JPS6055131B2 - フレキシブル眼内レンズ - Google Patents

フレキシブル眼内レンズ

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JPS6055131B2
JPS6055131B2 JP50117381A JP50117381A JPS6055131B2 JP S6055131 B2 JPS6055131 B2 JP S6055131B2 JP 50117381 A JP50117381 A JP 50117381A JP 50117381 A JP50117381 A JP 50117381A JP S6055131 B2 JPS6055131 B2 JP S6055131B2
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JP
Japan
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lens
iris
intraocular lens
eye
loop
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JP50117381A
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JPS58500274A (ja
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ベイヤ−ズ・ジヨン・ハ−バ−ト
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本出願は197奔8月27田こ出願された出願番号#
06/070、034の一部継続出願である。
本発明は眼の内部に配置するための新規な眼内レンズ
機構に関するものであり、眼の後眼房にこれを挿入する
のに特に有用である。 眼内レンズの挿入が発展し、特
に白内障の手術の後の視力を矯正するための好ましい方
法となつた。
この点に関し、バイエルの米国特許第4、134、1印
号および4、134、161号を参照されたい。この特
許にはレンズを適切に固定するのに役立つ調節自在要素
をもつ眼内レンズが記載されている。シエアリングの米
国特許第4、159、54時に記載されている最近の進
歩によれば眼の後眼房にある毛様体の溝にはまり込む一
対の弾性脚を有する眼内レンズがある。初期のチヨイス
のレンズを基本とするこのシエアリングのレンズは、挿
入する前に水晶体の後嚢を残す白内障手術を必要とする
。挿入の際に眼科医には弾性アームが見えなJいために
、シエアリングのレンズは毛様体の溝の中に直接挿入す
ることが極めて難しいと思われる。さらに、オツターの
米国特許第3,906,551号記載のレンズのような
初期のレンズは、眼の炎症の際にずれやすい。このよう
な状態は瞳孔の周囲の虹彩に一般に傷みを伴う好ましく
ないレンズの一部の癒着を引起す。瞳の拡張は眼の手術
後の治療を目的として眼科医により化学的にもたらされ
ることが多い。眼内レンズを後眼房に固定することは多
くの欠点をもつているが、内皮の接触が著しく減少しあ
るいはこれがなくなるために有利であつた。内皮を危険
にさらすことなくかつ痛みを伴うずれを生じにくいよう
な、後眼房に光学的に配置されて固定した状態が目に見
えるような眼内レンズが要望されている。
前眼房周縁固定レンズは挿入が簡単でありかつ水晶体の
前嚢を残す白内障手術に用いることができる。
前眼房周縁で支持された前眼房レンズは虹彩に依存して
支持されているものではなく後方にずれて後眼房のガラ
ス体に入ることはない。硬質前眼房レンズは高い発生率
でぶどう膜炎、虹彩炎、緑内障を伴うものであり、時に
は数ケ月から数年にわたりしつこく続くぴりぴりする眼
の痛みを伴うものである。硬質前眼房レンズの正確な寸
法は、寸法が短すぎるレンズは前眼房内でずれたり回転
したりするので厳密な寸法になつている。このようなレ
ンズはその大きさを正確に決める必要があり、一般に手
術の際に3つの異なつた寸法の滅菌したレンズを準備を
し、このうちの1つを選んで前眼房に挿入することを必
要とする。眼で見ながら固定することができかつすべて
の一般的な大きさの眼に合わせることができるようなフ
レキシブルな前眼房レンズが要望されている。このレン
ズは挿入が容易にできかつ前眼房内のずれや角膜内皮の
損傷を起すようなことがないニループ状の形状をしてい
るものでなければならない。固定するのに虹彩に依存す
ることなく瞳の完全な拡張が可能でなければならない。
発明の要約 本発明によれば上記問題を解決する以下の新規宝な眼内
レンズ機構が提供される。
本出願のレンズは白内障の手術の直後に眼の後眼房に配
置することができるような光学ゾーンをもつレンズ部分
を使用する。
すなわち、本発明は、レンズ部分と該レンズに固着され
かつ虹彩の一面に沿つて前眼房の周縁部まで延びた少な
くとも一つの可撓性ループを有する眼内レンズにおいて
、ループの材料は比較的長い寸法とこれと直交する比較
的短い寸法の横断面形状をもち、該長い寸法が虹彩の平
面に対しほぼ垂直をなすように配向されて形成されてい
ることを特徴として構成される眼内レンズである。また
、本発明の一実施態様としては、前記ルーLプは閉じた
ループから形成される。
さらに、他の実施態様においては、前記ループの少なく
とも1つが、虹彩の周縁に配置される端部であつて前記
外側端部において虹彩の周縁と接触するような2つの部
分を備えている端部を有して構成される。さらにまた、
他の実施態様においては、前記ループは楕円形の横断面
形状を有して構成される。従つて本発明の目的は、水晶
体の後嚢を残す白内障手術を必要とすることなく眼の後
眼房内に配置されるレンズ部分を有するような眼内レン
ズ機構を提供することである。本発明の別の目的は眼の
前眼房から固定することができ、眼科医が実際に固定さ
れているのを観察できるような眼内レンズ機構を提供す
ることである。
本発明のさらに別の目的は、眼内レンズの固定を危険に
さらすことなく眼科手術後に虹彩の拡張をすることがで
きるような眼内レンズ機構を提供することである。
本発明の別の目的は、挿入後いかなるときにも眼内レン
ズの物理構造が内皮に接触するのを防止するための手段
を備えている眼内レンズ機構を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、水晶体の後嚢を残す白内障
手術をした眼の前眼房または後眼房に配置することがで
きる眼内レンズ機構を提供することである。
本発明の別の目的は術者が実際に固定されているのを観
察することができるような眼の前眼房に固定する眼内レ
ンズ機構を提供することである。
本発明の別の目的は一般的なあらゆる大きさの眼に適切
に固定できるようなレンズを提供することである。本発
明の別の目的はレンズのループの物理的な構造と形状に
よつて内皮が接触するのを防止する手段を備えている眼
内レンズ機構を提供することである。
本発明は、以下の明細書の説明から明らかになるように
、他の目的ならびに効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は人の眼に挿入された本発明のレンズ機構の平面
図である。 第2図は人の眼に挿入された本発明のレンズ機構を示す
断面図である。第3図は力が加えられたときの付属肢の
変形を示す本発明のレンズ機構の平面図である。第4図
は第3図の線4−4に沿つて取つた図面である。第5図
は眼の前眼房に配置された本発明の実施態様の断面図で
ある。第6図は本発明の実施態様の平面図である。本発
明のさらによき理解のため発明の詳細な説明を加える。
好ましい実施例の説明 本発明の各種の態様が本発明の好ましい実施態様につい
ての発明の詳細な説明から徐々に解るであろう。 実施態様の詳細な説明は前記図面について行われる。図
面について説明する。 第1図は本発明のレンズ機構を示すものでありここでは
参照符号10によつて示されている。レンズ機構10は
光学ゾーンすなわちレンズ部分12を有し、レンズ部分
12は瞳孔の軸とほぼ同軸の光学軸を有しており、この
レンズ部分12は人の組織に対して反応性を持たない適
当な材料でつくることができる。例えば眼科用ガラスや
ポリメチルメタクリレートのようなプラスチックが適当
である。レンズ部分12は白内障手術の直後に眼14の
視力を矯正するのに必要な凸型、平凹型あるいはその他
のレンズ形状を取ることができる。眼14は、第2図に
最も明瞭に示すように、角膜16と虹彩18を備えてお
り、角膜16と虹彩18は前眼房周縁20を形成してい
る。虹彩18は前眼房24内にある第1側面22ど後眼
房28内にある第2側面26を有している。レンズ機構
10は、水晶体白内障手術の後、第2図に示すように、
眼14内の所定の位置に配置される。レンズ機構10は
水晶体の後嚢を残す白内障手術の後の無水晶体症を矯正
することができることにも留意すべきである。眼14に
はまた毛様体の溝30があり、この溝30は従来技術の
レンズが固定されるところである。図面からよくわかる
ように、毛様体の溝30は角膜16の外側にいる術者の
視点からは見ることができない。第2図はまた虹彩18
によつて形成された瞳孔32の位置を示している。レン
ズ機構10はまた、レンズ部分12から伸びている第1
ループすなわち第1付属肢34と第2ループすなわち第
2付属肢36を備えている。 付属肢34と36はこの図面では同じように示されてい
るが、形状を変化させて一方の付属肢を他方の付属肢と
異なるように形成することもできる。各付属肢34,3
6はレンズ部分12の光軸と平行をなす第1部分38お
よび40を有し、この第1部分38と40は接着、加熱
溶接、音波溶接、成形、あるいはこの技術分野で公知の
その他の方法によつてレンズ部分12に固定されている
。第1部分38と40は眼14の瞳孔32を通過して伸
び、付属肢34と36の第2部分42と44にそれぞれ
連結している。第2部分42と44は虹彩18の第1側
面22に沿つて伸びかつ虹彩18の周縁部にある眼14
の前眼房周縁20と接触している。これに対してレンズ
部分12は虹彩18の第2側面26に当接して後眼房2
8内に位置している。第1図に戻つて、付属肢34は閉
じたループの形をした細長い形を取ることができること
が解る。この場合第1部分38は、第1図に示すように
、一対の柱部分50と52からなり、この柱部分はレン
ズ部分12に固定され、瞳孔32を通つて延び、第3図
に示す連続部分54に結合されてループを完成している
。付属肢361も一対の柱部分56と58ならびに第3
図に示す連続部分60を備えていることに留意すべきで
ある。第1付属肢34と第2付属肢36はループを形成
しないで開放されていてもよいことはいうまでもない。
第3図を参照して、第2部分42,44を形成する細長
い部材46,48の少なくとも1個は端部62を有し、
この端部62はへこみ部分68に対して外向きにふくれ
た部分64と66を備えている。 従つて端部62の部分64と66は前眼房)周縁20と
接触するが、へこみ部分68は通常接触しない。付属肢
36は付属肢34のふくれる部分64と66を設けるこ
となく形成することができ、この場合には3点固定をつ
くり出す。同様に、第3図に示すように、付属肢36を
付属肢34と同様に形成して前眼房周縁20において4
点固定をつくり出すこともできる。矢印70と72は付
属肢34と36にかかる力を示しているが、実際の力は
一般に付属肢34と36のふくれた部分例えば付属肢3
4の部分64と66にかかる。第4図を参照して、細長
い部材46と48は楕円形の断面形状をしていることが
わかる。この特徴のために付属肢34と36は力70と
72によつて角膜16及び内皮層74の方に上向きに動
かず、虹彩18の第1側面22の上面をレンズ部分12
と瞳孔34の光学軸に対してほぼ垂直な方向に横切つて
横方向に伸長する。内皮層74に付属肢34と36が接
触することはなく、従つて内皮層74が手術後にこれに
よつて損傷されることがないことが解る。第3図の仮想
線は付属肢34と36の横方向の動きを示している。第
5図は本発明の別のレンズの実施態様10Aを示してお
り、この実施態様ではレンズ部分12は前眼房周縁20
まて延びている上記実施例の第2部分42,44と類似
した構成の付属肢76と578を備えている。 レンズ部分12と付属肢76および78は眼14の前眼
房24に配置されていることに留意すべきである。レン
ズ10Aは同様に後眼房28内に毛様体の溝30の部分
の間に配置することもできるようになつている。付属肢
7冫6と78は、第4図に示すように、平たくして第3
図に示すように虹彩18に対してこの付属肢をたわませ
ないようにすることができる。第6図に示すように同様
にふくれ部分80,82,84および86がレンズ10
Aに有利な効果をもたらす。手術において、術者は通常
の通り角膜16を切関し、眼14の中にレンズ機構10
を挿入する。 付属肢34と付属肢36は前眼房周縁20の限界内に配
置され、レンズ部分12は、この処置を行うために拡大
された瞳孔32から押入れられる。レンズ10Aは単に
前眼房24内または、水晶体の後嚢が存在する場合には
後眼房28内にそれぞれ前眼房周縁20の両側または毛
様体の溝30の間に配置される。挿入後、レンズ機構1
0または10Aは瞳孔32の拡張にいかなる影響も与え
ることはなく、また付属肢34と36の固定状態は常に
術者が見ることができる。前記説明において本発明の実
施態様は本発明の完全な開示を行うために極めて詳細に
説明されているが、本発明の精神ならびに原理から逸脱
することなくこのような詳細に対して多数の変形を与え
ることができることは当業者に明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レンズ部分12と、レンズ部分12に固着され、か
    つ虹彩18の一面に沿つて前眼房24の周縁20まで延
    びた少なくとも一つの可撓性ループ34、36、76、
    78を有する眼内レンズにおいて、ループ34、36、
    76、78の材料は比較的長い寸法とこれと直交する比
    較的短い寸法の横断面形状をもち、該長い寸法が虹彩1
    8の平面に対しほぼ垂直をなすように配向されているこ
    とを特徴とする眼内レンズ。 2 前記ループが閉じたループからなる請求の範囲第1
    項に記載の眼内レンズ。 3 前記ループの少なくとも1つが、虹彩の周縁に配置
    される端部であつて前記外側部において虹彩の周縁と接
    触するような2つの部分を備えている端部を有している
    請求の範囲第2項に記載の眼内レンズ。 4 前記ループは、楕円形の横断面形状を有している請
    求の範囲第1項に記載の眼内レンズ。
JP50117381A 1981-03-06 1981-03-20 フレキシブル眼内レンズ Expired JPS6055131B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US241205 1981-03-06
PCT/US1981/000355 WO1982003004A1 (en) 1981-03-06 1981-03-20 Flexible intraocular lens

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58500274A JPS58500274A (ja) 1983-02-24
JPS6055131B2 true JPS6055131B2 (ja) 1985-12-03

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ID=22161145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50117381A Expired JPS6055131B2 (ja) 1981-03-06 1981-03-20 フレキシブル眼内レンズ

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JP (1) JPS6055131B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509751A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 アニユー・オプテイクス・インコーポレイテツド 眼内レンズ用ハプティックデバイス
US10010405B2 (en) 2008-11-26 2018-07-03 Anew Aol Technologies, Inc. Haptic devices for intraocular lens

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012509751A (ja) * 2008-11-26 2012-04-26 アニユー・オプテイクス・インコーポレイテツド 眼内レンズ用ハプティックデバイス
US10010405B2 (en) 2008-11-26 2018-07-03 Anew Aol Technologies, Inc. Haptic devices for intraocular lens

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JPS58500274A (ja) 1983-02-24

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