【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]
本発明は特に乾燥機において衣料、タオル等の繊維製品
に対し、すぐれた柔軟性と帯電防止効果とを付与できる
繊維製品処理用物品に関するものである。
従来衣料に柔軟性を付与する方法としてば、洗ｌｆｉ！
のずずぎ工程において液状の柔軟剤を添加するごとが一
般的に行われてきた。しかし衣料用乾燥機の普及ととも
に、洗濯操作の簡易化、柔軟化剤の有効利用などの観点
から、洗濯後の湿った衣料を乾燥機に入れて乾燥する際
に柔軟性、帯電防止性を付与するための柔軟剤として、
吸収性基層に柔軟化成分を含浸させた種々のものか提案
されている。たとえば、特定の吸収容量を有する吸収性
基層に１００’ Ｆ〜１７０°Ｆの融点を有する織物ソ
フナーを含浸させたもの（特公昭４１− １９５９４）
、不織布などの基質をワックス状基質で被覆し、外側に
織物ソフナーを被覆させたもの（特公昭４７−４０１２
０） 、さらに主な織物ソフナーの一つであるジ長鎖ア
ルキルジ短鎖アルキル第４級アンモニウＪ・塩の融点を
低下させ使用性の向上を図るために、脂肪系多価アルコ
ールエステル（特開昭５２−１１８０８９）、ラノリン
アルコールまたはその脂肪族カルボン酸エステル（特開
昭５２−１２４９９８）などの融点降下剤を併用する等
の改良組成である。これらはいずれも乾燥機中で用いた
場合衣料に柔軟性は付与されるものの帯電防止性付与効
果は十分でない。
特に乾燥機においては、衣料と衣料が摩擦をくり返すた
め合成繊維でできた衣料の帯電が著しく、静電気による
不快感を使用者に与えることが多い。
また、これらの柔軟剤は水中で柔軟剤が微粒子に分散さ
れた形で衣料等に均一に付着するすすぎ時使用の液状の
柔軟剤と異なり、乾燥機中で柔軟剤を含浸した吸収性基
層と衣料とが接触し、直接柔軟剤が衣料に付着するので
不均一になりやすい欠点がある。特に衣料を乾燥機で処
理した後、長期間保管される場合には不均一に付着した
柔軟剤の部分が変色し、黄色等のシミになって現われる
という欠点が生じる。この点についても従来のものは十
分とはいえなかった。
従って、本発明の目的は特に乾燥機において用いた場合
に、衣料にすぐれた柔軟性と帯電防止性とを付与し得る
ととに柔軟剤を均一に付着させることができる繊維製品
処理用物品を提供するものである。かかる本発明の目的
は、カチオン性繊維柔軟化剤と特定の脂肪酸アミドとを
配合し、これを吸収性材料に含浸させることにより達成
されることを見出した。
すなわち、本発明は、（Ａ）カチオン性繊維柔軟化剤及
び（Ｂ）一般式（Ｉ）
Ｒ１ＣＯＮＨ２・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・（Ｔ）（式中、Ｒ１は炭素数７〜２３のアルキル
基又はアルケニル基を示す。）
で表わされる脂肪酸アミドとを吸収性材料に含浸させて
なることを特徴とする繊維製品処理用物品である。
本発明における成分（Ａ）は、カチオン性繊維柔軟化剤
であり、各種アミン塩、第４級アンモニウム塩等繊維に
柔軟性を付与できるものはすべて使用可能である。これ
らのうち炭素数１０〜゛２４のアルキル基またはアルケ
ニル基を分子内に２個有する第４級アンモニウム塩が好
ましく、例えば次の一般式（Ｉｆ）、（ＩＩＩ’）で表
わされるアンモニウム塩、アミドアンモニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩があげられる。
（式ＩＩ、■The present invention particularly relates to an article for treating textile products that can impart excellent flexibility and antistatic effect to textile products such as clothing and towels in a dryer. Conventional methods for adding flexibility to clothing include washing lfi!
It has been common practice to add a liquid softener to the Nozuzugi process. However, with the spread of clothes dryers, from the viewpoint of simplifying the washing operation and making effective use of fabric softeners, it is necessary to add flexibility and antistatic properties when putting damp clothes in the dryer after washing. As a softener for
Various absorbent base layers impregnated with softening components have been proposed. For example, an absorbent base layer having a specific absorbent capacity is impregnated with a fabric softener having a melting point of 100'F to 170°F (Japanese Patent Publication No. 19594-1973).
, a substrate such as a non-woven fabric coated with a wax-like substrate and a fabric softener coated on the outside (Japanese Patent Publication No. 47-4012)
Furthermore, in order to lower the melting point of di-long-chain alkyl-di-short-chain alkyl quaternary ammonium salt, which is one of the main fabric softeners, and improve its usability, a fatty polyhydric alcohol ester (unexamined patent application This is an improved composition in which a melting point depressant such as lanolin alcohol or its aliphatic carboxylic acid ester (JP-A-52-124998) is used in combination. When these are used in a dryer, although they impart flexibility to clothing, they do not provide sufficient antistatic properties. Particularly in dryers, clothing made of synthetic fibers is significantly charged due to repeated friction between clothing, often causing discomfort to the user due to static electricity. In addition, these fabric softeners are different from liquid fabric softeners used during rinsing, in which the fabric softener is dispersed into fine particles in water and uniformly adheres to clothing, etc.; There is a drawback that the fabric softener comes into contact with clothing and the fabric softener is directly attached to the fabric, so it tends to be uneven. In particular, when clothes are stored for a long period of time after being processed in a dryer, there is a problem in that the unevenly adhered fabric softener changes color and appears as yellow stains. Conventional methods were not sufficient in this respect either. Therefore, it is an object of the present invention to provide an article for treating textile products that can impart excellent flexibility and antistatic properties to clothing, and can evenly adhere fabric softener, especially when used in a dryer. This is what we provide. It has been found that the object of the present invention can be achieved by blending a cationic fiber softener and a specific fatty acid amide and impregnating an absorbent material with the mixture. That is, the present invention provides (A) a cationic fiber softener and (B) the general formula (I) R1CONH2.
A textile product treatment characterized by impregnating an absorbent material with a fatty acid amide represented by (T) (wherein R1 represents an alkyl group or an alkenyl group having 7 to 23 carbon atoms) It is an item for use. Component (A) in the present invention is a cationic fiber softener, and any agent that can impart flexibility to fibers, such as various amine salts and quaternary ammonium salts, can be used. Among these, quaternary ammonium salts having two alkyl groups or alkenyl groups having 10 to 24 carbon atoms in the molecule are preferred, such as ammonium salts represented by the following general formulas (If) and (III'), and amide salts. Examples include ammonium salts and imidazolinium salts. (Formula II, ■
【中、Ｒ２、Ｒ３はそれぞれ炭素数１０〜
２４のアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアルケ
ニル基、Ｒ７１、Ｒ５はそれぞれ炭素数１〜３のアルキ
ル基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、（Ｃ２
Ｈ４０） β３（４３＝１〜５）で示される基、Ｙ】、
Ｙ２ はそれぞれエチレン基またはプロピレン基、ａｌ
、ｚ２ は０または１の数、Ｘはハロゲンまたは炭素数
１〜３のモノアルキル硫酸基を示す。）
具体的には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、シバルミチルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
メチルサルフェート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチル
アンモニウムクロライド、ジステアリルメチルポリオキ
シエチレン（平均１合度５モル）アンモニウムクロライ
ド、ジ水素添加牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ジテトラコシルジメチルアンモニウムク
ロライド、ジ〔（２−ドデカノイルアミノ）エチル〕ジ
メチルアンモニウムクロライド、ジ〔（２−オクタデカ
ノイルアミノ）プロピル〕ジメチルアンモニウムメチル
サルフェート、２−ヘプタデシル−１−エチル−１−（
（２−オクタデカノイルアミノ）エチル〕イミダゾリニ
ウムエチルサルフェート、２−ペンタデシル−１−メチ
ル−１−〔（２−ヘキサデカノイルアミノ）エチル〕イ
ミダブリニウムメチルサルフェートなどの１種または２
種以上の混合物である。
本発明における成分（Ｂ）は、前記一般式＜ｒ＞で表わ
される脂肪酸アミドである。具体的には５、うろリン酸
アミド、ミリスチン酸アミド、ステアリン酸アミド、牛
脂脂肪酸アミド、水添牛脂脂肪酸アミド、オレイン酸ア
ミド、ヤシ脂肪酸アミドなどの１種又は２種以上の混合
物である。このうぢ帯電防止性の点から炭素数が１０〜
２０の脂肪酸ナミドが好ましい。
本発明における吸収性材料とは、材料自身の内に成分（
Ａ）（Ｂ）を保持しうる空間を有するものであればよい
。例えば、紙、織物、不織布、スポンジなどである。こ
のうち使用性から不織布、スポンジなどが好ましい。不
織布としては、セルロース、レーヨン、ポリエステル繊
維などをバインダーで処理したものや、これらにポリオ
レフィン繊維を混入させバインダーを用いないもの、ス
パンボン１−布などが使用可能である。スポンジとして
は、連続気泡を有するポリウレタンホーム、ポリエステ
ルホームなどのプラスチックホームが好ましい。
また製造上及び使用上から可撓性シート状物が好ましく
、特に見掛は比重０．０１〜０．０３、空隙率９５〜９
９％、厚さ１〜５ｍｍの範囲内にあるシート状ポリウレ
タンホームなどのプラスチックホームや米坪１０〜５０
ｇ ／ ｔｏ’、空隙率７０〜９０％の不織布などが
望ましい。
本発明は成分（Ａ）ＣＢ）を吸収性材料に含浸させてな
る繊維製品処理用物品であって、成分（Ａ） （Ｂ）の
相乗効果によりすぐれた柔軟性と帯電防止効果とを衣料
等に付与できるとともに、これらの成分が衣料にむらな
く付着されるのである。成分（Ａ）（Ｂ）の割合は任意
に選ぶことができるが、成分（Ａ）と（Ｂ）の配合割合
（Ａ）／（Ｂ）が９５１５〜４０／６０（重量比）、特
に９０／１０〜５０１５０の範囲内とするのが好ましい
。
さらに処理される衣料に対して、本発明品の有効成分を
むらなく付着させるために融点が４０〜９０°Ｃ好ま、
シフは４５〜７０°Ｃの炭化水素系ワックスを成分（Ａ
）に対して、（Ａ）／ ワックスが９５１５〜４０／６
０（重量比）、好ましくは９ｆｌ／１０〜５０ ／ ５
０の割合となるように添加するのがよい。このようなワ
ックスは炭素数２０〜３５を主成分とするバラフィンワ
ックスやマイクロクリヌタリンワックス等である。
本発明の繊維製品処理用物品は特に衣料用乾燥機におい
て用いられ効果を発揮するものであるが、衣料等の洗濯
工程におけるすすぎ工程においても用いることができる
。この場合の柔軟性や帯電防止効果を向上させるために
、脂肪酸アルカノールアミド類及び脂肪酸エステル、高
級アルコールのエチレンオキシド付加物、アルキルフェ
ノールのエチレンオキシド付加物、油脂のエチレンオキ
シド付加物の群から選ばれる１種又は２種以上を添加す
るのが望ましい。これらの添加量は柔軟化剤の４０重量
％以下が適当である。脂肪酸アルカノールアミド類とし
ては構成脂肪酸の炭素数が８〜２４、エチレンオキシド
付加モル数が１〜４０のものが用いられる。又、脂肪酸
エステルとしては、炭素数８〜２０の脂肪酸と、（ｉ）
炭素数１〜４の１価アルコールとのエステル化物、（ｉ
ｉ ） 炭素数１〜６の多価アルコールとのモノまたは
ポリエステル化物、（■）炭素数１〜６の多価アルコー
ルのエチレンオキシド付加物（下−１〜６０）トノモノ
マタはポリエステル化物などが好ましく使用される。
また高級アルコールのエチレンオキシド付加物等におけ
る高級アルコールとしては、炭素数８〜２２の１級また
は２級アルコール、アルキルフェノールとしては炭素数
８〜２０のアルキル基を有するフェノール、油脂として
は、ヒマシ油、硬化ヒマシ油などである。また、さらに
少量の螢光増白剤、染料、顔料、香料などを添加するこ
とができる。
尚、成分（、Ａ） （Ｂ）の吸収性材料への含浸量は任
意に選ぶことができるが、すすぎ工程での使用性から他
の成分も含め吸収性材料の空隙占有率が１〜５０容量％
となるようにするのが望ましい。
本発明品は衣料用乾燥機中で用いた場合、特に効果を発
揮するものであり、柔軟化成分が衣料に均一に付与され
ずぐれた柔軟性と帯電防止性が発揮されるので、アクリ
ル繊維や イロン等の合成繊維でできた衣料についても
使用者に静電気による不快感を与えなくてすむ利点があ
る。
次に本発明を実施例により詳述する。尚、繊維製品処理
用物品の製造法、繊維製品の処理方法、性能評価は次の
方法により行なった。
・繊維製品処理用物品の製造法
配合成分を加熱溶融混合し、この溶液にシート状の吸収
性材料を浸漬した後、絞りローラを用い合ｌすけを調整
した。次に室温に冷却した後、所定の寸法に切断した。
・繊ｈ′（〔製品の処理方法
繊維製品として、綿タオル及びアクリル布（アクリルシ
ャーシ）を用い、これらの市販洗剤で洗浄後十分ずずぎ
脱水率１４０％に絞ったものを、乾燥重量が１／１ （
綿タオル対アクリル布）の割合で合計］ ｋｇとなるよ
うに組型回転式の家庭用乾燥機に入れた。繊維製品処理
用物品を１枚（不織布の場合は２３ Ｘ ２８ ｃｍ
、プラスチックホー・ムの場合は７×２０ｃｍ）を加え
約５０〜７０℃で４５分間乾燥処理した。
・性能評価
（イ）柔軟性：処理前と処理後の試験布（綿タオル）の
手触りを比較して次の基準で評価した。
○ ・・・・・・柔かい
△ ・・・・・やや剛い
× ・・・・・・処理前と変らない
（ロ）帯電防止性：スタチソクオネス［メーターにより
、布に印加電圧７ＫＶ、クーゲット距離２０ｍ＋ｎで帯
電させ、電圧除去後の帯電圧の半減期（秒）を測定した
。試験布としてアク男ル布を用いた。
（ハ）付着の均一性：処理後のアクリル布をブロムフェ
ノールブルー０．０４％水／８液に約３０秒間浸漬した
後純水で十分すすぎ、風乾後前色に染着した状態を下記
の基準により評価した。
５：染着むらが認められない。
４；極くわずか染着むらが認められる。
３：やや染着むらが認められる。
２：かなり染着むらが認められる。
１：染着むらが非常に多い。
実施例１
吸収性材料として厚さ２ｍｍ、みかけ比重０．０１４の
連続気泡を有するシート状ボリウレクンポームを用い・
ジ水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムメチルサ
ルフェート（Ａ成分）、ステアリン酸アミド（Ｂ成分）
及びソルビタンモノステアレートからなる組成を成分（
Ａ）（Ｂ）の配合割合をかえて含浸させた。含浸量は７
／２０ｃｍのシートあたり２ｇである。尚、成分（Ａ）
とソルビタンモノステアレートとの配合比は７／３ （
ｆｆｉ量比）である。表−１に成分（Ａ）と（Ｂ）の配
合割合（重量比）及び性能を示す。
表−１
表−１より本発明品（階２〜６）によればずくれた柔軟
性と帯電防止とを衣料に付与でき、柔軟化剤が均一に付
着することがわかる。
実施例２
吸収性材料として、ポリプロピレン及びポリエステル繊
維からなる坪Ｎ２５ｇ／ｒｄの不織布を用い、下記の組
成（歯１〜Ｎ０５）を含浸させて性能を評ｈｌｌｉ シ
た。含浸量は不織布２３ Ｘ ２８ ｃｒｈ当り２ｇで
ある。
結果を表−２に示す。
組成物歯１
シバルミチルジメチルアンモニウムクロライ］−５５重
量部
バルミチン酸アミド ２０〃
２５ ・・
＊Ｉ ＰＯＥばポリオキシエチレンを意味し、ｐはエチ
レンオキシドの平均重合度を
意味する（以下、同じ）
組成物Ｎｏ、 ２
ジステアリルジメチルアンモニウムメチルサルフェート
６０重量部
オレイン酸アミド ２０１１
ＰＯＥ、ＣＰ＝２）ノニルフェニルエーテル２０〃
組成物Ｎｏ、 ３
２−ヘプタデシル−１−エチル−１−（（２−オクタデ
カノイルアミノ）エチル〕イミダゾリニウムエチルサル
フェート
５６重量部
ラウリン酸アミド ２０１１
ポリエチレングリコール（平均分子１！ ２００）モノ
ステアレート ２４〃
組成物陽４
組成物Ｎｏ、３を９０重量部に融点６６°Ｃのパラフィ
ンワックスを１０市債添加したもの。
組成物階５
組成物Ｎｏ、 ３を８０重量部に融点５３°Ｃのパラフ
ィンワックスを２０重量部添加したもの。
表−２
表−２よりパラフィンワ・ノクスを添加すると衣料への
付着がより均一になされることがわかる。
特許出願人 ライオン株式会社
代理人 箱 １） 篤[Medium, R2 and R3 each have 10 or more carbon atoms
24 alkyl group, hydroxyalkyl group or alkenyl group, R71 and R5 are each an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, hydroxyalkyl group or benzyl group, (C2
H40) a group represented by β3 (43=1-5), Y],
Y2 is an ethylene group or a propylene group, al
, z2 is a number of 0 or 1, and X represents a halogen or a monoalkyl sulfate group having 1 to 3 carbon atoms. ) Specifically, dilauryldimethylammonium chloride, civalmitylmethylhydroxyethylammonium methylsulfate, dihydrogenated beef tallow alkyldimethylammonium chloride, distearylmethylpolyoxyethylene (average 1 degree 5 moles) ammonium chloride, dihydrogenated beef tallow Alkylethylbenzylammonium chloride, ditetracosyldimethylammonium chloride, di[(2-dodecanoylamino)ethyl]dimethylammonium chloride, di[(2-octadecanoylamino)propyl]dimethylammonium methyl sulfate, 2-heptadecyl-1 -ethyl-1-(
One or two of (2-octadecanoylamino)ethyl]imidazolinium ethyl sulfate, 2-pentadecyl-1-methyl-1-[(2-hexadecanoylamino)ethyl]imidabrinium methyl sulfate, etc.
It is a mixture of more than one species. Component (B) in the present invention is a fatty acid amide represented by the general formula <r>. Specifically, 5 is one or a mixture of two or more of urophosphoric acid amide, myristic acid amide, stearic acid amide, beef tallow fatty acid amide, hydrogenated beef tallow fatty acid amide, oleic acid amide, coconut fatty acid amide, and the like. From the viewpoint of this antistatic property, the number of carbon atoms is 10~
20 fatty acid amide is preferred. The absorbent material in the present invention refers to components (
Any material having a space capable of holding A) and (B) may be used. For example, paper, woven fabric, non-woven fabric, sponge, etc. Among these, nonwoven fabrics, sponges, etc. are preferred from the viewpoint of usability. Examples of nonwoven fabrics that can be used include those prepared by treating cellulose, rayon, and polyester fibers with a binder, those mixed with polyolefin fibers without using a binder, and spunbond fabric. As the sponge, plastic foams such as polyurethane foams and polyester foams having open cells are preferable. In addition, flexible sheet-like materials are preferable from the viewpoint of manufacturing and use, and in particular, the apparent specific gravity is 0.01 to 0.03 and the porosity is 95 to 9.
9%, plastic homes such as sheet polyurethane homes with a thickness of 1 to 5 mm, and 10 to 50 m.
g/to', a nonwoven fabric with a porosity of 70 to 90% is desirable. The present invention is an article for treating textile products made by impregnating an absorbent material with components (A) and CB), which provides excellent flexibility and antistatic effect to clothing, etc. due to the synergistic effect of components (A) and (B). These ingredients can be applied to clothing evenly. The ratio of components (A) and (B) can be arbitrarily selected, but the mixing ratio of components (A) and (B) (A)/(B) is 9515 to 40/60 (weight ratio), especially 90/ It is preferably within the range of 10 to 50,150. The melting point is preferably 40 to 90°C in order to evenly adhere the active ingredient of the product of the present invention to the clothing to be further processed.
Schiff consists of hydrocarbon wax at a temperature of 45 to 70°C (A
), (A) / wax is 9515 to 40/6
0 (weight ratio), preferably 9 fl/10 to 50/5
It is preferable to add it so that the ratio is 0. Such waxes include paraffin wax, microcrine wax, etc., which have 20 to 35 carbon atoms as a main component. The article for treating textile products of the present invention is particularly effective when used in dryers for clothes, but it can also be used in the rinsing process of washing clothes and the like. In order to improve the flexibility and antistatic effect in this case, one or two selected from the group of fatty acid alkanolamides and fatty acid esters, ethylene oxide adducts of higher alcohols, ethylene oxide adducts of alkylphenols, and ethylene oxide adducts of fats and oils. It is desirable to add seeds or more. The amount of these added is suitably 40% by weight or less of the softener. As fatty acid alkanolamides, those in which the constituent fatty acids have 8 to 24 carbon atoms and the number of moles of ethylene oxide added are 1 to 40 are used. Further, as fatty acid esters, fatty acids having 8 to 20 carbon atoms and (i)
Esterified product with monohydric alcohol having 1 to 4 carbon atoms, (i
i) Mono- or polyesterified products with polyhydric alcohols having 1 to 6 carbon atoms, (■) Ethylene oxide adducts of polyhydric alcohols having 1 to 6 carbon atoms (lower-1 to 60) As the monomonomer, polyesterified products are preferably used. Ru. In addition, examples of higher alcohols in ethylene oxide adducts of higher alcohols include primary or secondary alcohols having 8 to 22 carbon atoms; examples of alkylphenols include phenols having alkyl groups of 8 to 20 carbon atoms; examples of fats and oils include castor oil, hardened Such as castor oil. Further, small amounts of fluorescent brighteners, dyes, pigments, fragrances, etc. can be added. The amount of components (A) and (B) impregnated into the absorbent material can be arbitrarily selected, but from the viewpoint of ease of use in the rinsing process, the void occupancy of the absorbent material including other components should be 1 to 50. capacity%
It is desirable to make it so that The product of the present invention is particularly effective when used in a clothes dryer, as the softening component is uniformly applied to the clothing and exhibits excellent flexibility and antistatic properties. Clothes made of synthetic fibers such as iron and iron also have the advantage of not causing discomfort to the user due to static electricity. Next, the present invention will be explained in detail with reference to Examples. In addition, the manufacturing method of the textile product processing article, the textile product processing method, and the performance evaluation were performed by the following methods.・Production method of article for textile processing After heating, melting and mixing the ingredients and immersing a sheet-like absorbent material in this solution, the mixture was adjusted using a squeezing roller. Next, after cooling to room temperature, it was cut into predetermined dimensions.・Fiber h' ([Product processing method] Cotton towels and acrylic cloth (acrylic chassis) are used as textile products, and after washing with these commercially available detergents, the products are thoroughly squeezed to a dehydration rate of 140%, and the dry weight is 1/1 (
The total weight (cotton towel to acrylic cloth) was placed in a rotary home dryer. 1 article for textile processing (23 x 28 cm for non-woven fabrics)
, 7 x 20 cm in the case of a plastic home) and dried at about 50 to 70°C for 45 minutes. - Performance evaluation (a) Flexibility: The feel of the test cloth (cotton towel) before and after treatment was compared and evaluated based on the following criteria. ○ ... Soft △ ... Slightly stiff × ... Same as before treatment (b) Antistatic property: Statisokuones [voltage applied to cloth 7KV, Kugett distance 20m+n by meter] The half-life (seconds) of the charged voltage was measured after the voltage was removed. Akumanru cloth was used as the test cloth. (c) Uniformity of adhesion: The treated acrylic cloth was immersed in bromophenol blue 0.04% water/8 solution for about 30 seconds, rinsed thoroughly with pure water, air-dried, and dyed in the previous color as shown below. Evaluation was made according to the criteria. 5: No uneven dyeing observed. 4: Very slight dyeing unevenness is observed. 3: Some uneven dyeing is observed. 2: Considerable uneven dyeing is observed. 1: Very uneven dyeing. Example 1 A sheet-like Polyurecne pom having open cells with a thickness of 2 mm and an apparent specific gravity of 0.014 was used as an absorbent material.
Dihydrogenated tallow alkyldimethylammonium methyl sulfate (component A), stearamide (component B)
The composition consisting of sorbitan monostearate and sorbitan monostearate (
A) and (B) were impregnated with different blending ratios. The amount of impregnation is 7
/2g per 20cm sheet. In addition, component (A)
The blending ratio of sorbitan monostearate and sorbitan monostearate is 7/3 (
ffi quantity ratio). Table 1 shows the blending ratio (weight ratio) and performance of components (A) and (B). Table 1 From Table 1, it can be seen that the products of the present invention (floors 2 to 6) can impart loose flexibility and antistatic properties to clothing, and that the softener adheres uniformly. Example 2 A nonwoven fabric made of polypropylene and polyester fibers with a weight of 25 g/rd was impregnated with the following composition (tooth 1 to N05) as an absorbent material, and its performance was evaluated. The amount of impregnation is 2 g per 23 x 28 crh of nonwoven fabric. The results are shown in Table-2. Composition Tooth 1 Sibalmityldimethylammonium chloride]-55 parts by weight Balmitic acid amide 20 25 *I POE means polyoxyethylene, p means the average degree of polymerization of ethylene oxide (the same applies hereinafter) Composition Product No. 2 Distearyldimethylammonium methyl sulfate 60 parts by weight Oleic acid amide 2011 POE, CP=2) nonylphenyl ether 20 Composition No. 3 2-heptadecyl-1-ethyl-1-((2-octadecanoyl Amino)ethyl imidazolinium ethyl sulfate 56 parts by weight Lauric acid amide 2011 Polyethylene glycol (average molecular weight 1! 200) monostearate 24 Composition positive 4 Composition No. 3 was added to 90 parts by weight and paraffin having a melting point of 66°C 10 parts by weight of wax was added. Composition Level 5 Composition No. 3 was added to 80 parts by weight of paraffin wax with a melting point of 53°C. Table 2 From Table 2, paraffin wax was added to 80 parts by weight of composition No. 3. It can be seen that when added, the adhesion to clothing becomes more uniform. Patent applicant Lion Co., Ltd. Agent Box 1) Atsushi