JPS60500599A - 心室頻拍予測方法および装置 - Google Patents

心室頻拍予測方法および装置

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JPS60500599A
JPS60500599A JP58501031A JP50103183A JPS60500599A JP S60500599 A JPS60500599 A JP S60500599A JP 58501031 A JP58501031 A JP 58501031A JP 50103183 A JP50103183 A JP 50103183A JP S60500599 A JPS60500599 A JP S60500599A
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ネトラバリ,アラン・ナラヤン
シトリツク,デービツド・ハワード
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アリスミア・リサ−チ・テクノロジ−・インコ−ポレ−テッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 心室頻拍予測方法および装置 技術分野 本発明は、心電図記録法に関し、特に患者における心室の潜在的な頻拍症状の予 測のだめの改善された方法および装置に関する。
背景技術 急性不整脈からの急死は、心筋梗塞症の発症後最初の数時間において生じる大き な危険である。最初の数日間は、心室の不整脈の発症頻度は約90%である。不 整脈の発生率は最初の数日後にはかなり減少するが、心筋梗塞症患者にとっては 依然として大きな危険を伴なうものである。統計的に見れば、治療を行なわなけ れば、全ての梗塞症患者の約50%が最終的には心室注不整脈で死亡することに なる。
不整脈に移行しようとする患者の傾向を繰返しかつ一貫して予測することができ ることが必要である。信号の平均化手法を用いるいくつかの追跡装置が、心室頻 拍の症状を呈する患者および動物における最近の心電図のQRSおよびSTセグ メントにおける小さな高い頻度の電位を生体表面において検出している。(19 78年のExcerpta Medica ,Ams t erdam,E.S andoe等編集の「心室性頻拍症の管理−MexiLentineの役割」8 0〜82頁におけるUther等著『再発性の心室頻拍症患者のベクトル心電図 における低い振幅の遅れを伴う活性信号の信号平均化による検出法」参照) D r、Utheデ等は、このような電位は健康な若い人達には生じないことを発見 し、またこれらの電位は心筋症の遅れのある減極領域を呈することを示唆した。
明らかなように、もし心筋梗塞症患者の遅れたQESにおける高い頻度の信号が 心室頻拍症の徴候のある全てではなくともほとんどの梗塞症患者において一致す ることが示されるならば、重要な新しい診断の具が得られることになる。しかし 、QESJR波群における高い頻度の信号の遅れを正確に隔離することは技術的 に極めて難しい。比較的低い頻度の部分を取除いて高い頻度の信号内容について 遅れたQESを分析するためフィルタを使用しなければならない。不都合なこと には、略々全てのフィルタが、比較的高いエネルギの付加の後ある期間tic> いて従来技術における「リング」を使用した。このリング操作は、QESにおけ るどんな振幅が低く頻度が高い部分も有効にこれを隠蔽する。
ある従来技術の装置は、種々の解像力において波形をプロットまたは表示を行な うことによってリンギングの問題に対処し、医師に対して予測の手掛りを残した 。従来技術において使用されてきた別の試みは、QRF;の末尾を分析するため 波形を逆時間フィルタに掛け、次いで波形を順時間フィルタに掛けてQR8部分 の始まりを決定してこれからQR8部分の幅を演鐸する。従来の装置において使 用されたフィルタは、王として循環型の鋭敏な遮断フィルタであった。
心電図分析装置を用いてインシルバニア大学のM。
5trnSon博士の指導の下で行なわれた大がかシな臨床試験においては、心 室頻拍に苦しむ心筋梗塞症後の患者の92チが実際にその遅れたQR8信号にお ける顕著な頻度の信号の末端を呈することが判った。この信号は、心室頻拍が全 くない梗塞症発症後の患者の僅かに7%において存在するに過ぎない。更に、心 室頻拍に苦しむ患者は、心室頻拍の見られない患者よりも実質的に長い持続期間 のQR8信号を呈することが判った。
発明の開示 本発明の目的は、フィルタのリンギングの問題を克服しながら単方向の時間フィ ルタ操作による潜在する心室頻拍の予測を行なうことKある。
本発明の例示された実施態様のいくつかによれば、患者のX、Y、Z@力方向心 電図信号の各々がアナログ値からディジタル値へ変換され、格納され、次いで通 常の即ち典型的なQR8波形を選択するため処理される。この選択された波形は 、比較的ノイズのない複合QR8を得るため数百ビートにわたって平均化された 信号である。
X、 Y%Z軸のディジタルQR8信号の後の部分は、次いで、順時間または逆 時間の方向に適合する有限インパルス応答型高域フィルタに対して加えられる。
この有限インパルス応答型フィルタ処理は、リンギング効果をフィルタ出力から 取除くことを可能にする。その結果生じるフィルタ出力を組合せて複合フィルタ QRS波形を形成する。フィルタ後の複合波の40ミリ秒の遅れは隔離され、心 室頻拍の履歴に対する性向を示す高い頻度のエネルギ内容のレベルの表示を得る べく測定される。心室頻拍の性向の二次的な表示を行なうその全期間を判定する ため全体的なQR8波形もまた同時に処理される。
本発明の他の特徴および利点については、図面に関して以下の詳細な記述を照合 すれば更に容易に明らかになろう。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の電子作用による実施態様のブロック図、 第2図は本発明のマイクロプロセッサによる実施態様のブロック図、 第3図は本発明の一実施態様艮よる入力波形の重合せの状態を示すグラフ、 j 第4A図乃至第4C図は、汎用有限インパルス応答(FIR)型フィルタを 示すグラフ、 第5A図乃至第5B図は第4A図の低域フィルタを用いて構成された高域フィル タと対応するFIRフィルタに対する例示した入力に対するフィルタの出力応答 を示すグラフ、 第6図は第4C図の低域フィルタを用いて構成された高域フィルタと対応するF IR高域フィルタの応答を示すグラフ、 第7図はFIRフィルタの一実施例を示す図、第8図は適合FIRフィルタの一 実施例を示す図、第9図乃至第11図は、本発明の一実施例によυ用いられる如 き有限インパルス応答型フィルタを示すグラフ、第12図乃至第14図は本発明 の別の実施態様によシ用いられる如き有限インパルス応答フィルタを示すグラフ 、および 第15図は本発明の一実施例によるECG入力からの潜在的心室頻拍の予測のた め用いられる全体的な処理のフローを示す簡単なフロー・チャートである。
明を実施するだめの最良の形態 先ず第1図においては、本発明により構成された装置のブロック図が示されてい る。リード10.12,14d各々心電図の二極型を極リードであ6゜Xリード の電極は、第4肋間(第4と第5肋骨間の左腕下位)Kおける患者の腋窩中央線 に対して付加される。Yリードの電極は、胸骨の上側と左脚基部に配置される。
7. リードの電極は「V2」位置(乳頭線における胸骨の左方)にあり、他方 は直後にある。各X、Y、Zリード(10,12,14)は、3つのECG増巾 器90(アナログ装置モデル283J隔離増巾器の如き)の各々に対して接続さ れている。各増巾器の出力は、スイッチ接点に対して送られ、スイッチ103を 経て低域フィルタ110に対して送られる。フィルタ110は、250#z よ シ高い全ての信号を特性的に減衰させる。フィルタ110からの川6 カはアナログ/ディジタル・コンバーター20に対して送られ、このコンバータ はミリ秒単位で入力電圧をサンプルしてこれを12ビツトの2進信号に変換する (毎秒1000サンプルのサンプリング速度で使用されるアナログ装置Ad57 2の如き)。A/Dコンノζ−夕120からの時間セグメントは、テープ、ディ スク、半導体メモリーその他の電子装置または磁気記憶装置の如き記憶装置13 0においてサンプルされた順序で格納される。
X%YおよびZリードのECG信号(100,101,102)ti、スイッチ 103の処理によルフィルター10およびA/Dコンバーター20に対して逐次 接続される。
フィルター10は、どんな数の処理機能によっても置換することができる。各フ ィルタからの出力H133秒間サンプルされて、記録された信号の必要な持if c’を行なう。
゛あるいはまたスイッチ103は、各ECGサイクルの間X、 Y%Zリードの 信号を同時に測定するだめのマルチプレクサでもよい。更に、スイッチ103は 除去することができ、各々がアナログ・フィルター10を有する3つの個々の処 理経路および1つのA/Dコンノ(−タ120#′i各アナログ・フィルター1 0と接続されたX1Y、Z増巾器の各々に対し、また二次記憶装置130と接続 された各A/Dコンバーター20に対して接続することができる。
このような代替例のいずれかにおいては、−続きの記録されたX%Y%Zリード の信号を記録するためには僅かに133秒の期間が必要となる。
ECGのリードはしばしば多位相とな9、ノイズを含み、あるいは余分なうなり 波を含む。従って、最良の明瞭なトリガーおよび尋常な出力を有する基準値のた めのECGリードを選択することが望ましい。X、Y、Zのいずれも選択可能で あるが、実験によればZリードが通常最適であることを示した。
ZリードのECG増巾器(90L)からの出力もまた基準コンパレータ140の 入力*に接続されている。信号の整形のため帯域フィルタ(8〜40Hzの如き )を増巾器90からのECGリード出力信号(例えば、102)と基準コンパレ ータ140との間に挿入することができる。基準電圧を基準コンパレータ140 の第2の入力側に対して接続し、このコンパレータは比較レベルを設足する。Z  IJ−ドのECG信号のQR8部分が回線102上に現われて基準電圧を通過 する時、基準コンパレータがAIDコンバータの対応する時間セグメント出力と 共に記録される基準ビットを生成する。この基準ビットは、選択および平均化の 目的のため全てのQR8波を相互に重合させることを可能にする。あるいはまた 、基準コンパレータは、電圧レベルに加えあるいはその代りにパラメータを使用 することができる。例えば、基準ビット位置の確立のため最大または最小勾配を 使用することができる。基準時間ハリード間(X%Y%Z)、およびECGサイ クル間の共通の時間となる。
波形のサンプルは二次記憶装置130から取出され、編集機能150が行なわれ る梗塞の一次記憶装置に置かれる。この編集機能は、基準でない波形を捨てるた め特徴の選択と関連して作用する。あるいはまた、大容量の一次記憶装置が使用 可能である場合には、二次記憶装置の使用の必要はない。波形の特定の特徴は実 験等によ勺基準として予め選択され、この基準と一致しない波形は特徴選択装置 160によって捨象される。基準と一致する全ての波形はノイズ低減のため平均 化される。このような編集済みの平均化された波形は、次に接続節点155を経 て有限インパルス応答型であることが望ましい適合型ディジタル高域フィルタ1 70に対して送られ、またECG入力のQR8W/、波群のピーク値を見出すピ ーク値ファインダ180に対して送られる。ディジタル・フィルタ応答は図示さ れた実施例におけるこのピークの発見機能であり、順方向および逆方向の両フイ ルり操作を必要とせず、従って順もしくは逆方向のいずれか一方のみで充分であ る。フィルタ出力は2つのサブシステム200および210に対して送られる。
1つのサブシステム200は、ECG入力のQR8部分の末端における高(、N 頻度のエネルギ量決定のための手段を提供する。QR8部分の末端は後で記述す るように最初に正確に決定され、次いでこの末端におけるエネJレギが測定され る。フィルタされた出力175は、節点155における信号力1らのQRflI R波群の持続期間を決定する手段210によシ分析される。QR8の持続期間お よび高い頻度の末端の内容は、心室頻拍の予測のため判定装置220によって実 験的に得た基準値と相関させられる。例えば、QR8R波群およびQR8m波群 の末端における高い頻度のエネルギの両方またはいずれか一方の持続期間に基い て、判定および表示装置220によって診断を行なうことができる。もしこれら 両方の表示装置が正であって心室頻拍を示すならば、診断は正となる。もしこの 両方が負であれば、診断は負となる。もしこれら表示装置の一方が正であシ他方 がそうでなければ、判定サブシステム220は競合データの表示を行なうことが でき、また新たなデータを確認のため取ることができる。外科医が処理中の編集 済み/平均化波形を見て独立的な判定を行なうことができるように、プ;ツタま たはCRTもまた使用することができる。もしピーク・ファインダ・サブシステ ム180がある特定の実施態様において構成されなければ、EcG入力のQR3 II波群のピークを判定するため編集済み/平均化波形の人間による検査を行な うことができる。本発明の実施のためピークの正確な場所を知る必要はなく、近 似的なピークの位置で充分である。
第1図の別の実施態様においては、フィルター70はそれぞれ第1と第2のフィ ルタ装置170Aおよび170Bからなるものでよい。編集装置150の信号出 力は有限インパルス応答型フィルター70Aの入力側に接続されるが、ここで時 点t、およびt、が入力信号が予め選10 定されたレベル(50μVの如き)を超える開始点と終了点として識別される。
利得信号が前記の時間間隔1゜乃至t、の間に生成される。編集装置150の信 号出力もまた、ある利得制御入力を有する無限または有限インパルス応答型フィ ルタでよいフィルタ装置170Bに対して与えられる。フィルタ170Bの利得 はフィルタ170Aの利得制御出力によ〕減衰され、これKよルQR8波形の高 振幅高頻度部分においてフィルタ170Bの利得を抑制する。このため、リンギ ングの弊害を低減し、単方向のフィルタ作用を可能にする。
第2図においては、第1図の装置の別の実施例が示される。このサブシステムの 第1図の編集150、特徴の選択160、ディジタル・フィルタ作用170、ピ ークの見出し180%QR8の韓波群の持続期間中210QR8の終シにおける 高い周波数のエネルギ量に対する処理200、および判断および表示装置220 の諸機能が、コンピュータ・プログラムを用いてコンピュータ・システム内に構 成される。このコンピュータ・システムハ、マイクロプロセッサに基〈システム 、ミニコンピユータまたは他のコンピュータからなるものとすることができる。
充分な速度で必要な機能を実施するいくつかの妥当な高価でないマイクロプロセ ッサがある。
次に、第1図および第2図のシステムの作用の全般的な記述を行なう。第1に、 ECG入力のXリードの波形の確立のため分析される。(あるいはまた、ECG 入力のXまたFiyv−ドの波形は基準値の決定のため最初に分析することがで きる。)これは、アナログ・フィルタ処理がなされ、サンプルされ、計数化され て格納(ここでディジタル・フィルタ作用が用いられる)され、(前取て決定さ れた)基準電圧と比較され、基準ビットが基準電圧と等しいXリードの波形値と 対応する時間セグメントにおいて生成される。サンプルされる新たな各波形はこ の時以上に述べたように基準ビットを用いて処理される。各ECGサイクル毎に 512のサンプルが用いられる場合、各サンプルが後でシステムによシ使用され るECG入力のX、YおよびZの波形の各々について低速の二次記憶装置(また は、使用可能な場合には大型の一次記憶装置の一部)に格納される。基準ビット 手法は、装置による分析において不適正な波形が用いられることを排除するため 使用することができるものの1つである。
第3図においては、−波形重合せ法を示すグラフが示されている。サイクル毎に 波形の相互の適正な重合せを行なうための多くの手法が使用可能である。下記の 代替例を事例として列挙する。即ち、 (1)入力する波形は、ピーク電圧値vpの如き1つの値と比較され、入力する 波形がピーク電圧と等しくなる時点が記録書れる。他の入力波形は、各々がこの 1つの時点に関して適正に重合されるようにシフトされる。
(2)第3図に示されるように、入力波形はいくつかの基準電圧、および入力波 形において生じたこれら電圧が2 記録される時点と比較される。次いで、これらの基準電圧に対する整合状態が最 良となるまで各入力波形が左右にシフトされる。第3図に示されるように、実線 250が新たな波形とな’) 、Vs 、 Vt 、VsおよびV4 は前に定 められた基準波形260(点線)からの基準電圧となる。
実線の波形を図示した事例において左方ヘシフトすることによシ、第3図に示さ れた事例の場合に更に良好な整合および適正な重合せが得られる。
第1図の特徴選択機能160および編集機能150は、ハードウェアおよびソフ トウェアにおいて実施することができる。多くの手法が使用可能である。例えば 、テンプレートの選択または信号の平均化音用いることができる。その結果の波 形は、DCレベル、およびテンプレートに対するプラスおよびマイナスの両方向 における時間シフトの調整によって選択することができる。最初に、QR8を含 む単一の拍動が二次記憶装置からアクセスされて、バッファ・レジスタに置かれ る。ここでは、基準ビットがQR8における基準地点を総体的に確保するため使 用される。基準ビットから始め、その後128ミリ秒間で1つの基準値の決定で 終り、8つの決定サンプルが選択され格納される。この過程は4つのQRSカウ ントについて続行し、連続するQR8信号がテストされることになる最初のテン プレートの確立を可能にする。4番目のQR8信号が格納された後、4つの記録 されたQR8波形における8つの電圧点の各々についての最大および最小電圧値 が作表され、最初のテンプレートとなる。テンプレートにおける使用からのノイ ズを含む信号を排除するため統計的な分析を使用することができる。
次いで、次のQR8信号が選択され、その8つの電圧点が決定されて格納され、 各点が格納された最大および最小値に対して選択的にテストされて、これが各位 と妥当するかあるいは妥当しないかを判定する。もしこつの点のどれかにおいて 不整合が存在することが判れば、この信号はQRS値ではないとしであるいけ問 題となら力い他のある異質値として排除される。もし全ての8つの点が最大領お よび最小値に妥当するならば、波形はQRS値として受入れられ、受入れられた QR8の範囲に該当する512の電圧点は前に格納されたQR8信号の対応する 512の点に平均化さ扛、その結果の平均値はバッファ・メモリーに格納される 。このルーチンはその後テンプレートに送られる150のQRS値について反復 され、平均化され、次いでXリードに対する合成平均化されたQR8波を確立す るため格納される。このテンプレートの電圧の最小および最大のテスト点け、正 確なQRS値の選択を確保する処理の間に更新することができる。
同じ過程が更KYおよびZ IJ−ドについても反復され、複合するYおよびX リードの@QRS信号に対する平均値もまたそれぞれバッファ・メモリーに格納 される。バッファ・メモリーVi編集装置150の一部をなし、あるいは別個の itとして提供することもでき、また半導体、l4 バルブ、ディスクおよび(または)他の記憶装置を使用することができる。
上記の処理法は、平均化されたビートの数の平方根によMQR8信号に信号もの のノイズを大幅に低減し、またそれぞれ比較的ノイズがなくかつ以後の処理に適 する3つの平均化されたQR8波を提供する。リード当カ約150ビートが信号 で平均化されて記録される。この時、記録されたQR8波形を張力の処理装置に 接続することができ、および(または)外科医によって試験のためプロッタ19 0(または240)上に打出すことができる。
このプロットはまた、ピーク・ファインダ装置180に対する置換もしくは照合 のための以降のフィルタ操作工程において外科医がQR8値の中点を取出すこと を可能にする。
これに代る他の手法もまた使用可能である。例えば、平均化プロセスにおける波 形の受入れもしくは排除のため、基準波形のある特徴を評価することができる。
これらの特徴は基準特徴と呼ぶことができる。もしこの新たな波形が基準特徴か ら「大きな」差のない特徴を有するならば、これは「良好な」波形であル干均化 のため受入れられ、さもなければこれは排除される。別の基準特徴のいくつかは 下記の通りである。即ち、(1)ある予め定めた時点における電圧の値(11)  ピーク電圧の値およびこれが生じる時点(m+ 波形がある電圧レベルにある か、これを超えるか、あるいはそれより小さい基準点 OV) 予め規定された閾値よシも大きな振幅を有する各ECGの間のX1Yま たはZ IJ−ド入力のサンプルの和(■)ある電圧レベル付近の正と負の値の 和。例えば、もしVlがサンプルであるとすれば、 ΣCvn−V)fcvn−V);ΣCVn V)(lcVn F’)但し、もし CVn−V)>Oならば、fffn−v)=tさもなければ、fcVrL−V)  =0、およびもしくvn−v)<ならば、g(T’B If’)=1さもなけ れば、ycVn T’)=0 ■ 特徴の組合せもまた使用することができる。これらの特徴はF、、F、・− ・−・・・Fx (即ち、Kは個々の特徴)と呼ぶことができる。基準特徴国」 はFRl、FK2・・曲FEKの数値により測足され表わすことができる。従っ て、新たな波形は、もしその特徴F1・・・・−・FKが基準特徴と大きな差を 示さなければ、平均化のため受入れられる。即ち、 もし ならば、この波形を受入れる。
さもなければこれを排除する。
この閾値は実験に基いて予め選定される。差の特徴は加重和を考慮に入れること によシ差の意義を付与し得る。
即ち、もし 6 ならば、波形を受入れる。
さもなければこれを排除する。但し、加重関数(wj )け全て正である。最も 重要と考えられる、即ち基準特徴に対して非常に近くあるべき特徴は大きな加重 を有すべきものである。他の特徴はこれよシ小さな加重を持つべきである。全て の受入れられる波形は、信号の平均化に関して前項に述べた如くに平均化される 。このため、150の波形の平均化によって、複合平均化されたQR8波形のX リードが形成される。同様に、複合平均化されだYおよびZ IJ−ドが形成さ れる。
次のステップは、QR8O林波群のピーク値およびそのサンプル数を見出すこと であ)、このピーク値が生じる時点を見出すことである。これが、第1図のピー ク・ファインダ装置180の機能である。ピーク値の決定のためのいくつかのア ルゴリズムが存在する。その1つについて、下記の如く述べる。
サンプルがある対応する値Viを有する時点Tiに生じるものとしよう。
ステップ1:もしPならばピークが1+ 呼出しにあるものとする。
ステップ2:もしV2<V、ならば、P#′i変化せず、もしT’2 > Vl ならば、p=t。
ステップn:もしV、<Vn−1ならば、Pけ変化せず、7 もしvn>v、1ならば、P=t。
このように逐次の比較を行なうことによp、X、Y、Xリードの各々に対するQ R8波のピーク(節点155からの)が見出される。このピーク値は、以下にお いて更に詳細に述べるように、ディジタル・フィルタの動作を制御する際に使用 することができる。前述の如く、ピークを正確〈見出すことは不要であ)、従っ て、ピークは平均化された波形のCRTIたはプロッタのいずれかにおいて人間 による簡単な観察によって見出すことができる。
順および逆の両方向のフィルタ操作を用いることは要件ではない。従来のシステ ムでは、王QR8波形の高いエネルギ部分がQR8の終端(その高い周波数のエ ネルギ内存が心室頻用に対する社内を示す)VC一致することがないように、Q R8波形の籾波群の開始時点の決定のため順方向のフィルタ操作を用い、またQ R8波形の終端の分析において反対方向(逆方向)の時間フィルタを用いていた 。従来のシステムにより両方向のフィルタ操作が用いられたが、これは顕著なリ ンギングを呈する鋭利な連断フィルタが用いられたためである。適合時間変分お よび(またVi)有限インパルス応答CFIP)型フィルタの使用によシこの問 題を克服することができる。
適合FIR型フィルタもまた更に大きな柔軟性を有し、回帰型フィルタを用いて は困難もしくは不5′f能な特徴を提供する。
l8 単純な高域型FIRフィルタは、入力シーケンス(Xl)および出力シーケンス (Yl)を有する如くにモデル化することができる(但し、YrL=Xニー(低 域フィルタの出力))。この低域フィルタは、第4a図に示される如く、Yn+  P =0.5 X”rL+ 0.25 (X n l +XFL+1 )とし てモデル化することができ、5つのサンプルに対しては、第4b図に示されるよ うに、Y、IP=115.Y、+X、−1十X、、−z+Z、+x+、Y、+z )、あるいは低域フィルタでそのインパルス応答がこれもまた第4C図に示され るようにその周波数応答としてガウス関数を有することKなるガウス関数と近似 する。第4C図のフィルタのステップ応答はエラー関数となり、これはリンギン グを全く持たず非常に平滑である。(これについて更に詳細に知りたい時は、例 えば、PapoSLis著「フーリエ積分およびその応用」を参照されたい。) 与えられた周波数応答特性に近似するように選択することができる他の多くのF IE形態が存在する。(例えは、Prgnticg Halt刊、 Oppen hgimおよびSchafgr著「ディジタル信号の処理」参照) 第5A図および第5B図においては、第4A図からのモデルの使用と対応するフ ィルタ出力(yn)’を示すグラフFi2つの入力波形(XTL″)の場合につ いて示されている。
但し、フィルタ出力YrL=X、−0,5XrL−0−25(YrL1+ Xn +1 ) = 0.5 Xn O,25(Xn−1+ Xn+1 )。
第5A図および第5B図からは、このフィルタがほととんどリンギングを含まな いことが明瞭に判る。(回帰型の鋭敏な遮断性の高域フィルタを使用する際遭遇 する諸問題については、−C1rcuLation−第64巻第2号のDr、M 、Sirnpgon 著の「心筋梗塞発症後の心室頻拍を呈する患者を識別する 最終的なQR8a波群における信号の使用法」、特に237頁の第1図参照)。
第6図においては、下記の関係式によるガウスの低域フィルタと対応するガウス 高域フィルタの周波数応答が示されている。即ち、 ガウスの高域フィルタ出力−1−(ガウスの低域フィルタ出力)。ガウスの高域 通過周波数応答のカーブは、ガウスの低域通過特性カーブの幅を制御することに より整形することができる。実施において、フィルタ応答は有限項に截頭されな ければならない。ガウスの高域フィルタに対するFIR近似は、直接的な方法に おいて容易に構成することができる。
FIRフィルタの認識は一般に下記の如くに表わされる。即ち、 Yn=A4 * Xn十& 米、¥?L−1+As米、Yn+1 0.、、。
グラフにおいては、このことが下式に対して第7図におけるように示される。即 ち、 Y3 =AIX@+ At Xh−1+As Xn+1このフィルタは、ハード ウェアまたはソフトウェアにおいて直接的な方法で構成することができる。FI Rフィルタもまた時間可変フィルタ操作に適合するように使用0 することができるが、この場合係数は入力信号および(または)出力信号の関数 として、あるいはまた時間の関数として変化させることができる。このため、フ ィルタの応答はある入力関数に対する最適の応答を得るように変更することがで きる。例えば、フィルタ出力が大きな振幅であり波状に変化しない場合には、フ ィルタ応答は比較的鋭い広域遮断点を有するようにし、これによル検出を更に信 頼性を増すことができる。適合するFIR型高域フィルタの態様が第8図に示さ れる。
FIRフィルタは単に加重平均として構成することができる。このように、もし く11)が入力シーケンスであシ、(Ql)が出力シーケンスとすれば、但し、 tLmは予め選定された係数である。これによシ、フィルタはフィルタされた出 力を得るためサンプル「mlの両側におけるサンプル「l」を使用する。入力サ ンプル(27+1)を用いて出力を得るため、フィルタの範囲は(2J+1)と 呼ばれる。係数の選択がフィルタの特性を決定する。これら係数のいくつかの選 択設計方法がある。ディジタル・フィルタは当技術においては公知であり、本文 においては一般論として詳細に論述しない。
しかし、その内容については共に本文に参考のため引用した2つの権威ある著作 を参照されたい。即ち、Ha’1denBook社刊(1975) S、D、5 tea、rns著[ディジp)Lt1 信号の分析J182〜222頁、およびprenticg −Ha11社刊(1 975年)、OppgnhgimおよびSchafgr著「ディジタル信号の処 理」195〜282頁である。
上記の要約は、アナログ・フィルタの種々のディジタル構造の設計方法を詳細に 教示している。同様な方法を教示する別の参考文献は、Prgnticg−Ha l1社刊、RahnsrおよびGold著「ディジタル処理の理論および応用」 である。
所要の適正な特性即ち適合する高域フィルタ特性を生じるある組をなす係数を設 計することが簡明である。
ECG入力の088部分の終端における「こt丁れ信号」(例えば、リンギング 効果)が隣接するサンプルに影響を及ぼす(更にはフィルタ出方に影響を及ぼす )ことを避けるため、本発明の教示内容に従う適合フィルタ作用t−第9図乃至 第11図に示されるように使用することができる。順方向のみまたは逆方向のみ (時間的に後)のフィルタ作用方向のいずれかを用いることができる。必要に応 じて、順方向および逆方向のフィルタ作用の組合せも使用することができる。
逆方向のみのフィルタ作用方向が選択される場合を事例として想定すると、波形 の分析は波形の右側において開始することになり、サンプル数W=5121形O 終り)であるが、但しnはその時のサンプル数の経常指数である(順方向のフィ ルタ作用F′1n−1で始まることになる)。
22 各ECG入力波形のピーク値rpJは、上記の如く各ECGサイクル毎に決定さ れる。次いでフィルタ操作が以下に述べるように進行することができる。
第9図においてはフィルタされるべきサンプル波形が示される。フィルタ出力は 、 として定義することができる。但し、フィルタの入力サンプルの範囲は(2/+ 1)として定義される。
(いずれの方向のフィルタ作用においても、(I、4−)を(In−m)で置換 することができる。)ル>(p+J)即ちル諷p+J+1・・・−・512なる 場合、ル+扉512に対するI rs−1−yx=o となる、p+l>ル〉p のフィルタ作用の場合には、出力を得る際フィルタにより使用される入力サンプ ルの一部が入力波形のn<pの側に生じるが、これがp+l>n>pに対するフ ィルタ出力を変化させることは許されない。
サンプル算〈アがp + l > n > pに対するフィルタ出力に影響を与 えることを禁止するため、第10図の点線によシ示される如く全てのn + m  (pに対してIn+rn=1、となるように波形が3<2)に対する定数だけ 有効に拡張される。その結果の波形は、 ルンpであるもル<p+it である時は常にフィルタ出力を生じる。
これは、入力波形の左側の(n<p )から右側の(rL>p)までの「こぼれ 信号」を排除する効果を有する。
フィルタは高域型であるため、定数による波形の拡張はフィルタの出力に対して 一切影響を及ぼさない。同様に、n<pのフィルタ操作に対しては、第11図に 示されるようにW>pK対してI n十m=I pとなるように、波形はピーク 値pの右側における定数によシ拡張される。これは、入力波形の右側(n>p  )から左@Cn<p)におけるこぼれ信号を排除する効果を有する。正味の効果 は、完全なフィルタ作用が保持されながらリンギング効果がほとんど零まで低減 されることである。基準特性はピーク値、に制限される必要がなく、所要のフィ ルタ特性および公知の波形基準に従って選択することができる。加えて、本発明 の教示内容に従って、他の適合する有限インパルス応答型の高域フィルタを構成 することが可能となる。
第12図乃至第14図においては、本発明の望ましい別の高域フィルタの実施態 様が示されるが、この場合ピーク位置の基準数pの決定に加えて、2つの基準サ ンプル位置数△1およびΔ、が波形の拡張中断点として選択される。フィルタ出 力は01で表わされるが、第12図においてはn>p十△2に対するフィルタ作 用が示されるが、この場合n +rn (p十△2に対して4 I n+rn=I p+Δ、となるように、サンプルされた入力波形が定数だけ 拡張される。
第13図においてはp−Δs<n<p+Δ、に対するフィルタ作用が示され、こ の場合サンプルされた入力波形は、a+m)p+Δ2に対してFiI 、+nL =Ip+Δ@、ル+扉くp−Δ、に対してはI n十m=I p−△、となるよ うくい定数2倍だけ拡張される。
第14図においてけn<p−Δ、に対するフィルタ作用が示されるが、この場合 n + m ) p−△1に対してI n+yt=I p−△、となるように、 サンプルされた入力波形が定数だけ拡張される。
ECG入力のQR8部分の内側のフィルタされた値は心室頻拍の予測においては それ程重要ではないため、上記のフィルタ手法は完全に良好にな夛立つことにな る。
Δ、およびΔ2に対する値は、最良の結果を確保するように実験的に決定されな ければならない。
第12図乃至第14図に示されたもの以外に他の多くの代替例が存在する。例え ば、もしp+Δt > n > pに対するフィルタ操作が必要ならば、n+m >p+Δ、に対してはI n+rn=I p+Δ2 となるように、またル+扉 〈pに対してFiIn+1=I、となるようにサンプルされた入力波形が定数2 だけ拡張される。
また、使用される特定のテスト装置に対してどの手法が最もよく適合するか、お よび分析されるべき特定のデータ特性を実験で決定することができる。
5 再び第1図において、フィルタ170は本発明の教示内容に従ってフィルタ出力 175を提供する。このフィルタ出力175は、QR8R波群の前の部分(QR 8波形の終端)における高い周波数のエネルギ量を決定するためフィルタ出力を 処理する装置200に対して接続される。
問題となる潜在的な高い周波数のエネルギを含む後の部分と対応するフィルタさ れたQR8部分を見出さなければならない。これは、QE!;の主要部分が充分 に終了して40ミリ秒後(例えば、t=300ミリ秒乃至t=260ミリ秒)の サンプルを最初に選択し、かつこのサンプルに対する平均ノイズ電圧を得るため V1値を平均することによって達成することができる。この平均ノイズが格納さ れ、標準的なノイズ・レベルの偏差が下式を用いて計算される。即ち、 この標準ノイズ偏差値が格納され、QR:Sの5ミリ秒サンプルが選択される( 例えは、t≠250ミリ秒乃至!=255ミリ秒)。t=250ミリ秒乃至t  =255ミリ秒の時間セグメント電圧の平均値が計算されて、平均ノイズ・レベ ル、プラス3つの標準偏差値(前にめた如く)に対し比較される。もし5ミリ秒 のサンプルに対して計算された値が合計を超えなければ、この時間セ26 グメントは1つの時間スロット(例えば、1ミリ秒)により決定され、サンプル の選択された平均電圧が計算されたノイズ、プラス3つの標準偏差値のレベルを 超えるまでこの過程が反復される。この事象は、選択プロセスがQR8信号の終 了時に達したこと(即ち、5ミリ秒のサンプルの中間の時間セグメントがQR8 の終りとして定義される)を表示する。
QR8信号が上記の高い周波数の終端を有するかどうかを決定するため、5ミリ 秒サンプルの中間の時間セグメントCts)における電圧サンプルがこの侍医に 低い39ボルトの時間セグメント(例えば、t=255乃至t=186)と共に 選択される。従って、全てのこれらの電圧の実効値は下式の如く計算される。即 ち、次いで40ミリ秒サンプルのE M S を圧が25マイクロボルトと比較 され、もしこれが25マイクロボルトを超えるならば、患者が心室頻拍のおそれ がないことを示すことになるが、もしこの値が25マイクロボルトより小さけれ ば、患者が心室頻拍の徴候にあることを示す。
医学の研究者達は、心室頻拍症患者において見出される高い周波数成分が数十ミ リ秒だけQRSの終端を拡張するも比較的低いレベルであることを発見した。こ のため、低いレベルの測定値は、QR8に帰属するエネルギが低レベルで高い周 波数の終端が存在することを示す。もしこの電圧が25マイクロボルトを超える ならば、高い周波数のエネルギの上記の終端が存在する代りに、この測定が高い レベルの高い周波数のエネルギを有するQR8信号の主要部分に対して実際に行 なわれつつあることを示す。これらのテストの結果は、外科医の使用のため第1 図に示された如く表示されあるいは印刷することができる。40ミリ秒、5ミリ 秒および25マイクロボルトの如きパラメータは、選択されたフィルタ特性に対 して最適化されるべきである。また、VEMSおよび標準偏差値の式において用 いられた二乗値は絶対値と置換することができる。
また、フィルタ出力175u、ECG波形のQR8部分の持続期間を決定する装 置210に刈しても接続される。QR8波形の幅は、心室頻拍症患者に対しある 関係を有することが判った。上記のシステムにおいてQR8の幅を測定するため には、QR8波形の終端が既に決定された時、QRSの始めの表示を得ることで 充分である。
QR8の開始は完全に同じ方法で計算される。特に、t=40乃至t=iにおい て、ノイズの測定の40ミリ秒サンプルが平均化され、標準偏差値が計算される 。この時5ミリ秒の値が選択され、各5ミリ秒のサンプルの平均値が平均ノイズ 、プラス3つの標準偏差値を超えるかどうかを判定するためテストされる。この レベルを超える5ミリ秒サンプルにおいてFi、QR8波形の始めがこの5ミリ 秒のセグメントの中間の時間セグメントとし2日 て定義される。従って、QR;Sの持運期間は、前に定義された如きQR8の時 間セグメントの中間から終端まで拡がる。二乗値は再び絶対値で置換することが できる。
第15図においては、本発明の図示された実施例に従ってECG入力から心室頻 拍を予測するため使用される全体的な処理のフローを示すフロー・チャートが示 されている。このフロー・チャートの出発点は、心電計が対象となる患者に対し て取付けられたという前提に基いている。X、Y%Z軸のECG リードの波形 は、ブロック500に示されるように、各ECGサイクルが心臓の拍動と対応す る複数のECG波形入力サイすル毎に周期的にサンプルされる。1固々のサンプ リングは、X%Y、 Z軸の入力リード毎に行なわれる。このサンプルは、ブロ ック502に示される如くノイズの影tpt低減するためフィルタされ、フィル タされたサンプルはブロック504に示される如く計数化される。計数化された サンプルは、ブロック506に示されるように二次記憶装置に格納される。拍動 力ウンH−tブロック508に示される如く0から開始されるが、これは波形の 特徴を平均化してこれを決定する以降のステップにおいて使用される拍動数を追 跡する。計数化されたX軸す−ドのQR8のECG波形は二次記憶装置からアク セスされ、拍動数カウントはブロック512において増進される。アクセスされ た波形の選択された特徴が計算され(ブロック520)、選択された特徴に対す る基準サンプル点が格納される(プ9 0ツク530)、拍動数カウントの値は、平均化された値をめる際に用いられる 入力波形の数を追跡するため、ブロック540において図示の如くカウント4に ついてテストされる。もし拍動数カウントが4に達しないか、あるいけ他のどん な数が望ましいものとして決定されてモ、プロセスはステップ510へ戻って波 形のサンプルのアクセスを続行する。もし波形の拍動数カウントが4に等しけれ ば、プロセスはブロック550に続き、ここで4の拍動数に対する特徴値を平均 化して基準特徴を決定する。
次に、二次記憶装置から別のQRSのXリード入力がアクセスされ、選択された 特徴がこれについて計算される(ブロック560)。もしブロック560におい て決足された如き計算された特徴がブロック550において決足された如き基準 特徴に充分に近似するならば、ブロック560においてアクセスされた波形が受 入れられる入力として用いられる。もしブロック560においテ決定された如き サンプルされた波形の特徴がブロック550において決定される如き基準特徴と 顕著に相違する場合は、ブロック560においてアクセスされる信号波形が無効 信号として排除され、プロセスは別のQR8OX軸リード入力のアクセスのため ブロック560へ戻る。ブロック560のサンプルされた波形がブロック570 に示される如き判断ロジックによシ受入れ可能なことが判る場合は、処理はブロ ック580へ進行する。X軸す−30 ドに対する全ての受入れられたQR8波形は平均化され(ブロック580)、こ の平均化された値が格納される(ブロック590)。ステップ560乃至590 Fi、ブロック600に示される如く、150もしくは適当と決定された他のど んな数のQR8のXリード波形入力についても反復される。次に、ステップ50 8乃至600がY軸のQ RS IJ−ドの波形人力に対して反復され、次いで Z軸のQ RS IJ−ドの波形入力について反復される。
このように、システムがブロック610のステップに至るプロセスを完了すると 、平均化されたX、Y、Z波形サンプルが単一の平均化されたECGサイクルに 対して与えられる。参考のため、平均化されたサンプルは、それぞれ平均化X、  Y%Z波形と対応するx、、y、、Z4と表わされるが、ここでF&はブロッ ク520に示されるようにルー1乃至512の如く与えられたECGサイクル内 の基準サンプル点と等しい。
次に、平均化された波形サンプルのピーク値が決定されるが、最初にブロック6 30において示されるようにY軸の平均化波形に対して決定され、ブロック64 0に示されるように次いでYおよびZ軸の平均化サンプルについて決定される。
次いで、X、、 YrL%Znの平均化波形のピークが生じるnpで示されるn の平均値がブロック650に示されるように決定される。本文において第12図 乃至第14図に関して記述したように、ブロック660で示される如きΔ、およ びΔ、が選択される。次に、ブロック670乃至750に示されるように、フィ ルタ出力Qnがそれぞれ個々に各平均入力サンプルからめられる。
フィルタ出力は、区分された方法で平均化された入力波形サンプルを適宜フィル タすることによりめられる。
この区分化は基準サンプル位置ルに基いで行なわれるが、その場合入力(znl tt分析されつつある区分外のリンギング効果を排除するように修正される。こ の手法については、第9図乃至第14図に関して本文中に記載されている。例え ば、ブロック670に示されるように、(、n>p+Δ、)なる入力サンプル波 形の区分のためのフィルタ出力を得るために新たな入力Xdが形成される 。
が、この場合n ) n p+△2に対する元の入力波形の平均サンプルの値で あるCx==xn)となシ、これによルn(np+Δ2の全ての値に対して新た な入力(2,、=X4ア+△t)t−適宜形成しながら、これらのサンプル値に 対するフィルタ作用の一体性を維持する。
次のステップは、フィルタ作用に対するルの値を初期化することである。順方向 のフィルタ作用が用いられる場合、露=0は初期化された値となる。逆方向のフ ィルタ作用(逆時間フィルタ作用)が用いられる場合、nはブロック680に示 される如<74=512において初期化される。フィルタ出力Q、L Cx)は ブロック690に示されるように区分n > n p十Δ、に対してめられる。
このフィルタ動作は、逆方向のフィルタ作用に対してはルを低減させ、順方向の フィルタ作用に対してはルを増加させることにより構成される。フィルタ出力Q x(nは、出力を得る際用いられる入力サンプルの組合せのためのフィルタ出力 の和である。次のステップは、平均化された入力波形の異なる区分に対して1つ のフィルタ出力を得ることである。nアーム1<n<n+△2に対するフィルタ 出力を得るためには、ブロック700に示されるように、新たな入力がπくり+ Δ2に対してはXn’=X、となり、n〉nア+△、に対してはX: =Xア+ Δ2となる。
最後に、ブロック720に示されるように、n<np〜Δ、に対する平均化サン プルの入力波形の区分に対しであるフィルタ出力が得られる。これは、ル〈リー △1に対してはX”=XrLs ”> ”72−△1 に対してけX”=X、、 −△1となるように1フイルタによりサンプルされつつある平均化入力波形の区 分KJ合する新たな入力X′を形成することによシ行なわれる。平均化X軸す− ドのサンプル人力の3つの区分における正味のフィルタ出力は、ブロック690 ,710および730において得られる如きフィルタ出力の和に等しい。フィル タ動作のステップ670乃至730は、ブロック740に示されるように、Y軸 す−ドの平均化サンプル入力について反復され、次いでZ軸す−ドの平均化サン プル入力について反復されて出力Qn(Y)およびQtz(Z)を得る。
次に複合フィルタ出力が下式の如く計算される。即ち、Vn= l Qn(X)  l+l Qn(Y) I+l Qn(Z) 1また、複合フィルタ出力はブロ ック75Qに示されるようにVnで示される。平均ノイズの電圧の値Vnはとな 力、ブロック760に示されるようにその結果の値サンプル260乃至300が QR8波形の終端を示ゎすことを示す医学分野の定期刊行物に発表される実験デ ータに基く。このようなサンプル数および合計40のサンプルの使用は、平均ノ イズ電圧の計算に際して、実験結果によ勺決定される如くに変更することができ る。次に、下式に等しい複合標準偏差値が計算される。即ち、その結果得られる 複合標準偏差値がブロック770に示される如く格納される。サンプル260乃 至30.0がブロック760および770に対して用いられる場合、5ミリ秒の V1セグメントが平均化されて¥1と呼ばれるが、nけ300から始まシ、逆方 向のフィルタ動作の場合に減少する。ブロック780において決定された如き力 も小さければ、ルの値が減少し、新たな5ミリ秒のセグメントが選択される。平 均化された5ミリ秒のセグメントの値がV□fよりも大きい場合にけ、プロセス はプ34 0ツク810に進み、1つの電圧サンプルが5ミリ秒のセグメントの中間、プラ ス次の39の時間セグメント・サンプルの中間に選択される。RMs電圧Vrm aが、ブロック820に示されるように、 としてこれら40のサンプルについて計算される。
EMS電圧Vr□け、ブロック830に示される如く例えば25マイクロボルト の如き実験によシ決足されるような基準レベルと比較されるが、この基準レベル は心室頻拍を表わす閾値である。EMS電圧が基準レベルよ〕も大きく潜在的な 心室頻拍が存在しないことを示す場合には、ブロック870に示されるような適 当な表示が行なわれる。EMS電圧が基準レベルより小さな場合には、処理はブ ロック830からブロック860へ進み、ここで潜在的な心室頻拍の表示が行な われる。
ステップ760乃至830と平行して、フィルタされたECG入力波形のQR: 3練液群の持続期間がブロック840に示されるようにフィルタ出力から得られ る。このQR8持続期間は、次にブロック850に示されるように閾値Tと比較 されるが、この基準値は潜在する心室頻拍を検出するための閾値である。QR8 の持続期間が閾値よシも小さいことが判定されると心室頻拍が表示され、ブロッ ク860に示されるようにシステムのユーザに対して適正な表示が行なわれる。
QR8の持続期間が閾値Tよシも大きい場合には、ブロック870に示されるよ うに潜在的な心室頻拍が存在しない旨の表示が行なわれる。EMS電圧の判断ブ ロック830により与えられる潜在する心室頻拍の肯定表示が行なわれる場合、 およびQES持続判断ブロック850からの潜在する心室頻拍の否定的な表示が 行なわれる場合、またはその反対の場合には、ブロック880に示されるように 、競合する測定自答のユーザに対して表示が行なわれ、ステップ500から始ま る測定ステップが再び反復される。
第15図のフロー・チャートおよび記事は単に例示を意図するものに過ぎず、限 定的な意味に解釈すべきものではない。他の多くの処理フローが使用可能であシ 、本文のいずれかに記すように、サンプルされる波形のノイズ内容から高い周波 数で低振幅のエネルギの判定のための他の手法が存在する(5ミリ秒サンプルの ステッピング・ウィンド手法とは異なる方法を用いる如き)。潜在的な心室頻拍 の表示、およびQR8の持続期間およびvrmsデータの競合のための他の代替 的な手段を提供することができる。更に、QR8H波群の部分の終端における高 い周波数の内容のQR8持続期間およびvrnts電圧に加えて、あるいはその 代りに他の基準パラメータを使用することが可能である。
これまでは、リンギングおよびマスキングの問題の故に、VTを予測するためE CGの遅れたGR8部分の一方向のフィルタ操作においては、回帰型の鋭敏な遮 断フ6 イルタの使用が有効であった。
本発明の一特質によれば、高域、回帰、鋭遮断型の11RフイルタまたはFIE 高域フィルタまたは適合する高域フィルタのいずれかのフィルタ出力は、順方向 のみまたは逆方向のみ、または両方向のいずれかにおいてECGの遅れたQR8 部分の時間についての導関数をとることによシ分析される。その結果得られる微 分波形の「基準」パターンが2つの制御グループ(1)非VTC心室頻拍、例え ば第16B図、第18B図および第20B図参照)と(2)VTC例えば、第1 7B図、第19B図および第21B図参照)に対して確立される。一実施例にお いては、時間の一次導関数が用いられる。別の実施例では、二次導関数および更 に高次の時間の導関数を使用する。あるいはまた、他の線形手法および積分手法 を用いて信号を変換して分析のための情報を維持することができる。更にまた、 信号の分析において他のパターン認識手法を使用することができる。更に、2つ 以上の線形プロセスが用いられる場合には、処理の結果は順序の如何に拘らず同 じものとなる。このように、フィルタ作用と積分処理はいずれの順序でも生じ得 る。各制御グループは、相互に容易に識別可能な一義的な基準パターンを呈する ことになる。
鋭遮断回帰型11Rフィルタのリンギング効果でも、識別可能なVTおよび非V Tパターンを有する導関数の波形を生じる結果となる。微分分析は、積分中の信 号波7 形が高い信号/ノイズ比C8N比)を呈する場合には最もよく構成される。
当技術においては、ノイズが信号波形に対して問題となり得る外因を付加し得る ことは周矧である。従って、SlN比を最大にすることが望ましい。ここで示さ れた全ての波形は良好なSlN比を持つクリーンなものである。
導関数の波形の分析は、正負の転換回数の評価、ある基準線に関する正負のパル スの面積の評価等の多くの手法によって行なうことができる。
本発明は、アナログまたはディジタル形態のいずれでも実施することができる。
しかし、ディジタル・フィルタ操作は比較的クリーンなフィルタ出力を生じ、信 号の平均化、テンプレート操作その他の手法の使用を可14BKする。有限およ び(または)無限適合フィルタが本発明によシ使用可罷である。
本発明を用いるVT予測法の反復性、信頼性および統計的精度は臨床的な裏付け を必要とすることになろう。
先ず第16A図および第17A図においては、心室頻拍症のない制御グループ( 第16A図)と、第2の制御グループ(第17A図)を表わす心室頻拍症を有す る患者におけるQR8m波群の円部に対する高域フィルタの出力を表わすいくつ かの疫形が示されている。これらの出力は、バッターワース高域フィルタ応答を 有するディジタル・フィルタを構成し、逆方向のフィルタ作用に先38 立つ信号の平均化を用いることにょシ得られる。第16A図および第17A図の 波形は、1981年8月の医学定期刊行物「QircxlationJ第64巻 第2号、235〜242のDr6M、51m5on、M、D、著「心筋梗塞症後 ノ心室頻拍を呈する、叡者の識別のだめの最終的なQRFH波群における信号の 使用法」、特に238頁第3図に記載された臨床的に得たデータを示している。
これらのカーブは、前の心筋梗塞症患者における信号処理により得られたもので ある。第18,4図および第19A図は、同様に、劣性の心筋梗塞症患者におけ る信号処理を示す前掲の「CircwlαtionJにおいて発行された如き実 験データから得られたディジタル・フィルタ出力を示している。第18A図は心 筋頻拍症を呈さない患者の制御グループを示し、第19,4図は心室頻拍症患者 の第2の制御グループを示している。
次に第16B図、第17B図、第18B図および第19B図においては、第16 A図、第17A図、第18A図および第19A図の各カーブの時間の一次導関数 が示されている。第16B図および第17B図のカーブを比較すれば、心室頻拍 症でない患者および心室頻拍症患者の時間の一次導関数の波形がパルス幅の変換 数および持続期間、および変換の相対的位置に関して実質的に異なることが判る 。更にまた、パルスの下方の面積が2つのカーブにおいて異なる。このため、心 室頻拍の予測は、人間の分析あるいはコンピュータを介するーードウエアによる 分析またはディジタル分析のいずれかによって導関数波形カーブから簡明に行な うことができる。第18B図および第19B図においては、フィルタされたEC GQQR8m波群波形の時間の一次導関数が心室頻拍症のない患者(第18B図 )からの心室頻拍症患者(第19B図)の検出を比較的簡明な仕事にする容易に 識別可能な波形パターンを提供するものである。再び、変換の回数、変換の時間 的位置、変換間のパルス幅およびパルスによシ変化する面積は、第18B図およ び第19B図の結果的に得られる導関数波形間で容易に識別することができる。
第16C図、第17C図、第18c図および第19c図においては、それぞれ第 16A図、第17A図、第18A図2よび第19,4図のフィルタ出力の時間の 二次導関数が示されている。第16C図および第170図においては、非VTグ ループ(第16c図)対VTグループ(第17G’図)の時間の二次導関数波形 が顕著に異なること、およびこれにより心室頻拍が予測することができる容易に 識別可能な機構を提供することが判る。変換の振幅、時間的位置および変換回数 は、第16c図および第17C図の2つの波形間で異なシ、人間、電子作用のハ ードウェアまたはディジタル・コンピュータ・システムによって容易に分析可能 である。第18c図および第19C図においては、それぞれ第18,4図および 第19A図のフィルタ波形の時間の二次導関数が非VTグ0 ループ(第18C図)対VTグループ(第19c図)の患者を分析するための容 易に職別可能な特性を提供することが再び明らかであろう。第18C図および第 19c図の波形は、変換の回数、変換の振幅および変換の時間的位置に基いて容 易に識別可能である。
以上によ勺、フィルタ波形の時間の一次または二次(または更に高次の)導関数 の使用によル、心室頻拍症の性向を持つか持たない、患者がこれにより識別およ び分析が可能である出力が得られることが理解できょう。
第2 OA−E図および第21A−E図においては、回帰型の鋭遮断IIRフィ ルタからの出力としての心電図の信号のフィルタ出力が示されている。12oA 図および第21A図Ifi高い解像力のフィルタ出力を示すが、第20E図およ び第21B図は低い解像力のフィルタ出力を示す。第20A図および第20B図 は慢性の心室頻拍症の既往症を有する患者に関する臨床的テストから得られた波 形を示すが、第21A図および第21B図は慢性心室頻拍症の既往症はないが慢 性的な心室アIJ )ラミアス(αrithramias)症を呈する患者の臨 床データから得た波形を示している。第20 A図においてrlJ)J k付し た波形の部分は、心室頻拍症の既往症を有する患者に存在する遅れた波形を示し ている。このデータおよびこれらのカーブは、1981年5月の医学定期刊行物 「C1rculationJ第63巻第5号、1172〜1178頁のJ、J  、Rozanski 、M、D、等の著作「再発性ノ心室頻拍症および左心室動 脈患者における遅れを生じる減極作用の体表面における検出法」に記載されたも のである。第20C図および第21C図は、遅発波形りの付近の時点における波 形の関連部分に対する第20A図および第21A図の各カーブの時間の一次導関 数を示している。
第21,4図における矢印で示される通や、第21A図においては遅発波形りが 生じない。
次に第20C図および第21C図においては、それぞれ第20A図および第21 ,4図の波形の時間の一次導関数DX/DTが示されている。第20C図および 第21C図の時間の一次導関数は各々が一義的な基準パターンを有して相互に識 別することができる。変換の回数、変換の時間的位置および変換間でパルス1福 で置換される面積は、第20C図および第21c図の各波形毎に異なる。
このため、上記の方法において、第20q図における如き10室頻拍症の性向を 呈する患者対第21c図に示される如き心室頻拍症の性向を示さない患者間を識 別することは簡明である。これは、人間による分析、丑たけ電子によるアナログ またはディジタル手法によって行なうことができる。更にまた、フィルタ波形の 二次以上の導関数を用いて、VTグループと非VTグループ、腎者の波形el別 するため分析することもできる。
本発明については図示された実施例に関して記述したが、この記述が駆足の意味 に解釈されることを意図するものではない。本発明の本文に開示された実施態様 の棟々の変更ならびに他の実施態様は、図面および本発明の記述を照合すること によシ当業者には明らかとなろう。
従って、請求の範囲は本発明の真正な範囲に該当する如きかかる変更を包含する ものと考えられる。
時1 世n(ti^) 国際調歪報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周期的な特性を有するECG入力と共に使用される心室頻拍症の予測システ ムにおいて、 複数のECGサイクルの各々においてECG入力を周期的にサンプリングするた めの装置と、各々の対応するサンプル時間におけるECG入力を表わす信号を格 納する装置と、 前記ECG入力の高い頻度内容と系統的に関連するフィルタ出力Amを生じるよ うに、各ECGサイクル毎に信号を適合する高域フィルタ操作を行なうためのフ ィルタ装置と、 基準信号を生じる装置と、 前記フィルタ出力を基準信号と比較する装置と、前記比較装置に応答する心室頻 拍症の予測を表示する装置とを設けるシステム。 2、前記の周期的なサンプリングがECGサイクル毎にN回生じ、 前記フィルタ装置が更に、各ECGサイクル毎にECG入力の基準点Pを識別す る装置と、 中心となる基準サンプルの周囲にサンプル分布を有する有限インパルス応答型フ ィルタ装置とからなシ、該フィルタ装置は、 フィルタ出力Qnt得る装置を含み、但し、nはその時のサンプル番号の移動指 標であシ、αrnは、(1) n>ル+1なるフィルタ操作においては、0〈ル +扉およびル+rn > N K対してI n+rn −0となシ、(2) p +1>n>pなるフィルタ操作においては、全てル+rn<pに対してIn+□ =I、とな〕、(3) n<pなるフィルタ操作においては、全てx十m〉pに 対してI n+rn = I p となるべき下式の関係、即ちとなるように有 限インパルス応答を生じるように選択された予め定められたフィルタ定数である 請求の範囲第1項記載のシステム。 3、前記基準点Pが各サイクル毎のECG波形のピーク振幅値である請求の範囲 第2項記載のシステム。 4、前記フィルタ装置が更に、 ECG入力波形Wのピークを決定する装置と、前記波形をサンプルして、各EC Gサイクル毎の波形に対するN個のサンプルを表わすN個の信号を格納する装置 と、 2つの基準サンプルΔ1および△2を決定する装置と、フィルタ出力Qnを決定 する装置とを有し、但し、n#′1EcG波形のサンプル・フィルタ中心点の移 動指標であり、 2At+1#′iフイルタ入力サンプルの分布であシ、α1は下式に従って予め 定めた定数であル、即ち但し、(1)3>p+Δ2なるフィルタ操作においては 、ル+扉〈p十△2に対してWn+1=W(p+2)となり、(り p+△2> n>p−△1なるフィルタ操作においては、ル+1〉p+△2に対してW(n+ m)=W(p+Δ2)とな力、n+rn<p−Δ1に対してW(n+rIL)= WCp−Δ1)となり、 (3) n<p−Δ1なるフィルタ操作においては、ル十m>p−△1に対して WCn+m>=WCp−Δ1)となる請求の範囲第1項記載のシステム。 5、前記の格納されたサンプルが、ECG入力がサンプルされたと同じ時間的1 暇序においてフィルタされる請求の範囲第1項記載のシステム。 6、前記の格納されたサンプルが、ECG入力がサンプルされたと反対の時間的 順序においてフィルタされる請求の範囲第1項記載のシステム。 7、前記フィルタ装置が更に、 フィルタ出力Qt−得る前に複数のECGサイクルにおけるサンプルを平均化す る装置を含む請求の範囲第5項または第6項に記載のシステム。 8、前記ECG信号のQR8部分の持続期間を決定する装置と、 第2の基準信号を生じる装置と、 前記の決定された持続期間を前記の第2の基準信号と比較するだめの第2の装置 と、 前記の第2の比較装置に応答して心室頻拍症の予測を表示する装置とを更に設け る請求の範囲第1項記載のシステム。 9、前記フィルタ装置が、フィルタ出力Qt−得るため前記ECGOQR8部分 の終端部分全表わす格納されたサンプルを適合するようにフィルタする請求の範 囲第1項記載のシステム。 1、前記の予め定めた値が、前記ECG波形の終端における高い周波数、低いレ ベルのエネルギ成分を表わすフィルタ出力と対応する請求の範囲第9項記載のシ ステム。 几 患者における心室頻拍症を予測するためX、 Y%ZのECG波形人力を有 するシステムにおいて、前記のX、 Y、 ZのECG波形の各々からの電圧入 力を予め定めた時間間隔毎にN個のサンプルの固定的な速度においてサンプルし てこれを格納する装置と、X、Y、ZのECG波形の各々に対するピーク値の時 点Pを識別する装置と、 中心のす/プル点の周囲における十lなるサンプル点の分布に応答する適合フィ ルタ装置とを設け、該装置は前記の格納されたサンプルに応答してフィルタ出力 QrLを得るための装置を含み、但し、ルは移動指標であシ、α扉は、 (1) n > n 十lなるフィルタ操作においては、0〉ル十扉およびル+ 扉〉Nに対してIn+rn−0となシ、(2) p + 1 > n > pな るフィルタ操作においては、全てのn + m (pに対してIn十□−Iアと なシ、(3) n<pなるフィルタ操作においては、全てのル+tn>pに対し てIrL+□=1.となるべき下式の関係、即ち となるように予め定められたフィルタ定数であり、フィルタ出力から心室頻拍症 の発症の可能性を予測する装置を含むシステム。 n周期的に循環するECG入力から患者における心室頻拍症を予測する方法にお いて、 各ECGサイクル毎の複数の点をサイクル当ルN個のサンプルの固定的な速度で サンプリングしてこれを格納し、 波形の基準点pを識別し、 中心のサンプル点の周囲における±λ点の分布によりサンプルされた各点をフィ ルタし、 (1) n>ル+1なるフィルタ操作においては、0〉ル十mおよびn 十m  > Hに対して11+1=0とな少、(2) p + 1 > n > pなる フィルタ操作においては、全てのn+rn<pに対してIrL+1=Ipとな勺 、(3) n<pなるフィルタ操作においては、全てのル+m>pに対してIn +rn=Ip となるべき下式の関係、即ち となるように予め定められたフィルタ定数であり、格納されたサンプルに応答し てフィルタ出力Q4を得、予め足めた基準信号を決定し、 前記フィルタ出力を前記の予め定めた基準信号と比較し、 かかる比較に応答して潜在的な心室頻拍症の予測を表示する工程からなる方法。 11 ECG入力波形Wから心室頻拍症を予測する方法において、 波形Wのピーク値pを決定し、 予め定めた速度で波形Wのサンプルされた値をサンプリングしてこれを格納し、 2つの基準サンプル位置Δ1および△2を決定し、(1) n>p十Δ2なるフ ィルタ操作においては、ル+rn<p+Δ2に対してWn+□=WCp+Δ2) となシ、(2) p十△2 ) n ) p−Δ1なるフィルタ操作においては 、n十m>p+△2に対してti W n十R=W (p−Δ1)、またn十m <p−△1に対してn W 7L+rg=W (p−△1)となり、 (3) n<p−△lなるフィルタ操作においては、ル+m〉p−Δ1に対して W4+□=WCp−Δ1)となるべき下式の関係、即ち となるように、フィルタ出力Qを決定し、但し、nViすンプル点の移動指標、 2J+1は分析されたフィルタ入力サンプルの分布、およびα、、LFi予め定 めたフィルタ定数であり、 基準信号を決定し、 フィルタ出力を該基準信号と比較し、 かかる比較に応答して心室頻拍症の予測を表示する工程からなる方法。 1屯遅れたQR8信号における高い周波数のエネルギの予め定めたレベルの存否 を決定するため心電計を分析する方法において、 一連のアナログQR8信号を間隔を置いた時間セグメントにおいてサンプリング し、 各セグメント・サンプルを相当のディジタル信号に変換し、 前記ディジタル信号の部分を適合する高域フィルタに与え、 前記フィルタの出力の振幅の数値を決定し、該数値を前記の予め定めたレベルと 比較する工程からなる方法。 5、前記適合フィルタが有限インパルス応答を有することを更に特徴とする請求 の範囲第14項記載の方法。 ℃、前記比較の関数である表示信号を生成する工程を更に含む請求の範囲第14 項記載の方法。 1、前記の適合高域フィルタに対して平均化された複合QR8信号を与える前に 該信号を得るため前記の一連のQR8信号のディジタル数値を平均化する工程を 更に含む請求の範囲第14項記載の方法。 区 前記ディジタル信号の前記の部分が平均化されたQR8信号の少なくとも最 後の40ミリ秒を表わす信号を含む請求の範囲第17項記載の方法。 19、前記の数値が実効値である請求の範囲第18項記載の方法。 加、前記の数値が、前記ECG入力のQR8の部分のX1Y、 Z部に対するフ ィルタ出力の絶対値の和である請求の範囲第18項記載の方法。 21、前記の平均化されたQR8信号の持続期間を測定する工程を更に含む請求 の範囲第16項記載の方法。 n、遅れたQR8信号における高い周波数のエネルギのレベルを決定するため心 電計の信号を分析するシステムにおいて、 X%YおよびZのリードにおける心電計の入力信号を時間的に間隔を置いたサン プルを表わすディジタル信号に変換するための装置と、 前記のX%Y、 Zのディジタル信号を調べてこれからそのQR8波形部分を選 択する装置と、前記のX、 Y、 Zの各入力に対する前記の多数の選択された QR8波形の信号平均を行なって、平均化されたX、 Y、 ZのQR8波形を 表わす複合ディジタル信号を提供するだめの装置と、 有限インパルス応答を有する高域フィルタ装置と、1 前記のX%YSZの各QR8波形の前の部分を表わすディジタル信号を前記フィ ルタ装置に対して与える装置と、 基準信号を生じる装置と、 心室頻拍症を予測するフィルタ出力における高い周波数、低いレベルのエネルギ 成分の存在を判定するため、前記フィルタ装置の出力を前記の基準信号と比較す る装置とを設けるシステム。 囚、前記比較装置が前記フィルタ出力の一部のみを比較する請求の範囲第22項 記載のシステム。 冴、前記フィルタ出力の前記の部分がQR8波形のフィルタされた最後の40ミ リ秒を表わす請求の範囲第23項記載のシステム。 5、前記比較装置が、前記X%Y、Zの各信号サンプルに対する前記フィルタ出 力の選択された部分を組合せて、この組合せた部分の数値を決定する請求の範囲 第24項記載のシステム。 26、前記数1直が、前記の組合された部分の実効値である請求の範囲第25項 記載のシステム。 27、前記数値が、前記の各X、 Y、 Z信号に対するフィルタ出力の絶対値 の和である請求の範囲第25項記載のシステム。 詔、前記X、 Y、 Zの谷QR8波形の前部を表わすディジタル信号を前記フ ィルタ装置に対して与えるための装置と、 前記QR8波形の開始時点を前記フィルタ出方から取出すための装置と、 前記取出し装置と比較装置に応答して前記QR3波形の幅を決定するための装置 と、 幅の基準信号を生じる装置と、 決定されたQR8の幅と幅の基準信号の比較に応答して心室頻拍症の発症の可能 性の予測を表示する装置とを更に設ける請求の範囲第22項記載のシステム。 29、心電計の入力波形から心室頻拍症の予測を行なうシステムにおいて、 前記入力波形に応答して高域フィルタの出方を生じるフィルタ装置と、 前記フィルタ出力に応答して前記フィルタ出方の時間の微分出力を生じるための 装置と、 前記の時間の微分出力に応答して心室頻拍症の予測を行なう装置とを設けるシス テム。 30、前記フィルタ装置による処理に先立って前記の入力波形を計数化するため の装置を更に設ける請求の範囲第29項記載のシステム。 3L 前記フィルタ装置による処理に先立って前記の計数化された入力波形の信 号平均化を行なう装置を更に設ける請求の範囲第30項記載のシステム。 3Z 前記フィルタ装置が有限インパルス応答型フィルタである請求の範囲第2 9項記載のシステム。 お 前記フィルタ装置が無限インパルス応答型フィルタ53 である請求の範囲第29項記載のシステム。 34 前記フィルタ装置がバッタワース型フィルタである請求の範囲第29項記 載のシステム。 35、前記フィルタ装置が適合する高域フィルタである請求の範囲第29項記載 のシステム。 36、心電計の入力波形から心室頻拍症の予測を行なうためのシステムにおいて 、 フィルタ出力の波形に応答してこのフィルタ出力を生じるフィルタ装置と、 前記フィルタ出力に応答して該フィルタ出力の時間の微分出力を生じる装置と、 前記の時間の微分出力に応答して心室頻拍症の予測を行なう装置とを設けるシス テム。 37、周期特性全音するECG入力と共に使用きれる心室頻拍症の予測システム において、 複tl(DECGサイクルの各々においてECG入力を周期的にサンプリングす る装置と、 ECG入力の高い周波数内容と系統的に関連するフィルタ出力を生じるように、 各ECGサイクル毎に信号を単方向にフィルタ操作を行なうフィルタ装置と、基 準信号を生じる装置と、 フィルタ出力全前記基準信号と比較する装置と、前記比較装置に応答して心室頻 拍症の既往性向を表示する装置とを設けるシステム。 羽、前記サンプルが、ECG入力のサンプリングと同じ時間的順序においてフィ ルタされる請求の範囲第37項記載のシステム。 加、前記サンプルが、ECG入力のサンプリングと反対の時間的順序においてフ ィルタされる請求の範囲第37項記載のシステム。 40、前記フィルタ装置が更に、 フィルタ出力を得る前例複数のECGサイクルに対するサンプルの平均化を行な う装置を含む請求の範囲第38項または第39項に記載のシステム。 41、前記フィルタ出力に応答して前記ECG信号のQR3部分の持続期間を決 定する装置と、 前記の決定された持続期間を前記第2の基準信号と比較する第2の装置と、 前記比較装置に応答して心室頻拍症の予測全表示する装置とを更に設ける請求の 範囲第37項記載のシステム。 42、前記基準信号が、ECG波形の終端における高い周波数、低いレベルのエ ネルギ成分を表わすフィルタ出力に対応する請求の範囲第37項記載のシステム 。 43、周期的に循環するECG入力から患者における心室頻拍症の予測を行なう 方法において、 各ECGサイクル毎に複数の点をサイクル当F)N個のサンプルの固定された速 度においてサンプリングしてこれを格納し、 波形の基準点pを識別し、 格納されたサンプルの単方向のフィルタ操作に応答し5 てフィルタ出力Qユ金得、 予め定めた基準信号を提供し、 フィルタ出力を基準信号と比較し、 かかる比較に応答して潜在する心室頻拍症の表示を行なう工程からなる方法。 44、 :i!!れたQR8信号における高い周波数のエネルギの予め定めたレ ベルの存否を判定するため心電計の信号の分析を行なう方法において、 一連のアナログQR8信号を間隔を置いた時間セグメントにおいてサンプリング を行ない、 谷セグメント・サンプルを相当するディジタル信号に変換し、 ある1つの時間的方向に前記ディジタル信号の一部をフィルタに対して与え、 前記フィルタの出力の振幅の数値を決定し、該数値を前記の予め定めたレベルと 比較する工程からなる方法。 45、前記フィルタが高域応答性を有することを更に特徴とする請求の範囲第4 4項記載の方法。 46、前記比較の関数である表示信号を生成する工程を更に含む請求の範囲第4 4項記載の方法。 47、前記の一連のQR8信号の前記フィルタに対する付加に先立って該信号の ディジタル値を平均化して平均の複合QR8信号を得る工程を更に含む請求の範 囲第44項記載の方法。 槌、前記ディジタル信号の前記の部分が、平均されたQR8信号の少なくとも最 後の40ミリ秒を表わす信号を含む請求の範囲第47項記載の方法。 49、前記平均QR8信号の持続期間を測定する工程を更に含む請求の範囲第4 6項記載の方法。 50、遅れたQR8信号における高い周波数のエネルギのレベルを判定するため 心電計の信号の分析を行なうシステムにおいて、 X、 YおよびZのリードの心電計の入力信号を時間的に間隔を置いたサンプル を表わすディジタル信号に変換する装置と、 前記のX%YおよびZのディジタル信号を調べて、これからそのQR8波形部分 を選択する装置と、前記のX、Y、Zの谷入力に対する前記の選択された多くの QR8波形の信号平均を行ない、これら平均され゛ たX、 Y、 ZのQR’ S波形を表わす複合ディジタル信号を生じる装置と、 前記フィルタ装置に対して、前記のX、Y、Zの各QR8波形の前部を表わすデ ィジタル信号を順方向の時間的順序に与える装置と、 基準信号を生じる装置と、 心室頻拍症の予測を行なうフィルタ出力における高い周波数、低いレベルのエネ ルギ成分の存在を判定するため、前記フィルタ装置の出力を前記基準信号と比較 する装置とを設けるシステム。 51、前記比較装置が前記フィルタ出力の一部のみを比較する請求の範囲第50 項記載のシステム。 52、前記フィルタ出力の前記部分が、前記QR3波形のフィルタされた最後の 40ミリ秒を表わす請求の範囲第51項記載のシステム。 &、前記比較装置が、前記のX、 Y、 Zの各信号サンプルに毎に前記フィル タ出力の選択された部分を組合せて、この組合された部分の数値を決定する請求 の範囲第52項記載のシステム。 8、前記数値が、前記の組合された部分の実効値で・ある請求の範囲第53項記 載のシステム。 55、前記数値が、前記の各X、Y、Z信号に対するフィルタ出力の絶対値の和 である請求の範囲第53項記載のシステム。 56、前記X、Y%Zの各QR8波形の前部を表わすディジタル信号を前記フィ ルタ装置に対して与えるための装置と、 前記QR8波形の開始時点を前記フィルタ出力から取出すための装置と、 前記取出し装置と比較装置に応答して前記QR8波形の幅を決定するだめの装置 と、 幅の基準信号を生じる装置と、 前記の決定されたQR8の幅と幅の基準信号の比較に応答して心室頻拍症の発症 の可能性の予測を表示する装置とを更に設ける請求の範囲第50項記載のシステ ム。 57、心電計の入力波形から心室頻拍症の予測を行なうシステムにおいて、 予め定めたレベルを超える前記入力波形を表わす信号を出力する第1のフィルタ 装置と、 前記第1のフィルタ出力信号に応答してその利得が制御される第2のフィルタ装 置とを設け、該第2のフィルタ装置は前記入力波形に応答して出力を生じ、前記 第2のフィルタ装置の出力に応答して心室頻拍症の予測を行なう装置を設けるシ ステム。 58、前記第1と第2のフィルタ装置による処理に先立って前記の入力波形を計 数化する装置を更に設ける請求の範囲第57項記載のシステム。 59、前記第1と第2のフィルタ装置による処理に先立って前記の計数化された 入力波形の信号平均化を行なう装置を更に設ける請求の範囲第58項記載のシス テム。 60、前記第1のフィルタ装置がM限インパルス応答型フィルタである請求の範 囲第57項記載のシステム。 61、前記第2のフィルタ装置が無限インパルス応答型フィルタであることを更 に特徴とする請求の範囲第57項記載のシステム。 62前記第2のフィルタ装置がバッタワース型フィルタであることを更に特徴と する請求の範囲第57項記載のシステム。 63、@記第2のフィルタ装置が適合する高域フィルタであることを更に特徴と する請求の範囲第57項記載のシステム。
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