JPS60518Y2 - 早送り装置付減速機構 - Google Patents

早送り装置付減速機構

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Publication number
JPS60518Y2
JPS60518Y2 JP1976167444U JP16744476U JPS60518Y2 JP S60518 Y2 JPS60518 Y2 JP S60518Y2 JP 1976167444 U JP1976167444 U JP 1976167444U JP 16744476 U JP16744476 U JP 16744476U JP S60518 Y2 JPS60518 Y2 JP S60518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
rotary shaft
shaft
protrusion
feed device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976167444U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5383974U (ja
Inventor
典昭 山浦
Original Assignee
日本マランツ株式会社
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Publication date
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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バーニアダイヤルに適用して便利な早送り装
置付減速機構に係るものである。
従来、バーニアダイヤルは、固定筒の中に複数のローラ
を介して回転軸を支持腰該軸の回転によりその回転に伴
って自転公転するローラの公転を取り出して後続機構を
減速回転する減速機構を備えている。
この種のものは、減速される点では良いが、時には早送
りしたい場合もあり、その時には甚だ都合が悪い。
本考案は、斯かる欠点を改良しようとするものである。
以下、図示の実施例について説明する。
図示のものは、バーニアダイヤルであり、図に於いて、
1は、固定筒、2・・・は、該固定筒内にそれぞれ適宜
間隔L・・・を保有させて転動自在に配した複数のロー
ラ、3は、これらのローラで回転自在に支持して固定筒
1の中心に位置し且つ出入摺動自在に設けた回転軸、4
は、該回転軸の適所に突設して回転軸の引き出しにより
ローラ間へ遊挿させるよう設けた突子である。
5は、上記回転軸3に取り付けたつまみ、6は、上記ロ
ーラ2・・・を軸支してローラ2・・・の公転で回転す
るよう設けた目盛板、7は、該目盛板に隣接させて上記
固定筒1に一体に設けた指標付円板、8は、上記ローラ
2・・・を上記目盛板6と共に軸支してローラ2・・・
の公転を後続機構へ伝える継手である。
如上の構成であるから、突子4がローラ間に入っていな
いときには、つまみ5を以て回転軸3を回すと、ローラ
2・・・が自転公転し、その公転が継手8に伝えられ、
継手8に従ってこれに連なる後続機構が従来通り減速回
転される。
次に、つまみ5を以て回転軸3を引き出すと、突子4が
ローラ間に遊挿され、回転軸3を回すと、突子4が左又
は右のローラ2に衝突するまでの間は、ローラ2が自転
公転して上記減速回転が得られるが、衝突後は、ローラ
2・・・の自転が止まり、ローラ2・・・は、固定筒1
に対してスリップして回転軸3と一体的に公転するだけ
となり、減速作用が除かれて、継手8が回転軸3と等速
回転することになって、継手8従って後続機構が早送り
回転される。
又、この早送り回転を、所定の箇所をわずかに行き過ぎ
なるまで行った後、引き続いて回転3を逆方向に回すと
、上記間隔り内に於ける突子4の移動範囲内に於いて、
上記減速回転が得られる。
本考案によれば、突子4をローラ間へ挿入しない状態に
於いて、回転軸3を回すことにより、ローラの自転公転
を以て後続機構を減速回転させることができることは勿
論のこと、回転軸3を軸方向に移動して突子4をローラ
間へ挿入させ、突子4をローラに突き当らせながら回転
軸3を回すことにより、ローラの公転を回転軸3の回転
と一致させることができて、後続機構を早送り回転させ
ることができる。
又、突子4がローラ間にあるときは、突子4は、左右の
ローラに突き当るまではローラに対して接近・離間可動
であり、この突子4の移動範囲内に於いてなおローラを
自転公転回させることができるから、早送り回転態勢に
於いて、回転軸3を一方に回転して、所定のところをわ
ずかに行き過ぎるまで早送り回転を得た後、引き続き、
回転軸3を逆方向に回転することによって、突子4の上
記移動範囲内に於いて逆方向の減速回転が得られて、こ
の逆方の減速回転により上記行き過ぎを微動補正できる
従って、バーニアダイヤル等に用いて早送りと微動とが
個別に、又は、連続させて、迅速で確実な調整が得られ
る。
しかも、突子4をローラ間へ出入自在に遊挿させる極め
て簡単な構成で、上述の3様の動作が得られて、実用上
類る有益であり、更に、突子4をローラ間へ遊挿させる
のであるから、その挿入が極めて容易に行える特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る早送り装置付減速機構の実施例を示
すものであり、第1図は正面図、第2図は縦断側面図、
第3図は第2図■−■線の断面図である。 1・・・・・・固定筒、2・・・・・・ローラ、3・・
・・・・回転軸、4・・・・・・突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定筒1の中に複数のローラ2・・・を介して回転軸3
    を支持し、該軸3の回転によりその回転に伴って自転公
    転するローラ2・・・の公転を取り出して後続機構を減
    速回転する減速機構に於いて、上記ローラ2・・・間に
    それぞれ間隔りを隔て、回転軸3に該回転軸を軸方向に
    移動することによりそのローラ間へ遊挿させることので
    きる突子4を突設したことを特徴とする早送り装置付減
    速機構。
JP1976167444U 1976-12-14 1976-12-14 早送り装置付減速機構 Expired JPS60518Y2 (ja)

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JP1976167444U JPS60518Y2 (ja) 1976-12-14 1976-12-14 早送り装置付減速機構

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Publication Number Publication Date
JPS5383974U JPS5383974U (ja) 1978-07-11
JPS60518Y2 true JPS60518Y2 (ja) 1985-01-09

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ID=28775126

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