JPS6044792B2 - 電気炉制御方法 - Google Patents

電気炉制御方法

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JPS6044792B2
JPS6044792B2 JP12698874A JP12698874A JPS6044792B2 JP S6044792 B2 JPS6044792 B2 JP S6044792B2 JP 12698874 A JP12698874 A JP 12698874A JP 12698874 A JP12698874 A JP 12698874A JP S6044792 B2 JPS6044792 B2 JP S6044792B2
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JP
Japan
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furnace
temperature
mode
heating
heater
Prior art date
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Expired
Application number
JP12698874A
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JPS5152533A (ja
Inventor
征茂 藤野
淑夫 田中
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電気炉、特に同種の2台以上の電気炉を1個
の設備電源によつて運転する場合の電気炉の制御方式に
関するものである。
一般に電気炉が工場等に設備される場合、最初は1台の
電気炉によつて操業され、工場の製造能力の向上に伴つ
て更にもう1台が追加設備されることが多い。
電気炉が2台設備される場合、2炉が別々に運転される
場合を除き、従来は2炉分の電源容量の電源が設備され
ていた。この場合電気炉は見掛上の消費電力が大である
ため工場全体、あるいは付近の配電線網に迄影響を与え
ることが屡々あつた。上記のように既に1台の炉で操業
中設備された後同一容量のものが1炉増設される場合に
も増設費その他増設に伴う煩瑣な諸問題を解決しなけれ
ばならない。
特に大形電気炉の場合はこの問題が重要になつてくる。
この発明はこれらの問題を解消するために電気炉の電力
消費の特性を利用して1個の電源設備を用いて2台ある
いは複数台の電気炉の運転を可能とする方式を提供する
ものである。
以下説明を明快にするために2台の電気炉の場合につい
てその概要を説明する。
一般に電気炉の電力消費要素はほとんどヒーター(抵抗
発熱体)であり、電気炉のヒータの電気容量は炉の昇温
速度(炉が冷却状態から所定の温度に達する速さ)によ
り決まる。
本発明は、炉が所定の温度に昇温した後その温度に保持
されるために必要な電力は昇温時に必要な電力に比し僅
か(通常昇温時のIP以下)であることに着目し、炉・
のヒーターの通電区分を所定温度に保持するために必要
な保温区分と、昇温時に必要な電力を保温区分に補う昇
温区分とに分割し、2炉のそれぞれの分割されたヒータ
を独立させて、それらを組合せて通電制御する方式によ
り上述の目的を達成せ・んとするものである。すなわち
、第1の炉の昇温モードにおいてその炉の保温区分と昇
温区分との両ヒーターを合せて通電して所定温度に昇温
させ、保温モードにおいては昇温区分のヒーターは切離
し、保温区分のヒーターにのみ通電する。
この場合所定の温度に保持するために保温区分のヒータ
ーの通電が断続されて制御される。つぎに第2の炉の昇
温モードにおいては第1の炉の昇温モードが終りその昇
温区分のヒーターが切離されると同時に第2の炉の昇温
区分と、保温区分との両ヒーターの通電が始められる。
ただし前記第1の炉の保温モード中その保温区分ヒータ
ーに通電されたときには第2の炉の保温区分のヒーター
の通電は中断され、第1の炉の保温区分ヒーターの通電
が断たれると、第2の炉の昇温区分のヒーターの通電が
再開され第2の炉の昇温モードが進行される。以上のよ
うにして第1,第2の炉が共に所定温度に達し後はそれ
ぞれの保温区分のヒーターに制御通電され各炉ともに所
定温度に保持される。つぎにこの発明の1実施例を図に
ついて説明する。
第1図はこの発明の1実施例の電気回路のプロツク図で
帰線は省略して示されている。第2一1図は第1の炉の
時間と温度との関係図表、第2一2図は第2の炉の時間
と温度との関係図表、第3−1図は第1の炉の時間と通
電々力との関係図表、第3−2図は第2の炉の時間と通
電々力との関係図表てある。各図において1は電源端子
、2,2″はそれぞれ第1,第2の炉の断路器、3,3
″はそれぞれ第1,第2の炉4,4″の昇温ヒーター回
路の接触器、3A,3Nはそれぞれ第1,第2の炉の保
温ヒーター回路の接触器、5,5″はそれぞれ消費電力
P1の第1,第2の炉4,,4″の昇温ヒーター、6,
6″も同じく各炉の保温ヒーターで、消費電力P2は前
記昇温ヒーターと同一(P1=P2)で前記電源端子1
の設備電力はP1+P2になつてい−る。
7,7″はそれぞれ第1,第2の炉の測温素子、8,8
″はそれぞれ第1,第2の炉の温度調節計、9,9″は
それぞれ第1,第2の炉の接触器3,3″の制御回路、
10は第2の炉の保温モード中に、温度調節計8,8″
の関連を断つゲート回路、A,b,c,d,e,f,g
,hはそれぞれ制御回路9,9″および温度調節計8,
8″の出力信号系統である。
いま、炉の運転に当たり断路器2,2″が閉じられると
、第1の炉4の温度調節計8の設定値に第1の炉の温度
が到達するまで、温度調節計8の出力信号bにより接触
器3Aが0N1同じくcにより制御回路9を経て接触器
3も0Nになり、昇温ヒーター5と保温ヒーター6に通
電され第1の炉の昇温モードが始まる。
すなわち第2−1図に示されたようにT。−ちに従つて
、炉4の温度が上昇する。炉4内の温度は測温素子7に
よつて検知される。炉4の温度が温度調節計8に予め設
定された所定温度T1に到達したことが検知されると、
温度調節計8より出力信号cが制御回路9に送られる。
この信号cは制御回路に記憶されると共に制御回路9の
信号aにより接触器3が0FFされ、昇温ヒーター5の
電力は断たれる。以上で第1の炉4の昇温モードが終了
し、測温素子7の検知信号により温度調節計8に設定さ
れた温度T1に炉4が保持されるために第3−1図に示
されたように接触器3Aが0N,0FFされ、保温ヒー
ターの電力が制御され第1の炉4の保温モードとなる。
他方上記第1の炉4が所定温度T1に達し、昇温モード
が終了した時点t1において温度調節計8の出力信号d
がゲート回路10を経て、第2の炉4″の温度調節計8
″に送られ、その出力信号eによつて接触器3A/)く
0Nにされ、さらに温度調節計8″の出力信号fも制御
回路9″に加えられ、その信号gによつて接触器3″が
0Nにされ、第2の炉4″の昇温モードが始まる。
ただし前述の第1の炉4の保温モード中その温度調節計
8により接触器3Aが0Nにされ、保温ヒータ6の通電
中は保温ヒータ6″に通電されないように、温度調節計
8の出力信号dにより温度調節計8″が制御される。す
なわち、第2−2図に示されたようにT2になる迄の第
2の炉4″の昇温モードが始まる。
ただしこの昇温モードにおいては第3−1図と第3一2
図とに示され、また前述のように第1の炉4の保温モー
ド中その保温ヒーター6に通電されているときTbは第
2の炉4″の昇温ヒーター5の通電は断られ、電源にP
1+P2以上の負荷が加わることを防止しており、した
がつて第2の炉4の昇温ヒーター5″と保温ヒーター6
″とが同時に通電されるのは捻の部分となる。すなわち
第2の炉4″の昇温モードの開始t1から終了ち迄は第
1の炉に比し長くなることは避けられない。なお、第2
の炉4″の昇温モード終了後はその制御回路9″より信
号hがゲート回路10に送られ第1と第2の炉の温度調
節計8,8″間の信号fの連携は断たれる。
以上のようにして昇温モードを終了した第1と第2の炉
4,4″はそれぞれの測温素子7,7″によりそれぞれ
の炉内温度を検知して、それぞれの保温ヒーターの通電
量を制御し、それぞれ所定の温度に保持される。この発
明の効果は以上詳述したように1台の炉に対応した電源
容量の設備で2台の炉が運転でき、電源設備の節約と有
効利用が期待できる。
したがつて既設の1台の炉に加えて更に1台を追加増設
する場合この発明の制御方式により、新たな電源設備を
設ける必要がなく配電線網の簡易化が計りうる。なお、
また放熱が少ない炉を用いた場合は第1,第2,第3・
・・・・・等の2台以上の炉においても上記と同様に各
炉の昇温モードを順次連継して開始することにより同様
の効果が期待できる。
さらにまた、保温モードにおいて実施例のごとく保温ヒ
ーターの電力を断続させて制御する代りに供給電力をサ
イリスタ等を用いて連続的に調整制御することによつて
も同様の効果が得られる。図面の簡単な説明第1図はこ
の発明の1実施例の回路のプロツク″図、第2−1図、
第2−2図はそれぞれこの発明の1実施例の炉の温度と
時間との関係図表、第3−1図,第3−2図はそれぞれ
この発明の1実施例の炉の消費電力と時間との関係図表
である。
1:電源端子、2,2″:断路器、3,3″:接触器、
4,4″:炉、5,5″:昇温ヒーター、6,6″:堡
温ヒーター、7,7″:測温素子、8,8″:温度調節
計、9,9″:制御回路、10:ゲート回路、a・・・
h:信号系統。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比較的大電力を供給する昇温モードで第一の炉を加
    熱する第一の段階から、第一の炉が所定の温度に到達し
    た後第一の炉を比較的少電力を供給する保温モードで加
    熱するとともに第二の炉を前記昇温モードで加熱する第
    二の段階を経て、第二の炉が所定温度に到達した後第一
    ,第二の炉をともに前記保温モードで加熱する第三の段
    階へ順次切換えるように構成したことを特徴とする電気
    炉制御方法。 2 各炉ごとに発熱体を昇温用発熱体と保温用の発熱体
    に分割し、各段階ごとにこれらの発熱体の電力供給を制
    御するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    1の電気炉制御方法。
JP12698874A 1974-11-01 1974-11-01 電気炉制御方法 Expired JPS6044792B2 (ja)

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JPS5152533A JPS5152533A (ja) 1976-05-10
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DE2726458A1 (de) * 1977-06-11 1979-01-04 Bosch Gmbh Robert Elektrisch betriebene schnellheizeinrichtung
JP2010086945A (ja) * 2008-09-05 2010-04-15 Kanken Techno Co Ltd 熱処理炉用のヒータ回路

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JPS5152533A (ja) 1976-05-10

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