JPS6058356B2 - タ−ボドリル - Google Patents

タ−ボドリル

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JPS6058356B2
JPS6058356B2 JP14798081A JP14798081A JPS6058356B2 JP S6058356 B2 JPS6058356 B2 JP S6058356B2 JP 14798081 A JP14798081 A JP 14798081A JP 14798081 A JP14798081 A JP 14798081A JP S6058356 B2 JPS6058356 B2 JP S6058356B2
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tube
spindle
turbo
turbine section
drill
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JP14798081A
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ユリイ・ロレノビチ・イオアネシアン
バレリイ・ビクトロビチ・ポプコ
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FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST PUROBOI CHEFUNIKI
Original Assignee
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO INST PUROBOI CHEFUNIKI
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は穿孔技術に関し、特にはターボドリルに関す
る。
この発明によるターボドリルは、複雑な採鉱条件および
地質条件の下における深い油井やガス井の穿孔用として
使用するのが最も好適てある。
この発明は又、井戸孔の所定の穿孔進路からの逸脱が可
能な限り小さくしてはならない方向性穿孔用に設計した
ターボ下リルにも適用する。穿孔作業を能率よく実施す
るためには、ターボドリルと穿孔ストリングを地上に引
き上げることなく井戸孔穿孔の実際の進路を決定しなく
てはならない。この目的のために非磁性管とこの非磁性
管の中に収めてある特別の非磁性容器内に入れる計器を
使用している。この計器は垂直線に対する容器の傾斜角
を測定し、この傾斜の地球磁極に関する方向(方位角)
を測定する。
非磁性管は磁気質量(マグネティックマス)をしや断し
、方位角を確認する計器の磁気部分に磁力が影響を与え
ないように保護する。井戸孔の三次元位置は以下に述べ
る方法で決定.する。非磁性管ターボドリルの上方もし
くは下方でドリルビットにできる限り近い位置で井戸の
軸線と一直線をなすように穿孔ストリングの中に装着す
る。
計測器を収容した容器を穿孔ストリング中を−下降させ
て非磁性管の中に設置する。容器は非磁性管の軸線に関
して心合せして設置する。計測器を内蔵した容器と非磁
性管、非磁性管と井戸孔とをそれぞれ整合させることに
よつて、井戸孔の実進路(傾斜角と方位角)を計器の読
みで確認できる。
井戸孔の実進路の所定進路からの逸脱を可能な限り小さ
くするためには、井戸孔の実進路を測定する計測器の読
みは削岩工具(ドリルビット)に可能な限り近い位置に
おける読みでなくてはならない。
この計測器の読みを利用してターボドリルの作動とドリ
ルビットの動きを直ちに制御し、井戸孔の実進路と理論
進路との間の相違が許容値を″こえないように制御する
。ターボドリル設計の2つの基本的必要条件は上述の要
件に基づいて考案されるものである。
すなわち、第1に、ターボドリルには井戸孔穿孔の進路
を測定するための計測器を収容するための非磁性管を設
け、この非磁性管を穿孔ストリングに井戸孔と一直線状
になるように固定結合しなくてはならない。
第2に、計測器を収容するために使用する非磁性管が合
理的に取りつけられ、非磁性管がドリルビットなどの削
岩工具から最短距離に配置されるようにターボ下リルを
設計しなくてはならない。
今日使用されている連続系の堀穿硫体に基づいたターボ
下リルの1つは、それぞれがケーシングとむく軸とを有
する複数のタービン部を備えている。このターボ下リル
は又、ケーシングの中に設けてありドリルビットなどの
削岩工具を保持するスピンドルを備えている。このター
ボドリルには井戸孔の三次元位置を測定するための計測
器を収容するように設計した非磁性管が設けてあり、こ
の非磁性管は井戸孔進路と一直線になるようにタービン
部の上方に配置してあるσターボドリルの計算、設計、
運転ョ、ロシア語、M.T.GUSman他、M.、N
edra出版社、1976年、P35、第9図)。この
ようなターボドリルにむく軸を設け、非磁性管をタービ
ン部の上方に配置することによつて、ドリルビットから
30ないし40WLの距離の位置にある井戸孔の実進路
を測定できる。この管とドリルビットとの間の距離では
測定結果が得られるのはドリルビットから30ないし4
0W1.の位置であるから、非磁性管が井戸孔進路と一
直線の関係にあるにもかかわらず、ドリルビットの作動
を素早く制御することはできない。このようなターボド
リルは目的の達成には不適当である。平行糸の堀穿泥水
に基づくターボドリル (USSR発明者証第12110?、1958年12月
8日)は、それぞれがケーシングと中空軸を備えたター
ビン部を備えている。
このタービンドリルは又、ケーシングの中に設けてあり
、削岩工具(ドリルビット)を保持しているスピンドル
を備えている。このターボドリルは、井戸孔の三次元位
置を測定するための計測器を収容するように設計された
非磁性管を備えている。この非磁性管は、ドリルビット
に軸方向荷重と回転運動を伝達するスピンドルの下に配
設してある。タービン部の軸とスピンドルが中空である
ために、計測器を内蔵した管をドリルビットより接近し
た位置に配設でき、ドリルビットに可能な限り接近した
位置で井戸孔の実進路を測定でき、ターボドリル作動お
よびドリルビットの動きを素早く制御できる。この種の
ターボ下リルにおいては、ドリルビットに可能な限り近
い位置で実進路が測定できるものの、計測器を収容する
非磁性管が穿孔ストリングに固定結合されておらず、ド
リルビットに回転運動と軸方向荷重を伝達する役目をさ
せるために非磁性管が井戸孔と一直線になつていないた
めに測定値の正確さが不充分である欠点がある。
このような構成のターボドリルにおいては計測器を収容
する非磁性管を井戸孔に一直線に合せることはできなか
ろう。すなわち、ドリルビットへの回転運動の伝達は2
ないし10回転/秒であり、このために非磁性管とスピ
ンドルに設けてある心合せ部材が急速に損耗し、非磁性
管を非常にま耗させる。計測器を収容している非磁性管
を井戸孔に対して一直線に整列できない場合は、ドリル
ビットとターボドリルの三次元位置を常に正確に測定で
きなくなり、井戸底からごく近い距離で三次元位置を測
定するにもかかわらず、空間内におけるターボドリルの
作動とドリルビットの動きの制御が不正確になる。
更に又、このようなターボドリルでは、スピンドルに取
りつけた方向修正装置がドリルビットから遠すぎる位置
にあるために方向性のある孔を穿孔できない。この発明
における問題は、削岩工具の空間内での動きとターボド
リルの位置の情報が得られるように構成したターボドリ
ルにおいて、前述の構成の非磁性管を合理的に配置して
あり、ターボドリルの作動と削岩工具を即座に制御して
所定の進路からの逸脱が最小である状態でターボドリル
と削岩工具を1目標位置ョに到達させることである。
この問題を解決するために、この発明においては、それ
ぞれがケーシングと中空軸を有するタービン部と、ケー
シングの中に設けてあり削岩工具を保持しているスピン
ドルと、井戸孔の三次元位置を測定する計測器を収容す
る非磁性管とを備えたターボドリルにおいて、非磁性管
はその隣接するスピンドルとタービン部との間に同心配
置した2本の管で形成してあり、外側管の両端部はスピ
ンドルケーシングとタービン部のケーシングとに固定結
合してあり、内側管は、タービン部の中空軸からスピン
ドルに回転運動を伝動するためにスピンドルとタービン
部の中空軸とに結合してある。非磁性管のこのような設
計、ターボドリル内の非磁性管の位置、非磁性管のター
ボドリル構成部材への結合によつてドリルビットなどの
削岩工具の動き、従つて空間内におけるターボドリルの
動き、の情報の信頼度を非常に高めることが可能となり
、ターボ下リルの作動とドリルビットの動きを、所定の
進路からの逸脱が最小になる状態で、即座に制御できる
同心配置した2本の管で形成した非磁性管を設けること
によつて、従来は1本の同一管の作用であつたドリルビ
ットへの軸方向荷重の伝達機能とドリルビットへの回転
運動の伝達機能とを分離して2本の管に分担させること
が可能になる。
外側管が穿孔ストリングに固定結合してあるので荷重は
外側管によつてドリルビットに伝達され、回転運動は内
側管によつてドリルビットに伝達される。このように構
成することで外側管は回転運動から解放され、井戸孔と
より正確に一直線.に整列できるようになる。その結果
、このように構成した非磁性管内に収容した計測器の削
岩工具(ドリルビット)の三次元位置の測定がより正確
になる。非磁性管を隣接するスピンドルとタービン部の
l間に配設することによつて、空間内で三次元位置を測
定する計測器をより合理的に収容できるようになる。
測定点とドリルビットの間には短いスピンドルがあるの
みで、従つて空間内でのドリルビットの動きに関する情
報をドリルビットから短距離の位置で得られ、特に重要
な点であるが、空間内におけるドリルビットの位置を短
いスピンドルで制御できる。非磁性管に所要の磁気的性
質を賦与するためには非磁性管を透磁率が1.12もし
くはそれ以下である材料で形成するのがよい。
透磁率が大きくなると所要精度を保証するのが非常に難
かしくなる。生産の観点からすれば、管の長さ(Z)と
タービン部の外径(D)との関係がZ=(30〜60)
Dであると好都合である。管長が上記条件に適合してい
る場合はタービン部とスピンドル部が上記長さだけ非磁
性管によつて計測器から離されており、タービン部とス
ピンドルの磁気的質量が精度に実質的影響をおよぼさな
いので、空間における三次元位置の希望測定精度が保証
される。
外側管とターボドリル構成部材とは、管の一端部いスピ
ンドル・ケーシング、および管の他端部とタービン部の
ケーシングをねじ結合することによつて固定結合しても
よい。
この固定結合は生産の観点からして最も簡単な構成てあ
る。
内側管とターボドリル構成部材とは、管の一端部とター
ボ下リルスピンドル、および管の他端部とタービン部の
中空軸とをねじ結合してもよい。
内側管とターボドリル構成部材とは又、管の一端部とタ
ーボ下リル・スピンドル、および管の他端部とタービン
部の中空軸とをテーパ・スプライン結合してもよい。こ
の結合方法は組立、分解がしやすく、ドリルビットへの
回転運動の伝達も可.“能てある。内側管の詰りをなく
し内側管内部を水洗し常に清浄に維持でき、計測器を正
確に取りつけられるようにするために、内側管の内部空
間を介してスピンドルの内部空間と連通しているタービ
ン部の!内部空間て形成した水圧的連結によつて、内側
管をターボ下リルの構成部材に結合するのがよく、内側
管の端部、タービン部の中空軸の端部および内側管の一
端部に対応するスピンドルの端部に液密手段を設けるの
が好適である。
第1図において、ターボ下リルはタービン部1とスピン
ドル2を備えている。
各タービン部1は穿孔ストリング4に取りつけてあるケ
ーシング3と、内部空間6を有する中空軸5を備えてい
る。各タービン部1のタービンはケーシング3と軸5と
の間に配置してあり、ケーシング3の中に固定したステ
ータ7と中空軸5に取りつけたロータ8とで構成してあ
る。中空軸5はその軸線がケーシング3の軸線と一直線
をなす状態でケーシング3の内部にラジアル軸受9を介
して取りつけてある。スピンドル2は単独ケーシング1
0の中に軸受11を介して取りつけてあり、ドリルビッ
ト12)形式の削岩工具を保持している。
軸受11はスピンドル2の軸線とケーシング10の軸線
とが一直線になるようにスピンドル2を支承している。
ターボドリルには非磁性管が設けてあり、この非磁性管
の中には井戸孔の三次元位置を測定する・計測器が入れ
られる。この発明によれば、管に近接しているスピンド
ル2とタービン部1との間に同心配置した外側管13と
内側管14の2本の管で非磁性管を構成してある。
外側管13の一端部15はスピンドル2のケーシング1
0に固定結合しており、同じく他端部16はタービン部
1のケーシング3に結合してある。内側管14の一端部
17はスピンドル2にそして同じく他端部18はタービ
ン部1の中空軸5にそれぞれ結合してある。管13の両
端部15,16をそれぞれスピンドル2のケーシング1
0とタービン部1のケーシング3に固定結合してあるの
で、軸方向荷重を穿孔ストリング4からドリルビット1
2に伝達できる。
管14の両端17,18をそれぞれスピンドル2とター
ビン部1の中空軸5に結合してあるので、回転運動をタ
ービン部1の中空軸5からスピンドル2に伝達できる。
非磁性管のこのような構成、位置、隣接するターボ下リ
ル構成部材への結合によつて、外側管13高精度で心出
しでき、ドリルビット12に接近した合理的な位置に配
置でき、穿孔ストリング4に固定結合できる。これは、
内側管14によつて回転運動をタービン部1の中空軸5
からドリルビット12へ伝達するように構成したことで
可能なのである。管13,14は、これ等の管に所望の
非磁性特性を賦与するように、透磁率が1.12もしく
はそれ以下の非磁性材料て形成てある。
管13,14の長さ(Z)はタービン部1のケーシング
3の外径(D)との関係がZ=(30〜60)Dである
ようにきめてある。管13,14をこのような長さにす
ることによつて、タービン部1ならびにスピンドル2の
磁気質量の、空間内におけるターボドリルの三次元位置
を求める測定の精度への影響をなくすことが可能になる
。使用するドリルビット12の直径に応じてタービン部
1およびケーシング10を有するスピンドル2の直径D
の値は異る値をとることになり、従つてそれ等の磁気質
量も異つて来るであろうが、Z=(30〜60)Dで定
められる長さ(Z)は、全ての実用に供されるドリルビ
ットならびにタービン部の直径範囲について適合するも
のである。
外側管13を井戸孔(図示せず)に整合させるために、
管13の外周をら線状に取りまくリブ19,20が設け
てある。これら線状リブの外径はドリルビット12の外
径と実質的に等しい。これ等のリブは回転せず、従つて
ま耗率はごく小さいから、管13を効果的に井戸孔に整
合させる。スピンドル2のケーシング10に上記と同様
のリブ21が設けてある。このリブ21の外径はドリル
ビット12の外径と実質的に等しい(リブ21の外径は
ドリルビット12の外径より大きくてもよい)。このリ
ブ21は、ケーシング10、軸受11、スピンドル2を
介してドリルビット12に作用して、空間内におけるド
リルビット12の動きを規制するように設計してある。
外側管13の端部15とスピンドル2のケーシング10
とはねじ結合部22(第2図)で結合してあり、同管1
3の他端16はタービン部1のケーシング3にねじ結合
部23で結合してある。これ等のねじ結合部によつて固
定結合ができ、ドリルビット12への荷重が伝達できる
。内側管14の端部17はターボドリルのスピンドル2
に、そして内側管14の端部18はタービン部1の中空
軸5にそれぞれねじ結合部24(第3図)とねじ結合部
25で結合してある。これ等のねじ結合によつて、回転
運動をドリルビット12に伝達でき、又ターボドリルの
設計を単純化できる。第4図に内側管14をターボドリ
ルの構成部材に結合する他の実施例が示してある。この
実施例の場合は、内側管14の端部17,18はそれぞ
れターボドリルのスピンドル2とタービン部1の中空軸
5にそれぞれテーパ・スプライン結合部26,27で結
合してある。この結合方法によれば、ドリルビットに回
転運動をスリップ無しに伝達でき、又ターボドリルの組
立、分解を迅速に行うことができる。研磨材性の堀穿泥
水を使用した場合は、軸5の内部空間6と内側管14の
内部空間28とは、穿孔ストリング4からターボドリル
に送入した研磨材性の堀穿泥水の一部によつて洗浄され
る。
この目的のために、タービン部1を通過して流れる堀穿
泥水の流れを規制するために、内側管14の端部17に
流量規制ニップル29(第1図)が設けてある。ニップ
ル29に作用する作動圧を低減させるために、上記ニッ
プルより内径が大きいニップル29を数箇設けてもよい
。このようにすればターボ下リルの作動信頼度が向上し
、ニップル29が詰ることがなくなる。穿孔ストリング
4のドリルビット12への水圧連結は、タービン部1の
中空軸5の内部空間6、内側管14の内部空間28、ス
ピンドル2の内部空間30(第4図)によつて構成して
ある。
内側管14の内部空間28からの堀穿泥水のもれを防止
するために、内側管14の端部18と中空軸5の端部3
3との間ならびに内側管14の端部17とスピンドル2
の端部34との間それぞれに液密手段31,32が設け
てある。ドリルビット12に堀穿泥水の大部分を供給す
るために、タービン部1の内部空間35、外側管13の
内部空間36、流量規制ニップル29の上方でスピンド
ル2の外周に形成した穴37および・スピンドル2の内
部空間30を通じて、ドリルビット12を穿孔ストリン
グ4に水圧的に連結してある。
次にこの発明のターボドリルの作動について説明する。
ターボドリルは井戸孔の中に下す前に組・立てる。ドリ
ルビット12をスピンドル2の下側に取りつける。外側
管13の端部15をスピンドル2のケーシング10にね
じ結合部22で結合する。次にスピンドル2と端部17
で結合してある内側管14を外側管13の中に下降せし
める。続ノいて、タービン部1のケーシング3を外側管
13の端部16にねじ結合部23で結合する。中空軸5
はその端部33で内側管14の端部18に結合してある
。中空軸5と内側管14の重量はスピンドル2を介して
軸受11で支承されるように構成してある。このような
ターボ下リルの構成部材の組立方法が最も簡単かつ便利
であり、これ等構成部材による各種の機能の作用が可能
になる。
別の組立方法でターボドリルを組立ててもよい。
この場合は、内側管14をターボ下リルの構成部材にね
じ結合部24,25で結合する。この方法ては前述の第
1の方法によるよりも時間が幾分か余計にかかるが、内
部空間28が確実に密封できる。この重要性については
後に説明する。内側管14を組みつける最も便利て好適
な方法は、内側管14の両端18,17をそれぞれ中空
軸5とスピンドル2にそれぞれテーパ・スプライン結合
部27,26で結合する方法である。このようにすれば
内部空間28は隣接内部空間36に関して液圧シール部
材31,32で確実に密封される。ターボドリルは上述
したようにして組立てが終り、以下に説明するように井
戸孔の中で作動する。
穿孔ストリング4を通してタービン部1に堀穿泥水を供
給する。
この堀穿泥水はタービン部1で2つの流れに分けられる
。堀穿泥水の主流はタービン部1の内部空間35を通じ
てステータ7とロータ8とに供給される。全ステータ7
、全ローター8を通過した後、この堀穿泥水の主流は、
外側管13の内部空間36とスピンドル2の穴37を通
じてドリルビット12に入る。堀穿泥水の分流はタービ
ン部1の中空軸5の内部空間6に流入し、内側管14の
内部空間28と.流量規制ニップル29とを通つてスピ
ンドル2の内部空間30に流入する。
堀穿泥水のこの分流は同主流とスピンドル2の内部で合
流し、ドリルビット12に流入する。内側管14の内部
空間28の詰りが生じないよ3うにするために内部空間
28を常時洗浄している。
内部空間28によどみ域が生じないように液密手段31
で内部空間28を密封してあるために、内部空間28の
洗浄は確実に行われる。ロータ8は、ラジアル軸受9で
ケーシング3に4て回動自在に支持された中空軸5を駆
動する。回転運動は、内側管14とスピンドル2を介し
て、中空軸5からドリルビット12に伝達される。穿孔
ストリング4からの荷重は、タービン部1のケーシング
3、外側管13、スピンドル◆ケーシング10、スラス
ト軸受11およびスピンドル2を介してドリルビット1
2に伝達される。回転運動は、内側管14の端部18を
介して中空軸5から内側管14へ、内側管14の端部1
7を介して内側管14からスピンドル1へそれぞれ伝達
される。
外側管13はその端部15,16を介して荷重をタービ
ン部1のケーシングからスピンドル2の)ケーシング1
0に伝達する。
管13,14は非磁性材料でできているので、その中に
設けた計測器(図示せず)によつてターボドリルとドリ
ルビットの空間内における三次元位置を決定(測定)で
きる。
上述の測定をする場合は、ターボドリルへの堀穿泥水の
供給を一時停止し、ターボドリルを地上に引きあげるこ
となく、空間内におけるドリルビットの三次元位置測定
用計測器をワイヤローブを使用して穿孔ストリング4を
通じて下降させる。
計測器はストリング4から中空軸5を通つて内側管14
の中に入り、ここで測定が行われる。測定が終ると計測
器を引き上げそして堀穿泥水の供給を再関する。上記測
定は必要に応じた頻度で実施される。
計測器による測定値を利用して、必要の場合はドリルビ
ットの動き、ターボドリルの作動、地球磁に対するリブ
21の位置などを修正する。ターボドリルをこのように
構成したことによつて、ドリルビットを予じめ定められ
た1目標ョに到達させるように、複雑な採鉱および地質
条件の下で方向性孔を穿孔できる。更に又、このターボ
ドリルは、井戸孔が自然に偏向してしまうような条件下
て直線状の孔を穿孔する場合に有利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるターボドリルの全体の部分縦断
側面図、第2図はこの発明によるターボドリルの構成部
材と非磁性外側管の両端部とねじ結合の部分縦断面側面
図、第3図はこの発明によるターボドリルの構成部材と
非磁性内側管の両端部とのねじ結合の部分縦断面側面図
、第4図はこの発明によるターボドリルの構成部材と非
磁性内側管とのテーパ・スプライン結合の部分縦断面側
面図、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれがケーシングと中空軸とを備えた部分と、
    独立のケーシングの中に取りつけられかつ削岩工具を保
    持するスピンドルとを備えており、井戸孔の三次元位置
    を測定するための計測器を収容する非磁性管が設けてあ
    るターボドリルであつて、前記非磁性管が隣接するスピ
    ンドル2とタービン部分1との間に同心配置した2本の
    管13、14で形成してあり、外側管13の両端部15
    、16がそれぞれスピンドル2のケーシング10とター
    ビン部1のケーシング3とに固定結合してあり、内側管
    14の両端部17、18がそれぞれスピンドル2とター
    ビン部1の中空軸5とに結合してあり回転運動をタービ
    ン部1の中空軸5からスピンドル2へ伝達するように構
    成してあるターボドリル。 2 前記管13、14を透磁率が1.12もしくはそれ
    以下である非磁性材料で形成してある特許請求の範囲第
    1項に記載したターボドリル。 3 前記管13、14の長さ(∠)とタービン部1のケ
    ーシング3の外径Dとが∠=30〜60Dで定まる関係
    にある特許請求の範囲第1項記に記載したターボドリル
    。 4 前記外側管13とターボドリルの構成部材との固定
    結合が、前記管13の一端部15とスピンドル2のケー
    シング10との間および前記管13の他端部16とター
    ビン部1のケーシング3との間それぞれに構成したねじ
    結合部22、23である特許請求の範囲第1項に記載し
    たターボドリル。 5 前記管14の一端部17とターボドリルのスピンド
    ルとの間および前記管14の他端部18と前記中空軸5
    との間それぞれに構成したねじ結合部24、25によつ
    て前記内側管14をターボドリルの構成部材に結合して
    ある特許請求の範囲第1項に記載したターボドリル。 6 前記内側管14の一端部17とスピンドル2との間
    および前記内側管14の他端部18とタービン部1の中
    空軸5との間それぞれに構成したテーパスプライン結合
    部26、27で前記内側管14をターボドリル構成部材
    に結合してある特許請求の範囲第1項に記載したターボ
    ドリル。 7 前記内側管14はターボドリルの構成部材に流体継
    手によつて連結してあり、前記流体継手は内側管14の
    内部空間28を介してスピンドル2の内部空間30に連
    通するタービン部1の中空軸5の内部空間6で形成して
    あり、前記内側管14の両端部17、18と前記両端部
    17、18にそれぞれ対応するスピンドル2の端部34
    およびタービン部1の中空軸5の端部33とには密封手
    段31、32が設けてあり、内側管14の一端部17と
    スピンドル2の端部34との間には、タービン部を通つ
    て流れる穿孔泥水の流れを規制するために、少くとも1
    個の流量規制ニップル29が設けてある特許請求の範囲
    第1項に記載したターボドリル。
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