JPS6051988B2 - 光ファイバの端面研摩装置における微動送り装置 - Google Patents
光ファイバの端面研摩装置における微動送り装置Info
- Publication number
- JPS6051988B2 JPS6051988B2 JP8459382A JP8459382A JPS6051988B2 JP S6051988 B2 JPS6051988 B2 JP S6051988B2 JP 8459382 A JP8459382 A JP 8459382A JP 8459382 A JP8459382 A JP 8459382A JP S6051988 B2 JPS6051988 B2 JP S6051988B2
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- Japan
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- fine
- fine adjustment
- adjustment cam
- movable head
- optical fiber
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- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B47/00—Drives or gearings; Equipment therefor
- B24B47/20—Drives or gearings; Equipment therefor relating to feed movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微動送り装置に関し、特に、光ファイバの端
面研磨等の精密加工機器や精密測定機器等に適用しうる
微動送り装置に関するものである。
面研磨等の精密加工機器や精密測定機器等に適用しうる
微動送り装置に関するものである。
従来この種の精密加工機器や精密測定機器等の微動載物
台や微動可動ヘッドの微動送り装置としては、精密小網
ピッチねじにより微動送りを行なつていた。
台や微動可動ヘッドの微動送り装置としては、精密小網
ピッチねじにより微動送りを行なつていた。
しかしこのような精密小網ピッチねじによる送りでは、
精密小網ねじのねじピッチは最小に加工したものでもせ
いぜいITWL程度でありこ’れ以下の微小なねじピッ
チの加工は困難である。また、このような小網なるねじ
山高さはどうしても小さいために微動送りの許容荷重は
小さなものとなつていたため、適用しうる精密加工物や
精密測定物は軽量で小さい物に限定されていた。さらに
前記の従来の微小ねじピッチを使用した微動送り装置の
最小送りの読取目盛、すなわちマイクロメーター目盛は
、せいぜい0.05〜0.017wt(50〜10pT
L.)程度であり、それ以下の微動送りは不可能であつ
た。また、ねじによる微動送りはどうしてもねじ嵌合の
遊び(スキ間)が必要であつたり、ねじの回転による摩
耗が生じ易いので、どうしても微小なる誤差が生じるも
のとなつていた。さらに精密小細ねじの加工は精度よく
加工するには非常に困難を要するものなので、それだけ
コストも高いものとなつている。特に、光ファイバの端
面研磨装置においては、研磨すべき光ファイバの端面に
対する研磨盤の送りを、非常に微細で正確に行なえるよ
う)ヒすることが要求されてきており、例えば、最小送
りの読取目盛を0.001瓢(1P771.)程度とす
ることが望まれてきているが、従来の微動送り装置では
このようなものはなかつた。
精密小網ねじのねじピッチは最小に加工したものでもせ
いぜいITWL程度でありこ’れ以下の微小なねじピッ
チの加工は困難である。また、このような小網なるねじ
山高さはどうしても小さいために微動送りの許容荷重は
小さなものとなつていたため、適用しうる精密加工物や
精密測定物は軽量で小さい物に限定されていた。さらに
前記の従来の微小ねじピッチを使用した微動送り装置の
最小送りの読取目盛、すなわちマイクロメーター目盛は
、せいぜい0.05〜0.017wt(50〜10pT
L.)程度であり、それ以下の微動送りは不可能であつ
た。また、ねじによる微動送りはどうしてもねじ嵌合の
遊び(スキ間)が必要であつたり、ねじの回転による摩
耗が生じ易いので、どうしても微小なる誤差が生じるも
のとなつていた。さらに精密小細ねじの加工は精度よく
加工するには非常に困難を要するものなので、それだけ
コストも高いものとなつている。特に、光ファイバの端
面研磨装置においては、研磨すべき光ファイバの端面に
対する研磨盤の送りを、非常に微細で正確に行なえるよ
う)ヒすることが要求されてきており、例えば、最小送
りの読取目盛を0.001瓢(1P771.)程度とす
ることが望まれてきているが、従来の微動送り装置では
このようなものはなかつた。
本発明の目的は、前述したような従来の微動送り装置の
問題点を解消し、光ファイバの端面研磨装置に適用でき
、非常に微細な微動送りを誤差を生ぜずに行なえしかも
十分な送り荷重に耐えうるような簡単且つ安価な微動送
り装置を提供することである。
問題点を解消し、光ファイバの端面研磨装置に適用でき
、非常に微細な微動送りを誤差を生ぜずに行なえしかも
十分な送り荷重に耐えうるような簡単且つ安価な微動送
り装置を提供することである。
本発明によれば、ベース板と、該ベース板に設けられた
研磨すべき光ファイバを保持するための保持台と、該保
持台に保持された光ファイバの端面を研磨するための研
磨盤とを有した光ファイバの端面研磨装置における微動
送り装置は、前記ベース板に設けられた固定ヘッドと、
該固定ヘッドに対して可動に設けられ前記研磨盤を支持
する可動ヘッドと、前記固定ヘッドと前記可動ヘッドと
の間に設けられて前記研磨盤が前記光ファイバの.端面
から遠去かる方向に前記可動・\ツドを前記固定ヘッド
に対して偏移させるための偏移手段と、前記固定ヘッド
において回転しうるように設けられた微調カム軸と、該
微調カム軸と共に回転しうる円形の微調カムとを備えて
おり、該微調カムの.中心は、前記微調カム軸の回転中
心から微小寸法だけ偏心されており、前記微調カムの周
面は、前記可動ヘッドに対して前記偏移手段による偏移
力に対向する状態にて接しており、前記微調カム軸の回
転につれて前記微調カムの作用によつて前記・可動ヘッ
ドが前記偏移力に抗して微動させられて前記研磨盤が前
記光ファイバの端面に対して微動させられる。
研磨すべき光ファイバを保持するための保持台と、該保
持台に保持された光ファイバの端面を研磨するための研
磨盤とを有した光ファイバの端面研磨装置における微動
送り装置は、前記ベース板に設けられた固定ヘッドと、
該固定ヘッドに対して可動に設けられ前記研磨盤を支持
する可動ヘッドと、前記固定ヘッドと前記可動ヘッドと
の間に設けられて前記研磨盤が前記光ファイバの.端面
から遠去かる方向に前記可動・\ツドを前記固定ヘッド
に対して偏移させるための偏移手段と、前記固定ヘッド
において回転しうるように設けられた微調カム軸と、該
微調カム軸と共に回転しうる円形の微調カムとを備えて
おり、該微調カムの.中心は、前記微調カム軸の回転中
心から微小寸法だけ偏心されており、前記微調カムの周
面は、前記可動ヘッドに対して前記偏移手段による偏移
力に対向する状態にて接しており、前記微調カム軸の回
転につれて前記微調カムの作用によつて前記・可動ヘッ
ドが前記偏移力に抗して微動させられて前記研磨盤が前
記光ファイバの端面に対して微動させられる。
次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての微動送り装置を原
理的に示している。
理的に示している。
第1図に示すように、この実施例の微動送り装置におい
ては、ベース台1の上に、ほS゛中央部に矩形状穴2A
を設け、下面2Bに2箇所のスプリング受穴2Cにスプ
リング6を設けてなる可動ヘッド2を設置する。前記矩
形状穴2Aの中には、径(φB)の小さノな微調カム軸
3と径(φA)の大きな円形の微調カム4が設けられ、
該微調カム軸3の中心点βと微調カム4の中心点αは、
微小なX寸法だけ偏心させている。
ては、ベース台1の上に、ほS゛中央部に矩形状穴2A
を設け、下面2Bに2箇所のスプリング受穴2Cにスプ
リング6を設けてなる可動ヘッド2を設置する。前記矩
形状穴2Aの中には、径(φB)の小さノな微調カム軸
3と径(φA)の大きな円形の微調カム4が設けられ、
該微調カム軸3の中心点βと微調カム4の中心点αは、
微小なX寸法だけ偏心させている。
微調カム4の下方部には、スプリング6により可動ヘッ
ド2が絶えず上側方向に荷重・が掛つているので可動ヘ
ッド2に固定された銅質なる当金具5に絶えす当接して
いることとなる。このように構成されている微動送り装
置は、先ず前記微調カム4の中心点αと微調カム軸3の
中心点βとの中心点間の差すなわちX寸法を仮に・0.
05Tfrm(50PrrL)とした場合(実際にはX
寸法についてもつと小さく加工することは可能である)
、先ず中心点αを最上位点に位置させて微調カム軸3及
び微調カム4を回転させると中心点αは、中心点βを中
心に移動することになり中心点αが最下位に来たとき、
すなわち中心点αが最上位点から最下位点(半回転)さ
せることにより可動ヘッド2の移動距離はX寸法×2倍
となり0.05Tr$t(50μRrL,)X2=0.
1Tmm(100pm)移動したこととなる。このよう
に、微調カム4の半回転の回転で0.177!77!(
100μm)の範囲でスムーズに可動ヘッド2の移動が
可能である(実際にはもつと寸法の小さな移動も可能で
ある)ので前記微調カム軸3の先端等にマイクロメータ
ーの目盛あるいはダイヤルゲージ等を取付けることによ
り0.001Tfr1n(1PrrL)程度の微動送り
が簡単に可能となる。
ド2が絶えず上側方向に荷重・が掛つているので可動ヘ
ッド2に固定された銅質なる当金具5に絶えす当接して
いることとなる。このように構成されている微動送り装
置は、先ず前記微調カム4の中心点αと微調カム軸3の
中心点βとの中心点間の差すなわちX寸法を仮に・0.
05Tfrm(50PrrL)とした場合(実際にはX
寸法についてもつと小さく加工することは可能である)
、先ず中心点αを最上位点に位置させて微調カム軸3及
び微調カム4を回転させると中心点αは、中心点βを中
心に移動することになり中心点αが最下位に来たとき、
すなわち中心点αが最上位点から最下位点(半回転)さ
せることにより可動ヘッド2の移動距離はX寸法×2倍
となり0.05Tr$t(50μRrL,)X2=0.
1Tmm(100pm)移動したこととなる。このよう
に、微調カム4の半回転の回転で0.177!77!(
100μm)の範囲でスムーズに可動ヘッド2の移動が
可能である(実際にはもつと寸法の小さな移動も可能で
ある)ので前記微調カム軸3の先端等にマイクロメータ
ーの目盛あるいはダイヤルゲージ等を取付けることによ
り0.001Tfr1n(1PrrL)程度の微動送り
が簡単に可能となる。
第2図は、本発明の別の実施例としての微動送り装置の
原理図である。すなわち、ベース台1に凹部1″Aを設
けておき、その凹部1″Aの中に可動ヘッド2を設置す
るものである。可動ヘッド2は、第1図とほぼ同構成て
あるので、同構成の部分は説明を省略する。
原理図である。すなわち、ベース台1に凹部1″Aを設
けておき、その凹部1″Aの中に可動ヘッド2を設置す
るものである。可動ヘッド2は、第1図とほぼ同構成て
あるので、同構成の部分は説明を省略する。
ただし、微調カム4の最下部には、第1図の当金具5の
代わりに、銅質なるボール7(又はロール)を設け、該
ボール7は自在に回転可能に固定具8にて固定する。こ
のような構成である微動送り装置は、前記ボール7と微
調カム4の摺接は両者が回転することと、点接触である
たに回転が非常に滑らかとなり可動ヘッド2の動きもよ
りスムーズな動作となる。
代わりに、銅質なるボール7(又はロール)を設け、該
ボール7は自在に回転可能に固定具8にて固定する。こ
のような構成である微動送り装置は、前記ボール7と微
調カム4の摺接は両者が回転することと、点接触である
たに回転が非常に滑らかとなり可動ヘッド2の動きもよ
りスムーズな動作となる。
又、さらにベース台1″の凹部1″Aの中にすつぱりと
可動ベース2が入り込むので、微動送り装置の送り方向
は上下の縦方向だけでなく、左右又は前後の横方向の送
りも可能となるものである。第3図は、本発明の更に具
体化した別の実施例としての微動送り装置を示している
。
可動ベース2が入り込むので、微動送り装置の送り方向
は上下の縦方向だけでなく、左右又は前後の横方向の送
りも可能となるものである。第3図は、本発明の更に具
体化した別の実施例としての微動送り装置を示している
。
この実施例の微動送り装置は、歯車を利用した減速機構
を取り入れて、更に微細な送りを可能としたものである
。この実施例においては、ベース台10は左側に可動ヘ
ッド室10Aと右側に歯車室10Bを設け、該可動ヘッ
ド室10Aに設置される可動ヘッド2の構成および動作
は、前述の第2図の可動ヘッド2と同一であるので詳細
説明は省略する。一方の歯車室10Bには、可動ヘッド
室10Aの微調カム4より延びている微調カム軸3″の
ほぼ中央部にウォームギヤ11を設けている。該ウォー
ムギヤ11にほぼ直角の角度で対応してなるウォームギ
ヤ12が設け、歯車にて回転力を伝達するようになつて
いる。該ウォームギヤ12には、ウォームギヤ軸13が
連結されていて、その一方の先端側にはマイクロメータ
ー(図示していない)が取付けられている。そして前記
ウォームギヤ11とウォームギヤ12との歯車比はウォ
ームギヤ11の歯車数を多く、ウォームギヤ12の歯車
数を少なくする。例えはその比を10:1とすれば、ウ
ォームギヤ12が5回転するとウォームギヤ11は半回
転することになる。このような構成の微動送り装置に於
いて、前述の如く、微調カム4の中心点αと微調カム軸
3″の中心点βの差すなわちX寸法を0.05順(50
μm)とすると可動ヘッド2の最大移動量は0.1W0
fL(100pm)となりウォームギヤは5回転しない
と0.1TmI!L(100PrrL.)移動しないこ
ととなる。
を取り入れて、更に微細な送りを可能としたものである
。この実施例においては、ベース台10は左側に可動ヘ
ッド室10Aと右側に歯車室10Bを設け、該可動ヘッ
ド室10Aに設置される可動ヘッド2の構成および動作
は、前述の第2図の可動ヘッド2と同一であるので詳細
説明は省略する。一方の歯車室10Bには、可動ヘッド
室10Aの微調カム4より延びている微調カム軸3″の
ほぼ中央部にウォームギヤ11を設けている。該ウォー
ムギヤ11にほぼ直角の角度で対応してなるウォームギ
ヤ12が設け、歯車にて回転力を伝達するようになつて
いる。該ウォームギヤ12には、ウォームギヤ軸13が
連結されていて、その一方の先端側にはマイクロメータ
ー(図示していない)が取付けられている。そして前記
ウォームギヤ11とウォームギヤ12との歯車比はウォ
ームギヤ11の歯車数を多く、ウォームギヤ12の歯車
数を少なくする。例えはその比を10:1とすれば、ウ
ォームギヤ12が5回転するとウォームギヤ11は半回
転することになる。このような構成の微動送り装置に於
いて、前述の如く、微調カム4の中心点αと微調カム軸
3″の中心点βの差すなわちX寸法を0.05順(50
μm)とすると可動ヘッド2の最大移動量は0.1W0
fL(100pm)となりウォームギヤは5回転しない
と0.1TmI!L(100PrrL.)移動しないこ
ととなる。
すなわちウォームギヤ12の1回転で0.02prrL
.(20p7TL)のみ可動ヘッド2が移動することと
なり前記ウォームギヤ軸13の一方の先端側に取付けら
れたマイクロメーターの目盛により0.0017r0n
(1p7n.)以下の微小な微動の送りも確認できる微
動送り装置になることが明らかである。第4図は、本発
明の更に別の実施例を示すもので、第3図のウォームギ
ヤ11及び12を平形ギヤにしたものである、すなわち
ベース10の歯車室10Bの中には、微調カム軸3″に
平行ギヤ11Aを設け、それと平行に対応して、平形ギ
ヤ12Aが平行ギヤ軸13Aと連結されて設けられてい
る。
.(20p7TL)のみ可動ヘッド2が移動することと
なり前記ウォームギヤ軸13の一方の先端側に取付けら
れたマイクロメーターの目盛により0.0017r0n
(1p7n.)以下の微小な微動の送りも確認できる微
動送り装置になることが明らかである。第4図は、本発
明の更に別の実施例を示すもので、第3図のウォームギ
ヤ11及び12を平形ギヤにしたものである、すなわち
ベース10の歯車室10Bの中には、微調カム軸3″に
平行ギヤ11Aを設け、それと平行に対応して、平形ギ
ヤ12Aが平行ギヤ軸13Aと連結されて設けられてい
る。
該平行ギヤ軸13Aの一方の先端側には、ベース10よ
り外側に設けられたマイクロメーター15が設けられて
いる。このように構成されている歯車減速機構であると
、可動ヘッド2、微調カム牡微調カム軸3″、平行ギヤ
11A,12A及びマイクロメーター15が全て平行的
に並べられているので従来横長の加工機又は測定機が多
いことからこのような横長微動送り装置は利用範囲は多
いものとなる。第5図は、前述したような本発明の微動
送り装置を利用した光ファイバの端面研磨装置を示す一
部破断概略正面図であり、第6図は、第5図の装置の一
部破断概略平面図てある。
り外側に設けられたマイクロメーター15が設けられて
いる。このように構成されている歯車減速機構であると
、可動ヘッド2、微調カム牡微調カム軸3″、平行ギヤ
11A,12A及びマイクロメーター15が全て平行的
に並べられているので従来横長の加工機又は測定機が多
いことからこのような横長微動送り装置は利用範囲は多
いものとなる。第5図は、前述したような本発明の微動
送り装置を利用した光ファイバの端面研磨装置を示す一
部破断概略正面図であり、第6図は、第5図の装置の一
部破断概略平面図てある。
この端面研磨装置は、主として、ベース板30、回転台
40、研磨盤50、可動ヘッド60、固定ヘッド70、
モーター80及び本発明による微動送り装置90とから
成つている。ベース板30に回転台40と固定ヘッド7
0が固定されており、回転台40には、被加工物である
光ファイバケーブル25を連結してなる光コネクタ用フ
エルール20が端面固定台42により取付けられている
。
40、研磨盤50、可動ヘッド60、固定ヘッド70、
モーター80及び本発明による微動送り装置90とから
成つている。ベース板30に回転台40と固定ヘッド7
0が固定されており、回転台40には、被加工物である
光ファイバケーブル25を連結してなる光コネクタ用フ
エルール20が端面固定台42により取付けられている
。
このフエルール20は必要に応じて回転台40に取付け
、取外し可能となつている。前記固定ヘッド70の左側
面には、回転スピンドル65及び研磨盤50を設けた可
動・\ツド60が雄形■字案内66と雌形■字案内71
と嵌挿介入して設けられている。
、取外し可能となつている。前記固定ヘッド70の左側
面には、回転スピンドル65及び研磨盤50を設けた可
動・\ツド60が雄形■字案内66と雌形■字案内71
と嵌挿介入して設けられている。
又、固定ヘッド70の右側面には、モーター80が固定
ボルト82により固定されている。さらに、固定ヘッド
70の中央部75には、前記の微動送り装置90の歯車
部91が設けられている。前記の研磨盤50の下部には
リング状のレジノイドダイヤモンド砥石51が設けられ
研磨盤50はスピンドル65及びVフリー67と連結さ
れている。
ボルト82により固定されている。さらに、固定ヘッド
70の中央部75には、前記の微動送り装置90の歯車
部91が設けられている。前記の研磨盤50の下部には
リング状のレジノイドダイヤモンド砥石51が設けられ
研磨盤50はスピンドル65及びVフリー67と連結さ
れている。
前記可動ヘッド60の下部面61にはスプリング受穴6
2を設け、そのスプリング受穴62にスプリング63を
挿入し、スプリング受金具64にてスプリング63を受
けている。
2を設け、そのスプリング受穴62にスプリング63を
挿入し、スプリング受金具64にてスプリング63を受
けている。
前記固定ヘッド70には、その外側の前側面に前凹部7
2が、その後側面には、後凹部72″が設けられている
。
2が、その後側面には、後凹部72″が設けられている
。
固定ヘッド70の右側面73にはモーター80の取付部
81をボルト82により固定されている。モーター80
には、■フリー83が設けられベルト84にて、■フリ
ー67にて連結され回転力が伝達されるようになつてい
る。前記固定ヘッド70の前凹部72には、微調ハンド
ル92が設けられており、微調ハンドル92の前方には
微調目盛93とハンドル軸94が設けられ、該ハンドル
軸94のほぼ中央部には、ウォームギヤ95が取付けら
れ複数個のベアリング96により回転可能に固定ヘッド
70に固定されている。前記ウォームギヤ95と対応し
、該ウォームギヤ95とほぼ直角に回転軸を有するウォ
ームギヤ97が設けられている。該ウォームギヤ97は
、ノックピン98により円形の微調カム100の微調カ
ム軸99に固定されている。該微調カム軸99は、複数
個のベアリング101により回転可能に固定ヘッド70
に固定されている。前記微調カム100の下部には、可
動ヘッド60に固定された微調当金具102が設けられ
微調カム100の回転に従い可動ヘッド60と共に上下
に微動する。
81をボルト82により固定されている。モーター80
には、■フリー83が設けられベルト84にて、■フリ
ー67にて連結され回転力が伝達されるようになつてい
る。前記固定ヘッド70の前凹部72には、微調ハンド
ル92が設けられており、微調ハンドル92の前方には
微調目盛93とハンドル軸94が設けられ、該ハンドル
軸94のほぼ中央部には、ウォームギヤ95が取付けら
れ複数個のベアリング96により回転可能に固定ヘッド
70に固定されている。前記ウォームギヤ95と対応し
、該ウォームギヤ95とほぼ直角に回転軸を有するウォ
ームギヤ97が設けられている。該ウォームギヤ97は
、ノックピン98により円形の微調カム100の微調カ
ム軸99に固定されている。該微調カム軸99は、複数
個のベアリング101により回転可能に固定ヘッド70
に固定されている。前記微調カム100の下部には、可
動ヘッド60に固定された微調当金具102が設けられ
微調カム100の回転に従い可動ヘッド60と共に上下
に微動する。
このような構成からなる端面研磨装置における光コネク
タのフエルール20及びそこに挿入された光ファイバの
端面の研磨動作について以下説明する。
タのフエルール20及びそこに挿入された光ファイバの
端面の研磨動作について以下説明する。
先ず第5図に明確に示しているように光ファイバ25を
連結してなる光コネクタ用フエルール20を前記回転台
40の側面に端面固定台42にて取付ける。次にモータ
ー80を回転させベルト84にて回転をスピンドル65
及びレジノイドダイヤ砥石51を取付けた研磨盤50に
伝達させる。
連結してなる光コネクタ用フエルール20を前記回転台
40の側面に端面固定台42にて取付ける。次にモータ
ー80を回転させベルト84にて回転をスピンドル65
及びレジノイドダイヤ砥石51を取付けた研磨盤50に
伝達させる。
前記モーター80により回転されたレジノイドタイヤ砥
石51に回転台40に取付けられたフエ・ルール20及
び光ファイバの端面2『を当接させて該端面を研磨する
ことになる。
石51に回転台40に取付けられたフエ・ルール20及
び光ファイバの端面2『を当接させて該端面を研磨する
ことになる。
この場合、端面の研磨代は、0.001T0IL台の寸
法、すなわち1pm台の微小な寸法であり、前記可動ヘ
ッドの上下の可動は100分の1μm台の微動の目盛が
読み取れなければならない。そのために、本発明による
微動送り装置90としては、ウォームギヤ95とウォー
ムギヤ97との歯車比を1:60としている。またさら
に微調カム100と微調カム軸99の各中心点αとβの
差すなわちX寸法は0.3Twt(300pwL.)と
している。微調カム軸99の中心点βは固定され、微調
カム100の中心点αは、それが回転することによつて
、前記中心点βを中心■こして回転することになる。故
に、微調カム100の中心点αが最上位点から最下位点
まで移動すると0.6?(600pm.)移動すること
となる。この際、微調ハンドル92は、前述の如く歯車
比1:60であるので30回転させると微調カムは半回
転と−なり前記の0.6T!r!n(600PrrL.
)移動することになる。微調ハンドル92は1回転で中
心点αの上下の移動量は0.02噸(20pm)である
。微調ハンドル92には、微調目盛93が設けてあり、
この微調目盛93は、10紛の1pm台の目盛は可能で
゛ある。以上、説明した実施例は、ウォームギヤ95,
97の歯車比が1:60でx寸法が0.3mとしたが、
これににこだわる必要がなく、他のものとすることも可
能であり、微動送りの応用範囲は広範囲となるものであ
る。
法、すなわち1pm台の微小な寸法であり、前記可動ヘ
ッドの上下の可動は100分の1μm台の微動の目盛が
読み取れなければならない。そのために、本発明による
微動送り装置90としては、ウォームギヤ95とウォー
ムギヤ97との歯車比を1:60としている。またさら
に微調カム100と微調カム軸99の各中心点αとβの
差すなわちX寸法は0.3Twt(300pwL.)と
している。微調カム軸99の中心点βは固定され、微調
カム100の中心点αは、それが回転することによつて
、前記中心点βを中心■こして回転することになる。故
に、微調カム100の中心点αが最上位点から最下位点
まで移動すると0.6?(600pm.)移動すること
となる。この際、微調ハンドル92は、前述の如く歯車
比1:60であるので30回転させると微調カムは半回
転と−なり前記の0.6T!r!n(600PrrL.
)移動することになる。微調ハンドル92は1回転で中
心点αの上下の移動量は0.02噸(20pm)である
。微調ハンドル92には、微調目盛93が設けてあり、
この微調目盛93は、10紛の1pm台の目盛は可能で
゛ある。以上、説明した実施例は、ウォームギヤ95,
97の歯車比が1:60でx寸法が0.3mとしたが、
これににこだわる必要がなく、他のものとすることも可
能であり、微動送りの応用範囲は広範囲となるものであ
る。
本発明の微動送り装置は、前述したような構成であるの
で、従来の微動送り装置と比較して次のような利点を有
している。
で、従来の微動送り装置と比較して次のような利点を有
している。
(1)非常に微小なる寸法(例えば1μTr7.)の微
動送りが可能である。
動送りが可能である。
(2)微動送りには精密小細ピッチねじが不要であるの
で、加工性がよくコストも安価に製造しうる。
で、加工性がよくコストも安価に製造しうる。
(3)小細ねじを使用しないので、微動送りの許容荷重
は、特に小さくなることがなく、かなりの荷重まで耐え
られるので、被加工物、被測定物を限定する必要がない
。
は、特に小さくなることがなく、かなりの荷重まで耐え
られるので、被加工物、被測定物を限定する必要がない
。
(4)小細ねじを使用していないので、ねじによる嵌合
の遊び(スキ間)がなく、またねじ回転による摩耗もな
いので誤差の発生が少ない。
の遊び(スキ間)がなく、またねじ回転による摩耗もな
いので誤差の発生が少ない。
第1図は本発明の一実施例としての微動送り装置を原理
的に示す図、第2図は本発明の別の実施例としての微動
送り装置を原理的に示す図、第3図は本発明の更に具体
化した別の実施例としての微動送り装置を示す図、第4
図は本発明の更に別の実施例を示す図、第5図は本発明
の微動送り装置を利用した光ファイバの端面研磨装置を
示す一部破断概略正面図、第6図は第5図の装置の一部
破断概略平面図てある。 1・・・・・・ベース台、2・・・・・・可動ヘッド、
3・・・・・・微調カム軸、4・・・・・・微調カム、
5・・・・・・当金具、6・・・・・・スプリング。
的に示す図、第2図は本発明の別の実施例としての微動
送り装置を原理的に示す図、第3図は本発明の更に具体
化した別の実施例としての微動送り装置を示す図、第4
図は本発明の更に別の実施例を示す図、第5図は本発明
の微動送り装置を利用した光ファイバの端面研磨装置を
示す一部破断概略正面図、第6図は第5図の装置の一部
破断概略平面図てある。 1・・・・・・ベース台、2・・・・・・可動ヘッド、
3・・・・・・微調カム軸、4・・・・・・微調カム、
5・・・・・・当金具、6・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベース板と、該ベース板に設けられ研磨すべき光フ
ァイバを保持するための保持台と、該保持台に保持され
た光ファイバの端面を研磨するための研磨盤とを有した
光ファイバの端面研磨装置における微動送り装置におい
て、前記ベース板に設けられた固定ヘッドと、該固定ヘ
ッドに対して可動に設けられ前記研磨盤を支持する可動
ヘッドと、前記固定ヘッドと前記可動ヘッドとの間に設
けられて前記研磨盤が前記光ファイバの端面から遠去か
る方向に前記可動ヘッドを前記固定ヘッドに対して偏移
させるための偏移手段と、前記固定ヘッドにおいて回転
しうるように設けられた微調カム軸と、該微調カム軸と
共に回転しうる円形の微調カムとを備えており、該微調
カムの中心は、前記微調カム軸の回転中心から微小寸法
だけ偏心されており、前記微調カムの周面は、前記可動
ヘッドに対して前記偏移手段による偏移力に対向する状
態にて接しており、前記微調カム軸の回転につれて前記
微調カムの作用によつて前記可動ヘッドが前記偏移力に
抗して微動させられて前記研磨盤が前記光ファイバの端
面に対して微動させられることを特徴とする微動送り装
置。 2 前記微調カムの周面は、前記可動ヘッドに固定され
た平板状当接具との摺接を介して前記可動ヘッドに接し
ている特許請求の範囲第1項記載の微動送り装置。 3 前記微調カムの周面は、前記可動ヘッドの固定具内
にて回転自在に設けられたボール状又はロール状部材と
の摺接を介して前記可動ヘッドに接している特許請求の
範囲第1項記載の微動送り装置。 4 前記微調カム軸は、微調用ダイヤルにより減速機構
を介して回転される特許請求の範囲第1項又は第2項又
は第3項記載の微動送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8459382A JPS6051988B2 (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 光ファイバの端面研摩装置における微動送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8459382A JPS6051988B2 (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 光ファイバの端面研摩装置における微動送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58202769A JPS58202769A (ja) | 1983-11-26 |
JPS6051988B2 true JPS6051988B2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=13834976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8459382A Expired JPS6051988B2 (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 光ファイバの端面研摩装置における微動送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051988B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06294B2 (ja) * | 1986-09-03 | 1994-01-05 | 新明和工業株式会社 | 位置決め装置 |
US5157872A (en) * | 1990-11-28 | 1992-10-27 | Bando Kagaku Kbushiki Kaisha | Control apparatus for grinding machine |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP8459382A patent/JPS6051988B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58202769A (ja) | 1983-11-26 |
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