JPS605880B2 - 膨張弾丸 - Google Patents

膨張弾丸

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JPS605880B2
JPS605880B2 JP1967375A JP1967375A JPS605880B2 JP S605880 B2 JPS605880 B2 JP S605880B2 JP 1967375 A JP1967375 A JP 1967375A JP 1967375 A JP1967375 A JP 1967375A JP S605880 B2 JPS605880 B2 JP S605880B2
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JP
Japan
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bullet
hole
warhead
soft
diameter
Prior art date
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Expired
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JP1967375A
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English (en)
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JPS5194700A (ja
Inventor
ジエイ グリ−ンバ−グ アルバ−ト
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SEPUKO Inc
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SEPUKO Inc
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Publication date
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弾丸、一層詳しくは、拡開特性を正確に制御
できる、ピストルあるいはライフルの銃弾で用いる弾丸
に関する。
近代の小火器(ピストルまたはライフル)、特に狩猟で
用いる火器では、あらゆる種類の狩猟で運動量を抑えた
方が利点があると言われている。
このような弾丸は、長い射程で致命的な打撃を与えるに
必要な高精度と最も強轍な獣皮および獣骨をも貫通する
運動量とを組合わせて設計されている。衝突の際、弾丸
は特にマッシュルーム状になるように設計してある。こ
れは、弾頭が衝突時に半径方向に拡つてほぼマッシュル
ーム状になることを意味している。このマッシュルーム
効果に加えて、弾丸は欧質金属で被甲されて弾頭部に切
込みが入れられ、被甲層の縁がねじれて弾丸の最終寸法
、すなわち拡大寸法が調整される。獲物の肉にくし・込
んだときに、弾頭は平らになって被甲が切込みの入った
側面に沿って裂ける。その後、むけた被甲の助けによっ
てマッシュルーム効果が進み、ついには弾丸のェネルギ
が消散させられる。しかしながら、この種のマッシュル
ーム作用には重大な欠点がある。弾丸が動物の肉に深く
くい込むにつれて、マッシュルーム状の部分が弾丸から
はがれてしまうのである。弾丸の質量が半径方向に少な
くなるので、所望したほど深く侵入しない。従って、動
物は負傷するだけで死ぬことはないということもあり得
る。被関特性、すなわちマッシュルーム効果を制御する
という上述の試みの一つが、米国特許第滋3 017号
で提案されている。
この特許では、弾丸の前部を中空にしてその中に衝突小
球が埋め込んである。小球の直径は孔よりも大きくなっ
ており、弾丸の衝突により小球が後方へ移動させられる
とき弾丸の側壁を破壊して分裂させ、マッシュルーム状
に拡げるようになっている。米国特許第890 021
号には、類似の弾丸が開示してあるが、衝突部分となる
小球は本体の環状縁、すなわち口のところにむき出し状
態で固定してあり、先ずこの小球が衝突して次にポケッ
ト内に後退し、環状縁が中空ポンチとなる。
別の米国特許第911,591号では、弾丸の前部が中
空となっていて充填材で閉鎖してあり、本体に環状の刃
が設けてあり、小球がこの刃を通り過ぎるときに充填材
を押し出して円板状に切り抜くようになっている。米国
特許第3,485,173号では、スプリツツアー(S
pritzer)式被甲弾丸に軸線方向に後向きの孔が
設けてあり、この中に自由な状態で小球が入っていて柔
らかい標的に衝突した際に弾丸がころがり回るようにな
っている。
最初に述べた米国特許の目的が本発明の目的に類似して
いる。
すなわち柔らかい物、例えば肉に大きな穴を明けること
を目的としている。この米国特許は、これを、硬い衝突
部分で衝突させて被甲を割ることによって果している。
他の米国特許第896,021号および911,591
号の目的は、貫通力にあり、衝撃部分が本体の硬い環状
緑と協働して中空ポンチを形成するようになっていて、
このようなことは本発明では意図していない。最後に述
べた米国特許の目的は、弾丸のころげ回りだけを考えて
おり、マッシュルーム作用とか貫通力とかは考えていな
い。本発明は、硬軟いずれを問わず物体に衝突した際に
深く侵入するよりも舷開を主目的としている、ピストル
やライフルの中心点火あるいは縁点火式銃弾用の弾丸を
提供する。
更に、この拡関は、従来技術で教示されているように弾
頭が拡つて弾丸本体を割るのではなくて、弾丸本体が平
らにマッシュルーム状に拡がるように制御される。本発
明によれば、無被甲弾丸本体が比較的軟らかい材料で作
ってあって軟らかい弾頭がむき出しになっており、所定
寸法の軸線方向孔が設けてあり、鋼のような硬い材料の
小球がこの孔の中に入っていて孔の口のまわりに設けた
縞径の軟らかい環状縁によって外に出ないようになって
いる。だが、小球は孔の中を自由に動けるようになって
いる。従って、飛翻中に、小球は慣性と空気圧によって
孔の、弾丸飛翻方向の後方部分にある。衝突時には、硬
い小球ではなくて軟らかい弾頭が先ず目標に当たるため
、軟らかい弾頭は平らになり、さらに、これにより孔が
つぶされ、孔内を弾丸飛級方向の前方に移動する硬い小
球は軟らかい弾頭を押し拡げ、既に始まっていた本体の
横方向拡開現象が更に進み、ついには本体をほぼマッシ
ュル−ム状にしてしまう。このとき、弾丸前面は平らな
皿のようになって4・球がむき出し‘こなる。このよう
に、弾丸本体は衝突後割れたり裂けたりすることがない
。従って、本発明の目的は、衝突時弾頭からむけるとい
うことのない、中心点火、縁点火を問わずいずれの銃弾
にも使用できる軟弾頭式弾丸を提供することにある。
本発明の別の目的は、衝突時拡開現象が弾頭部分ではな
くて本体部分から始まる、中心点火、縁点火を問わずい
ずれの銃弾でも用いることのできる軟弾頭式弾丸を提供
することにある。
本発明の新規な特徴は特に特許請求の範囲に述べてある
しかしながら、本発明の機能、作動方法については、そ
の別の目的および利点と共に、添付図面に関連して以下
に述べるいくつかの実施例から最もよく理解できよう。
実施例の以下の記載では、同じような部分に対して同じ
符号を用いる。
第IA−ID図を参照して、第IA図に示す弾丸11に
は短い軸線方向孔12が設けてあり、この孔12内に小
球14が入っている。
小球14の直径は、孔12の直径よりやや小さい。被甲
材料13が弾丸11の基部に設けてあり、この被甲部分
はしんちゆう製の薬泰18内にセットされている。弾丸
11の基部と薬莱18の基部の間の空間には、弾丸11
とその意図した用途に通った適正量の発射薬19が充填
してある。
中心点火式銃弾であれば、雷管が設けてある。第IB図
は、キャネラ(ca皿elure)1 5と、第IA図
の孔より幾分深い孔12とを有する別の実施例を示す。
第IC図は、第IA、第IB図の実施例を修正したもの
を示しており、第IA、IB図の孔よりもかなり深い孔
12を用い、弾丸11の基部と発射薬19との間にワツ
シヤ21が設けてある。
第ID図は、また別の実施例を示しており、鞠線方向孔
12が特殊な形状をしており、カップ状基部23が設け
てある。第2A、2B図を参照して、ここに示す実施例
では、弾丸11の頭部に軸線方向孔12および小球14
が設けてあり、基部に軸線方向孔22、小球14および
密封用要素17が設けてある。
第2A図において、小球14と孔12、22とはほぼ同
じ直径を有し、第28図の実施例では、小球24および
孔22は、小球14および孔12よりも幾分大きい直径
を有する。第3図を参照して、ここに示す実施例では、
小球14の直径が軸線方向孔12の直径よりやや小さく
なっているが、弾丸11の基部に円錐形の軸線方向孔2
2が設けてある。
本発明の弾丸11は、すべて、比較的軟らかい金属、例
えば鉛32で作ったほぼ円筒形の本体31を有し、この
本体は、むき出いこなった魚被甲の弾頭あるいは前部3
3と基部または後部34とから成る。
本体31は、好ましくは回転表面であって所定の長さと
直径を有する轍線方向孔12を有する。軸線方向孔12
は、口35から底36まで、本体の全長の約3分の1か
ら約3分の2にわたって延びている。弾頭33は、好ま
しくは、平らな先端37を有し、この場合には口35に
は軟らかい環状縁38が設けられる。小球14,24も
また所定の長さと直径を有し、鋼などの硬い材料で作っ
てある。
小球14は、好ましくは孔の直径よりもやや小さい直径
の球体であり、孔に沿って完全に自由に動け、弾丸飛籾
中その周囲に気体(空気)を通過させて孔の後部で浮揚
することになる。先に述べた従釆技術のむき出しの衝突
球と異なって、本発明の小球は、孔内に完全に入ってお
り、小球の前方には空間すなわちポケット41があって
衝突後小球がこのポケットに向って自由に動く。本発明
の各実施例において、小球保持手段42が口35に設け
てあって小球が抜け出るのを防いでいる。
好ましくは、手段42は、口35のまわりから内方に突
出する一体の軟らかい環状縁43であるが、タップ加工
、クリンプ加工等で形成した内方に突出する一体の要素
であれば任意の適当な手段を探り得る。このようにして
、小球は孔内に閉じ込められているが、自由に動くこと
ができる。明らかに、飛翻中、弾頭の孔12内に空気が
巨大な圧力を加え、熱と相換って本体31を膨張させよ
うとする。
一方、基部の方の孔22は、好ましくはワツシャ、ワツ
ド等の要素17によって閉ざされていて、燃焼生成物が
この孔22に入らず、小球を衝突後まで後方部に留める
。作動にあたって、弾頭の孔12を持つ弾丸を示す第4
図に示すように、弾丸が発射されるとき、発射薬19の
燃焼時間は、薬莱18と銃身45内で到達する圧力およ
び温度に影響を与える。
この燃焼時間はまた、弾丸本体31の基部34のアップ
セット作用すなわち荻開作用にも影響を与える。発射薬
の燃焼ガスは、膨張するにつれて、基部34に作用して
弾丸を前方に動かすが、弾頭33は同時には動き出さな
い。これは、基部34をアップセットすなわち舷関させ
、その周囲の銃身面によってのみ制限を受ける。弾丸が
銃身を通過した後、弾頭33が基部34と同じ速度に達
し、慣性によって小球14は軸線方向孔12の後方へ押
される。更に、矢印で示すように、飛翻中口35に入っ
た空気が、小球を浮揚させると共に、横方向に巨大な力
を加えて本体31を膨張させる。この作用と弾丸11の
軟質材32の逆作用とが、本体31の中央部のアップセ
ットを強制し、軟らかい弾頭33がどこかの面に当る前
に拡開作用が開始する。弾丸11が軟質材上の硬質材標
的46に衝突すると、弾頭33は基部34の前に停止し
て本体31の引き続く運動によって孔12の空間41内
に内向きに押込められる。従って本体31の中央部を一
層大きくふくらますことになる。この膨張は、軸線方向
孔12の長さ、本体31の長さ、キャネラ15の存在お
よび位置および本体31の材料によって制御される。硬
い標的に当ったときには、軟らかい弾頭は、4・球14
の上およびキャネラ15に向って平らに押しつぶされ、
本体をキャネラのすぐ上のところで膨張させ、弾丸を裂
くことなく標的表面に孔を穿いてこれを拡関する。
【図面の簡単な説明】
第IA−ID図は、弾丸の弾頭に設けた軸線方向孔と小
球とを示す、本発明の種々の実施例の部分断面図、第2
A図及び第2B図は、弾頭と基部の両方に鞠線方向孔お
よび小球を設けた別の実施例の断面図、第3図は、弾頭
と基部の両方に軸線方向孔を設け、弾頭にのみ小球を入
れた実施例を示す断面図、第4図は、銃身を出て飛翻し
、標的に衝突する時々の弾頭孔付き弾丸の形状を示す概
略断面図である。 11・・・・・・弾丸、12・・・・・・軸線方向孔、
14・・・・・・小球、18……薬莱、19・・・・・
・発射薬。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 むき出しの無被甲軟質弾頭部と基部端とからなり、
    上記弾頭部の開口から上記基部端に延びた軸線方向孔を
    設けた、比較的軟らかい材料の弾丸形本体と、 上記軸
    線方向孔内に該軸線方向に移動可能に収容された、比較
    的硬い材料によって作られた小球と、からなり、 上記
    弾頭部は、平らな先端部と、上記小球の直径よりも実質
    上小さい直径の内向きの上記開口のまわりの環状縁から
    なり上記小球が上記軸線方向孔から抜け出ることを防ぐ
    小球保持部とを包含することを特徴とする膨張弾丸。
JP1967375A 1975-02-17 1975-02-17 膨張弾丸 Expired JPS605880B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1967375A JPS605880B2 (ja) 1975-02-17 1975-02-17 膨張弾丸

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JP1967375A JPS605880B2 (ja) 1975-02-17 1975-02-17 膨張弾丸

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Publication Number Publication Date
JPS5194700A JPS5194700A (ja) 1976-08-19
JPS605880B2 true JPS605880B2 (ja) 1985-02-14

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ID=12005744

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JP1967375A Expired JPS605880B2 (ja) 1975-02-17 1975-02-17 膨張弾丸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2795170B1 (fr) * 1999-06-18 2002-06-28 Jean Claude Sauvestre Balle a fleche interne portee

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JPS5194700A (ja) 1976-08-19

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