JPS6042373Y2 - 車両の警報速度設定器 - Google Patents

車両の警報速度設定器

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JPS6042373Y2
JPS6042373Y2 JP11359580U JP11359580U JPS6042373Y2 JP S6042373 Y2 JPS6042373 Y2 JP S6042373Y2 JP 11359580 U JP11359580 U JP 11359580U JP 11359580 U JP11359580 U JP 11359580U JP S6042373 Y2 JPS6042373 Y2 JP S6042373Y2
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JP
Japan
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knob
alarm speed
switch
speed
alarm
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JP11359580U
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JPS5737460U (ja
Inventor
祥介 八橋
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の警報速度設定器に関するものであり、
その目的は、警報速度を任意に選択設定できて制限速度
の異なる場合に対処でき、さらに警報速度設定に関連す
る機器に対する制御もスイッチケースの大形化を来たさ
ずに行ない得る車両の警報速度設定器を提供するにある
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明する。
まず第1図において、1はケース半体2及び3から構成
されたプラスチック製のスイッチケースであり、その図
示右方のケース半体2から突設されたねじ筒4が車両た
る自動車のインストルメントパネル5に取付体6により
取付けられており、モしてねじ筒4の先端部はこのイン
ストルメント5より運転席側へ突出されている。
7は操作軸8を有するノブで、その操作軸8がねじ筒4
に軸心の周りに回動可能及び軸方向(矢印A方向及び反
矢印A方向)への移動可能に挿通されてスイッチケース
1に配設されている。
尚、操作軸8の先端部はスイッチケース1内に突出して
いる。
9はスイッチケース1の右方のケース半体2における径
小な筒部2a内に回動可能に配設された回動体で、これ
はノブ7の回動操作により回動される様になっている。
10は回動体9に猛威された凹部9aにばね11と共に
収納した鋼球であり、この鋼球10はこれが対向する筒
部2a内面に猛威された例えば1陥の節度凹部12と選
択的に係合される様になっており、この結果ノブ7の回
動に節度が付与される様になっている。
13は右方のケース半体2における上記筒部2aの開口
に配設された抜止め用の仕切板である。
14は符号化円板であり、これは右方のケース半体2に
おける径大な筒部2b内にノブ7の操作軸8と一体回動
する様に配設されており、この結果該符号化円板14は
ノブ7の回動操作によりIEa所の角度位置に回動調節
される様になっている。
そしてこの符号化円板14の左側面には第2図に示す如
く符号化用の導電部15が付設されている。
第3図における16乃至20はスイッチケース1の左方
のケース半体3の右側面に取着されたコンタクトであり
、これは板ばねにより猛威されたものである。
そしてこのコンタクト16乃至20の接点部16a乃至
20aは第2図に示す如く符号化円板14の左側面に自
身のばね力により接触し、さらにこのコンタクト16乃
至20は符号化円板14の回動調節によりこれの導電部
15と接触するものであり、これらコンタクト16乃至
20と導電部15とは符号化スイッチSW (第7図参
照)を構威し、コンタクト16とコンタクト17,18
,19及び20とは夫々単位スイッチSW□、SW2゜
SW3及び5W4(いずれも第7図参照)を構成する。
ここで、上記ノブ7は前述の鋼球10及び節度凹部12
による節度作用により第4図に示す15個所の角度位置
に節度回動されるものであり、図における角度O0位置
は設定警報速度が’30b/hヨを意味し、そして角度
312°位置までは矢印B方向の順+: ”35m/h
J、 ’40b/h J、−’95km/h、の設定
警報速度を意味しており、さらに最大回動角度位置たる
角度336°位置は’OFF。
を意味している。
この設定警報速度とコンタクト16乃至20の導電部1
5に対する接離状態との関係を第6図に示している。
尚、第6図において○印がコンタクト16乃至20の導
電部15に対する接触状態即ち単位スイッチSW1及至
SW4のオン状態を示している。
一方第5図に示す21乃至25はスイッチケース1の左
方のケース半体3に一体モールド成形により取着された
端子であり、夫々前記コンタクト16乃至20に電気的
に接続されている。
そしてこの端子21乃至25のうちコンタクト16に接
続された端子21は第1図に示す如くその端部21aが
左方のケース半体3における空所3a内に突出されてい
る。
第1図及び第5図に示す26は左方のケース半体3に一
体モールド成形により取着された端子で、これの端部2
6aは上記端子21の端部21aと対向して上記空所3
a内に突出されている。
第1図に示す27は左方のケース半体3の空所3a内に
左右方向に移動可能に設けられた移動体であり、該移動
体27はばね28により常時反矢印A方向に付勢されて
いて、前記ノブ7の操作軸8における空所3a内に突出
した先端部と当接している。
この結果ノブ7は常時反矢印A方向に付勢されている。
29は移動体27の細胴部27aにばね30と共に遊嵌
された接片であり、これは前記端子21及び26とで作
用スイッチ31を構成するものである。
尚、第1図においては接片29は端子21及び26に対
し離間した状態即ち作用スイッチ31はオフ状態にある
もので、ノブ7が矢印A方向へ押し操作されると該作用
スイッチ31は閉成作動する様になっている。
次に第6図及び第7図を参照して電気的構成について述
べる。
前記コンタクト16は端子21を介してライン瑞に接続
されており、このライン跪は適宜の投入スイッチを介し
て直流電源の正極(+)に接続される様になっている。
一方コンタクト17乃至20はラインL□乃至L4の一
端部に端子22乃至25を介して夫々接続されており、
又これらのラインL乃至L4の他端部はマイクロコンピ
ュータから成る制御回路32の一方の比較入力端子T□
に接続されている。
ここで単位スイッチSW□乃至SW4のオン・オフはノ
ブ7の回動操作により制御されるので、ノブ7を適宜回
動させて警報速度を選択設定すれば、その警報速度に対
応する単位スイッチがオンしてラインね乃至L4に選択
的に電流が流れることになり、以て符号化警報速度信号
Saとしてライン駿乃至L4に生ずることになる。
又、制御回路32におけるT2は他方の比較入力端子で
あり、これには自動車の実際の走行速度を検出する検出
装置(図示せず)から導出されたラインL□′乃至L4
′が接続されており、従ってこの他方の比較入力端子T
2には検出装置から第6図と同様に符号化された符号化
走行速度信号sbが比較入力信号としてライン輌′乃至
L4′を介して与えられる様になっている。
33は報知器たるブザーであり、これはラインらを介し
て制御回路32におけるブザー出力端子T8に接続され
ている。
そしてラインL5には、制御回路32が上記符号化警報
速度信号Sa (選択された警報速度)と符号化警報速
度信号sb(実際の走行速度)とを比較して両者が一致
したときにブザー信号Scが与えられる様になっていて
、このときブザー33が鳴動する。
制御回路32におけるT、は距離入力端子であり、これ
には自動車の走行距離を検出する距離検出装置(図示せ
ず)から導出されたラインhが接続されており、この距
離入力端子T4には距離検出装置から走行距離信号Sd
が与えられる様になっている。
一方前記作用スイッチ31は、その一方側の端子21が
既述の如くラインL。
に接続され、又他方側の端子26がラインL7を介して
制御回路32における割込入力端子T5に接続されてい
る。
そしてこの作用スイッチ31はノブ7の押し操作により
オン作動されるとラインレに電流が流れることになり、
以って制御信号SeとしてラインL7に生ずることにな
る。
34は警報速度設定に関連する機器としてのデジタル式
の表示装置で、これは制御回路32における距離表示出
力端子T6及び警報速度表示出力端子T7に夫々ライン
L8及びLを介して接続されている。
ここで制御回路32は、通常は距離表示出力端子T6か
ら走行距離信号Sdを記憶する記憶部からの距離表示信
号Sfを出腰一方作用スイッチ31がオンされて制御信
号Seを受けると距離表示信号Sfを出すことに代え前
記符号化警報速度信号Saに基づいて警報速度表示信号
Sgを警報速度表示出力端子T7から出力する様になっ
ており、この結果、表示装置34は、通常は距離表示信
号Sfを受けて走行距離を表示腰ノブ7の押し操作時に
は警報速度表示信号Sgを受けて、選択設定された警報
速度を表示する様になっている。
尚、この表示装置34及びブザー33は第1図には図示
しないがインストルメントパネル5に装着されている。
この様に本実施例によれば、ノブ7を回動操作すること
により任意に警報速度を選択設定し得て、自動車の走行
速度がその選択設定された警報速度になった時にブザー
33に警報音を発生させることができるものであり、従
って高速道路及びその他の一般道路において制限速度が
異なっても夫々その制限速度に応じて警報速度を設定で
き、実用上極めて便利である。
又、本実施例によれば、ノブ7を押し操作することによ
り作用スイッチ31を介し選択設定警報速度を表示装置
34に表示させることができ、よって必要時にその選択
設定警報速度を確認できる。
即ち本実施例によれば、ノブ7の回動操作にて警報速度
を選択設定でき、且つノブ7の押し操作にてこの警報速
度設定に関連する事柄(設定警報速度表示)も併せて行
ない得るという効果を奏する。
ところで、最近、ノブの回動操作により警報速度の設定
を任意に行なう設定器として、スイッチケース内に、ピ
ン状のコンタクトをホルダにより符号化円板に対向させ
て配設すると共にコイルばねにより該符号化円板方向へ
付勢せしめてこれに接触させる構成のものが考えられて
いる。
しかしこの様な構成ではコンタクト部分が軸方向に長く
なってしまう欠点があり、このため本実施例の如きノブ
の押し操作により作動されて警報速度設定に関連する機
器を作動させる作用スイッチを、これらコンタクト等と
共に同一スイッチケース内に収納配設しようとすると、
そのスイッチケースを軸方向にさらに大きくしなければ
ならない問題を生ずる。
さりとて、上記作用スイッチを別の部位に設ければ、そ
のスイッチ操作が警報速度設定操作とは別の部位で行な
われる様になるので、好ましくない。
その点本実施例によれば、コンタクト16乃至20を板
ばねにて形成して、自身のばね力により符号化円板14
に接触する様にしたので、別途ホルダやコイルばねを要
せず、よって該コンタクト16乃至20部分を軸方向に
薄くでき、従ってその分作用スイッチ31を収容するス
ペースを確保でき、斯くして、スイッチケース1を大き
くすることなく作用スイッチ31を収納配設できたので
ある。
さらにこの様に作用スイッチ31をコンタクト16乃至
20や符号化円板14等と共に同一・スイッチケース1
内に収容した本実施例によれば、警報速度設定に関する
機器(表示装置34)の制御操作を警報速度設定操作と
同じ操作部位にて行ない得、操作性の向上を図り得る。
尚、上記実施例では、警報速度設定に関連する機器とし
て、設定警報速度を表示する表示装置34を例示したが
、これに何ら限定されない。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば自動車に限らず車両全般
に適用し得る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形し
て実施し得ることは勿論である。
本考案は以上説明した様に、ノブの回動操作により警報
速度を任意に設定できて制限速度の異なる場合に対処で
き、さらに、この警報速度設定に関連する機器に対する
制御をノブの押し操作して行ない得て大いに便利ならし
め得、しかもこれをスイッチケースの大形化を来たすこ
となく実現できる車両の警報速度設定器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の縦断側
面図、第2図は第1図中■−■線拡大断面図、第3図は
第1図中■−■線拡大断面図、第4図はノブの回動角度
位置と警報速度との関係を表した図、第5図は第1図中
矢印V方向から見た図、第6図はコンタクトの接離関係
を示す図、第7図は電気的構成説明図である。 図中、1はスイッチケース、5はインストルメントパネ
ル、7はノブ、8は操作軸、14は符号化円板、15は
導電部、16乃至20はコンタクト、16a乃至20a
は接点部、29は接片、31は作用スイッチ、32は制
御回路、33はブザー(報知器)、34は表示装置(機
器)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチケースに回動操作及び軸方向への押し操作可能
    に設けられたノブと、前記ケース内に前記ノブの回動操
    作に′より複数の角度位置に回動調節される様に設けら
    れ符号化用の導電部を有する符号化円板と、前記スイッ
    チケース内に自身のばね力により前記符号化円板と接触
    する様に設けられ該符号化円板の回動調節によりその導
    電部と接離して符号化警報速度信号を発生する板ばね製
    の複数のコンタクトと、前記スイッチケース内に設けら
    れ前記ノブの押し操作により作動して警報速度設定に関
    連する機器を作動させる作用スイッチとを具備して成る
    車両の警報速度設定器。
JP11359580U 1980-08-09 1980-08-09 車両の警報速度設定器 Expired JPS6042373Y2 (ja)

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JPS5737460U JPS5737460U (ja) 1982-02-27
JPS6042373Y2 true JPS6042373Y2 (ja) 1985-12-26

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ID=29474607

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