JPS605227Y2 - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPS605227Y2
JPS605227Y2 JP4105580U JP4105580U JPS605227Y2 JP S605227 Y2 JPS605227 Y2 JP S605227Y2 JP 4105580 U JP4105580 U JP 4105580U JP 4105580 U JP4105580 U JP 4105580U JP S605227 Y2 JPS605227 Y2 JP S605227Y2
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JP
Japan
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heat
shaft
fixed
output shaft
main body
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Expired
Application number
JP4105580U
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English (en)
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JPS56144944U (ja
Inventor
武代 水野
Original Assignee
新電元工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダンパ装置の構造に関するもので、特にダンパ
駆動部の耐熱耐湿性の向上を計った長寿命、経済的なダ
ンパ装置を提供するものである。
一般にダンパ装置は排煙、排気、或は防火用等に広く採
用されているが、近年給湯機或はボイラ等の排気筒の基
部に装着されて、該排気筒からの熱損失を防止せしめて
、燃費効率の向上を計るべく利用されている。
即ち、灯油を燃料とする石油小形給湯機や、灯油、軽油
又は重油を燃料とする油だき温水ボイラ等は、水を規定
温度まで暖めると、温度調節器により燃焼を停止し、次
にある温度まで湯温か下がると、燃料に点火して燃焼さ
せる。
この繰返しをさせているので、該給湯機やボイラはその
構造上、暖めた温水が燃焼ガスの排気筒を通して熱放散
するために排気筒の基部にダンパ装置を装着することに
より、燃焼中は排気筒を開放せしめて排気を行い、又燃
焼停止時はこれを閉鎖せしめて温水等の熱損失を防止し
て保温せしめて、燃焼節減が計られている。
然し乍ら、その反面該排気筒内の温度は極めて高く、は
S” 500℃程度まで上昇し、その輻射熱或は伝導熱
により、ダンパ装置の電気部品等の集積された駆動部が
高温にさらされるため該駆動部の動作不安定或は破損を
招き、寿命が短いという大きな欠点がある。
本考案は係る欠点を排除した新規なダンパ装置を提供す
るもので、以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図a、 bは、本考案の一実施例を示す一部断面図
で、図において1はステンレス鋼の円筒状本体、2,2
′は1の中心に明けた孔で、この孔径に対して、わずか
に小さい径を持った3、3′の黄銅製の軸受を挿入し、
4のステンレス鋼棒の軸を軸受3,3′と回転自在に係
合させ、5゜5′のE型止メ輪で抜は防止をしている。
6はステンレス鋼板製の羽根であり、軸4に7の取付螺
子で固着される。
8はステンレス鋼板製の連動金具であり、軸4の一端に
溶接又はカシメ加工で強固に固着され、この運動金具8
の孔9に10の鋼棒製の、手動操作棒を回動自在に挿入
し、10の一端に切った螺子部に11のナツトで固着し
、10が8から抜けないようにする。
又手動操作棒10の他端は操作しやすいように曲げてあ
り、これを上下するごとに羽根6を開閉する。
12はステンレス鋼板製の取付脚であり、円筒1に13
,13′の取付螺子又は図示しないリベット等により固
着する。
14はステンレス鋼板製の遮熱反射板であり、15は取
付螺子により、取付脚12に固定する。
16は鋼製の支柱であり、一端には17の螺子部を持ち
、遮熱反射板14取付脚12の取付穴に挿入して18の
ナツトで固定する。
支柱16を覆うようにした19は金属製のシールド板で
あり、外部からの異物等が内部に入らないようにするた
めに配設される。
20は鋼板製の仕切板21はパツキンであり、仕切板2
0の孔22、パツキン21の孔23を支柱16の螺子部
24に25取付螺子で26の鋼板製ケースをかさねて固
着する。
27はロータリーソレノイドであり、28のパツキンを
間にはさんで、ケース26の取付孔29に平座金30、
バネ座金31、ナツト32で固定する。
33は植込み螺子であり、ロータリーソレノイド27に
植込まれており、これに電気部品を実装した34のプリ
ント基板を平座金35、バネ座金36、ナツト37で固
着される。
プリント基板34上に実装されたマイクロスイッチ38
.39はロータリーソレノイド27の出力軸40の段付
カムにより直接マイクロスイッチ38.39のアクチュ
エーター41.42も動かし、人、切させる。
43は出力軸40をつたわり、外部より浸入した雨水を
電気実装部に進入出来ないように出力軸40に密着して
取付られたゴム製の水切板であり、両側を金属製の押え
板44.44’、E型止メ輪45,45’で保持される
46はキャブタイヤコードであり、ケース26の取付穴
47にキャブタイヤコード46の端部の螺子部48に4
9の取付ナツトで強く固着される。
ロータリーソレノイド27の出力軸40の孔50に鉄鋼
製の連結杆51を圧着し軸4の一端に固着した連動金具
8の溝部52と滑合されている。
53は手動操作棒10が動かないようにロックする必要
が生じた時に使用する鋼板製のロック板であり、54の
連結ピンでケース26に回動自在に装着される。
ロータリーソレノイド27は図示しない内蔵の電磁コイ
ルに電流が通じると90′回転する一般的に明らかなも
ので、電流が断されると、復帰バネ55でもとの位置に
戻る。
又ソレノイド27の内部にシリコンオイルを充填し、動
作速度を減速して作動、復帰音を少なくしたものを用い
てもよいものである。
又A部は輻射熱を防ぐ個所であり、遮熱反射板14は円
筒1と距離を持って位置し、空間を作ることにより、上
方向に輻射熱を逃がす。
又この遮熱反射板14は光沢研摩板を使用すればさらに
効果があるものである。
取付脚12は円筒1からの伝導熱を防ぐために、なるべ
く強度がもつ範囲で薄い板を使用している。
又、B部は伝熱冷却部であり、軸4、支柱16から伝導
される熱を冷却する空間である。
以上で本考案の装置を構成する。
このような構成の本考案装置は、ロータリソレノイドの
駆動部が上記遮熱空間部A及び伝熱冷却空間部Bの後方
に配置されているために、該駆動部は筒状本体から有効
に熱遮蔽される。
因みに実験によれば、本体内の温度が500°Cの時、
該駆動部付近ははS゛常温維持できることが確認できた
又軸と出力軸の連結を遮熱空間部以降(伝熱冷却空間部
)で行っているので、軸からの伝熱を出力軸において有
効に遮断されしかも連結部においては、出力軸に圧着し
た連結杆51と軸4に固着された連動金具8の溝部52
は出力軸40と軸4の軸心が偏心した場合でも、力の伝
達が滑動出来る効果を有する。
又、手動操作棒10は保守点検の際に電気入力なしでも
羽根6の開閉を確認したい時等、外部から羽根6の開閉
状態を任意に操作できる。
次に本装置を給湯機等に設置する場合には、図示しない
給湯機やボイラなどの頭部の排気筒取付口に本装置の円
筒1下部59を入れ子状に差し込み、円筒1の上部60
に排気筒(煙突)を入れ子状に覆せるだけ設置が完了す
る。
必要に応じて補助バンド61等で支えればさらに良いも
のである。
第2図は本装置のシーケンス駆動回路で、端子49口は
図示しない給湯機又はボイラ制御部からの信号端子であ
り、水温がある設定値まで下がるとイーロ間にAClo
oVが入り、RY162のコイルに電流が通じ作動する
と、ハーニ間に入力ACI QQVを通じておいた場合
には、RY162の逆接点ry169部かはなれる為に
、5OL27の励磁がとけ、羽根6がロータリーソレノ
イド27の復帰バネ55で開放状態に保持される。
同時にSQL 27と連動して作動するMS164が切
り替わる為に、RY263が解除される。
従ってホーへ間を燃料噴出用電磁弁ラインとして使用す
れば、RY263の逆接点ry270がつながり、5O
L27と連動するMS265が第2図の状態に戻るため
、回路がつながり、図示しない点火装置が働き、燃焼を
始める。
ある時間をへて水温がある規定値まで上がると、イーロ
間のAClooVが図示しない給湯機又はボイラ制御部
から断されると、RY162が解除されるので、へ−二
間のry169がつながり、5OL27が作動し、M3
164が切替わり、RY263が作動して、ホーへ間(
7)ry270が切れ、MS265はSQL 27と連
動して作動するので、この部分も切れ、ホーへ間の電磁
弁回路は二重に断される。
5OL27が作動すると27の出力軸40が90°回転
するので、軸4も又90°回転腰円筒1を羽根6が閉鎖
状態に保持される。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば高熱を
伴う排気筒等から駆動部を有効に熱遮蔽できるので、駆
動部の動作が安定腰長寿命が達成てきると共に、排気筒
からの熱放散が防止できるので、給湯機等の大巾な燃料
費節減(2乃至3割)が達成できる等、実用上の効果は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bは本考案の一実施例を示す一部断面図、
第2図は本案実施例装置の駆動回路である。 図において1は円筒、2,2′は孔、3,3′は軸受、
4は軸、5,5′はE型止メ輪、6は羽根、7は取付螺
子、8は連動金具、9は孔、10は手動操作棒、11は
ナツト、12は取付脚、13.13’は取付螺子、14
は遮熱反射板、15は取付螺子、16は支柱、17は螺
子部、18はナツト、19はシールド板、20は仕切板
、21はパツキン、22.23は孔、24は螺子部、2
5は取付螺子、26はケース、27はロータリーソレノ
イド、28はパツキン、33は植込み螺子、34はプリ
ント基板、35は平座金、36はバネ座金、37はナツ
ト、38,39はマイクロスイッチ、40は出力軸、4
1.42はアクチュエーター 43は水切板、44.4
4’は抑え板、45,45’はE型止メ輪、46はキャ
ブタイヤコード、47は取付穴、48螺子部、49は取
付ナツト、50は孔、51連結杆、52は溝部、53は
ロック板、54は連結ピン、55は復帰バネ、Aは遮熱
空間部、Bは伝熱冷却空間部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状本体の直径線上に合致せしめた回動自在の軸に、前
    記本体内を開閉自在の羽根を固着すると共に、前記軸の
    一端にロータリンレノイドの出力軸を連結するようにし
    たダンパ装置において、前記筒状本体の直径線上の対向
    部に夫々孔を有し、且つ該本体に該本体と所定間隙を設
    けて固着されたステンレス製遮熱反射板及び前記遮熱反
    射板と所定間隙を設けて固着された仕切板とで該本体の
    遮熱空間部及び伝熱冷却空間部を形成すると共に、前記
    ロータリンレノイドを前記空間部の後方に配置せしめる
    如く前記孔を介して前記軸の一端と出力軸を連結し、又
    前記伝熱空間部内で軸の一端に固着したL型連動金具の
    溝部に一端を、出力軸の端部に固着された連結杆を滑合
    せしめて、前記軸と出力軸を連結せしめると共にL型連
    動金具の一端に手動操作棒を取着し且つ前記伝熱冷却空
    間部の周面に網状遮蔽体を配設したことを特徴とするダ
    ンパ装置。
JP4105580U 1980-03-28 1980-03-28 ダンパ装置 Expired JPS605227Y2 (ja)

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JP4105580U JPS605227Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28 ダンパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS56144944U JPS56144944U (ja) 1981-10-31
JPS605227Y2 true JPS605227Y2 (ja) 1985-02-18

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