JPS6043218B2 - 被工作物の接合方法およびツ−リング - Google Patents

被工作物の接合方法およびツ−リング

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JPS6043218B2
JPS6043218B2 JP49130912A JP13091274A JPS6043218B2 JP S6043218 B2 JPS6043218 B2 JP S6043218B2 JP 49130912 A JP49130912 A JP 49130912A JP 13091274 A JP13091274 A JP 13091274A JP S6043218 B2 JPS6043218 B2 JP S6043218B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被工作物の接合方法およびツーリングに係り、
更に詳しくは比較的軟質の被工作物を比較的高強度の材
質よりなるリベットを用いて接合することを可能ならし
めたリベット型ファスナーjシステムに関する。
従来、アルミニウムの航空機体のリベット締めはアルミ
ニウムあるいはモネルメタルのような比較的低強度の材
質よりなるリベットを用いて通常行なわれている。
やわらかいシートを高強度の材;質よりなるリベットを
用いてリベット締めするとリベットのアップセットヘッ
ド成形によつて穴が過度に拡張せしめられ裂傷せしめら
れる傾向があり、また、それによつて構造物がひどく変
形せしめられることもあるので高強度の材質(例えば2
,812.28ないし7,030.70k9/C7lf
のせん断強さを有する材質)は臨界荷重が低く、重せん
断応力の継手をリベット締めする場合には通常は使用さ
れない。従つて、現在では、やわらかい材質のシートを
接合する場合にはリベットの代りにねじ付もしくはタッ
プ付のインタロック型の保持カラーを有する高強度の材
質よりなるピンが使用されている。締りばめはこの種の
継手の疲れ寿命を延長せしめるので、上述の如きピンは
アンダサイズの穴中に締めつけられる。ロスマン米国特
許NO.3,426,64lにおいて開示されている最
近の発明は被工作物に対して悪影響を及ぼすことなく比
較的やわらかいアルミシート中に高強度の中実シャンク
リベットをアップセット成形することを可能ならしめて
いる。
これは特殊な成形カラーを用いて行なわれる。しかし、
このカラーは、ちようどピンとカラーの方式の場合のよ
うに、取付け際別々の取扱いを必要とし、それによつて
取付けのコストと作業の複雑さが実質上増大せしめられ
る欠陥があつた。本発明の第1の目的は、穴が形成され
ている構造物に対して悪影響を及ぼすことなくアップセ
ットヘッドを成形することができ、かつ、そのアップセ
ットヘッドは、プレ成形ヘッドと実質上変わらない程度
に構造用継ぎ手に作用する引張分離荷重に対して抵抗力
を有する、比較的高強度の材質よりなるリベットを提供
することである。
本発明の第2の目的は、アップセットヘッドが内部座屈
したり偏心して成形されるのを防止する手段を提供する
ことである。本発明の第3の目的は、取付けのコストと
作業の複雑さが実質上減少せしめられるように別々の.
取扱いを要するカラーあるいは他の複数の部品を使用す
ことを要しないファスナー方式を提供することである。
本発明の第4の目的は、構造物に必然的に接触する材質
がわずか1種であるファスナー方式を提・供し、それに
よつて継手におけるガルバニツク腐蝕の度合を最小限に
することである。
本発明の要旨とする所を次に述べる。
本発明のリベットファスナー方式は就中アルミニウムの
航空機シートあるいはスチフナの如き構造用部材を接合
することを意図したものである。
本発明のリベットアセンブリはリベットとコアピンより
なる。前記リベットは2,812.28ないし7,03
0.70k9w/Clt台、好ましくは約6,327.
63ないし7,030.70kgw/C7lfの単位せ
ん断強度の高強材質よりなる。前記リベットはそのせん
断軸受長の主要部に対しては中実に形成されており、そ
の一端にはプレ成形されたヘッドを備え、その他l端に
は管状のすえ込み可能な部分を備えたシャンクを有する
。前記管状のすえ込み可能な部分は前記シャンクの他端
に形成されている。前記すえ込み可能な部分の長さは所
望のアップセットヘッドを得るようあらかじめ定められ
た長さである。前記中実シャンクの部分は構造用部材の
併用厚さ(グリップ)に開連してあらかじめ定められた
長さに形成されている。前記管状のすえ込み可能な端部
は、リベットによつて接合された構造用部材が継手に作
用する軸方向引張力によつて分離しないように、該構造
用部材を前記他端のプレ成形されたヘッドと共に保持す
るヘッドを形成するようにすえ込まれる。中空の管が端
部に作用せしめられる力によつてすえ込まれアップセッ
トヘッドが形成されるので、穴の拡張し過ぎ、あるいは
ゆがみは何らおこらない。前記コアピンは前記管状のす
え込み可能な部分とシャンク端部とによつて画定された
凹所中にあらかじめ挿入され、前記管状のすえ込み可能
な部分がすえ込まれる間管状のすえ込み可能な部分を半
径方向に支え、管状のすえ込み可能な部分が内部座屈あ
るいは偏心して成形されるのを防止している。
取付け後は中央の適所に残留し、アップセットヘッドを
支え、構造用継手に作用する引張力に抗している。前記
リベットは被工作物と接触する唯一の構成部分であるの
で、一般に使用されているピンおよびカラー方式の2構
成部分と比較して、継手は電気腐蝕を受けにくい。
これはリベットが僅少の材質系よりなり、それ故、継手
において流電気結合は僅かしかないためである。また、
コアピンをリベットシャンクの部分にあらかじめ組み込
むことができるので、取付けのコストと組み立ての複雑
さは本願発明の方式によれば、従来の2ピースファスナ
ー方式に比して実質上減少せしめられる。以下、図面を
参照して本発明の詳細な説明する。第1図は本発明に係
るさら頭型ファスナーをヘッドをすえ込むのに要するツ
ーリングと共に例示したものである。
前記ファスナーはすえ込み成形前の状態において図示さ
れている。前記ファスナーはリベット1とコアピン2と
よりなる。リベット1は中心軸3aを有し、リベット1
の一方の端部4aにプレ成形されたヘッド4を備え、リ
ベット1の他方の端部5aに中空で管状のすえ込み可能
な部分5を備えた中実シャンク3を有する。すえ込み可
能な部分5は所望のアップセットを提供するようにあら
かじめ定められた長さdの円筒状の内壁5bによつて境
界づけられた凹所を囲んでいる。管状のすえ込み可能な
部分5の容積はすえ込み可能な部分の長さと壁の厚さと
半径とによつて決まるものである。円筒外壁面5cは中
実シャンクとすえ込み可能な部分の外方の境界を形成し
ている。
コアピン2の直径6はコアピン2を凹所内に配設できる
大きさでなければならない。
好ましくはその直径は管状のすえ込み可能な部分の内径
7に略々等しくなければならず、また、その中にしつか
りと保持した状態ですえ込むことができる程度に充分に
大きくなければならない。しかし、コアピン2を凹所内
に他の方法でしつかりと固着することができるならばコ
アピン2の周囲のクリアランスは許容できる。ブレスば
めは簡単であり、かつ保持の信頼度が高いのでブレスば
めが好ましい。凹所内にコアピン2を保持する方法によ
つて、取付け処理のコストと複雑さを減少させることが
できる。コアピン2は凹所の底部54と接触させる。リ
ベット1は好ましくは約2,812.28k9w/c!
iの単位せん断限界強さ以上の強度を有する材質よりな
るのが良い。
また、その材質は少なくとも10%の伸びと少なくとも
30%の面積の減少の延性値を有するものでなければな
らない。このような延性値はすえ込み成形中にアップセ
ットヘッドの割れを排除するために必要である。伸びの
好ましい範囲は15〜20%である。そして面積の減少
の好ましい範囲は約40%から60%である。リベット
1は構造用パネル9と10に共通である穴8の中に取付
けられる。
すなわち、心合せされた穴が2枚のパネルに形成されて
いる。前記中実シャンク3の直径11は取付けを容易に
するために穴の直径よりも幾分小さくしても良い。それ
らの直径間の関係については後で詳細に述べる。コアピ
ン2は単位圧縮耐力強度がリベットを形成している材質
の強度に(幾分少ないのも可として)実質上等しいかあ
るいはそれよりも強い材質によつて構成されてい?。コ
アピン2の厚さtは、所望のアップセットヘッドを形成
するようにあらかじめ定められた管状のすえ込み可能な
部分の長さd以下でなければならない。また、コアピン
2の厚さtは、内方のツールピースの表面22がコアピ
ンの表面52と接触するまで凹所の直径14内に内側の
ツールピースの直径12を密接させることによつて内側
のツールピースを受けて同軸的に該ツールピースを配置
させる部分h1を提供する厚さでなければならない。図
示の前記ツーリングは本発明の一方法に係るファスナー
に対してすえ込み成形に要する荷重を提供するものであ
り、ここにおいて管状のすえ込み可能な端部が先ず成形
され、次いで、少なくともすえ込み成形の終端部で圧縮
力がコアピン2を通して中実シャンク3に作用せしめら
れ、アップセットヘッド成形を終えるまで中実シャンク
が膨張せしめられる。
後て開示するようにこの装置はなんらの圧縮力もコアピ
ンに作用しない他の組み立て技術にも適用できる。外側
のツールピース15は内側のツールピース13の外側に
はめ込まれており、管状のすえ込みノ可能な部分5をす
え込むために一方向に前方にスライドできるようになつ
ている。
外側のツールピース15がスライドして環状のすえ込み
可能な部分がすえ込まれ環状に潰れた形状のアップセッ
トヘッドが形成される。この環状のすえ込み可能な7部
分を潰す過程で、中空の環状のすえ込み可能な端部はた
る状に外方に太くなり、そして折れ重なリアップセツト
ヘッドが形成される。これは第11図に最も良く図示さ
れている。これは型鉄により成形ヘッドではなく、外径
xを有する潰された環状形状の構造になつている。内側
のツールピース13は弾性体もしくはスプリング17に
よつて肩16に支えられ、その最初の位置に保持されて
いる。
距離Nは寸法h1に相対してあらかじめ定められている
。第2図に例示の如く、力F1はすえ込み可能なヘッド
端部とプレ成形されたヘッド端部に対してそれぞれツー
リング18および19によつて作用せしめられる。
プレ成形されたヘッドは好ましくはリベット軸の中心に
荷重を集中させるクラウン形のものが良い。このような
りラウン形は第8図示の突出されたヘッドにも適珀する
ことができる。弾性体17を圧縮させてツーリング18
を内側のツールピース13の方へ前進させると同時にツ
ールピース15を押進めることによつて環状のすえ込み
可能な端部5をすえ込みアップセットヘッド20を形成
する。H2がOになるとき、すなわち、ツールピース1
3の表面23とツーリング18の表面24とが一致する
と、外側のツールピース15の表面21と内側のツール
ピース13の表面22とが、アップセット表面25とコ
アピン表面52の双方に対して同時に荷重をかけるよう
になる。すなわち、ヘッド成形操作工程の最終部分にお
いて、前記ツーリング18,19は中実シャンクを膨張
させる役目をするコアピンを通して中実シャンクに端部
荷重をかける。これは本願発明における随意の技術でシ
ャンク膨張操作はツーリングの適宜の修正もしくは調整
によつて削除することができる。コアピン2は高強度の
材質よりなるので、中実シャンク3を膨張させるための
コアピン2に負荷される荷重はコアピン2自体の過度の
寸法拡張を生ぜしめることなく、コアピン2を通して中
実シャンク3に直接つたえられる。
ツーリング18に対して作用せしめられる力F1が増大
し続けるとリベット1のシャンク3が穴8を満たし、穴
8を拡張するように通常約0.00508から0.02
54cmの概略の範囲の所望の締りばめが得られるまで
リベット1のシャンク3の直径が増大せしめられる。こ
こで締りばめとはすえ込み後の緩状態にあるリベット1
のシャンク3の直径11と、リベットが穴の中に挿入さ
れる以前に存在した穴の直径8との間の干渉として定義
されるものである。第1図示の実施態様において、コア
ピン2はその軸方向に相対する両面に等しいすみ径26
および28を有しており、その径は凹所のすみ径27と
実質上等しく、コアピンを凹所内に可逆的に装着し得る
ようになつている。
これはまた、アップセットヘッドの材質53のフローが
すみ径28を囲み込み、それによつてコアピンとアップ
セットヘッドとをインタロックすることを可能ならしめ
ている。コアピンの両端部の構造の同一性は必要ではな
い。
第9および10図の実施態様から明らかな如く、テーパ
がコアピンの一端部のみに設けられても良い。そしてこ
のようなコアピンはその両端部が同一でないから、可逆
的ではない。コアピン2はヘッドのすえ込み成形中、管
状の”すえ込み可能な端部を横方向に補強しており、ヘ
ッドの座屈および偏心を防止している。
コアピンはまた、組み立てが完了した後、力Pによつて
アップセットヘッドを補強している。それらの力Pは回
転を防止し、そして引張分離力F2を受けてS方向にア
ップセットヘッドを生むことを防止している。かように
して支持されたアップセットヘッドはプレ成形されたヘ
ッドと実質上同程度に強く形成されている。また、コア
ピンはソリッドシャンクを膨張させるすえ込み荷重をソ
リツドシヤ″ンクに直接的に伝え、シャンクの直径を膨
張させその交果、構造用継手の疲労寿命を実質上延長さ
せる締りばめ取付けにする働らきをする。この膨張の特
色を利用することは随意である。リベットは該膨張がな
い場合でも実質的に有用である。コアピンは所定の長さ
のファスナーをパネルの厚さの変動の実質的な範囲R(
グリップレンジ)に対して使用することを可能ならしめ
る、重要な付加的機能を果している。グリップレンジは
第3図示の如く、最大グリップg1と最小グリップG2
との間の厚さの差として定義されるものである。通常商
取引上許容し得る、ファスナーが役目を果さなければな
らないグリップレンジRは0.0793f3cmである
0.6あdの直径のファスナーの場合、グリップレンジ
の範囲はそのシャンクの直径の8分の1でなければなら
ない。
このグリップレンジRは第3図に略々相対的な寸法で示
されており、最大グリップg1と最小グリップ臣との差
がグリップレンジRであり、Lはファスナーの長さを表
わしている。本発明においては、小さなサイズ(シャン
クの直径にして約32分の5およびそれ以下)の場合を
除けば、達し得るグリップレンジは少なくとも0.15
8乃dであり、公式に許容されるとみなされる値の約2
倍である。前記小さなサイズの場合には、グリップレン
ジは少なくとも0.0793Banである。シートの厚
さは製造の許容誤差内で変化するものであるので、所定
長さのファスナーは増分すなわちグリップ変化の実質的
範囲の用途に対して満足に適用し得なければならない。
また、テーパ付シートが時々使用されるがその場合該シ
ートはリベットパターンの長さ方向に沿つてグリップを
当然異ならせている。そして、実際上工作物の厚さのど
の微少な変化にも適応させるように異なつたファスナー
長さを用いることができないことは明白である。凹所の
底部54は最大グリップ状態のパネル後面31よりも距
離Rだけ下であり、かつ、最小グリップ状態の表面32
よりも上に位置せしめられている。換言すればグリップ
変化がなく適正に取付ける場合においては、底部54は
工作物の後面あるいはそれ以下に位置せしめられ、決し
てそれ以上の所に位置せしめられることはないであろう
。アップセットヘッドをクラックさせることなく表面3
2上に底をつけさせるために、管状のすえ込み可能な材
質のみが表面32上に突出し、中実シャンクの材質は突
出しないことが必要である。グリップレンジの範囲内の
種々のグリップにおいて同一のリベットが形成される場
合において、アップセットヘッドの形状は許される限界
内で幾分変化するであろう。
何故ならば、所定体積を有し、すえ込み前の長さH3を
有する管状のすえ込み可能な部分が表面32上に突出す
るのてあるが、それが個々のグリップによつて変化する
からである。しかし、有用なアップセットヘッドは設定
されたグリップレンジの範囲内のどのグリップにおいて
も得ることができる。受容し得るヘッドとしての第1の
基準は比合(第11図を参照のこと)すなわち、成形さ
れたアップセットヘッドの外径と中実シャンクの外径と
の比は少なくとも約1.3程度に大きくなければならな
いことである。コアピンは中空端部リベットを広範囲の
グリップ変化に関わりなく適用し得るようにし、それと
共にシャンクを膨張させる機能を提供する重要な構成部
分である。前述の如きコアピンの機能は本発明の重要な
特色を構成しており、本発明を従来のシングルピース中
空端部リベットと識別するのにかくべからざる部分であ
る。
これは従来のリベットについて論じられている以下の記
述の図面から明らかになるであろう。第4図は従来のヘ
ッドすえ込み用ツーリング34および35と共に図示し
た従来の中空端部リベット23を表わしたもので、中心
線を境として上はすえ込み前を、下はすえ込み後を表わ
している。
dは必要なアツプャツトヘツドの体積を得るための凹所
の深さを表わしている。コアピンの支持体がなければ、
中空端部5″の座屈あるいは偏心成形が点線で示すよう
に容易におきてしまう。中心線より下に図示したように
、仮りにヘッド36が満足にすえ込まれたにしても、そ
れは内から支持されておらず、軸方向の力F2を受けて
内側に座屈し、Sの方向に容易にまがつてしまう。また
、力F1はシャンクを膨張させるようには伝えられない
。第5図は従来の中空端部リベット33を表わしたもの
で、中心線を境として上はすえ込み前を、下はすえ込み
後を表わしている。
厚さゐはすえ込み後ツールの表面37がリベットの表面
38と接触し、リベットシャンクを膨張させ得るように
選定されたものである。凹所の表面39はアップセット
ヘッド40の厚さに等しい量民だけ表面31よりも上に
ある。中空部分が中実シャンクの延長部分、距離頃以上
にわたつて押圧されると、点線41で図示したようにア
ップセットヘッドの割れが容易に生じてしまう。また、
すえ込み中、中空シャンク端部の座屈を防止する内部の
支持体はなaい。第6図は従来の中空端部リベット33
を表わしたもので、中心線を境として上はすえ込み前を
、下はすえ込み後を表わしている。
修正されたアツプセツトヘツドツーリング42は長さ民
のノーズ門部分43を有し、それはヘッドをすえ込んだ
後、表面44に接触し、シャンクを膨張させる働らきを
する。すえ込み中、中空端部のほんの部分的な支持がな
されるがここにおいてもまた、アップセットヘッドは内
的に支持されておらず、Sの方向)から軸方向の張力F
2を受けて容易にまがつてしまう。第7図は本発明の他
の態様を例示したもので、中心線を境として上はすえ込
み前を、下はすえ込み後を表わしている。
コアピン45の環状のみぞ46はすえ込まれた中空端部
の表面47をインタロックする手段を提供している。中
空端部の材質はみぞ内に入り込み、ロックを形成する。
第8図はすえ込み前の状態の突出ヘッド49を有する、
本発明のファスナーの突出型リベットヘッド48を例示
したものである,この型のものは第1図示のさらに頭型
ファスナーと同様に働らく。
第9〜11図は違うコアピン60と共に用いられた第1
図示のリベット1を表わしている。
このコアピンはその長さの部分に対しては円筒状の外表
面61を有し、残りの部分に対してはテーパ部分62を
有する。このテーパ部分は底部54から離れて対向して
いる。円状の接触面63にて終つている。円筒表面61
は、その中に保持されるように凹所の内側にぴつたりと
はめ込まれる。接触面64がコアピンの他端に形成され
ており、凹所の底部54に接するように意図されている
。第9図および11図示の種々の寸法表示に関しては後
述する。寸法線65は底部54の軸方向の位置を示して
いる。
寸法線66および67はそれぞれ最小および最大のグリ
ップ状態の各工作物の露出面、すなわち裏面68(第1
1図参照)の位置を示している。他の寸法表示は図面か
ら明らかであろう。第10および第11図は工作物(対
象物)9および10にコアピン60でもつて取付けたリ
ベット1を表わしている。工作物9および10の一部分
が第11図に図示されているが、これからこのアセンブ
リが第3図示のように意図されたものであることが理解
されるであろう。第11図のアップセットヘッド69は
本発明に関して、アップセットヘッドが形成される状態
をより完全に示したものである。それはたる状折れの結
果図示の如き折れ重なり70を生ぜしめ、外径Zのボタ
ン状ヘッドを提供することを表わしている。しかし、使
用される大きさによつては、すえ込みヘッド(すなわち
、たる状折れはなく圧縮によつて再成形された材質より
なる折れ曲げられていないヘッド)が、管状部分の長さ
、壁の厚さおよび直径によつて、第3図のとより厳密に
一致して成形されることが可能である。より短かく、そ
してより厚い壁の管状端部である程すえ込まれた端部を
形成しやすい。第11図示のヘッドは必要な限定ではな
いけれども、それが本発明のすべての実施態様において
達成されるものであることを提起しておく。
ヘッドの外面71がツールピース15の成形面21の表
面をなぞるようにアップセットヘッド69において、メ
タルの再形成の如き、ある程度のすえ込みがあることが
観察されるであろう。アップセットヘッドの端部はコア
ピンのテーパ部分をだき込み、ヘッドが成形された後、
コアピンが脱落する・のを防止している。また、この保
持は今まで論じられてきた如き、相互補強を提供してい
る。後で論じられる理由から、内方のツールピース13
は実質的なシャンクの膨張が望まれないときコアピンを
通して力が伝わるのを禁じている。また、実際上のコア
ピンとの接触は必要ではない。他の取付けのモードにお
いてはツールピース13は少なくともシャンクを膨張さ
せるために、アップセットヘッドの形成工程の最終部分
においてコアピンと接触し、該コアピンを通して力を及
ぼすように゛長軸73に沿つて軸方向に延長されていて
も良い。この場合は主として動きばめ取付けに対して使
用されている。内方のツールピース13のテーパ90(
第11図示)は円筒部分91と連接しているのが好まし
い。仮に何らの実質的なシャンクをすえ込む力がピース
13によつて及ぼされるべきではない場合においても円
筒部分91はリベットの軸に関連してツールを位置せし
めるようにリベットのすえ込み可能な部分の端部に配置
されている。テーパはコアピンに対して軸方向の力を加
えることなしにリベットが取付けられるときリベットの
端部との干渉を避けている。第12図および13図は他
の型のコアピンを表わしている。
第12図には円筒外面76、テーパ外面77および第2
のより小径の円筒外面78を有するコアピン75が図示
されている。表面76および77の機能は第11図示の
表面61および62の機能と同一である。附加的円筒面
78はヘッドが成形されている間、管状のすえ込み可能
な部分の末端部が内方に動くとき末端部に対して附加的
なガイドを提供する働らきをする。テーパ部分77は管
状のすえ込み可能な部分がつぶれるとき、もし支持され
ていないとした場合とるであろう通路に略々近接した部
分を示している。第12図示のコアピンの大きさはその
端部の大きさによつて選択されている。図示の如く小さ
な円錐状の突部79がコアピン75の一端部に形成され
ている。
本発明の二三の実施態様において、リベットがリバース
エクストルージヨンあるいはヒツテイング技術によつて
形成される場合、凹所を作るために使用されるパンチは
小さな抜きこう配を有する場合がしばしばある。コアピ
ンが底部54と全面にわたつて接触する必要はない。
しかし、もしも望むならばコアピン端部に底部の形状と
実質上同一な突部を設けても良い。第13図はテーパ表
面83を介して配置された1対の円筒表面81および8
2を有する他の形状のコアピン80をあられしている。
この構造と第12図示の構造との差は単に2つの円筒表
面の軸方向長さの間の違いでしかない。しかしこれは、
もしもコアピンをリベット内によりかたく保持したいと
望まれる場合には、小さい円筒表面82をだき込むよう
にテーパ付すえ込み可能な部分84を成形することによ
つて行なうことができる。その結果形成さたジヨグル8
5がコアピンを保持する。上記リベット方式の基準と用
途を考えるにあたり、次の4つの基本モードにつき考え
て見よう。
1シャンクの実質上の膨張なし。
初期のブレスばめ。2シャンクの実質上の膨張なし。
初期の正味のはめ合い、またはクリアランスはめ合い。
3シャンクの実質上の膨張。
初期のブレスば−め。4シャンクの実質上の膨張。
初期の正味のはめ合い、またはクリアランスはめ合い。
モード1および2においては締めしろを生み出すかある
いはすてに存在する締めしろを増大する一のに資するシ
ャンクの実質上の膨張は何らない。
このような構造は第11図示のツーリングを用いて完成
されるものであり、その場合、外側のツールピース15
のみがアップセットヘッドを形成するようにリベットに
作用を及ぼし、コアピンに対・しては中実シャンクの実
質上の膨張を生ぜしめる程充分な軸方向力は内側のツー
ルピースによつて何ら及ぼされない。勿論、直接的にコ
アピンに力は加えられないけれども、少なくとも幾らか
の力はシャンクへ伝えられるので例えツールによつてコ
アピンに直接的に及ぼされる縦方向圧縮力は何らないと
しても、力がヘッドをすえ込むために及ぼされる結果幾
らかのシャンクの膨張がおこるであろう。しかし、ヘッ
ドをすえ込むために使用される力によつて生ぜしめられ
る如きシャンクの膨張はさほど重要ではなく、ツーリン
グによつてコアピンに直接的に実質的なりを加えること
によつて生ぜしめられるシャンクの膨張に比して比較に
ノならない位小さい。モード3および4においては、中
実シャンクの実質上の膨張がある。
モード3においては、すえ込みリベットのシャンクと該
シャンクが取付けられねばならない穴の内壁面との間に
初期のブレス・ばめ(すなわち締めばめ)が既に形成さ
れている。モード4においては初期の正味のはめ合いも
しくはクリアランスはめ合いで始まつて、コアピンに及
ぼされる力によつて決まる量の干渉がおこる。シャンク
の膨張量は中実シャンクに加えられ”る力のレベルに殆
んどよることを観察して見よう。アップセットヘッドは
力がコアピンに及ぼされるときに実質上充分に形成され
る。膨張力はアップセットヘッドの形成の少なくとも終
末部分のときと同時にコアピンに及ぼされ、その結果、
シャンクが拡大せしめられ、幾分短かくせしめられるの
で外側のツールピースはそれに伴ない、堅密に締め付け
られた継手を生むようにアップセットヘッドを形成しつ
づける。第1表に記載された実施例において、リベット
とコアピンの大きさは根本的にモード1に関連している
構造をアップセットヘッドの形成に加えてシャンクの実
質上の膨張が望まれる使用法に適合させるために必要と
される如き小さな寸法修正をすることは当業者なら何ら
困難なく行なうことができる。上記4つのモードは重要
な便宜を提供する。モード1は自動ツーリングを用いて
容易に使用することができ、適当な大きさの穴を迅速に
ブレスばめすることができ、そしてシャンクの実質上の
膨張なしに適度の力でアップセットヘッドを形成するこ
とができる利点を有する。モード2は同様に役立つ。
リベットを穴の中に挿入するのが極めて容易であるので
、手動操作に対しては多分取扱いやすいであろう。しか
し、このモードは穴中のシャンクの最終の正味のはめ合
い、あるいはクリアランスはめ合いが許容し得る構造に
おいてのみ有用なるものである。このような取付けは沢
山ある。そしてこの実施態様におけるアップセットヘッ
ドの強度を考慮すれば、このモード実質的な応用は予想
され得る。モード4はリベットを被工作物の穴の中に容
易に挿入することができる正味のはめ合い、あるいはク
リアランスはめ合いで始めて、その後、シャンクの実質
上の膨張がおこり、その結果締めばめ継手となる。
モード1に対して必要とされる形成力は強いアップセッ
トヘッドを有する従来のアップセットリベットに対して
必要とされる形成力よりもかなり軽い。
例えば、モード1でもつてシャンクの直径に対するアッ
プセットヘッドの直径の比Z/D=1.3のアップセッ
トヘッドを形成するために、直径0.39688cfn
のチタン製リベットを組み付けるのに必要とされる圧縮
力は約2,721,55kgであることが見い出されて
いる。0.47625,0.635,0.79375お
よび0.9525c7r1のリベットに対する力はそれ
ぞれ3,628.74,6,803.89,9,979
.03および13,154.2k9でなる。
前記のモードとそれらの使用法の分析はリベットの材質
の単位せん断強度が被工作物の材質の単位せん断強度よ
りも大きいことが有利である継手の場合においてこのリ
ベットを有効に使用することができることを示している
よつて、このリベットの材質は高強度よりなると言われ
ている。実際上、特に気圏装置においてはリベットの材
質の強度は約2,812.28kg/d以上の単位せん
断強度でなければならない。しかし、大半の装置におい
ては6,327.63ないし7,030.70k9/C
lt台である。これらの強度は例えばアルミニウム構造
物において見いだされる強度以上である。適当な高強度
材質の例は次の通りである。 一.へ但し ・ベータCは4%MO,8%■,6%Cr,3%AI,
4%Zrl残りはTiの合金・ベータ■は11.5%M
O,4.5%Sn,6%Zr残り はTiの合金・A−
286は0.08%C,l.35%Mg,O.5%Sj
,l5%Cr,26%Ni,l.25%MO,2.O%
Ti,O.25%Al,O.3%V,残りはFeの合金
である。
勿論、他の材質がその代りに使用されても良く、上記は
単なる実施例であり、それに限定されるものではない。
コアピンはチタン合金よりなるリベットと共に使用でき
る適当な強度レベルに処理されたチタン合金6AL−4
Vよりなるのが良い。また、コアピンはスチール合金よ
りなるリベットと共に使用できる適当な強度レベルに処
理されたスチール合金A−286よりなるのが良い。リ
ベットの材質に関連してコアピンの材質を選択する基準
はコアピンの材質は少なくとも実質上リベットの材質の
強度と同程度である圧縮耐力強度を有しなければならな
いことである。
第1表の寸法は第9図示のリベットに対して与えられて
いる。
このようなリベットの構成材質として示唆される材質は
リベットに対しては、約6,327.63kgw/Cl
tの単位せん断強度のチタン合金8−8−2−3を、コ
アピンに対しては、より高強度レベルに処理された多分
約7,030.70k9w/Cltの同じチタン合金で
ある。
第1表における寸法はαて表わされている。
ダ゜ツシユラインは0.07938礪の倍数として表わ
される呼びリベットシャンク直径である。基準として種
々の比を用いる場合、次の範囲にわたつて適合すること
ができ、第1表にはその最適値が表わされている:E/
Dは約1.5以下であり、好ましくは約1.0ないし約
1.2E/Cは約1.7ないし約1.8 C/Dは約0.6ないし約0.7 F/Eは約0.4ないし約0.6 7F/Dは約0.45ないし約0.55 底部54は通常アップセットヘッドが支えている被工作
物の表面から0.19部d以上下にあつてはならない。
ダツシユNO.は工作物の寸法に応じた呼び名で、11
32インチ(0.07938c!n)ずつ径が増大する
ことを示す。Cはリベット末端の孔の内径、Dはリベッ
トの外径を示す。コアピンはリベットアセンブリが取付
け前に取扱われるとき脱落しないように凹所内に正味は
め合いあるいは軽く締めばめされている。第1表および
第9図において、寸法Xは最大グリップラインからの距
離(すなわち被工作物の表面と凹所の底部間)であり、
寸法Yは最小グリップラインからの距離である。E/D
..E/CおよびC/Dの比はリベットの機能に対して
重要である。
上記の如き比率にて作られていない本発明のリベットは
最適に機能せず、また度々全く機能しない。これらの比
率は使用されるリベットの材質如何によらない。これら
の比率はフルグリップレンジに対して許容し得るアップ
セットヘッドを形成するのに充分な体積の材質を提供す
ることに根本的に関連している。加えて、E/Dは約1
.5以下でなければならない。この寸法は適切なリベッ
トを得るのに非常に重要である。確立されている航空機
設計基準によれば、Z/Dは少なくとも約1.3でなけ
ればならない。
少なくともこの比率を提供しないアップセットヘッドは
一般に航空機工業において許容されない。リベットの通
常のそして確立されているグリップは約0.5DからΦ
である。コアピンの軸長を決める基準はその実質部分が
アップセットヘッドの内径を支えそしてそれによつてア
ップセットヘッドの回転を防止する程充分にコアピンが
長くなければならないことである。
すなわち、それは軸方向の分離力に対する制止を減少す
るであろう内側への折れを防止している。コアピンの接
触面が最初凹所の底部と全面接触していることは最上の
プラクチスであるがこれは必らずしも必要な限定ではな
い。コアピンは実質上少なくともリベット材質と同程度
はそれ以上に強い材質よりなるので、コアピンをそれと
マッチしない底部表面に押圧するとき、最小接触面積に
対して加えられる圧力はリベット材質のひずみを生ぜし
め、そしてその結果、より大きな接触がリベットとコア
ピン間に発達することが見いだされるであろう。
そして最後には2表面は全面接触する。それ故コアピン
上に第12図示の如き突起を有することも可能である。
シャンクが拡大されねばならないとき、技術はアップセ
ットヘッドの主要部をセットし、それと同時にコアピン
へ圧力を加え中実シャンクを膨張せしめることを終える
ことである。形成される干渉の量は単に加えられる端部
負荷の関数である。これは第1図ないし第3図に図示さ
れている技術である。相当量のシャンク膨張が必要とさ
れないならば、第11図示の技術が使用され、その場合
内側のツールはコアピンと接触しないように引き上げら
れ、外側のツールのみがリベットをセットするために加
えられる。しかし、管状の端部に相対的に外側のツール
部分の中心位置決めをする手段として内側のツール部分
を使用するとしばしば便利である。この場合ツールは内
側ツールが最初管状端部の最外側の部分によつてつつま
れているように修正されているが、しかし、しれは正し
いアップセット端部の形成を阻害しないようにつり合い
がとられて形成されている。図示した例はシャンクがせ
ん断軸受関係にある長さの主要部分に対しては中実に形
成されていることを示している。
これは突出ヘッドリベットを図示した第8図に最も明ら
かにされているが、しかしこのことはせん断荷重がヘッ
ドによつて実際上受けられるさら穴あるいはさら頭型リ
ベットにおいてもまた言えることである。以上、説明し
た如く、本発明龜よればリベットを高強度の材質より構
成することができ、高強度材質よりなるリベットを被工
作物を損傷することなしに比較的低強度の材質中に組み
付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はすえ込み成形前の状態にて図示したさら頭型フ
ァスナーをすえ込むためのツールを備えた本発明のさら
頭型ファスナー系の軸方向断面図。 第2図はすえ込み成形後の第1図示のファスナー系とツ
ールの断面図。第3図は厚さの異なるパネルの場合のす
え込み成形前後の第1図示のファスナーの断面図、第4
図はすえ込み成形の前後の従来の中空端リベットとその
すえ込み用ツールの断面図、第5図は中空端リベットと
そのすえ込み用ツールとを表わす他の断面図、第6図は
改良された従来のすえ込みツールを備えた中空端リベッ
トのすえ込み成形前後の断面図、第7図はすえ込み成形
前後にて表わ一した本発明のファスナー系を表わす他の
断面図、第8図は本発明に係る突出頭型ファスナー系の
断面図、第9図および第10図はそれぞれ寸法表示して
図示した本発明の好ましい実施態様の軸方向断面図と右
端面図。第11図はリベットを組み付けるツールを一諸
に備えた第9図示リベットの横方向断面図、第12図示
は代りのコアピン構成の側面図、第13図は他のコアピ
ンの実施態様を示す一部分軸方向断面図である。1・・
・・・・リベット、2・・・・・・コアピン、3a・・
・・・・中心軸、4・・・・・・ヘッド、5・・・・・
・管状のすえ込み可能な部分、3・・・・・・中実シャ
ンク、10・・・・・内側のツールピース、15・・・
・・・外側ツールピース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接合せんとする両被工作物にリベット穴を開口し、
    両被工作物をそれぞれのリベット穴を一致させて重ね合
    わせ、ヘッドと中心軸と中実シャンクと該ヘッドと反対
    側の端部に形成された管状のすえ込み可能な部分とより
    なるリベットと、前擬管状のすえ込み可能な部分によつ
    て画定された凹所内に配置されたコアピンとよりなるツ
    ーピースリベツトアセンブリを前記リベット穴中に挿入
    し、前記管状のすえ込み可能な部分に軸方向の力を加え
    てすえ込みアップセットヘッドを形成せしめることを特
    徴とする被工作物の接合方法。 2 接合せんとする両被工作物にリベット穴を開口し、
    両被工作物をそれぞれのリベット穴を一致させて重ね合
    わせ、ヘッドと中心軸と中実シャンクと該ヘッドと反対
    側の端部に形成された管状のすえ込み可能な部分とより
    なるリベットと前記管状のすえ込み可能な部分によつて
    画定された凹所内に配置されたコアピンとよりなるツー
    ピースリベツトアセンブリを前記リベット穴中に挿入し
    、前記管状のすえ込み可能な部分に軸方向の力を加えて
    すえ込みアップセットヘッドを形成せしめると同時に少
    なくともすえ込み工程の最終部分においてコアピンに軸
    方向の力を加えて中実シャンクを膨張せしめることを特
    徴とする被工作物の接合方法。 3 ヘッドと中心軸と中実シャンクと該ヘッドと反対側
    の端部に形成された管状のすえ込み可能な部分とよりな
    るリベットと、前記管状のすえ込み可能な部分によつて
    画定された凹所内に配置されたコアピンとよりなるツー
    ピースリベツトアセンブリの前記管状のすえ込み可能な
    部分をすえ込む取付け具であつて、前記すえ込み可能な
    部分に前方内方に圧縮力を及ぼす環状テーパ付面を有す
    る外側ツールピースと、前記ツールの中空部は嵌合し、
    かつ、前記すえ込み可能な部分の内側に嵌合し、前記ツ
    ールをリベットの中心に位置せしめている内側ツールピ
    ースと、ヘッド端部と外側ツールピースの端部に対し力
    を作用させる手段とよりなるツーリング。
JP49130912A 1974-06-19 1974-11-13 被工作物の接合方法およびツ−リング Expired JPS6043218B2 (ja)

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