油燃料の触媒式転
化における触媒層、酸化及び還元のような化学反応が行
なわれる反応帯等と置き替えることもできる。この装置
は回路への相互に隔遣された複数の副流入口と、回路か
らの相互に隔層された複数の副引出口を有することがで
きる。 本発明の特徴は、流体処理において、複数の単一の相の
流体の流れが既知の組成の変化を有する単一の流れを形
成するように一緒に運ばれ、その単一の流れは組成の変
化を破壊されることなく色々な処理工程によって処理さ
れ、次いでその単一の流れは種々の成分の部分に、その
部分が許容しうる程度に煽りあうのみでしかも組成の変
化が失われずに、分離されることである。 本発明について以下の詳細な説明においては、便宜上主
として1′5カットの、即ち、分離要素から出る濃縮流
れの供給流れに対する分別分(fraction)が質
量流れを基にして1′5であり、濃縮流れが「質量流れ
を基にして、分離要素から出る減損流れの1′4である
同位体分離方法に関して本発明を記述する。 実施例は前記のような分離要素から出る濃縮流れと減損
流れが同圧である場合におけるものである。実施例は処
理ガス(例えばび35を濃縮するためのUF6のような
)だけからなる流体流れを処理する方法にも、処理ガス
と例えば日2あるいはヘリウムのような担体ガスとの混
合ガスよりなる流体流れを処理する方法にも適用できる
。しかし、ガスの流れの同位体比及び質量流れについて
はすべて流れの中の処理ガスの同位体比及び質量流れで
ある。この発明を実施例によって図を参照して説明する
。 第IA図において、1はカスケードの一部を形成するブ
ロックの一部を示し、カスケード装置は連続して連結さ
れた複数のブロックで形成されている。 各ブロックは複数の実質的に同一のステ−ジ2からなり
、各ステージ2は同位体分離装置3、熱交換器4、およ
び熱交換器4と分離装置3を通して連続的にガス流を循
環させる圧縮機5からなる。ステージ2は供給流れ6、
濃縮流れ7、および減損流れ8を形成する装置により相
互に連結されている。ステージ2に入る各供給流れ6は
2つの別のステージ2からの流れ7と8から形成され、
組みになっている圧縮機5と熱交換器4を経て組みにな
っている分離装置3へ流入し、そこで別の流れ7と8に
分けられる。その別の流れはさらに他の2つのステージ
2へ導かれる。第IA図ではそれぞれ4個のステージ2
からなる3つのグループ9からなるブロックの一部を示
す。各グループは供給流れとして4つの上流側のグルー
プからの濃縮流れ7と下流側のグループからの減損流れ
8を受ける。ステージはカスケードに沿って5減損流れ
8に対して逆に流れる濃縮流れ7と連続的に連結されて
いると考えることがきる。したがって、各ステージは供
給流れの一部として後続のステージからの減損流れ8と
供給流れの一部として「その前に4つの組みになってい
るステージか0らの濃縮流れを受けるように図には描い
てあり、一連の装置は流れの濃縮の程度を含めてカスケ
−ドもこ沿って前方に進行すると考えられる。各流れ7
は質量流れを基にして同一ステージから流出する流れ8
の1′4であり、各流れ6を形成するよう5に合流させ
られた流れ7と8はほぼ同じ同位体比である。カスケー
ド装置は入口供給流れ、最終引出濃緒流れ、および最終
引出減損流れ(図示しない)を有し「それらの流れを介
してカスケードへ供給され、またカスケードから引出さ
れる流体の0流速を、カスケード装置全体にわたり所望
の質量流れと同位体比が得られるように制御する。前述
のステージ2の連結は、ブロックの境界から離れたブロ
ックの内側にある内部ステージのためのものである。ブ
ロックの境界、すなわちブロックとそれに隣接するブロ
ックとの境界面のところに「フロックは端末ステージを
有し勺そのステージと他のステージとの連結はカスケー
ドの構造が示すように、前述のステージ2の連結とは異
なっている。弟i図において、I川まガスの同位体分離
に適するこの発明の装置を示す。 この装置亀8は内部ハウジング富2とこの周囲の外部ハ
ウジング軍亀からなる。ハウジング12は中空円筒で開
□端を有し、テーパ一部分富2。3によりつながってい
る狭い部分12。 1と広い部分亀2。 2を有する。 同様に、外部ハウジング軍恥ま中空円筒でトナーパ一部
分14。3により連結された狭い部分車4.1と広い部
分官4。 琴を有する。外部ハウジングの端部は閉じられている。
狭い部分宴2。川ま狭い部分亀4。1内に配置され、広
い部分12.2は広い部分軍4.2内に配置され「テー
パー部分12.3はテーパ−都分聾49 3内に配置さ
れている。 ハウジング軍2は〜ハウジング亀母の狭い部分14.8
もこ閉口する狭い部分16。 1と、ハウジング14の広い部分軍4。 2に開□する広い部分16.2を有する通路16を形成
する。 ハウジング12,14は同軸で、ハウジング官2の開□
端はハウジング翼4の閉鎖端から軸万向内方に離れてい
る。ハウジング膏27 1奪‘まそれらの間に環状通路
18を形成し、これは通路16の狭い部分軍6.1に蓮
適する狭い部分翼賛.1と通路16の広い部分亀6。2
に蓮適する広い部分18.2を有する。 このように通路16申 官8は無端通路貝0ち回路を形
成し「それは通路量6青こより形される内部管状部分と
通路18により形成されその中に内側部分が瞳かれてい
る外部環状部分を有する。軸流圧縮機28の一部を形成
し、シャフト20.1と複数の羽根2D.2を有する羽
根車あるいはプロペラが通路16に配置されている。 シャフト20.1は通路蔓691葱と同軸で、ハウジン
グ14の外側から通路16の狭い部分16.富の中へ内
向きに突き出ている。羽根20.2は通路16の狭い部
分168 !に配置されている。表面式熱交換器22か
らなる熱交換器が通路富6に配置されている。熱交換器
22はハウジング12のテーパ一部分竃2.3に隣接し
た通路16の広い部分16.2を横切って延びる。複数
の同位体ガス分離要素26を含む分離装置24が通路翼
6の広い部分蔓6。 2に配置され、熱交換器22は分離装置24と圧縮機2
0の間に配置される。 要素26は、夫々通路竃6に運通しも通路16の狭い部
分亀6.亀の方へ向いた流入口26。 軍と〜回路に蓮
通し「ハウジング14の広い部分官4.2の閉鎖端部の
方へ向いた主引出口26.2「主引出口と流入口の間の
少なくとも一つの副引出口を有する。第1〜7図におい
ては〜これらの要素はリ5カットを有する型「即ちそれ
らの要素が供給流れを濃縮流れと減損流れに分離し」そ
の濃縮流れが質量流れを基にして減損流れのV4である
型のものである。それぞれ熱交換器22と分離装置24
の間、および通路16の広い部分鷲68 2の自由端に
配置された2つの隔壁287 3肌まも通路亀6内の区
画室32を回路の他の部分から隔離する。要素26の流
入口26.翼と主引出口26.泌まそれぞれ区画室32
の外側の回路から入り又その回路へ引出し、割引出口は
区画室3溝へ引出すためのものである。区画室32は藤
方向に配置された引出ダクト34を有し〜 これは区画
室32から鞄方向外方へ延び、ハウジング盲4の広い部
分14。2の端部を通って外側へ延在する。 各要素26の副引出口を別々の流出口を設ける代りに、
用いる同位体分離方法に依っては弟富図に示すように要
素を透過性の表面にして形成してもよい。パイプの形状
の主流入口36は通路貴8の広い部分亀8。 2に入りも通路蔓8の中で鞄方向に通路の狭い部分18
.亀の方へ向けられている。 /・ィプの形状の主引出口38は通路の広い部分18。
2から出ており「通路亀8の方に流入口36と軸が向き
合う方向に向けられている。 流入口36と引出口3舷ま通路蔓8の周囲に沿って正反
対の位置にある。4つの副ダクト4鰭. 1,40。 2,&8.3および48.4を有するダクト4Qの形を
とる別の流入口がハウジング軍4の回りで円周方向に延
びている。 ダクト年D‘ま環状通路18の回り‘こ円周方向に配置
された副ダクト40。 1〜40。 4から環状通路1 8への複数の合流部(flowco
nnection)を有する。 第1図にそのうちの2つを42で示すこれらの合流部の
位置の詳細は後述する。ダクト34は同様に隔壁により
内側で4つの副ダクト34.1,34.2,34.3お
よび34.4に分割され、それらは合流部を経て区画室
32へ開□している。合流部の配列の詳細も又後述する
。通路18に沿う流体の流れの向きを変える偏向装置が
環状通路18に設けられている。 偏向装置の詳細は後述する。偏向装置は複数の偏向要素
からなり、これらは通路18に設けられた曲がった偏向
プレート(図示しない)の形状を有する。プレートはハ
ウジング14と12の間に延び、半径内方向に端部を見
ると、長手方向、すなわち装置10の極軸に対して角度
をなして延びている。プレートは主流入口36の直ぐ上
流の円周方向に延びるリング44内に配置されている。
この装置の作動を第1図の装置10の流れ系統図を46
として示す第2図と48として第1図の装置10の種々
の横断面を通る流れ系統図を示す第3図を参照して説明
する。 第3図においては、外円と内円との間の部分は通路16
を示し、従ってそれらの外円及び内円は通路16を形成
するハウジング12と通路16の中央(圧縮機20の羽
根車のシャフト20.1、熱交換器22のコア112及
び分離装置24の引出ダト34一第1図参照)を示す。 破線は通路16の特定の流れが沿って流れる各セクター
の筒方向の境界を示す想像上の線である。陰をつけた部
分は流体の連続的な流れが次々と通過する圧縮機20、
熱交換器22、及び分離装置24のいろいろな部分を断
面の形で示す。流れは圧縮機20を通ってA−B−C−
Dの順序で進む。一方、、同時に流れは熱交換器22と
分離装置24を通ってE−F−G−日の順に進む。従っ
て、一つの流れは圧縮機20のセクター54(第3A図
)を通過しているが同時に熱交換器22及び分離装置(
第3E図)のセクター54.1を通過している。又2つ
の2次流れは圧縮機20(第3B図)のセクター60を
夫々通過している間それらは同時に熱交換器22及び分
離装置24(第3F図)のセクター60.1を通過して
いる。そして圧縮機20に対する第3C,D図及び熱交
換器22と分離装置24に対する第3G,3日図に関し
ても同様である。上記の説明は第5図及び第7図にも同
様に当てはまる。 装置1川まガスの同位体分離プロセスのためのカスケー
ド装置のブロックの一部を形成する一群のステージを収
容するように作られたモジュールを形成し、カスケード
装置には連続して連結された多数の同様なモジュールが
ある。第1成分とこの第1成分と同位体として異なる第
2成分からなる同位体ガス混合物は列に沿って移動させ
られる。各モジュールにおいて同位体分離が行なわれ、
それによってガス混合物は2つの流れ、すなわち一定の
成分、たとえば第1成分に対して濃縮された流れと、そ
の一定の成分に対して減損された流れに分けられる。各
モジュールは供給流れとして一連のモジュールの前のも
のから濃縮流れを受け、また一連のモジュールの後続の
ものから減損流れを受ける。前のモジュールからの濃縮
流れを50で示すが、それはダクト40を通って回路に
沿って通過しつつある流れに流入する。前記流れ501
ま4つの二次流れ50.1,50.2,60.3および
50− 4に分割される。それらの二次流れは同位体比
が異なっている、すなわち一定の(第1)成分と他の(
第2)成分との質量を基にしたそれらの濃度、即ち一定
の成分に対する濃縮の程度が異っている。これらの流れ
はそれぞれ副ダクト40.1,40.2、40.3およ
び40。4を通って回路に沿って通過しつつある流れに
流入する。 後続のモジュールからの減損流れを52で示す。減損流
れ52は主流入口36を通って装置10の通路18へ入
る。 副ダクト40.1は通路18に入るただ一つの合流部4
2を有し、この合流部は流入口36の直ぐ下流側にあり
そして軸万向に一線に並んでいる。二次流れ50.1は
流れ52と実質的に同一の同位体比を有する。所望なら
、たとえばノズル、バフル等の浪合装置を流れ52と5
0.1の間の混合を促進するために合流部42に設けて
もよい。このような混合装置は後述の各合流部42に設
けることができる。二次流れ50.1と流れ52が合流
してできた流れは通路18に沿って軸方向に、ハウジン
グ14の狭い部分14.1の方向へ流れる。 この流れは実質的に通路18のセクターに沿って起る。
合流した流れは圧縮機2川こ入り、第2及び3A図に6
4で示す、通路16の圧縮機20のセクタ−に沿って流
れる。通路!8と圧縮器20を通る通路16の前記セク
ターに沿った前記流れ50.1,52の流れは、それに
沿って流れる流れとほとんど混合しないような流れであ
る。このように前記流れ50.1,52は通路18に沿
う全体の流れを構成する環状の流れであるセクターと、
通路16‘こ沿う全体の流れを構成する環状または円形
の流れのセクターを形成する。合流した流れ50。1,
52が圧縮機20を通過する時、その向きに圧縮機20
の羽根車の羽根20.2が回転するので、合流した流れ
で占められている通路16に沿って流れる全体の流れの
セクターは円周方向へ向きが変わるであろう。 圧縮機20のセクター54に沿って流れる流れはこうし
て圧縮機の長手方向に沿ってらせん形を描いて通過する
であろう。しかし、この流れと隣接する流れのセクター
の間の混合は実質的に起こらない。セクター54の流れ
50。1752は通路16に沿って流れ、熱交換器22
のセクターへ入る。 その温度は熱交換器を通過する時に所定の温度に変えら
れ、分離要素26への流入口26.1を通って区画室3
2の対応するセクターの要素26へ流入する。熱交換器
22と区画室32のセクター(すなわち、分離装置24
)は第2および3E図に54。1で示す。 これらのセクター54.川ま、圧縮機20と熱交換器2
2の間の通路16を流れる全体の流れが円周方向に渦巻
く可能性があるから、装層10の中心軸の方向に見て圧
縮機20から出るところのセクターと同一線上に位置す
る必要はない。分離装置24のセクター54.1を構成
する要素26の中で、合流した流れ50。事と52の同
位体分離が行なわれる。分離装置24のセクター54.
1において、合流した流れ50。 1,52は濃縮流れ56− 1と減損流れ58.1に分
離され、要素26は処理ガスに対して1′5のカットを
有する。 減損流れ58.iは前記セクター54.1を構成する要
素26の主引出口26.2から流出する。濃縮流れは前
記要素26の副引出口から引出されて区画室32へ流入
する。区画室32において、濃縮流れ56.1はダクト
34の副ダクト34.1へ流入し、それから次のモジュ
ールへ流入する。減損流れ58.1は通路竃8へ入り、
44のところの偏向プレートのあるリングの方へ通路1
8のセクターに沿って鞠方向に流れる。 この流れは一つまたはそれ以上の前記偏向プレートに当
たり、2つの2次流れ58.1に分割され、通路耳8に
沿って軸方向に、そして流入口36の両側を流れる。副
ダクト4Q.2は通路181こつながる一対の合流部4
2を有し、それは2次流れ58‘1が通路18に沿って
流れる位置に配置される。2次流れ58。 1はこれら合流部42を通って、副ダクト40.2から
の2次流れ50.2に合流する。 2次流れ50.2、58.1は実質的に同位体比が同一
である。 合流した流れ50.2,58.1は通路1Mこ沿って軸
方向に流れ、合流した流れ50。1,52の両側をハウ
ジング14の狭い部分亀4.軍へ流れる。 前記合流した流れ50。2,58.1‘まセクター54
の両側で圧縮機20のところで通路16の一対セクター
6川こ流入する。 図を簡単にするためセクター60は第2図では一個のセ
クターとして示してある。合流した2次流れ50.2,
58.1は合流した流れ588 1,52について説明
したように、通路16に沿ってその狭い部分16.1か
ら出て熱交換器22を通り分離装置24へ流入する。 これらの合流した2次流れが通過しあるいは流入する熱
交換器22および分離装置24のセクターは60.1で
示す。第2図では、この対のセクターは熱交換器22と
分離装置24・‘こおいて単一セクターとして示してあ
る。合流した2次流れ50.2,58.1の夫々は流入
口26。1を通って分離装置24のセクター60.1の
一つのセクターの要素26へ流入する。 分離装置24の前記セクター60.1において「合流し
た2次流れ50.27 58.1はそれぞれ濃縮2次流
れ56。 2と減損2次流れ58.2に分離される。 濃縮2次流れ56.2は前記セクター60.1の要素2
6の副引出口を通って区画室32へ流入し「それから濃
縮流れ56.2を形成するために、合流部を通って引出
ダクト34の副ダクト34。2へ流入し、それから次の
一連のモジュールへ流入する。 減損2次流れ58。 2は前記セクター60.1の要素26の引出口26.2
を通り、流れ58−1の両側において通路18へ流入す
る。 2次流れ58.2は流れ58.1の両側を通路18に沿
って流れ、44における偏向プレートにより向きを変え
られ、合流した流れ50.1,52から離れている合流
した2次流れ58.1、50.2の側部を通路181こ
沿ってさらに流れる。 2次流れ58.2がダクト40を半径方向に内側に向っ
て流れるとき‘こ該流れは一対の合流部42を介して副
ダクト40.3から濃縮流れ50.3を受ける。 濃縮流れ50.3は2次流れ58.2と実質的に同位体
比が同じである。合流した2次流れ50.3,58.2
は44もこおける偏向プレートから離れるように通路1
8に沿って車由方向に流れ、前記通路の狭い部分18.
1の方向へ流れる。 該合流した2次流れ50.3,58.2はそれぞれ、合
流した流れ50.1,52から遠い方の、合流した2次
流れ50.2,58.1の横側の夫々ある。合流2次流
れ50.3,58.2はセクター54から離れている方
のセクター60の側部で圧縮機20のところで通路16
の一対のセクター62へ流入する。セクター62も第2
図では単一セクターとして示してある。合流した2次流
れ50.3,58.2は合流した流れ50.1,52に
ついて説明したように、通路16に沿ってその狭い部分
16。 1から離れて熱交換器22を通って分離装置24へ流入
する。 合流2次流れ50.3,58.2が通過し、あるいは流
入する熱交換器22および分離装置24のセクターは6
2.1で示す。第2図においてこの対をなすセクターは
熱交換器22および分離装置24のための単一セクター
として示してある。各合流2次流れ50.3,58.2
は流入口26.1を通って分離装置24のこれらセクタ
ー62.1の一つのセクターの要素26へ流入する。分
離装置24の前記セクター62.1において合流2次流
れ50.3,58.2はそれぞれ濃縮2次流れ56.3
と減損2次流れ58.3に分離される。 濃縮2次流れ56.3は前記セクター62.1の要素2
6の副引出口を通って区画室32へ流入し、それから引
出ダクト34の副ダクト34.3への合流部を通って後
続の一連のモジュールへ流入する。減損2次流れ58.
3は前記セクター62.1の要素26の引出口26.2
を通って通路18内へ、それぞれ流れ58.1から離れ
ている方の2次流れの側部で流入する。 2次流れ58.3は流れ58.1から離れている2次流
れ58.2の側部をそれぞれ通路18‘こ沿って流れ、
2次流れ58.3は44における偏向プレートにより向
きを変えられ、2次流れ58.1,50.2から離れた
合流2次流れ58.2,58.3の側部を通路18に沿
って流れる。 前記2次流れ58.3は44における偏向プレートを通
過後、単一流れ58。3を形成するために相互に接近す
る。 流れ58.3がダクト40の半径方向へ内側に向いて流
れる場合、それは合流部42を介して副ダクト40.4
から濃縮流れ50.4を受ける。濃縮流れ50.4の同
位体比は合流した流れ58.3のそれと実質的に同一で
ある。合流した流れ50.4,58.3は合流した流れ
50.1,52について説明したように、通路18に沿
って軸万向にハウジング14の狭い部分14.1の方向
へ流れる。 合流した流れ50.4,58.3は圧縮機20に流入し
、そこでセク‐ター62の間のセクター64に沿って流
れる。前記合流した流れ50.4,58.3はそれから
通路16に沿ってその狭い部分16.1から離れて熱交
換器22を通って分離装置24へ流入する。合流した流
れ50.4,58.3が通過し、または流入する熱交換
器22および分離装置24のセクターは64.1で示す
。分離装置24の前記セクター64.1において、合流
した流れ60.4,58.3は濃縮2次流れ56.4と
減損2次流れ58.4に分離される。 濃縮2次流れ56.4はセクター64.1の要素26の
副引出口を通って区画室32へ流入し、引出ダクト34
の副ダクト34.4への合流部を通って後続の一連のモ
ジュールへ流れる。減損流れ58.4は前記セクター6
4.1の要素26の引出口26.2を通り2次流れ58
.3の間の通路18へ流入する。流れ58.4は通路1
8の広い部分に沿って短かし、距離だけ流れ、それから
主引出口38を通って一連のモジュールの前のモジュー
ルに流れる。引出口38に沿って流れる流れ58.4は
前のモジュールと流入口36を通って装置10へ流入す
る流れ52と同一機能を有する。 同様に、ダクト34の副ダクト34.1〜34.4‘こ
沿って2次流れとして流れる流れ56.1〜66.4は
、同じ方法で処理され、後続の一連のモジュールにおい
てダクト40の副ダクト40。1〜40.4を通って装
置IQへ入る2次流れ6G,1〜50。 4のそれと同じ機能を有する。 合流した流れ50。 量,52、合流した2次流れ50.2,58.1、合流
2次流れ50.3,58。2、および合流した流れ50
。 4? 58。 3が相互に並んで軸方向に通路竃6,18に沿って流れ
る時「前記流れはその界面のところで少し拡散するだけ
で実質的に混合しないでその通路に沿って流れる。 前記流れと2次流れが圧縮機20を流れる時にも実質的
に混合は起きない。装置1Q‘こおいては、いろいろな
流れと2次流れは通路18へ、流入口36、ダクト48
,44のところにある偏向プレートのある該通路の帯城
に供給され、その結果通路18蔓こ沿って流れる総体の
流れの組成は所定の形で通路に沿って流れる該総体の流
れの方向を横切る軸の断面のすべてのところで変ってい
る。実際に主流入口36から主引出口38への反対側の
円周方向に組成が変っている。その組成の変化とは、最
初の即ち所定の成分の濃縮によって表わされるガスの同
位体比に関するものである。通路亀8と翼6に沿って流
れる全体の流れは圧縮機201こより前記回路に沿って
動かされ、その断面全体にわたる組成の変化は実質的に
変化しないで維持される。全体の流れが熱交換器22を
通過する毎に、熱が流れから奪われる。流れが分離装置
24とダクト48を通過する毎に夫々物質が奪われ又添
加される。所定の成分の濃度は主引出口38における最
小から主流入口36における最大まで、円周方向に段々
に増大する。したがって、通路18,16内の全体の流
れの濃度は円周方向に変化し、ガスの同位体比の最小は
最大の正反対位置にある。44における偏向プレートと
合流部42の直ぐ下流側において、通路18もこ沿って
流れる全体の流れの組成の変化は多少段階的で、合流し
た流れ50.1,52と合流した2次流れ50.2?
58.1の間、合流した2次流れ50.2;58.1と
合流2次流れ50。 3,58.2の間、および合流2次流れ50.3,58
。 2と合流した流れ50.4,58。 3の間の組成は段階的に異なる。 この変化の段階的な性質は流れと2次流れが通路18と
16に沿って流れるにつれてその界面で生じる拡散作用
により混り合うので減少する。この段階的な性質は流れ
52と2次流れ58.1の間で最も顕著であり、円周方
向の隣接した流れの間で減少するので流れ58.4と2
次流れ588 3の間の組成の段階的な差異は最も目立
たない。ダクト40を介して流れ50.1〜50− 4
を合流させるには、段階的差異の消失を遅らせる傾向が
ある。したがってへ前記流れと2次流れが流入口36か
ら流出口38へ回路に沿って流れる時には変化は最も段
階的でなくなり、最小から最大まで連続的な変化になる
傾向が強い。全体の流れが圧縮機20を通る時、圧縮機
のプレード20。2の回転方向に回転するが「最小およ
び最大は依然として相互に直径方向に正反対位置にあり
も流れの組成の変化は実質的に変わらないま)に維持さ
れる。 全体の流れは通路16の圧縮機20を通過する時に圧縮
これ、熱交換器22を通過する時温度は変えられ、濃縮
流れ58.1〜68。 4を形成するために要素26を通過する時その要素によ
り流体が引出される。 したがって、分離装置24の種々のセクターから通路亀
8へ流入する減損流れおよび2次流れ58.1〜68。
4の組成は、通路16から分離装置24の同一セクター
に流入する種々の合流した流れおよび2次流れの同位体
比と異なっている。 分離装置を介して通路18へ流入する全体の流れはこう
して、それが分離装置24を通過する時にそれから流体
が除去されて、その組成が所定の成分の濃度に関して変
化させられたとみられる。さらに、流体が流入口36と
ダクト4Qを介して通路181こ沿って流れる全体の流
れに添加され、主引出口38を介して通路亀8から流体
が引き出される。通路iglこ沿う流体の流れは通路1
8の44における偏向プレートにより向きを変えられる
。 全体の流れが44における偏向プレートを通過する時、
その同位体比は、断面全体にわたって変化が維持され同
時にダクト38と36を介しての夫々の流体の引出と添
加が行われる。通路に沿って流れる全体の流れは装置I
Qの両端で流れる方向を変え、そこで流れは通路16か
ら通路18へ流入し又通路亀6から通路18に流入する
。こうして全体の流れは回路に沿って流れる。回路に沿
う流体の流れは主流入口36から開始されるとして説明
でき、流れは副ダクト40.1から合流部42を介して
添加される。 合流した流れ50.1,52は回路に沿って分離装置2
4へ流れ、そこで要素26により減損される。前記流れ
の残りの部分「すなわち減損流れ58.11ま44にお
ける偏向プレートに到達するまで回路に沿って流れ続け
る。これはそれから2つの部分、すなわち2次流れ5登
。iに転換されて回路のまわりを流れ続ける。それらは
42における合流部を通ってダクト46.2から添加さ
れ、合流した流れ5841,50.2は再び回路に沿っ
て分離装置24へ流入し、そこでさらに減損される。減
損流れ58.2は回路のまわりを同様なサイクルで流れ
、副ダクト4Q.3からの流れ50。3が合流部42の
ところで添加される。 それから合流した流れ50.3,58。2は分離装置へ
流入し、そこでさらに減損されて減損流れ58‘ 3が
できる。 流れ58.3に副ダクト40。4からの流れ58.4が
合流部42を介して添加される。合流した流れ50.4
,58.3は分離装置24への最終回路となり「そこで
最終的に減損される。それから減損流れ58。 4は主
引出口38から流出する。これまでの説明から解るよう
に、主流入口36から流入した流れ52はその後で2つ
の流れに分割されるセクター54,84.1を通る装置
書0の回路を形成する。これらの流れは通路亀8,16
により構成される回路のまわりのらせん状の経路をたど
り、その経路は相互に円周方向に離反する方向に移動し
、それぞれ対をなすセクター60,68.1および対を
なすセクター62,62.1を順番に通過する。これは
第3図に明瞭に示してある。その経路は主引出口38か
ら流出する前にセクター64,64.1内で最終的に収
飲して単一経路になるまで相互に離れる方向へ移動する
。前記の円周方向への経路は第11図に図式的に示す如
く(この第11図においてはハウジング12のみを示し
ハウジング14、コア等は省略してある)らせんの軸が
流入口36から引出口38へ矢印A(第3A図の矢印6
5に対応する)の方向に2つの半円に沿って反対方向へ
延びているらせん状の経路である。圧縮機201こおけ
る通路16への流入口におし、て「通路16へ流れる全
体の流れは通路16へ流入する異なる組成を有する複数
の異なった流体の流れと見ることができる。 それらは圧縮機201こより通路に沿って移動させられ
「分離装置24内で相互に物理的に分離される。それら
は減損されて分離装置24から出て通路18へ流入する
時に回路へ再導入されると見ることができる。流れ68
.4は他の流れ(58.1,58.2および58.3>
から最終的に物理的に分離され、引出口38を介して回
路から除去される。再び第IA図を第2,3図と比較す
ると次の対応、が明らかになるであろう:第1図の装置
萱81こより例示されるモジュールは「4つのステージ
2、すなわち第IA図に示すグループ9の一つを収容で
きる;第IA図のグル…フ。 9のステージ2は第2および3図において「それぞれセ
ットをなすセクター函4,54‐1968,6○‐1;
62,62‐富;および64,64.1として示される
子第IA図の濃縮流れ7は第2および3図の濃縮2次流
れ56.1〜56。 4と見ることができる; 第蔓A図の減損流れ8は第2よび3図の減損2次流れ5
8.1〜58.4と見ることができる子そしてステージ
2における圧縮機5(第IA図)と圧縮機20(第1〜
3図);および熱交換器4(第iA図)と熱交換器22
(第竃〜3図)にも対応がある。 したがって、第1〜3図のモジュール1川ま第2,3図
に示すように使用された時、ステージ2(第IA図)の
グループ9を収容する。したがって第IA図のグループ
9の4つの圧縮機5および4つの熱交換器4の代わりに
一つの圧縮機20と熱交換器22(第1図)が使用され
る。さらに、分離装置24として具体化された一組の要
素26が第IA図の4つの個々の分離装置3の代わり‘
こ使用される。この点において、第IA図と第1,2及
び3図を一致させるために、要素26はカスケード装置
のすべてのモジュール101こ使用されるよう意図され
ており、この要素26は処理ガスに関して1/5のカッ
トを有する。第1,2及び3図における例では、合流さ
せられあるいは分けられる流れを含めて流れ52はそれ
ぞれ、セクター54,54.1、セクター6町,60.
1、セクター62,62.1「およびセクター64,6
4。1を通って、装置10を通り抜ける4つの流れを形
成すると考えることができる。 第4図において〜66は第富図と同様ではあるが、第1
図のものよりも循環の程度が少ないようになっている流
れ系統図を示す。 第5図において、68‘ま第4図の流れ系統図の装置に
おける第3A〜3日図に対応する図を示す。前のモジュ
ールで連続した中の一つからの濃縮流れ7川ま一対の2
次流れ7Q。 畳,70.2の形で、2つの副ダクト4Q.89 4Q
。2を有するダクト40を通って第4図の装置に流入す
る。 したがって、42には2つの合流部があり、一つは流入
口36の下流側のダクト488 1のためのもので、他
方は引出口38の下流側で通路18へ入る正反対位置に
あるダクト4Q。2のためのものである。 一連のモジュールの後続のものからの減損流れは流入口
36を通って流れす2の形で流入する。流れ12は第2
図における4つの経路の代わりに装置を通る2つの径路
を形成する。第1の径路は圧縮機20のセクター74と
熱交換器22と分離装置24のセクター74。iを通る
。流れ72は前記セクター?4,74。1を通る径路に
入る前に副ダクト48.翼からの2次流れ?0.1と合
流される。 合流した流れ70。1,?2が分離装置24を通過し「
後述のように減損流れ78.1‘こなった後、それは4
4のところの偏向プレートにより「通路18の正反対側
への流れに転換させられる。 分離装置24のセクター74.1の合流した流れ70.
1,72は引出ダクト34の副ダクト34.iを介して
後続の一連のモジュールの一つ置いて次の一つへ流入す
る濃縮流れ76.1と減損流れ78.1に分割される。 セクター74.1(および後述のセクター80.1)の
要素26には処理ガスに対して1/5のカットがある。
ダクト34は後続の一連のモジュールの中の一つ置いて
次の一つのモジュールに通じる一対の副ダクト34.1
,34.2からなる。44のところの偏向プレートを通
過する前記の減損流れ78.1は通路18内の正反対位
置へ転換される。 この流れ78.1は副ダクト40.2からの2次流れ7
8.2と合流し、圧縮機20、熱交換器22および分離
装置24を通る回路に沿った第2の径路を形成する。こ
れは圧縮機2蟹のセクター8Qと熱交換器22および分
離装置2亀のセクター88。 1を通る。分離装置24
のセクター韓Q。Wこおいて同位体分離が行なわれ「副
ダクト34.2を介して引出される濃縮流れ76。2と
減損流れ78.2が作られる。 減損流れ78。2は引出口38を通って前の一連のモジ
ュ−ルへ流入し、濃縮流れす6.2は後続のモジュール
で一連のモジュールの一つ置いて次の一つに流入する。 したがって、セクター74,?4.1および80,88
。川ま実質的に中心角が1800のセクター(以下本明
細書においてセクターに関する角度はいずれもそのセク
ターの中心角を意味する)であるが〜第2?3図の場合
はセクター54,54。竃および64.6 4。亀は9
00のセクターで、セクター68亀 66.1および6
2,62。川ま450のセクターである。第6図におい
て籍2は第1図の装置と同様であるが第亀図の装置骨Q
より循環の程度が高い装置の流れ系統図を示す。 第7図において〜 84は第6図の流れ系統図の装置の
第3A〜3日図に対応する図を示す。第6,7図の流れ
系統図が表わす装置18の構造と機能は大体第1,2お
よび3図の装置のそれと同様である。 主な相違は44の偏向プレートが「後続の一連のモジュ
ールからの減損流れが、主賓l出口38から流出する前
に圧縮機20、熱交換器22および分離装置24を通る
8つの流れの径路を形成するようになっていることであ
る。ダクト4Mま8つの副ダクト40。軍〜奪Q.8を
有し、ダクト34は8つの副ダクト34.1〜34。8
を有する。 ダクト40の副ダクト4Q。1〜4Q.4は前の一連の
モジュールからの4つの流れ88.8〜88.4を通し
、ダクト34の副ダクト34。 1〜34.4は後続の一連のモジュールへの4つの濃縮
流れを通す。 ダクト34の副ダクト34.5〜34。8はダクト40
の副ダクト40。 5〜40.8へ直接連結されている。 この連結状態は第1図に89として破線で図式的に示し
てある。流れの順序は下記の通りである。
【a} 流れ86は流入□36を通って通路18に流入
する。 流れ86にダクト40の副ダクト40.5からの流れ9
0.1が添加される。流れ90.1は流れ86と実質的
に同一の同位体比を有する。合流した流れ86,90.
1は第1,2および3図により説明した方向に通路18
,亀6により形成された回路に沿って循環し、圧縮機2
01こ流入する。その流れは圧縮機20の450のセク
ター92と、熱交換器22と分離装置24の夫々の2つ
の450のセクター92.1を通る。合流した流れ90
.1と86は分離装置24のセクター92.1の要素の
中でその要素26から区画室32へ流入し、次いで区画
室32の前記セクター92.1から合流部を通って副ダ
クト34.1へ流入する濃縮流れ94.1と、前記要素
26の主引出口26.2から通路18へ流入する減損流
れ96.1に分割される。{b} 減損流れ96.1は
44における偏向プレートにより一対の2次流れに分割
され、その流れは通路18に沿って流入口36と流れ8
6の両側を狭い部分18.1の方へ流れる。 前記2次流れ96.1はダクト40の中を流れ、そこで
合流部を介して副ダクト40,6から流れ90.2の一
部を受ける。合流した流れ90.2,96.1は合流し
た流れ90.1,86の両側を回路に沿って循環し、圧
縮機20の中心角が夫々221′20の一対のセクター
98と、熱交換器22と分離装置24それぞれの対をな
す221′20のセクター98.1を通る。セクター9
8はセクター92の両側にあり、セクター98。1は熱
交換器22と分離装置24のセクター92.1の両側に
ある。 分離装置24のセクター98.1の要素26において同
位体分離が行なわれ、前記の合流した2次流れ90.2
,96.1は〜要素26の副引出口から区画室32へ流
入し、それから合流部を介して区画室のセクター98.
1からダクト34の副ダクト34.2へ流入する濃縮2
次流れ94.2と、要素26の主引出口26.2から通
路18へ流入する減損2次流れ96.2に分割される。
{c} 減損2次流れ96。 2は44における偏向プレートに到達するまで減損流れ
96.1の反対側を通路18に沿って流れ、86から遠
い方の2次流れ96.1の側部を通路18の狭い部分1
8.1の方に通路18に沿って流れるように偏向プレー
トのところで転換される。 2次流れ96.2がダクト40の中を通過するときに合
流部42を介して副ダクト40.7から実質的に同一の
同位比の流れ90.3の一部を受ける。 合流2次流れ90.3,96.2は合流した流れ90.
1,86から遠い方の合流した2次流れ90.2,96
.1の側部を回路に沿って流れる。その合流2次流れ9
0.3,96.2はセクター92から遠い方のセクター
98の側部で圧縮機20の別の221′〆のセクター1
001こ流入する。合流2次流れ96.2,90.5は
それから、熱交換器22と分離装置24の夫々の対をな
す221′20 のセクター1 00.1を通過する。
熱交換器と分離装置のセクター100.1はセクター9
2.1から遠い方のセクター98.1の側部にある。分
離装置24のセクター100.1の要素26において、
同位体分離が行なわれ、前記の合流2次流れ90.3,
96.2は、要素26の副引出口から区画室32へ流れ
、それから合流部を通って区画室32のセクター100
.1からダクト34の副ダクト34.3へ流入する濃縮
2次流れ94.3と、要素26の主旨l出口26.2か
ら通路18へ、流れ96.1から遠い方の2次流れ96
.2の側部で流入する減損2次流れ96.3に分割され
る。【d} 減損2次流れ96.3は通路18に沿って
、減損流れ96.1から遠い方の減損2次流れ96.2
の側部を狭い部分18.1の方向へ流れる。 減損2次流れ96.3は44における偏向プレ−トによ
り向きを変えられ「減損2次流れ96.2の側部を通路
18に沿って流れ続ける。2次流れ96.3がダクト4
0の中を通るときに、合流部42を介して副ダクト40
.8から実質的に同一の同位体比の流れ90.4の一部
を受ける。 合流した流れ90.4,96.3は2次流れ96.1,
90.2から遠い方の合流2次流れ96.2,90.3
の側部に沿った回路に沿って循環し、圧縮機20の一対
の221/20のセクター102と、熱交換器22と分
離装置24のそれぞれ対をなす221/20のセクター
を通過する。分離装置24のセクター102.1の要素
26において同位体分離が行なわれ、前記の合流した流
れ90.4,96.3は濃縮流れ94.4と減損流れ9
6.4に分割される。濃縮2次流れ94.4‘ま前記要
素の副引出口を通って区画室32へ流入し、区画室32
のセクター102.1から合流部を介してダクト34の
副ダクト34.4へ流入する。減損2次流れ96.4は
要素26の主引出口26.2を介して、減損2次流れ9
6.2から遠い方の減損2次流れの側部で通路18へ流
入する。減損2次流れ96.4は通路181こ沿って4
4の偏向プレートへ流れ、そこで向きを変えられて通路
18に沿って、減損2次流れ96.2から遠い方の減損
2次流れ96。3の側部に沿って通過する。{e)■減
損2次流れ96。 4がダクト40の中を通過するときに「合流部42を介
してダクト40の副ダクト40.1から実質的に同一の
同位体比の流れ88.1の一部を前の一連のモジュール
から受ける。 合流した2次流れ96.4,88.1は合流した流れ9
6.2,90.3から遠い方の合流した流れ96。3,
90。 4の側部に沿った回路に沿って循環する。 合流2次流れ96.4, 88.1はセクター102の
側部にある圧縮器20の一対の221′20のセクター
104を通る。それから熱交換器22の一対の221′
〆のセクター104.1を通り、分離装置24の一対の
221′がのセクター104.1へ流入する。分離装置
24のセクター104。1の要素26において同位体分
離が行なわれ、前記合流した2次流れ96。 4,88.1‘ま濃縮2次流れ90.1と減損2次流れ
96.5に分割される。 濃縮2次流れ90.1は要素26の副引出口から区画室
32へ流入し、区画室32のセクター104.1から合
流部を介してダクト34の副ダクト34.5へ流入する
。減損2次流れ96.5は要素26の主賓l出口から減
損2次流れ96.4と並行して、減損2次流れ96.3
から遠い方の減損2次流れ96.4の側部を流れる。減
損2次流れ96.5はそれから通路18を減損2次流れ
96.3から遠い方の減損2次流れ96.4の側部に沿
って、44における偏向プレートの方へ流れる。偏向プ
レートにおいて減損2次流れ96.5は向きを変えられ
て減損2次流れ96.4の側部を通路18に沿って流れ
続ける。‘f} 減損2次流れ96.6がダクト40の
中を通るときに、合流部42を介して副ダクト40.2
から実質的に同一の同位体比で、前の一連のモジュール
からの流れ88.2の一部を受ける。 合流した2次流れ96.5,88.2は通路18‘こ沿
って圧縮機20へ流れる。合流した2次流れ88.2,
96.5はセクター104の側部の圧縮機20の一対の
221/ヅのセクター106を通る。合流した2次流れ
96.5,88.2はそれから通路16に沿ってセクタ
ー104− 1の側部の熱交換器22の221′20の
セクター106.1を通り、それからセクター104.
1の側部の分離装置24の221ノ2oのセクター10
6.1へ流入する。分離装置24のセクター106.1
の要素26で同位体分離が行なわれ、前記合流2次流れ
96.5,88.2が一対の濃縮2次流れ90.2と一
対の減損2次流れ96。6に分割される。 濃縮2次流れ90。2は要素26の副引出口から区画室
32へ流入し、それから合流部を介して区画室32のセ
クター106.1からダクト34の副ダクト34.6へ
流れる。 減損2次流れ96.6は通路18へ流入し、減損2次流
れ96.5の側部の通路に沿ってその減損2次流れ96
.4から遠い方の側部を流れる。44における偏向プレ
ートにおいて、減損2次流れ96.6は向きを変えられ
、減損2次流れ96。 5の側部を通路181こ沿って流れ続ける。 亀)減損2次流れ96.6がダクト40を通過するとき
に、合流部42を介して副ダクト40.3から、実質的
に同一の同位体比で前の一連のモジュールからガスの流
れ88.3の一部を受ける。 合流2次流れ96.6,88。3は通路18に沿って圧
縮機20の方へ流れる。 前記の合流2次流れ96.6,88。3はセククター1
06の側部の羽根車20の一対の221/20のセクタ
ー108を通る。 合流2次流れ96.6,88.3はそれからセクター1
06。1の側部の熱交換器22の一対の221′20の
セクター108.1を通り、セクター106.1の側部
の分離装置24の一対の221′20のセクター108
。 1へ流入する。 分離装置24のセクター108.1の要素26において
同位体分離が行なわれ、前記の合流2次流れ96.6,
88.3は一対の濃縮2次流れ90.3と一対の減損2
次流れ96.7に分割される。濃縮2次流れ90.3は
要素26の副引出口から区画室32へ流入し、それから
合流部を介して区画室32の前記セクター108.1か
らダクト34の副ダクト34.7へ流入する。減損2次
流れ96.7は通路18に流入し、それに沿って、減損
2次流れ96.6の側部で減損2次流れ96.5から遠
い方の側部を44における偏向プレートへ流れる。偏向
プレートは減損2次流れ96.7の向きを変え、減損2
次流れ96.6の側部を通路18に沿って流れ続ける。
仇) 2次流れ96.7がダクト40を通過するときも
こ、合流部42を介して副ダクト40.4から実質的に
同一の同位体比で、前の一連のモジュールからの流れの
一部を受ける。合流した流れ88.4,96.7はそれ
から通路18に沿って圧縮機20の方へ流れる。減損2
次流れ96.7が441こおける偏向プレートを通過す
ると、減損2次流れの横でその間を通路に沿って流れる
一本の減損流れになるように合流させられる。合流した
流れ88.4,96.7は圧縮機20の450のセクタ
ー110を通過する。前記合流2次流れ96.7,88
.4はそれから熱交換器22の450のセクター110
.1に流入する。セクター11川まセクター108の間
にあり、セクター110.1はそれぞれ熱交換器22と
分離装置24の対をなすセクター108.1の間にある
。分離装置24のセクター110.1の要素26におい
て同位体分離が行なわれ、前記の合流した流れ96.7
,88.4は濃縮流れ90.4と減損流れ96.8に分
割されている。濃縮流れ90.4は要素26の副引出口
から区画室32へ流入し、それから合流部を通ってダク
ト34の副ダクト34.8へ流入する。減損流れ96.
8は分離装置24のセクター110.1の要素26の主
引出口26.2から、減損2次流れ96.7の間の通路
18へ流入する。前記減損2次流れ96.8は減損2次
流れ96.7の間の通路18の単一のセクターに沿って
流れ、主引出口38から流出する。第2,4図における
のと同様、第6図において対をなすセクター98,10
0,102,104.106,108と、対をなすセク
ター98.1,100.1,102.1,104.1,
106.1,108.1は分りやすいように単一セクタ
ーとして示してある。 流れ系統図82において装置を流れる流れの種々の同位
体比は、濃縮流れ90.1〜90.4が流れ86および
減損流れ96.1〜96.3とそれぞれ実質的に同じで
あるようになっている。副ダクト34.5〜34.8か
ら副ダクト40.5〜40.8への流れ90.1〜90
.4の流量は、装置82における内部循環量に等しい。
濃縮流れ94.1〜94.4は流れ88.1〜88.4
に反応し、後続の一連のモジュールへ流入する。減損流
れ96.8は流れ86に対応し、前の一連のモジュール
へ流入する。第2,3図におけると同様に、第4〜7図
について説明した第1図の要素26のすべては、処理ガ
スに対して1′5のカットを有する。第4,5図と第I
A図との対応関係は下記の通りである;第1図のモジュ
ールー0‘ま第4,5図の装置においては2つのステー
ジ2(第IA図)、すなわち第IA図のグル−プ9の各
々のステージ2の数の半分の数のグループ(または該グ
ループ9の半分)を収容する;第4,5図のグループを
形成する2つのステージ2(第IA図)は、第4,5図
においてそれぞれ一組のセクター74,74.1、およ
び80,80.1として示される;第IA図の供給流れ
6は第4,5図では流れ70.1,72、および70.
2,78.1と見なすことができる;第IA図の濃縮流
れ7は第4,5図の濃縮2次流れ76.1,76.2と
見なすことができる;そして、第IA図の減縮流れ8は
第4図の減損2次流れ78.1,78.2と見なすこと
ができる。 第IA図を参照すれば、第4,5図におけるモジュール
10はその供給流れ70.1,70.2を前のモジュー
ルであって一連一つ置いて前の一つのモジュールから受
入れなければならず、またその濃縮流れ76.1,76
.2は後続の一連のモジュールの一つ置いて次の一つの
モジュールに流入しなければならない。第6,7図と第
IA図の間の対応関係は下記の通りである;第1図のモ
ジュール10は第6,7図の装置では第IA図の8つの
ステージ2を収容し、すなわち第IA図のグループ9の
2倍の数のステージの2のグループ(または2つの該グ
ループ9)を収容する;第6,7図のグループを形成す
る8つのステージ2は第6,7図においては組をなすセ
クター92,92.1;98,98.1;100,10
0.1:102,102.1;104,104.1;1
06,106.1;108,108.1;および110
,110.1として示される;第IA図の供給流れ6は
第6,7図の流れ86,90.1;96.1,90.2
;96.2,90.3;96.3,90.4;96.4
,88.1:96.5,88.2;96.6,88.3
;および96.7,88.4と見なすことができる;第
IA図の濃縮流れ7は第6,7図の濃縮流れ94.1〜
94.4および90.1〜90。 4と見なすことができる; 第IA図の減損流れ8は第6図の減損2次流れ96.1
〜96.8と見なすことができる。 第2,3図におけると同様、第1および4〜7図におい
て、ステージ2に関して圧縮機5(第IA図)と圧縮機
20(第1および4〜7図)、および熱交換器4(第I
A図)と熱交換器22(第1および4〜7図)に対応関
係がある。したがって、第1図のモジュール10‘ま第
4,5図に示すように使用する場合、ステージ2(第I
A図)のグループ9の半分(または前記グループ9の半
分の規模のグループ)を収容する。したがって、単一の
圧縮機20と熱交換器22(第1図)が、2つの圧縮機
5と熱交換器4(第IA図)の代りに使用される。同様
に、モジュールー0‘ま第6,7図に示す装置に使用す
る場合には、ステージ2(第IA図)の2つのグループ
9(またはグループ9の2倍の規模のグループ)を収容
する。したがって、単一の圧縮機20と熱交換器22が
寮】A図の8つの圧縮機5と熱交換器4に代えられる。
さらに、第4,5図および第6,7図のそれぞれにおい
て、単一分離装置24が第IA図の多くの分離装置3の
代りに使用できる。 この発明を特にガスの同位体分離装置について説明して
きた。 装置10Gま同様装置のカスケード型シリーズのモジュ
ールを形成する。第1図に単一装置10を示したが、モ
ジュール1川まカスケード装置の全体にわたり実質的に
変わらない。したがって各モジュールにおいて、ハウジ
ング12,14、圧縮機20、熱交換器22、分離装置
24および区画室32、流入口36と引出口38、およ
びダクト34,40の相対位置および全体寸法は実質的
に変えられていない。しかし、カスケードの一連のモジ
ュールに沿って、カスケードの入口供給流れから最終引
出口濃縮流れまたは最終引出口減損流れの方向へ進行す
るので、カスケードもこ沿った前方および後方への質量
流量は減少するであろう。したがって、数組のモジュー
ル10がカスケードの供給流れ付近のブロックの4つの
ステージよりなるグループ9の全質量流量を処理するの
に必要になる。カスケードの中間位置においては、単一
のモジュール10‘ま4つのステージのグループ9の全
質量流量を処理することができ、カスケードの最終引出
口濃縮流れまたは減損流れの近くでは、単一のモジュー
ル10が4つのステージのグループ9の全質量流量以上
の質量流量を処理できる。第2,3図に示すように、モ
ジュール105まカスケード装置のブロツクーの4つの
ステージのグループ9を収容し、このグループ9は前の
モジュールまたはグループから4つの濃縮流れ50.1
〜50.4を受け、又後続の一連のモジュール又はグル
ープから一つの減損流れ52を受ける。 これはカスケード装置の中間のモジュールを表わす。一
方、第4,5図には、前の一つのモジュールから2つの
濃縮流れ70.1および70.2を受け、かつ後続のモ
ジュールから減損流れ72を受けるモジュールー川こ対
する流れ系統図が示されている。 したがって、第4,5図はカスケード装置の開始部付近
のモジュールのためのもので、装置1Q‘ま4つのステ
ージのグループ9の全質量流量の約半分を処理できる。
したがって、全質量流量を処理するのにグループ9のス
テージ(第IA図)を形成する2組の装置10があれば
よい。前のグループのステージからの濃縮流れ(4つ)
は前記2つのモジュールー0‘こ流入し、後続のグル−
フ。9のステージからの減損流れ(1つ)は前記2つの
モジュール10の一方へ流入するであろう。 したがって第1図のモジュール10は第IA,4および
5図では半分のグループ9を収容する。第6,7図には
、カスケードの終端部付近における流れ系統図を示す。 この位置において第1図の装置1川ま全質量流量の2倍
を処理できる。したがって、第6,7図の装置では装置
1川まカスケード装置に2つのグループ9(第IA図)
を収容する。実際、セクター92,98,100および
102はセクター92.1,98.1,100.1およ
び102.1と共にモジュール10により高いグループ
9を収容し、セクター104,106,108および1
10はセクター104.1,106.1,108.1お
よび110.1と共にモジュール10に低いグループ9
を収容する。したがって、前記低いグループはカスケー
ド装置の(別のモジュール10の)前のグループのステ
ージから4つの濃縮流れ88.1〜88.4と前記高い
グループからの2つの2次流れの形をとる減損流れ96
.4を受ける。濃縮引出流れ90.1〜90.4は前記
高いグループへ流れ、減損流れ96.8は前のグループ
へ流れる。同様に高いグループは低いグループからの濃
縮流れ90.1〜90.4と別のモジュールの後続の一
連のグループからの減損流れ86を受け、その濃縮引出
流れ94.1〜94.4は後続の一連のグループへ流れ
、その減損流れ96.4は低いグル−フ。へ流れる。し
たがって、カスケード装置に沿ってその取入供給流れか
ら最終引出濃縦流れまたは減損流れへ進む過程に於て、
{a} 開始およびその付近において、カスケード装置
に沿って前進する濃縮流れはモジュールから後続のモジ
ュールの一つ置いて次の一つへ流れ、4つのステージ2
の各グループ9は、全質量流量を処理するのに必要な数
のモジュール10を収容している(第4,5図)。 {bー カスケード装置に沿って進行するにつれて、ス
テージのグループを収容するのに必要なモジュールの数
は、全質量流量を処理するのに一つのモジュール(第2
,3図)だけでよくなるまで減少する;そして、{c}
カスケード装置の終りの方では、一つのモジュール1
0で2またはそれ以上のグループを収容できる(第6,
7図)。 第8,9図にこの発明による流体を処理する別の装置を
示す。 特に明記しない限り、第8,9図に第1図に使用したの
と同じ番号を使用する。したがって、10はこの装置全
体を示し、装置は内部ハウジング12とその周囲を囲む
外部ハウジング14からなる。内部ハウジングの内部に
実質的に円筒形のコア部材112が設けられ、外部ハウ
ジング14は円筒容器またはタンク114により包囲さ
れている。ハウジング12とコア部材112は同軸で、
それらの間に通路16を形成し、通路は環状である。 ハウジング12,14はそれらの間に通路18を形成し
、その通路も又環状である。通路16の両端は通路18
の両端へ半径方向に開□している。したがって、通路1
6,18は無端通路または回路を形成し、それは通路1
6により形成された内部環状部分と通路181こよって
形成された外部環状部分を有し、内部環状部分は外部環
状部分の中にある。軸流圧縮機20がタンク114の一
端114.1のところの通路16に配置されている。 圧縮機2川まシャフト20.1とプレード20.2を有
する。シャフト20.1は通路16,18と同軸で、前
記端部114.1のところのタンク114の外側から内
方へ突出している。表面式熱交換器22がタンク114
の他端114.2のところの通路18に配置され、そこ
で通路16は通路18へ半径方向外向きに開口している
。 熱交換器22は環状である。分離装置24も同様に環状
で、通路18に配置され、熱交換器22からタンクの端
部114.1の方向へ延び、円錐台形状を有し、熱交換
器22の方向へ細くなっている。 第1図の要素26に対応する同位体ガス分離要素26が
分離装置24内にある。 熱交換器22と分離装置24
の間の18.1で示す通路18の一部は、分離装置とハ
ウジング14の間の分離装置24の半径方向外側に配置
されている。熱交換器22から隔つている分離装置24
の裏側の18.2で示す通路18の一部は、分離装置2
4とハウジング12の間の分離装置24の半径方向内側
にある。分離装置24の要素26は通路18と運通し、
通路18の一部18.1に隔壁28を貫通して通路18
と通じている流入口26.1を有する。 分離要素26の主引出口26.2は隔壁30を貫通して
分離装置24とハウジング12の間の通路18の一部1
8.2へ通じている。分離装置24を形成する区画室3
2はタンク114の端部114.1のところでハウジン
グ14の周囲に延びる環状区画室の形状をとる。 引出ダクト34を有し、ガス分離要素の副引出口がダク
ト34へ開口している。ダクト34は円周方向に等間隔
に配置された半径方向外向きに突出した12個の引出口
116を有する。主流入口36は流入口116のリング
の軸方向外側の、タンク114の端114。 1のところで通路18に入る。 流入口36の正反対位置に主流出口38があり、それは
同様に通路18に蓮通している。別の流入ダクト40は
環状であり圧縮機20の軸方向外側のところで圧縮機2
0のシャフト20.1の回りにある。 ダクト40はタンク114の端部114.1から同軸で
外向きに突出ている栓状体(スピゴット)の間に形成さ
れている。干全状体118はタンク114の前記端部に
ボルト止めされており、端部カバー118.1を有し、
そこからシャフト20.1が藤方向外方へ突出し、密閉
装置118.2が前記端部カバー118.1に設けられ
ている。シャフト20.1に対してベアリング120が
、それぞれ栓状体118と、圧縮機2川こ隣接してコア
部材112の端部に設けられた取付部12,2に設けら
れる。 シャフト20.11こ取付けられたブレード124.1
を有する軸流圧縮機124がダクト40内に設けてある
。 ダクト4川ま12個の流入ロー26を有し、これは円周
方向に等間隔に配置され、かつ千全状体118内の通路
からなり、通路126は半径方向外向きに閉口している
。ダクト40は通路16で軸方向に閉口し、そこで通路
18はタンク114の端部114.1のところで通路1
6に半径方向に蓮適している。タンク114の端部11
4.2のところでコア部材112の端部は伸縮自在の蛇
腹1301こよりマンホールカバー128につながつて
いる。 デイフューザ−131が圧縮機20の流出口に設けられ
る。第9図において、通路16、熱交換器22、分離装
置24および通路18は放射状で轍方向に延在し円周方
向に隔置された隔壁132により、軸万向に延びる区画
室に分割されている。 図では48個の隔壁132を示したが、約1′20の領
域のカットを有する分離装置に使用するには48個とい
うのは非常に好適な数である。通路i6,18により形
成された回路に沿ってその通路に対して円周方向に流れ
る流体の向きを変えるようになっている偏向装置が隔壁
に設けられている。 偏向装置は通路18に134のところで設けられている
。例として第10図に隔壁13夕2の138の箇所にお
けるブレ−ク(破断)の形の偏向装置を図式的に示す。
隔壁132の一部である偏向プレート14川ま該隔壁の
残りの部分に対して円周方向に傾斜しており、それによ
って一対の隔壁でできた一つの区画室から別の隔壁13
02によってできた別の区画室に流すことができる。第
8,9図のモジュール10の機能は第1図のモジュール
のそれと実質的に同じである。 前の一つのモジュールまたは一連のモジュールからの濃
縮流れ、およびノまたは引出口116から再循環された
ガスは流入ロー26を通ってダクト40に入る12の2
次流れの形でダクト401こ沿って流れる。 前記濃縮流れは圧縮機124を通過し、圧縮機20の上
流で通路16に流入する。後続の一連のモジュール10
からの減損流れは主流入口36を通って通路18へ流入
する。この減損流れは通路18へ半径方向内向きに流入
し、それから通路16へ、そして圧縮機20へ流入する
。後続のモジュールからの前記減損流れは通路16に沿
って鞠方向に、ハウジング114の端部114.2の通
路の端部に向ってその通路−ぱし、に流れる。その流れ
は熱交換器22を通って通路18の一部18.1へ、そ
れから分離装置24へ流入し、それから減損流れは矢印
の方向へ通路の一部18.2に入り、濃縮流れはダクト
34へ入る。後続のモジュールから主流入口36を通っ
て入る減損流れによって占められるセクターは、隔壁1
32でできるいくつかの区画室で形成してもよし、。 通路18の134のところの偏向プレート140のとこ
ろで、その減損流れは2つに分割され、それらは主流入
口36を通って流入する減損流れにより占められる第1
のセクタの両側の、セクターの中を回路に沿って流れ続
ける。この点において、隔壁132はモジュール10の
全長にわたって極軸に平行ではない。隔壁は前記軸に対
して傾斜し、したがって、隔壁で形成された区画室は圧
縮機20の適当な一つまたは複数のセクターへ排出する
ように形作られる。この隔壁はガス流が圧縮機を通る時
にその軸のまわりで圧縮機の羽根車によって全体的に回
転させられるのを補正するためのものである。前記減損
流れの2つの部分は、第1図について説明したように、
それらが再び最終的に一緒になって一連の前のモジュー
ルへ通過するモジュール10からの減損流れの形で主引
出口38から引出されるまで、モジュール10の回りを
反対方向をむいたらせん状の通路に沿って流れ続ける。
第8,9図と第1図とを比較すると、ダクト40への流
入口126は第1図の副ダクト40.1〜40.4に対
応し、流出ダクト34からの引出口116は第1図の副
ダクト34.1〜34.4に対応することが判る。 前のモジュールから流入口126を通ってダクト401
こ流入する濃縮流れの一部は圧縮機124によって圧縮
機20の入口へ押し出される。そこではその流れの同位
体比は圧縮機20の入口へダクト18から流れる流れの
同位体比と同じである。第1図のモジュール1川こ第8
,9図に示す隔壁132と同様の隔壁を設けることがで
きる。 隔壁は回路を回路に沿って延びる複数の区画室に分割す
る。これらの区画室は、必ずしも必要ではないが、回路
の中で回路に沿って流れる種々の流れおよび合流した流
れにより占められる回路内のセクターに対応する。隔壁
132は、前記流れが回路に沿って流れる時それらの流
れの界面における拡散または乱流による混合を減少させ
る。 隔壁132が多くなればなるほど、混合は少ししか起ら
なくなる。したがって、一般に出釆るだけ多くの隔壁を
設けるとしてもその総数は実際に建設するときの都合お
よび経済的な問題により制限される。一般に、通路16
と18により形成される回路内で円周方向の濃度勾配が
急激になればなるほど、隔壁132は一層重要になり、
隔壁は前述のように混合を防止し、濃度勾配の消失を防
止するのに役立つ。 したがって、ほんの数ステージ、例えば第5図に示すよ
うな2ステージからなるモジュールにとっては、隔壁は
望ましいけれども不可欠ではない。多数のステージ、例
えばカットが1ノ10又はそれ以下であるような1酢笥
のステージよりなるモジュールにとっては隔壁は非常に
重要になる。第1図の場合では、隔壁がない場合は、熱
交換器22と通路16のテーパ一部分は、第8,9図の
コア部材112に対応するシャフト20.1から区画室
32へ延在する中心にあって軸方向に延びる円筒状のコ
ア部材112(破線により示す)を有することが好まし
い。 このコア部材は通路16に沿って流れる流れと正反対位
置における流れとの混合を防止するのに役立つ。第1〜
7図を参照して実施例をカットが1/5で、濃縮流れと
減損流れの圧力が同じである要素26について述べてき
た。 各ステージ2(弟IA図)がその減損流れと異なる圧力
の濃縮流れを有する場合、低圧の流れは流れの圧力を等
しくするため、別の流れに合流させられる前に別の圧縮
機を通過させられ、その後で共通の圧縮機20と熱交換
器22(第1図)を通過させられる。したがって、たと
えば流れ50(第2図)が流れ52および58より低圧
である時には、追加の圧縮機を第1図のダクト401こ
設けてもよく、あるいは前記流れ50が流れ52および
58より高圧である時には、別の圧縮機は通路16の一
部16.2に設けてもよい。第8,9図の場合、流れ5
0が流れ52および58より低圧である場合と同様の状
態であるから、別の圧縮機を124で示してある。さら
に、モジュールー川まステージの変えられない数のグル
ープ、あるいは変えられない数のステージよりなる一つ
もしくは複数のグループを収容するために使用される必
要はない。 したがって、モジュールはどんな数のステージあるいは
その一部よりなるどんな数のグループ又はその一部をも
収容するために使用できるように考えられている。必要
により適当な合流部を設けることができる。 したがって、この方法と装置は特定のカットたとえば1
/3,1′4または1′5という特定のカットに限定さ
れず、1/20まであるいはそれより小さいカットに使
用できる。偏向プレートはある区画室からそれに隣接す
るまたは別の特定の区画室へ流れを偏向させる必要は必
ずしもない〜実際上は偏向プレートは区画室から流れを
任意の量だけ転向させることができ、セクターが隔壁1
32の間の区画室に対応する必要がないことを考えるな
らば、この偏向は流れを隣接セクターへ偏向させるのに
十分である。 偏向プレートによる転向量はモジュール10の質量流量
のバランスすなわちモジュール間を流れる減損流れの大
きさに依存する。この発明にはモジュールの規格化が可
能であるという付加的な有利さがある。 さらに、同位体分離において「圧縮(流れを移動させる
ため圧縮機を通過させる)および熱交換(たとえば圧縮
後に流れを冷却する)は、流れが同位体分離要素も通過
するときもこは常に必要となるであろう。したがってこ
の発明の別の利点は、カスケード装置に沿い前進または
後進し、またモジュールを通過するガスの流れの数に関
係なく、各モジュール10が内部循環のために、単一の
圧縮機20と熱交換器22を有することであり、合流し
た流れの圧力を増すために圧縮機として羽根車あるいま
プロペラを用いることができることである。必要ならば
モジュールに流入する濃縮流れと内部を循環する流れの
圧力を等しくするため、各モジュールは又単一の圧縮機
124を有する。したがって、多数の圧縮機と熱交換器
を使用(第IA図に示す各ステージ毎に少なくとも一つ
)しないでもよく、比較的少ない数の同一の圧縮機と熱
交換器の使用が可能となる。隔壁が設けられている場合
は、種々の流れおよび2次流れが相互に接触するモジュ
ールの回路の部分は圧縮機201こより占められる回路
の部分と、偏向プレートが配置されている回路の部分だ
けである。第8,9図の場合には「前のモジュールから
の濃縮流れに関して、圧縮機124のあるところで接触
が起るであろう。したがって、隔壁132は隣接する流
れおよび2次流れの混合を少なくし、同時に単一の圧縮
機20、設けられていれば単一の圧縮機124「単一の
熱交換器22、および単一の分離装置を各モジュール3
0に設けるという利点は維持される。ウラン235び3
5に関する濃縮六フッ化ウランUF6の1′20の領域
におけるカットに対してこの発明の方法およびモジュー
ルを使用することにより「建設費を少なくとも20%程
度「場合により50%あるいはそれ以上削減することが
期待できる。 ガスの流れおよび2次流れが接触するところでの拡散に
よる混合のための効率損失は通常のカスケード装置と比
較して10%より小さいと考えられる。又、規格化され
た比較的大きいモジュールを使用することによる節約は
この損失を埋めるための余分のモジュールのコストを補
って余りあるであろう。図面の簡単な説明第IA図は1
/5のカットに適するカスケード装置の一部の略流れ系
統図へ第1図は本発明の流体処理装置の鞄断面側面図、
第2図は第1図の装置の流れ系統図、第3A〜3日図は
第1図の装置の種々の断面を通る流れを図式的に示す図
、第4図は第1図の装置より循環の程度を小さくした第
1図と同機の装置の流れ系統図、第5A〜5D図は第4
図の流れ系統図における第3A〜3日図と同様の図、第
6図は第1図の装置より循環の程度を大きくした第1図
と同様の装置の流れ系統図、第7A〜7P図は第6図の
流れ系統図における第3A〜3日もこ対応する図、第8
図はこの発明による別の流体処理装置の、第9図の血−
側線方向における一部断面側面図、第9図は第8図のR
−戊線方向における第8図の装置の一部断面端面図、第
10図は第9図のX−X線方向における第8及び9図の
装置の一部を示す図である。 第亀1図は本発明の装置における流れの経路を図式的に
示す図である。第11図は本発明の装置における流れの
経路の一例を図式的に示す図である。第11図、第12
図及び第13図は夫々本発明の装置における流れの経路
の例を図式的に示す図である。12:内側ハウジング、
14:外側ハウジング、169 18:通路、20:圧
縮機、22:熱交換器、24:分離装置、34,42,
1 16,126:副ダクト、40:ダクト、36:主
流入口、38:主引出口、132:隔壁、i40:偏向
装置。 第1図 第IA図 第2図 第4図 第3図 第5図 第8図 第6図 第7図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単相であり、組成が流れの進行方向を横切る断面全
    体にわたつて特定の物性に関して既知の形で変化する流
    体の流れを一本の通路16,18に供給し; 該流れを
    供給の下流側の通路に位置する羽根車又はプロペラを該
    流れの組成の変化を破壊することなく通過させることに
    よつて、該通路に沿つて該流れを移動させ; 該流れの
    組成の変化が消失する前で該流体が該羽根車又はプロペ
    ラを通過した後にその流れを相互に異なる組成を有する
    少なくともいくつかの部分に分割し、同時に該通路から
    分割した流れを引出す;ことを特徴とする流体処理方法
    。 2 該組成の変化が実質的に連続的であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の流体処理方法。 3 該組成の変化が実質的に段階的であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の流体処理方法。 4 該通路の断面が環状で、該流れの組成がただ一つの
    最小からただ一つの最大へ円周方向に変化し、該最小お
    よび最大が周方向に離れた位置にあることを特徴とする
    特許請求の範囲第1,2または3項のいずれか1項に記
    載の流体処理方法。 5 該羽根車またはプロペラが軸流羽根車又はプロペラ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1,2,3ま
    たは4項のいずれか1項に記載の流体処理方法。 6 上記の流れの部分を相互に分離する前でかつ流れを
    該通路に供給した後に流れの流体の温度を変化させるこ
    とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1,2,3
    ,4または5項のいずれか1項に記載の流体処理方法。 7 流れの流体の温度を変化させることを、通路を横断
    して延在する表面式熱交換器22より行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第6項に記載の流体処理方法。8
    流れの同位体比を変える同位体分離装置24により流れ
    から流体を引出すことを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜7項のいずれか1項に記載の流体処理方法。 9 通路から又通路へ夫々開口しているダクト34,4
    0により流れから流体を引出し又流れに流体を添加させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいずれ
    か1項に記載の流体処理方法。 10 流れの部分を相互に分離し、それによつて流れの
    組成の変化が消失するのを防ぐために、通路の一部に沿
    つて流れの方向に延在する隔壁132を利用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれか1項に
    記載の流体処理方法。 11 通路が、流れがそれに沿つて移動する無端回路又
    はその一部を形成し、流れの少なくとも一部が前記回路
    を二度以上循環することを特徴とする特許請求の範囲第
    1〜10項のいずれか1項に記載の流体処理方法。 12 流れの流体が、回路を流れる際1またはそれ以上
    の異なるらせん状経路をたどり、各らせん状経路の軸が
    通路に沿つた流れの移動の方向を横切つており、各らせ
    ん状経路の夫々の完全な輪が回路いつぱいに延びている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の流体
    処理方法。 13 通路に沿つた流れの方向を横切る通路の断面によ
    つてできる通路の周囲に関して反対の円周方向に最小か
    ら最大まで延び、かつそれぞれ二度以上前記回路を通る
    2つのらせん状経路があり、一方の経路は実質的に該通
    路の半分を占め他方の経路は該通路の残りの半分を占め
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項を受ける場合
    の特許請求の範囲第12項に記載の流体処理方法。 14 該らせん状の経路に沿つた流体の流れを押し進め
    るために通路の中で流れの少なくとも一部の向きを変え
    させることを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    3項に記載の流体処理方法。 15 回路が外側の円筒形のハウジング14の中にあつ
    てそのハウジング14の内側に沿つて延在する内側の円
    筒形のハウジング12によつて形成され、内側のハウジ
    ングの両端が外側のハウジングの両端に開口しており、
    らせん状の経路が最小から最大までそれらのハウジング
    に関して円周方向に反対方向に延びる軸を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の流体処理方
    法。 16 通路を含む回路を形成する装置12,14; 回
    路への主流入口36及び回路からの主引出口38; 回
    路への複数のダクト40,126及び回路からの複数の
    ダクト34,116; 回路に沿つて単相の流体流れの
    流れを引起こし該回路の回りを1回以上該流れの少なく
    とも一部を循環させるための通路の中に位置させた羽根
    車またはプロペラ;及び 該流体を異なつた組成の部分
    に分離するために、該流体流れが回路に沿つて流れると
    きに該流れに対して分離を行うための回路の中にある分
    離装置24であつて、カスケード装置の中の異なつたス
    テージの中にある複数の分離要素26を有する分離装置
    24;とよりなり、 該主流入口36、該主引出口38及び該羽根車又はプロ
    ペラが、各流れの該部分が回路を取り巻くらせん状の経
    路をたどるように配置されており、各らせん状経路の軸
    が通路に沿つた流れの移動の方向を横切つており、各ら
    せん状経路の各完全な環が回路いつぱいに延びている、
    ことを特徴とする、複数のステージを有するかスケード
    処理において異なつた組成を有する流体の部分の分離の
    ための装置10。 17 流れの部分に経路をたどらせるために、回路に沿
    つて流れる流体の向きを変えさせる偏向装置140を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の
    複数のステージを有するカスケード処理において異なつ
    た組成を有する流体の部分の分離のための装置。 18 通路の一部に沿つて流れの方向に延びる一つまた
    はそれ以上の隔壁132を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第16または17項のいずれか1項に記載の
    複数のステージを有するカスケード処理において異なつ
    た組成を有する流体の部分の分離のための装置。 19 羽根車又はプロペラが軸流羽根車またはプロペラ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第16〜18項
    のいずれか1項に記載の複数のステージを有するカスケ
    ード処理において異なつた組成を有する流体の部分の分
    離のための装置。 20 通路内にそれを横切つて延在する流体が回路に沿
    つて流れる際温度を変えさせる表面式熱交換器22を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第16〜19項の
    いずれか1項に記載の複数のステージを有するカスケー
    ド処理において異なつた組成を有する流体の部分の分離
    のための装置。 21 通路が環状であり、流体を回路を取り巻く別々の
    らせん状経路を主引出口の方へ進む2つの部分に分ける
    ために主流入口へ入れるように、主流入口36が通路の
    一つのセクターに入つており、主引出口38が通路の周
    方向に隔たつたセクターから出ていることを特徴とする
    特許請求の範囲第16〜20項のいずれか1項に記載の
    複数のステージを有するカスケード処理において異なつ
    た組成を有する流体の部分の分離のための装置。 22 回路が、外側円筒形のハウジング14の内側に沿
    つて延在する内側円筒形のハウジング12により形成さ
    れ、内側のハウジングの両端が外側のハウジングの両端
    に開口していることを特徴とする特許請求の範囲第21
    項に記載の複数のステージを有するカスケード処理にお
    いて異なつた組成を有する流体の部分の分離のための装
    置。 23 該分離器24が流体流れが回路の回りを移動する
    ときに流体流れに対して同位体分離を行うための同位体
    分離装置であることを特徴とする特許請求の範囲第16
    〜22項のいずれか1項に記載の複数のステージを有す
    るカスケード処理において異なつた組成を有する流体の
    部分の分離のための装置。 24 該ダクト40,126が相互に隔たつており、該
    ダクト34,116が相互に隔たつていることを特徴と
    する特許請求の範囲第16〜23項のいずれか1項に記
    載の複数のステージを有するカスケード処理において異
    なつた組成を有する流体の部分の分離のための装置。
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